JP2012223027A - 無接点式の充電アダプタ - Google Patents

無接点式の充電アダプタ Download PDF

Info

Publication number
JP2012223027A
JP2012223027A JP2011088618A JP2011088618A JP2012223027A JP 2012223027 A JP2012223027 A JP 2012223027A JP 2011088618 A JP2011088618 A JP 2011088618A JP 2011088618 A JP2011088618 A JP 2011088618A JP 2012223027 A JP2012223027 A JP 2012223027A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
charging
power
projecting
case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2011088618A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoichi Toya
正一 遠矢
Yasunari Mizoguchi
康成 溝口
Hideyo Morita
秀世 森田
Hiroshi Yasuda
宏 安田
Sadao Minami
定男 南
Yuki Makita
祐樹 牧田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2011088618A priority Critical patent/JP2012223027A/ja
Publication of JP2012223027A publication Critical patent/JP2012223027A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)

Abstract

【課題】外形を小型化して持ち歩きと取り扱いを容易にする。
【解決手段】無接点式の充電アダプタは、円形の受電コイル15と、充電回路13を実装する回路基板14を外装ケース20に収納し、コネクタ30を先端に接続しているリード線11を外部に引き出している。外装ケース20は、円盤状の本体ケース部20Aの外周縁に突出部20Bを設けて、これらの境界に、コネクタ30を連結するコネクタ嵌着凹部23を設けている。コネクタ30はコネクタ嵌着凹部23に嵌着されるツマミ部33から突出する連結部34を有し、突出部20Bは連結部34が挿入される脱着凹部24を有する。充電アダプタは、コネクタ30の連結部34を、突出部20Bの脱着凹部24から外して電池内蔵機器80に接続して充電電力を供給し、コネクタ30の連結部34を電池内蔵機器80から引き抜き、突出部20Bの脱着凹部24に嵌着してコネクタ30を外装ケース20に連結する。
【選択図】図7

