JP2012180145A - シート搬送装置、画像形成装置およびシート搬送装置の調整方法 - Google Patents

シート搬送装置、画像形成装置およびシート搬送装置の調整方法 Download PDF

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宏 藤原
Tomoyoshi Yamazaki
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春之 本多
Toshikane Nishii
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Abstract

【課題】装置の大型化を招くことなく、シート材の主走査方向位置を調整することができるシート搬送装置、画像形成装置およびシート搬送装置の調整方法を提供する。
【解決手段】シート搬送装置100において、給紙ローラ48の回転軸80の軸受50aに支持される軸受け部の位置をシート搬送方向に沿って調整可能に構成したことにより、シート搬送方向に対する給紙ローラ48の取り付け角度を調整可能とし、記録紙Pの斜行量を変化させ、斜行による記録紙Pの位置ずれ量にて主走査画像位置を調整可能とした。
【選択図】図4

Description

本発明は、シート材を搬送するシート搬送装置、このシート搬送装置を搭載した画像形成装置およびこのシート搬送装置の調整方法に関する。
一般的な画像形成装置は、画像形成部とシート材搬送部を備え、シート材搬送部により搬送されたシート材に対して、画像形成部にて作像された画像を転写することにより印刷を行うようになっている。また、画像形成部は、書込部、現像器、転写部に分かれ、画像情報に応じてこの順に画像が形成および搬送される一方、シート材搬送部は、給紙部、搬送部、転写部の順にシート材を搬送する。これらすべての位置関係により、印刷された画像における画像とシート材の主走査方向(シート搬送方向と垂直な方向)の位置関係が決まる。このように画像の主走査位置精度の誤差要因が多いため、従来の画像形成装置では、装置ごとに画像の主走査位置を調整可能とする画像位置調整手段が設けられている。
画像位置調整手段は大きく2つの方式に分かれる。1つ目の方式としては、画像の書込位置を調整することによって画像主走査位置を調整する方法(例えば、特許文献1参照)が知られており、2つ目の方法としては、シート材の搬送位置を調整する方法がある。
前者は書込がLD方式の場合には、主走査の書込位置を調整することが可能であるが、LED方式の場合は、採用するLEDヘッドの仕様により書込最大幅が限定されるため、シート材のサイズによっては調整代を確保できない場合がある。また、調整代を充分に確保しようとすると、画像形成部全てのユニットの幅サイズは調整代を含めて設計しなければいけないため、装置の幅方向のサイズへの影響が大きい。すなわち装置の大型化を招いてしまうという問題がある。
一方、後者の用紙位置を調整する方法は、給紙部にて調整する方式と搬送部にて調整する方式に分類することができる。給紙部にて調整する手段として、既知の技術では、給紙カセットに積載されたシート材の側面を規制する側面規制部材の主走査位置を調整し、シート材積載位置を調整する方式があるが、この場合、調整代を含めて給紙部を設計するため、給紙部の幅寸法が大きくなる。給紙部は、他のシート材搬送部と異なりシート材の補給という機能を持っているため、シート材搬送幅に加え、給紙カセットの挿抜操作にともなうガイドレール、給紙カセットに積載したシート材の重量に耐えるための補強部に必要な幅寸法が累積される。よって、給紙部にて主走査の搬送位置を調整する場合は装置の幅方向のサイズへの影響が大きい。すなわち装置の大型化を招いてしまうという問題がある。
側面規制部材の角度を調整することにより搬送位置の調整を行う技術(例えば、特許文献2参照)が知られているが、これも同様に側面規制部材の回動軌跡により、給紙部の幅寸法が大きくなる要因となる。すなわち装置の大型化を招いてしまうという問題がある。
また、搬送部にて主走査搬送位置を調整する手段として、給紙部の下流に横レジストローラが設けられ、横レジストローラにてシート材を挟持した状態で横レジストローラを主走査方向(軸方向)にシフトし、主走査の搬送位置を調整するようにした技術が知られている(例えば、特許文献3参照)。この方式の場合、横レジストローラのシフト動作に伴う駆動手段が必要となる。また、調整動作時は他のローラでシート材を挟持できないため、他のローラの離間動作が必要である。これにより、メカトロ部品の追加等コストアップとなってしまう。また、部品の追加により装置の大型化を招いてしまうという問題がある。
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、シート材の幅方向に十分な調整代を持たせようとすると幅方向の寸法が増大し装置が大型化してしまうという問題があった。
