JP2012198092A - 計測システム - Google Patents

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Abstract

【課題】利用者が任意に設定した基準距離に基づいて当該基準距離毎に要した経過時間を通知すること、又は、利用者が任意に設定した基準時間に基づいて、当該基準時間毎の走行距離を通知することが可能な計測システムを提供すること。
【解決手段】この計測システムは、利用者によって入力部から入力された基準距離又は基準時間を基準インターバルとして記憶し、距離計測部で計測された走行距離又は計時部で計測された経過時間が、前記基準インターバルに達したか否かを判断し、前記走行距離が前記基準距離に達したと判断された場合に、前記計時部の計測値に基づき前記基準距離毎に要した経過時間を利用者に通知する、又は、前記経過時間が前記基準時間に達したと判断された場合に、前記距離計測部の計測値に基づき前記基準時間毎の走行距離を利用者に通知する。
【選択図】図1

Description

本発明は、計測システムに関する。
従来、取得した位置情報と時間情報から移動距離、移動時間、移動速度を計算し、これらに関連するデータを報知する機能を備えた移動記録計が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−38585号公報
しかしながら、従来の移動記録計には、利用者が任意に設定した距離に基づいて当該距離毎の所要時間を報知する機能や、利用者が任意に設定した時間に基づいて、当該時間内の移動距離を報知する機能が無かった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものである。本発明のいくつかの態様によれば、利用者が任意に設定した基準距離に基づいて当該基準距離毎に要した経過時間を通知すること、又は、利用者が任意に設定した基準時間に基づいて、当該基準時間毎の走行距離を通知することが可能な計測システムを提供することができる。
(1)本発明に係る計測システムは、利用者の動き又は位置を検出するセンサーと、前記センサーの出力に基づき利用者の走行距離を計測する距離計測部と、経過時間を計測する計時部と、利用者によって入力部から入力された基準距離又は基準時間を基準インターバルとして記憶する記憶部と、前記距離計測部で計測された走行距離又は前記計時部で計測された経過時間が、前記基準インターバルに達したか否かを判断する判断部と、前記走行距離が前記基準距離に達したと判断された場合に、前記計時部の計測値に基づき前記基準距離毎に要した経過時間を利用者に通知する、又は、前記経過時間が前記基準時間に達したと判断された場合に、前記距離計測部の計測値に基づき前記基準時間毎の走行距離を利用者に通知する通知部とを備える。
本発明において、計測システムは、1台の装置(電子機器)により構成してもよいし、無線通信機能を有する複数の装置(電子機器)により構成してもよい。
本発明によれば、利用者が任意に設定した基準距離に基づいて当該基準距離毎に要した経過時間を通知すること、又は、利用者が任意に設定した基準時間に基づいて、当該基準時間毎の走行距離を通知することができ、より利便性に優れた計測システムを提供することができる。
(2)この計測システムは、互いに無線通信を行う計測装置と通知装置とを含み、前記計測装置は、少なくとも、前記通知装置との間で無線通信を行う第1の無線通信部と、前記センサーと、前記距離計測部と、前記判断部とを備え、前記通知装置は、少なくとも、前記計測装置との間で無線通信を行う第2の無線通信部と、前記通知部とを備えるようにしてもよい。
本発明によれば、計測システムを、互いに無線通信を行う計測装置と通知装置とで構成することで、それぞれの装置を小型化することができ、また、計測装置を利用者の動き等を検出し易い位置に配置しつつ、通知装置を利用者に通知し易い位置に配置することが可能となり、より利便性に優れた計測システムを提供することができる。
(3)この計測システムは、前記記憶部は、前記基準距離毎に要した経過時間又は前記基準時間毎の走行距離を履歴情報として記憶し、前記計時部の計測値に基づく前記基準距離毎に要した経過時間、又は前記距離計測部の計測値に基づく前記基準時間毎の走行距離と、前記履歴情報とを比較する比較部を更に備え、前記通知部は、前記比較部での比較結果に基づく情報を利用者に通知するようにしてもよい。
