JP2012190614A - レセプタクルコネクタ及びこのレセプタクルコネクタに嵌合するプラグコネクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】マイクロ−USBコネクタの大きさを変更することなく、相手コネクタとの嵌合互換性を有して、かつ大容量の信号を素早く伝送することができるレセプタクルコネクタ及びこのレセプタクルコネクタに嵌合するプラグコネクタを提供する。
【解決手段】本発明のレセプタクルコネクタ1は、5枚の長尺板状の並列端子2が一面側3をそれぞれ露出した状態で並列端子埋設部4に埋設されたコネクタ本体部5と、このコネクタ本体部5の外周側を覆うとともに内部に相手コネクタ31が挿入される相手コネクタ挿入フード部7とを備えたレセプタクルコネクタ1であって、コネクタ本体部5の並列端子2の並列方向aの少なくとも一方の側部8に増設端子埋設部9を設け、該増設端子埋設部9に並列方向aに向けて露出した状態で増設端子10を埋設した。
【選択図】図1
【解決手段】本発明のレセプタクルコネクタ1は、5枚の長尺板状の並列端子2が一面側3をそれぞれ露出した状態で並列端子埋設部4に埋設されたコネクタ本体部5と、このコネクタ本体部5の外周側を覆うとともに内部に相手コネクタ31が挿入される相手コネクタ挿入フード部7とを備えたレセプタクルコネクタ1であって、コネクタ本体部5の並列端子2の並列方向aの少なくとも一方の側部8に増設端子埋設部9を設け、該増設端子埋設部9に並列方向aに向けて露出した状態で増設端子10を埋設した。
【選択図】図1
Description
本発明は、マイクロ−USB規格に基づくレセプタクルコネクタ及びこのレセプタクルコネクタに嵌合するプラグコネクタに関する。
コンピューターと、このコンピューターの周辺機器(キーボード、プリンタ、モデム)とを接続するのにUSBコネクタが用いられているが、大容量の信号を伝送する場合や、大容量の信号を機器間で互いに伝送する場合には、USBコネクタでは時間がかかる。
一方、USBコネクタは、例えばノートパソコン等の機器に搭載する場合、コネクタが占有するスペースを小さくする必要から小型化が要望されている。
そこで、USBコネクタより端子数が多く、小型のマイクロ−USBコネクタの規格が設定され(非特許文献1)、この規格に基づくマイクロ−USBコネクタが多くの機器に搭載されている。このマイクロ−USBコネクタは、USBコネクタより小型でありながら端子数が多いので、容量の大きな信号を早く伝送することができる。
Universal Serial Bus Micro-USB Cable and connecters Specification Rivision 1.01 April 4, 2007
ところが、近年、例えば映像信号等は解像度を向上させるために伝送する信号の容量が大きくなり、信号伝送量が増えているため、さらに大容量の信号を素早く伝送することが要望されている。大容量の信号を素早く伝送するため、マイクロ−USBコネクタの端子数を増やすことが考えられるが、マイクロ−USB規格によって形状、寸法等が規定されているので、端子数を単純に増やすことはできない。
そこで、本発明は、マイクロ−USBコネクタの大きさを変更することなく、マイクロ−USB規格に基づく相手コネクタとの嵌合互換性を有して、かつ大容量の信号を素早く伝送することができるレセプタクルコネクタ及びこのレセプタクルコネクタに嵌合するプラグコネクタの提供を目的とする。
請求項1の発明のレセプタクルコネクタは、5枚の長尺板状の並列端子が一面側をそれぞれ露出した状態で並列端子埋設部に埋設されたコネクタ本体部と、このコネクタ本体部の外周側を覆うとともに内部に相手コネクタが挿入される相手コネクタ挿入フード部とを備えたレセプタクルコネクタであって、前記コネクタ本体部の前記並列端子の並列方向の少なくとも一方の側部に増設端子埋設部を設け、該増設端子埋設部に並列方向に向けて露出した状態で増設端子を埋設したことを特徴とする。