また、特許文献2に記載の技術では、側面規制部材の回動軌跡により、給紙部の幅寸法が大きくなってしまうため、装置の大型化を招いてしまうという問題があった。
また、特許文献3に記載の技術では、横レジストローラのシフト動作に伴う駆動手段が必要であり、また、他のローラの離間動作を行うためのメカトロ部品が必要となるため、装置の大型化を招いてしまうという問題があった。
本発明はこのような問題を解決するためになされたもので、装置の大型化を招くことなく、シート材の主走査方向位置を調整することができるシート搬送装置、画像形成装置およびシート搬送装置の調整方法を提供するものである。
本発明に係るシート搬送装置は、シート材を複数枚積載して収納するシート積載手段と、前記シート積載手段に収納されたシート材を給送する給送手段と、前記給送手段の下流に位置し、シート材の先端を突き当てて斜行を補正する補正手段と、を備えるシート搬送装置において、シート搬送方向に対する前記給送手段の取り付け角度を調整する調整手段を有することを特徴とする。
この構成により、調整手段によりシート搬送方向に対する給送手段の取り付け角度を調整可能とすることにより、シート材の斜行量を変化させ、斜行によるシート材の位置ずれ量にて主走査画像位置が調整可能となる。したがって、装置の大型化を招くことなく、シート材の主走査方向位置を調整することができる。
また、本発明に係るシート搬送装置は、前記調整手段は、前記給送手段の回転軸の軸受に支持される軸受け部の位置をシート搬送方向に沿って調整可能に構成されていることを特徴とする。
この構成により、調整手段が、給送手段の回転軸の軸受に支持される軸受け部の位置をシート搬送方向に沿って調整可能に構成されることで、シート搬送方向に対する給送手段の取り付け角度を調整可能とすることにより、シート材の斜行量を変化させ、斜行によるシート材の位置ずれ量にて主走査画像位置が調整可能となる。
また、本発明に係るシート搬送装置は、前記調整手段は、軸保持用の穴位置が異なる複数の軸受の中から選ばれる1つの軸受を選択的に前記給送手段の回転軸に着脱可能に構成されることを特徴とする。
この構成により、軸受の付け替えによって、給送手段の角度調整を容易に行うことができる。
また、本発明に係るシート搬送装置は、前記調整手段は、前記軸受と該軸受を支持する軸受支持部との間に形成され、スペーサが挿入可能な隙間と、前記軸受を前記隙間の方向に付勢する付勢手段と、を有することを特徴とする。
この構成により、スペーサの付け替えによって、給送手段の角度調整を容易に行うことができる。
また、本発明に係るシート搬送装置は、前記調整手段は、前記軸受と該軸受を支持する軸受支持部との間に形成された隙間と、前記軸受支持部に螺合し、その先端が前記隙間内に突出するとともに前記軸受に当接する調整ネジと、前記軸受を前記調整ネジの締緩方向に付勢する付勢手段と、を有することを特徴とする。
この構成により、調整ネジの締結量を変化させることによって、給送手段の角度調整を容易に行うことができる。
また、本発明に係るシート搬送装置は、前記軸受は、外形が曲面形状であることを特徴とする。
この構成により、軸受の外形を曲面とすることにより、給送手段の角度が変わっても軸位置を決めることができる。
また、本発明に係るシート搬送装置は、前記軸受の外形および前記軸受支持部の外形を曲面形状とし、前記軸受と前記軸受支持部とが曲面で嵌め合うことを特徴とする。
この構成により、軸受の外形および軸受支持部の外形を曲面形状とし、軸受と軸受支持部とが曲面で嵌め合うことにより、給送手段の角度が変わっても軸位置を決めることができる。
また、本発明に係るシート搬送装置は、前記給送手段を駆動するための駆動伝達手段としてタイミングベルトを用いることを特徴とする。
この構成により、給送手段への駆動伝達をタイミングベルトで行うことにより、給送手段の角度が変わっても、タイミングベルトで駆動のねじれを吸収しながら給送手段への駆動伝達を行うことができる。
また、本発明に係るシート搬送装置は、前記補正手段が、前記シート材を搬送可能に構成され、前記補正手段にて前記シート材を搬送しているときは前記給送手段の駆動を切ることを特徴とする。
この構成により、補正手段にてシート搬送位置の調整が完了した後のシート材が、給送手段により斜行することを防止することができる。
また、本発明に係るシート搬送装置は、前記補正手段の下流に、シート材を搬送する搬送手段を備え、前記搬送手段にて前記シート材を搬送しているときは前記給送手段の駆動を切ることを特徴とする。
この構成により、補正手段にてシート搬送位置の調整が完了した後のシート材が、給送手段により斜行することを防止することができる。
また、本発明に係る画像形成装置は、前記シート搬送装置と、前記シート搬送装置により搬送されるシート材上に画像情報に応じた画像を形成する画像形成手段と、を備えることを特徴とする。
