JP2012196438A - 眼科装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 眼底撮像において、テンプレート画像の抽出におけるエラーを排除しマッチング精度を向上させ、術者・患者の負担を軽減させるために、眼球運動による影響の少ない眼底画像を選択可能な眼科装置の提供をする。
【解決手段】 トラッキング機能を有する眼科装置において、第一の眼底画像を撮像し(202)、第一の眼底画像から特徴点をテンプレートとして抽出し(203)、第二の眼底画像との間でパターンマッチングを行う(205)ことによって眼球運動の有無を判断し、トラッキング用のテンプレート画像の決定を行う(207)。
【選択図】 図2

Description

本発明は、眼科装置及びその制御方法に関し、特に生体運動の検出を行う際に、眼底画像のパターンマッチングを行う場合において、テンプレートとなる画像の抽出に用いる眼底画像の評価を行う眼科装置及びその制御方法に関するものである。
近年、眼底画像に代表される眼科画像が、疾病の早期発見などのための医用画像として診療に用いられている。しかしながら、眼科画像を用いる診療において、撮像中における眼の動きの影響が長年の大きな問題として認識されてきた。すなわち、眼が動くことによって、眼科画像が不鮮明なものとなり、診察や治療の精度向上が図れない恐れが出てくるからである。人間の眼は、一点を固視しているときでも不随意に微小な振動を繰り返している。これを固視微動という。固視微動を患者が意識して止めることはできないので、眼に対して診察・治療を行う際には、診療器具または術者のほうで固視微動の影響を排除す
る工夫が必要である。
高いクオリティの診療を行うためには、術者の技術に依存せずに固視微動を排除することが重要であり、そのためには診療器具に眼の動きへの対策を施すことが必要となる。例えば、非特許文献1に示すような、視神経乳頭に円を描く光を当て、その反射の変異で眼の動きを検知し補正するトラッキング技術が公開されている。
しかし、上記非特許文献1の技術では、眼の動きを検知するためのハードウェアを検眼鏡のほかに追加する必要があるという煩雑さがあった。そこで、特許文献1に示すような眼の動きを検知するための追加ハードウェアなしに実現できるトラッキング手法が提示されている。これは一般的な検眼鏡にはアライメントのため等に眼底を観察する装置がついているが、その眼底観察装置で眼底の横方向(眼の深さ方向に対して垂直な方向)の動きを検出し、トラッキングを行うというものである。
また、特許文献2に示すように、断層撮像装置において、眼底を走査することで経時的に位置のずれた眼底の縦方向(眼の深さ方向)の断層画像を撮像し、その断層画像から合成される三次元画像を用いて眼の動きを検知する方法も提案されている。
一般に、トラッキングを行う場合、眼底画像全体からある特徴を持った小領域を抽出し、連続した複数の眼底画像間におけるその小領域の動きを検知することで眼底全体の動きをも検出することができる。この方法によれば、眼底全体の動きを検知するよりも計算量が少なくなるため、効率的に眼底の動きを検出することができる。この時に用いる、ある特徴を持った小領域の画像のことをテンプレート画像と呼び、テンプレート画像の動きを検知するためにはパターンマッチングという技術を用いる。パターンマッチングとは、テンプレート画像と最も似た領域を、対象となる参照する画像の全体から探す技術である。
テンプレート画像を用いたパターンマッチングで眼底の動きを検知する場合、選択するテンプレート画像によっては、探知されるべき領域とマッチングしなかったり、探知すべきではない領域とマッチングしてしまうなどの問題が生じ、結果として誤検知が誘発される場合がある。そのためテンプレート画像は適切に選ばれなければならない。また、テンプレート画像を適切に選ぶために、テンプレート画像を抽出する眼底画像そのものが眼球運動を含まない適切な画像であることが重要である。
特開平10−234674号公報 特許第04466968号公報
Daniel X. Hammer, R. Daniel Ferguson, John C. Magill, and Michael A. White,"Image stabilization for scanning laser ophthalmoscopy", OPTICS EXPRESS 10(26), 1542-1549 (2002)
上述した通り、パターンマッチングによるトラッキング技術では、テンプレート画像を抽出するための眼底画像の選択が非常に重要である。しかしながら、従来の方法によると、テンプレート画像の抽出を行う際に、眼底画像が適切な画像であるかどうかの判断はしていなかった。そのため、パターンマッチングが出来ない場合は撮影中に再びテンプレート画像の抽出をやり直す必要があり、テンプレート画像抽出のための時間や作業が増え、術者・患者の負担は避けられなかった。
特許文献1によると、眼底画像から特徴を持った小領域を複数箇所選択し、その後に撮像する眼底画像に対してマッチングを行うことで眼底画像の経時変化を検出する方法が開示されている。しかしながら、小領域を選択する眼底画像に眼球運動が含まれているかどうかを判断することについては開示されていない。そのため、小領域自体が正しいものかどうかを判断できず、マッチングが行えない場合は再び小領域の選択をやり直す必要があるため、術者・患者ともに負担が大きくなる。
