JP2012190303A - コメント共有システム、方法、ならびにプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザの手書き情報を有効に活かし、コンピュータシステムを介したより密度の高いコミュニケーションを実現するシステム等を提供する。
【解決手段】電子コンテンツを格納及び管理するコンテンツサーバと、前記コンテンツサーバにネットワークを介して接続され、前記電子コンテンツをダウンロード可能な複数のコンテンツ表示装置と、前記コンテンツ表示装置に表示された電子コンテンツのページに付与されたコメント情報を格納及び管理するコメント情報管理サーバとを含むコメント共有システムであって、前記コンテンツ表示装置は、前記電子コンテンツに付与したコメント情報を座標の経時変化として表現される手書きデータとして前記コメント情報管理サーバへ送信し、前記コメント情報管理サーバは、前記手書きデータを格納することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、広くコメント情報を共有するシステム等に関し、特に、タブレット等の入力デバイスにペン等で書かれた手書きデータを複数の人の間で共有することのできるシステム等に関する。
コンピュータネットワーク上で、複数のユーザの間で情報を交換し、共有することができるアプリケーションソフトウェアが数多く提供されている。例えば、電子メールは、テキストを中心として、必要に応じて画像や音声を添付することのできるコミュニケーションツールである。電子メールは、ユーザ間で時間を拘束しあわないで、お互いが都合の良い時間にメッセージを受信し、返信することができるという点で幅広く利用されている。
一方で、電子ブックや電子コンテンツを複数のユーザ間で共有し、これら共有コンテンツに対して特定多数あるいは不特定多数のユーザからのコメントを受け付けて複数のユーザから閲覧可能にしたシステム等がある。
例えば、電子ブックというネットワーク上で共有できる情報に対して,指定した複数人のユーザがあたかも本にメモを貼り付けるような感覚で,メモ情報を付加し,共有できるようにするシステムに以下のものがある(特許文献1)。
すなわち、特許文献1には、電子ブックコンテンツを記憶し管理する電子ブックサーバと,前記電子ブックサーバにネットワークを介して接続される複数のクライアント端末と,前記クライアント端末のユーザが前記電子ブックコンテンツのページに付加したメモ情報を管理するメモサーバとを有するシステムにおける電子ブックコンテンツとメモ情報の共有方法であって,前記クライアント端末において前記電子ブックサーバの管理する電子ブックコンテンツをネットワークを介してダウンロードし表示する過程と,前記クライアント端末において閲覧されている電子ブックコンテンツのページにメモが付加され,メモを共有するユーザ情報が入力された場合に,それらの情報を前記メモサーバへ送信する過程と,前記クライアント端末における前記電子ブックコンテンツに対する操作に対して,前記メモサーバから当該電子ブックコンテンツの当該ページのメモで,かつ共有ユーザ情報中に自分のユーザ情報が含まれるメモを検索し,表示する過程とを有することを特徴とする電子ブックコンテンツとメモ情報の共有方法が開示されている。
また、ユーザ参加型の電子ブック出版システムにより、最新情報や有用な情報を広く収集して、電子ブックデータの充実化を図ることができるものとして、以下のものがある(特許文献2)。
すなわち、特許文献2には、電子ブックデータを格納したコンテナにユーザ操作により付加された提供情報を、ホストコンピュータ側の記憶装置に収集する情報収集手段と、前記収集した提供情報の全部または一部を編集して、前記電子ブックデータに付加する編集手段と、編集された提供情報を付加した電子ブックデータを配布する配布手段とを備えたことを特徴とする電子ブック出版システムが開示されている。
また、ユーザ間において、同じ動画を共有して、コメントを利用しコミュニケーションを図ることができるコメント配信システムとして、以下のものがある(特許文献3)。
すなわち、特許文献3には、動画データを配信する動画配信サーバと、動画に対するコメントを配信するコメント配信サーバと、複数の端末装置と、を有するコメント配信システムであって、前記コメント配信サーバは、コメント内容が付与された時点における、動画の再生開始時点を基準とした動画再生時間をコメント付与時間として前記コメント内容に対応づけてコメント情報として記憶する第1のコメント情報記憶部と、前記第1のコメント情報記憶部に記憶されたコメント情報を読み出して、前記端末装置に配信するコメント情報配信部と、を有し、前記端末装置は、前記動画配信サーバから配信される動画データを受信して再生する動画再生部と、前記再生する動画に対して入力されたコメント情報を前記コメント配信サーバから受信するコメント情報受信部と、前記コメント情報受信部が受信したコメント情報を記憶する第2のコメント情報記憶部と、前記動画再生部によって再生される動画を表示するとともに、前記第2のコメント情報記憶部に記憶されたコメント情報のうち、再生する動画の動画再生時間に対応するコメント付与時間が対応づけられたコメントをコメント情報から読み出し、読み出したコメント内容を動画とともに表示する第1の表示部と、前記第2のコメント情報記憶部に記憶されたコメント情報のリストを表示する第2の表示部と、前記第2の表示部によって表示されたコメント情報のリストのうち、コメント情報の選択の入力を受け付ける選択部と、前記選択部によって選択の入力が受け付けされたコメント情報を前記第2のコメント情報記憶部から読み出し、読み出したコメント情報のコメント付与時間に対応する動画再生時間から、前記動画を再生させるとともに、読み出したコメント情報を前記第1の表示部によって表示させる再生制御部と、前記第1の表示部によって表示された動画に対するコメント内容の入力を受け付けるとともに、コメント内容が入力された時点の動画再生時間をコメント付与時間としてコメント内容とともにコメント情報として前記コメント配信サーバに送信する送信部と、を有し、前記第1のコメント情報記憶部は、コメント情報に、当該コメント内容が入力された時刻を示す実時間情報をさらに含んで記憶しており、前記第2の表示部は、前記コメント情報を前記実時間情報の順に従ったリストを表示する機能を有し、前記コメント配信サーバは、さらに、消去する対象となるコメントを特定するためのコメントIDを含むコメント消去要求情報を前記端末装置から受信するコメント消去要求情報受信部を有し、前記コメント消去要求情報受信部が受信したコメント消去要求情報に含まれるコメントIDによって特定されるコメントに、当該コメントを表示しないことを表す情報を付与して端末装置に送信し、前記端末装置は、さらに、前記コメント配信サーバからコメント情報を受信すると、このコメント情報に付与されたコメントを表示しないことを表す情報に従い、当該受信したコメントを前記第1の表示部において非表示にする表示制御部を有することを特徴とするコメント配信システムが開示されている。
