JP2012191266A - 受信装置、および、プログラム - Google Patents

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心平 松田
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Abstract

【課題】隣接チャネルの妨害波による受信品質低下を改善する。
【解決手段】RFアンプ11により増幅されたRF信号とローカル発振器13が発生するローカル周波数とを周波数変換部12が混合することでRFからIFへの周波数変換をおこなう受信装置1において、アナログフィルタ14の帯域特性を一時的に広帯域特性に切り替え、デジタルフィルタ22での濾波前後の信号電力差に基づいて、隣接チャネルが妨害波となって混入していないか検出する。隣接チャネルの妨害波が検出された場合、ローカル発振器13が発生するローカル周波数を、アッパーローカルからロワーローカルもしくはロワーローカルからアッパーローカルに切り替えることで、隣接チャネルがイメージ周波数とならないようにし、隣接チャネルによるイメージ妨害を除去する。
【選択図】図1

Description

本発明は、受信装置、および、プログラムに関し、特に、デジタル放送の受信に好適な受信装置、および、プログラムに関する。
デジタル放送などの受信に用いられる受信装置においては、受信したRF(Radio Frequency:高周波)信号を復調周波数である中間周波数(IF:Intermediate Frequency)に周波数変換するRF回路部(例えば、RFチューナ回路(アナログ)など)を前段、周波数変換されたIF信号をデジタル信号に変換して復調する復調回路部(例えば、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:直交周波数分割多重)復調回路(デジタル)など)を後段とした構成としていることが一般的である。
このような受信装置は、例えば、携帯電話などの移動体通信端末に組み込まれることで、携帯型の放送受信装置として一般的に利用されている。携帯型の受信装置の場合、携行に伴う周辺環境の変化などにより、受信を所望するチャネル(希望チャネル)の受信状態が常に良好であるとは限らない。例えば、マルチパスの影響などによって希望チャネルが弱電界となり、希望チャネルの信号電力よりも、隣接チャネルの信号電力の方が高くなることがある。このような隣接チャネルの信号は妨害波となり、希望チャネルの受信にかかる受信品質の低下をもたらす。
特に、隣接チャネルが妨害波となる場合、3次歪みの要因となることがあり、妨害成分が急激に増大して受信品質を大幅に低下させるおそれがある。このため、隣接チャネルによる妨害波は効果的に除去することが望まれる。
妨害波を除去する方法として、RF回路部におけるフィルタを用いることが考えられる。隣接チャネルの妨害成分を除去するには、1チャネル分をカバーする帯域よりも広い帯域特性とする必要となる。しかしながら、RF回路部のフィルタの役割は、受信信号を希望チャネルに濾波して選局することにあるため、広帯域特性のフィルタであると選局精度を低下させてしまうことになる。
また、RF回路部においては、受信周波数(RF)にローカル周波数を乗算することで周波数変換をおこなう、いわゆるスーパーへテロダイン方式が一般的である。このような周波数変換では、選局された希望チャネルの周波数(RF)と復調回路部の所要周波数(IF)からローカル周波数が決定される。例えば、希望チャネルのRFと所要IFとの周波数差をfとした場合、ローカル周波数で正負対称となる2f離れた周波数が、RFとともに所要IFに変換されてしまう周波数、いわゆるイメージ周波数となる。ここで、周辺環境の変化などによって希望チャネルが弱電界となる場合などでは、隣接チャネルの周波数がイメージ周波数となりやすく、隣接チャネルが妨害波となってイメージ妨害などの受信品質低下をもたらす。すなわち、隣接チャネルの妨害波は、イメージ妨害として顕在化する可能性が高い。
この場合、周波数変換時にRFに乗算するローカル周波数を切り替えることでイメージ妨害を除去する、いわゆるイメージリジェクション(イメージ除去)が知られている(例えば、特許文献1)。すなわち、あるローカル周波数(例えば、アッパーローカル)でイメージ妨害が発生する場合、ローカル周波数として取りうる周波数帯域内の別の周波数(例えば、ロワーローカル)に切り替えることで、隣接チャネルの周波数がイメージ周波数からずれ、イメージ妨害を除去することができる。
しかしながら、このようなローカル周波数を切り替える動作は、リセットに近い動作となるため、切替中は受信が途切れることになる。周辺環境の変化が想定される携帯型の受信装置の場合、受信環境の変動に応じて受信品質も頻繁に変動することになるが、その度にローカル周波数の切替動作をおこなうと、頻繁に受信が途切れてしまう不都合がある。
