JP2012184889A - 冷凍装置及び冷凍装置の冷媒漏れ検知方法 - Google Patents

冷凍装置及び冷凍装置の冷媒漏れ検知方法 Download PDF

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Abstract

【課題】簡略な構成で安価に、冷媒漏れを早い段階で検知する。
【解決手段】冷凍装置1は、圧縮機2、凝縮器3、受液器4、減圧部5及び蒸発器6を備える冷凍装置であって、それらの圧縮機2、凝縮器3、受液器4、減圧部5及び蒸発器6を順次接続して冷媒を循環させる冷媒配管7と、その冷媒配管7の途中であって受液器4と蒸発器6との間に設けられ、受液器4から蒸発器6への冷媒の流れを調整する開閉弁9aと、減圧部5により減圧されて冷媒配管7を流れる減圧状態の冷媒の圧力を検出する圧力検出部10と、その圧力検出部10により検出された圧力に応じて圧縮機2を停止させる制御部8とを備え、制御部8は、開閉弁9aを制御して受液器4からの冷媒流出を止め、その冷媒流出の停止から圧縮機2が停止するまでのポンプダウン時間を求め、求めたポンプダウン時間に応じて冷媒漏れの有無を判断する。
【選択図】図1

Description

本発明は、冷凍装置及び冷凍装置の冷媒漏れ検知方法に関する。
スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどの各種店舗においては、冷蔵食品や冷凍食品、生鮮食品などの商品陳列のため、ショーケースや冷蔵庫などの冷凍装置が用いられている。この冷凍装置は、通常、圧縮機や凝縮器、蒸発器などを備えており、冷媒による熱交換によって各種商品を冷却する。この冷媒が冷凍装置の冷媒回路から漏れだすと、冷媒不足により冷却能力が低下し、商品を目的の温度まで冷却することができなくなってしまう。
そこで、冷凍装置からの冷媒(ガス)漏れを検知する各種技術が提案されている。例えば、冷凍装置の受液器から流出する冷媒の流量や受液器の液位を検出して冷媒漏れを検知する技術が提案されている(例えば、特許文献1又は特許文献2参照)。また、空調機(空気調和機)では、機器各部の温度を検出して冷媒漏れを検知したり、所定時間内の温度変化から冷媒漏れの兆候を検知したりする技術が提案されている(例えば、特許文献3、特許文献4又は特許文献5参照)。また、複数台設置されているショーケースにおいて、配管の末端となる蒸発器の過熱度(蒸発器出入口温度差)を見たり、そのショーケースの庫内温度を観察したりする技術が開示されている(例えば、特許文献6又は特許文献7参照)。
特開平7−151432号公報 特開平11−94408号公報 特開平6−137725号公報 特開2005−257219号公報 特開2008−267621号公報 特開2008−249226号公報 特開2009−92268号公報
しかしながら、前述のような技術では、高価なセンサや複雑なシステム、さらに複雑な計測ソフトなどが必要となるので、冷媒漏れ検知のために装置が複雑化してしまい、加えて高価になってしまう。また、前述のように、蒸発器の過熱度やショーケースの庫内温度を観察する技術では、冷媒が相当量漏れないと末端の蒸発器の過熱度やショーケースの庫内温度から冷媒漏れを検知することは難しく、冷媒漏れ検知のために相当量の冷媒が大気に放出されることになってしまう。
前述の冷媒としては、HFC(ハイドロフルオロカーボン)冷媒に代表されるオゾン破壊係数ゼロのフロン冷媒が使用されているが、そのHFC冷媒は、地球温暖化係数が高い冷媒であり、冷媒漏れによる温暖化への影響が懸念されている。したがって、その冷媒漏れを早い段階で検知することが望まれている。特に、昨今の調査では、現場で複数台のショーケースを連結して冷媒配管を行う場合、例えば、現場施工型の別置きショーケースを用いる場合など、施工者の技量や納入後の保守如何で、長期使用による冷媒(ガス)のスローリークが目立つことが分かってきており、その冷媒漏れを早期に検知することが強く望まれている。