請求項2の発明のレセプタクルコネクタは、請求項1記載のレセプタクルコネクタであって、前記増設埋設部が、前記並列端子の並列方向の両側部に設けられ、それぞれ増設端子が埋設されていることを特徴とする。
請求項3の発明のレセプタクルコネクタは、請求項2記載のレセプタクルコネクタであって、前記並列端子及び前記増設端子は、相手コネクタ側の端子とそれぞれ接続されて高速シリアル信号を伝送することを特徴とする。
請求項4の発明のレセプタクルコネクタは、請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のレセプタクルコネクタであって、前記レセプタクルコネクタは、マイクロUSBコネクタと嵌合可能であることを特徴とする。
請求項5の発明のレセプタクルコネクタは、請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載のレセプタクルコネクタであって、前記並列端子には、前記コネクタ本体部が機器側に設けられた状態で前記機器側の基板上に接続される基板端子部がそれぞれ設けられていることを特徴とする。
請求項6の発明のプラグは、請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載にレセプタクルコネクタと嵌合するプラグであって、前記コネクタ本体部が嵌合可能な嵌合凹部を有するハウジングと、前記嵌合凹部の内壁に設けられ前記嵌合凹部に嵌合した前記コネクタ本体部の前記並列端子と接触・接続する5枚の相手並列端子が並列状態で支持される相手並列端子支持面と、前記コネクタ本体部の増設端子と接触・接続する増設端子が支持される増設端子支持面とを有することを特徴とする。
請求項7の発明のプラグは、請求項6記載のプラグであって、前記ハウジングには、前記嵌合凹部の内壁に、前記相手並列端子及び前記相手増設端子が撓み可能な撓み切欠空間がそれぞれ設けられていることを特徴とする。
請求項8の発明のプラグは、請求項6又は請求項7記載のプラグであって、前記相手並列端子は、前記ハウジングが機器側に設けられた状態で前記機器側側と接続される機器接続端子部が設けられていることを特徴とする。
本発明のレセプタクルコネクタによれば、コネクタ本体部の並列端子の並列方向の少なくとも一方の側部に増設端子埋設部を設け、該増設端子埋設部に並列方向に向けて露出した状態で増設端子を埋設したことで、端子数を少なくとも一本増やすことができるので、伝送する信号の容量を多くすることができる。また、並列端子の並列方向の少なくとも一方の側部に増設端子を埋設するので、コネクタ自体の大きさが大型化することがなく、従来と同じ大きさで、端子数を増やすことができる。
また、増設埋設部を、前記並列端子の並列方向の両側部に設け、それぞれ増設端子を埋設することにより、端子数を2本にすることで端子数をより増やすことができる。
また、並列端子及び増設端子は、相手コネクタ側の端子とそれぞれ接続されて高速シリアル信号を伝送することができ、大容量の信号を高速で伝送することができる。
また、レセプタクルコネクタは、マイクロ−USBコネクタと嵌合可能であることにより、既に一般的に使用されているマイクロ−USBコネクタと嵌合することができるので、汎用性が向上する。
また、並列端子には、コネクタ本体部が機器側に設けられた状態で機器側の基板上に接続される基板端子部がそれぞれ設けられており、機器の基板上へ直接接続するいわゆるSMT端子が設けられているので、機器の基板への搭載性が向上する。
本発明のプラグによれば、コネクタ本体部が嵌合可能な嵌合凹部を有するハウジングと、嵌合凹部の内壁に設けられ嵌合凹部に嵌合したコネクタ本体部の並列端子と接触・接続する5枚の相手並列端子が並列状態で支持される相手並列端子支持面と、コネクタ本体部の増設端子と接触・接続する増設端子が支持される増設端子支持面とを有しているので、上記レセプタクルコネクタに嵌合させることで、伝送する信号の容量を多くすることができる。また、並列端子の並列方向の少なくとも一方の側部に増設端子を埋設するので、コネクタ自体の大きさが大型化することがなく、従来と同じ大きさで、端子数を増やすことができる。