この構成により、調整手段によりシート搬送方向に対する給送手段の取り付け角度を調整可能とすることにより、シート材の斜行量を変化させ、斜行によるシート材の位置ずれ量にて主走査画像位置が調整可能となる。したがって、装置の大型化を招くことなく、シート材の主走査方向位置を調整することができる。
また、本発明に係るシート搬送装置の調整方法は、前記シート搬送装置により搬送されるシート材上に、該シート材の搬送方向ならびに搬送直交方向の画像位置が測定可能な調整画像を形成する調整画像形成ステップと、前記調整画像が形成されたシート材の該調整画像の状態に応じて、前記シート搬送装置のシート搬送方向に対する前記給送手段の取り付け角度を調整する角度調整ステップと、を備えることを特徴とする。
この調整方法により、調整画像にて主走査位置が確認でき、調整量を決めることが可能となる。
本発明によれば、装置の大型化を招くことなく、シート材の主走査方向位置を調整することができるシート搬送装置、画像形成装置およびシート搬送装置の調整方法を提供することができる。
本発明の一実施の形態に係る画像形成装置の断面図である。 本発明の一実施の形態に係る画像形成装置の給紙部の概略構成を示す上面図である。 本発明の一実施の形態に係る画像形成装置の給紙開始時の給紙部の概略構成を示す上面図である。 本発明の一実施の形態に係る画像形成装置のレジスト補正後の給紙部の概略構成を示す上面図である。 本発明の一実施の形態に係る画像形成装置の給紙ローラの側面図である。 本発明の一実施の形態に係る画像形成装置の給紙ローラの他の構成を示す側面図である。 本発明の一実施の形態に係る画像形成装置の給紙ローラの他の構成を示す側面図である。 図5の給紙ローラの反駆動側の軸受の構成を示す上面図である。 図5の給紙ローラの駆動側の軸受の構成を示す上面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
まず、構成について説明する。
図1に示すように、画像形成装置1は、像担持体の外周面上に1つの現像装置を配置した作像部がシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の4色の作像部が4つ並んだ間接転写方式のタンデム型カラー画像形成装置であり、4色のフルカラー画像を形成するプリンタとして構成されている。以下の説明では、上記の4色はC、M、Y、Kで表す。また、図1では、画像形成装置1の本体に現像装置および像担持体ユニットを装着した状態を示す。
図1において、画像形成装置1は、光書き込み部2、作像部3、給紙部4、定着部5、排紙部6および両面搬送部7から基本的に構成されている。
光書き込み部2は、詳細は図示していないが、光源としてのLDユニットから各色毎にレーザ光を出射し、出射された各レーザ光をポリゴンミラーおよび複数の反射ミラーを介して作像部3の各作像ユニット30C、30M、30Y、30Kの像担持体である感光体ドラム31C、31M、31Y、31Kに照射し、レーザ書き込みを行うものである。レーザ書き込みは、書き込みデータに基づいて作成された変調信号によって変調されたレーザ光を照射することにより行われ、後述のように感光体ドラム31C、31M、31Y、31Kの表面に潜像を形成する。
作像部3は画像形成装置1の本体中央部に配置され、C、M、Y、K各色の作像ユニット30C、30M、30Y、30Kと、像担持体としての中間転写ベルト38と、2次転写ローラ39とから構成されている。
作像ユニット30C、30M、30Y、30Kは、各色毎に設けられた感光体ドラム31C、31M、31Y、31Kを核として、これら感光体ドラム31C、31M、31Y、31Kの外周に沿ってそれぞれ配置された複数の電子写真作像要素から構成されている。
C、M、Y、K各色に対応する4つの作像ユニット30C、30M、30Y、30Kは、互いに同様に構成されており、中間転写ベルト38の移動方向に沿って直列に配置されている。
以下、ブラック(K)色に対応する作像ユニット30Kを例にして具体的構成を説明する。なお、総括的に各要素を表す場合には、色を示すC、M、Y、Kは省略する。
感光体ドラム31Kの外周には、作像ユニット30Kを構成する電子写真作像要素として、図中時計方向に沿って感光体ドラム31Kの表面を帯電する帯電ローラ32Kと、トナーを含む現像剤を収容し、感光体ドラム31K上の潜像をトナー現像する現像器33Kと、感光体ドラム31K上のトナー画像を中間転写ベルト38に1次転写させる1次転写ローラ34Kと、1次転写後の残トナーを掻き取るクリーニングブレードを備えたクリーニングユニット35Kと、1次転写後に感光体ドラム31K表面に残った電荷を除電する除電ユニット(不図示)と、が配置されている。