特開2001−52025号公報 特開2002−132774号公報 特許第4263218号明細書
しかしながら、上述の電子ブックサーバやコメント配信システムにおいて管理されるユーザからのコメント情報(メモ情報)は、テキストデータとしてレコードに登録されるか、あるいは手書きメモのスキャニング情報(イメージデータ)として管理されており、ユーザの手書きデータの有効活用に改善の余地があった。
また、ユーザのメモが記入された電子ブックにおける位置、メモが記入された場所(緯度、経度)やメモ作成時刻が記録されることはあっても、メモの中身がどのような順序で記録されたかまで管理することはできていなかったので、特にユーザの手書きデータの有効活用に改善の余地があった。
本発明は、電子コンテンツを格納及び管理するコンテンツサーバと、前記コンテンツサーバにネットワークを介して接続され、前記電子コンテンツをダウンロード可能な複数のコンテンツ表示装置と、前記コンテンツ表示装置に表示された電子コンテンツのページに付与されたコメント情報を格納及び管理するコメント情報管理サーバとを含むコメント共有システムであって、前記コンテンツ表示装置は、前記電子コンテンツに付与したコメント情報を座標の経時変化として表現される手書きデータとして前記コメント情報管理サーバへ送信し、前記コメント情報管理サーバは、前記手書きデータを格納することを特徴とする。
また、前記コメント情報管理サーバは、前記手書きデータをストロークごとに管理することを特徴とする。
また、前記コメント情報管理サーバは、前記手書きデータを筆圧データとともに管理することを特徴とする。
また、前記コンテンツ表示装置は、前記電子コンテンツに付与されるコメント情報入力のための定められた領域を前記電子コンテンツに表示することを特徴とする。
また、前記コメント情報管理サーバは、前記手書きデータを前記複数のコンテンツ表示装置ごとに異なるレイヤとして管理することを特徴とする。
本発明にかかるコメント共有システム等により、ユーザの手書き情報を有効に活かし、コンピュータシステムを介したより密度の高いコミュニケーションを実現することができる。
本発明の一実施形態におけるコメント共有システムの構成を説明する説明図である。 本発明の他の実施形態におけるコメント共有システムの構成を説明する説明図である。 本発明の一実施形態にかかるシステムにおけるコンテンツ表示装置の外観構成を説明する説明図である。 本発明の一実施形態にかかるシステムにおけるコンテンツ表示装置の機能ブロックを説明する説明図である。 本発明の一実施形態にかかるシステムにおいて使用されるコメント情報テーブルの構成を説明する説明図である。 本発明の一実施形態におけるコメント共有システムの動作フローを説明するフローチャートである。 本発明の一実施形態におけるコメント共有システムの動作フローを説明するフローチャートである。 本発明の一実施形態にかかるシステムにおけるコンテンツ表示装置の表示例を説明する説明図である。 本発明の一実施形態にかかるシステムにおけるコンテンツ表示装置の表示例を説明する説明図である。 本発明の一実施形態にかかるシステムにおけるコンテンツ表示装置の表示例を説明する説明図である。 本発明の一実施形態にかかるシステムにおけるコンテンツ表示装置の表示例を説明する説明図である。 本発明の他の実施形態にかかるシステムにおけるコンテンツ表示装置の表示例を説明する説明図である。 本発明の他の実施形態にかかるシステムにおけるコンテンツ表示装置の表示例を説明する説明図である。 本発明の他の実施形態にかかるシステムにおけるコンテンツ表示装置の動作例を説明する説明図である。 本発明の他の実施形態にかかるシステムの動作フローを説明するフローチャートである。 本発明の他の実施形態にかかるシステムの動作フローを説明するフローチャートである。 本発明の他の実施形態にかかるシステムの動作フローを説明するフローチャートである。 本発明の他の実施形態にかかるシステムの動作フローを説明するフローチャートである。 本発明の他の実施形態にかかるシステムの動作フローを説明するフローチャートである。
以下、本発明にかかるコメント共有システム等を実施するための形態について、図面に基づいて詳述する。
図1に、本発明の一実施形態におけるコメント共有システムの構成を示す。典型的なB2Cシステムの構成例である。コメント共有システム100は、APIサーバ101と、手書き情報管理サーバ(以下、インクサーバもしくはINKサーバ)102と、データベースサーバ(以下、DBサーバ)103と、コンテンツ管理システム(以下、CMS)104と、コンテンツサーバ105と、コンテンツ表示装置106とからなり、これらは、有線もしくは無線のネットワークによって接続されている。それぞれのサーバ/システム間は、図示しないものも含め、ネットワークを介して適切な通信プロトコルで通信可能に構成されている。
APIサーバ101は、電子書籍コンテンツや雑誌データ等の電子コンテンツをユーザに提供するためのアプリケーションプログラムインタフェースを備えたサーバシステムであり、ユーザが携帯するコンテンツ表示装置106のプラットフォーム(OS)に対して提供可能な命令や関数を集合セットとして備えている。
INKサーバ102は、手書き情報等を例えば座標データやストロークデータとして管理するサーバシステムであり、必要に応じてAPIサーバと連携をとり、ユーザ(コンテンツ表示装置106を携帯)に提供する雑誌データや紙面データに対してユーザの手書き情報を関連付ける処理を行う。
DBサーバ103は、コメント共有システム100を運営していくうえで必要なデータベースが格納される。例えば、ユーザ情報や配信用のXMLフォーマットやメタデータなどが格納される。また、本システムに必須のものではないが、必要に応じて課金情報の管理データベースをDBサーバ103に構築することもできる。
CMS104は、コンテンツを管理するシステムであり、テキスト、画像、音声、動画等を含むあらゆるタイプの電子コンテンツを管理することができる。CMS104に対し、リモートや他のアプリケーションからコンテンツを登録することができる。
また、CMS104において、コンテンツの作成、編集、検索等の作業を行うこともでき、これらの作業は、例えばブラウザベースでのユーザインタフェースが提供され、他のサーバやコンピュータ端末からリモートで行うことができる。
さらに、CMS104においては、電子書籍や電子雑誌を構成する個々のコンテンツを分解し、コンテンツ編成単位としてアセット管理することができる。
コンテンツサーバ105は、CMS104で管理されているコンテンツを端末106へ配信するためのサーバである。配信の形態には、静止画配信のほか、動画像のストリーミング配信も含まれ、これらを電子書籍や電子雑誌と組み合わせたコンテンツ配信が可能である。