また、特許文献2によると、経時的に横方向に撮像位置をずらして撮像した眼底の断層画像を複数枚合成することで一旦三次元画像を構成し、その三次元画像から眼底の横方向の二次元画像を取得することで眼底の動きを検出する技術が開示されている。しかしながら、断層画像を複数枚取得して合成し、さらに眼底の横方向の画像に変換するステップが必須であるため、撮影中に高速に検出することはできない。また、特許文献2にはテンプレート画像を抽出してトラッキングを行う技術は開示されていない。
本発明は上述の課題を鑑み、テンプレート画像を抽出する際に、眼球運動による影響の少ない眼底画像を選択することを目的とする。
また、本発明は、眼球運動による影響の少ない眼底画像を選択することにより、撮像時間を短縮することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、次のように構成した眼科装置及びその制御方法を提供するものである。
本発明の眼科装置は、被検眼の画像を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された複数の画像のうち前記被検眼の動きによる影響が少ない画像を選択する選択手段と、前記選択手段により選択された画像を用いて前記被検眼の動きを検出する検出手段と、を備えることを特徴とする。
また本発明の眼科装置の制御方法は、被検眼の画像を取得する取得工程と、前記取得手段により取得された複数の画像のうち前記被検眼の動きによる影響が少ない画像を選択する選択工程と、前記選択手段により選択された画像を用いて前記被検眼の動きを検出する検出工程と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、テンプレート画像を抽出する際に眼球運動による影響の少ない眼底画像を選択することが出来る。
本発明の実施例1における眼科撮像装置の構成について説明する図である。 本発明の実施例1におけるトラッキング用テンプレートを決定するフローについて説明する図である。 本発明の実施例1における眼底画像の評価について説明する図である。 本発明の実施例2におけるトラッキング用テンプレートを決定するフローについて説明する図である。 本発明の実施例2における眼底画像の評価について説明する図である。 本発明の実施例2における眼底画像の評価について説明する図である。 本発明の実施例3におけるトラッキング用テンプレートを決定するフローについて説明する図である。 本発明の実施例3における眼底画像の評価について説明する図である。 本発明の実施例3における画像評価用のテンプレート画像について説明する図である。 本発明の実施例1における探索領域について説明する図である。 本発明の実施例3における眼底画像の評価について説明する図である。 本発明の実施例4におけるトラッキング用テンプレートを決定するフローについて説明する図である。 本発明の実施例4における眼底画像の評価について説明する図である。
(実施例1)
本発明の一実施例を、図面を用いて詳細に説明する。
本実施例においては、本発明を適用した走査型レーザ検眼鏡(SLO)について説明する。ここでは特に、撮像した第一の眼底画像からテンプレート画像を抽出し、さらに撮像した第二の眼底画像でパターンマッチングを実施することで眼底画像の評価を行い、トラッキングを行うための被検眼の動き検出用のテンプレート画像の決定を実施する装置について説明する。しかしながら、本発明はこれに限定されることはなく、抽出したテンプレート画像(特徴画像とも呼ぶ。)に対して1枚以上の眼底画像を用いて画像の評価を行う方法が含まれる。
(眼底撮像装置:SLO)
まず、図1を用いて本実施例における走査型レーザ検眼鏡(SLO:Scanning Laser Ophthalmoscope)の光学系の全体の概略構成について説明する。なお、図1において、記憶・制御・信号処理部109は図の都合上同じ番号が複数記してあるが、実際には同一の構成部である。
光源101から出射された測定光となる照明光111はハーフミラー103によって偏向され、XYスキャナ104により走査される。これらXYスキャナ104は、本発明における走査手段に対応する。XYスキャナ104と被検眼108の間には、照明光111を眼底107に照射するためのレンズ106−1、106−2が配置されている。ここでは簡単のために、XYスキャナ104は1つのミラーとして記したが、実際にはXスキャン用ミラーとYスキャン用ミラーとの2枚のミラーが近接して配置された構成となっている。これにより、XYスキャナ104は、眼底107を光軸と垂直な方向にラスタースキ
ャンすることができる。