特開2009−206812号公報
本発明は、上記実状を鑑みてなされたものであり、隣接チャネルの妨害波による受信品質の低下を効果的に改善できる受信装置、および、プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点にかかる受信装置は、
ローカル周波数を発生させるローカル周波数発振器と、
受信信号と前記ローカル周波数との混合により周波数変換をおこなう周波数変換器と、
前記周波数変換器で周波数変換された信号を濾波する第1のフィルタと、
前記第1のフィルタの特性を、希望チャネルの周波数帯域分をカバーする第1の帯域特性から該希望チャネルと隣接チャネルの一部を含む周波数帯域分をカバーする第2の帯域特性へ切り替える帯域切替手段と、
前記帯域切替手段によって前記第1のフィルタの特性を切り替えることにより、隣接チャネルによる妨害波を検出する妨害波検出手段と、
前記妨害波検出手段が隣接チャネルによる妨害波を検出した場合にイメージ除去によって受信品質を改善させる受信品質改善手段と、を備える、
ことを特徴とする。
本発明によれば、隣接チャネルの妨害波による受信品質の低下を効果的に改善することのできる受信装置を実現することができる。
本発明の実施形態1にかかる受信装置の構成を示すブロック図である。 図1に示すアナログフィルタの特性を説明するための図であり、(a)は通常のフィルタ特性を示し、(b)は広帯域特性を示す。 図1に示した復調部によって実現される機能を示す機能ブロック図である。 本発明の実施形態にかかる「受信処理」を説明するためのフローチャートである。 周波数変換を説明するための図であり、(a)は妨害波が検出された場合の希望チャネル、隣接チャネル、ローカル周波数の関係を示し、(b)は周波数変換によって隣接チャネルがイメージ妨害となることを示す。 本発明の実施形態にかかるローカル周波数切替を説明するための図であり、(a)はローカル周波数をアッパーローカルからロワーローカルに切り替えた場合を示し、(b)はローカル周波数切替により希望チャネルのみが周波数変換されることを示す。
本発明にかかる実施形態を、図面を参照して以下に説明する。
本発明の実施形態1にかかる受信装置1を、図1を参照して説明する。ここでは、本発明にかかる受信装置を、例えば、地上デジタル放送などのデジタル放送の受信に用いるための受信装置として構成した場合を例に以下説明する。図1は、実施形態1にかかる受信装置1の構成を示すブロック図である。
図示するように、本実施形態にかかる受信装置1は、高周波(RF:Radio Frequency)である放送波を受信して、中間周波数(IF:Intermediate Frequency)に変換するRF回路部10と、変換されたIF信号を復調して放送コンテンツの再生信号を得る復調回路部20とから構成される。
RF回路部10は、図1に示すように、RFアンプ11、周波数変換部12、ローカル発振器13、アナログフィルタ14、IFアンプ15、などから構成されている。
RFアンプ11は、アンテナ(不図示)などで受信された放送電波の受信信号(RF)を増幅する増幅器(第1の増幅器)であり、本実施形態では、ゲイン(利得)制御可能な可変利得増幅器(VGA:Variable Gain Amplifier)であるものとする。
周波数変換部12は、例えば、アナログ乗算器などのミキサ回路などから構成され、RFアンプ11で増幅された信号の周波数と、ローカル発振器13からのローカル周波数とを混合(ミキシング)することで、RFアンプ11の出力周波数を、RF帯域から後段の周波数帯域に変換する。本実施形態では、復調回路部20の復調動作によって要求される周波数(復調周波数)である中間周波数(IF)帯域への周波数変換をおこなうものとする。
アナログフィルタ14は、例えば、ローパスフィルタ(LPF:Low-Pass Filter)などのアナログフィルタであり、周波数変換部12のIF出力信号を濾波することで不要波を減衰させる。本実施形態では、復調部200からの制御信号(CTRL_FL)が、RF制御部24を介してアナログフィルタ14に送出される構成となっている。本実施形態では、アナログフィルタ14として、帯域特性を変更可能なフィルタが用いられるものとする。この場合、濾波させる周波数帯域を変更可能なフィルタであるものとする。
本実施形態では、例えば、図2(a)に示すような、希望チャネルの1チャネル分の帯域をカバーする特性のフィルタ(以下、「通常フィルタ」とする)と、図2(b)に示すような、希望チャネルの1チャネル分と隣接チャネルの一部を含む帯域をカバーする広帯域特性のフィルタ(以下、「広帯域フィルタ」とする)とを有しているものとする。
