JP2012190526A - 光ディスク装置、及び信号処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】レンズエラー信号のばらつきを抑制する技術を提供する。
【解決手段】ピックアップを備え、光ディスクに記録された情報の読み出しと該光ディスクへの情報の書き込みとのうち少なくともいずれか一方を実行する光ディスク装置であって、前記ピックアップの受光素子から出力される検出信号に基づいて、前記ピックアップの振動成分を含むレンズエラー信号を生成するレンズエラー生成部と、前記ピックアップを前記光ディスクのピット列に追従させるトラッキング制御の非トラッキング制御時において、前記ピックアップのトラッキングコイルに電圧を印加して前記ピックアップをシフトさせるトラッキングコイル駆動部と、前記非トラッキング制御時において、前記ピックアップがシフトした際の前記レンズエラー信号を取得し、該レンズエラー信号が既定された目標値となるよう前記レンズエラー信号の調整を行う調整部と、を備える。
【選択図】図7

Description

本発明は、光ディスク装置、及び信号処理方法の技術に関する。
光ディスクの回転振動によるトラック外れやフォーカス外れを防止する技術がある。例えば特許文献1には、MDデッキ電源ON直後に、MDディスクが挿入されていなくても調整可能な項目、例えば装置の温度、サーボアンプオフセット電位、基準電圧を先に測定すること、ディスクが装着されるとディスク装着時の調整項目、例えばVCO周波数、トラッキングオフセット、トラッキングとフォーカスのゲイン値の調整を行うことが開示されている。
また、特許文献2には、トラバースサーボ手段が、レンズのシフトに対して、間欠的に追従する周期を時間量、または変位量として測定して、その結果により、トラバースサーボ系のゲイン補正やオフセット補正を行うことが開示されている。特許文献3には、トラッキングドライブ電圧を計測し、レンズ移動量に対するトラッキングエラー信号の変化量を基に、トラッキングエラー信号のオフセットをキャンセルするためのWPPゲインを直線近似により算出することが開示されている。特許文献4には、レンズエラー信号に基づいてピックアップのレンズ変位の最大値又は最小値を検出し、トラッキングを開始する際に、レンズエラー信号の値が最大値又は最小値となるディスク回転位相の位置をトラッキング開始位置としてトラッキングを開始することが開示されている。また、特許文献5には、光ディスクが光ディスク装置のディスク挿入口に挿入されると、フォーカスエラー信号に基づいてフォーカシングコイルへの電流供給が制御されてフォーカスオンされ、信号処理部におけるゲイン調整およびオフセット電圧値の調整が行なわれた後、トラックエラー信号に基づいてトラッキングコイルへの電流供給が制御されてトラックオンされることが開示されている。
特開平9−245355号公報 特開平10−334476号公報 特開2002−92909号公報 特開2008−269662号公報 特開2008−159110号公報
光ディスク(例えば、CD:Compact Disc、DVD:Digital Versatile Disc、BD:Blu-ray Disc)には、記録面に形成されたスパイラル状又は同心円状に設けられたピットに情報(音楽データや画像データ)が記録されている。光ディスク装置のピックアップから照射されたレーザービームの焦点を記録面に合わせるとともに、ピット列(トラック)を追従(以下、トラッキングともいう)し、反射ビームをピックアップで検出することで、ピットに記録された情報の読み取りが実現される。その結果、光ディスクに記録された音楽データや画像データが再生される。
光ディスクの記録面に記録された情報を正確に読み取り、若しくは記録面に正確に情報を書き込むための制御として、フォーカシング制御(フォーカシングサーボともいう。)とトラッキング制御(トラッキングサーボともいう。)がある。フォーカシング制御は、
レーザービームの焦点位置を合わせる制御であり、レーザービームの焦点ずれをフォーカスエラー信号として検出し、検出したフォーカスエラー信号に基づいてレーザービームの焦点位置が制御される。トラッキング制御は、レーザービームがピット列(トラック)を追従できるようにレーザービームの位置合わせをする制御であり、レーザービームのピット列に対する位置ずれをトラッキングエラー信号として検出し、検出したトラッキングエラー信号に基づいてレーザービームの位置が制御される。