被検眼108に入射した照明光111は眼底107において反射、あるいは散乱され、戻り光112となって戻される。戻り光112は再びハーフミラー103に入射するが、ここで透過した光がセンサ102に入射する。センサ102は眼底107の各測定個所における戻り光112の光強度を電圧に変換し、その電圧を示す信号を記憶・制御・信号処理部109に送る。記憶・制御・信号処理部109は、送られてきた信号を用いて二次元の眼底画像を生成し、測定光で被検眼を走査して被検眼の眼底画像を取得する取得手段として機能する。さらに、記憶・制御・信号処理部109は、眼底画像から血管交叉・分岐部位を含む特徴領域をテンプレート画像として抽出する。抽出したテンプレート画像を用いて新たに生成された眼底画像に対してパターンマッチングを行うことにより、被検眼の動きの検出(移動量の算出)を行う。さらに記憶・制御・信号処理部109は算出した移動量に応じて、XYスキャナ104の走査角度を制御することによりトラッキングを行う。
記憶・制御・信号処理部109はキーボードあるいはマウス(図示せず)を有しており、外部からの入力にも対応している。また、記憶・制御・信号処理部109は眼底撮像の開始および終了を制御する。また、記憶・制御・信号処理部109はモニター(図示せず)を有しており、眼底画像の表示や被検眼を特定する特定情報(左右眼の別、被験者の個人情報等)の表示を行うことが出来る。また、記憶・制御・信号処理部109において抽出されたテンプレート画像は、入力される特定情報と共に記憶・制御・信号処理部109に記憶される。
(眼底画像の取得1)
本実施例の眼底撮像装置を用いてトラッキングを行うための動き検出用のテンプレート画像の決定を行うまでの流れを図2に示す。また、撮像された眼底画像によるテンプレート画像の抽出およびパターンマッチングについて図3に示す。
本装置の操作者である術者が記憶・制御・信号処理部109を通じて眼底画像撮像開始の命令を与えると、光源101から照明光111が射出される。また、記憶・制御・信号処理部109は眼底画像撮像開始の命令と同時にXYスキャナ104の走査を開始する。照明光111はXYスキャナ104によって走査され、レンズ106−1および106−2を通ったのち被検眼108へと入射され、眼底107を光軸と垂直な方向にラスタースキャンする。眼底107において反射、あるいは散乱された戻り光112は元の光路を逆に進み、ハーフミラー103を透過してセンサ102に入射する。センサ102で電圧に
変換された信号は記憶・制御・信号処理部109に送られ、第一の眼底画像301が生成される(ステップ202)。本実施例においては、縦2000画素×横2000画素のサイズの眼底画像を得る。
(テンプレート画像の抽出1)
記憶・制御・信号処理部109は生成された第一の眼底画像から、画像評価用のテンプレート画像の抽出を行う(ステップ203)。テンプレート画像の抽出は、血管の分岐・交叉など、眼底画像内の特徴点が抽出されればよく、これに限定されるものではない。視神経乳頭部なども特徴点として用いることが可能である。抽出されたテンプレート画像は記憶・制御・信号処理部109に記憶される。また、抽出したテンプレート画像の第一の眼底画像上の位置を特定する座標も同時に記憶される。
抽出されるテンプレート画像は少なくとも一つあればよいが、画像評価をより正確に行うために複数抽出されることが望ましく、さらにテンプレート画像の抽出部位は相対的に離れている方が望ましい。本実施例では第一の眼底画像の中心を原点として4つの象限に分け、各象限で一つずつテンプレート画像の抽出を行う。第一の眼底画像に対して4か所のテンプレート画像302、303、304、305を取得する。
さらに、テンプレート画像の大きさは特に制限はなく、血管交叉・分岐部位が入る程度よりも大きければよい。本実施例ではテンプレート画像のサイズを縦140×横140画素とした。特徴点の抽出に関しては、一般的に実施されている技術を用いればよいので、詳細な説明は省略する。
(眼底画像の取得2)
テンプレート画像の抽出が完了すると、記憶・制御・信号処理部109は光源101、センサ102、XYスキャナ104に眼底画像撮像開始の信号を送信し、第二の眼底画像311を撮像する(ステップ204)。
(パターンマッチング1)
第二の眼底画像311が得られると、テンプレート画像302、303、304、305に一致する眼底画像中の領域の探索(以下、マッチングと記す)が行われる(ステップ205)。探索領域は第二の眼底画像311全体としてもよいが、より高速に画像評価を行うためには探索領域を限定することが望ましい。その場合、テンプレート画像を取得した際に記憶・制御・信号処理部109に記憶されているテンプレート画像の座標を中心に限定した領域を探索領域として設定すればよい。本実施例では各テンプレート画像を抽出した座標を中心として、縦280×横280画素を探索領域316、317、318、319として先のテンプレート画像との比較、マッチングを行う。その際、マッチングは、テンプレート画像と同じ象限の探索領域とで行う。本実施例におけるテンプレート画像と探索領域の関係は図3の符号を用いて図10に示す。また、マッチングの方法に関しては、一般的に実施されているパターンマッチング技術を用いることが出来るため、ここでは説明を省略する。