レーザ光21Kは、帯電ローラ32Kと現像器33Kの配設部の間に設定された露光部36Kから感光体ドラム31K上に光書き込みを行う。そして、中間転写ベルト38の移動方向(矢印A方向)に沿って作像ユニット30C、30M、30Y、30Kがこの順で配置されている。なお、1次転写ローラ34Kは、中間転写ベルト38を挟んで感光体ドラム31Kと対向した位置に設けられている。中間転写ベルト38の下には、廃トナーを回収する廃トナー回収部37が設けられている。
また、図においてシアンの作像ユニット30Cの中間転写ベルト38の給紙方向上流側には、給紙部4からの搬送路42を挟んで2次転写ローラ39が設けられ、中間転写ベルト38上のトナー画像を記録紙Pに転写するようになっている。なお、2次転写ローラ39の転写後に残存したトナーは、この2次転写ローラ39の中間転写ベルト38の給紙方向下流側であって、シアンの作像ユニット30Cの上流側に設置された中間転写ベルトクリーニングユニット38aによってクリーニングされ、下流側の作像ユニットに送られる。各現像器33の現像ローラ33a(図では33aK)の芯金には、バイアス電源(不図示)から交流と直流の重畳したマイナス電位のバイアス電圧が印加される。また、各帯電ローラ32には他のバイアス電源から直流のマイナス電圧が印加される。クリーニングユニット35のクリーニングブレードは感光体ドラム31の外周面上に残留するトナー汚れを清掃する。帯電ローラ32は、清掃された感光体ドラム31の外周面を一様な高電位に帯電させて初期化する。
そして、各色の作像ユニット30の感光体ドラム31にレーザ光21がそれぞれ照射され、一様に高電位帯電している各色の感光体ドラム31の外周面が、画像データに基づいて変調されたレーザ光により選択的に露光され、この露光により電位の減衰した低電位部と前述の初期化による高電位部とからなる静電潜像が形成される。現像器33は、前述の静電潜像の低電位部(または高電位部)にトナーを転移させてトナー像を形成(現像)する。感光体ドラム31は、トナー像を回転搬送して中間転写ベルト38に転写する。
この中間転写ベルト38上のトナー像は感光体ドラム31との当接部に来るタイミングに合わせて、各色の作像ユニット30が動作して、現像器33による現像、1次転写ローラ34による1次転写が中間転写ベルト38の移動に応じて実行され、C、M、Y、K4色のトナー画像が重畳されて4色のフルカラー画像が形成される。中間転写ベルト38上のカラー画像は2次転写ローラ39によって給紙部4から搬送路42に沿って搬送されてきた記録紙Pに転写され、定着部5で加熱および加圧により定着され、排紙部6の排紙ローラ6aによって排紙トレイ6bに排紙される。その際、給紙部4の記録紙Pを積載して収容する給紙トレイ41において、記録紙Pは給紙ローラ48とフリクションパッド49により1枚ずつ分離され、レジストローラ46へと搬送され、記録紙Pの先端がレジストローラ46のニップに突き当たり、先端整合を行う。レジストローラ46は、記録紙Pの搬送を一時止め、中間転写ベルト28のトナー像と記録紙Pの先端との位置関係が所定の位置になるようにタイミングをとって回転を開始する。
記録紙Pの両面に画像を形成する場合には、2次転写ローラ39により記録紙Pの第1面に画像が転写され、定着部5で定着された記録紙Pの後端が切り替え分岐点71を通過した時点で排紙ローラ6aの回転方向を反転させ、記録紙Pの先端と後端を入れ替えて両面搬送経路72へと搬送する。そして記録紙Pは再給紙路74を通ってレジストローラ46へと再び搬送され、レジストローラ46で中間転写ベルト38上に形成されたトナー画像とタイミングを合わせて2次転写ローラ39側に送り出し、記録紙Pの第2面にトナー像を転写させる。第2面に画像が転写された記録紙Pは、定着部5で定着され、排紙ローラ6aから排紙トレイ6bに排紙される。
なお、切り替え分岐点71の記録紙Pの給紙方向上流側直近には、用紙検知用のフィラー73が設けられている。給紙部4には、未使用の記録紙Pが収容される給紙トレイ41が設けられている。この給紙トレイ41は給紙ローラ48、記録紙有無検知センサ45等を装置本体に残して、図1において右方向に再給紙路74の設置部およびフリクションパッド49部分と一体に引き出し可能に配置されている。搬送路42には、給紙トレイ41から供給される用紙、あるいは再給紙路74を通って給紙される用紙の通過を検知するレジストフィラー44が設けられている。
また、給紙ローラ48と、レジストローラ46と、このレジストローラ46の下流に配置された2次転写ローラ39は、シート材としての記録紙Pを搬送するシート搬送装置100を構成している。
図1に示すような画像形成装置1における品質課題の1つとして、画像主走査位置精度の向上が挙げられる。すなわち、画像形成装置1においては、画像の主走査方向(記録紙Pの幅方向)の位置精度が高いことが求められる。画像主走査位置精度は画像と記録紙Pの相対位置によって決まり、画像の位置は光書き込み部2、作像部3の位置精度により決まり、記録紙Pの位置は給紙部4の位置精度と搬送精度により決まる。全てのユニットの位置関係を積み上げても画像位置精度を確保可能となることが望ましいが、積み上がる部品の数が膨大であるため、通常は画像と記録紙Pの相対位置を調整可能とする調整手段を設け、装置毎に調整を行っている。
