JP2012240543A - 案内システム - Google Patents

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JP2012240543A JP2011112133A JP2011112133A JP2012240543A JP 2012240543 A JP2012240543 A JP 2012240543A JP 2011112133 A JP2011112133 A JP 2011112133A JP 2011112133 A JP2011112133 A JP 2011112133A JP 2012240543 A JP2012240543 A JP 2012240543A
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岳 横田
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Abstract

【課題】交通機関の施設を利用する利用者に対して、その状況に応じた適切な案内を行い得る、案内システムを提供する。
【解決手段】交通機関の施設において利用者が目的の交通手段を利用できるように案内する、案内システム10は、施設内に別々に配置される複数の案内表示装置2と、管理装置4とを備えている。各案内表示装置2は、利用者の目的の交通手段を特定する交通手段情報が記録された記録媒体11から、交通手段情報を読み取った場合に、交通手段情報と当該案内表示装置2の設置場所を特定する設置場所情報とを、管理装置4に送信する。管理装置4は、設置場所情報と交通手段情報とに基づいて、利用者への案内の元となる案内元情報を取得し、これを送信元の前記案内表示装置に送信する。送信元の案内表示装置2は、案内元情報に基づいて、案内情報を作成し、作成した案内情報を表示画面22aに表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、駅などの交通機関の施設において利用者を案内するための案内システムに関する。
従来から、例えば、新幹線、特急列車などでは、利用者が切符購入の際に座席指定を行えるようになっている。座席指定を行った場合、利用者に対しては、乗車する列車名、指定した座席の号車番号、及び座席番号などが印刷された座席指定券が発行される。
このような座席指定券では、指定された座席がどの列車の何号車のどの席であるかが示されているが、当該列車に乗車する際に、利用者が、どこのホームのどの位置から乗車すべきであるかは示されていない。この為、利用者は、座席指定券を所持していても、どこのホームのどの位置から乗車すれば良いのか戸惑ってしまうことがある。
例えば、複数のホームが設けられている駅では、各ホームに入線する列車を順に掲示板に表示することにより、各利用者に対して、乗車すべきホームの案内が行なわれている。しかし、利用者が、掲示板に乗車予定の列車が表示される前に駅構内に入場してしまった場合、利用者は、自分がどのホームで待っていれば良いか知ることができないため、迷ってしまうことになる。
また、ホームに様々な車両編成の列車が入線する場合、列車によって車両数、停車位置、指定席車両の位置等が異なることがあるが、この点からも、乗車する列車を待っている利用者は、どの位置から乗車すれば良いのか戸惑ってしまうことがある。更に、時間に余裕がない場合等においては、利用者は、乗車位置に戸惑った結果、乗車予定の列車に乗り遅れたり、誤って乗車予定でない列車に乗車してしまったり、する可能性がある。
従って、乗車する列車が入線するホームの番号、ホーム上での乗車位置、及び、停車中(予定)の列車が目的の列車か否か、といった点が、事前に分かっていれば、座席指定券を所持している利用者は、スムーズに列車に乗車することが出来るはずである。
また、現状では、座席指定券を所持している利用者が、駅員等に聞くことにより乗車ホーム、乗車位置、及び、乗車可否を認識している場合が多いが、駅員が個々の利用者に個別に対応するには限界があり、駅員の業務効率の低下及びサービスの低下の要因となり得る。
このような状況を鑑み、近年、座席指定券を所持する利用者に対して、乗車ホーム及び乗車位置などを案内するシステムが提案されている(例えば、特許文献1〜3参照)。具体的には、特許文献1は、利用者が乗車券をセットすると、乗車券に登録されている情報を読み取って、乗車ホーム及び乗車位置を検出し、これらを画面に表示する案内システムを開示している。