光ディスクの記録面に記録された情報を更に正確に読み取り、若しくは記録面に更に正確に情報を書き込めるよう、トラッキングエラー信号を調整することが従来から行われている。トラッキングエラー信号の調整は、例えば、レンズの位置ずれに関するレンズエラー信号(以下、LE信号ともいう)に基づいてレンズダンピング制御(レンズの振動を打ち消すよう該ピックアップの駆動部に印加する電圧を制御)を行うことで実現できる。一般的には、シーク動作時等のピックアップ動作(PU動作)時にLE信号に基づいてレンズダンピング制御を行うことが知られている。
ここで、図1は、従来技術における、レンズ位置とレンズエラー信号との関係を示す。レンズエラー信号とは、レンズの位置ずれを示す信号であり、図1に示すように、レンズエラー信号は、ピックアップのレンズが当該レンズの基準位置から内周方向又は外周方向へシフトすると、これらと比例してその値が変化する。つまり、トラッキングエラー信号は光ディスクのピットに対するずれに応じた信号で、レンズエラー信号はピックアップにおけるレンズの基準位置に対するレンズのずれに応じた信号である。また、レンズエラー信号は光ディスクからのレーザービーム反射光による受光素子の出力を処理して得られる。このため、レンズエラー信号は、レンズのずれに相当する直流成分に加えて、例えばレンズを移動させた際等に生じる振動に起因する振動成分も含む。また、図1の最下図に示すように、レンズエラー信号は、レンズをシフトさせた際の値(レベル)がピックアップ毎にばらつくといった特性を有する。このようなレンズエラー信号のばらつきは、ピックアップの個々の特性、ピックアップの温度特性、反射率などの光ディスクの特性の影響を受ける。そして、従来技術では、レンズエラー信号の調整を行わずに固定値でレンズダンピング制御を実行していた。その結果、従来技術では、ピックアップの個々の特性、ピックアップの温度特性、反射率などの光ディスクの特性を考慮したレンズダンピング制御はできなかった。なお、光ディスクの中でも、例えばBDは、線速度がDVDの1.28倍から1.40倍であり、DVDなどに比べてより高速での回転が必要とされることから振動による影響も大きくなることが懸念されている。
本発明では、レンズエラー信号のばらつきを抑制する技術を提供することを課題とする。
本発明では、上述した課題を解決するため、非トラッキング制御時においてレンズをシフトさせ、レンズシフト時におけるレンズエラー信号を取得し、レンズエラー信号が目標値となるようレンズエラー信号の調整を行うこととした。
より詳細には、本発明は、ピックアップを備え、光ディスクに記録された情報の読み出しと該光ディスクへの情報の書き込みとのうち少なくともいずれか一方を実行する光ディスク装置であって、前記ピックアップの受光素子から出力される検出信号に基づいて、前記ピックアップの振動成分を含むレンズエラー信号を生成するレンズエラー生成部と、前記ピックアップを前記光ディスクのピット列に追従させるトラッキング制御の非トラッキング制御時において、前記ピックアップのトラッキングコイルに電圧を印加して前記ピックアップをシフトさせるトラッキングコイル駆動部と、前記非トラッキング制御時において、前記ピックアップがシフトした際の前記レンズエラー信号を取得し、該レンズエラー
信号が既定された目標値となるよう前記レンズエラー信号の調整を行う調整部と、を備える。
本発明によれば、非トラッキング制御時においてピックアップをシフトさせ、レンズエラー信号を調整することで、レンズエラー信号のばらつきを抑えることができる。その結果、レンズダンピング制御を従来よりも正確に実行することができる。光ディスク装置は、車載用、家庭用の何れでもよい。光ディスクには、CD、DVD、BD等が含まれる。このうちBDは、DVDなどに比べてより高速での回転が必要とされることから振動による影響も大きい。従って、本発明に係る光ディスク装置は、BDに記録された情報の読み取り又はBDへの情報を書き込む装置として好適に用いることができる。
ここで、本発明に係る光ディスク装置において、前記非トラッキング制御時は、前記光ディスクの挿入時とすることが好ましい。光ディスクの挿入時にレンズエラー信号の調整を行うことで、ピックアップの個々の特性、ピックアップの温度特性、反射率などの光ディスクの特性を考慮した調整を行うことができる。
ここで、本発明に係る光ディスク装置において、前記トラッキングコイル駆動部は、前記ピックアップを内周方向と外周方向にシフトさせ、前記調整部は、前記ピックアップが内周方向と外周方向にシフトした際の各レンズエラー信号を取得し、前記各レンズエラー信号が既定された目標値となるよう前記レンズエラー信号の調整を行うようにしてもよい。ピックアップを内周方向と外周方向の夫々にシフトさせた際のレンズエラー信号に基づき調整を行うことでレンズエラー信号のばらつきをより確実に抑制することができる。