本発明によれば、基準距離毎に要した経過時間又は基準時間毎の走行距離と、過去の履歴情報との比較結果に基づく情報を利用者に通知することができ、より利便性に優れた計測システムを提供することができる。
(4)この計測システムは、前記比較部は、前記比較結果が所定の条件を満たすか否かを判断し、前記通知部は、前記比較結果が所定の条件を満たすと判断された場合に、前記比較結果に基づく情報を利用者に通知するようにしてもよい。
本発明によれば、前記比較結果が所定の条件を満たした場合のみに前記比較結果に基づく情報を利用者に通知することができ、より利便性に優れた計測システムを提供することができる。
基準距離毎に要した経過時間を通知する場合における、計測システムの機能ブロック図の一例を示す図。 図1に示す計測システムを、計測装置と通知装置とで構成した場合の一例を示す機能ブロック図。 図1に示す計測システムを、計測装置と通知装置とで構成した場合の他の例を示す機能ブロック図。 比較結果を通知する場合における、計測システムの機能ブロック図の一例を示す図。 基準距離毎に要した経過時間の履歴情報の一例を示す図。 基準時間毎の走行距離を通知する場合における、計測システムの機能ブロック図の一例を示す図。 図6に示す計測システムを、計測装置と通知装置とで構成した場合の一例を示す機能ブロック図。 比較結果を通知する場合における、計測システムの機能ブロック図の一例を示す図。 基準時間毎の走行距離の履歴情報の一例を示す図。 本実施形態の処理の一例について説明するためのフローチャート図。 本実施形態の処理の一例について説明するためのフローチャート図。
以下、図面に基づき、本発明の実施形態を説明する。
1.構成
1−1.基準距離毎に要した経過時間を通知する構成
図1は、本実施形態に係る計測システムの機能ブロック図の一例を示す。なお本実施形態の計測システムは図1の構成要素の一部を省略した構成としてもよい。
なお、図1では、利用者が基準インターバルとして入力した基準距離に基づき、入力した基準距離を走行(或いは歩行)するのに要した経過時間(所要時間)を利用者に通知する場合の例について説明する。
図1に示す計測システム1は、1つの装置で構成されており、利用者が携帯可能は携帯型情報処理装置として構成されている。計測システム1は、センサー10、入力部20、記憶部30、処理部40、通知部50を含む。
センサー10は、計測システム1を携帯する利用者の動き(慣性力)又は位置を検出するものであり、動きを検出するセンサーとして、加速度を検出する加速度センサーを用いてもよいし、位置を検出するセンサーとして、GPS衛星から電波を受信して位置情報を取得するGPS受信機を用いてもよい。また、計測システム1は、加速度センサーである第1のセンサーと、GPS受信機である第2のセンサーとを含むように構成してもよい。
入力部20は、利用者が入力情報を入力するためのものであり、その機能は、ボタン、タッチパネル型ディスプレイ等の入力機器や音声入力機器により実現できる。利用者は、入力部20を用いて、任意の基準距離を基準インターバルとして入力することができる。例えば、利用者が1km毎のラップタイム(1km毎に要した経過時間)を計測したい場合には、基準インターバル(基準距離)として「1km」を入力する。また、入力部20は、走行距離と経過時間の計測を開始するための操作情報を入力できるように構成されていてもよい。
記憶部30(メモリー)は、処理部40のワーク領域となり、また、処理40の各部として情報処理装置10を機能させるためのプログラムやデータなどを格納するものであり、その機能はRAMやROMなどにより実現することができる。
また記憶部30は、入力部20から入力された基準距離を基準インターバルとして記憶する。
処理部40は、センサー10の出力、入力部からの入力情報に基づきデータ処理を行うものであり、その機能は、CPUなどのプロセッサーや制御IC、プログラムにより実現できる。処理部40は、距離計測部42、計時部44、判断部46を含む。
