JP2012184657A - ベーンポンプ - Google Patents

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Abstract

【課題】流量制御弁が開き始める際のキャビテーションの発生を防止すること。
【解決手段】ポンプ室から油圧機器に供給される作動流体の流量を制御する流量制御弁102を備えるベーンポンプであって、流量制御弁102は、スプール20の両端に画成され絞りの上流及び下流の作動流体がそれぞれ導かれる第1圧力室23及び第2圧力室24と、スプール収容穴10aの内周に形成され絞りの前後差圧の増加に伴うスプール20の移動に伴って第1圧力室23からバイパス通路40へ作動流体を導くバイパスポート27と、スプール収容穴10aの内周にバイパスポート27に対向して形成された対向ポート29と、バイパスポート27は、対向ポート29の全閉時に第1圧力室23とバイパス通路40とを連通するように対向ポート29とは異形に形成される。
【選択図】図2

Description

本発明は、ベーンポンプに関するものであり、特には、油圧機器に供給される作動流体の流量を制御する流量制御弁を備えるベーンポンプに関するものである。
従来のベーンポンプとして、油圧機器に供給される作動油の流量を制御する流量制御弁を備えるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−170569号公報
流量制御弁を備えるベーンポンプでは、流量制御弁を介して吸込通路に還流する作動油は、ベーンポンプの吸込圧力を上昇させて吸込性能を向上させる機能を有する。しかし、流量制御弁の開き始めはポンプ吸込圧力が低いため、ベーンポンプでは吸込み不足に起因してキャビテーションが発生するするおそれがある。キャビテーションは振動や騒音の原因となる。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、流量制御弁が開き始める際のキャビテーションの発生を防止することを目的とする。
本発明は、ポンプ室から吐出される作動流体の一部をバイパス通路を通じてポンプ吸込側に戻すことによって前記ポンプ室から油圧機器に供給される作動流体の流量を制御する流量制御弁を備えるベーンポンプであって、前記流量制御弁は、前記ポンプ室から吐出された作動流体の流れに抵抗を付与する絞りの前後差圧に応じて移動するスプールと、前記スプールが摺動自在に挿入されるスプール収容穴と、前記スプールの両端に画成され、前記絞りの上流及び下流の作動流体がそれぞれ導かれる第1圧力室及び第2圧力室と、前記スプール収容穴の内周に形成され、前記絞りの前後差圧の増加に伴う前記スプールの移動に伴って前記第1圧力室から前記バイパス通路へ作動流体を導くバイパスポートと、前記スプール収容穴の内周に前記バイパスポートに対向して形成された対向ポートと、前記スプールの外周に形成され、前記絞りの前後差圧の増加に伴う前記スプールの移動に伴って前記第1圧力室から前記対向ポートに流入した作動流体を前記バイパス通路へ導く環状溝と、を備え、前記バイパスポートは、前記対向ポートの全閉時に前記第1圧力室と前記バイパス通路とを連通するように前記対向ポートとは異形に形成されることを特徴とする。
本発明によれば、流量制御弁が開き始める際にはバイパスポートのみを通じて第1圧力室とバイパス通路とが連通するため、ポンプ吸込み側に還流する作動油の流速が速くなり、ベーンポンプがタンクから作動流体を吸込む吸込性能が向上するため、キャビテーションの発生が防止される。
本発明の実施の形態に係るベーンポンプの断面図である。 図1のA−A線に沿う断面図である。 本発明の実施の形態に係るベーンポンプにおけるポンプカートリッジの平面図である。 本発明の実施の形態に係るベーンポンプの油圧回路図である。 ベーンポンプの流量特性を示すグラフ図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態に係るベーンポンプ100について説明する。
ベーンポンプ100は、車両に搭載される油圧機器、例えば、無段変速機やパワーステアリング装置等の油圧供給源として用いられるものである。
図1に示すように、ベーンポンプ100は、作動油(作動流体)を吐出するポンプカートリッジ101と、ポンプカートリッジ101から吐出され油圧機器(図示せず)に供給される作動油の流量を制御する流量制御弁102とを備える。
図3に示すように、ポンプカートリッジ101は、駆動軸1の端部に動力源としてのエンジン(図示せず)の動力が伝達され、駆動軸1に連結されたロータ2が回転するものである。