Description

本発明は、携帯電話等の電池駆動機器に収納される充電できる電池に対して、電磁誘導作用で電力を搬送して無接点又はワイヤレスで充電するための充電台に載置して、電力を受け取るための無接点式の充電アダプタに関する。
携帯電話や携帯音楽プレーヤ等のモバイル機器に代表される電池駆動機器は、携帯に便利なように、充電できる電池により駆動されるものが多い。このような電池駆動機器は、電池を素電池の状態で、あるいは電池パックの状態で収納している。電池駆動機器は、電池を収納する状態で充電器に接点を接続して充電される。一方で、このように接点を接続することなく、電磁誘導の作用を利用して充電台に内蔵された送電コイルから、受電コイルに対して電力を搬送して、電池を充電する充電台が開発されている(特許文献1参照)。
特許文献1は、充電台に、交流電源で励磁される送電コイルを内蔵し、この送電コイルに電磁結合される受電コイルを電池内蔵機器に設けて、受電コイルに誘導される電力で電池内蔵機器の電池を充電する。電池内蔵機器は、受電コイルに誘導される交流を整流し、これを電池に供給して充電する充電回路を内蔵している。この構造によると、充電台の上に電池内蔵機器を載せて、接点を接続することなく無接点な状態で電池を充電できる。
このような非接触、無接点による充電方式で電池を充電するには、電池内蔵機器を専用設計する必要がある。すなわち、電池内蔵機器に受電コイルを設けて、充電台から送られる電力で電池を充電する充電回路を備える必要がある。言い換えると、既存の携帯電話等には利用できないという問題があった。
これに対して、受電コイルなどの充電回路を設けた充電アダプタを用意し、充電アダプタで受けた電力を、電池内蔵機器である携帯電話等の充電端子に接続して充電するようにした構成が提案されている(特許文献2及び3参照)。
これ等の充電アダプタは、受電コイルとこの受電コイルに誘導される交流を直流に変換する充電回路をケースに内蔵している。特許文献2の充電アダプタは、図1と図2に示すように、携帯用電気機器180に接続するコネクタ130をケース120に設けている。このコネクタ130が携帯用電気機器180に接続されて、携帯用電気機器180の内蔵電池が充電される。この充電アダプタ110は、図2に示すように、先端にコネクタ130のあるリード線111を介して携帯用電気機器180に接続されて、携帯用電気機器180の内蔵電池を充電する。
この充電アダプタは、外観が大きくて嵩張るため、例えば携帯電話のストラップとして付加した場合に、持ち運びに差し支えるという問題があった。また、携帯電話等の充電端子に接続するためのコネクタが突出して、非使用時にはコネクタ部分が邪魔になったり、リード線が邪魔になる問題があった。
一方、特許文献3の充電アダプタは、図3と図4に示すように、コネクタ部分230をアダプタ本体220に脱着できるようにしている。この充電アダプタ210は、アダプタ本体220の外形を四角形とし、四隅の一部にUSBコネクタ230を脱着できるように連結している。この充電アダプタ210は、非使用時にはUSBコネクタ230をアダプタ本体220に装着して、アダプタ本体220の一部としてデザイン的に一体的に構成できる利点が得られる。
しかしながら、この充電アダプタも、全体が大きくて嵩張るという問題は依然として残る。また、外形を小さくする充電アダプタは、充電回路を実装する回路基板と、受電コイルとを積層してケースに収納しているから、この充電アダプタは受電コイルがケースの片面に配置される。この充電アダプタは、受電コイルを設けた面を、充電台の上面に載せる必要がある。反対面が充電台の上に載せられると、受電コイルが充電台の送電コイルから離れて効率よく充電できなくなるからである。しかしながら、図5のような形状では、充電アダプタを逆向きの姿勢で充電パッドに載置するおそれがあり、この場合は効率よく充電できなくなる問題があった。また、どちらの面を下向きにして充電台に載せても充電できるように、受電コイルを両面に設ける構成とすることもできるが、この場合は構成が複雑化してコストが高くなる上、外形が更に大型化するという問題もあった。さらに、充電アダプタは、ケースの中央に受電コイルを配置して、受電コイルの外側に充電回路を実装する回路基板を配置することで、いずれの面を充電台に載せても充電できる。しかしながら、この充電アダプタは、受電コイルの外側に回路基板を配置するので外形が相当に大きくなって、便利に持ち運びできなくなる。
特開2009−247194号公報 特開2004−350465号公報 米国意匠特許第D625721号明細書
本発明は、従来のこのような問題点を解決するためになされたものである。本発明の主な目的は、外形を小型化して持ち歩きを容易にし、取り扱い易くした無接点式の充電アダプタを提供することにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
本発明の無接点式の充電アダプタは、送電コイル95を内蔵して電磁誘導作用で電力を搬送して充電するための充電台90に載置して、電力を受け取り、充電電力を外部電気機器80に供給する。無接点式の充電アダプタは、送電コイル95と電磁結合可能な、外形を円形とした受電コイル15と、この受電コイル15に誘導される交流を直流の充電電力に変換して出力する充電回路13を実装する回路基板14と、受電コイル15と回路基板14とを積層する状態で収納している外装ケース20と、充電回路13に接続されて充電する電池内蔵機器80に接続されるコネクタ30を先端に接続している、外装ケース20から引き出されてなるリード線11とを備えている。外装ケース20は、外形を受電コイル15の円形に沿う円盤状とする本体ケース部20Aの外周縁の一部から、本体ケース部20Aと同一平面に突出する突出部20Bを設けて、突出部20Bと本体ケース部20Aの外周縁との境界に、本体ケース部20Aと同一平面に位置するようにコネクタ30を連結するコネクタ嵌着凹部23を設けている。コネクタ30は、コネクタ嵌着凹部23に嵌着される外形のツマミ部33と、このツマミ部33から突出して、電池内蔵機器80のコネクタ84に接続されて充電電力を供給する接点35を有する連結部34とを有する。外装ケース20の突出部20Bは、コネクタ嵌着凹部23を形成する内面に、コネクタ30の連結部34を挿入する脱着凹部24を設けており、コネクタ30は、ツマミ部33をコネクタ嵌着凹部23に配置する状態で、脱着凹部24に挿入される位置に連結部34を設けている。さらに、コネクタ30と外装ケース20は、ツマミ部33をコネクタ嵌着凹部23に配置する状態でコネクタ30を外装ケース20に連結する係止構造を有し、コネクタ30の連結部34が、外装ケース20の突出部20Bに設けている脱着凹部24から外されて、電池内蔵機器80のコネクタ84に接続されて電池内蔵機器80に充電電力を供給し、また、コネクタ30の連結部34が電池内蔵機器80のコネクタ84から引き抜かれて、突出部20Bの脱着凹部24に嵌着されて、コネクタ30を外装ケース20のコネクタ嵌着凹部23に連結する
以上の無接点式の充電アダプタは、外形を小型化して持ち歩きを容易にしながら、取り扱い易くできる特徴がある。それは、以上の充電アダプタが、外装ケースとして、外形を受電コイルの円形に沿う円盤状とする本体ケース部の外周縁の一部から、本体ケース部と同一平面に突出する突出部を設けて、突出部と本体ケース部の外周縁との境界に、本体ケース部と同一平面に位置するようにコネクタを連結するコネクタ嵌着凹部を設けており、コネクタが、コネクタ嵌着凹部に嵌着される外形のツマミ部から突出して、電池内蔵機器のコネクタに接続される連結部とを有すると共に、外装ケースの突出部には、コネクタの連結部を挿入する脱着凹部を設けているからである。このコネクタは、連結部を外装ケースの脱着凹部から外して、電池内蔵機器のコネクタに接続して電池内蔵機器に充電電力を供給し、また、コネクタの連結部を電池内蔵機器のコネクタから引き抜して、突出部の脱着凹部に嵌着して、コネクタを外装ケースのコネクタ嵌着凹部に便利に連結できるので、外形を小型化して便利に携帯しながら、極めて簡単に取り扱いできる。