IFアンプ15は、例えば、RFアンプ11と同様のVGA(可変利得増幅器)などから構成される増幅器(第2の増幅器)であり、アナログフィルタ14で濾波された信号を増幅し、復調部200へ出力する。
また、復調回路部20は、図1に示すように、ADC21、デジタルフィルタ22、記憶部23、RF制御部24、復調部200、などから構成されている。
ADC21は、アナログ−デジタル変換器(Analog-Digital Converter:ADC)であり、IFアンプ15によって増幅されたIF帯域のアナログ信号をデジタル信号に変換し、復調にかかるデジタル信号処理に供する。
デジタルフィルタ22は、ADC21によって変換されたデジタル信号を希望周波数帯域にフィルタリング(濾波)する(希望周波数帯域以外の周波数を減衰させる)デジタルフィルタであり、例えば、DLPF(Digital Low-Pass Filter)などから構成される。
デジタルフィルタ22は、RF回路部10によって周波数変換されたIF信号を希望チャネルに濾波するためのものであるため、デジタルフィルタ22の帯域は希望チャネルの1チャネル分をカバーする。よって、アナログフィルタ14の通常フィルタの帯域は、デジタルフィルタ22の帯域とほぼ同じとなる。したがって、アナログフィルタ14の広帯域フィルタは、デジタルフィルタ22の帯域よりも広い帯域特性をもっているということになる。
記憶部23は、例えば、レジスタやROM(Read Only Memory)、あるいは、その他の書換可能な記憶装置などから構成され、復調部200によって実行される動作プログラムや復調部200が使用するデータなどを格納する。
本実施形態では、例えば、選局可能なチャネルと、各チャネルを選局する際にローカル発振器13が生成すべきローカル周波数とを対応づけたテーブル(以下、「ローカル周波数テーブル」とする)などが記憶部23に格納されているものとする。このローカル周波数テーブルには、当該チャネルを選局することが可能なローカル周波数帯域の両端に相当する2つの周波数がローカル周波数として記録されているものとし、以下、ローカル周波数帯域の上端側の周波数を「アッパーローカル」、下端側の周波数を「ロワーローカル」とする。
RF制御部24は、復調部200がおこなう処理(詳細後述)によって生成される制御信号に基づいて、RF回路部10の各部を制御する。本実施形態では、主に、ローカル発振器13やアナログフィルタ14がRF制御部24によって制御される。制御に際しアナログ信号が必要となる場合、RF制御部24には、デジタル−アナログ変換器(Digital-Analog Converter:DAC)が含まれ、デジタルの復調部200から送出されたデジタルの制御信号をアナログ信号に変換する。このようなアナログ制御信号の生成においては、必要に応じて、例えば、PWM(Pulse Width Modulation:パルス幅変調)やPCM(Pulse Code Modulation:パルス符号変調)などの変調がおこなわれるものとする。
復調部200は、例えば、DSP(Digital Signal Processor)やCPU(Central Processing Unit:中央演算処理装置)などのデジタルプロセッサ(デジタル演算回路)などから構成され、ADC21によって変換されたデジタル信号を用いた処理をおこなう。
本実施形態では、図3に示すように、ADC21からの出力と、デジタルフィルタ22からの出力が復調部200に入力されるよう構成されているものとする。復調部200は、記憶部23に記録されている動作プログラムを実行することで各種機能を実現する。
本実施形態では、復調部200がおこなう処理によってRF回路部10を制御することで、妨害波の検出をおこない、妨害波が検出された場合にイメージリジェクションによる受信品質の改善を図る。復調部200によって実現される機能のうち、このような受信品質の改善に必要となる機能を、図3を参照して以下に説明する。図3は、復調部200によって実現される機能を示す機能ブロック図である。
図示するように、復調部200により、復調機能210、フィルタ切替機能220、受信電力算出機能230、妨害波検出機能240、受信品質改善機能250、などが実現される。なお、本実施形態では、DSPやCPUなどのようなプロセッサ内でこれらの機能が統合的に実現されるものとするが、上記各機能にかかる動作に特化した専用のハードウェアによってこれらの機能が実現されていてもよい。
復調機能210は、デジタルフィルタ22によって希望周波数帯域にフィルタリングされたデジタル信号を復調し、音声や映像などを示す再生信号を、再生動作などにかかる後段(不図示)に出力する。