また、特許文献2は、利用者が、携帯端末によって、駅構内の複数箇所に設けられた情報コードラベルの情報を読み取ると、利用者が向かうべき方向(目的としている乗車ホーム及び乗車位置への方向)を携帯端末の画面に表示させる案内システムを開示している。
更に、特許文献3は、利用者の携帯端末に、列車情報、座席情報等を記憶させておき、間違った列車に乗車した場合、及び間違った座席に着席した場合に、携帯端末を介して利用者に警告を通知する、システムを開示している。
このように、特許文献1及び2に開示されたシステムによれば、駅構内の乗車位置までの経路案内表示が実現されるので、利用者は、乗車位置まで、戸惑うことなく、到達することができる。また、特許文献3に開示されたシステムによれば、誤乗車時には、自動的に、携帯端末を介して警告が出されるので、時間的に余裕がない場合でも、利用者は安心して列車に乗り込むことができる。
特開2003‐281574号公報 特開2007‐308007号公報 特開2007‐323123号公報
ところで、特許文献1及び2に開示されたシステムは、利用者を、目的とする乗車ホーム及び乗車位置へと案内することはできるが、ホームに停車している列車が目的の列車であるかどうかを判断することはできず、利用者が自分で判断する必要がある。従って、案内されたホームに列車が停車していない場合は、利用者は、次発の列車が乗車予定の列車であるかどうかは、次発の列車が到着するまで判定できず、利用者にとっては不便である。
また、特許文献3に開示されたシステムは、誤乗車であることを警告することはできるが、利用者に、本来乗車すべき列車が、いつ到着するのかを認識させることはできないため、この場合も、利用者にとっては不便である。
つまり、利用者が求める案内は、駅の改札を入ったときと、ホームに立ったときとのように、利用者の状況に応じて異なるが、特許文献1〜3に開示されたシステムでは、利用者の状況に応じた案内を行うことができないという問題がある。
本発明の目的の一例は、上記問題を解消し、交通機関の施設を利用する利用者に対して、その状況に応じた適切な案内を行い得る、案内システムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一側面における案内システムは、交通機関の施設において利用者が目的の交通手段を利用できるように案内するための、案内システムであって、
少なくとも前記施設内に別々に配置される複数の案内表示装置と、管理装置とを備え、
前記複数の案内表示装置ぞれぞれは、
前記利用者の目的の交通手段を特定する交通手段情報が記録された記録媒体から、前記交通手段情報を読み取った場合に、
読み取った前記交通手段情報と、当該案内表示装置の設置場所を特定する設置場所情報とを、前記管理装置に送信して、前記利用者への案内の元となる案内元情報の送信を要求し、
前記管理装置は、送信されてきた前記設置場所情報と前記交通手段情報とに基づいて、適合する前記案内元情報を取得し、取得した前記案内元情報を、送信元の前記案内表示装置に送信し、
前記送信元の前記案内表示装置は、前記案内元情報が送信されてきたときに、前記案内元情報に基づいて、前記利用者を案内するための案内情報を作成し、作成した前記案内情報を表示画面に表示する、
ことを特徴とする。
以上のように、本発明の案内システムによれば、交通機関の施設を利用する利用者に対して、その状況に応じた適切な案内を行うことができる。
図1は、本発明の実施の形態における案内システムの構成を示すブロック図である。 図2は、本発明の実施の形態において案内対象となる交通機関の施設の一例を概略的に示す斜視図である。 図3は、本発明の実施の形態における案内システムの動作を示すシーケンス図である。
(実施の形態)
以下、本発明の実施の形態における案内システムについて、図1〜図3を参照しながら説明する。
[システム構成]
最初に、本実施の形態における案内システムの構成について図1を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態における案内システムの構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施の形態における案内システム10は、交通機関の施設において利用者が目的の交通手段を利用できるように案内を行なうシステムである。案内システム10は、利用者に案内を提供する複数の案内表示装置2と、管理装置4とを備えている。案内表示装置2と管理装置4とは、ネットワーク3を介して接続されている。