本発明の無接点式の充電アダプタは、外装ケース20の突出部20Bが、その両側に、本体ケース20Aの円盤状の接線方向に向かって延長された第1突出面20Pと、第1突出面20Pと略平行に、円盤状である本体ケース部20Aの略中心から半径方向に延びる第2突出面20Qとを有し、第1突出面20Pと第2突出面20Qとを先端面20Rで連結して、突出部20Bを形成し、第2突出面20Qと本体ケース部20Aの外周とでコネクタ嵌着凹部23を形成して、第2突出面20Qにはコネクタ30の連結部34を挿入する脱着凹部24を設けることができる。さらに、コネクタ30のツマミ部33は、コネクタ嵌着凹部23に連結する状態で、本体ケース部20Aの円盤状の接線に沿って延長される第1コネクタ面30Pと、第2突出面20Qに沿う形状であって、連結部34を突出させてなる第2コネクタ面30Qと、突出部20Bの先端面20Rの延長線上に位置する第3コネクタ面30Rと、一端を第1コネクタ面30Pに、他端を第2コネクタ面30Qに連結して、本体ケース部20Aの円盤の円弧に沿う形状の第4コネクタ面30Sとを有することができる。この充電アダプタは、コネクタ30をコネクタ嵌着凹部23にセットする状態で、コネクタ30と突出部20Bとを円盤状の本体ケース部20Aから半径方向に突出するよう位置させることができる。
本発明の無接点式の充電アダプタは、コネクタ30をコネクタ嵌着凹部23に連結する状態で、突出部20Bの先端面20Rを第1突出面20Pと第2突出面20Qに対して直交する直線状とし、第3コネクタ面30Rと先端面20Rとを直線上に位置させることができる。
本発明の無接点式の充電アダプタは、コネクタ30をコネクタ嵌着凹部23に連結する状態で、突出部20Bの第1突出面20Pとコネクタ30の第1コネクタ面30Pとが互いに平行となるようにすることができる。
以上の充電アダプタは、コネクタ嵌着凹部にコネクタを連結する状態で、突出部とコネクタの横幅(W)を本体ケース部の直径(D)にほぼ等しくできる。このため、この充電アダプタは、突出部とコネクタとが円盤状の本体ケース部から一方に突出する形状としてコンパクトな外形にできる。
本発明の無接点式の充電アダプタは、外装ケース20の外周縁に沿って、リード線11を案内するガイド溝26を設けて、リード線11の一端を、突出部20Bの第1突出面20Pに設けたガイド溝26から外装ケース20の外部に引き出すと共に、リード線11の他端を、コネクタ30の第4コネクタ面30Sの途中からツマミ部33の外部に引き出すことができる。
本発明の無接点式の充電アダプタは、コネクタ30のツマミ部33を、外装ケース20よりも柔軟な軟質のプラスチック製とすることができる。
本発明の無接点式の充電アダプタは、円盤状である本体ケース部20Aが、内部に収納する受電コイル15を近接させた底プレート22Aを平面状とし、底プレート22Aと対向する上面プレート21Aを、ドーム状に湾曲させることができる。
以上の充電アダプタは、平坦な底プレート側を充電台に載置するようにし、逆に曲面状の上面プレート側を載置しようとすると不安定となることから、ユーザに対して平坦面側を充電台に載置するように促す効果が得られ、無接点式の充電アダプタの置き違いを回避できる。
本発明の無接点式の充電アダプタは、突出部20Bにストラップ用ホール28を開口し、ストラップ用ホール28の底プレート22Aに面する側の周囲を、底プレート22Aよりも低くなるように段差部22dを設けることができる。
以上の充電アダプタは、ストラップ用ホールにストラップの紐材が通された際に、紐材の厚さ分、浮き上がることを防止して、受電コイルと送電コイルとの電磁結合効率を高めることができる。
従来の充電アダプタの分解斜視図である。 図1に示す充電アダプタの使用状態を示す斜視図である。 従来の他の充電アダプタの分解斜視図である。 図2に示す充電アダプタの使用状態を示す斜視図である。 図4に示す充電アダプタの正面図である。 本発明の一実施にかかる無接点式の充電アダプタの斜視図である。 図6に示す充電アダプタからコネクタを外した状態を示す斜視図である。 図6に示す充電アダプタの平面図である。 図8に示す充電アダプタのIX−IX線断面図である。 図6に示す充電アダプタの分解斜視図である。 図10に示す充電アダプタを下側から見た分解斜視図である。 図8に示す充電アダプタの内部構造を示す平面図である。 図7に示す充電アダプタを充電台にセットする状態を示す分解斜視図である。 図13に示す充電アダプタを充電台にセットして電池内蔵機器の内蔵電池を充電する状態を示す斜視図である。 図14に示す充電台が充電アダプタを介して電池内蔵機器の内蔵電池を充電する状態を示す断面図である。 図15に示す充電アダプタと充電台と電池内蔵機器のブロック図である。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するための無接点式の充電アダプタを例示するものであって、本発明は無接点式の充電アダプタを以下のものに特定しない。さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲」および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
図6ないし図16に、本発明の一実施の形態に係る無接点式の充電アダプタを示す。充電アダプタ10は、充電台90に載せられて、充電台90からは無接点で電力を受け取り、受け取った電力をリード線11とコネクタ30を介して電池内蔵機器80に出力して、電池内蔵機器80に内蔵している内蔵電池81を充電する。
充電台90は、図13ないし図16に示すように、充電アダプタ10に磁気誘導作用で電力を供給する送電コイル95を内蔵している。充電アダプタ10は、この送電コイル95に電磁結合される受電コイル15と、この受電コイル15に誘導される交流を直流に変換して電池内蔵機器80に出力する充電回路13を内蔵している。
図13ないし図16に示す充電台90は、送電コイル95に交流電力を供給する交流電源93と、この交流電源93と送電コイル95とを内蔵する外装ケース92とを備えている。外装ケース92は、充電アダプタ10を脱着自在に載せる平面状の載せプレート96を上面に設けている。図13と図14の充電台90は、載せプレート96の外形を充電アダプタ10の外形よりも大きくしている。この充電台90は、充電アダプタ10を安定して載せプレート96の上にセットできる。充電台90は、載せプレート96の下面に送電コイル95を配置している。送電コイル95は、載せプレート96の下面に沿って移動するように配置している。この充電台90は、載せプレート96の上にセットされる充電アダプタ10の位置を検出して、充電アダプタ10の受電コイル15に接近するように送電コイル95を移動させる。この構造の充電台90は、充電アダプタ10をセットする位置を特定しない。載せプレート96のあらゆる位置にセットされる充電アダプタ10の受電コイル15に送電コイル95を接近させて効率よく磁気誘導作用で電力搬送できるからである。
送電コイル95は、載せプレート96の下に水平に配置できるように、渦巻き状に巻かれた平面状のコイルとしている。送電コイル95のインダクタンスは、交流電力の周波数により最適値に設定される。たとえば、供給される交流電力の周波数を100kHz〜500kHzとする送電コイルは、インダクタンスを数十μHないし数mHとする。ただし、充電台は、送電コイルに供給する交流電力の周波数をこの範囲には特定しない。送電コイルには、100kHzよりも低く、あるいは500kHzよりも高い周波数の交流電力を供給して、充電アダプタに磁気誘導作用で電力搬送できるからである。送電コイルのインダクタンスは、交流電力の周波数が高くなると小さく、周波数が低くなると大きくして、磁気誘導作用で効率よく受電コイルに電力搬送できる。
交流電源93は、入力される電力を送電コイル95に供給する周波数の交流に変換して出力する。交流電源93は、ACアダプタ99から直流が入力され、あるいはUSBコネクタなどのコネクタから直流が入力される。また、交流電源93は、交流の商用電源を入力して、これを送電コイル95に供給する周波数の交流に変換して出力することもできる。交流電源93は、入力される直流や交流を所定の周波数と電圧の交流に変換して、送電コイル95に出力する。ACアダプタ99やコネクタから直流電力を入力する交流電源93は、DC/ACインバータで直流を交流に変換して出力する。商用電源の交流を入力する交流電源は、交流を整流回路で直流に変換し、整流回路から出力される直流をDC/ACインバータで交流に変換して送電コイルに出力する。