調整手段としては、光書き込み部2による書き込み位置を調整する手段と、給紙部4における記録紙Pの位置を調整する手段と、が挙げられる。ただし、前者の場合、書き込み位置の調整代が充分にあるということが前提であり、LDではなく、例えばLEDヘッドによる光書き込みのように、LEDの仕様によって書き込み幅が制限される場合、この調整手段がとれず、後者の給紙部4にて記録紙Pの位置を調整する方法をとらなければならない。後者の方法は、給紙トレイ41内の記録紙Pの位置を調整するため、給紙トレイ41の幅寸法を拡大する大きな要因となってしまう。
そこで、本実施の形態では、給紙トレイ41の幅寸法に影響せず記録紙Pの位置を調整する手段を提案する。
すなわち、本実施の形態では、給紙ローラ48の下流に位置し記録紙Pの先端を突き当て斜行を補正するレジストローラ46を備えるシート搬送装置100において、シート搬送方向に対して給紙ローラ48の角度を調整可能とする調整手段を有している。これにより、給紙ローラ48からレジストローラ46の間で記録紙Pが斜行するため、記録紙Pの積載時と斜行補正時で記録紙Pの主走査位置にずれが生じる。このずれ量は給紙ローラ48の角度を変化させることで制御可能であるため、給紙ローラ48の角度を調整することにより、画像主走査位置を調整可能となる。このため、シート搬送位置を給紙部4にて調整する構成であるが、給紙ローラ48の角度で調整するようになっているため、給紙部4の幅寸法への影響(幅方向サイズの増大等)はほとんど無く、装置の小型化を維持することができる。
図1のシート搬送装置100の給紙部4、レジストローラ46を上方から見た模式図を図2に示す。
従来の構成では給紙ローラ48とレジストローラ46は平行に配置することが望ましい。もしレジストローラ46に対して、給紙ローラ48の平行度が保たれていない場合、記録紙Pが斜行され、レジストローラ46によって記録紙Pの先端整合が行われたときに主走査方向の位置のずれが発生する。
本実施の形態では給紙ローラ48の搬送方向に対する角度を調整することによって、このずれ量を制御し、記録紙Pの位置を調整可能とする。図3のように、給紙ローラ48を角度θ傾けた状態の場合、記録紙Pは、図3のように、角度θだけ傾いた状態で斜行して搬送され、その後、図4のように、レジストローラ46に突き当って先端整合が行われると、記録紙Pの斜行が解消され、且つ、記録紙Pの主走査位置が、中心に対してシフト量dだけ主走査方向にシフト(変位)した状態となる。
図4における給紙ローラ48からレジストローラ46までの搬送距離をLpとした場合、シフト量d、角度θ、搬送距離Lpの関係は、次式で近似できる。
d=Lp tanθ・・・(1)
次に、給紙ローラ48の角度θの調整方法について示す。
図3、図4において、給紙ローラ48の回転軸80の反駆動側の端部には軸受50aが設けられ、回転軸80の駆動側の端部には軸受50bが設けられている。ここで、給紙ローラ48を駆動するためのタイミングベルト等の駆動手段が配置されていない方の端部側を反駆動側といい、駆動手段が配置されている方の端部側を駆動側という。また、給紙ローラ48の回転軸80の軸受50aに支持される部位(本実施の形態では端部)を軸受け部という。本実施の形態では、給紙ローラ48の回転軸80の反駆動側の端部(軸受け部)の搬送方向位置を調整することにより、給紙ローラ48の角度θを調整可能としている。なお、給紙ローラ48の回転軸80の軸受け部は、必ずしも端部に限定されない。給紙ローラ48の回転軸80の軸受け部は、回転軸80の端部より軸線方向中央寄りであってもよい。回転軸80の反駆動側の端部の搬送方向の位置の調整量(平行位置からの変位)をx、回転軸80の長さをLfとすると、調整量xと記録紙Pのシフト量dは、式(1)を踏まえると、次式のように表すことができる。
d=(Lp/Lf)x・・・(2)
もしくは、実験によりシフト量dと調整量xの関係を示す定数aを求めて、次式のように調整量xを定めてもよい。画像位置調整時は、画像位置を測定可能な専用チャート(調整画像)を印刷し、この専用チャートの画像位置を測定してシフト量dを把握することでxを定める。
d=ax・・・(3)
すなわち、シート搬送装置の調整方法は、シート搬送装置100により搬送される記録紙Pに、記録紙Pの搬送方向ならびに搬送直交方向の画像位置が測定可能な専用チャート(調整画像)を形成する調整画像形成ステップと、専用チャートが形成された記録紙Pの専用チャートの状態に応じて、シート搬送装置100のシート搬送方向に対する給紙ローラ48の取り付け角度を調整する角度調整ステップと、を備える。このシート搬送装置の調整方法によれば、専用チャートにて主走査位置が確認でき、調整量を決めることが可能となる。