本発明は上記を鑑みてなされたものであり、その目的は、簡略な構成で安価に、冷媒漏れを早い段階で検知することができる冷凍装置及び冷凍装置の冷媒漏れ検知方法を提供することである。
本発明に係る第1の特徴は、冷凍装置において、圧縮機、凝縮器、受液器、減圧部及び蒸発器を備える冷凍装置であって、圧縮機、凝縮器、受液器、減圧部及び蒸発器を順次接続して冷媒を循環させる冷媒配管と、冷媒配管の途中であって受液器と蒸発器との間に設けられ、受液器から蒸発器への冷媒の流れを調整する開閉弁と、減圧部により減圧されて冷媒配管を流れる減圧状態の冷媒の圧力を検出する圧力検出部と、圧力検出部により検出された圧力に応じて圧縮機を停止させる制御部とを備え、制御部が、開閉弁を制御して受液器からの冷媒流出を止め、その冷媒流出の停止から圧縮機が停止するまでのポンプダウン時間を求め、求めたポンプダウン時間に応じて冷媒漏れの有無を判断することである。
本発明に係る第2の特徴は、前述の第1の特徴に係る冷凍装置において、開閉弁が二つ設けられており、二つの開閉弁の一方が受液器の流出口側に設けられた受液器側の開閉弁であり、二つの開閉弁の他方が蒸発器の流入口側に設けられた蒸発器側の開閉弁であり、制御部が、受液器側の開閉弁を閉じる直前に、蒸発器側の開閉弁を開状態にすることである。
本発明に係る第3の特徴は、前述の第1又は第2の特徴に係る冷凍装置において、制御部が、季節毎のポンプダウン時間の設定値を記憶しており、記憶している季節毎の設定値から現在の季節に応じて設定値を選択し、選択した設定値と求めたポンプダウン時間とを比較して冷媒漏れの有無を判断することである。
本発明に係る第4の特徴は、前述の第3の特徴に係る冷凍装置において、制御部が、冷媒漏れが発生していない状態で、開閉弁を制御して受液器からの冷媒流出を止めてポンプダウン時間を求め、求めたポンプダウン時間に基づいて、記憶している季節毎の設定値を補正することである。
本発明に係る第5の特徴は、前述の第1ないし第4のいずれか一の特徴に係る冷凍装置において、制御部が、一日一回、負荷側の蒸発器の周囲環境が安定している所定時間に、ポンプダウン時間を用いた冷媒漏れの有無の判断を行うことである。
本発明に係る第6の特徴は、冷凍装置の冷媒漏れ検知方法であって、圧縮機、凝縮器、受液器、減圧部及び蒸発器を順次接続する冷媒配管を流れて減圧部により減圧された減圧状態の冷媒の圧力を検出し、検出した圧力に応じて圧縮機を停止させる冷凍装置において、受液器からの冷媒流出を止め、その冷媒流出の停止から圧縮機が停止するまでのポンプダウン時間を求め、求めたポンプダウン時間に応じて冷媒漏れの有無を判断することである。
本発明に係る第7の特徴は、前述の第6の特徴に係る冷凍装置の冷媒漏れ検知方法において、開閉弁が冷媒配管の途中であって受液器と蒸発器との間に二つ設けられ、二つの開閉弁の一方が受液器の流出口側に設けられた受液器側の開閉弁であり、二つの開閉弁の他方が蒸発器の流入口側に設けられた蒸発器側の開閉弁である場合、受液器側の開閉弁を閉じる直前に、蒸発器側の開閉弁を開状態にすることである。
本発明に係る第8の特徴は、前述の第6又は第7の特徴に係る冷凍装置の冷媒漏れ検知方法において、季節毎のポンプダウン時間の設定値を記憶し、記憶している季節毎の設定値から現在の季節に応じて設定値を選択し、選択した設定値と求めたポンプダウン時間とを比較して冷媒漏れの有無を判断することである。
本発明に係る第9の特徴は、前述の第8の特徴に係る冷凍装置の冷媒漏れ検知方法において、冷媒漏れが発生していない状態で、受液器からの冷媒流出を止めてポンプダウン時間を求め、求めたポンプダウン時間に基づいて、記憶している季節毎の設定値を補正することである。
本発明に係る第10の特徴は、前述の第6ないし第9のいずれか一の特徴に係る冷凍装置の冷媒漏れ検知方法において、一日一回、負荷側の蒸発器の周囲環境が安定している所定時間に、ポンプダウン時間を用いた冷媒漏れの有無の判断を行うことである。