交流電源93は、充電アダプタ10がセットされたことを検出し、あるいはユーザーが電源スイッチ(図示せず)をオンに切り換えて、送電コイル95に交流電力を出力する。充電アダプタ10を検出する交流電源93は、充電アダプタ10の検出回路(図示せず)を備えている。さらに、交流電源93は、充電アダプタ10を介して充電される電池内蔵機器80の内蔵電池81が満充電されたことを検出して、送電コイル95の交流電力の出力を停止する。交流電源93は、送電コイル95の電流変化を検出して、電池内蔵機器80の内蔵電池81の満充電を検出する。電池内蔵機器80の内蔵電池81が満充電されると、受電コイル15が無負荷となって受電コイル15の電流がほぼ遮断された状態となる。受電コイル15の電流がほぼ遮断されると、送電コイル95の電流も減少する。したがって、交流電源93は、送電コイル95の電流が設定値よりも小さくなったことを検出して、電池内蔵機器80の内蔵電池81が満充電されたことを検出できる。他にも、機器同士の通信などによって満充電を検出することもできる。
以上の充電台90は、充電アダプタ10の受電コイル15に接近するように送電コイル95を移動させて、送電コイル95から受電コイル15に電力搬送する。この充電台90は、送電コイル95から受電コイル15に効率よく電力搬送できる。ただ、充電台は、送電コイルを固定する構造とすることもできる。この充電台は、送電コイルをプラスチック製の載せプレートにインサート成形して固定することができる。送電コイルを載せプレートにインサート成形する充電台は、全体を薄くできる。また、送電コイルをしっかりと外装ケースに固定しながら、載せプレートの表面に接近するように送電コイルを配置して、受電コイルとの間隔を狭くして、効率よく交流電力を受電コイルに伝送できる。この充電台は、送電コイルに接近するように充電アダプタを載せ、あるいは送電コイルから広い領域に電力搬送する構造として、充電アダプタに電力搬送する。送電コイルを固定する外装ケースは、図示しないが、送電コイルの位置、いいかえると、充電アダプタをセットする位置を表示して、送電コイルから受電コイルに効率よく磁気誘導作用で電力を搬送する。この充電台は、充電アダプタを載せる位置を示すセット位置を図形等で表示して、充電アダプタを正常なセット位置に配置することができる。この充電台は、図形に合わせて充電アダプタをセットして、正常なセット位置に配置できる。
充電アダプタ10は、図13ないし図16に示すように、外装ケース20に、送電コイル95に電磁結合される受電コイル15と、この受電コイル15に誘導される交流を直流に変換して出力する充電回路13を実装する回路基板14とを積層する状態で内蔵している。さらに、充電アダプタ10は、充電回路13に接続されて先端にコネクタ30を接続しているリード線11とを備えており、このリード線11を外装ケース20の外部に引き出している。充電アダプタ10は、充電台90に載せられる状態でリード線11の先端のコネクタ30を電池内蔵機器80に接続する。この状態で、受電コイル15に交流を誘導し、誘導される交流を充電回路13で直流に変換し、直流をリード線11とコネクタ30を介して電池内蔵機器80に供給して、電池内蔵機器80の内蔵電池81を充電する。
受電コイル15は、線材を平面に渦巻き状に巻いた平面コイルである。この平面コイルの受電コイル15は、渦巻きを1層又は複数層に巻いて、全体の形状を円板状として外形を円形としている。
回路基板14は、図9ないし図11に示すように、受電コイル15に積層するように配設されて、回路基板14と受電コイル15との間には、シールドプレート16を配置している。シールドプレート16は、受電コイル15に誘導される交流磁界から回路基板14をシールドする。さらに、シールドプレート16と回路基板14との間に絶縁シート17を積層して、受電コイル15、シールドプレート16、絶縁シート17、回路基板14を積層して外装ケース20に収納している。
回路基板14は、受電コイル15に誘導される交流を直流に変換して出力する充電回路13を実装している。充電回路13は、図16に示すように、受電コイル15に誘導される交流を整流して直流に変換する整流回路41と、この整流回路41で整流された脈流を平滑化する平滑回路42の平滑コンデンサー42Aとを備えている。さらに、充電回路13は、平滑回路42から出力される直流を一定の電圧に安定化する安定化回路を内蔵し、また、出力電流を一定の電流に制御する定電流回路を内蔵する、定電圧・定電流回路43を内蔵することで、電池内蔵機器80の内蔵電池81を安定して充電できる。受電コイル15やシールドプレート16に積層している回路基板14は、図9において、上面に電子部品18を実装して、回路基板14の上方に設けている外装ケース20の中空部29に放熱するようにしている。
回路基板14は、図10ないし図12に示すように、外形を円形とする受電コイル15の外形に沿う円形の一部に、後述する外装ケース20の突出部20Bの内部に突出する嵌着部14Aを突出させている外形で、円形の中心には貫通孔14aを設けている。この貫通孔14aは、外装ケース20の底プレート22Aに一体的に成形して設けているセンター軸22aが挿入される。センター軸22aは、図9の断面図に示すように、底プレート22Aから垂直に突出するように設けられて、その下部には、回路基板14を載せる載せ台部22bを設けている。載せ台部22bは、貫通孔14aの外形よりも太く、この上に回路基板14を載せて定位置に配置している。さらに、外装ケース20の上面プレート21Aは、センター軸22aを挿入する位置にセンター筒21aを一体的に成形して設けている。センター筒21aは、内形をセンター軸22aの先端の外形にほぼ等しくして、センター軸22aを挿入できるようにし、かつ、その外形を回路基板14の貫通孔14aよりも大きくして、回路基板14の上面を押圧している。この構造の外装ケース20は、センター軸22aの載せ台部22bとセンター筒21aとで回路基板14を両面から挟着して定位置に配置する。さらに、図9の外装ケース20は、回路基板14の外形に沿う周壁21B,22Bを設けており、この周壁21B、22Bの内側に回路基板14を配置して、定位置に配置している。
リード線11は、一端を回路基板14に接続している。外装ケース20は、図10と図12に示すように、底プレート22Aの外周に一体的に成形している周壁22Bに、リード線11を案内するガイド隙間25を設けている。ガイド隙間25は、U曲部25Aを連結しているジグザグ状で、一端を周壁22Bの外部に、他端を周壁22Bの内部に開口して、回路基板14に接続しているリード線11を周壁22Bの外部に、すなわち外装ケース20の外部に引き出している。ガイド隙間25は、周壁22Bの外部に引き出される部分に湾曲部22cを設けて、リード線11を湾曲させる状態で周壁22Bの外側に沿うように引き出している。
さらに、外装ケース20の外部に引き出されたリード線11は、外装ケース20の周壁22Bに設けているガイド溝26に案内される。したがって、ガイド溝26の一端は湾曲部22cを介してジグザグ状のガイド隙間25に連結している。リード線11は、その全長を、コネクタ30を外装ケース20に連結する状態で、周壁22Bから外部にはみ出すことなく、ガイド溝26に案内できる長さとしている。
さらに、図7、及び図9ないし図12に示すリード線11は、フラットケーブル11Aとしている。また、ガイド溝26は、このフラットケーブル11Aを案内する断面形状の溝形としている。フラットケーブル11Aであるリード線11は、図9と図12に示すように、フラット面11aをガイド溝26の底面である外装ケース20の周壁22Bの表面に対向させる姿勢としてガイド溝26に配置している。このリード線11は、外装ケース20の周壁22Bの外周面にフラット面11aが沿う状態で外装ケース20に巻き付けられてガイド溝26に収納される。ガイド溝26は、図9に示すように、断面形状を略コ字状とする溝形で、その開口幅(H)をフラットケーブル11Aの幅(d)にほぼ等しくし、あるいはやや大きくして、その内部にフラットケーブル11Aをスムーズに案内できるようにしている。さらに、ガイド溝26は、その深さ(M)を、フラットケーブル11Aの厚さ(t)よりも深くして、フラットケーブル11Aをガイド溝26に収納する状態で、フラットケーブル11Aがガイド溝26からはみ出さないようにしている。このフラットケーブル11Aは、幅(d)を約3mmとし、厚さ(t)を約1mmとしている。さらに、外装ケース20は、このフラットケーブル11Aを収納するガイド溝26の開口幅(H)を3.1mm〜3.2mmとし、深さ(M)を1.1mm〜1.2mmとしている。このように、リード線11をフラットケーブル11Aとし、フラット面11aをガイド溝26の底面である外装ケース20の周壁22Bに沿って巻き付けながら収納する構造は、リード線を太くすることなく、また、ガイド溝を深く成形することなくリード線を外装ケースの外周に沿って収納できる。したがって、外装ケースの外形を大きくすることなく、外装ケースの外周に沿ってガイド溝を設けて、リード線をコンパクトに収納できる。さらに、フラットケーブル11Aであるリード線11は、経時的に撚りや捻れが生じるのを有効に防止できるので、長期間にわたって正しい姿勢でガイド溝26に案内しながら、先端に設けたコネクタ30を常に正しい姿勢で外装ケースに連結できる特徴がある。