複数の案内表示装置2それぞれは、少なくとも施設内に別々に配置される。また、各案内表示装置2は、ディスプレイ22と、情報読取部21と、問合せ処理部23と、表示処理部24とを備えている。なお、図1においては、各案内表示装置2は、一の案内表示装置2を除き、簡略化されて示されている。
情報読取部21は、交通手段情報が記録された記録媒体11から、交通手段情報を読み取り、読み取った交通手段情報を、問合せ処理部23に入力する。交通手段情報とは、利用者の目的の交通手段を特定する情報である。
問合せ処理部23は、情報読取部21によって交通手段情報が読み取られると、読み取られた交通手段情報と、案内表示装置2の設置場所を特定する設置場所情報とを、ネットワーク3を介して管理装置4に送信して、利用者への案内の元となる案内元情報の送信を要求する。
表示処理部24は、後述する管理装置4から案内元情報が送信されてくると、送信されてきた案内元情報に基づいて、利用者に案内を提供するための案内情報を作成し、作成した案内情報をディスプレイ22の表示画面22aに表示する。
管理装置4は、回答処理部41を備えている。回答処理部41は、上述した案内表示装置2から送信されてきた設置場所情報と交通手段情報とに基づいて、適合する案内元情報を取得し、取得した案内元情報を、ネットワーク3を介して、送信元の案内表示装置2に送信する。
このように、案内システム10においては、いずれかの案内表示装置2が交通手段情報を読み取ると、読み取りを行なった管理装置の設置場所に応じて、案内情報が作成される。つまり、案内システム10によれば、施設を利用する利用者の状況に応じて適切な案内を行なうことができる。
ここで、図1に加えて、図2を用いて、本実施の形態における案内システム10の構成を更に具体的に説明する。図2は、本発明の実施の形態において案内対象となる交通機関の施設の一例を概略的に示す斜視図である。
本実施の形態において、交通機関の施設としては、列車の駅(特には、鉄道ターミナル)、バスターミナル、船舶ターミナル、空港などが挙げられる。但し、以下においては、図2に示すように、交通機関の施設が列車の駅であるとして説明する。この場合、ネットワーク3は、駅を運営する鉄道会社の企業内ネットワークであり、交通手段情報は、利用者が乗車を予定している列車を特定する情報、例えば、発車日時、発車ホーム、号車番号、指定席の番号等である。
図2に示すように、交通機関の施設が列車の駅である場合は、案内表示装置2は、それぞれ、駅のホーム以外の場所(A)、駅のホーム(B)、及び列車(c)のいずれかに設置されているのが良い。ここで、設置場所の異なる各案内表示装置を、それぞれ2a〜2oとする。
図2に示すように、駅のホーム以外の場所(A)では、改札を入ったところに案内表示装置2aが設置され、各階段の登り口付近に案内表示装置2b及び2cが設置されている。また、ホーム(B)では、列車の各乗車口付近に、案内表示装置2d〜2iが設置されている。更に、列車(C)では、列車の出入口付近に、案内表示装置2j〜2oが設置されている。これらの設置場所は、利用者にとって利用し易い場所である。また、このような設置場所に案内表示装置2を設置すれば、必要最小限の案内表示装置2で最大限の効果を得ることができる。
また、本実施の形態では、交通手段情報が記録された記録媒体11として、RFIDタグを用い、案内表示装置2の情報読取部21として、RFIDリーダを用いることができる。また、このRFIDタグは、乗車券に搭載することができる。この場合、非接触による交通手段情報の読み取りが可能になるので、利用者は、案内表示装置2に設けられたRFIDリーダの情報読取面に、乗車券をかざすだけでよい。
本明細書でいう「乗車券」には、指定席が登録されている指定乗車券、更には指定座席のみが記載された座席指定券も含まれる。また、「乗車券」は、紙であっても良いし、更には、情報を記録可能なカード、記録媒体を備えた携帯端末であっても良い。RFIDタグの乗車券への搭載は、乗車券が紙である場合は、例えば、粘着材による貼付によって行なうことができる。但し、乗車券として、カード又は携帯端末が用いられる場合は、これらが備える記録媒体が記録媒体11として機能することになる。
本実施の形態では、管理装置4において、回答処理部41は、まず、送信されてきた設置場所情報に基づいて、送信元の案内表示装置2に送信すべき案内元情報の種類を判別する。例えば、送信元の案内表示装置2が、改札を入ったところの案内表示装置2a(図2参照)であるとすると、利用者から列車は見えないので、回答処理部41は、送信すべき案内元情報の種類を、「発車ホーム」及び「乗車位置」と判断する。