また、ハウジングには、嵌合凹部の内壁に、相手並列端子及び相手増設端子が撓み可能な撓み切欠空間がそれぞれ設けられているので、並列端子及び増設端子は、相手並列端子及び相手増設端子と確実に接続させることができる。
また、相手並列端子は、ハウジングが機器側に設けられた状態で機器側側と接続される機器接続端子部が設けられているので、機器への搭載性が向上する。
以下、本発明に係るレセプタクルコネクタ及びこのレセプタクルコネクタに嵌合するプラグについて、図面を用いて説明する。以下に説明するレセプタクルコネクタ(以下「コネクタ」という)及びこのコネクタに嵌合するプラグは、マイクロ−USB規格に基づいて形成されているもので、寸法、板厚等は全てマイクロ−USB規格に規定された寸法、板厚等に従っている。
図1に示すように、本実施形態のレセプタクルコネクタ(以下「コネクタ」という)1は、5枚の長尺板状の並列端子2が一面側3をそれぞれ露出した状態で並列端子埋設部4に埋設されたコネクタ本体部5と、このコネクタ本体部5の外周側を覆うとともに内部に相手コネクタ31が挿入される相手コネクタ挿入フード部7とを備えている。また、本実施形態のコネクタ1は、コネクタ本体部5の並列端子2の並列方向aの少なくとも一方の側部8に増設端子埋設部9を設け、この増設端子埋設部9に並列方向aに向けて露出した状態で増設端子10が埋設されている。本実施形態のコネクタ1には、増設端子埋設部9が、並列端子2の並列方向の両側部8、8に設けられ、それぞれ増設端子10、10が埋設されている。
コネクタ本体部5は、図1、2、図6に示すように、基部11と、この基部11と一体に突設成形された板状の接続板部12とで形成されている。基部11には後述する並列端子2の中間部が埋設され、接続板部12には並列端子2の接続端子部21が埋設されている。接続板部12には並列端子2が埋設される並列端子埋設部4と、増設端子10が埋設される増設端子埋設部9とが設けられている。
並列端子埋設部4には、基部11側から先端側に向けて5本の接続溝15が並列に設けられている。これらの接続溝15には、埋設された並列端子2の接続面(一面側)3が露出している。従って、接続板部12に埋設された5枚の並列端子2は接続板部12に並列状態で埋設されている。そして、これらの接続溝15内には、相手コネクタ(後述するプラグ31)の相手並列端子16がそれぞれ挿入されることにより、並列端子2と相手並列端子16とが電気的に接続される。
増設端子埋設部9は、並列端子2の並列方向aの両側、すなわち接続板部12の両側壁17にそれぞれ設けられている。これらの増設端子埋設部9には、後述する増設端子10がそれぞれ埋設され、並列端子2の並列方向aに向けて(接続板部12の両側壁17側)増設端子10の一面3が外部に露出している。この露出している増設端子10の一面側には、相手増設端子18が並列端子2の並列方向aから接触し、増設端子10と相手増設端子18とが接続される。
そして、並列端子埋設部4に埋設された5本の並列端子2の露出部分と、増設端子埋設部9に埋設された2本の増設端子10の露出部分とが嵌合接触面となっている。
なお、増設端子埋設部9に埋設され一面が露出された状態の増設端子10は、接続板部12の両側壁17と面一状態で露出して埋設されていても良く、接続板部12の両側壁17から内側へ凹んだ状態で露出して埋設されていても良く、接続板部12の両側壁17から突出した状態で露出されていても良い。両側壁17から内側へ凹んだ状態で露出させる場合には、相手増設端子18との接触位置が接続板部12の内側となるので、接続板部12周囲の相手コネクタ挿入フード部7との隙間を有効に利用することができる。
相手コネクタ挿入フード部7は、図1、図2、図6に示すように、筒状で一方の開口端19がコネクタ本体部5の基部11に固定されて、接続板部12の周囲を覆うように一体に組み付けられている。他方の開口端20には相手コネクタ(後述するプラグ31)を内部に案内するガイド27、27が設けられ、この開口端20からは相手コネクタが内部に挿入嵌合される。この状態では、並列端子2、増設端子10が、相手コネクタの相手並列端子16、相手増設端子18と接続される。