マッチングは、記憶・制御・信号処理部109において実施され、テンプレート画像に対してどれほど類似しているかを判断し、その結果は類似度として表示する。類似度の算出には例えば相互相関関数を用いることが出来る。マッチングしたかどうかの判定は、類似度をある閾値で分けることによって行われる。閾値は術者が任意に設定できる。これにより類似度が閾値未満である場合はマッチングしなかったものとし、閾値以上の場合はマッチングしたとして、4つのテンプレート画像それぞれについて判断し、更に、4つともマッチングしたか否かを判断する(ステップ206)。このとき、以降のステップ211と同様に、記憶・制御・信号処理部109は、取得した眼底画像が被検眼の動きによる影響が含まれた眼底画像であるか否かを判断する判断手段として機能する。或いは、当該記憶・制御・信号処理部109は、取得された複数の画像のうちから被検眼の動きによる影響の少ない、若しくは影響が所定の類似度が得られる閾値以下である画像を選択する選択手段として機能する。
ここでマッチングしたと判断された場合は、第一の眼底画像301と第二の眼底画像311は眼球運動の影響が少なく、ともにほぼ同じ眼底画像であるという判断が下され、トラッキング用のテンプレート画像が決定される(ステップ207)。トラッキングのための動き検出用のテンプレート画像は再び特徴点を抽出しなおしてもよいが、すでに抽出しているテンプレート画像をそのまま用いても構わない。ここで、眼球運動(被検眼の動き)について簡単に説明する。眼球運動は、トレモア、フリック、ドリフトからなる固視微動や、頭部が動くことにより発生する。また、この眼球運動の結果は、眼底画像の不連続性、伸縮または回転のうち少なくともひとつとして、眼底画像における被検眼の動きの影響として表れる。本実施例において、眼球運動(被検眼の動き)の影響が少ない(又は含まない)とは、撮像された眼底画像では判断ができない、即ち眼底画像を撮像中に眼底画像の解像度以上の動きが起きなかったことを指している。しかしながら、これに限定されないことは以下の説明から明らかである。
なお本実施例においては、すべてのテンプレート画像がマッチングした場合に、画像取得中の眼球運動の影響が少なく、ともにほぼ同じ眼底画像である、という判断をしたが、これに限定されるものではない。判断の基準は、被検眼や患者の状態に応じて術者が任意に設定してもよい。
本実施例ではテンプレート画像302、303が第二の眼底画像311の探索領域316、317においてマッチングしなかった場合(図3(b))、第一の眼底画像301と第二の眼底画像311のいずれかの画像取得中に眼球運動の影響が含まれると判断される。
(眼底画像の取得3)
第一の眼底画像301と第二の眼底画像311のいずれかに眼球運動の影響が含まれていると判断された場合、記憶・制御・信号処理部109は、第三の眼底画像321となる眼底画像を再び取得する(ステップ209)。
(パターンマッチング2)
第三の眼底画像321の取得が完了すると、テンプレート画像302、303、304、305によってマッチングが行われる(ステップ210)。
ここでマッチングしたと判断された場合は、第一の眼底画像301と第三の眼底画像321は眼球運動の影響が少なく、ともにほぼ同じ眼底画像であるという判断が下され、第二の眼底画像311は眼球運動の影響を含む眼底画像であると判断される。逆にここでマッチングしなかった場合、第一の眼底画像301に眼球運動の影響が含まれていると判断される。マッチングしたと判断された場合はトラッキングのための動き検出用のテンプレート画像が決定される(ステップ212)。ここでもトラッキングのための動き検出用のテンプレート画像は再び特徴点を抽出しなおしてもよいが、すでに抽出しているテンプレート画像をそのまま用いても構わない。
本実施例では再びテンプレート画像302、303が第三の眼底画像321の探索領域326、327においてマッチングしない(図3(c))。この結果により、テンプレート画像を抽出した第一の眼底画像301に眼球運動の影響が含まれていたということがわかる。また、それにより、記憶・制御・信号処理部109はトラッキングのための動き検出用のテンプレート画像の抽出に第一の眼底画像301はふさわしくないと判断する。
(テンプレート画像の抽出2)
第一の眼底画像301がトラッキングのための動き検出用のテンプレート画像の抽出にふさわしくないと判断されたため、第二の眼底画像311からトラッキングのための動き検出用のテンプレート画像を抽出する(ステップ214)。この時、トラッキングのための動き検出に用いるテンプレート画像の抽出には第三の眼底画像を用いても構わない。このとき、記憶・制御・信号処理部109は、被検眼の動きの影響を含まないと判断された眼底画像から、少なくとも1つの特徴点を被検眼の動きによる影響を補正する際に用いるテンプレート画像として抽出する抽出手段として機能する。そして、記憶・制御・信号処理部109がステップ214で抽出したテンプレート画像をトラッキング用のテンプレート画像と決定する(ステップ215)。また、同様な処理を繰り返し最適なテンプレート画像を抽出してもよい。例えば、第2の眼底画像311から抽出したテンプレート画像が第3の眼底画像321中の探索領域326−329における画像とマッチングするか否かを記憶・制御・信号処理部109が判断する。そして、マッチングする場合には第2の眼底像311からトラッキングのための動き検出用のテンプレート画像が決定する。一方、マッチングしない場合にはステップ209のように新たに第四の画像を取得し第2の画像と第四の画像とでステップ210のようにマッチングを行う。そしてマッチングしない場合にはステップ214のように第三の画像からテンプレート画像を抽出する。このように、マッチングに成功するまで新たに画像を取得してテンプレート画像を決定するようにしてもよい。