フィルタ切替機能220は、制御信号を、RF制御部24を介してアナログフィルタ14に送出することで、アナログフィルタ14の帯域特性を切り替える。本実施形態にかかるアナログフィルタ14は、上述したように、デジタルフィルタ22とほぼ同じ帯域特性である通常フィルタと通常フィルタの帯域特性よりも広帯域となる帯域特性の広帯域フィルタが切替可能なフィルタ回路を用いている。よって、フィルタ切替機能220は、アナログフィルタ14の帯域特性を通常フィルタまたは広帯域フィルタに切り替えるための制御信号(CTRL_FL)を生成し、RF制御部24を介してアナログフィルタ14に送出する。
ここで、アナログフィルタ14のフィルタ特性の切替方法は任意であり、例えば、アナログフィルタ14が1チップで構成されており、帯域特性を論理的に変更できる場合には、切替にかかる制御信号をアナログフィルタ14に送出してフィルタ特性を切り替える。また、特性の異なるフィルタ回路を2つ用意する場合には、フィルタ回路への入力を切り替えるスイッチに対し、切替のための制御信号が送出される。
ここで、通常の動作時には、図2(a)に示したような通常フィルタを用いるが、妨害波の混入があるか検出する際には、フィルタ切替機能220がアナログフィルタ14を制御することで、図2(b)に示すような広帯域フィルタに切り替えられる。この広帯域フィルタは、隣接チャネルの一部の帯域をカバーしている。よって、隣接チャネルが妨害波となっている場合、隣接チャネル帯域の電力も通過させるので、図2(b)に示すように、隣接チャネルの成分が、デジタルフィルタ22での濾波前後の電力差によって検出することができる。このため、本実施形態では、図3に示すように、デジタルフィルタ22による濾波前後の信号が受信電力算出機能230に入力されるよう構成する。
受信電力算出機能230は、ADC21によって変換されたデジタル信号において、デジタルフィルタ22による濾波前後の信号の信号電力(受信電力)を算出する。ここで、受信電力算出機能230による電力算出の方法は任意であり、例えば、信号を電力に変換して区間内平均にて求める方法や、振幅の確率密度分布から閾値を超える割合を求めて変換する方法などといった既知の技術を用いることができる。
妨害波検出機能240は、妨害波の検出動作を制御し、フィルタ切替機能220によってアナログフィルタ14の帯域特性が広帯域フィルタに切り替えられた場合の受信電力算出機能230による測定電力に基づいて、希望チャネルの隣接チャネルにおける妨害波の存在を検出する。
すなわち、デジタルフィルタ22の帯域より広い帯域としたアナログフィルタ14(広帯域フィルタ)を通過した信号について、希望チャネルの1チャネル分をカバーする帯域特性であるデジタルフィルタ22による濾波前後の電力差を求めることで妨害波の検出をおこなう。
例えば、本実施形態にかかる受信装置1の受信対象が、いわゆるフルセグメント(フルセグ)放送とした場合、受信装置1は、1つのチャネルに割り当てられた周波数帯域のすべて(全帯域)を受信する。このような全帯域受信の場合、希望チャネルの電力はすべて希望周波数帯域に存在するので、希望周波数帯域以外の電力はすべて不要な周波数成分となる。
アナログフィルタ14が広帯域フィルタである場合、隣接チャネルの一部を含む帯域で濾波された信号が復調回路部20に入力されており、このような信号をデジタルフィルタ22が希望周波数帯域に濾波しているので、デジタルフィルタ22による濾波をおこなう前の信号には、妨害波の周波数成分が混入している。よって、このような濾波前信号と、デジタルフィルタ22によって希望周波数帯域に濾波された濾波後信号とを比較することで、妨害波の電力割合を推定することができる。
すなわち、妨害波検出機能240によって算出される電力差は、このような妨害波の電力割合を示す。すなわち、妨害波電力の割合が高い場合、妨害波もしくは妨害波による歪みが多く含まれているということになる。このような場合、妨害波検出機能240によって算出される電力差は大きくなる。一方、妨害波電力の割合が低い場合は、妨害波検出機能240によって算出される電力差は小さくなる。したがって、妨害波検出機能240は、算出した電力差の値と閾値とを比較し、閾値よりも電力差の値が大きい場合に、妨害波が存在すると判別する。
受信品質改善機能250は、妨害波検出機能240によって妨害波の存在が検出された場合、妨害波の混入による受信品質の低下を改善するための制御をおこなう。すなわち、受信装置1がデジタル放送の受信に用いられる場合、希望チャネルの隣接チャネルに相当する周波数が妨害波となることがあり、このような妨害波が混入することで受信品質が低下する場合がある。その際、受信品質改善機能250は、妨害波の混入による受信品質の低下を改善するための制御をおこなう。