並列端子2は、図2、図3に示すように、長尺板状で、中間部がクランク状に折り曲げられて形成されている。一側には、接続端子部21が設けられ、他側には基板接続端子部22が形成されている。接続端子部21の一面側23は接続板部12に埋設された状態で接続溝15側に露出され、この露出面が嵌合接触面となっている。基板接続端子部22は、接続端子部21と略平行に形成され、コネクタ1が搭載される機器(不図示)側の基板上に直接接続されるSMT端子(Surface Mount Terminal)となっている。
増設端子10は、長尺棒状で、並列端子2と同様に中間部がクランク状に折り曲げられて形成されている。一側には、接続端子部24が設けられ、他側には基板接続端子部25が形成されている。接続端子部24の一面側26は接続板部12に埋設された状態で露出され、この露出面が嵌合接触面となっている。基板接続端子部25は、途中が屈曲されて接続端子部24と略平行に形成され、コネクタ1が搭載される機器(不図示)側の基板上に直接接続されるSMT端子(Serface Mount Terminal)となっている。
次ぎに、上記コネクタ1に嵌合される相手コネクタとしてのプラグ31について説明する。
図4、図6に示すように、コネクタ1に嵌合するプラグ31は、コネクタ本体部5が嵌合可能な嵌合凹部32を有するハウジング33と、嵌合凹部32の内壁に設けられ嵌合凹部32に嵌合したコネクタ本体部5の並列端子2と接触・接続する5枚の相手並列端子16が並列状態で支持される相手並列端子支持面34と、コネクタ本体部5の増設端子10と接触・接続する相手増設端子18が支持される相手増設端子支持面35とを有している。また、ハウジング33には、嵌合凹部32の内壁に、相手並列端子16がそれぞれ撓み可能な5箇所の撓み切欠空間36と、相手増設端子18がそれぞれ撓み可能な2箇所の撓み切欠空間39が設けられている。
ハウジング33は、合成樹脂製で絶縁性を有した平板状のブロックで形成され、外周部分は金属製のカバー37で覆われている。このカバー37で覆われたハウジング33の外形形状は、上記コネクタ1の相手コネクタ挿入フード部7に嵌合可能な形状に形成されている。また、ハウジング33には、長手方向に沿って嵌合凹部32が形成されている。この嵌合凹部32内には、上記コネクタ1の接続板部12が挿入・嵌合され、接続板部12に埋設された並列端子2、増設端子10が、嵌合凹部32の相手並列端子支持面34、相手増設端子支持面35にそれぞれ支持された相手並列端子16、相手増設端子18と弾性的に接触し電気的に接続される。
相手並列端子支持面34に設けられた撓み切欠空間36は、ハウジング33の端面38側、嵌合凹部32の内側に向けて開口している。そして、嵌合凹部32の奥方側に埋設支持された相手並列端子16がそれぞれ撓み切欠空間36内に収容されている。また、嵌合凹部32の長手方向(並列方向a)の両内壁に、相手増設端子支持面35がそれぞれ設けられている。
相手増設端子支持面35に設けられた撓み切欠空間39、ハウジング33の端面38側、嵌合凹部32の内側に向けて開口している。そして、嵌合凹部32の奥方側に埋設支持された相手増設端子18がそれぞれ撓み切欠空間39内に収容されている。
相手並列端子16は、図5に示すように、長尺板状で、一側には、接続端子部40が設けられ、他側には基板接続端子部41が形成されている。接続端子部40の先端側には、折曲接触部42が形成されてコネクタ1の並列端子2との接触部となっている。また、接続端子部40の後端側には、基板接続端子部41が形成され、プラグ31が搭載される機器(不図示)側の基板上に直接接続されるSMT端子(Surface Mount Terminal)となっている。