また、図1のコンテンツサーバ105は、多数のユーザからのアクセスに対応するために、各々がオリジナルのコンテンツのコピーを有するキャッシュサーバを複数に地理的位置に配置した分散ネットワークとして構成することもできる。この場合、ユーザからの要求を適切なキャッシュサーバに分散させることで、サーバ全体の負荷の低減を図ることができる。さらに、コンテンツサーバにおいては、ユニキャスト配信、ユニキャスト遅延配信、マルチキャスト配信方式等の複数の配信方式を採用してユーザ要求の増加に伴い効率的に切り替えるように構成することもできる。
例えば、短期間に大多数のユーザがコンテンツ要求をしてきた場合には、ユニキャスト遅延配信を採用し、配信タイミングを遅延させる。そして、ユーザ要求の増加により、遅延配信では対処しきれなくなった場合には、マルチキャスト配信に切り替えることができる。
コンテンツ表示装置106は、ユーザがコンテンツを視聴するための端末であり、ユーザからのコメントを入力可能な端末として構成される。コメントには、テキスト入力のほか、手書き入力、音声入力が含まれる。カメラを備えた端末であれば、静止画や動画を投稿可能に構成することもできる。典型的にはノートパッドやPDA(携帯情報端末)が使用されるが、詳細の構成例については後述する。
図2に、本発明の他の実施形態におけるコメント共有システムの構成を示す。典型的なB2Bシステムの構成例である。コメント共有システム200は、APIサーバ201と、INKサーバ102と、DBサーバ203と、CMS204と、コンテンツサーバ205と、コンテンツ表示装置106とからなり、これらは、有線もしくは無線のネットワークによって接続されている。図1に示すコメント共有システム100との特徴的な相違点は、APIサーバ201とDBサーバ203との間の通信において認証プロトコルが採用されているので、この点について詳述する。
APIサーバ201とDBサーバ203との間の通信で採用される認証プロトコルには、ユーザ認証のためのさまざまなプロトコルを採用することができ、例えば、CHAP(Challenge Handshake Authentication Protocol)やPAP(Password Authentication Protocol)等のユーザ認証セキュリティープロトコルがある。このように、コメント共有システム200では、コンテンツを提供する企業と、コンテンツを利用しながら一般ユーザにサービスを提供する企業との認証プロトコルを介した通信が可能となるので、主として企業間の取引を伴う電子商取引システムとしての実施に好適である。
図3に、本発明の一実施形態にかかるシステムを構成するコンテンツ表示装置の外観を示す。コンテンツ表示装置106は、一例として、筐体部1061とディスプレイ1062と筐体106の左右側部に設けられたハードウェアボタン1063a及び1063bとからなる。筐体部1061は横長の形状であるが、縦長ものもでもよく(図8〜図13を参照)、また、ハードウェアボタン1063a及び1063bに替えて、あるいはハードウェアボタン1063a及び1063bとともに、ホームボタン890(図8〜図13を参照)を実装することもできる。
また、ディスプレイ1062は、液晶ディスプレイ(LCD)等で構成され、後述するように文字や画像など様々な情報を表示することができる。また、ディスプレイ1062にメニューボタンやソフトウェアキーボードを表示させ、これを指ないしタッチペン(不図示)等で触れることにより情報表示装置への指示(コマンド)とすることができる。この点でも上記ハードウェアボタン1063a及び1063bは必須の構成要素ではないが、本発明の説明の便宜上、一定の機能を担うボタンとして説明する。もちろん、これらハードウェアボタン1063a及び1063bを、ディスプレイ1062の一部に表示させたメニューボタンで代替させることも可能である。
さらに、ディスプレイ1062には、マルチタッチ入力パネルが含まれており、タッチ入力パネル上でのタッチ入力位置座標が入力デバイスインタフェース(不図示)を介してコンテンツ表示装置106の処理系(CPU)へ送信され処理される。そして、このマルチタッチ入力パネルは、パネルに対する複数の接触点を同時に感知することができるよう構成されている。この検出(センサ)については様々な方法で実現することができ、必ずしも接触センサに限られず、例えば、光学式のセンサを利用してパネルに対する指示点を抽出することも可能である。さらに、センサには、接触式のセンサや光学式のセンサのほか、人の肌の接触を感知する静電容量方式のセンサを用いることも可能である。
なお、マルチタッチ入力パネルには、ペンタブレットに液晶ディスプレイを統合させた筆圧感知型の液晶ペンタブレットを採用することもできる。この場合の筆圧レベルには、典型的に512レベル〜2048レベルが採用される。しかしながら、ペンタブレット製造技術の向上に伴い、これ以上の分解能を実現可能であることは当業者にとって自明であろう。
また、図3には現れていないが、コンテンツ表示装置106は、多くの携帯情報端末に装備されているようにマイク及びスピーカを備えることもできる。この場合にはマイクより拾ったユーザの声などを判別して入力コマンドとすることも可能である。
図4に、本発明にかかるコンテンツ表示装置106を構成するハードウェアのブロック図を例示する。コンテンツ表示装置106の動作は、以下に説明するハードウェアの個々の動作、及びこれらの連携動作によって実現されている。
コンテンツ表示装置106は、大別すると、ハードウェアボタン1063a、1063b、ディスプレイ1062に設けられたマルチタッチ入力パネル、及びマイク等で構成される入力部401と、プログラムやデータ等を記憶するためのハードディスク、RAM及び/又はROM等で構成される記憶部402と、プログラムによって様々な数値計算や論理演算を行うCPUによって構成される中央処理部403と、ディスプレイ1062等で構成される表示部404と、チップや電気系統等の制御を行うための制御部405と、インターネットにアクセスするためのスロットや光通信を行うためのポート、及び通信インタフェースから構成される通信インタフェース部406と、スピーカやバイブレーション等の出力部407と、時刻等を計時するための計時部408と、必要に応じて温度や湿度、機器姿勢や光量等を計測するためのセンサ部409と、装置内の各モジュールに電源を供給するための電源部410とからなり、これらのモジュールは必要に応じて適宜通信バスや給電線(図4において、結線411)によって接続されている。
また、本発明の実施に必要なプログラムないしソフトウェアは、通常、記憶部402にけるハードディスクディスク等にインストールないし格納され、プログラムないしソフトウェアの実行時には、必要に応じて記憶部402内のメモリにその全部又は一部のソフトウェアモジュールとして読み出され、中央処理部403において演算実行される。
なお、演算実行は必ずCPU等の中央処理部403で行われる必要はなく、図示しないディジタルシグナルプロセッサ(DSP)等の補助演算装置を用いることもできる。
なお、センサ部409には、上述した筆圧感知型の液晶ペンタブレットを採用する場合の筆圧感知センサも含まれる。筆圧レベルとしては、典型的に、512レベル〜2048レベルが採用され、筆圧の強さは設定変更可能である。このとき、タブレットの強度を考慮して最大レベルが設定される。