また、送信元の案内表示装置2が、ホーム上の案内表示装置2g(図2参照)であるとすると、利用者から列車は見えるので、回答処理部41は、送信すべき案内元情報の種類を、「発車ホーム」、「乗車位置」、「発車ホームから次に発車する列車」、及び「乗車予定の列車の到着予定時刻」と判断する。
更に、送信元の案内表示装置2が、列車内の案内表示装置2j(図2参照)であるとすると、利用者は列車に既に乗車しているので、回答処理部41は、送信すべき案内元情報の種類を、「号車番号」及び「指定席の座席番号」と判断する。
そして、回答処理部41は、判別結果と、送信されてきた交通手段情報とに基づいて、適合する案内元情報を取得する。具体的には、管理装置4は、駅における列車の運行情報を保持する運行情報データベース42を備えている。よって、回答処理部41は、判別結果と、送信されてきた交通手段情報とを検索条件として、運行情報データベース42に対して検索を行ない、これによって取得された情報を、案内元情報とする。
例えば、送信元の案内表示装置2が、改札を入ったところの案内表示装置2a(図2参照)であるとする。この場合、回答処理部41は、運行情報データベース42から、案内元情報として、利用者が乗車を予定している列車の発車ホームを特定する情報、及び利用者が乗車を予定している列車の乗車位置を特定する情報、等を取得する。
また、送信元の前記案内表示装置2が、ホーム上の案内表示装置2g(図2参照)であるとする。この場合、回答処理部41は、運行情報データベース42から、案内元情報として、利用者が乗車を予定している列車の発車ホームを特定する情報、利用者が乗車を予定している列車の乗車位置を特定する情報、発車ホームから次に発車する列車を特定する情報、利用者が乗車を予定している列車の到着予定時刻を特定する情報、等を取得する。
更に、送信元の案内表示装置2が、列車内の案内表示装置2j(図2参照)であるとする。この場合、回答処理部41は、運行情報データベース42から、案内元情報として、利用者が乗車を予定している列車の号車番号を特定する情報、及び利用者が予約している指定席の座席番号を特定する情報、等を取得する。
また、本実施の形態において、管理装置4は、サーバコンピュータにプログラムをインストールすることによって実現できる。この場合、サーバコンピュータのCPU(Central Processing Unit)が、回答処理部41として機能することになる。
更に、ホームに設置されている案内表示装置2では、表示処理部24は、ホームに列車が存在していない場合に、案内元情報に基づいて、ホームに次に到着する列車が、利用者が乗車を予定している列車であるかどうかを示す案内情報を作成することができる。この場合、ホームに列車が停車していなくても、利用者は、次発の列車が乗車予定の列車であるかどうかを判断することができる。
[システム動作]
次に、本発明の実施の形態における案内システム10の動作について図3を用いて説明する。図3は、本発明の実施の形態における案内システムの動作を示すシーケンス図である。以下の説明においては、適宜図1及び図2を参酌する。また、以下においては、交通手段情報が記録された記録媒体11として、RFIDタグが用いられ、案内表示装置2の情報読取部21として、RFIDリーダが用いられているとする。更に、RFIDタグは、乗車券に搭載されているとする。
[システム動作:案内表示装置が改札を入ったところに設置されている場合]
まず、駅のホーム以外の部分(A)の改札を入った利用者が、改札を入ったところに設置された案内表示装置2a(図2参照)において、そのRFIDリーダの情報読取面に、自身が所持する乗車券1を近づける。
これにより、図3に示すように、案内表示装置2aの情報読取部(RFIDリーダ)21は、乗車券1に搭載されている記録媒体(RFIDタグ)11との非接触通信を行い、記録媒体11に記録された交通手段情報を読み込む(ステップA1)。次に、情報読取部21は、読み取った交通手段情報を、問合せ処理部23に入力する(ステップA2)。
次に、案内表示装置2aにおいて、問合せ処理部23は、情報読取部21が読み取った交通手段情報と、当該案内表示装置2aの設置場所情報とを、ネットワーク3を経由して、管理装置4に送信する(ステップA3)。
次に、管理装置4において、回答処理部41は、案内表示装置2aから送信されてきた交通手段情報と設置場所情報とに基づいて、運行情報データベース42(図3において図示せず)から、適合する案内元情報を取得する(ステップA4)。