このような妨害波をアナログフィルタ14で除去することもできるが、この場合、希望チャネルの帯域だけでなく、隣接チャネルの帯域までをカバーする広帯域特性とする必要がある。アナログフィルタ14は、希望チャネルを選局するために、受信信号を希望チャネルの帯域で濾波する目的で用いられているため、通常の受信動作時において広帯域特性であると選局精度を低下させてしまう。
このため、本実施形態では、アナログフィルタ14を用いた妨害波除去はおこなわず、イメージリジェクション(イメージ除去)によって妨害波の除去をおこなう。本実施形態では、ローカル発振器13のローカル周波数を切り替えることによるイメージリジェクション(イメージ除去)により、妨害波を減衰させる。この場合、アナログフィルタ14での減衰に代えてイメージリジェクションによる減衰効果を利用するため、広帯域特性のアナログフィルタ14による減衰よりも、イメージリジェクションによる減衰の方が大きいことを前提条件とする。
以上が本実施形態にかかる受信装置1の構成であるが、上記の各構成は本発明を実現するために必要な構成を示したものであり、受信装置として必要となるその他の構成などについては必要に応じて適宜備えられているものとする。
以上のような構成の受信装置1の動作例を以下に説明する。実施形態1にかかる受信装置1によって実行される「受信処理」を、図4に示すフローチャートを参照して説明する。この「受信処理」は、例えば、受信装置1が起動したことを契機に開始されるものとする。
処理の開始とともに、受信装置1による受信動作が開始される(ステップS101)。ここでは、選局されたチャネルの周波数帯域についての受信動作がおこなわれる。すなわち、アナログフィルタ14は、選局されたチャネルの周波数帯域分を濾波するフィルタ特性(通常フィルタ)に設定されて、受信動作がおこなわれる。
本実施形態では、受信動作開始後、所定期間毎に妨害波の検出動作をおこなうものとする。例えば、受信動作開始直後や選局直後に妨害波の検出動作をおこない、その後は、所定時間毎に周期的に検出動作をおこなうものとする。検出周期のタイミングは、例えば、復調部200を構成しているデジタル回路に備えられているタイミング回路との協働により、妨害波検出機能240によって規定されるものとする。
このような、妨害波の検出動作タイミングになると(ステップS102:Yes)、妨害波検出機能240は、フィルタ切替機能220にフィルタ切替を指示する。フィルタ切替機能220は、妨害波検出機能240からの指示に応じて、アナログフィルタ14のフィルタ特性を通常フィルタから広帯域フィルタに切り替える制御信号(CTRL_FL)を生成し、RF制御部24を介してアナログフィルタ14に送出する。これにより、アナログフィルタ14のフィルタ特性が、通常フィルタから広帯域フィルタに切り替える(ステップS103)。
広帯域フィルタへの切替動作をおこなうと、フィルタ切替機能220は、その旨を妨害波検出機能240に通知する。妨害波検出機能240は、フィルタ切替機能220から通知を受けると、受信電力算出機能230に対し、デジタルフィルタ22での濾波前後の受信電力それぞれを算出するように指示する。
妨害波検出機能240からの指示に応じて、受信電力算出機能230は、デジタルフィルタ22での濾波前の受信電力と、デジタルフィルタ22での濾波後の受信電力のそれぞれを算出して、妨害波検出機能240に通知する。
妨害波検出機能240は、受信電力算出機能230から通知された、デジタルフィルタ22での濾波前後の受信電力に基づいて、妨害波の検出動作をおこなう(ステップS104)。ここでは、デジタルフィルタ22での濾波前後の受信電力の差分から妨害波が混入しているか否かを判別する。
妨害波の検出動作をおこなうと、妨害波検出機能240は、アナログフィルタ14のフィルタ特性を、広帯域フィルタから通常フィルタへ切り替えるよう、フィルタ切替機能220に指示する。フィルタ切替機能220は、妨害波検出機能240からの指示に応じて、アナログフィルタ14のフィルタ特性を広帯域フィルタから通常フィルタに切り替える制御信号(CTRL_FL)を生成し、RF制御部24を介してアナログフィルタ14に送出する。これにより、アナログフィルタ14のフィルタ特性が、広帯域フィルタから通常フィルタに切り替える。すなわち、当初のフィルタ特性に戻す(ステップS105)。
以上のような動作により、妨害波検出機能240が妨害波検出動作をおこなう場合のみ、アナログフィルタ14のフィルタ特性が通常フィルタから広帯域フィルタに切り替えられる。
妨害波検出機能240は、デジタルフィルタ22での濾波前後の受信電力から妨害波の混入を検出すると(ステップS106:Yes)、その旨を受信品質改善機能250に通知する。受信品質改善機能250は、妨害波検出機能240からの通知に応じて、ローカル発振器13のローカル周波数を切り替える動作をおこなう(ステップS107)。