図5に、本発明の一実施形態にかかるシステムにおいて使用されるコメント情報テーブルの構成を示す。コメント情報テーブル500は、一実施形態として、INKサーバ102に格納される。図5に示すように、コメント情報テーブル500は、一実施形態として、「コメントID」項目501と、「コンテンツID」項目502と、「ページ」項目503と、「位置座標」項目504と、「コメント付与者」項目505と、「コメント内容」項目506とで構成される。
「コメントID」項目501には、電子書籍や雑誌コンテンツについてユーザより投稿されるコメントに対し、一意に割り当てられるIDが格納される。コメントIDには任意のコードを採用することができ、コメント共有システムにおいて管理されるコメントを一意に識別するための識別コードとして機能する。
「コンテンツID」項目502は、電子書籍や雑誌コンテンツそれ自体に対し、一意に割り当てられたIDが格納される。これにより、対応するコメントIDがどのコンテンツに付されたのかを判断できる。
「ページ」項目503は、電子書籍や雑誌コンテンツの何ページ目にそのコメントが付されたのかを示すための数値データが格納される。これにより、対応するコメントIDがどのコンテンツの何ページ目に付されたのかを判断できる。
「位置座標」項目504には、コンテンツのページに付されたコメントの位置座標情報が格納される。典型的には、ページ座標系(一例として左上を原点とする)に対するコメント領域の開始座標が登録される。
「コメント付与者」項目505には、コメントを投稿したユーザ情報が格納される。典型的には、ユーザIDが格納されるが、本発明においてはこれに限定されるものではなく、ユーザIDに替えて、あるいは、ユーザIDに加えて、ユーザのプロフィール情報(生年月日、出身地、職業、血液型、身長、体重、特技、趣味、経歴等)を登録することとしてもよい。
「コメント内容」項目506は、コメント内容あるいは、コメント内容へのポインタアドレスが格納される。コメント内容のデータ形式としては、テキストデータのほかにユーザの手書きデータが格納される。或いは、静止画データや動画像データへのポインタアドレスを格納することとし、実データは別アドレスから始まる記憶領域に格納することとしてもよい。
また、コメント内容にユーザの手書きデータを格納する場合には、一定時間(例えば、10ミリ秒)ごとのペン座標をリストとして格納することができる。この場合、ペン座標における筆圧を解像度レベルに応じた数値とし、ペン座標と合わせて格納することとしてもよい。具体的には、サンプリング間隔を10ミリ秒として、0.1秒分のペン座標と筆圧データとを次のように格納することができる。
ここで、第1カラム(左端)は、ストロークIDである。ストロークIDは、文字を構成する各ストロークに対して1つのストロークIDを割り当てることができる。第2カラムは、10ミリ秒ごとの時間間隔を示す。第3カラムは、ペン座標であり、紙面の左上を原点(0,0)として、右方向をX座標の正の向きとし、下方向をY座標の正の向きであるものとしている。第4カラムは筆圧である。表1では数値が大きいほど筆圧が強いことを表している。
そうすると、表1では、座標(100,50)から開始して、0.1秒の間に右横方向に向かって、ほぼストレートな線分が描かれており、右端に向かうに従って筆圧が強く記録されていることが分かる。
このように、本発明においては、コメント情報として入力された手書き情報がペン座標の経時変化として表現されるデータ形式として格納されている点が特徴のひとつとなっている。なお、ペン座標の経時変化として表現可能な形式としては、一定時間ごとのペン座標のデータ系列を格納することのほかに、ペン座標位置のベクトルの変化量を記憶しておく方法もある。
さらに、ST1、ST2といった別のストロークもST1のストロークとリスト構造などで関連付けて登録することで、いくつかのストロークをひと纏まりとした文字として管理することができる。
この場合、1つの文字として管理するために、ST0から始まる数ストローク分をひとつにまとめる文字IDを階層的に構成することとしてもよい。例えば、大文字の「G」は3ストロークからなるので、次のようなデータ構造を採用することができる。
この場合、文字ID「CH0」の実体は、大文字の「G」であり、構成される3つのストロークをST0〜ST2まで、線形のポインタリストなどで構成する(そして、ST2の後続には「NULL」が格納される)。なお、各ストロークデータは、表1に示したようなデータ構造を持っている。
図6に、本発明の一実施形態におけるコメント共有システムの動作フローを示す。S601において、コンテンツ表示装置106の電源はオンされ、電子書籍ビューア等のソフトウェアアプリケーションを起動する。S602において、コンテンツ表示装置106からコンテンツサーバ105(又は205)に対して電子書籍等のコンテンツのダウンロード要求が送信される。
次に、S603に進み、コンテンツサーバ105(又は205)において、コンテンツ表示装置106から要求されたコンテンツのダウンロードが許可されるものであるかどうかが判断される。例えば、ダウンロード要求時(S602)に、コンテンツ表示装置106からコンテンツ購入済みの認証IDやパスワードを併せて送信することで、コンテンツサーバ105(又は205)内で照合処理を行いダウンロード可否の判断をすることができる。S603において、ダウンロード可能と判断されれば、S604に進み、ダウンロード不可と判断されれば、必要に応じてダウンロードが許可されていない旨のメッセージをコンテンツ表示装置106に返信するなどして処理を終了する(S614)。
S604においては、コンテンツサーバ105(又は205)からコンテンツ表示装置106に対するダウンロードを許可されたコンテンツが、所定の送信プロトコルに準じてダウンロードされる。このとき、ダウンロードされるコンテンツは必要に応じて暗号化されている。コンテンツには、電子書籍や電子雑誌のほか、動画、テレビ番組等の電子情報や、記事や広告なども含まれる。
次に、S605に進み、ユーザはコンテンツ表示装置106を操作してコンテンツの閲覧を開始する。このとき、ユーザは、コンテンツ表示装置106のユーザインタフェース(不図示)を介し、例えば、電子書籍や電子雑誌のページめくりや特定ページへのジャンプ、動画の再生等を行うことができる。以下、閲覧の具体例を例示する。
閲覧が開始されると、S606に進み、ユーザは図示しないユーザインタフェースを介してコンテンツ(ページ)を表示させ、ユーザインタフェースを介したイベントの発生を待つ(S607)。イベントの発生には、ペンや指による画面上のボタンのタッチ(押下)、ユーザの発声等による音声入力、コンテンツ表示装置の向きを変えるなどの姿勢入力や加速度入力がある。
イベントが発生すると(S607において、Yes)、コンテンツ表示装置106はそのイベントの内容を解析して、内容に応じた処理を行う。図6においては、例示的に、ページめくり(S608)、コメント検索(S609)、コメント付与(S610)、アイテム選択(S611)、予約(又は購入)(S612)、アプリケーション終了(S613)が含まれる。