なお、本実施例において第一の画像からテンプレート画像を抽出(ステップ203)後に第二の画像を取得し(ステップ204)、マッチングの判断(ステップ206)の結果に応じて第三の画像を取得(ステップ209)する構成としているが、ステップ202において第二・第三の画像をあらかじめ取得しておいて各処理を実行するように構成してもよい。また、第四の画像についても同様にあらかじめ取得しておいてもよい。
以上で説明したように眼底画像の評価を行うことで、眼球運動の影響を含まない眼底画像を選択してトラッキングのための動き検出用のテンプレート画像を抽出することが可能になる。すなわち、記憶・制御・信号処理部109により、被検眼の動きの影響が含まれていない眼底画像であると判断されてトラッキングのための動き検出用のテンプレート画像が抽出、選択される。当該記憶・制御・信号処理部109はこの選択された画像を用いて被検眼の動きを検出する検出手段として機能する。
また、記憶・制御・信号処理部109はこのテンプレート画像を基準として被検眼の動きによる影響を補正する補正手段として機能し、トラッキングを実行する。この場合、テンプレート画像が抽出された眼底画像に基づき基準座標を設定してもよく、新たに撮像される眼底画像に基づき基準座標を設定してもよい。それにより、眼底撮像中の術者及び患者の負担を減らし、高精度でトラッキングを行うことが出来る。
なお、本実施例ではSLOについて記載したが、眼底画像を取得する装置、特に断層画像撮像装置(OCT:Optical Coherence Tomography)装置などに本方法を適用しても同様の効果が得られる。また、撮影手段に二次元CCDを有する眼底カメラにおいても本方法を適用することが可能である。また、上記実施例は眼底画像について述べているが、これに限定されるものではなく、前眼部画像に対しても適用可能である。なお、以下に述べる実施例についても前眼部画像に対しても適用可能である。
本実施例によれば、眼底撮像において、テンプレート画像の抽出におけるエラーを排除しマッチング精度を向上させ、術者・患者の負担を軽減させて、眼球運動による影響の少ない眼底画像を選択可能な眼科装置及びその制御方法の提供が可能となる。
(実施例2)
本実施例においては、本発明を適用した走査型レーザ検眼鏡(SLO)について説明する。ここでは特に、撮像した複数の眼底画像からテンプレート画像を抽出し、テンプレート画像同士でマッチングを行うことで眼底画像の評価を行い、トラッキングのための動き検出用のテンプレート画像の決定を実施する装置について説明する。特に本実施例では3枚の眼底画像を用いて眼底画像の評価を行う方法について図1、図4、図5を用いて説明する。
なお、本実施例においては、実施例1の構成と同様であるため、構成についての説明は省略する。
(眼底画像の取得)
術者が記憶・制御・信号処理部109を通じて眼底画像取得の命令を与えると、眼科撮像装置100は複数の眼底画像を取得する(ステップ402)。本実施例では第一の眼底画像501、第二の眼底画像511、第三の眼底画像521の3枚の眼底画像の取得を行う。なお、眼底画像の撮像枚数に関しては術者が2枚以上で任意に設定可能である。
(テンプレート画像の抽出)
撮像が完了すると各眼底画像に対してテンプレート画像502、503、504、505、512、513、514、515、522、523、524、525の抽出が行われる(ステップ403)。
(パターンマッチング)
テンプレート画像の抽出が完了すると、記憶・制御・信号処理部109は各眼底画像の同一象限から抽出されたテンプレート画像を用いてマッチングを行う(ステップ404)。
本実施例の第一象限においては、テンプレート画像502と512、502と522、512と522でマッチングを行う。また、同様に第二、第三、第四象限においてもマッチングを行う。
マッチングは、記憶・制御・信号処理部109において実施され、同一象限から抽出されたテンプレート画像がどれほど類似しているかを判断し、その結果は類似度として表示する。マッチングしたかどうかの判定は、類似度をある閾値で分けることによって行われる。閾値は術者が任意に設定できる。これにより類似度が閾値未満である場合はマッチングしなかったものとし、閾値以上の場合はマッチングしたと判断する。また、眼底画像に眼球運動による影響が含まれるかどうかの判断は、各象限のテンプレートがどれだけマッチングしたかによって判断する(ステップ405)。本実施例では、すべての象限のテンプレートがマッチングした画像同士については、ほぼ同一の画像である、という判断する。しかしながら、本実施例の設定に限定されることはなく、画像の判断基準は被検眼や患者の状況に応じて術者が任意に設定できる。本実施例では図6に示すように、第三の眼底画像521のテンプレート523が、第一の眼底画像501のテンプレート503、第二の眼底画像511のテンプレート513にマッチングせず、その他のテンプレートはマッチングする。これにより、第一の眼底画像501と第二の眼底画像511は互いに眼球運動による影響を含まないほぼ同じ眼底画像であるということが判断された。一方、第三の眼底画像521は眼球運動による影響が含まれる眼底画像であると判断される。