また、本発明に係る光ディスク装置は、前記調整部によって調整が行われたレンズエラー信号に基づいて、前記ピックアップのレンズの振動を打ち消すよう該ピックアップの駆動部に印加する電圧を制御するレンズダンピング制御を行うレンズダンピング制御部を更に備える構成とすることができる。調整が行われたレンズエラー信号に基づいてレンズダンピング制御を行うことで、レンズの振動をより確実に打ち消すことができる。
また、本発明は、上述した光ディスク装置で実行される信号処理方法として特定することもできる。例えば、本発明は、ピックアップを備え、光ディスクに記録された情報の読み出しと該光ディスクへの情報の書き込みとのうち少なくともいずれか一方を実行する光ディスク装置で実行される信号処理方法であって、前記ピックアップの受光素子から出力される検出信号に基づいて、前記ピックアップの振動成分を含むレンズエラー信号を生成するレンズエラー生成ステップと、前記ピックアップを前記光ディスクのピット列に追従させるトラッキング制御の非トラッキング制御時において、前記ピックアップのトラッキングコイルに電圧を印加して前記ピックアップをシフトさせるトラッキングコイル駆動ステップと、前記非トラッキング制御時において、前記ピックアップがシフトした際の前記レンズエラー信号を取得し、該レンズエラー信号が既定された目標値となるよう前記レンズエラー信号の調整を行う調整ステップと、を備える。
更に、本発明は、上述した光ディスク装置で実行される処理を実現させるプログラムであってもよい。更に、本発明は、そのようなプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体であってもよい。この場合、コンピュータ等に、この記録媒体のプログラムを読み込ませて実行することにより、その機能を提供させることができる。なお、コンピュータ等が読み取り可能な記録媒体とは、データやプログラム等の情報を電気的、磁気的、光学的、機械的、又は化学的作用によって蓄積し、コンピュータ等から読み取ることができる記録媒体をいう。
本発明によれば、レンズエラー信号のばらつきを抑制することができる。
従来技術における、レンズ位置とレンズエラー信号との関係を示す。 実施形態に係る光ディスク装置の概略構成を示す。 ピックアップの概略構成を示す。 受光素子の概略構成を示す。 従来技術における、トラッキングコイル印加電圧、レンズ位置、レンズエラー信号との関係を示す。 実施形態に係る光ディスク装置における、トラッキングコイル印加電圧、レンズ位置、レンズエラー信号との関係を示す。 実施形態に係る光ディスク装置で実行される処理フローを示す。 実施形態に係る光ディスク装置で処理を実行した場合における、トラッキングコイルへの印加電圧、レンズ位置、レンズエラー信号との関係を示す。
[構成]
次に、本発明の光ディスク装置について、図面に基づいて説明する。図2は、実施形態に係る光ディスク装置の概略構成を示す。実施形態に係る光ディスク装置100は、光ディスク1へ記録された情報の読み込み又は光ディスク1への情報の書き込みが可能であり、ピックアップ2、スピンドルモータ3、モータドライバIC5、信号処理LSI6を備える。レンズ26、受光素子29、トラッキングコイル30、フォーカスコイル31は、ピックアップ2の構成に含まれる。信号処理LSI6は、トラッキングエラー(TE)生成回路61、フォーカスエラー(FE)生成回路62、レンズエラー(LE)生成回路63、トラッキングコイル駆動回路64、トラッキングサーボフィルタ65、フォーカスサーボフィルタ66、ゲイン設定レジスタ67、レンズ振動抑制制御フィルタ68、レンズエラー測定回路69、フォーカスコイル駆動回路641、定電圧生成回路60、マイコン7、メモリ8を備える。実施形態に係る光ディスク装置100は、例えば車両に搭載されるナビゲーション装置に組み込むことができるがこれに限定されるものではない。光ディスク装置100は、光ディスクの記録面に記録された情報の読み取り、若しくは記録面への情報の書き込みを行う種々の電子機器として用いることができる。
光ディスク1には、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、BD(Blu-ray Disc)が例示される。光ディスク1は、これらに限定されるものではなく、情報の読書きにレーザ光を利用する記憶媒体が含まれる。情報には、テキストデータ、音楽データ、動画データ等が含まれる。
[ピックアップ]