ポンプカートリッジ101は、ロータ2に対して径方向に往復動自在に設けられる複数のベーン3と、ロータ2を収容すると共にロータ2の回転に伴って内周のカム面4aにベーン3の先端部が摺動するカムリング4とを備える。
ロータ2には、外周面に開口部を有するスリット16が所定間隔をおいて放射状に形成され、スリット16にはベーン3が摺動自在に挿入される。
スリット16の基端側には、ポンプ吐出圧が導かれる背圧室17が画成される。隣り合う背圧室17は、ロータ2に形成された円弧状の溝2aによって連通し、この溝2aにはポンプ吐出圧が常時導かれている。ベーン3は、背圧室17の圧力によってスリット16から飛び出る方向に押圧され、先端部がカムリング4の内周のカム面4aに当接する。これにより、カムリング4の内部には、ロータ2の外周面、カムリングのカム面4a、及び隣り合うベーン3によって複数のポンプ室7が画成される。
カムリング4は、内周のカム面4aが略楕円形状をした環状の部材であり、ポンプ室7の容積を拡張する吸込領域と、ポンプ室7の容積を収縮する吐出領域とを有する。本実施の形態では、カムリング4は、2つの吸込領域と2つの吐出領域とを有する。
ロータ2及びカムリング4の一側面にはポンプカバー(図示せず)が当接して配置され、他側面にはサイドプレート6が当接して配置される。このように、ポンプカバーとサイドプレート6は、ロータ2及びカムリング4の両側面を挟んだ状態で配置され、ポンプ室7を密閉する。
ポンプカバーにおけるロータ2が摺動する面には、カムリング4の吸込領域に対応して開口し、ポンプ室7に作動油を導く円弧状の2つの吸込ポート(図示せず)が溝状に形成される。
サイドプレート6には、カムリング4の吐出領域に対応して開口し、ポンプ室7が吐出する作動油を高圧室を通じて吐出通路14へ導く円弧状の2つの吐出ポート9が貫通して形成される。
各ポンプ室7は、ロータ2の回転に伴って、カムリング4の吸込領域にて吸込ポートを通じて作動油を吸込み、カムリング4の吐出領域にて吐出ポート9を通じて作動油を吐出する。このように、各ポンプ室7は、ロータ2の回転に伴う拡縮によって作動油を給排する。
次に、図1,図2,及び図4を参照して、流量制御弁102について説明する。
流量制御弁102は、ポンプ室7から吐出された作動油の流れに抵抗を付与する絞り21(図4参照)の前後差圧に応じて移動するスプール20を有し、ポンプ室7から吐出される作動油の一部をスプール20からバイパス通路40を通じてポンプ吸込側に戻すことによってポンプ室7から油圧機器に供給される作動油の流量を制御するものである。絞り21は吐出通路14に介装される。
スプール20は、ポンプボディ10に形成されたスプール収容穴10aに摺動自在に挿入される。スプール収容穴10aの開口部にはキャップ50が螺着される。
スプール20の両端には、絞り21の上流及び下流の作動油がそれぞれ導かれる第1圧力室23及び第2圧力室24が画成される。このように、第1圧力室23にはポンプ室7から吐出された作動油が直接導かれるのに対して、第2圧力室24には絞り21にて減圧された作動油が導かれる。第2圧力室24には、第2圧力室24の容積を拡張する方向にスプール20を付勢するスプリング25が収装される。したがって、スプール20は、絞り21の前後差圧に基づく荷重とスプリング25の付勢力とが釣り合った位置にてバランスする。
スプール収容穴10aの内周には、絞り21上流の吐出通路14の作動油を第1圧力室23に導く吐出ポート26(図4参照)と、第1圧力室23からバイパス通路40へ作動油を導くバイパスポート27と、絞り21下流の吐出通路14の作動油を導圧通路43を通じて第2圧力室24に導く背圧ポート28(図4参照)とが形成される。
バイパスポート27は、絞り21の前後差圧が小さくスプリング25が伸長した状態ではスプール20のランド部20aによって閉じられた状態となり、絞り21の前後差圧の増加に伴いスプール20がスプリング25の付勢力に抗して移動するのに伴って開口する。
図2に示すように、スプール収容穴10aの内周には、バイパスポート27と対向する位置、つまりスプール収容穴10aの軸心を中心としてバイパスポート27と対称な位置に凹状に窪んだ対向ポート29が形成される。また、スプール20の外周には、第1圧力室23から対向ポート29に流入した作動油をバイパスポート27へ導く環状の環状溝20bが形成される。
スプール収容穴10aに対向ポート29が存在しない場合には、第1圧力室23とバイパス通路40との圧力差によってスプール20がスプール収容穴10aの内周に押し付けられ、スプール20の摺動性が損なわれる。しかし、スプール収容穴10aに対向ポート29を設けることによって、スプール20に作用する圧力バランスが良好となり、スプール収容穴10aに対するスプール20の摺動性が良好となる。