具体的には、ステップA4では、回答処理部41は、まず、案内表示装置2aから受信した設置場所情報に基づいて、返信する案内元情報の種類を判別する。例えば、回答処理部41は、「発車ホーム」及び「乗車位置」と判断する。続いて、回答処理部41は、得られた判別結果と交通手段情報とを用いて、運用情報データベース42を対象とした検索を行ない、利用者が乗車を予定している列車の「発車ホーム」を特定する情報と、利用者が乗車を予定している列車の「乗車位置」を特定する情報とを、案内元情報として取得する。
次に、回答処理部41は、運行情報データベース42から取得した案内元情報を、ネットワーク3を経由して、案内表示装置2aに返信する(ステップA5)。
次に、案内表示装置2aにおいて、表示処理部24は、管理装置4から返信されてきた案内元情報に基づいて、設置場所からホーム乗車口までの経路を示す案内情報を作成する(ステップA6)。続いて、表示処理部24は、作成した案内情報をディスプレイ22に入力して、作成した案内情報をディスプレイ22の表示画面22aに表示させる(ステップA7)。
具体的には、案内表示装置2aは改札を入った所に設置されているので、表示処理部24は、例えば、「向かって右手のエスカレータで10番ホームにお向かい下さい。」といった案内情報作成し、これをディスプレイ22の表示画面22aに表示させる。
また、案内表示装置2が階段の登り口付近に設置されている案内表示装置2b(または2c)であるならば、表示処理部24は、例えば、「この階段は7番・8番ホームの上り口です。貴方のご乗車になる列車のホームへは、右手の9・10番ホームへの階段をご利用下さい。」といった案内情報を作成し、これをディスプレイ22の表示画面22aに表示させる。
[システム動作:案内表示装置がホームに設置されている場合]
続いて、ホームまで上ってきた利用者が、ホーム(B)上の乗車口付近に設置された案内表示装置2g(図2参照)において、そのRFIDリーダの情報読取面に、自身が所持する乗車券1を近づける。
これにより、図3に示すように、案内表示装置2gの情報読取部(RFIDリーダ)21は、乗車券1に搭載されている記録媒体(RFIDタグ)11との非接触通信を行い、記録媒体11に記録された交通手段情報を読み込む(ステップB1)。次に、情報読取部21は、読み取った交通手段情報を、問合せ処理部23に入力する(ステップB2)。
次に、案内表示装置2gにおいて、問合せ処理部23は、情報読取部21が読み取った交通手段情報と、当該案内表示装置2gの設置場所情報とを、ネットワーク3を経由して、管理装置4に送信する(ステップB3)。
次に、管理装置4において、回答処理部41は、案内表示装置2gから送信されてきた交通手段情報と設置場所情報とに基づいて、運行情報データベース42(図3において図示せず)から、適合する案内元情報を取得する(ステップB4)。
具体的には、ステップB4も、上述したステップA4と同様に行なわれる。例えば、回答処理部41は、案内元情報の種類を、「発車ホーム」、「乗車位置」、「発車ホームから次に発車する列車」、「乗車予定の列車の到着予定時刻」と判断する。続いて、回答処理部41は、得られた判別結果と交通手段情報とを用いて、運用情報データベース42を対象とした検索を行なう。そして、回答処理部41は、案内元情報として、利用者が乗車を予定している列車の発車ホームを特定する情報、利用者が乗車を予定している列車の乗車位置を特定する情報、発車ホームから次に発車する列車を特定する情報、及び利用者が乗車を予定している列車の到着予定時刻を特定する情報、を取得する。
次に、回答処理部41は、運行情報データベース42から取得した案内元情報を、ネットワーク3を経由して、案内表示装置2gに返信する(ステップB5)。
次に、案内表示装置2gにおいて、表示処理部24は、管理装置4から返信された案内元情報に基づいて、案内情報を作成する(ステップB6)。続いて、表示処理部24は、作成した案内情報をディスプレイ22に入力して、作成した案内情報をディスプレイ22の表示画面22aに表示させる(ステップB7)。
例えば、利用者がいる場所が乗車予定の列車が発車するホームでない場合は、表示処理部24は、利用者が乗車を予定している列車の発車ホームを特定する情報に基づき、乗車予定の列車が発車するホームを示す案内情報を作成する。この場合の案内情報の具体例としては、「貴方のご乗車になる列車のホームは隣の5番ホームです。」が挙げられる。
また、乗車予定の列車が停車中の列車又は次発の列車である場合は、表示処理部24は、発車ホームから次に発車する列車を特定する情報、及び利用者が乗車を予定している列車の到着予定時刻を特定する情報に基づき、乗車可能であることを示す案内情報を作成する。この場合の案内情報の具体例としては、「貴方のご乗車になる列車は次にこのホームに到着予定です。」が挙げられる。