距離計測部42は、センサー10の出力に基づき利用者の走行距離を計測し、計測値を判断部46に出力する。距離計測部42は、加速度センサーであるセンサー10の出力に基づき自律航法により利用者の走行距離を計測してもよいし、GPS受信機であるセンサー10の出力に基づき位置を取得し、取得した位置の変化に基づき利用者の走行距離を計測してもよい。また、距離計測部42は、加速度センサーである第1のセンサーの出力とGPS受信機である第2のセンサーの出力とに基づき利用者の走行距離を計測してもよい。
また、距離計測部42は、センサー10の出力に基づき走行距離の計測を開始するとともに、計時部44に対して計測開始信号SS(割り込み信号)を出力する。例えば、センサー10の出力に基づき利用者が走行を開始したか(移動したか)否かを判断し、走行を開始した(移動した)と判断した場合に、走行距離の計測を開始する。また、距離計測部42は、入力部20から計測の開始を指示する操作情報が入力された場合に、走行距離の計測を開始するようにしてもよい。例えば、利用者が入力部20の1つである所定のボタンの操作を行った場合に、走行距離の計測を開始するようにしてもよい。
計時部44(タイマー)は、経過時間を計測する(計時する)ものであり、距離計測部
42からの計測開始信号SSに応じて経過時間の計測を開始する。
判断部46は、距離計測部42で計測された走行距離と、記憶部30に基準インターバルとして記憶された基準距離とを比較し、計測された走行距離が基準距離に達したか否かを判断する。判断部46は、走行距離が基準距離に達したと判断した場合には、計時部44に対して計測停止信号ES(割り込み信号)を出力する。
計時部44は、判断部46からの計測停止信号ESに応じて、計測停止信号ESを受け付けたときの計測値を、基準距離毎に要した経過時間(基準距離毎のラップタイム)として通知部50に出力する。
通知部50は、計時部44から出力された計測値に基づき、基準距離毎に要した経過時間を音声情報により利用者に通知する。通知部50の機能は、音を生成する音生成部と、音を出力するスピーカー、ヘッドフォンなどの音出力部とにより実現できる。
すなわち、利用者が入力部20から任意の基準距離を入力し、計測システム1を携帯して走行(歩行でもよい)すると、入力した基準距離毎のラップタイムが音声により利用者に通知されることになり、利用者は任意の基準距離毎のラップタイムを用意に把握することができる。このように本実施形態によれば、利用者が任意に設定した基準距離に基づいて当該基準距離毎の経過時間を通知することができ、より利便性に優れた計測システムを提供することができる。
なお、通知部50は、基準距離毎に要した経過時間を、文字情報や画像情報により利用者に通知するようにしてもよい。この場合、通知部50の機能は、画像を生成する画像生成部と、画像を表示する表示部(ディスプレイ)とにより実現できる。また、文字情報や画像情報により通知する場合には、通知時に計測システム1に含まれる振動部を振動させるように構成することで、通知があったことを利用者に把握させることができる。
図2は、図1に示す計測システムを、計測装置と通知装置とで構成した場合の一例を示す機能ブロック図である。図2において、図1と共通する構成要素については同一の符号を付し、その説明を適宜省略する。
図2に示す例では、計測システム1は、互いに無線通信を行う計測装置2と通知装置4とを含む。計測装置2は、センサー10、入力部20、記憶部30、処理部40、第1の無線通信部60を含み、通知装置4は、第2の無線通信部62、通知部50を含む。第1及び第2の無線通信部60、62は、無線通信を行うための各種制御を行うものであり、その機能は、各種プロセッサーや通信用ASIC、プログラムなどにより実現することができる。
計測装置2の計時部44は、計測停止信号ESに応じて、そのときの計測値を、基準距離毎に要した経過時間として第1の無線通信部60に出力する。第1の無線通信部60は、計時部44からの計測値を、通知装置4の第2の無線通信部62に無線通信により送信する。第2の無線通信部62は、第1の無線通信部60から送信された計測値を受信して通知部50に出力する。通知部50は、第2の無線通信部62から出力された計測値に基づき、基準距離毎に要した経過時間を、音声情報、文字情報或いは画像情報により利用者に通知する。なお、図2に示す例において、入力部20を、通知装置4に含まれるように構成し、入力部20から入力された基準距離を第2の無線通信部62、第1の無線通信部60を介して記憶部30に記憶させるようにしてもよい。