次に、図5も参照して、流量制御弁102の動作について説明する。図5に実線で示す流量Qは油圧機器に供給される作動油の流量、つまり図4に示す流量計45が示す流量であり、点線で示す流量Q’はポンプ室7から吐出される作動油の流量であり、実線の流量Qと点線の流量Q’に囲まれた領域が流量制御弁102を介してポンプ吸込み側に還流する還流流量である。また、図5に示すポンプ吸込圧力Pは図4に示す圧力計44が示す圧力である。
ポンプ回転数が低くポンプ室7から吐出される作動油の流量が少ない場合には(図5に示すポンプ回転数N未満の領域)、絞り21での圧力損失が小さいため、第1圧力室23と第2圧力室24との圧力差は小さい。そのため、スプール20はスプリング25の付勢力によって付勢されて、バイパスポート27はスプール20のランド部20aにて閉じられた状態となる。これにより、ポンプ室7から吐出された作動油は全量油圧機器へ供給される。このため、ポンプ回転数に比例した作動油が油圧機器へと供給される。
ポンプ回転数が高くなりポンプ室7から吐出される作動油の流量が多くなれば(図5に示すポンプ回転数N以上の領域)、絞り21での圧力損失が大きくなるため、第1圧力室23と第2圧力室24との圧力差は大きくなる。そのため、スプール20はスプリング25を圧縮しながら移動し、それに伴って第1圧力室23がバイパスポート27に連通すると共に対向ポート29に連通する。これにより、第1圧力室23の作動油の一部は、バイパスポート27を通じて直接バイパス通路40に流入すると共に、ランド部20aを迂回するように対向ポート29に流入し環状溝20bからバイパスポート27を通じてバイパス通路40に流入する。このように、第1圧力室23の作動油は2つの経路にてバイパス通路40に流入する。バイパス通路40に流入した作動油は、タンク42とポンプカートリッジ101とをつなぐ吸込通路41に還流し、再び吸込ポートを通じてポンプ室7に吸込まれる。このように、ポンプ室7から吐出された作動油の一部は、バイパスポート27を通じて吸込通路41に還流する。
ポンプ室7から吐出される作動油の流量が多い程、絞り21での圧力損失が大きくなるため、スプール20の移動量が多くなり、バイパスポート27の開口面積は大きくなる。したがって、図5に示すように、吸込通路41へ還流する作動油の流量は、ポンプ室7から吐出される作動油の流量が多い程多くなる。第1圧力室がバイパスポート27に連通した後は、油圧機器に供給される作動油の流量は適度に保たれる。
以上のように、ポンプ回転数N未満ではポンプ室7から吐出される作動油の流量(以下、「ポンプ吐出流量」と称する。)と油圧機器に供給される作動油の流量は等しく、ポンプ回転数N以上ではポンプ吐出流量から還流流量を引いた流量が油圧機器に供給される。
吸込通路41へ還流する還流流量が増えると、作動油の流速が増加しポンプ室7の入口圧力が増加するため、吸込通路41へ還流する作動油はポンプ室7に作動油を押し込むように作用する。つまり、吸込通路41へ還流する作動油は、ポンプカートリッジ101の吸込圧力を上昇させて吸込性能を向上させる機能を有する。したがって、ポンプ室7のポンプ吸込圧力Pは、図5に示すように、還流流量がない場合には(ポンプ回転数N未満)、ポンプ回転数の増加に伴って低下する。そして、ポンプ吐出流量の一部が還流し始めると(ポンプ回転数N以上)、増加に転じて還流流量の増加に伴って増加するのが一般的である。
ここで、第1圧力室23と第2圧力室24との圧力差が大きくなってスプール20がスプリング25を圧縮しながら移動する際に、バイパスポート27と対向ポート29とが同時に開き始めると、作動油はバイパスポート27及び対向ポート29の双方からバイパス通路40へ流入するため、各ポートを流れる流量は少なく流速は速くない。特に、対向ポート29に流入する作動油は環状溝20bを通過する際に流速が落ちるため、ポンプカートリッジ101の吸込性能向上への寄与は低い。このように、バイパスポート27と対向ポート29とが同時に開き始めると、バイパス通路40から吸込通路41に還流する作動油による吸込性能を向上させる効果は小さい。
この対策として、従来は対向ポート29と同形状同寸法であったバイパスポート27の形状が、対向ポート29と異なる形状にて形成される。以下に具体的に説明する。
対向ポート29は、スプール収容穴10aの内周に円形穴として窪んで形成される。一方、図1に示すように、バイパスポート27は、対向ポート29と同形状同寸法の円形穴27aと、円形穴27aから突出する突出穴27bとからなる。