リード線11の先端に連結しているコネクタ30は、電池内蔵機器80のコネクタ84に脱着できるように接続されるUSBコネクタである。USBコネクタは、携帯用電気機器を含む、種々の電池内蔵機器80に接続されて、内蔵している内蔵電池81を充電できる。ただし、コネクタは必ずしもUSBコネクタとする必要はなく、電池内蔵機器のコネクタに接続できる種々の形状とすることができる。
図7と図12のコネクタ30は、ツマミ部33から連結部34を突出させる形状としている。ツマミ部33は、外装ケース20のコネクタ嵌着凹部23に嵌着して連結される外形であって、外装ケース20よりも柔軟なプラスチックで成形している。連結部34は、電池内蔵機器80のコネクタ84に接続されて充電電力を供給する接点35を備えている。
外装ケース20は、その外形を、図6ないし図8に示すように、受電コイル15の円形に沿う円盤状(=厚みのある円形板状)とする本体ケース部20Aの外周縁の一部から、本体ケース部20Aと同一平面に突出する突出部20Bを設けて、突出部20Bと本体ケース部20Aの外周縁との境界に、本体ケース部20Aと同一平面に位置するようにコネクタ30を連結するコネクタ嵌着凹部23を設けている。
外装ケース20は、底プレート22Aに周壁22Bを一体的に成形している下ケース22と、上面プレート21Aに周壁21Bを一体的に成形している上ケース21とからなり、上ケース21と下ケース22とを周壁21B、22Bで連結して、内部に受電コイル15や回路基板14を内蔵させる収納スペースを設けている。上ケース21と下ケース22とを連結している外装ケース20は、上ケース21の上面プレート21Aと、下ケース22の底プレート22Aとに、円形の本体ケース部20Aから突出して突出部20Bを形成する突出領域21C、22Cを設けている。
下ケース22は、図9に示すように、下面の底プレート22Aを平面状として、充電台90の載せプレート96に沿う形状としている。この底プレート22Aの上面に接近するように、平面コイルの受電コイル15を配置している。この構造は、受電コイル15を送電コイル95に接近できる。上ケース21は、上面プレート21Aの本体ケース部20Aを、中央凸に湾曲するアーチ状として、上面プレート21Aと回路基板14との間に、放熱用の空隙である中空部29を設けている。底プレート22Aを平面状として、上面プレート21Aを湾曲するアーチ状とする外装ケース20は、ユーザーが裏表を正確に判断できる。このため、ユーザーは、平面状の底プレート22Aを充電台90に載せ、受電コイル15を送電コイル95に接近して、電池内蔵機器80を効率よく充電できる。
図10と図11の外装ケース20は、上ケース21と下ケース22の周壁21B、222Bを連結して本体ケース部20Aから突出する突出部20Bを設けている。突出部20Bは、底プレート22Aの突出領域22Cと上面プレート21Aの突出領域21Cとを周囲の周壁22B、21Bで連結して、内部に回路基板14の一部である嵌着部14Aやリード線11を内蔵している。底プレート22Aは、全体を平面状として、本体ケース部20Aから突出領域22Cを設けており、上面プレート21Aは、アーチ状の本体ケース部20Aから平面状に突出して突出領域21Cを設けている。上面プレート21Aと底プレート22Aの突出領域21C、22Cは互いに平行な面内にあって、突出部20Bの厚さをコネクタ30のツマミ部33の厚さに等しくしている。
図8、図10、及び図11の外装ケース20は、突出部20Bの両側に、本体ケース部20Aの円盤状の接線方向に向かって延長された第1突出面20Pと、第1突出面20Pと略平行に、円盤状である本体ケース部20Aの略中心から半径方向に延びる第2突出面20Qとを設け、第1突出面20Pと第2突出面20Qを先端面20Rで連結して、突出部20Bを形成している。第1突出面20Pと第2突出面20Qと先端面20Rは、突出領域21C、22Cの外周に沿って設けている周壁21B、22Bで構成されて、その内側に、回路基板14やリード線11を配置している。この外装ケース20は、第2突出面20Qと本体ケース部20Aの外周とで、コネクタ嵌着凹部23を形成して、第2突出面20Qの周壁21B、22Bには、コネクタ30の連結部34を挿入する脱着凹部24を設けている。図8の外装ケース20は、突出部20Bの先端面20Rを、第1突出面20Pと第2突出面20Qに対して直交する直線状としている。さらに、図7と図8の外装ケース20は、突出部20Bの第2突出面20Qにコネクタ嵌着凹部23を設けて、コネクタ嵌着凹部23を形成している突出部20Bの内面に、コネクタ30の連結部34を挿入するための脱着凹部24を設けている。
コネクタ30は、ツマミ部33をコネクタ嵌着凹部23に嵌着する状態で、連結部34を脱着凹部24に挿入できる位置に連結部34を設けている。このコネクタ30のツマミ部33は、コネクタ嵌着凹部23に連結された状態で、本体ケース部20Aの円盤状の接線に沿って延長される第1コネクタ面30Pと、外装ケース20の第2突出面20Qに沿う形状であって、連結部34を突出するように設けている第2コネクタ面30Qと、突出部20Bの先端面20Rの延長線上に位置する第3コネクタ面30Rと、一端を第1コネクタ面30Pに、他端を第2コネクタ面30Qに連結して、本体ケース部20Aの円盤の円弧に沿う形状としている第4コネクタ面30Sとを有し、コネクタ30のツマミ部33がコネクタ嵌着凹部23にセットされる状態で、コネクタ30と突出部20Bとが円盤状の本体ケース部20Aから半径方向に突出するようしている。
図7の充電アダプタ10は、コネクタ30のツマミ部33の第1コネクタ面30Pと、外装ケース20突出部20Bの第1突出面20Pの両方を、円盤状の本体ケース部20Aの接線方向に延びる形状とし、さらに、第1コネクタ面30Pと第1突出面20Pとを互いに平行とする。この充電アダプタ10は、コネクタ嵌着凹部23にコネクタ30を連結する状態で、突出部20Bとコネクタ30の横幅(W)が本体ケース部20Aの直径(D)にほぼ等しくなる。したがって、突出部20Bとコネクタ30とを本体ケース部20Aの円盤から一方に突出させる形状となる。さらに、図8の充電アダプタ10は、突出部20Bの先端面20Rを、第1突出面20Pと第2突出面20Qに対して直交する形状とし、さらに、コネクタ30の第3コネクタ面30Rと突出部20Bの先端面20Rとを直線状とするので、コネクタ30を突出部20Bの先端面20Rから突出させることなく連結できる。さらに、図8の充電アダプタ10は、突出部20Bとコネクタ30とを線対称な相似形としている。この充電台90は、コネクタ30のツマミ部33を大きくして、ユーザーがツマミ部33を掴んで、コネクタ嵌着凹部23に連結し、あるいはコネクタ嵌着凹部23から外して電池内蔵機器80に便利に脱着できる。
以上の充電アダプタ10は、外装ケース20とコネクタ30を以下の寸法としている。外装ケース20は、図8と図9に示すように、本体ケース部20Aを、直径(D)が約38mmである円形の円盤状として、外径を約30mmとする受電コイル15を収納すると共に、この本体ケース部20Aの外周縁の厚さ(T1)を約7mm、ドーム状である中央部の厚さ(T2)を約9mmとしている。さらに、外装ケース20は、この本体ケース部20Aの外周縁から突出する突出部20Bの突出量(A)を約10mmとして、縦方向の全長(L)を約48mmとしている。すなわち、外装ケース20の突出部20Bは、第1突出面20Pの横幅を約24mm、第2突出面20Qの横幅を約10mm、先端面20Rの横幅を約19mmとし、さらに、厚さを約7mmとする形状として、本体ケース部20Aの外周縁から突出する形状に一体成形している。さらに、コネクタ30は、図8に示すように、第1コネクタ面30Pの横幅(B)を約20mmとし、第2突出面20Qの横幅を、突出部20Bの突出量(A)に等しくして約10mmとし、第3コネクタ面30Rの横幅(C)を約19mmとし、さらに、厚さを約7mmとする形状として、外装ケース20の突出部20Bとほぼ等しい外形としている。以上の充電アダプタ10は、全体の外形を40mm×50mm×10mmよりも小さくして、コンパクトに持ち運びできる。ただ、充電アダプタは、本体ケース部の直径(D)を30〜50mmとし、突出部の突出量(A)を8mm〜25mmとして、外装ケースの全長(L)を38mm〜75mm、厚さを5mm〜15mmとし、さらに、コネクタを、この外装ケースのコネクタ脱着凹部に脱着できる外形とすることもできる。