相手増設端子18は長尺棒状で、一側には接続端子部43が設けられ、他側には基板接続端子部44が形成されている。接続端子部43の先端側には、折曲接触部45が形成されてコネクタ1の増設端子10との接触部となっているまた、接続端子部43の後端側には、基板接続端子部44が形成され、プラグ31が搭載される機器(不図示)側の基板上に直接接続されるSMT端子(Surface Mount Terminal)となっている。
上記プラグ31をコネクタ1に嵌合するには、図6に示すように、プラグ31の嵌合凹部32に、コネクタ1の接続板部12挿入するように、位置合わせした状態で、ハウジング33を相手コネクタ挿入フード部7内に挿入する。この場合、相手コネクタ挿入フード部7の形状がハウジング33の形状に倣って形成され、ハウジング33より若干大きく形成されているので、嵌合凹部32内に接続板部12が挿入可能な位置でしか、相手コネクタ挿入フード部7内にハウジング33を嵌合することはできない。
ハウジング33を相手コネクタ挿入フード部7内に挿入すると、接続板部12が嵌合凹部32内に挿入され、接続板部12の並列端子2が嵌合凹部32内の相手並列端子16の折曲接触部42に当接し、接続板部12の増設端子10が嵌合凹部32内の相手増設端子18の折曲接触部45に当接し、相手並列端子16、相手増設端子18が撓み切欠空間36、39内に撓む。この状態でさらにハウジング33を相手コネクタ挿入フード部7内に挿入すると、嵌合凹部32の相手並列端子16が接続板部12の並列端子2と摺動し、嵌合凹部32の相手増設端子18が接続板部12の増設端子10と摺動する。ハウジング33を相手コネクタ挿入フード部7内に完全に挿入した状態で、並列端子2と相手並列端子16とが接続され、増設端子10と相手増設端子18とが接続される。
また、上記コネクタ1に、上記プラグ31とは異なる、マイクロ−USB規格に基づいて形成された一般的なプラグを嵌合する場合には、相手増設端子が設けられておらず、相手並列端子16のみが設けられているのだけなので、増設端子10は用いられることはない。
以上説明した本実施形態のコネクタ1によれば、コネクタ本体部5の並列端子2の並列方向aの少なくとも一方の側部8に増設端子埋設部9を設け、該増設端子埋設部9に並列方向aに向けて露出した状態で増設端子10を埋設したことで、端子数を少なくとも一本増やすことができるので、伝送する信号の容量を多くすることができる。また、並列端子2の並列方向aの少なくとも一方の側部8に増設端子10を埋設するので、コネクタ自体の大きさが大型化することがなく、マイクロ−USB規格に基づいて従来と同じ大きさで、端子数を増やすことができる。
また、増設端子埋設部9を、並列端子2の並列方向aの両側部8に設け、それぞれ増設端子10を埋設することにより、端子数を2本にすることで端子数をより増やすことができる。
また、並列端子2及び増設端子10は、相手コネクタ(プラグ31)側の端子とそれぞれ接続されて高速シリアル信号を伝送することができ、大容量の信号を高速で伝送することができる。
また、コネクタ1は、マイクロ−USBコネクタと嵌合可能であることにより、既に一般的に使用されているマイクロ−USBコネクタと嵌合することができるので、汎用性が向上する。
また、並列端子2には、コネクタ本体部5が機器側に設けられた状態で機器側の基板上に接続される基板接続端子部22がそれぞれ設けられており、機器の基板上へ直接接続するいわゆるSMT端子が設けられているので、機器の基板への搭載性が向上する。
本実施形態のプラグ31によれば、コネクタ本体部5が嵌合可能な嵌合凹部32を有するハウジング33と、嵌合凹部32の内壁に設けられ嵌合凹部32に嵌合したコネクタ本体部5の並列端子2と接触・接続する5枚の相手並列端子16が並列状態で支持される相手並列端子支持面34と、コネクタ本体部5の増設端子10と接触・接続する増設端子10が支持される相手増設端子支持面35とを有しているので、コネクタ1に嵌合させることで、伝送する信号の容量を多くすることができる。
また、並列端子2の並列方向の少なくとも一方の側部8に増設端子10を埋設するので、コネクタ自体の大きさが大型化することがなく、従来と同じ大きさで、端子数を増やすことができる。