本発明に係る第1又は第6の特徴によれば、受液器からの冷媒流出が止められ、その冷媒流出の停止から圧縮機が停止するまでのポンプダウン時間が求められ、その求められたポンプダウン時間に応じて冷媒漏れの有無が判断される。これにより、高価なセンサや複雑なシステム、複雑な計測ソフトなどを必要とせず、ポンプダウン時間を用いて冷媒漏れを検知することが可能となり、さらに、冷媒漏れの予兆をつかむことが可能となる。その結果、簡略な構成で安価に、冷媒漏れを早い段階で検知することができる。
本発明に係る第2又は第7の特徴によれば、受液器側の開閉弁が閉じられる直前に、蒸発器側の開閉弁が開状態にされる。これにより、蒸発器側の開閉弁が閉状態になっていた場合でも、冷媒が蒸発器に供給されてから冷媒漏れの検知が開始されるので、ポンプダウン時間を正確に求めることが可能となり、そのポンプダウン時間を用いて冷媒漏れを確実に検知することができる。
本発明に係る第3又は第8の特徴によれば、季節毎のポンプダウン時間の設定値が記憶され、その記憶されている季節毎の設定値から現在の季節に応じて設定値が選択され、その選択された設定値と求められたポンプダウン時間とが比較されて冷媒漏れの有無が判断される。これにより、季節に応じてポンプダウン時間の設定値が選択されて用いられるので、季節により変化するポンプダウン時間を用いても、冷媒漏れを確実に検知することができる。
本発明に係る第4又は第9の特徴によれば、冷媒漏れが発生していない状態で、受液器からの冷媒流出が止められ、その冷媒供給の停止から圧縮機が停止するまでのポンプダウン時間が求められ、求められたポンプダウン時間に基づいて、記憶されている季節毎の設定値が補正される。これにより、試運転などで、実際の設置現場の周囲環境(例えば周囲温度や配管長さなど)に応じて、季節毎のポンプダウン時間の設定値が補正されることになるので、実際の設置現場に対応した設定を用いて冷媒漏れを検出することが可能となり、冷媒漏れをより確実に検知することができる。
本発明に係る第5又は第10の特徴によれば、一日一回、負荷側の蒸発器の周囲環境が安定している所定時間に、ポンプダウン時間を用いた冷媒漏れの有無の判断が行われる。これにより、負荷側の周囲環境(例えば周囲温度など)の変化がポンプダウン時間の計測に影響を及ぼすことを抑止することが可能となるので、ポンプダウン時間を正確に求めることができ、結果として、冷媒漏れをより確実に検知することができる。
本発明の実施の一形態に係る冷凍装置の概略構成を示す図である。 図1に示す冷凍装置が行う冷媒漏れ検知処理の流れを示すフローチャートである。
本発明の実施の一形態について図面を参照して説明する。
図1に示すように、本発明の実施形態に係る冷凍装置1は、冷媒を圧縮する圧縮機2と、圧縮された冷媒を凝縮する凝縮器3と、凝縮された冷媒を貯留する受液器4と、冷媒を減圧する複数の減圧部5と、減圧された冷媒を蒸発させる複数の蒸発器6と、それらの各部を接続して冷媒を循環させる冷媒配管7と、各種制御を行う制御部8とを備えている。
冷媒配管7は、圧縮機2、凝縮器3、受液器4、各減圧部5及び各蒸発器6を順次接続して冷媒を循環させる流路であり、例えば、銅管などの配管により構成されている。この冷媒配管7の流路に対し、各減圧部5及び各蒸発器6は、一つの減圧部5及び一つの蒸発器6が直列に並んで一組となり、その組毎に並列に接続されている。なお、減圧部5としては、例えば、膨張弁などが用いられる。
この冷媒配管7を流れる冷媒は、圧縮、凝縮、膨張及び蒸発の四工程を繰り返しながら冷媒配管7を循環する。詳述すると、圧縮機2により圧縮された高温高圧のガス冷媒は凝縮器3に流入し、この凝縮器3により冷却され、凝縮熱を放出して液化し、受液器4に貯留される。この受液器4は、負荷変動による各蒸発器6内の冷媒量の変動を吸収する。
その後、受液器4に貯留された常温高圧の液冷媒は各減圧部5に流入し、その各減圧部5により減圧されて沸点が下げられた状態となる。この状態の低温低圧の液冷媒は各蒸発器6により沸騰蒸発し、周囲の熱を奪って冷却を行う。蒸発した低圧ガス冷媒は圧縮機2に流入し、圧縮機2により圧縮されて常温の空気により液化可能な高温高圧のガス冷媒となり、再び凝縮器3に流入する。