コネクタ30のツマミ部33は、外装ケース20を成形しているプラスチックよりも軟質なプラスチックで成形している。さらに、コネクタ30は、図7と図12に示すように、ツマミ部33の第4コネクタ面30Sの途中からリード線11をツマミ部33の外部に引き出している。リード線11は、第4コネクタ面30Sの中央部と、第4コネクタ面30Sと第1コネクタ面30Pとのコーナー部との間から、第4コネクタ面30Sに沿うようにして、ツマミ部33の外部に引き出している。このコネクタ30は、図7と図12の矢印Aで示すように、リード線11が第1コネクタ面30Pと第4コネクタ面30Sとのコーナー部30Tで曲げられるように引っ掛けて引っ張られる状態で、コーナー部30Tが、矢印Aで示す方向に弾性変形して、リード線11の断線を防止できる。弾性変形するコーナー部30Tが、リード線11の引っ張りの衝撃を緩和するからである。
コネクタ30は係止構造で外装ケース20のコネクタ嵌着凹部23に連結される。係止構造を実現するために、図7と図12のコネクタ30は、第4コネクタ面30Sから突出するように、係止凸条37を一体的に成形して設けている。この係止凸条37を係止状態で案内できる係止凹部27を、外装ケース20の外周面である周壁21B、22Bに設けている。このコネクタ30は、係止凸条37を係止凹部27に挿入して、脱落しないように、外装ケース20に連結される。
図に示すコネクタ30のツマミ部33は、外装ケース20を成形しているプラスチックよりも軟質のプラスチックで成形しているので、係止凸条37も軟質のプラスチックで一体的に成形して設けている。軟質なプラスチックで成形される係止凸条37は、その外形を係止凹部27の内形にほぼ等しくし、あるいはわずかに大きくしても、これを弾性変形しながら係止凹部27に嵌入して外れにくく連結できる。ただ、係止凸条は係止凹部よりも多少小さくすることもできる。また、外装ケース20は、コネクタ30の係止凸条37を案内する係止凹部27を外周縁に沿って設けている。この係止凹部27は、リード線11を案内するガイド溝26に沿う溝状としている。図7と図12に示す係止凹部27は、ガイド溝26よりも深く成形しており、ここに嵌入され係止凸条37を確実に保持できるようにしている。
さらに、コネクタ30は、嵌着凹部24に挿入される連結部34によっても係止構造で外装ケース20に連結される。すなわち、コネクタ30は、図12の矢印Bで示すように、本体ケース部20Aのコネクタ嵌着凹部23側に形成される係止凹部27に係止凸条37を案内しながら、矢印Cで示すように、突出部20Bに形成される脱着凹部24に連結部34が挿入されて、コネクタ嵌着凹部23に係止構造で連結される。したがって、外装ケース20は、突出部20Bに設ける脱着凹部24の内形をコネクタ30の外形に沿う形状として、連結部34を圧入しながら連結して外れにくくすることができる。図12に示す脱着凹部24は、連結部34の外周面を押圧する押圧凸部24aを内面から突出して設けており、連結部34を外れにくくしている。ただ、脱着凹部は、連結部を嵌入する筒状に成形することもできる。
さらに、図に示す外装ケース20は、突出部20Bを貫通するストラップ用ホール28を設けている。このストラップ用ホール28は、図6の鎖線で示すように、紐材19Aであるストラップ19を挿通して連結される。ストラップ19を連結してなる充電アダプタ10は、ストラップ19を介して電池内蔵機器80に連結して、電池内蔵機器80と一緒に便利に携帯できる。図11に示す外装ケース20は、ストラップ用ホール28の開口縁部であって、底プレート22Aに面する側の周囲を、底プレート22Aよりも低くなるように段差部22dを設けている。この段差部22dは、突出部20Aの外周縁まで延長しており、この段差部22dに配置されるストラップ19である紐材19Aが、底プレート22Aの下面よりも突出しないようにしている。この構造の充電アダプタ10は、底プレート22Aを充電台90の載せプレート96に載せる状態で、紐材19Aであるストラップ19が段差部22dに配置されるので、底プレート22Aの下面より突出するのを防止して、充電アダプタ10の底面プレート22Aを充電台90の上面に密着する状態で配置できる。したがって底面プレート22Aを載せプレート96の上面に沿う正しい姿勢で配置して、効率よく充電できる特長が実現できる。
以上の充電コネクタは、以下のようにして使用する。
[電池内蔵機器の内蔵電池を充電するとき]
(1)図7に示すように、充電アダプタ10のコネクタ30を外装ケース20のコネクタ嵌着凹部23から外し、外装ケース20のガイド溝26に収納されているリード線11をガイド溝26から引き出す。
(2)図13に示すように、コネクタ30の連結部34を電池内蔵機器80のコネクタ84に装着する。
(3)図14に示すように、リード線11を介して電池内蔵機器80に接続され充電アダプタ10を充電台90の載せプレート96に載せる。充電アダプタ10は、外装ケース20の底プレート22Aが下面となるように載せプレート96に配置する。このとき、充電アダプタ10に接続された電池内蔵機器80は、充電台90に載せることができ、あるいは、充電台に載せることなく、充電台の周囲に置くこともできる。
(4)充電台90に充電アダプタ10がセットされると、充電台90は、充電アダプタ10に内蔵される受電コイル15の位置を検出して、受電コイル15に接近するように送電コイル95を移動させる。送電コイル95を受電コイル15に接近させた状態で、充電台90は、送電コイル95から受電コイル15に磁気誘導作用で電力搬送する。
(5)充電アダプタ10は、送電コイル95から受電コイル15に誘導される交流を充電回路13で直流の充電電力に変換して出力し、電池内蔵機器80の内蔵電池81を充電する。
(6)その後、電池内蔵機器80の内蔵電池81が充電されると、充電アダプタ10を充電台90から外し、電池内蔵機器80に連結しているコネクタ30の連結部34を電池内蔵機器80のコネクタ84から抜き取る。
(7)リード線11を外装ケース20の外周面に巻き付けるようにガイド溝26に案内しながら、コネクタ30をコネクタ嵌着凹部23に連結する。コネクタ30は、図12に示すように、係止凸条37を本体ケース部20Aのコネクタ嵌着凹部23側に設けた係止凹部27に案内すると共に、連結部34を突出部20Bに設けた脱着凹部24に嵌入して、外装ケース20にコンパクトに連結される。
10…充電アダプタ
11…リード線 11A…フラットケーブル
11a…フラット面
13…充電回路
14…回路基板 14A…嵌着部
14a…貫通孔
15…受電コイル
16…シールドプレート
17…絶縁シート
18…電子部品
19…ストラップ 19A…紐材
20…外装ケース 20A…本体ケース部
20B…突出部
20P…第1突出面
20Q…第2突出面
20R…先端面
21…上ケース 21A…上面プレート
21B…周壁
21C…突出領域
21a…センター筒
22…下ケース 22A…底プレート
22B…周壁
22C…突出領域
22a…センター軸
22b…載せ台部
22c…湾曲部
22d…段差部
23…コネクタ嵌着凹部
24…脱着凹部 24a…押圧凸部
25…ガイド隙間 25A…U曲部
26…ガイド溝
27…係止凹部
28…ストラップ用ホール
29…中空部
30…コネクタ 30P…第1コネクタ面
30Q…第2コネクタ面
30R…第3コネクタ面
30S…第4コネクタ面
30T…コーナー部
33…ツマミ部
34…連結部
35…接点
37…係止凸条
41…整流回路
42…平滑回路 42A…平滑コンデンサー
43…定電圧・定電流回路
80…電池内蔵機器
81…内蔵電池
84…コネクタ
90…充電台
92…外装ケース
93…交流電源
95…送電コイル
96…載せプレート
99…ACアダプタ
110…充電アダプタ
111…リード線
120…ケース
130…コネクタ
180…電池内蔵機器
210…充電アダプタ
220…アダプタ本体
230…USBコネクタ