また、ハウジング33には、嵌合凹部32の内壁に、相手並列端子16及び相手増設端子18が撓み可能な撓み切欠空間36、39がそれぞれ設けられているので、並列端子2及び増設端子10は、相手並列端子16及び相手増設端子18と確実に接続させることができる。
また、相手並列端子16は、ハウジング33が機器側に設けられた状態で機器側側と接続される機器接続端子部が設けられているので、機器への搭載性が向上する。
なお、上記実施形態において、相手コネクタ挿入フード部7がコネクタ本体部5に一体に組み付けられた例について示したが、相手コネクタ挿入フード部は、コネクタ1が搭載される機器側に設けても良く、別体の相手コネクタ挿入フード部7を機器側に組み付け固定しても良い。
本発明は、コンピューターとその周辺機器を接続し、映像信号等の大容量の信号を素早く伝送することができ、コンピューターとその周辺機器の接続に極めて有用である。
1 レセプタクルコネクタ(コネクタ)
2 並列端子
4 並列端子埋設部
5 コネクタ本体部
7 相手コネクタ挿入フード部
8 側部
9 増設端子埋設部
10 増設端子
31 相手コネクタ(プラグ)
2 並列端子
4 並列端子埋設部
5 コネクタ本体部
7 相手コネクタ挿入フード部
8 側部
9 増設端子埋設部
10 増設端子
31 相手コネクタ(プラグ)
Claims (8)
- 5枚の長尺板状の並列端子が一面側をそれぞれ露出した状態で並列端子埋設部に埋設されたコネクタ本体部と、このコネクタ本体部の外周側を覆うとともに内部に相手コネクタが挿入される相手コネクタ挿入フード部とを備えたレセプタクルコネクタであって、
前記コネクタ本体部の前記並列端子の並列方向の少なくとも一方の側部に増設端子埋設部を設け、該増設端子埋設部に並列方向に向けて露出した状態で増設端子を埋設したことを特徴とするレセプタクルコネクタ。 - 請求項1記載のレセプタクルコネクタであって、
前記増設埋設部が、前記並列端子の並列方向の両側部に設けられ、それぞれ増設端子が埋設されていることを特徴とするレセプタクルコネクタ。 - 請求項2記載のレセプタクルコネクタであって、
前記並列端子及び前記増設端子は、相手コネクタ側の端子とそれぞれ接続されて高速シリアル信号を伝送することを特徴とするレセプタクルコネクタ。 - 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のレセプタクルコネクタであって、
前記レセプタクルコネクタは、マイクロUSBコネクタと嵌合可能であることを特徴とするレセプタクルコネクタ。 - 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載のレセプタクルコネクタであって、
前記並列端子には、前記コネクタ本体部が機器側に設けられた状態で前記機器側の基板上に接続される基板端子部がそれぞれ設けられていることを特徴とするレセプタクルコネクタ。 - 請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載にレセプタクルコネクタと嵌合するプラグであって、
前記コネクタ本体部が嵌合可能な嵌合凹部を有するハウジングと、前記嵌合凹部の内壁に設けられ前記嵌合凹部に嵌合した前記コネクタ本体部の前記並列端子と接触・接続する5枚の相手並列端子が並列状態で支持される相手並列端子支持面と、前記コネクタ本体部の増設端子と接触・接続する相手増設端子が支持される増設端子支持面とを有することを特徴とするプラグ。 - 請求項6記載のプラグであって、
前記ハウジングには、前記嵌合凹部の内壁に、前記相手並列端子及び前記相手増設端子が撓み可能な撓み切欠空間がそれぞれ設けられていることを特徴とするプラグ。 - 請求項6又は請求項7記載のプラグであって、
前記相手並列端子は、前記ハウジングが機器側に設けられた状態で前記機器側側と接続される機器接続端子部が設けられていることを特徴とするプラグ。
Priority Applications (4)
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