乗車予定の列車が停車中の列車又は次発の列車でない場合は、表示処理部24は、発車ホームから次に発車する列車を特定する情報、及び利用者が乗車を予定している列車の到着予定時刻を特定する情報に基づき、利用者の乗車予定の列車の到着予定時刻を示す案内情報を作成する。これにより、利用者は、本来乗車すべき列車がいつ到着するのか認識することができる。この場合の案内情報の具体例としては、「貴方のご乗車になる列車は、13時05分にこのホームに到着予定です。」が挙げられる。
また、このような、利用者の乗車予定の列車の到着予定時刻を示す案内情報が表示されると、ホームに列車が存在していない場合であっても、利用者は、案内情報から、次発の列車が乗車予定の列車か否かを認識することができる。従って、この案内情報は、「ホームに次に到着する列車が、利用者が乗車を予定している列車であるかどうかを示す」案内情報に相当する。
更に、利用者がいる場所が正しい乗車位置でない場合は、表示処理部24は、利用者が乗車を予定している列車の乗車位置を特定する情報に基づき、正しい乗車位置を示す案内情報を作成する。この場合の案内情報の具体例としては、「貴方の指定席は13号車です。乗車口はここから右に約100mです。」が挙げられる。
[システム動作:案内表示装置が列車に設置されている場合]
続いて、列車に乗り込んだ利用者が、列車(C)の車両内に設置された案内表示装置2j(図2参照)において、そのRFIDリーダの情報読取面に、自身が所持する乗車券1を近づける。
これにより、図3に示すように、案内表示装置2jの情報読取部(RFIDリーダ)21は、乗車券1に搭載されている記録媒体(RFIDタグ)11との非接触通信を行い、記録媒体11に記録された交通手段情報を読み込む(ステップC1)。次に、情報読取部21は、読み取った交通手段情報を、問合せ処理部23に入力する(ステップC2)。
次に、案内表示装置2jにおいて、問合せ処理部23は、情報読取部21が読み取った交通手段情報と、当該案内表示装置2aの設置場所情報とを、ネットワーク3を経由して、管理装置4に送信する(ステップC3)。
次に、管理装置4において、回答処理部41は、案内表示装置2jから送信されてきた交通手段情報と設置場所情報とに基づいて、運行情報データベース42(図3において図示せず)から、適合する案内元情報を取得する(ステップC4)。
具体的には、ステップC4も、上述したステップA4と同様に行なわれる。例えば、回答処理部41は、案内元情報の種類を、「号車番号」及び「指定席の座席番号」と判断する。続いて、回答処理部41は、得られた判別結果と交通手段情報とを用いて、運用情報データベース42を対象とした検索を行なう。そして、回答処理部41は、案内元情報として、利用者が乗車を予定している列車の号車番号を特定する情報、及び利用者が予約している指定席の座席番号を特定する情報、を取得する。
次に、回答処理部41は、運行情報データベース42から取得した案内元情報を、ネットワーク3を経由して、案内表示装置2jに返信する(ステップC5)。
次に、案内表示装置2jにおいて、表示処理部24は、管理装置4から返信されてきた案内元情報に基づいて、設置場所から指定席までの経路を示す案内情報を作成する(ステップC6)。続いて、表示処理部24は、作成した案内情報をディスプレイ22に入力して、作成した案内情報をディスプレイ22の表示画面22aに表示させる(ステップC7)。
具体的には、表示処理部24は、例えば、「貴方の指定席はこの車両の10列目E席です。」、「貴方の指定席は3号車です。矢印の方向に進んで2つ目の車両です。」といった案内情報を作成し、これらをディスプレイ22の表示画面22aに表示させる。
以上のように本実施の形態では、案内表示装置2は、交通機関の施設、例えば、駅において、ホーム、ホーム以外の場所、更には列車内といった複数箇所に配置されている。そして、利用者が案内表示装置2にアクセスすると、管理装置4は、案内表示装置2の設置場所毎に、その場所に応じた案内元情報を作成するので、案内表示装置2はその設置場所に応じた案内情報を作成することができる。このため、本実施の形態における案内システム10によれば、利用者の状況に応じた適切な案内を行なうことが可能となる。
例えば、ホーム以外の場所に設置された案内表示装置2による案内により、利用者は、「現在位置から乗車口までの経路」を認識することができ、迷うことなく、乗車予定の列車が発着するホームに到達できる。また、ホームの乗車口付近に設置された案内表示装置2による案内により、利用者は、「停車中又は次発の列車が乗車予定の列車か否か」を認識でき、誤乗車を回避できる。更に、列車に設置された案内表示装置2による案内により、利用者は、「現在位置から指定席までの経路」を認識することができ、迷うことなく指定席に着席できる。