図5に反駆動側の軸受50aの構成を示す。図5の構成では、駆動側の軸受50bと共通で同軸に位置する軸受50aの代わりに、回転軸80用の穴位置が異なる軸受50c、50dに付け替え可能となっており、式(2)および式(3)の調整量xに対応する軸受を選択して組み変えることにより、回転軸80の反駆動側の端部の搬送方向の位置を調整可能とする。すなわち、本実施の形態では、シート搬送方向に対する給紙ローラ48の取り付け角度を調整する調整手段として、軸保持用の穴位置が異なる複数の軸受50a、50b、50cの中から選ばれる1つの軸受が選択的に給紙ローラ48の回転軸80に着脱可能とすることで、給紙ローラ48の回転軸80の軸受に支持される軸受け部の位置をシート搬送方向に沿って調整可能な構造を有している。
また、別の軸受構成を図6に示す。図6は、本体側板51(図8参照)の断面を示す。図6の構成では加圧スプリング57を設け、軸受50aが常に1方向に付勢され、さらに軸受50aと軸受50aを支持する反駆動側の本体側板51(図8参照)の隙間51aにスペーサ52を挟める構成としておく。スペーサ52は厚みが異なるものを複数種類用意しておき、図5の構成同様、調整量に応じてスペーサ52を付け替え可能とする。
ただ、図5、図6に示す構成では、複数種類の部品を付替える手間が必要となるため、調整作業の効率が悪いという欠点がある。
これを解消する手段を図7に示す。図7は、本体側板51の断面を示す。図6同様、軸受50aは加圧スプリング57により1方向に付勢されるが、軸受50aを挟んで加圧スプリング57の逆側には調整ネジ53の先端が隙間51a内に突出して軸受50aに当接しており、調整ネジ53は本体側板51に対して締緩可能となっており、軸受50aの位置は調整ネジ53の移動量に応じて調整可能とする。また、調整ネジ53に画像位置調整量に応じた目盛りを付ければ、調整量を容易に確認可能である。
本実施の形態では給紙ローラ48を傾けるので、給紙ローラ48が傾くことによる不具合が懸念される。これを解消する手段を以下に示す。
図8は、図5を上方から見た簡略図であり、反駆動側における本体側板51による軸受50aの支持構造を示すものである。図8に示すように、給紙ローラ48の角度を調節した際、軸受50aは角度がθ傾くことになり、軸受50aの位置がずれる可能性がある。
そこで、図8に示すように、軸受50aと反駆動側の本体側板51の双方の軸受当接面58を曲面形状にすることにより、両者の搬送方向位置を決めることができる。軸受50aの軸方向(軸線方向)の変位については止め輪56にて規制されている。
また、駆動側では、本体側板59においても同様に軸受50bは傾いているため、駆動伝達部におけるねじれが発生することにより、歯飛びや異常音が発生することが懸念される。
この対応として、図9に示すように、給紙ローラ48の駆動ギヤ55への駆動入力はタイミングベルト54にて行うよう構成することで、噛み合い部でのねじれ発生を防いでいる。さらに、レジストローラ46による記録紙Pの先端整合が完了した後、給紙ローラ48とレジストローラ46にて記録紙Pを搬送している際にはそれぞれのローラの搬送方向がθの角度をなすため、記録紙Pをねじる力が働いてしまう。よって、レジストローラ46にて記録紙Pの搬送を開始する際、給紙ローラ48は駆動させないことが望ましい。また、同様の理由により、2次転写ローラ39にて記録紙Pの搬送を開始する際、給紙ローラ48は駆動させないことが望ましい。
以上のように、本実施の形態に係るシート搬送装置100は、記録紙Pを複数枚積載して収納する給紙トレイ41と、給紙トレイ41に収納された記録紙Pを給送する給紙ローラ48と、給紙ローラ48の下流に位置し、記録紙Pの先端を突き当てて斜行を補正するレジストローラ46と、を備えるシート搬送装置100において、シート搬送方向に対する給紙ローラ48の取り付け角度を調整する調整手段を有することを特徴とする。
この構成により、調整手段によりシート搬送方向に対する給紙ローラ48の取り付け角度を調整可能とすることにより、記録紙Pの斜行量を変化させ、斜行による記録紙Pの位置ずれ量にて主走査画像位置が調整可能となる。したがって、装置の大型化を招くことなく、記録紙Pの主走査方向位置を調整することができる。
また、本実施の形態に係るシート搬送装置100は、調整手段は、給紙ローラ48の回転軸80の軸受50aに支持される軸受け部の位置をシート搬送方向に沿って調整可能に構成されていることを特徴とする。
この構成により、調整手段が、給紙ローラ48の回転軸80の軸受50aに支持される軸受け部の位置をシート搬送方向に沿って調整可能に構成されることで、シート搬送方向に対する給紙ローラ48の取り付け角度を調整可能とすることにより、記録紙Pの斜行量を変化させ、斜行による記録紙Pの位置ずれ量にて主走査画像位置が調整可能となる。