このように冷媒が循環する冷媒配管7には、複数の開閉弁9a、9b、9cが設けられており、さらに、冷媒配管7を流れる冷媒の低圧側の圧力(低圧側の冷媒圧力)を測定する圧力検出部10が設けられている。
各開閉弁9a、9b、9cは、冷媒配管7の途中であって受液器4と各減圧部5との間に設けられている。特に、開閉弁9aは、受液器4の流出口側であってその流出口の近傍に設けられており、受液器4から各蒸発器6への冷媒の流れ、すなわち受液器4からの冷媒流出を調整する。また、各開閉弁9b、9cは減圧部5の流入口側であってその流入口の近傍に設けられており、各減圧部5に対する冷媒流入を調整する。これらの開閉弁9a、9b、9cとしては、例えば、電磁弁などが用いられる。各開閉弁9a、9b、9cは制御部8に電気的に接続されており、その駆動が制御部8により制御される。
圧力検出部10は、冷媒配管7の途中であって各蒸発器6と圧縮器2との間に設けられている。特に、圧力検出部10は、圧縮器2の流入口側であってその流入口の近傍に設けられており、制御部8に電気的に接続されている。この圧力検出部10は、各減圧部5により減圧された減圧状態の冷媒(ガス)の圧力、すなわち低圧側の冷媒圧力を測定し、測定した冷媒圧力を制御部8に出力する。なお、圧力検出部10としては、様々なタイプの圧力センサを用いることが可能である。
また、凝縮器3には、送風用のファン11や吸込み空気温度を測定する温度検出部12が設けられている。温度検出部12は、ファン11による吸込み空気の温度を測定可能な位置に設けられおり、制御部8に電気的に接続されている。この温度検出部12は、ファン11による吸込み空気の温度を測定し、測定した空気温度を制御部8に出力する。なお、温度検出部12としては、様々なタイプの温度センサを用いることが可能である。
制御部8は、各部を集中的に制御するマイクロコンピュータと、各種情報や各種プログラム等を記憶する記憶部と、操作者からの操作を受け付ける操作部とを備えている。なお、記憶部としては、メモリやハードディスクドライブ(HDD)などが用いられる。この制御部8は、各種情報や各種プログラムに基づいて、圧縮機2及びファン11に加え、各開閉弁9a、9b、9cを制御する。
次に、前述の冷凍装置1が行う冷媒漏れ検知処理について説明する。なお、冷凍装置1の制御部8が各種プログラム及び各種情報に基づいて冷媒漏れ検出処理を実行する。
図2に示すように、まず、制御部8は、運転条件がポンプダウン運転開始条件に適合したか否かを判断する(ステップS1)。例えば、制御部8は、現在時刻が所定時間になったか否かを判定することによって、運転条件がポンプダウン運転開始条件に適合したか否かを判断する。
すなわち、冷媒漏れ判定用のポンプダウン運転は、一日一回、ショーケースなどの負荷側の蒸発器6の周囲環境が安定している時間に実行されるように設定されている。例えば、毎日一回、決められた朝7:00や夜間の2:00などにポンプダウン運転が行われる。この実行時間は記憶部に予め設定されている。
ステップS1において、運転条件がポンプダウン運転開始条件に適合したと判断した場合には(ステップS1のYES)、冷媒漏れ判定用のポンプダウン運転を開始し(ステップS2)、そのポンプダウン運転開始から圧縮機2が停止するまでのポンプダウン時間を測定する(ステップS3)。なお、制御部8はタイマ機能を有しており、ポンプダウン時間を計測することが可能である。
ステップS2では、制御部8は、各蒸発器6前(すなわち各減圧部5前)の開閉弁9b、9cを強制的に開け、その後、受液器4後の開閉弁9aを強制的に閉じる。これにより、一旦、冷媒が受液器4から各蒸発器6に供給され、その後、受液器4からの冷媒流出が止められ、各蒸発器6への冷媒供給が停止されることになる。
また、ステップS3では、制御部8は、タイマによりポンプダウン運転開始から圧縮機2が停止するまでのポンプダウン時間を求める。このとき、圧縮機2は低圧側の冷媒圧力が所定値以下になった場合に停止する。すなわち、ポンプダウン運転では、制御部8は、圧力検出部10により検出した低圧側の冷媒圧力に応じて、例えば、検出した冷媒圧力が所定値よりも低くなったと判断した場合、圧縮機2を停止させる。このとき、制御部8は圧力検出部10と共に低圧圧力スイッチとして機能する(低圧カット機能)。