ページめくり(S608)は、コンテンツ表示装置106のディスプレイ上に表示されたコンテンツ画面のページめくりを行う画像処理である。この処理により、ユーザは、例えば、装置106にダウンロードされ閲覧状態にある電子書籍等を、実際の本を参照するのと同様の使い勝手で参照することができる。例えば、ユーザが次ページを参照したいと思った場合、ユーザは、ディスプレイ上の情報表示領域を紙の本のページめくる時のようにペンや人差し指などで左から右へなぞることで、あたかもページがめくれるようなイメージで表示画面が次ページの内容に更新される。
コメント検索(S609)は、電子情報に対してユーザにより付加ないし追加されたコメントを検索する処理である。ユーザによって与えられたコメント群は、例えばどのコンテンツのどのページのどのアイテムに対し、誰によって付加ないし追加されたものであるのかが分かるようにコンテンツサーバ105(又は205)と直接的又は間接的に連携するDBサーバ103(又は203)に蓄積することができる(インデックスに対する必要なタグや項目は逐次追加される)。そうして、キーワード等の入力によるユーザの指示により、データベース内に蓄積されたコメントが検索され、必要に応じてコンテンツ表示装置106のディスプレイ上に表示することが可能である。
コメント付与(S610)は、電子情報に対してユーザによるコメントを付加ないし追加する処理である。ユーザによって付加ないし追加されるコメント群は、例えばどのコンテンツのどのページのどのアイテムに対し、誰によって付加ないし追加されたものであるのかが分かるようにコンテンツサーバ105(又は205)に接続されるDBサーバ103(又は203)に蓄積される。これら蓄積された情報は、上述のとおり、コメントを投稿したユーザ自身のみならず他のユーザによっても検索可能となる。
アイテム選択(S611)は、コンテンツ表示装置106のディスプレイ上に表示されたコンテンツに含まれるアイテム(テキストや画像など、あるいは、これらテキストや画像などによって示される商品若しくはサービス)がユーザによって選択された際に、どのコンテンツのどのページのどのアイテムが誰によって選択されたのかを記録する処理である。アイテム選択(S611)では、この記録に基づいて他の処理(例えば、コメント検索、コメント付与、予約又は購入など)に連携動作させることができる。これらの連携動作は、コンテンツサーバ105(又は205)において行われる。
予約(又は購入)(S612)は、選択されたアイテムを電子商取引により予約又は購入処理するものである。どのアイテムが誰によって予約又は購入されたかを記録するとともに、図示しない決済システムを用いて必要な決済処理をすることも可能である。この決済システムは、本発明にかかるシステムにおいて必ずしも必須のものではないため仔細の説明を省略した。すなわち、本発明にかかるシステムにおいて、ユーザが何らかのアイテムやサービスに対する予約又は購入を指示したときには、必要に応じて他の決済システムに決済処理要求を送信することにより、本発明にかかるシステムとしての役割は十分に果たせるものである。
以上説明した各処理(一例として、上述したS608〜S612)を終えると、S606に戻って適宜必要なコンテンツ(ページ表示)を表示し、ユーザによる更なるイベントを待つ(S607)。
そして、アプリケーション終了(S613)が指示されると、アプリケーションプログラムとしてのコンテンツ閲覧は、終了する(S614)。
図7に、本発明の一実施形態におけるコメント共有システムの動作フローを示す。図7に示すフローでは、コンテンツ表示装置106に表示させた電子書籍等のコンテンツに対し、ユーザがペン等で手書きしたコメントやメモを電子データとしてAPIサーバ101(又は201)を介してINKサーバ102へ送信するフローを説明している。
S701において処理を開始すると、S702に進み、コンテンツ表示装置106上のディスプレイで手書きストロークが開始されたことを検出する。いったん、手書きストロークが開始されると、S703に進み、一定時間(例えば、10ミリ秒)ごとにストロークが継続されているかどうかが判断される。ストローク継続の判断は、ペンによるタッチ座標が存在するか否か等により判断することができる。S703においてストロークは継続していると判断されると、S704に進み、APIサーバ101(又は201)を介し、一定時間ごとのペン座標をINKサーバ102へ送信する。このとき、必要に応じてペンの筆圧レベルを併せて送信することとしてもよい。S703においてストロークは継続していないと判断されれば、S705へ進む。
S705では、これまで送信されたペン座標系列を1つのストロークとして登録する。上述の例で言うと、表1の「ST0」としてグループ化されたペン座標(及び筆圧レベル)の系列が1ストロークとして取り扱われる。
次に、S706に進み、さらなるストロークがあるかどうかが判断される。例えば、処置領域(表示画面内の矩形領域等)内で一定時間以内に新たなストロークが開始された場合に、第2ストロークが開始したと判断される。S706において、新たなストロークありと判断されるとS703に復帰して、第2ストロークが継続されているかどうかの判断がなされる。S706において、もう新たなストロークはないと判断(例えば、一定時間内にストロークが発生しない)されると、S707に進み、それまでの1以上のストローク(群)は、文字又は記号として登録され、S708に進み、一連の処理は終了する。
なお、S704において一定時間ごとに座標を送信するものとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、一定時間ごとにサンプリングしたペン座標データ(及び必要であれば筆圧レベルデータ)を一定時間コンテンツ表示装置106に蓄積し、ある程度のデータ量が蓄積されたらまとめてINKサーバ102へ送信するように実施することもできる。
次に、ユーザがコンテンツ表示装置106を使用しながらどのように本発明が実施されるのか、図8〜11に示したさらに具体的な例に基づいて説明する。後述する例では、2人の端末ユーザが登場する。一人は、生徒となるべきユーザAであり、もう一人は、教師となるべきユーザBである。ユーザAは、コンテンツ表示装置106a(図2参照)を使用して、コンテンツサーバ205から英語の演習問題が収録された電子書籍コンテンツをダウンロードする。次に、電子書籍コンテンツに表示された英語の演習問題に対し、ペン等を使用して解答する。解答したデータは手書きデータとしてAPIサーバ201を介してINKサーバ102へアップロードされる。次に、ユーザAの解答済みの演習問題を教師であるユーザBがコンテンツ表示装置106b(図2参照)を使用してAPIサーバ201から呼び出す。そして、ユーザAの解答に対する添削を行う。この添削作業もペン等の手書きで行われ、添削ストロークとなるチェックやコメント等が手書きデータとしてAPIサーバ201を介してINKサーバ102へアップロードされる。