図3は、図1に示す計測システムを、計測装置と通知装置とで構成した場合の他の例を示す機能ブロック図である。図3において、図1、図2と共通する構成要素については同一の符号を付し、その説明を適宜省略する。
図3に示す例では、計測装置2は計時部46を含まずに、通知装置4が計時部46を含むように構成されている。計測装置1の距離計測部42は、第1の無線通信部60に対して計測開始信号SSを出力し、判断部46は、第1の無線通信部60に対して計測停止信号ESを出力する。第1の無線通信部60は、距離計測部42から出力された計測開始信号SSと、判断部46から出力された計測停止信号ESとを、通知装置4の第2の無線通信部62に送信する。第2の無線通信部62は、受信した計測開始信号SSと計測停止信号ESとを計時部46に出力する。計時部46は、第2の無線通信部62からの計測開始信号SSに応じて経過時間の計測を開始し、第2の無線通信部62からの計測停止信号ESに応じてそのときの計測値を基準距離毎に要した経過時間として通知部50に出力する。
図2、図3に示すように、計測システム1を、走行距離及び経過時間を計測する計測装置2と、基準距離毎に要した経過時間を通知する通知装置4とに分けて構成することで、それぞれの装置を小型化することができ、また、計測装置2を利用者の動き等を検出し易い位置に配置しつつ、通知装置4を利用者に通知し易い位置に配置することが可能となり、より利便性に優れた計測システムを提供することができる。
図4は、基準距離毎に要した経過時間と履歴情報とを比較して比較結果を通知する場合における計測システムの機能ブロック図の一例である。図4において、図1と共通する構成要素については同一の符号を付し、その説明を適宜省略する。
図4に示す例では、計測システム1の記憶部30は、計時部44から出力される基準距離毎に要した経過時間(基準距離毎のラップタイム)を履歴情報として記憶する。また、計測システム1の処理部40は、比較部48を更に含む。比較部48は、計時部44から出力された基準距離毎に要した経過時間と記憶部30に記憶された過去の履歴情報とを比較し、比較結果を通知部50に出力する。通知部50は、比較部48での比較結果に基づく情報(音声情報、文字情報或いは画像情報)を利用者に通知する。なお、図2に示す計測システム1においては、計測装置2の処理部40が比較部48を含むように構成し、図3に示す計測システム1においては、通知装置4が比較部48を含むように構成すればよい。
例えば、基準距離として「1km」が設定された場合には、図5に示すように、計時部44から出力される、1km毎に要した経過時間(1km毎のラップタイム)が履歴情報として記憶される。そして比較部48は、計時部44から出力される1km毎のラップタイムと、図5に示すような履歴情報のラップタイムとの差分を算出し、通知部50は、比較部で算出された1km毎のラップタイムの差分(比較結果の一例)を音声情報、文字情報或いは画像情報により通知する。また、ラップタイムの差分を通知することに代えて、現在のラップタイムが履歴情報のラップタイムより上回っている、或いは下回っている旨を通知するようにしてもよい。
また比較部48は、基準距離毎のラップタイムの差分(比較結果の一例)が所定の条件を満たすか否かを判断し、通知部50は、基準距離毎のラップタイムの差分が所定の条件を満たすと判断された場合に、基準距離毎のラップタイムの差分を通知するようにしてもよい。例えば、比較部48は、基準距離毎のラップタイムの差分が所定の閾値を上回ったか否かを判断し、通知部50は、所定の閾値を上回ったと判断された場合にラップタイムの差分を通知するようにしてもよい。
このように、本実施形態によれば、基準距離毎に要した経過時間と過去の履歴情報との比較結果に基づく情報を利用者に通知することができ、また、比較結果が所定の条件を満たした場合(例えば履歴情報との差分が所定の値よりも大きい場合)のみに比較結果に基づく情報を利用者に通知することができ、より利便性に優れた計測システムを提供することができる。