ステップS3のポンプダウン時間測定後、制御部8は、現在の季節が春又は秋であるか否かを判断し(ステップS4)、現在の季節が春又は秋でないと判断すると(ステップS4のNO)、次に、現在の季節が夏であるか否かを判断し(ステップS5)、現在の季節が夏でないと判断すると(ステップS5のNO)、現在の季節が冬であると判定する(ステップS6)。なお、制御部8はカレンダー機能を有しており、現在の日付や日時などを把握することが可能である。
現在の季節が春又は秋であると判断した場合には(ステップS4のYES)、ポンプダウン時間が所定の設定値T1より小さいか否かを判断し(ステップS7)、現在の季節が夏であると判断した場合には(ステップS5のYES)、ポンプダウン時間が所定の設定値T2より小さいか否かを判断し(ステップS8)、ステップS6で現在の季節が冬であると判定した後には、ポンプダウン時間が所定の設定値T3より小さいか否かを判断する(ステップS9)。
ポンプダウン時間が所定の設定値T1より小さいと判断した場合(ステップS7のYES)、または、ポンプダウン時間が所定の設定値T2より小さいと判断した場合(ステップS8のYES)、あるいは、ポンプダウン時間が所定の設定値T3より小さいと判断した場合には(ステップS9のYES)、冷媒漏れが有ること(冷媒漏れの有)を検知し(ステップS10)、ステップS1に処理を戻す。一方、ポンプダウン時間が所定の設定値T1、T2、T3より小さくないと判断した場合には、冷媒漏れを無として、ステップS1に処理を戻す。なお、ステップS10において冷媒漏れの有を検知した場合には、冷媒漏れが発生していること(冷媒漏れの有)をランプや音、表示器などの報知装置により報知する。
このような冷媒漏れ検知処理では、受液器4からの冷媒流出が止められ、その冷媒流出の停止から圧縮機2が停止するまでのポンプダウン時間が求められ、その求められたポンプダウン時間に応じて冷媒漏れの有無が判断される。これにより、高価なセンサや複雑なシステム、複雑な計測ソフトなどを必要とせず、ポンプダウン時間を用いて冷媒漏れを検知することが可能となり、さらに、冷媒漏れの予兆をつかむことが可能となる。その結果、簡略な構成で安価に、冷媒漏れを早い段階で検知することができる。
ここで、前述の設定値T1、T2、T3は互いに異なる数値であり、制御部8の記憶部に設定情報として予め設定されている。設定値T1は季節が春又は秋である場合のポンプダウン時間の設定値であり、設定値T2は季節が夏である場合のポンプダウン時間の設定値であり、設定値T3は季節が冬である場合のポンプダウン時間の設定値である。
このように設定値T1、T2、T3は季節毎に記憶部に設定されている。ただし、ポンプダウン時間は環境により変化しやすいため、設定値T1、T2、T3は、試運転などの冷媒漏れが発生していない状態で、前述の処理により測定した実測のポンプダウン時間(初期情報とする)を用いて制御部8により補正される。なお、設定値T1、T2、T3は季節毎以外にも冷凍装置1の設置現場(配管長さ)毎に設定されていても良い。
例えば、前述の補正では、記憶部に設定した設定値T1、T2、T3と、試運転などの冷媒漏れが発生していない状態での実測のポンプダウン時間との時間差を求め、その時間差を用いて、記憶部に設定した設定値T1、T2、T3を補正しておいても良い。あるいは、その時間差を記憶部に記憶しておき、冷媒漏れ検知処理を行う際に、その時間差を用いて、記憶部に設定した設定値T1、T2、T3を補正してから使用するようにしても良い。また、温度検出部12により凝縮器3近傍の吸込み空気温度を検出し、検出した吸込み空気温度に基づいて、記憶部に設定した設定値T1、T2、T3を補正するようにしても良い。