ここで図3は、ピックアップ2の概略構成を示す。ピックアップ2は、光ディスク1に記録された情報の読書きを行う。ピックアップ2は、半導体レーザ21、コリメートレンズ22、回析格子23、ビームスプリッタ24、立ち上げミラー25、レンズ26、検出レンズ27、シリンドリカルレンズ28、受光素子29、トラッキングコイル30(図2参照)、フォーカスコイル31(図2参照)といった既存の構成を含む。半導体レーザ21は、光ディスク1に応じた波長のレーザービームを出射する。半導体レーザ21から出射されたレーザービームは、コリメートレンズ22に入射され、コリメートレンズ22によって平行光に変換される。コリメートレンズ22によって変換されたレーザービームは、回折格子23で0次光(メインビーム)と±1次光(一対のサブビーム)とからなる3ビームに分離される。3ビームに分離されたレーザービームは、ビームスプリッタ24を通過し、立ち上げミラー25で反射され、レンズ26に入射され、レンズ26によって光ディスク1の記録面にレーザービームが集光される。光ディスク1の記録面で反射された
レーザービームは、レンズ26、立ち上げミラー25を通過し、ビームスプリッタ24で反射されて検出レンズ27で集光され、シリンドリカルレンズ28で非点収差が与えられ、メインビームと一対のサブビームにクロストーク光が含まれた光が受光素子29に集光される。なお、上述したピックアップ2の構成は、一例にすぎず、例えば、各種レンズの配置等は適宜変更することができる。また、ピックアップ2は、例えば、解析格子23を有しない、一本のレーザービームを光ディスク1に照射し、受光素子29で受光する、より簡易なものでもよい。
受光素子(フォトディテクタともいう)29は、光ディスク1で反射された光を集光して電気信号に変換し、検出信号を出力する。ここで、図4は、受光素子の概略構成を示す。図4に示す受光素子29は、メインビームを受光する検出素子A,B,C,Dと、サブビームを受光する検出素子E,Fからなる。光スポット(ディスクへの光照射位置)がピット列の中心位置にある時(レンズがトラッキング方向(ピット列に対して直角方向)の基準位置にある時)は、受光素子29の中央にレーザービームが一致する。具体的には、検出素子A,B,C,Dの中央で光ディスク1から反射されたメインビームが検出され、検出素子E,Fでは、少量かつ同量のサブビームが検出される。検出素子E,Fで検出される光の量は同じであるため、ずれ量は検出されない。一方で、光スポットがピット列の中心位置からずれると、検出素子A,B,C,Dの中央からずれた位置でメインビームが検出され、また、検出素子E,Fでは異なる量のサブビームが検出される。その結果、トラックからのずれに関する情報と、ずれ量に関する情報が取得される。フォーカスについては、非点収差法の場合、レーザー光のフォーカスがピットに合っている時に、検出素子上のビーム形状が真円になる(合っていない場合は、45度方向に長軸・短軸(長さがフォーカスずれにより変化する)を持つ楕円となる)。なお、メインビームのみを照射し受光する構成とする場合には、サブビームを受光する検出素子E,Fは省略することもできる。
なお、図4において、受光素子A,B,C,Dから出力される信号a,b,c,dは、メインビームの受光量に対応する信号である。受光素子E,Fの夫々から出力される信号e,fは、サブビームの受光量に対応する信号である。
[信号処理LSI]
トラッキングエラー生成回路61は、本発明のトラッキングエラー生成部に相当し、受光素子29と接続され、受光素子29から出力される検出信号に基づいてトラッキングエラー信号を生成する。トラッキングサーボフィルタ65は、生成されたトラッキングエラー信号にフィルタ処理を施し、トラッキングコイル駆動回路64を駆動するための駆動信号を出力する。
トラッキングコイル駆動回路64は、トラッキングサーボフィルタ65、レンズ振動抑制制御フィルタ68、又は定電圧生成回路60から出力される駆動信号が入力され、モータドライバIC5を制御し、トラッキングコイル30を駆動させる。より具体的には、トラッキング制御が実行されている状態(トラッキングサーボON状態)では、トラッキングコイル駆動回路64は、トラッキングエラー生成回路61で生成され、トラッキングサーボフィルタ65を通過することで生成されたトラッキングエラー信号に対応する駆動信号に基づいて光ディスク1の記録面のトラックを追従するようにモータドライバICを制御する。また、トラッキング制御が実行されていない状態(トラッキングサーボOFF状態)であってトラッキングエラー信号などの信号調整時では、トラッキングコイル駆動回路64は、レンズエラー信号に対応する駆動信号に基づいて、レンズ26が基準位置と一致するようにモータドライバICを制御する。また、トラッキングコイルに一定電圧を印加する場合には、トラッキングコイル駆動回路64は、定電圧生成回路60で生成された電圧をモータドライバIC5を制御してトラッキングコイル30に印加させる。