これら一連の様子を、図8〜11に基づいて説明する。
図8に、ユーザAがコンテンツ表示装置106aに英語の演習問題コンテンツをダウンロードして表示した様子を示す。図8において、装置106aのディスプレイ1062に英語の演習問題801が表示されており、ユーザAは、ペン899を用いて設問3−B−(2)にペン先を置いている状態である。なお、890は、ホームボタンである。
図8に示されている問題文を抜粋すると以下のとおりである。
「設問3:次の(A),(B)の問いに答えよ。」
「(A)次の各文の空所に入れるのに最も適当な語句をそれぞれア〜エから1つ選び、記号で答えよ。」
「(B)次のAとBの対話を読んで、空所に入れるのに最も適切な語句又は分をそれぞれ1つ選び、記号で答えよ。」
(B)(3)の問題文「A:Do you mind if I use your computer for a while?」
(B)(3)の選択肢「ア.Go ahead. イ.Please don't. ウ.It's nice of you. エ.I'm sorry I can't.」
図9では、ユーザA(生徒)は、演習問題に対する解答を既に終えている。ユーザAは、それぞれの設問に対して、手書きで液晶タブレットに直接解答している。図9によれば、設問3(A)(1)に対するユーザAの解答は、「ア」であり(901)、また、設問3(A)(2)に対するユーザBの解答は、「イ」である(902)ことが分かる。
なお、ここで、ユーザAが解答した手書きデータは、演習問題のコンテンツID及びページID等と関連付けられて、データ構造として1つのレイヤを構成してINKサーバ102に送信される。
図10では、ユーザB(先生)が、コンテンツ表示装置106bに、ユーザAによる解答済みの演習問題をダウンロードし添削を行っている。図10においては、まず演習問題についての電子データがダウンロードされ、これに対してユーザによる手書きの解答データを有するレイヤがダウンロードされて上書きされ、さらにユーザBによる添削が手書きで行われている。すなわち、ユーザBによる添削は、ユーザAによるレイヤとは別のレイヤを構成してINKサーバ102に送信されることとなる。ユーザBによる添削データを有するレイヤも演習問題のコンテンツID及びページID等と関連付けられてINKサーバ102で管理される。図10においては、設問3(A)(1)については正解の意味で、丸印(1001)が手書きされ、設問3(A)(1)については不正解の意味で、チェック印(1002)が手書きされるとともに、正解となる枝にもチェック印が入っている(1003)。また、設問3(A)(4)も不正解であるので、正解の位置「ウ」にチェック印(1004)が入っている。そして、総合得点として、10点満点中の7点であることが、手書きで記されている(1005)。
なお、添削のチェックマークについて、日本では正解を丸印、不正解をチェック印とするが、欧米では、正解をチェック印とすることが通例となっていることに留意されたい。
図11では、ユーザAが、ユーザBの添削を受けることなく、自分で正解データを読み込んで上書きさせている。正解データも1つの独立したレイヤを構成し、演習問題のコンテンツID及びページID等と関連付けられてINKサーバ102において管理されている。そして、ユーザの要求にしたがって、正解データとしてダウンロードされる。図11では、設問3(A)(1)における正解1101、設問3(A)(2)における正解1102、設問3(A)(3)における正解1103等が、それぞれ上書き表示されている。これにより、ユーザは、自らの解答とともに各設問の正解を瞬時に確認することができるので、自分の出来具合を容易に確認することができる。
以上説明したレイヤごとの手書きデータや正解データは、図示しない色属性とともに登録管理することで、色分け表示させることもできる。
なお、本発明のように、手書きデータを時系列に筆圧とともにINKサーバ102において管理する構成を備えていると、上述したような英語教材の解答及び添削のほかに、日本語や中国語の漢字の書き取り(書き順を含む)の演習及び添削やテストを実施することが出来る。また、ペン座標の筆圧を管理することは、ネットワークを介した書道の教授にも役立つものである。
さらに、図12に、本発明の他の実施形態にかかるシステムを構成するコンテンツ表示装置の表示例を示す。
図12においては、ディスプレイ1062に表示された解答用紙802中の手書き可能な領域があらかじめ割り振られている。例えば、氏名は氏名欄1201の矩形内に記入するようになっており、各問題に対する解答も対応する番号が割り振られて、例えば、1202や1203のように指定されている。なお、図12において、解答欄1204には、複数の数字が記入されているが、かかる数式や記号列も手書き情報としてINKサーバ102に送信することができる。また、解答欄に記入された文字、数字、数式、記号等を文字認識したうえで、INKサーバ102に送信するように構成してもよい。
図13に、本発明の他の実施形態にかかるシステムを構成するコンテンツ表示装置の表示例を示す。図中、ディスプレイ1062には、自動車に関する記事803が表示されており、ユーザは、気になったところを手書きにて下線を引いたり(1301)、コメント(1302)を記入することができる。これらの下線やコメントは、雑誌中のページと位置座標と共に、手書きデータとしてINKサーバ102に送信される。この場合においても、手書きコメントをあらかじめ文字認識したうえでINKサーバ102に送信することもできる。
次に、図14〜図17を参照しながら、本発明の他の実施形態にかかるシステムの動作例を説明する。この動作例では、ユーザがコンテンツ表示装置に手書きで入力した筆跡(サイン)をシステムにおいて管理し、その後、ユーザのサイン入力を認識できるように構成されている。
図14には、コンテンツ表示装置106のディスプレイ1062上にペン等の入力デバイスによって入力さえた手書きの2つのストローク(始点をAとするものと始点をBとするもの)が例示されている。本発明にかかるシステム等では、後述するとおり、これらの手書きストロークを学習及び管理し、認証が行われる。
(管理変数) まず、本発明にかかるシステム等では、手書きデータの格納、管理、認証処理のために、典型的には以下の変数を使用する。なお、これらの変数は、本発明の趣旨を何ら制限するものではなく、発明の実施可能要件を満たすために例示しているに過ぎない。
X:横座標
Y:縦座標
n:サンプリング回数(0〜5)
t:時間(0.01秒単位)
tc:離筆時間
P:筆圧
CH:手書きデータ
CF0:初回(0回目)のサンプリングデータ(ストローク,時間,ペン座標,筆圧)
CFn:n回目のサンプリングデータ(ストローク,時間,ペン座標,筆圧)
CF’n:n回目のサンプリングデータを拡大変換したデータ(ストローク,時間,変換されたペン座標,筆圧)
CF’’:認証元データ<5回のサンプリングデータの平均(ストローク,時間,ペン座標,筆圧)>