以上のように、本発明によれば、交通機関の施設を利用する利用者に対して、その状況に応じた適切な案内、例えば、列車の乗車位置までの案内、乗車する列車が間違っていないかどうかの案内を行なうことができる。従って、本発明は、種々の交通機関の施設、例えば、列車の駅(特には、鉄道ターミナル)、バスターミナル、船舶ターミナル、空港等に有用である。
1 乗車券
2 案内表示装置
3 ネットワーク
4 管理装置
11 記録媒体
21 情報読取部
22 ディスプレイ
22a 表示画面
23 問合せ処理部
24 表示処理部
41 回答処理部
42 運行情報データベース

Claims (7)

  1. 交通機関の施設において利用者が目的の交通手段を利用できるように案内するための、案内システムであって、
    少なくとも前記施設内に別々に配置される複数の案内表示装置と、管理装置とを備え、
    前記複数の案内表示装置ぞれぞれは、
    前記利用者の目的の交通手段を特定する交通手段情報が記録された記録媒体から、前記交通手段情報を読み取った場合に、
    読み取った前記交通手段情報と、当該案内表示装置の設置場所を特定する設置場所情報とを、前記管理装置に送信して、前記利用者への案内の元となる案内元情報の送信を要求し、
    前記管理装置は、送信されてきた前記設置場所情報と前記交通手段情報とに基づいて、適合する前記案内元情報を取得し、取得した前記案内元情報を、送信元の前記案内表示装置に送信し、
    前記送信元の前記案内表示装置は、前記案内元情報が送信されてきたときに、前記案内元情報に基づいて、前記利用者を案内するための案内情報を作成し、作成した前記案内情報を表示画面に表示する、
    ことを特徴とする案内システム。
  2. 前記管理装置が、送信されてきた前記設置場所情報に基づいて、送信元の前記案内表示装置に送信すべき前記案内元情報の種類を判別し、そして、判別結果と、送信されてきた前記交通手段情報とに基づいて、適合する前記案内元情報を取得する、
    請求項1に記載の案内システム。
  3. 前記交通機関の施設が、列車の駅であり、前記交通手段情報が、前記利用者が乗車を予定している列車を特定している場合において、
    前記複数の案内表示装置が、前記駅のホーム、前記駅のホーム以外の場所、及び前記列車のいずれかに設置されており、
    前記管理装置が、前記駅における列車の運行情報を保持する運行情報データベースを備え、且つ、前記判別結果と、送信されてきた前記交通手段情報とを検索条件として、前記運行情報データベースに対して検索を行なって、前記案内元情報を取得する、請求項2に記載の案内システム。
  4. 送信元の前記案内表示装置が、前記駅のホーム以外の場所に設置されている場合に、
    前記管理装置が、前記運行情報データベースから、前記案内元情報として、前記利用者が乗車を予定している列車の発車ホームを特定する情報、及び前記利用者が乗車を予定している列車の乗車位置を特定する情報を取得する、
    請求項3に記載の案内システム。
  5. 送信元の前記案内表示装置が、前記駅のホームに設置されている場合に、
    前記管理装置が、前記運行情報データベースから、前記案内元情報として、前記利用者が乗車を予定している列車の発車ホームを特定する情報、前記利用者が乗車を予定している列車の乗車位置を特定する情報、前記発車ホームから次に発車する列車を特定する情報、前記利用者が乗車を予定している列車の到着予定時刻を特定する情報、を取得する、請求項3または4に記載の案内システム。
  6. 送信元の前記案内表示装置が、前記列車内に設置されている場合に、
    前記管理装置が、前記運行情報データベースから、前記案内元情報として、前記利用者が乗車を予定している列車の号車番号を特定する情報、及び前記利用者が予約している指定席の座席番号を特定する情報、を取得する、請求項3〜5のいずれかに記載の案内システム。
  7. 前記駅のホームに設置されている前記案内表示装置が、前記案内元情報に基づいて、前記ホームに次に到着する列車が、前記利用者が乗車を予定している列車であるかどうかを示す案内情報を作成し、これを表示画面に表示する、請求項5に記載の案内システム。
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