1−2.基準時間毎の走行距離を通知する構成
図6は、利用者が基準インターバルとして入力した基準時間に基づき、入力した基準時間毎の走行距離を利用者に通知する場合における計測システムの機能ブロック図の一例である。図6において、図1と共通する構成要素については同一の符号を付し、その説明を適宜省略する。
図6に示す例では、利用者は、入力部20を用いて、任意の基準時間を基準インターバルとして入力することができる。例えば、利用者が10分毎の走行距離を計測したい場合には、基準インターバル(基準時間)として「10分」を入力する。記憶部30は、入力部20から入力された基準時間を基準インターバルとして記憶する。
計時部44は、距離計測部42からの計測開始信号SSに応じて経過時間の計測を開始し、計測値を判断部46に出力する。判断部30は、計時部44で計測された経過時間(計測値)と、記憶部30に基準インターバルとして記憶された基準時間とを比較し、計測された経過時間が基準時間に達したか否かを判断する。判断部46は、経過時間が基準時間に達したと判断した場合には、距離計測部42に対して計測停止信号ESを出力する。
距離計測部42は、判断部46からの計測停止信号ESに応じて、計測停止信号ESを受け付けたときの計測値を、基準時間毎の走行距離として通知部50に出力する。通知部50は、距離計測部42から出力された計測値に基づき、基準時間毎の走行距離を音声情報、文字情報或いは画像情報により利用者に通知する。
すなわち、利用者が入力部20から任意の基準時間を入力し、計測システム1を携帯して走行(歩行でもよい)すると、入力した基準時間毎の走行距離が音声、文字或いは画像により利用者に通知されることになり、利用者は任意の基準時間毎の走行距離を用意に把握することができる。このように本実施形態によれば、利用者が任意に設定した基準時間に基づいて当該基準時間毎の走行距離を通知することができ、より利便性に優れた計測システムを提供することができる。
図7は、図6に示す計測システムを、計測装置と通知装置とで構成した場合の一例を示す機能ブロック図である。図7において、図2、図6と共通する構成要素については同一の符号を付し、その説明を適宜省略する。
図7に示す例では、図2に示す場合と同様に、計測システム1は、互いに無線通信を行う計測装置2と通知装置4とを含む。計測装置2の距離計測部42は、計測停止信号ESに応じて、そのときの計測値を、基準時間毎の走行距離として第1の無線通信部60に出力する。第1の無線通信部60は、距離計測部42からの計測値を、通知装置4の第2の無線通信部62に無線通信により送信する。第2の無線通信部62は、第1の無線通信部60から送信された計測値を受信して通知部50に出力する。通知部50は、第2の無線通信部62から出力された計測値に基づき、基準時間毎の走行距離を、音声情報、文字情報或いは画像情報により利用者に通知する。なお、図7に示す例において、入力部20を、通知装置4に含まれるように構成し、入力部20から入力された基準時間を第2の無線通信部62、第1の無線通信部60を介して記憶部30に記憶させるようにしてもよい。
図8は、基準時間毎の走行距離と履歴情報とを比較して比較結果を通知する場合における計測システムの機能ブロック図の一例である。図8において、図6と共通する構成要素については同一の符号を付し、その説明を適宜省略する。
図8に示す例では、計測システム1の記憶部30は、距離計測部42から出力される基準時間毎の走行距離を履歴情報として記憶する。また、図4に示す場合と同様に、計測システム1の処理部40は、比較部48を更に含む。比較部48は、距離計測部42から出力される基準時間毎の走行距離と記憶部30に記憶された過去の履歴情報とを比較し、比較結果を通知部50に出力する。通知部50は、比較部48での比較結果に基づく情報(音声情報、文字情報或いは画像情報)を利用者に通知する。なお、図7に示す計測システム1においては、計測装置2の処理部40が比較部48を含むように構成すればよい。