このような補正により、実際の設置場所の周囲環境(例えば周囲温度や配管長さなど)に応じて、季節毎のポンプダウン時間の設定値T1、T2、T3が補正されることになるので、実際の設置現場に対応した設定を用いて冷媒漏れを検出することが可能となり、冷媒漏れをより確実に検知することができる。特に、凝縮器3の設置環境(周囲温度)は、設定現場により異なる、例えば、西日の影響や、風通しが悪く排熱がこもり易いなどの現場条件が異なるため、凝縮器3近傍の吸込み空気温度を検出して季節毎の設定値T1、T2、T3を補正することは好適である。
以上説明したように、本発明の実施形態によれば、開閉弁9aを制御して受液器4からの冷媒流出を止め、その冷媒流出の停止から圧縮機2が停止するまでのポンプダウン時間を求め、求めたポンプダウン時間に応じて冷媒漏れの有無を判断することによって、高価なセンサや複雑なシステム、複雑な計測ソフトなどを必要とせず、冷媒漏れを検知することが可能となり、さらに、冷媒漏れの予兆をつかむことが可能となる。その結果、簡略な構成で安価に、冷媒漏れを早い段階で検知することができる。特に、コンビニエンスストアなどの店舗のように負荷側のショーケース台数が決まっており、冷媒用の配管距離も各店舗でほぼ標準化されている同一のチェーンストアには、前述のポンプダウン時間を用いた冷媒漏れ検出は好適である。
さらに、受液器4側の開閉弁9aを閉じる直前に、各蒸発器6側の開閉弁9b、9cを開けることによって、各蒸発器6側の開閉弁9b、9cが閉状態になっていた場合でも、冷媒が蒸発器6に供給されてから冷媒漏れの検知が開始されるので、ポンプダウン時間を正確に求めることが可能となり、そのポンプダウン時間を用いて冷媒漏れを確実に検知することができる。
加えて、季節毎(あるいは設置現場毎)のポンプダウン時間の設定値T1、T2、T3を記憶し、その記憶している季節毎(あるいは設置現場毎)の設定値T1、T2、T3から現在の季節(あるいは現在の設置現場)に応じて設定値を選択し、その選択した設定値と求めたポンプダウン時間とを比較して冷媒漏れの有無を判断することによって、季節(あるいは設置現場)に応じてポンプダウン時間の設定値が選択されて用いられるので、季節(あるいは設置現場)により変化するポンプダウン時間を用いても、冷媒漏れを確実に検知することができる。
また、冷媒漏れが発生していない状態で、受液器4からの冷媒流出を止めてポンプダウン時間を求め、求めたポンプダウン時間に基づいて、記憶している季節毎(あるいは設置現場毎)の設定値T1、T2、T3を補正することによって、実際の設置場所の周囲環境(例えば周囲温度や配管長さなど)に応じて、季節毎(あるいは設置現場毎)のポンプダウン時間の設定値が補正されることになる。これにより、実際の設置現場に対応した設定を用いて冷媒漏れを検出することが可能となるので、冷媒漏れをより確実に検知することができる。
また、一日一回、負荷側の蒸発器6の周囲環境が安定している所定時間に、ポンプダウン時間を用いた冷媒漏れの有無の判断を行うことによって、負荷側の周囲環境(例えば周囲温度など)の変化がポンプダウン時間の計測に影響を及ぼすことを抑止することが可能となる。これにより、ポンプダウン時間を正確に求めることが可能となるので、冷媒漏れをより確実に検知することができる。
なお、本発明は、前述の実施形態に限るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。例えば、前述の実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合わせてもよい。
例えば、前述の実施形態における冷媒漏れ検知に、配管末端に位置する蒸発器の過熱度やショーケースの庫内温度を用いた冷媒漏れ検知を加えるようにしても良い。この場合には、冷媒漏れの検知に対する信頼度を向上させることができる。
1 冷凍装置
2 圧縮機
3 凝縮器
4 受液器
5 減圧部
6 蒸発器
7 冷媒配管
8 制御部
9a 開閉弁
9b 開閉弁
9c 開閉弁
10 圧力検出部
11 ファン
12 温度検出部

Claims (10)