また、本実施の形態に係るシート搬送装置100は、調整手段は、軸保持用の穴位置が異なる複数の軸受50a、50c、50dの中から選ばれる1つの軸受(例えば、軸受50a)を選択的に給紙ローラ48の回転軸80に着脱可能に構成されることを特徴とする。
この構成により、軸受50aの付け替えによって、給紙ローラ48の角度調整を容易に行うことができる。
また、本実施の形態に係るシート搬送装置100は、調整手段は、軸受50aとこの軸受50aを支持する本体側板51との間に形成され、スペーサ52が挿入可能な隙間51aと、軸受50aを隙間51aの方向に付勢する加圧スプリング57と、を有することを特徴とする。
この構成により、スペーサ52の付け替えによって、給紙ローラ48の角度調整を容易に行うことができる。
また、本実施の形態に係るシート搬送装置100は、調整手段は、軸受50aとこの軸受50aを支持する本体側板51との間に形成された隙間51aと、本体側板51に螺合し、その先端が隙間51a内に突出するとともに軸受50aに当接する調整ネジ53と、軸受50aを調整ネジ53の締緩方向に付勢する加圧スプリング57と、を有することを特徴とする。
この構成により、調整ネジ53の締結量を変化させることによって、給紙ローラ48の角度調整を容易に行うことができる。
また、本実施の形態に係るシート搬送装置100は、軸受50aは、外形が曲面形状であることを特徴とする。
この構成により、軸受50aの外形を曲面とすることにより、給紙ローラ48の角度が変わっても軸位置を決めることができる。
また、本実施の形態に係るシート搬送装置100は、軸受50aの外形および本体側板51の外形を曲面形状とし、軸受50aと本体側板51とが曲面で嵌め合うことを特徴とする。
この構成により、軸受50aの外形および本体側板51の外形を曲面形状とし、軸受50aと本体側板51とが曲面で嵌め合うことにより、給紙ローラ48の角度が変わっても軸位置を決めることができる。
また、本実施の形態に係るシート搬送装置100は、給紙ローラ48を駆動するための駆動伝達手段としてタイミングベルト54を用いることを特徴とする。
この構成により、給紙ローラ48への駆動伝達をタイミングベルト54で行うことにより、給紙ローラ48の角度が変わっても、タイミングベルト54で駆動のねじれを吸収しながら給紙ローラ48への駆動伝達を行うことができる。
また、本実施の形態に係るシート搬送装置100は、レジストローラ46が、記録紙Pを搬送可能に構成され、レジストローラ46にて記録紙Pを搬送しているときは給紙ローラ48の駆動を切ることを特徴とする。
この構成により、レジストローラ46にてシート搬送位置の調整が完了した後の記録紙Pが、給紙ローラ48により斜行することを防止することができる。
また、本実施の形態に係るシート搬送装置100は、レジストローラ46の下流に、記録紙Pを搬送する2次転写ローラ39を備え、2次転写ローラ39にて記録紙Pを搬送しているときは給紙ローラ48の駆動を切ることを特徴とする。
この構成により、レジストローラ46にてシート搬送位置の調整が完了した後の記録紙Pが、給紙ローラ48により斜行することを防止することができる。
また、本実施の形態に係る画像形成装置1は、シート搬送装置100と、シート搬送装置100により搬送される記録紙P上に画像情報に応じた画像を形成する作像部3と、を備えることを特徴とする。
この構成により、調整手段によりシート搬送方向に対する給紙ローラ48の取り付け角度を調整可能とすることにより、記録紙Pの斜行量を変化させ、斜行による記録紙Pの位置ずれ量にて主走査画像位置が調整可能となる。したがって、装置の大型化を招くことなく、記録紙Pの主走査方向位置を調整することができる。
また、本実施の形態に係るシート搬送装置の調整方法は、シート搬送装置100により搬送される記録紙P上に、記録紙Pの搬送方向ならびに搬送直交方向の画像位置が測定可能な専用チャートを形成する調整画像形成ステップと、専用チャートが形成された記録紙Pの専用チャートの状態に応じて、シート搬送装置100のシート搬送方向に対する給紙ローラ48の取り付け角度を調整する角度調整ステップと、を備えることを特徴とする。
この調整方法により、専用チャートにて主走査位置が確認でき、調整量を決めることが可能となる。
以上説明したように、本発明に係るシート搬送装置、画像形成装置およびシート搬送装置の調整方法は、装置の大型化を招くことなく、シート材の主走査方向位置を調整することができるという効果を有し、シート材を搬送するシート搬送装置、このシート搬送装置を搭載した画像形成装置およびこのシート搬送装置の調整方法として有用である。
1 画像形成装置
2 光書き込み部
3 作像部(画像形成手段)
4 給紙部
5 定着部
6 排紙部
6a 排紙ローラ
6b 排紙トレイ
7 両面搬送部