例えば、基準時間として「10分」が設定された場合には、図9に示すように、距離計測部42から出力される10分毎の走行距離が履歴情報として記憶される。そして比較部48は、距離計測部42から出力される10分毎の走行距離と、図9に示すような履歴情報の走行距離との差分を算出し、通知部50は、比較部48で算出された10分毎の走行距離の差分(比較結果の一例)を音声情報、文字情報或いは画像情報により通知する。また、走行距離の差分を通知することに代えて、現在の10分毎の走行距離が履歴情報の10分毎の走行距離より上回っている、或いは下回っている旨を通知するようにしてもよい。
また比較部48は、基準時間毎の走行距離の差分(比較結果の一例)が所定の条件を満たすか否かを判断し、通知部50は、基準時間毎の走行距離の差分が所定の条件を満たすと判断された場合に、基準時間毎の走行距離の差分を通知するようにしてもよい。例えば、比較部48は、基準時間毎の走行距離の差分が所定の閾値を上回ったか否かを判断し、通知部50は、所定の閾値を上回ったと判断された場合に基準時間毎の走行距離の差分を通知するようにしてもよい。
このように、本実施形態によれば、基準時間毎の走行距離と、過去の履歴情報との比較結果に基づく情報を利用者に通知することができ、また、比較結果が所定の条件を満たした場合(例えば履歴情報との差分が所定の値よりも大きい場合)のみに比較結果に基づく情報を利用者に通知することができ、より利便性に優れた計測システムを提供することができる。
2.処理
次に、本実施形態の処理の一例について図10、図11のフローチャートを用いて説明する。
図10は、利用者が基準インターバルとして入力した基準距離に基づき、入力した基準距離毎に要した経過時間を通知する場合の処理の一例を示すフローチャート図である。
まず、距離計測部42は、センサー10の出力に基づき利用者が走行を開始したか否かを判断する(ステップS10)。利用者が走行を開始したと判断した場合(ステップS10のY)には、センサー10の出力に基づき利用者の走行距離を計測する(ステップS12)。次に、計時部44は、経過時間を計測する(ステップS14)。
次に、判断部46は、距離計測部42で計測された走行距離が、記憶部30に記憶された基準距離に達したか否かを判断し(ステップS16)、基準距離に達していないと判断された場合(ステップS16のN)には、ステップS12の処理に進み、走行距離が基準距離に達するまで、走行距離と経過時間の計測を継続する。
走行距離が基準距離に達したと判断された場合(ステップS16のY)には、計時部44は、計測値を基準距離毎に要した経過時間(基準距離毎のラップライム)として出力し、通知部50は、計時部44から出力された計測値に基づき、基準距離毎に要した経過時間を音声情報等により利用者に通知する(ステップS18)。
次に、比較部48は、計時部44から出力された基準距離毎に要した経過時間と、記憶部30に記憶された履歴情報との差分を算出し(ステップS20)、算出した差分が所定の閾値を超えるか否かを判断する(ステップS22)。所定の閾値を超えると判断された場合(ステップS22のY)には、通知部50は、比較部20で算出された差分を音声情報等により利用者に通知する(ステップS24)。また、算出した差分が所定の閾値を超えていないと判断された場合(ステップS22のN)には、ステップS26の処理に進む。
次に、距離計測部42は、センサー10の出力に基づき利用者が走行を終了したか否かを判断し(ステップS26)、走行を終了していないと判断された場合(ステップS26のN)には、処理部40は、距離計測部42で計測された走行距離と、計時部44で計測された経過時間とを保存すると共に、リセットし(ステップS28)、ステップS12の処理に進む。以降、利用者が走行を終了したと判断されるまで、ステップS12〜S28の処理を繰り返す。
図11は、利用者が基準インターバルとして入力した基準時間に基づき、入力した基準時間毎の走行距離を通知する場合の処理の一例を示すフローチャート図である。
まず、距離計測部42は、センサー10の出力に基づき利用者が走行を開始したか否かを判断する(ステップS30)。利用者が走行を開始したと判断した場合(ステップS30のY)には、センサー10の出力に基づき利用者の走行距離を計測する(ステップS32)。次に、計時部44は、経過時間を計測する(ステップS34)。