この場合、受信品質改善機能250はまず、現在の選局に対してローカル発振器13が発生させているローカル周波数が、アッパーローカルであるかロワーローカルであるかを識別する。受信品質改善機能250は、記憶部23のローカル周波数テーブルを参照し、現在のローカル周波数がアッパーローカルである場合は、対応するロワーローカルを特定し、現在のローカル周波数がロワーローカルである場合は、対応するアッパーローカルを特定する。
そして、受信品質改善機能250は、ローカル発振器13が発生するローカル周波数を、特定したローカル周波数に切り替える制御信号(CTRL_LO)を生成し、RF制御部24を介してローカル発振器13に送出する。これにより、ローカル発振器13が発生するローカル周波数が切り替えられる(ステップS107)。
すなわち、妨害波検出機能240によって妨害波が検出されると、ローカル発振器13が発生するローカル周波数が切り替えられる。そして、ローカル周波数の切替によるイメージリジェクションにより、隣接チャネルが妨害波となって発生するイメージ妨害が除去され、受信品質の改善が図られる。
例えば、ローカル周波数が希望チャネルに対するアッパーローカルのときに隣接チャネルによる妨害波が検出された場合、希望チャネル(N)、ローカル周波数、隣接チャネル(N+1)は、図5(a)に示すような関係となっていると考えられる。すなわち、希望チャネルとローカル周波数(希望チャネルに対するアッパーローカル)との周波数差および隣接チャネルとローカル周波数(希望チャネルに対するアッパーローカル)との周波数差がともにfであり、希望チャネルと隣接チャネルとがローカル周波数(希望チャネルに対するアッパーローカル)で対称となっている場合、すなわち、隣接チャネルに対しローカル周波数がロワーローカルとなる周波数となる場合、隣接チャネルがイメージ周波数となり妨害波となる。
この場合、図5(b)に示すように、周波数変換部12によるRFとローカル周波数の混合(ミキシング)により、希望チャネル(RF)が所要IFへ周波数変換されるが、イメージ周波数となっている隣接チャネルも同じく所要IFに周波数変換される。ここで、希望チャネルが弱電界となる受信環境などでは、隣接チャネルによってイメージ妨害が発生する。
そこで、図6(a)に示すように、ローカル周波数を希望チャネルに対するアッパーローカルから希望チャネルに対するロワーローカル切り替えると、希望チャネルと隣接チャネルとがローカル周波数で対称にはならず、このため、隣接チャネルがイメージ周波数ではなくなる。この状態で周波数変換をおこなうと、図6(b)に示すように、希望チャネルのみが所要IFに周波数変換されることになるので、隣接チャネルによるイメージ妨害が除去される(イメージリジェクション)。
よって、ステップS104(図4)での妨害波検出動作で妨害波が検出された場合に、ローカル周波数を希望チャネルに対して、アッパーローカルからロワーローカルもしくはロワーローカルからアッパーローカルに切り替えることで、イメージリジェクションによる妨害波除去がなされ、受信品質の改善を図ることができる。
このような動作を、受信装置1の受信動作についての終了イベント(例えば、電源オフなど)が発生するまで繰り返しおこなうことで(ステップS108:No)、妨害波が検出された場合にのみローカル周波数の切替がおこなわれ、受信品質が維持される。そして、終了イベントの発生(ステップS108:Yes)により、本処理は終了する。
以上説明したように、本発明を上記実施形態の如く適用することで、隣接チャネルが妨害波となることに起因する受信品質の低下を改善することができる。
上記実施形態では、ローカル周波数の切替によるイメージリジェクションを利用して受信品質の改善をおこなったが、ローカル周波数の切替は、受信動作におけるリセット動作に近いものであるため、ローカル周波数の切替によって受信が中断してしまう。このため、上記実施形態では、隣接チャネルによる妨害波が検出された場合にのみローカル周波数を切り替えるように動作するので、受信の中断を最小限にとどめつつ、受信品質を改善させることができる。
ローカル周波数の切替に際しては、ローカル周波数として適用可能な周波数帯域の上端(アッパーローカル)と下端(ロワーローカル)とを切り替えるようにしているので、ローカル周波数の切替にかかる設定変更などを容易におこなうことができるとともに、適用可能な周波数帯域での周波数差が最大となるため、イメージリジェクション効果を確実に得ることができる。
また、隣接チャネルによる妨害波を検出する場合にのみ、IFフィルタ(アナログフィルタ14)のフィルタ特性を広帯域特性に切り替えるので、広帯域フィルタを常時使用することなく妨害波の検出をおこなうことができ、通常の受信動作時には本来のフィルタ特性を確保することができる。
上記実施形態は一例であり、本発明の適用範囲はこれに限られない。すなわち、種々の応用が可能であり、あらゆる実施の形態が本発明の範囲に含まれる。