なお、ここでどの画像もマッチングしなかったという判断がされた場合、(眼底画像の取得)(ステップ402)まで戻り、再び複数枚の画像取得から行えばよい。
(テンプレート画像の決定)
マッチングが成功し、眼球運動の影響を含まない画像であると判断された場合は、その眼底画像からトラッキングのための動き検出用のテンプレート画像とするために特徴点の抽出を行う。この際、眼底画像の評価のために抽出したテンプレート画像がトラッキングのための動き検出に用いることが出来る場合は、新たに抽出する必要はなく、すでに抽出しているテンプレート画像をトラッキングのための動き検出用のテンプレート画像としてもよい。
以上で説明したように眼底画像の評価を行うことで、眼球運動の影響を含まない眼底画像を選択してトラッキングのための動き検出用のテンプレート画像を抽出することが可能になる。それにより、眼底撮像中の術者及び患者の負担を減らし、高精度でトラッキングを行うことが出来る。
なお、本実施例ではSLOについて記載したが、眼底画像を取得する装置、特にOCT装置などに本方法を適用しても同様な効果が得られる。また、撮影手段に二次元CCDを有する眼底カメラにおいても本方法を適用することが可能である。
(実施例3)
実施例3においては、第一の眼底画像に対してテンプレート画像として特徴点を抽出せず、術者が任意に決めた座標を中心とした領域をテンプレート画像として取得し、複数の眼底画像にマッチングを行って評価する装置について説明する。特に本実施例においては、第一の眼底画像から選ばれるテンプレート画像を用いて、第二、第三の眼底画像でパターンマッチングを行う装置について図1、図7、図8、図9を用いて説明する。
なお、本実施例において、実施例1の構成と同様であるため、構成についての説明は省略する。また、実施例1および実施例2と重複する部分に関しては説明を省略する。
(眼底画像の取得1)
テンプレート画像を取得するための第一の眼底画像801を取得する(ステップ702)。本実施例においては縦2000×横2000画素の眼底画像を得る。
(テンプレート画像の抽出1)
第一の眼底画像801を取得すると、記憶・制御・信号処理部109は画像評価用のテンプレート画像の抽出を行う(ステップ703)。テンプレート画像の抽出箇所は第一の眼底写真の中から任意に選んでもよいが、あらかじめ眼底画像の中で、特徴点として血管の分岐や交叉が多く含まれると予想される箇所を設定しておくことが望ましい。また、抽出されるテンプレート画像は少なくとも一つあればよいが、画像評価をより正確に行うために複数抽出されることが望ましく、さらにテンプレート画像の抽出部位は相対的に離れている方が望ましい。本実施例では第一の眼底画像の中心を原点として4つの象限に分け、各象限で一つずつテンプレート画像の抽出を行う。第一の眼底画像に対して4か所のテンプレート画像802、803、804、805(図8(a))を取得する。テンプレート画像は眼底画像の中心を原点として、図9に示す座標から取得した。また、本実施例ではテンプレート画像のサイズを縦140×横140画素とした。
(眼底画像の取得2)
テンプレート画像を抽出すると、記憶・制御・信号処理部109はパターンマッチングを行うために、再び眼底画像の取得を行う(ステップ704)。その際、画像は少なくとも1枚取得されればよいが、画像評価の精度を上げるためには複数枚取得されることが望ましい。また、取得する眼底画像の枚数に制限はなく、術者が任意で決定しても構わない。本実施例では新たに第二の眼底画像811および第三の眼底画像821を得る。また、本実施例においてはテンプレート画像の抽出後にさらに眼底画像の取得を行っているが、第一の眼底画像の取得(ステップ702)において複数枚の眼底画像を取得し、その一部を用いても構わない。
(パターンマッチング)
複数の眼底画像の取得が終了すると、記憶・制御・信号処理部109は第一の眼底画像801から抽出したテンプレート画像802、803、804、805を用いてパターンマッチングを行う(ステップ705)(図8(b))。パターンマッチングはステップ704において取得された複数の眼底画像に対して行われ、本実施例においては第二の眼底画像811と第三の眼底画像821に対して行われる。マッチングにおける探索領域は第二の眼底画像811および第三の眼底画像821全体としてもよいが、より高速に画像評価を行うためには探索領域を限定することが望ましい。その場合、テンプレート画像を取得した際に記憶・制御・信号処理部109に記憶されているテンプレート画像の座標を中心に限定した領域を探索領域として設定すればよい。本実施例では図9に示した各テンプレート画像を抽出した座標を中心として、縦280×横280画素を探索領域816、817、818、819、826、827、828、829に設定し、マッチングを行う。記憶・制御・信号処理部109はマッチングが出来たかどうかの判断を行う(ステップ706)。