レンズエラー生成回路63は、本発明のレンズエラー生成部に相当し、受光素子29と接続され、受光素子29から出力される検出信号に基づいてレンズエラー信号を生成する。ゲイン設定レジスタ67は、レンズエラー信号のゲイン調整を行う際の目標値を保持する。レンズエラー信号のゲイン調整は、本発明のレンズエラー信号の調整に相当する。レンズ振動抑制制御フィルタ68は、本発明のレンズダンピング制御部に相当し、ゲイン調整されたレンズエラー信号にフィルタ処理を施し、レンズダンピング制御においてトラッキングコイル駆動回路64を駆動するための駆動信号を出力する。レンズエラー測定回路69は、レンズエラー信号を測定する。定電圧生成回路60は、トラッキングコイル30に印加する一定電圧を生成する。トラッキングコイル駆動回路64は、上述したように、モータドライバIC5を制御し、トラッキングコイル30を駆動させる。
フォーカスエラー生成回路62は、受光素子29と接続され、受光素子29から出力される検出信号に基づいてフォーカスエラー信号を生成する。フォーカスサーボフィルタ66は、生成されたフォーカスエラー信号にフィルタ処理を施し、フォーカス制御を行う。フォーカスコイル駆動回路641は、モータドライバIC5を制御し、フォーカスコイル31を駆動させる。トラッキングエラー生成回路61、フォーカスエラー生成回路62、レンズエラー生成回路63は、アンプ、加算器、減算器等によって構成することができる。
マイコン7は、CPU(Central Processing Unit)を有する。メモリ8は、揮発性の
RAM(Random Access Memory)と、不揮発性のROM(Read Only Memory)を含む。マイコン7は、ROMに格納されている、フォーカスエラー信号に基づくフォーカシング制御、トラッキングエラー信号に基づくトラッキング制御等の調整処理を実行するためのプログラムをRAMのワークエリアに展開し、受光素子29からの検出信号や予め既定された各種データに応じて、各種プログラムに従った処理を実行し、信号処理LSI6を構成する各回路を制御して光ディスク装置100を機能させる。マイコン7が有する機能は、CPU上で実行されるコンピュータプログラムとして構成することができる。また、各構成は、専用のプロセッサとして構成してもよい。
モータドライバIC5は、ピックアップ2を駆動させるための集積回路(Integrated Circuit)であって増幅回路等を含み、トラッキングコイル駆動回路64及びフォーカスコイル駆動回路641からの制御信号を駆動に適した電力信号に変換する等してピックアップ2を駆動させる。
<各信号の生成>
[再生信号]
受光素子A,B,C,Dから出力される信号a,b,c,dに対して加算処理が行われることで光ディスク1に記録された情報を含む再生信号が生成される。すなわち、再生信号=a+b+c+dとなる。尚、受光素子A,B,C,Dから出力される信号a,b,c,dは、処理に適したレベルとなるように適宜増幅処理がなされるが、ここでは説明を分かりやすくするため省略する。
[フォーカスエラー信号]
フォーカスエラー信号は、レンズ26を光ディスク1に対してフォーカシング制御する際に用いられる信号であり、マイコン7の制御の下、フォーカスエラー生成回路62によって生成される。具体的には、フォーカスエラー生成回路62は、非点収差法を用いてフォーカスエラー信号を生成する。フォーカスエラー生成回路62は、メインビームを受光した受光素子A,B,C,Dの中で一方の対角領域(A,C)から出力される信号a+cと他方の対角領域(B,D)から出力される信号b+dの差分を演算し、フォーカスエラ
ー信号を生成する。すなわち、フォーカスエラー信号=(a+c)−(b+d)となる。
フォーカスエラー信号は、レンズ26を光ディスク1に対してフォーカシング制御する際に用いられる。フォーカスエラー信号は、一例としてサブビームを用いることもある。フォーカスエラー生成回路62は、例えば、SDD(Spot Size Detect)を用いてフォーカスエラー信号を生成してもよく、生成の態様は上記に限定されない。
[トラッキングエラー信号]