例えば、上記実施形態では、周波数変換部12でRF周波数からIF周波数に変換するものとしたが、変換後の周波数帯域がベースバンド(Base Band:BB)帯域であってもよい。この場合、LPFに代え、バンドパスフィルタ(Band-Pass Filter:BPF)によってアナログフィルタ14を構成し、IFVGAに代え、BBVGA(Base Band VGA)によってIFアンプ15を構成し、DLPFに代え、DBPF(デジタルBPF)によってデジタルフィルタ22を構成すればよい。
また、上記実施形態では、復調部200によって受信品質の改善にかかる各機能が実現されるものとしたが、復調機能を担う回路とは独立したデジタル回路(プロセッサ)によって実現されるように構成してもよい。
また、上記実施形態では、周期的なタイミングで妨害波の検出動作をおこなう場合を例示したが、妨害波検出の実行タイミングは任意であり、上述した例に限られるものではない。
例えば、妨害波による受信品質の低下は、ゲイン制御(いわゆる、AGC(Automatic Gain Control:自動ゲイン制御))によって改善される場合もあるため、ゲイン制御でも改善されないような場合に、ローカル周波数を切り替えるように動作してもよい。この場合、ゲイン制御がおこなわれた後に妨害波の検出動作をおこない、ここで隣接チャネルの妨害波が検出された際にローカル周波数の切替をおこなう。このとき、ゲイン制御によるゲインの増減に閾値を設定し、妨害波の検出動作を実行する条件を設けるようにしてもよい。
あるいは、種々のパラメータをモニタすることで受信品質を随時検出し、受信品質の低下が検出された場合に、妨害波の検出動作をおこなうようにしてもよい。
なお、上記実施形態の受信装置1と同様の機能や構成を予め備えた受信装置によって本発明を実現できることはもとより、既存の受信装置のデジタル回路にプログラムを適用することで、本発明にかかる受信装置として機能させることもできる。この場合、上記実施形態で例示した復調部200と同様のコンピュータ(CPUなど)に、上述した機能と同様の機能を実現させるためのプログラムを実行させることで、本発明にかかる受信装置として機能させることができる。
このようなプログラムの適用方法は任意であり、例えば、CD−ROMやメモリカードなどの記憶媒体に格納して適用できる他、例えば、インターネットなどの通信媒体を介して適用することもできる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明を適用し得る実施形態は、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。以下に、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記1)
ローカル周波数を発生させるローカル周波数発振器と、
受信信号と前記ローカル周波数との混合により周波数変換をおこなう周波数変換器と、
前記周波数変換器で周波数変換された信号を濾波する第1のフィルタと、
前記第1のフィルタの特性を、希望チャネルの周波数帯域分をカバーする第1の帯域特性から該希望チャネルと隣接チャネルの一部を含む周波数帯域分をカバーする第2の帯域特性へ切り替える帯域切替手段と、
前記帯域切替手段によって前記第1のフィルタの特性を切り替えることにより、隣接チャネルによる妨害波を検出する妨害波検出手段と、
前記妨害波検出手段が隣接チャネルによる妨害波を検出した場合にイメージ除去によって受信品質を改善させる受信品質改善手段と、を備える、
ことを特徴とする受信装置。
(付記2)
前記受信品質改善手段は、前記ローカル周波数発振器が発生するローカル周波数を切り替えるローカル周波数切替手段をさらに備え、
ローカル周波数の切替によるイメージ除去をおこなう、
ことを特徴とする付記1に記載の受信装置。
(付記3)
前記ローカル周波数発振器は、ローカル周波数帯域のアッパーローカルまたはロワーローカルのいずれかを前記ローカル周波数として発生させ、
前記ローカル周波数切替手段は、前記ローカル周波数発振器が発生しているローカル周波数がアッパーローカルである場合はロワーローカルに切り替え、前記ローカル周波数発振器が発生しているローカル周波数がロワーローカルである場合はアッパーローカルに切り替える、
ことを特徴とする付記2に記載の受信装置。
(付記4)
前記帯域切替手段は、前記妨害波検出手段が妨害波検出動作をおこなっている間のみ、前記第1の帯域特性を前記第2の帯域特性となるように切り替え、妨害波検出動作後は、前記第2の帯域特性を前記第1の帯域特性に戻す、
ことを特徴とする付記1乃至3のいずれか1つに記載の受信装置。
(付記5)
前記第1のフィルタより後段にある第2のフィルタをさらに備え、