マッチングは、記憶・制御・信号処理部109において実施され、同一象限から抽出されたテンプレート画像がどれほど類似しているかを判断し、その結果は類似度として表示する。また、眼底画像に眼球運動の影響が含まれるかどうかの判断は、各象限のテンプレートがどれだけマッチングしたかによって判断する。本実施例では、すべての象限のテンプレートがマッチングした画像同士については、ほぼ同一の画像である、という判断を下す設定をした。しかしながら、本実施例の設定に限定されることはなく、画像の判断基準は被検眼や患者の状況に応じて術者が任意に設定できる。マッチングの結果について図11に示す。
本実施例においては図11に示すマッチングの結果から、第一の眼底画像801と第三の眼底画像821がほぼ同一の画像である、という判断が下された。なお、本実施例においては第一の眼底画像801と第三の眼底画像821がほぼ同一の画像であるとの判断であったが、全ての画像がマッチングしなかった場合はステップ702に戻ってやり直せばよい。
(テンプレート画像の抽出2)
マッチングが成功し、眼球運動の影響を含まない画像であると判断された場合は、その眼底画像からトラッキング用のテンプレート画像とするために特徴点の抽出を行う。本実施例においては第一の眼底画像801から特徴点を抽出する。なお、本実施例においては第一の眼底画像801から特徴点を抽出したが、第三の眼底画像821をもとに特徴点の抽出を行っても構わない。さらに、複数の眼底画像でマッチングが成功した場合は、成功した眼底画像から任意の眼底画像を選んで特徴点の抽出を行っても構わない。
以上で説明したように眼底画像の評価を行うことで、眼球運動の影響を含まない眼底画像を選択してトラッキングのための動き検出用のテンプレート画像を抽出することが可能になる。それにより、眼底撮像中の術者及び患者の負担を減らし、高精度でトラッキングを行うことが出来る。
なお、本実施例ではSLOについて記載したが、眼底画像を取得する装置、特にOCT装置などに本方法を適用しても同様の効果を得られる。また、撮影手段に二次元CCDを有する眼底カメラにおいても本方法を適用することが可能である。
(実施例4)
本実施例においては、1枚の眼底画像を取得して、その眼底画像に眼球運動による影響が含まれているかどうかを判断し、トラッキングのための動き検出用のテンプレート画像を決定する装置について説明する。本実施例においては特に、眼底画像内の不連続性を検知することで眼球運動の有無を判断し、トラッキングのための動き検出用のテンプレート画像を決定する装置について、図1、図12、図13を用いて説明する。
(眼底画像の取得)
評価に用いる眼底画像1300を1枚取得する(ステップ1202)。
(連続性の判定)
取得された眼底画像1300から記憶・制御・信号処理部109は画像の連続性を判定する。画像の連続性は、連続性を判定しうる画像内の特徴箇所が不連続になっていないかどうか、を検知することによって行われる(ステップ1203)。本実施例では眼底画像1300の撮像中に比較的大きな眼球運動が発生し、不連続部1303を境界として眼底画像部分1302が1301に対してズレが発生している。測定対象が眼である場合、血管、黄斑、視神経乳頭などが特徴箇所として考えられるが、それに限定されるものではない。本実施例では血管を特徴箇所として設定し、連続性の判定を行った。なお、特徴箇所を用いて連続性を判断する方法については、例えば正規化相互相関を用いる方法がある。
まず、取得した眼底画像1300の1ピクセルあたり輝度値をそれぞれ算出し、1ラインごとの輝度値のプロファイルを取得する。取得した輝度値のプロファイルは、隣り合うプロファイルと比較され、その類似度を算出する。類似度は0から1の間で表現され、1は完全に一致していることを意味する。
本実施例では類似度の閾値を0.6としたが、類似度は術者が任意に設定できる。隣り合うライン同士の類似度が低かった場合は、そのライン間で連続性が保たれていないことを意味し、眼球運動などによって眼底画像中に不連続な部分があることがわかる。また、ここでは正規化相互相関を用いる方法を記述したが、この方法に限定されるものではなく、連続性を判定するいかなる方法を用いても構わない。
記憶・制御・信号処理部109は、眼底画像1300のように一枚の眼底画像中に不連続な部分があると判断した場合(ステップ1204)、ステップ1202に戻り、眼底画像の取得を開始する。また、記憶・制御・信号処理部109は取得した眼底画像に不連続な部分が検知されなくなるまでこれを繰り返す。
(テンプレート画像の抽出)
記憶・制御・信号処理部109は取得した眼底画像に不連続な部分がないと判断した場合(ステップ1204)、トラッキングのための動き検出用のテンプレート画像の抽出を行う。テンプレート画像の抽出については実施例1(テンプレート画像の抽出1)と同様であるため、ここでは説明を省略する。
以上で説明したように眼底画像の評価を行うことで、眼球運動の影響を含まない眼底画像を選択してトラッキングのための動き検出用のテンプレート画像を抽出することが可能になる。それにより、眼底撮像中の術者及び患者の負担を減らし、高精度でトラッキングを行うことが出来る。