トラッキングエラー信号は、ピックアップ2を光ディスク1のピット列に追従させるトラッキング制御に用いられる信号(光ディスクのピットに対するずれに応じた信号)であり、マイコン7の制御の下、トラッキングエラー生成回路61によって生成される。具体的には、トラッキングエラー生成回路61は、DPP(ディファレンシャルプッシュプル)法を用いて、トラッキングエラー信号を生成する。具体的には、トラッキングエラー生成回路61は、メインビームに対応する検出素子A,B,C,DからMPP(メインプッシュプル)信号を生成し、サブビームについてはSPP(サブプッシュプル)信号を生成する。MPP信号={(a+b)−(c+d)}となる。また、SPP信号=e−fとなる。そして、トラッキングエラー生成回路61は、MPP信号とSPP信号の差分を算出してトラッキングエラー信号を得る。すなわち、トラッキングエラー信号={(a+b)−(c+d)}−{k・(e−f)}(※kは係数)となる。なお、トラッキングエラー生成回路61は、例えば、位相差法、3Beam法を用いてトラッキングエラー信号を生成してもよく、生成の態様は上記に限定されない。
[レンズエラー信号]
レンズエラー信号は、レンズ26の位置ずれを示す信号(ピックアップにおけるレンズの基準位置に対するレンズのずれに応じた信号)であり、マイコン7の制御の下、レンズエラー生成回路63によって生成される。具体的には、レンズエラー生成回路63は、検出素子A,B,C,Dから得られる信号と、検出素子E,Fから得られる信号とを演算することで、レンズ26の位置ずれを示すレンズエラー信号を生成する。レンズ26の位置ずれとは、レーザービームのピット列に対する位置ずれである。例えば、レンズエラー生成回路63は、プッシュプル法により、メインビームに対応する検出素子A,B,C,DからMPP信号を生成し、サブビームについてはSPP信号を生成する。そして、レンズエラー生成回路63は、SPP信号のみ、又はMPP信号とSPP信号とを加算することによりLE信号を生成する。ピックアップの光学パターンにより、SPPにはトラック通過成分が現れないこともあり、この場合はSPP信号でのみLE信号を生成してもよい。なお、トラック探索中は、MPP信号及びSPP信号には基準位置からのずれに相当する直流成分が現れる。また、トラック探索中は、レーザービームが複数のトラックを通過するため、トラックを通過したことを示す成分がMPP信号及びSPP信号の波形として現れる。なお、LE信号全体をSPPのみで行える受光素子では、SPPにはトラック通過成分は表れない。SPP信号はMPP信号に対して180°だけ位相がずれた波形となるため、MPP信号とSPP信号とを加算することで、トラックを通過したことを示す成分が除去され、レンズ26の基準位置からのずれに相当する直流成分のみが抽出されたレンズエラー信号の生成が可能となる。基準位置とは、光ディスク装置の設計値として決定される位置であり、例えば、レンズ26のトラッキング方向及びフォーカス方向における中心位置である。なお、レンズエラー信号は、レンズ26の基準位置からのずれに相当する直流成分に加えて、レンズ26を移動させた際の振動成分も含む。レンズダンピング制御では、レンズ26の振動を打ち消すよう、上記レンズエラー信号が“0”となるように、すなわち、レンズ26が基準位置に一致するように、トラッキングコイル30に印加される電圧が制御される。
ここで、図5Aは、従来技術における、トラッキングコイル印加電圧、レンズ位置、レンズエラー信号との関係を示し、図5Bは、実施形態に係る光ディスク装置における、ト
ラッキングコイル印加電圧、レンズ位置、レンズエラー信号との関係を示す。図5Aに示すように、ゲイン調整を行わない場合、レンズエラー信号にはばらつきが発生する。一方、図5Bに示すように、実施形態に係る光ディスク装置100では、ゲイン調整を行うことで、レンズエラー信号のばらつきが抑制される。
<処理フロー>
次に上述した実施形態に係る光ディスク装置100で実行される処理について説明する。図6は、実施形態に係る光ディスク装置100で実行される処理フローを示す。また、図7は、実施形態に係る光ディスク装置で処理を実行した場合における、トラッキングコイルへの印加電圧、レンズ位置、レンズエラー信号との関係を示す。
レンズエラー信号は、ピックアップの個々の特性、ピックアップの温度特性、反射率などの光ディスク1の特性に依存することから、以下に説明するレンズエラー信号調整処理は、例えば、光ディスク1の入れ替え時や温度変化時に自動的にマイコン7によって実行される。なお、以下に説明する処理は、光ディスク装置100に実行ボタンを設け、ユーザが任意に実行できるようにしてもよい。
ステップS01では、マイコン7は、トラッキング制御をOFF状態とする。マイコン7がトラッキングOFF状態とする態様としては、上記のように光ディスク1の入れ替え時や温度変化時、若しくは実行ボタンが選択された時が例示される。トラッキング制御がOFF状態になるとステップS01−1へ進む。