  1. 圧縮機、凝縮器、受液器、減圧部及び蒸発器を備える冷凍装置であって、
    前記圧縮機、前記凝縮器、前記受液器、前記減圧部及び前記蒸発器を順次接続して冷媒を循環させる冷媒配管と、
    前記冷媒配管の途中であって前記受液器と前記蒸発器との間に設けられ、前記受液器から前記蒸発器への冷媒の流れを調整する開閉弁と、
    前記減圧部により減圧されて前記冷媒配管を流れる減圧状態の冷媒の圧力を検出する圧力検出部と、
    前記圧力検出部により検出された前記圧力に応じて前記圧縮機を停止させる制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記開閉弁を制御して前記受液器からの冷媒流出を止め、その冷媒流出の停止から前記圧縮機が停止するまでのポンプダウン時間を求め、求めたポンプダウン時間に応じて冷媒漏れの有無を判断することを特徴とする冷凍装置。
  2. 前記開閉弁は二つ設けられており、二つの開閉弁の一方は前記受液器の流出口側に設けられた受液器側の開閉弁であり、二つの開閉弁の他方は前記蒸発器の流入口側に設けられた蒸発器側の開閉弁であり、
    前記制御部は、前記受液器側の開閉弁を閉じる直前に、前記蒸発器側の開閉弁を開状態にすることを特徴とする請求項1記載の冷凍装置。
  3. 前記制御部は、季節毎の前記ポンプダウン時間の設定値を記憶しており、記憶している季節毎の設定値から現在の季節に応じて設定値を選択し、選択した設定値と求めたポンプダウン時間とを比較して前記冷媒漏れの有無を判断することを特徴とする請求項1又は2記載の冷凍装置。
  4. 前記制御部は、冷媒漏れが発生していない状態で、前記開閉弁を制御して前記受液器からの冷媒流出を止めて前記ポンプダウン時間を求め、求めた前記ポンプダウン時間に基づいて、記憶している前記季節毎の設定値を補正することを特徴とする請求項3記載の冷凍装置。
  5. 前記制御部は、一日一回、負荷側の前記蒸発器の周囲環境が安定している所定時間に、前記ポンプダウン時間を用いた前記冷媒漏れの有無の判断を行うことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一に記載の冷凍装置。
  6. 圧縮機、凝縮器、受液器、減圧部及び蒸発器を順次接続する冷媒配管を流れて前記減圧部により減圧された減圧状態の冷媒の圧力を検出し、検出した前記圧力に応じて前記圧縮機を停止させる冷凍装置において、
    前記受液器からの冷媒流出を止め、その冷媒流出の停止から前記圧縮機が停止するまでのポンプダウン時間を求め、求めたポンプダウン時間に応じて冷媒漏れの有無を判断することを特徴とする冷凍装置の冷媒漏れ検知方法。
  7. 開閉弁が前記冷媒配管の途中であって前記受液器と前記蒸発器との間に二つ設けられ、二つの開閉弁の一方が前記受液器の流出口側に設けられた受液器側の開閉弁であり、二つの開閉弁の他方が前記蒸発器の流入口側に設けられた蒸発器側の開閉弁である場合、前記受液器側の開閉弁を閉じる直前に、前記蒸発器側の開閉弁を開状態にすることを特徴とする請求項6記載の冷凍装置の冷媒漏れ検知方法。
  8. 季節毎の前記ポンプダウン時間の設定値を記憶し、記憶している季節毎の設定値から現在の季節に応じて設定値を選択し、選択した設定値と求めたポンプダウン時間とを比較して前記冷媒漏れの有無を判断することを特徴とする請求項6又は7記載の冷凍装置の冷媒漏れ検知方法。
  9. 冷媒漏れが発生していない状態で、前記受液器からの冷媒流出を止めて前記ポンプダウン時間を求め、求めた前記ポンプダウン時間に基づいて、記憶している前記季節毎の設定値を補正することを特徴とする請求項8記載の冷凍装置の冷媒漏れ検知方法。
  10. 一日一回、負荷側の前記蒸発器の周囲環境が安定している所定時間に、前記ポンプダウン時間を用いた前記冷媒漏れの有無の判断を行うことを特徴とする請求項6ないし9のいずれか一に記載の冷凍装置の冷媒漏れ検知方法。
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