円形穴27aと対向ポート29の円形穴は、ドリル加工によって同一工程にて形成される。したがって、円形穴27aと対向ポート29の円形穴は、同形状同寸法で、かつスプール収容穴10aの軸心を中心として対称な位置に形成される。
突出穴27bは、スプール20の軸方向に延在し、かつスプール20の先端方向に向かって突出して形成される。突出穴27bは、円形穴27aと対向ポート29の円形穴をドリル加工によって形成後、切削によって成形される。
バイパスポート27がこのように形成されることによって、スプール20がスプリング25を圧縮しながら移動する際には、対向ポート29が開き始める前に突出穴27bを通じてバイパスポート27が開き始める(図2及び図4に示す状態)。このように、バイパスポート27は、対向ポート29の全閉時に第1圧力室23とバイパス通路40とを連通するように対向ポート29とは異形に形成される。
スプール20がスプリング25を圧縮しながら移動する際にバイパスポート27のみが開き始めることによって、第1圧力室23の作動油はバイパスポート27の突出穴27bのみを通じてバイパス通路40に流入する(図2に点線矢印で示す流れ)ため、バイパスポート27を流れる作動油の流速が速くなり、バイパス通路40の圧力が低下する。これにより、ポンプカートリッジ101がタンク42から作動油を吸込む吸込性能が向上し、ポンプ室7のポンプ吸込圧力が上昇するため、キャビテーションの発生が防止される。
なお、突出穴27bの形状は、図1に示すような円弧形状に限られるものではなく、三角形状や四角形状であってもよい。
以上の本実施の形態によれば、以下に示す作用効果を奏する。
流量制御弁102が開き始める際にはバイパスポート27のみを通じて第1圧力室23とバイパス通路40とが連通するため、ポンプ吸込み側に還流する作動油の流速が速くなり、バイパス通路40の圧力が低下する。これにより、ポンプカートリッジ101がタンク42から作動油を吸込む吸込性能が向上するため、キャビテーションの発生が防止される。
本発明は上記の実施の形態に限定されずに、その技術的な思想の範囲内において種々の変更がなしうることは明白である。
本発明に係るベーンポンプは、車両用の変速機やパワーステアリング装置等の油圧供給源に適用することができる。
100 ベーンポンプ
101 ポンプカートリッジ
102 流量制御弁
1 駆動軸
2 ロータ
7 ポンプ室
10a スプール収容穴
14 吐出通路
20 スプール
20a ランド部
20b 環状溝
21 絞り
23 第1圧力室
24 第2圧力室
25 スプリング
27 バイパスポート
27a 円形穴
27b 突出穴
29 対向ポート
40 バイパス通路
41 吸込通路

Claims (2)

  1. ポンプ室から吐出される作動流体の一部をバイパス通路を通じてポンプ吸込側に戻すことによって前記ポンプ室から油圧機器に供給される作動流体の流量を制御する流量制御弁を備えるベーンポンプであって、
    前記流量制御弁は、
    前記ポンプ室から吐出された作動流体の流れに抵抗を付与する絞りの前後差圧に応じて移動するスプールと、
    前記スプールが摺動自在に挿入されるスプール収容穴と、
    前記スプールの両端に画成され、前記絞りの上流及び下流の作動流体がそれぞれ導かれる第1圧力室及び第2圧力室と、
    前記スプール収容穴の内周に形成され、前記絞りの前後差圧の増加に伴う前記スプールの移動に伴って前記第1圧力室から前記バイパス通路へ作動流体を導くバイパスポートと、
    前記スプール収容穴の内周に前記バイパスポートに対向して形成された対向ポートと、
    前記スプールの外周に形成され、前記絞りの前後差圧の増加に伴う前記スプールの移動に伴って前記第1圧力室から前記対向ポートに流入した作動流体を前記バイパス通路へ導く環状溝と、を備え、
    前記バイパスポートは、前記対向ポートの全閉時に前記第1圧力室と前記バイパス通路とを連通するように前記対向ポートとは異形に形成されることを特徴とするベーンポンプ。
  2. 前記対向ポートは円形穴として形成され、
    前記バイパスポートは、前記対向ポートと同形状同寸法の円形穴と、当該円形穴の外周から突出する突出穴と、からなり、
    前記バイパスポートは、前記対向ポートの全閉時には、前記突出穴が前記第1圧力室と前記バイパス通路とを連通することを特徴とする請求項1に記載のベーンポンプ。
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