ステップS01−1では、マイコン7は、トラッキングコイル30に一定電圧(+側)を印加する。具体的には、定電圧生成回路60によって生成された電圧がトラッキングコイル駆動回路64を通じてトラッキングコイル30に印加される。例えば、レンズ26が外周方向に100μmシフトするよう、トラッキングコイル30に+100mVが印加される。トラッキングコイル30に+100mVが印加されると、実際にレンズ26が外周方向に100μmシフトする。その結果、レンズエラー信号が生成される。トラッキングコイル30に一定電圧(+側)が印加されると、ステップS02へ進む。
ステップS02では、マイコン7は、+側へのレンズシフト時のレンズエラー信号を取得する。具体的には、レンズエラー測定回路69により、+側へのレンズシフト時のレンズエラー信号が取得(測定)される。続いてステップS03では、マイコン7は、レンズエラー信号の目標値に対するゲインの過不足量(+側)を算出する。すなわち、レンズエラー測定回路69で取得されたレンズエラー信号の値とゲイン設定レジスタ67が保持するレンズエラー信号の目標値の差分が算出される。例えば、取得されたレンズエラー信号が+400mVであり、既定された目標値が+200mVの場合、過不足量は200mVとなる。レンズエラー信号の目標値に対するゲインの過不足量(+側)が算出されると、ステップS04へ進む。
ステップS04では、マイコン7は、−側へのレンズシフト時のレンズエラー信号を取得するか否かを判断する。−側へのレンズシフト時のレンズエラー信号を取得すると判断された場合には、ステップS05へ進む。一方、−側へのレンズシフト時のレンズエラー信号を取得しないと判断された場合、ステップS08へ進み、マイコン7は+側へのレンズシフト時のレンズエラー信号のゲインを補正する。これにより少なくとも+側へのレンズシフト時のレンズエラー信号のばらつきを抑えることができる。なお、マイコン7は、−側へのレンズシフト時のレンズエラー信号のゲインの補正量を+側の補正量と等しくなると推定するようにしてもよい。この場合、+側と−側の双方のゲインの補正量を算出する場合に比べて処理負担を軽減することができる。なお、−側へのレンズシフト時のレンズエラー信号を取得するか否かは、予めユーザが任意に設定することができる。また、本
実施形態では、+側へのレンズシフト時のレンズエラー信号を先に取得したが、−側へのレンズシフト時のレンズエラー信号を先に取得し、+側へのレンズシフト時のレンズエラー信号を取得するか否かを判断するようにしてもよい。
ステップS05では、マイコン7は、トラッキングコイル30に一定電圧(−側)を印加する。具体的には、定電圧生成回路60によって生成された電圧がトラッキングコイル駆動回路64を通じてトラッキングコイル30に印加される。例えば、レンズ26が内周方向に100μmシフトするよう、トラッキングコイル30に−100mVが印加される。トラッキングコイル30に−100mVが印加されると、実際にレンズ26が内周方向に100μmシフトする。その結果、レンズエラー信号が生成される。トラッキングコイル30に一定電圧(−側)が印加されると、ステップS06へ進む。
ステップS06では、マイコン7は、−側へのレンズシフト時のレンズエラー信号を取得する。具体的には、レンズエラー測定回路69により、−側へのレンズシフト時のレンズエラー信号が取得(測定)される。続いてステップS07では、マイコン7は、レンズエラー信号の目標値に対するゲインの過不足量(−側)を算出する。すなわち、レンズエラー測定回路69で取得されたレンズエラー信号の値とゲイン設定レジスタ67が保持するレンズエラー信号の目標値の差分が算出される。例えば、取得されたレンズエラー信号が−300mVであり、既定された目標値が−200mVの場合、過不足量は100mVとなる。レンズエラー信号の目標値に対するゲインの過不足量(−側)が算出されると、ステップS08へ進む。
ステップS08では、マイコン7は、ステップS03における算出結果、又はステップS03及びステップS07における算出結果でレンズエラー信号のゲインを補正する。具体的には、+側のレンズエラー信号に対しては、+側の目標値とする補正がなされる。すなわち、上記例では、取得されたレンズエラー信号が+400mVであり、既定された目標値が+200mVであり、過不足量は200mVとなる。従って、ゲイン=200mV/400mV=0.5となる。その結果、400mV(取得されたレンズエラー信号)×0.5(算出されたゲイン)=200mVとなり、レンズエラー信号のばらつきを吸収することが可能となる。また、−側のレンズエラー信号に対しても、−側の目標値とする補正がなされる。すなわち、上記例では、取得されたレンズエラー信号が−300mVであり、既定された目標値が−200mVであり、過不足量は100mVとなる。従って、ゲイン=−200mV/−300mV≒0.67となる。その結果、−300mV(取得されたレンズエラー信号)×0.67(算出されたゲイン)≒−200mVとなり、レンズエラー信号のばらつきを吸収することが可能となる。このように目標値にゲインを調整し、処理が終了する。その後、ゲイン調整が行われたレンズエラー信号に基づいて、例えば、レンズダンピング制御が実行される。なお、上記のように、+側と−側でゲインが異な