前記妨害波検出手段は、前記第2のフィルタでの濾波前後の信号電力に基づいて、隣接チャネルによる妨害波を検出する、
ことを特徴とする付記1乃至4のいずれか1つに記載の受信装置。
(付記6)
ローカル周波数を発生させるローカル周波数発振器と、
受信信号と前記ローカル周波数との混合により周波数変換をおこなう周波数変換器と、
前記周波数変換器で周波数変換された信号を濾波する第1のフィルタと、
を備える受信装置を制御するコンピュータに、
前記第1のフィルタの特性を、希望チャネルの周波数帯域分をカバーする第1の帯域特性から該希望チャネルと隣接チャネルの一部を含む周波数帯域分をカバーする第2の帯域特性へ切り替える機能と、
前記第2のフィルタでの濾波前後の信号電力に基づいて、隣接チャネルによる妨害波を検出する機能と、
隣接チャネルによる妨害波を検出した場合にイメージ除去によって受信品質を改善させる機能と、
を実現させることを特徴とするプログラム。
1…受信装置、10…RF回路部、11…RFアンプ、12…周波数変換部、13…ローカル発振器、14…アナログフィルタ、15…IFアンプ、20…復調回路部、21…ADC、22…デジタルフィルタ、23…記憶部、24…RF制御部、200…復調部、210…復調機能、220…フィルタ切替機能、230…受信電力算出機能、240…妨害波検出機能、250…受信品質改善機能

Claims (6)

  1. ローカル周波数を発生させるローカル周波数発振器と、
    受信信号と前記ローカル周波数との混合により周波数変換をおこなう周波数変換器と、
    前記周波数変換器で周波数変換された信号を濾波する第1のフィルタと、
    前記第1のフィルタの特性を、希望チャネルの周波数帯域分をカバーする第1の帯域特性から該希望チャネルと隣接チャネルの一部を含む周波数帯域分をカバーする第2の帯域特性へ切り替える帯域切替手段と、
    前記帯域切替手段によって前記第1のフィルタの特性を切り替えることにより、隣接チャネルによる妨害波を検出する妨害波検出手段と、
    前記妨害波検出手段が隣接チャネルによる妨害波を検出した場合にイメージ除去によって受信品質を改善させる受信品質改善手段と、を備える、
    ことを特徴とする受信装置。
  2. 前記受信品質改善手段は、前記ローカル周波数発振器が発生するローカル周波数を切り替えるローカル周波数切替手段をさらに備え、
    ローカル周波数の切替によるイメージ除去をおこなう、
    ことを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  3. 前記ローカル周波数発振器は、ローカル周波数帯域のアッパーローカルまたはロワーローカルのいずれかを前記ローカル周波数として発生させ、
    前記ローカル周波数切替手段は、前記ローカル周波数発振器が発生しているローカル周波数がアッパーローカルである場合はロワーローカルに切り替え、前記ローカル周波数発振器が発生しているローカル周波数がロワーローカルである場合はアッパーローカルに切り替える、
    ことを特徴とする請求項2に記載の受信装置。
  4. 前記帯域切替手段は、前記妨害波検出手段が妨害波検出動作をおこなっている間のみ、前記第1の帯域特性を前記第2の帯域特性となるように切り替え、妨害波検出動作後は、前記第2の帯域特性を前記第1の帯域特性に戻す、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の受信装置。
  5. 前記第1のフィルタより後段にある第2のフィルタをさらに備え、
    前記妨害波検出手段は、前記第2のフィルタでの濾波前後の信号電力に基づいて、隣接チャネルによる妨害波を検出する、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の受信装置。
  6. ローカル周波数を発生させるローカル周波数発振器と、
    受信信号と前記ローカル周波数との混合により周波数変換をおこなう周波数変換器と、
    前記周波数変換器で周波数変換された信号を濾波する第1のフィルタと、
    を備える受信装置を制御するコンピュータに、
    前記第1のフィルタの特性を、希望チャネルの周波数帯域分をカバーする第1の帯域特性から該希望チャネルと隣接チャネルの一部を含む周波数帯域分をカバーする第2の帯域特性へ切り替える機能と、
    前記第2のフィルタでの濾波前後の信号電力に基づいて、隣接チャネルによる妨害波を検出する機能と、
    隣接チャネルによる妨害波を検出した場合にイメージ除去によって受信品質を改善させる機能と、
    を実現させることを特徴とするプログラム。
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