Claims (8)

  1. 送電コイル(95)を内蔵して電磁誘導作用で電力を搬送して充電するための充電台(90)に載置して、電力を受け取り、充電電力を外部電気機器に供給するための無接点式の充電アダプタであって、
    送電コイル(95)と電磁結合可能な、外形を円形とした受電コイル(15)と、
    この受電コイル(15)に誘導される交流を直流の充電電力に変換して出力する充電回路(13)を実装する回路基板(14)と、前記受電コイル(15)と回路基板(14)とを積層する状態で収納している外装ケース(20)と、前記充電回路(13)に接続されて充電する電池内蔵機器(80)に接続されるコネクタ(30)を先端に接続している外装ケース(20)から引き出されてなるリード線(11)とを備えており、
    前記外装ケース(20)は、外形を前記受電コイル(15)の円形に沿う円盤状とする本体ケース部(20A)の外周縁の一部から、本体ケース部(20A)と同一平面に突出する突出部(20B)を設けて、突出部(20B)と本体ケース部(20A)の外周縁との境界に、本体ケース部(20A)と同一平面に位置するように前記コネクタ(30)を連結するコネクタ嵌着凹部(23)を設けており、
    前記コネクタ(30)は、コネクタ嵌着凹部(23)に嵌着される外形のツマミ部(33)と、このツマミ部(33)から突出して、電池内蔵機器(80)のコネクタ(84)に接続されて充電電力を供給する接点を有する連結部(34)とを有し、
    前記外装ケース(20)の突出部(20B)は、前記コネクタ嵌着凹部(23)を形成する内面に、前記コネクタ(30)の連結部(34)を挿入する脱着凹部(24)を設けており、
    前記コネクタ(30)は、ツマミ部(33)をコネクタ嵌着凹部(23)に配置する状態で、前記脱着凹部(24)に挿入される位置に連結部(34)を設けており、
    さらに、前記コネクタ(30)と外装ケース(20)とは、前記ツマミ部(33)を前記コネクタ嵌着凹部(23)に配置する状態でコネクタ(30)を外装ケース(20)に連結する係止構造を有し、
    前記コネクタ(30)の連結部(34)が、前記外装ケース(20)の突出部(20B)に設けている脱着凹部(24)から外されて電池内蔵機器(80)のコネクタ(84)に接続されて電池内蔵機器(80)に充電電力を供給し、
    また、前記コネクタ(30)の連結部(34)が電池内蔵機器(80)のコネクタ(84)から引き抜かれて、前記突出部(20B)の脱着凹部(24)に嵌着されて、コネクタ(30)を外装ケース(20)のコネクタ嵌着凹部(23)に連結するようにしてなる無接点式の充電アダプタ。
  2. 前記外装ケース(20)の突出部(20B)がその両側に、
    前記本体ケース部(20A)の円盤状の接線方向に向かって延長された第1突出面(20P)と、
    前記第1突出面(20P)と略平行に、円盤状である本体ケース部(20A)の略中心から半径方向に延びる第2突出面(20Q)とを有し、
    前記第1突出面(20P)と前記第2突出面(20Q)が先端面(20R)で連結されて、前記突出部(20B)を形成しており、
    前記第2突出面(20Q)と前記本体ケース部(20A)の外周とで前記コネクタ嵌着凹部(23)を形成しており、前記第2突出面(20Q)には前記コネクタ(30)の連結部(34)を挿入する脱着凹部(24)を設けており、
    前記コネクタ(30)のツマミ部(33)は、コネクタ嵌着凹部(23)に連結された状態で、
    前記本体ケース部(20A)の円盤状の接線に沿って延長される第1コネクタ面(30P)と、
    前記第2突出面(20Q)に沿う形状であって、連結部(34)を突出させてなる第2コネクタ面(30Q)と、
    前記突出部(20B)の先端面(20R)の延長線上に位置する第3コネクタ面(30R)と、
    一端を前記第1コネクタ面(30P)に、他端を第2コネクタ面(30Q)に連結して、前記本体ケース部(20A)の円盤の円弧に沿う形状の第4コネクタ面(30S)とを有し、
    前記コネクタ(30)がコネクタ嵌着凹部(23)にセットされる状態で、コネクタ(30)と突出部(20B)とが円盤状の本体ケース部(20A)から半径方向に突出するよう位置する請求項1に記載される無接点式の充電アダプタ。
  3. 前記コネクタ(30)がコネクタ嵌着凹部(23)に連結される状態で、
    前記突出部(20B)の先端面(20R)が第1突出面(20P)と第2突出面(20Q)に対して直交する直線状で、
    前記第3コネクタ面(30R)と先端面(20R)とが直線上に位置する請求項2に記載される無接点式の充電アダプタ。
  4. 前記コネクタ(30)がコネクタ嵌着凹部(23)に連結される状態で、
    前記突出部(20B)の第1突出面(20P)と前記コネクタ(30)の第1コネクタ面(30P)とが互いに平行である請求項2または3に記載される無接点式の充電アダプタ。
  5. 前記外装ケース(20)の外周縁に沿って、前記リード線(11)を案内するガイド溝(26)を設けており、
    前記リード線(11)の一端が、突出部(20B)の第1突出面(20P)に設けたガイド溝(26)から外装ケース(20)の外部に引き出されると共に、リード線(11)の他端が、コネクタ(30)の第4コネクタ面(30S)の途中から前記ツマミ部(33)の外部に引き出されてなる請求項2ないし4のいずれかに記載される無接点式の充電アダプタ。
  6. 前記コネクタ(30)のツマミ部(33)が、外装ケース(20)よりも柔軟な軟質のプラスチック製である請求項1ないし5のいずれかに記載される無接点式の充電アダプタ。
  7. 円盤状である前記本体ケース部(20A)は、内部に収納する前記受電コイル(15)を近接させた底プレート(22A)を平面状としており、
    前記底プレート(22A)と対向する上面プレート(21A)を、ドーム状に湾曲させてなることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載される無接点式の充電アダプタ。
  8. 前記突出部(20B)にストラップ用ホール(28)を開口しており、
    前記ストラップ用ホール(28)の、前記底プレート(22A)に面する側の周囲は、該底プレート(22A)よりも低くなるように段差部(22d)が設けられてなることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載される無接点式の充電アダプタ。
JP2011088618A 2011-04-12 2011-04-12 無接点式の充電アダプタ Pending JP2012223027A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011088618A JP2012223027A (ja) 2011-04-12 2011-04-12 無接点式の充電アダプタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011088618A JP2012223027A (ja) 2011-04-12 2011-04-12 無接点式の充電アダプタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012223027A true JP2012223027A (ja) 2012-11-12