る場合には、ゲインの平均を算出し、平均したゲインに基づいてレンズエラー信号を調整し、レンズダンピング制御を実行するようにしてもよい。なお、本実施形態ではゲインの調整を行ったが、オフセットによっても同様の効果を得ることができる。
[効果]
以上説明した実施形態に係る光ディスク装置100によれば、トラッキング制御がOFFの状態でピックアップをシフトさせ、レンズエラー信号のゲインを調整することで、レンズエラー信号のばらつきを抑えることができる。その結果、レンズダンピング制御を従来よりも正確に実行することができる。
以上、本発明の好適な実施形態を説明したが、上述した実施形態は例示であり、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。
1・・・光ディスク
2・・・ピックアップ
3・・・スピンドルモータ
4・・・ピックアップ送りモータ
5・・・モータドライバIC
6・・・信号処理LSI
7・・・マイコン
8・・・メモリ

Claims (5)

  1. ピックアップを備え、光ディスクに記録された情報の読み出しと該光ディスクへの情報の書き込みとのうち少なくともいずれか一方を実行する光ディスク装置であって、
    前記ピックアップの受光素子から出力される検出信号に基づいて、前記ピックアップの振動成分を含むレンズエラー信号を生成するレンズエラー生成部と、
    前記ピックアップを前記光ディスクのピット列に追従させるトラッキング制御の非トラッキング制御時において、前記ピックアップのトラッキングコイルに電圧を印加して前記ピックアップをシフトさせるトラッキングコイル駆動部と、
    前記非トラッキング制御時において、前記ピックアップがシフトした際の前記レンズエラー信号を取得し、該レンズエラー信号が既定された目標値となるよう前記レンズエラー信号の調整を行う調整部と、
    を備える光ディスク装置。
  2. 前記トラッキングコイル駆動部は、前記ピックアップを内周方向と外周方向とのうち少なくとも何れか一方にシフトさせ、
    前記調整部は、前記ピックアップが内周方向と外周方向とのうち少なくとも何れか一方にシフトした際の各レンズエラー信号を取得し、前記各レンズエラー信号が既定された目標値となるよう前記レンズエラー信号の調整を行う請求項1に記載の光ディスク装置。
  3. 前記調整部によって調整が行われたレンズエラー信号に基づいて、前記ピックアップのレンズの振動を打ち消すよう該ピックアップの駆動部に印加する電圧を制御するレンズダンピング制御を行うレンズダンピング制御部を更に備える請求項1又は2に記載の光ディスク装置。
  4. 前記非トラッキング制御時は、前記光ディスクの挿入時である請求項1から3の何れか1項に記載の光ディスク装置。
  5. ピックアップを備え、光ディスクに記録された情報の読み出しと該光ディスクへの情報の書き込みとのうち少なくともいずれか一方を実行する光ディスク装置で実行される信号処理方法であって、
    前記ピックアップの受光素子から出力される検出信号に基づいて、前記ピックアップの振動成分を含むレンズエラー信号を生成するレンズエラー生成ステップと、
    前記ピックアップを前記光ディスクのピット列に追従させるトラッキング制御の非トラッキング制御時において、前記ピックアップのトラッキングコイルに電圧を印加して前記ピックアップをシフトさせるトラッキングコイル駆動ステップと、
    前記非トラッキング制御時において、前記ピックアップがシフトした際の前記レンズエラー信号を取得し、該レンズエラー信号が既定された目標値となるよう前記レンズエラー信号の調整を行う調整ステップと、
    を備える信号処理方法。
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JP2011003249A (ja) * 2009-06-19 2011-01-06 Funai Electric Co Ltd 光ディスク装置

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