次に、判断部46は、計時部44で計測された経過時間が、記憶部30に記憶された基準時間に達したか否かを判断し(ステップS36)、基準時間に達していないと判断された場合(ステップS36のN)には、ステップS32の処理に進み、経過時間が基準時間に達するまで、走行距離と経過時間の計測を継続する。
経過時間が基準時間に達したと判断された場合(ステップS36のY)には、距離計測部42は、計測値を基準時間毎の走行距離として出力し、通知部50は、距離計測部42から出力された計測値に基づき、基準時間毎の走行距離を音声情報等により利用者に通知する(ステップS38)。
次に、比較部48は、距離計測部42から出力された基準時間毎の走行距離と、記憶部30に記憶された履歴情報との差分を算出し(ステップS40)、算出した差分が所定の閾値を超えるか否かを判断する(ステップS42)。所定の閾値を超えると判断された場合(ステップS42のY)には、通知部50は、比較部20で算出された差分を音声情報等により利用者に通知する(ステップS44)。また、算出した差分が所定の閾値を超えていないと判断された場合(ステップS42のN)には、ステップS46の処理に進む。
次に、距離計測部42は、センサー10の出力に基づき利用者が走行を終了したか否かを判断し(ステップS46)、走行を終了していないと判断された場合(ステップS46のN)には、処理部40は、距離計測部42で計測された走行距離と、計時部44で計測された経過時間とを保存すると共に、リセットし(ステップS48)、ステップS32の処理に進む。以降、利用者が走行を終了したと判断されるまで、ステップS32〜S48の処理を繰り返す。
本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更を加えることができる。
1 計測システム、2 計測装置、4 通知装置、10 センサー、20 入力部、30 記憶部、40 処理部、42 距離計測部、44 計時部、46 判断部、48 比較部、50 通知部、60 第1の無線通信部、62 第2の無線通信部

Claims (4)

  1. 利用者の動き又は位置を検出するセンサーと、
    前記センサーの出力に基づき利用者の走行距離を計測する距離計測部と、
    経過時間を計測する計時部と、
    利用者によって入力部から入力された基準距離又は基準時間を基準インターバルとして記憶する記憶部と、
    前記距離計測部で計測された走行距離又は前記計時部で計測された経過時間が、前記基準インターバルに達したか否かを判断する判断部と、
    前記走行距離が前記基準距離に達したと判断された場合に、前記計時部の計測値に基づき前記基準距離毎に要した経過時間を利用者に通知する、又は、
    前記経過時間が前記基準時間に達したと判断された場合に、前記距離計測部の計測値に基づき前記基準時間毎の走行距離を利用者に通知する通知部とを備えた、計測システム。
  2. 請求項1において、
    互いに無線通信を行う計測装置と通知装置とを含み、
    前記計測装置は、
    少なくとも、前記通知装置との間で無線通信を行う第1の無線通信部と、前記センサーと、前記距離計測部と、前記判断部とを備え、
    前記通知装置は、
    少なくとも、前記計測装置との間で無線通信を行う第2の無線通信部と、前記通知部とを備えた、計測システム。
  3. 請求項1又は2において、
    前記記憶部は、
    前記基準距離毎に要した経過時間又は前記基準時間毎の走行距離を履歴情報として記憶し、
    前記計時部の計測値に基づく前記基準距離毎に要した経過時間、又は前記距離計測部の計測値に基づく前記基準時間毎の走行距離と、前記履歴情報とを比較する比較部を更に備え、
    前記通知部は、
    前記比較部での比較結果に基づく情報を利用者に通知する、計測システム。
  4. 請求項3において、
    前記判断部は、
    前記比較結果が所定の条件を満たすか否かを判断し、
    前記通知部は、
    前記比較結果が所定の条件を満たすと判断された場合に、前記比較結果に基づく情報を利用者に通知する、計測システム。
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