Family

ID=47273971

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011088618A Pending JP2012223027A (ja) 2011-04-12 2011-04-12 無接点式の充電アダプタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2012223027A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014076898A1 (ja) * 2012-11-13 2014-05-22 パナソニック 株式会社 非接触アダプタ及び受電用カセット
WO2014122920A1 (ja) * 2013-02-07 2014-08-14 パナソニック 株式会社 非接触アダプタ
DE102013103144A1 (de) * 2013-03-27 2014-10-02 Nitz Engineering Gmbh Ladevorrichtung für ein mobiles Endgerät
JP2014212678A (ja) * 2013-04-04 2014-11-13 三洋電機株式会社 携帯式電源
WO2015147094A1 (ja) * 2014-03-26 2015-10-01 株式会社Ihi 非接触給電システムと対象物給電装置
WO2019087237A1 (ja) * 2017-10-30 2019-05-09 三菱電機株式会社 受電装置、及び非接触電力伝送システム
JPWO2020044450A1 (ja) * 2018-08-29 2021-08-26 新電元工業株式会社 コイル装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006314181A (ja) * 2005-05-09 2006-11-16 Sony Corp 非接触充電装置及び非接触充電システム並びに非接触充電方法
US20090243396A1 (en) * 2008-03-03 2009-10-01 Mitch Randall Apparatus and method for retrofitting a broad range of mobile devices to receive wireless power
US20110062793A1 (en) * 2008-03-17 2011-03-17 Powermat Ltd. Transmission-guard system and method for an inductive power supply

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006314181A (ja) * 2005-05-09 2006-11-16 Sony Corp 非接触充電装置及び非接触充電システム並びに非接触充電方法
US20090243396A1 (en) * 2008-03-03 2009-10-01 Mitch Randall Apparatus and method for retrofitting a broad range of mobile devices to receive wireless power
US20110062793A1 (en) * 2008-03-17 2011-03-17 Powermat Ltd. Transmission-guard system and method for an inductive power supply

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014076898A1 (ja) * 2012-11-13 2014-05-22 パナソニック 株式会社 非接触アダプタ及び受電用カセット
JP2014099954A (ja) * 2012-11-13 2014-05-29 Panasonic Corp 非接触アダプタ及び受電用カセット
WO2014122920A1 (ja) * 2013-02-07 2014-08-14 パナソニック 株式会社 非接触アダプタ
JP2014155306A (ja) * 2013-02-07 2014-08-25 Panasonic Corp 非接触アダプタ
DE102013103144A1 (de) * 2013-03-27 2014-10-02 Nitz Engineering Gmbh Ladevorrichtung für ein mobiles Endgerät
JP2014212678A (ja) * 2013-04-04 2014-11-13 三洋電機株式会社 携帯式電源
WO2015147094A1 (ja) * 2014-03-26 2015-10-01 株式会社Ihi 非接触給電システムと対象物給電装置
JP2015188282A (ja) * 2014-03-26 2015-10-29 Ihi運搬機械株式会社 非接触給電システムと対象物給電装置
US10348118B2 (en) 2014-03-26 2019-07-09 Ihi Corporation Wireless power transfer system and object power supply device
WO2019087237A1 (ja) * 2017-10-30 2019-05-09 三菱電機株式会社 受電装置、及び非接触電力伝送システム
JPWO2019087237A1 (ja) * 2017-10-30 2020-10-22 三菱電機株式会社 受電装置、及び非接触電力伝送システム
US11101697B2 (en) 2017-10-30 2021-08-24 Mitsubishi Electric Corporation Power reception device and contactless power transmission system
JPWO2020044450A1 (ja) * 2018-08-29 2021-08-26 新電元工業株式会社 コイル装置
JP7175988B2 (ja) 2018-08-29 2022-11-21 新電元工業株式会社 コイル装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2012223027A (ja) 無接点式の充電アダプタ
JP4519180B2 (ja) 充電台、携帯機器と充電台及びパック電池と充電台
JP5798407B2 (ja) 非接触充電対応型二次電池
US8436576B2 (en) Substitute battery pack including a case to accommodate a smaller battery type with an induction coil to facilitate charging
US7211986B1 (en) Inductive charging system
JP5300187B2 (ja) 磁気誘導作用で充電されるパック電池
US20120262109A1 (en) Battery pack with output connectors
US20110084657A1 (en) Mobile device charging base, and mobile device and charging base system
US20140176060A1 (en) Miniature Low-Power Remote Battery Charging Systems and Methods
JP2006094699A (ja) 配置指示器を有する誘導充電パッド
JP2010098861A (ja) 携帯電子機器の充電装置
JP2010206881A (ja) 携帯機器と充電台及びこの携帯機器と充電台に用いる位置決めケース
WO2013011907A1 (ja) 二次側受電機器及び充電台と二次側受電機器
US20110260674A1 (en) Carrying case, portable electronic device, and electronic apparatus using the same
JP2015231329A (ja) 無線電力伝送装置
US20060108974A1 (en) Generic rechargeable battery and charging system
KR20140056606A (ko) 엔에프씨통신회로부와 무선충전회로부를 포함하는 무선충전 배터리팩
KR101469463B1 (ko) 무선충전 배터리팩
JP2013005543A (ja) 無接点充電システム、充電台ユニット、電池内蔵機器ユニット、充電台用の位置決めアダプタ、及び充電台
JP2013219991A (ja) 非接触充電モジュールの製造方法及び非接触充電モジュール
CN112817165B (zh) 一种智能眼镜和无线充电座
JP2012221853A (ja) 充電機能を有する電池のキャリングケース
JP2013026005A (ja) 電池パック
JP2015002580A (ja) ワイヤレス充電装置
WO2013011908A1 (ja) 電池パック

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140414

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20141222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150106

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20150519