STn:nストローク目のデータ
STMAX:最大ストローク数
XD:サンプリングデータの横の長さ
YD:サンプリングデータの縦の長さ
Tn:ストロークを描いた所要時間
b:ストロークを等分したときの数(0〜d)
(手書きデータ格納処理)
図15において、手書きデータ格納処理が開始すると(S1501)、まず、上記各変数が初期化される(S1502)。特に、ここでは、CH,ST,t,tcの各変数が初期化される。次に、S1503に進み、タブレット上のペンの位置と筆圧を検出し、筆圧PがPwより大きいか否かが判断される(S1503)。筆圧PがPw以下であれば(S1503でNo)、離筆時間をカウントアップする(S1504)。
筆圧P>Pwであれば、S1505へ進む。
S1501では、離筆時間tcが0であるかどうかが判断され、YesであればS1506に進み、ペンがタブレットに触れたままということなので、同一ストロークのペン座標・筆圧としてCHにストローク数ST、時間t、ペン座標(X,Y)、筆圧Pを格納して、S1507へ進んで、tをカウントアップする。カウントアップ時間の単位は、典型的には0.01〜0.1秒が採用される。その後、S1503へ復帰する。
また、S1505において、離筆時間がtc=0でないときは、S1508に進み、同一の字で改めてストロークしたものなのか、字を書き終えたのかを判定するために、離筆時間tcとあらかじめ定めた閾値tnを比較し、tcがtnより小さい場合(S1508でYes)は、同一の字で改めてストロークしたものとし、ストロークSTをカウントアップし(S1509)、tとtcをクリアして(S1510)、CHにストローク数ST、時間t、ペン座標(X,Y)、筆圧Pを格納し(S1506)、tをカウントアップする(S1507)。そして、S1503へ復帰する。
次に、S1508において、離筆時間tcと閾値tnを比較し、tcがtn以上である場合(Yes)は、1ストロークを書き終えたものと判定し、CHの最後尾にNULL値を入れて(S1511)、処理を終える(S1512)。
以上のようにして、コンテンツ表示装置106に入力された手書きデータがシステムの記憶部に格納される。
(サンプリング処理)
次に、格納された手書きデータに対して行われるサンプリング処理について説明する。図16Aにおいて、サンプリング処理がスタートすると(S1601)、まず、サンプリング回数nが初期化される(S1602)。次に、上述した処理により手書きデータがCHとして格納される(S1603)。次に、S1604に進み、手書きデータCHがn回目のサンプリングデータCFnとしてコピーされる。
S1605では、初回のサンプリングか否かが判断される。初回のサンプリングでなければ(S1605においてNo)、S1606に進み、初回のサンプリングCF0の最大ストローク数STMAXとn回目のサンプリングCFnの最大ストローク数STMAXとが比較され、字画、つまりストローク数が異なる場合は(S1606においてNo)、エラーを表示して(S1607)、処理を終了する(S1608)。
また、初回のサンプリングである場合(S1605においてYes)、または初回とn回目のストローク数が同じであれば(S1606においてYes)、S1609に進み、CFnの点のうち、最大X座標をXMAX、最大Y座標をYMAX、最小X座標をXmin、最小Y座標をXminとして抽出し(S1609)、サンプリングデータCFnの横の長さXD及び縦の長さYDを計算する(S1610)。
次に、S1611に進み、横の長さXDと縦の長さYDとの大小関係が判断され、XDの方がYDよりも大きい場合もしくは縦横の長さが等しい場合(S1611においてYes)は、S1612に進み、サンプリングデータCFnの点の集合が、縦横比を同一に保持しながら横いっぱいに拡大変換してCF’nに格納する。一方で、YDの方がXDよりも大きい場合(S1611においてNo)は、S1613に進み、サンプリングデータCFnの点の集合が、縦横比を同一に保持しながら縦いっぱいに拡大変換してCF’nに格納する。
変換処理まで終えると、nをカウントアップし(S1614)、nが5より小さい場合は(S1615においてYes)、n回目のサンプリング処理を繰り返し行う(S1603〜S1614)。
サンプリングを5回(0〜4)終えると(S1615においてYes)、S1616に進み、n及びSTを初期化して、CF’nの各ストロークSTを引くのにかかった所要時間Tnをd等分し、調整可能なループ条件のもとで、適宜、時間的に等分された点のデータを再抽出し(S1617〜S1619)、CF’0〜CF’4の各ストロークSTの再抽出された時間(b・Tn/d)の時の点の座標の平均CF’’を計算し、平均化する際に5点の平均から一定以上開きがある点は排除して改めて平均を取り直す(S1620〜S1623)。なお、S1620〜S1623は、調整可能なループ条件に基づき処理される。
なお、参照元のCF´´のデータ構造を以下に例示する。
(認証処理)
次に、上記サンプリングデータに基づいて、別途入力される手書きデータとの照合を行うことによりサイン等の認証を行う処理について、以下に詳述する。
図17Aにおいて、認証処理がスタートすると(S1701)、上述した処理に基づき手書きのデータがCHとして格納される(S1702)。
次に、S1703に進み、比較元データCF’’の最大ストローク数STMAXとS1702で入力した手書きデータCHの最大ストローク数STMAXとが比較され、ストローク数が異なると判断された場合(S1703においてNo)は、S1721に進み、認証NGとして処理を終了する(S1722)。
一方で、S1703において、ストローク数が同一であると判断されれば、S1706に進み、手書きデータCHを比較先データCTとしてコピーする。
次に、S1707に進み、CTの点のうち、最大X座標をXMAX、最大Y座標をYMAX、最小X座標をXmin、最小Y座標をXminとして抽出し、さらに、S1708に進んで、比較先データCTの横の長さXDと縦の長さYDが算出される。
次に、S1709に進み、横の長さXDと縦の長さYDとの大小関係が判断され、横の長さXDの方が大きい場合もしくは縦横の長さが等しいと判断された場合(S1709においてYes)には、S1710に進み、比較先データCTの点の集合が、縦横比を同一に保持しながら横いっぱいに拡大変換されてCT’に格納される。
縦の長さYDの方が横の長さXDより大きいと判断された場合(S1709においてNo)は、S1711に進み、比較先データCTの点の集合が、縦横比を同一に保持しながら縦いっぱいに拡大変換されてCT’に格納される。
上述の変換処理を終えると、S1712に進み、STが初期化されて、CT’の各ストロークSTを引くのにかかった所要時間Tnをd等分し、調整可能なループ条件のもとで、適宜、時間的に等分された点のデータを再抽出し(S1713〜S1715)、比較元データCF’’と変換済の比較先データCT’を比較して相違度Sを計算し、積算していく(S1716〜S1718)。なお、S1716〜S1718は、調整可能なループ条件に基づき処理される。