21、21K レーザ光
28 中間転写ベルト
30C、30M、30Y、30K 作像ユニット
31C、31M、31Y、31K 感光体ドラム
32K 帯電ローラ
33K 現像器
34K 1次転写ローラ
35K クリーニングユニット
36K 露光部
37 廃トナー回収部
38 中間転写ベルト
38a 中間転写ベルトクリーニングユニット
39 2次転写ローラ(搬送手段)
41 給紙トレイ(シート積載手段)
42 搬送路
44 レジストフィラー
45 記録紙有無検知センサ
46 レジストローラ(補正手段)
48 給紙ローラ(給送手段)
49 フリクションパッド
50a、50c、50d 軸受(調整手段)
50b 軸受
51 本体側板(軸受支持部)
51a 隙間(調整手段)
52 スペーサ
53 調整ネジ
54 タイミングベルト
55 駆動ギヤ
56 止め輪
57 加圧スプリング(付勢手段、調整手段)
58 軸受当接面
59 本体側板
71 切り替え分岐点
72 両面搬送経路
73 フィラー
74 再給紙路
80 回転軸
100 シート搬送装置
P 記録紙(シート材)
特開2004−354544号公報 特開2005−263458号公報 特開2008−297076号公報

Claims (12)

  1. シート材を複数枚積載して収納するシート積載手段と、
    前記シート積載手段に収納されたシート材を給送する給送手段と、
    前記給送手段の下流に位置し、シート材の先端を突き当てて斜行を補正する補正手段と、を備えるシート搬送装置において、
    シート搬送方向に対する前記給送手段の取り付け角度を調整する調整手段を有することを特徴とするシート搬送装置。
  2. 前記調整手段は、前記給送手段の回転軸の軸受に支持される軸受け部の位置をシート搬送方向に沿って調整可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。
  3. 前記調整手段は、軸保持用の穴位置が異なる複数の軸受の中から選ばれる1つの軸受を選択的に前記給送手段の回転軸に着脱可能に構成されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシート搬送装置。
  4. 前記調整手段は、
    前記軸受と該軸受を支持する軸受支持部との間に形成され、スペーサが挿入可能な隙間と、
    前記軸受を前記隙間の方向に付勢する付勢手段と、を有することを特徴とする請求項2または請求項3に記載のシート搬送装置。
  5. 前記調整手段は、
    前記軸受と該軸受を支持する軸受支持部との間に形成された隙間と、
    前記軸受支持部に螺合し、その先端が前記隙間内に突出するとともに前記軸受に当接する調整ネジと、
    前記軸受を前記調整ネジの締緩方向に付勢する付勢手段と、を有することを特徴とする請求項2または請求項3に記載のシート搬送装置。
  6. 前記軸受は、外形が曲面形状であることを特徴とする請求項2乃至請求項5の何れかに記載のシート搬送装置。
  7. 前記軸受の外形および前記軸受支持部の外形を曲面形状とし、前記軸受と前記軸受支持部とが曲面で嵌め合うことを特徴とする請求項2乃至請求項6の何れかに記載のシート搬送装置。
  8. 前記給送手段を駆動するための駆動伝達手段としてタイミングベルトを用いることを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れかに記載のシート搬送装置。
  9. 前記補正手段が、前記シート材を搬送可能に構成され、
    前記補正手段にて前記シート材を搬送しているときは前記給送手段の駆動を切ることを特徴とする請求項1乃至請求項8の何れかに記載のシート搬送装置。
  10. 前記補正手段の下流に、シート材を搬送する搬送手段を備え、
    前記搬送手段にて前記シート材を搬送しているときは前記給送手段の駆動を切ることを特徴とする請求項1乃至請求項8の何れかに記載のシート搬送装置。
  11. 請求項1乃至請求項10の何れかに記載のシート搬送装置と、
    前記シート搬送装置により搬送されるシート材上に画像情報に応じた画像を形成する画像形成手段と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
  12. 請求項1乃至請求項10の何れかに記載のシート搬送装置により搬送されるシート材上に、該シート材の搬送方向ならびに搬送直交方向の画像位置が測定可能な調整画像を形成する調整画像形成ステップと、
    前記調整画像が形成されたシート材の該調整画像の状態に応じて、前記シート搬送装置のシート搬送方向に対する前記給送手段の取り付け角度を調整する角度調整ステップと、を備えることを特徴とするシート搬送装置の調整方法。
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