なお、本実施例ではSLOについて記載したが、眼底画像を取得する装置、特にOCT装置などに本方法を適用しても同様の効果が得られる。また、上記実施例では眼底画像に不連続な部分がないと判断した場合、テンプレート画像の抽出を行うとしているが、これに限定されるものではない。例えば、眼底画像に含まれる不連続な部分が所定値未満であればステップ1205に進み、所定値以上であればステップ1202に進むこととしてもよい。なお、不連続な部分が所定値以上か否かの判断は、例えば、画像中における不連続な部分の量が所定値以上か否かを判断する。
(その他の実施例)
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、上記実施例の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。例えば、上記の実施例1〜4を任意に組み合わせてもよい。組み合わせの一例としては、実施例1と実施例4とを組み合わせてもよい。例えば、ステップ211においてマッチングしない場合、第二の画像に対して実施例4に記載の処理を施すことでテンプレート画像を決定してもよい。なお、ステップ211においてマッチングしない場合、第二の画像と第三の画像とに対して実施例4に記載の処理を施し、より画像中に不連続な部分が少ない画像からテンプレート画像を決定してもよい。また、第二の画像と第三の画像とに不連続な部分が含まれている場合に、例えば、新たに複数枚の画像を取得して、その後、この複数枚の画像に対して実施例1に記載の処理を施すようにしてもよい。このように実施例1〜4を任意に組み合わせることで、より適切なテンプレート画像を得ることが可能となる。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (12)

  1. 被検眼の画像を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された複数の画像のうち前記被検眼の動きによる影響が少ない画像を選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された画像を用いて前記被検眼の動きを検出する検出手段と、を備えることを特徴とする眼科装置。
  2. 前記選択手段は、前記複数の画像を比較することにより、
    前記被検眼の動きによる影響が少ない画像を選択することを特徴とする、請求項1に記載の眼科装置。
  3. 前記選択手段は、前記画像における不連続性、伸縮または回転のうち少なくともひとつに基づいて前記被検眼の動きによる影響が少ない画像を選択することを特徴とする、請求項1または2に記載の眼科装置。
  4. 前記選択手段は、前記取得した画像中の一部の領域を比較することによって前記被検眼の動きによる影響が少ない画像を選択することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の眼科装置。
  5. 前記選択手段は、前記被検眼の画像内に含まれる血管の交叉または分岐部位の画像に基づいて前記被検眼の動きによる影響が少ない画像を選択することを特徴とする、請求項1から4のいずれか1項に記載の眼科装置。
  6. 前記選択手段によって選択された画像から少なくとも1つの特徴点を、前記被検眼の動きを検出する際に用いる特徴画像として抽出する抽出手段を更に有することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の眼科装置。
  7. 前記特徴点は、前記被検眼の画像内に含まれる血管の交叉または分岐部位の画像であることを特徴とする、請求項6に記載の眼科装置。
  8. 前記選択手段により前記被検眼の動きによる影響が少ない画像が選択できない場合、前記取得手段は前記被検眼の画像を再び取得することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の眼科装置。
  9. 被検眼の画像を取得する取得手段と、
    前記画像が含む前記被検眼の動きによる影響が所定値以上か否か判断する判断手段と、
    前記判断手段よって前記画像が含む前記被検眼の動きによる影響が所定値未満であると判断された場合、前記画像を用いて前記被検眼の動きを検出する検出手段と、を備えることを特徴とする眼科装置。
  10. 前記取得手段が走査型レーザ検眼鏡(SLO:Scanning Laser Ophthalmoscope)または断層画像撮像装置(OCT:Optical Coherence Tomography)であることを特徴とする、請求項1から8のいずれか1項に記載の眼科装置。
  11. 被検眼の画像を取得する取得工程と、
    前記取得手段により取得された複数の画像のうち前記被検眼の動きによる影響が少ない画像を選択する選択工程と、
    前記選択手段により選択された画像を用いて前記被検眼の動きを検出する検出工程と、を備えることを特徴とする眼科装置の制御方法。
  12. 請求項11に記載の眼科装置の制御方法の各工程をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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