また、S1717においては、距離Lがある程度まではS=S+0、それ以上の場合はS=S+lx2とする他、筆圧差Pについて差が大きすぎる場合には、S=S+10として処理することもできる。
次に、S1719に進み、相違度Sと類似・非類似を判定するための閾値SIとが比較される。SIよりSが大きければ(S1719において、No)、認証NGとして適宜処理を行って(S1721)、処理を終了し(S1722)、SIよりSが小さければ(S1719において、Yes)認証OKとして適宜処理を行って(S1720)、処理を終了する(S1722)。
本発明において実施されるアプリケーションやソフトウェアを構成するプログラムモジュールは、実行ステップの全部又は一部をネットワークに接続された複数のコンピュータにより実行させることができ、ネットワークを介した複数のコンピュータ間で協働して動作することを特徴としている。
また、本発明において使用される記録媒体には、コンテンツデータ等の各種データを格納することが可能な多種のリムーバルメディアを使用することができる。例えば、DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM、CD−R、CD−RW、光磁気ディスク等の各種の光ディスクや、フレキシブルディスク、ハードディスク等の磁気ディスク、各種の半導体メモリなどである。なお、記録媒体には、例えば、暗号キー等を用いてコンテンツデータのコピーや再生等を制限する著作権管理機能付きの記録媒体を使用することもできる。
また、上述した本発明のコンピュータは、CPU等の純然たるハードウェアに限らず、ファームウェアやOS、あるいは周辺機器を含むものであっても良い。
なお、以上説明したように、本発明の各構成は、出願時の当業者が実施可能なレベルにおいて、ソフトウェアとして実現しても良いし、ハードウェアとして実現しても良い。
100 コメント共有システム
101 APIサーバ
102 手書き情報管理サーバ(INKサーバ)
103 DBサーバ
104 コンテンツ管理システム
105 コンテンツサーバ
106a〜106b コンテンツ表示装置

Claims (15)

  1. 電子コンテンツを格納及び管理するコンテンツサーバと、前記コンテンツサーバにネットワークを介して接続され、前記電子コンテンツをダウンロード可能な複数のコンテンツ表示装置と、前記コンテンツ表示装置に表示された電子コンテンツのページに付与されたコメント情報を格納及び管理するコメント情報管理サーバとを含むコメント共有システムであって、
    前記コンテンツ表示装置は、前記電子コンテンツに付与したコメント情報を座標の経時変化として表現される手書きデータとして前記コメント情報管理サーバへ送信し、
    前記コメント情報管理サーバは、前記手書きデータを格納することを特徴とするコメント共有システム。
  2. 前記コメント情報管理サーバは、前記手書きデータをストロークごとに管理することを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  3. 前記コメント情報管理サーバは、前記手書きデータを筆圧データとともに管理することを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  4. 前記コンテンツ表示装置は、前記電子コンテンツに付与されるコメント情報入力のための定められた領域を前記電子コンテンツに表示することを特徴とする請求項1に記載のシステム
  5. 前記コメント情報管理サーバは、前記手書きデータを前記複数のコンテンツ表示装置ごとに異なるレイヤとして管理することを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  6. 電子コンテンツを格納及び管理するコンテンツサーバと、前記コンテンツサーバにネットワークを介して接続され、前記電子コンテンツをダウンロード可能な複数のコンテンツ表示装置と、前記コンテンツ表示装置に表示された電子コンテンツのページに付与されたコメント情報を格納及び管理するコメント情報管理サーバとを含むコメント共有システムにおけるコメント共有方法であって、
    前記コンテンツ表示装置より、前記電子コンテンツに付与したコメント情報を座標の経時変化として表現される手書きデータとして前記コメント情報管理サーバへ送信する段階と、
    前記コメント情報管理サーバにおいて、前記手書きデータを格納する段階と
    を含むことを特徴とする方法。
  7. 前記コメント情報管理サーバは、前記手書きデータをストロークごとに管理する段階をさらに含むことを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 前記コメント情報管理サーバは、前記手書きデータを筆圧データとともに管理する段階をさらに含むことを特徴とする請求項6に記載の方法。
  9. 前記コンテンツ表示装置は、前記電子コンテンツに付与されるコメント情報入力のための定められた領域を前記電子コンテンツに表示する段階をさらに含むことを特徴とする請求項6に記載の方法。
  10. 前記コメント情報管理サーバは、前記手書きデータを前記複数のコンテンツ表示装置ごとに異なるレイヤとして管理する段階をさらに含むことを特徴とする請求項6に記載のシステム。
  11. 電子コンテンツを格納及び管理するコンテンツサーバと、前記コンテンツサーバにネットワークを介して接続され、前記電子コンテンツをダウンロード可能な複数のコンテンツ表示装置と、前記コンテンツ表示装置に表示された電子コンテンツのページに付与されたコメント情報を格納及び管理するコメント情報管理サーバとを含むコメント共有システムにおいて実行されるコンピュータプログラムであって、
    前記コンテンツ表示装置より、前記電子コンテンツに付与したコメント情報を座標の経時変化として表現される手書きデータとして前記コメント情報管理サーバへ送信するステップと、
    前記コメント情報管理サーバにおいて、前記手書きデータを格納するステップと
    を含むことを特徴とするプログラム。
  12. 前記コメント情報管理サーバは、前記手書きデータをストロークごとに管理するステップをさらに含むことを特徴とする請求項11に記載のプログラム。
  13. 前記コメント情報管理サーバは、前記手書きデータを筆圧データとともに管理するステップをさらに含むことを特徴とする請求項11に記載のプログラム。
  14. 前記コンテンツ表示装置は、前記電子コンテンツに付与されるコメント情報入力のための定められた領域を前記電子コンテンツに表示するステップをさらに含むことを特徴とする請求項11に記載のプログラム。
  15. 前記コメント情報管理サーバは、前記手書きデータを前記複数のコンテンツ表示装置ごとに異なるレイヤとして管理するステップをさらに含むことを特徴とする請求項11に記載のプログラム。
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