JP2012175642A - 携帯電子機器、入力制御方法および入力制御プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】利用者がタッチパネルをより直感的に操作することができる携帯電子機器、入力制御方法および入力制御プログラムを提供することにある。
【解決手段】第1領域と、第2領域とを備えるタッチパネルと、タッチ操作に対応する第1処理と、ボタン操作に対応する第2処理とを含むプログラムを実行可能な制御部と、を有し、制御部は、プログラムを実行する場合、タッチパネルが第1領域に対する操作を検出したときには第1処理を行い、タッチパネルが第2領域に対する操作を検出したときには第2処理を行うことで上記課題を解決する。
【選択図】図1
【解決手段】第1領域と、第2領域とを備えるタッチパネルと、タッチ操作に対応する第1処理と、ボタン操作に対応する第2処理とを含むプログラムを実行可能な制御部と、を有し、制御部は、プログラムを実行する場合、タッチパネルが第1領域に対する操作を検出したときには第1処理を行い、タッチパネルが第2領域に対する操作を検出したときには第2処理を行うことで上記課題を解決する。
【選択図】図1
Description
本発明は、携帯電子機器、入力制御方法および入力制御プログラムに関する。
近年、直感的な操作を可能にするとともに、キーボードのように物理的に大きな面積を必要とするデバイスを具備しない小型の携帯電子機器を実現するために、タッチパネルが広く利用されるようになっている。タッチパネルを備える携帯電子機器では、タッチパネルによって検出されるタップ等の動作に対して特定の処理が割り当てられている。例えば、表示されているアイコンに対するタップ動作がタッチパネルによって検出されると、アイコンに対応づけられた機能を起動する携帯電子機器が知られている(例えば、特許文献1)。
ここで、タッチパネルによって検出される動作は、タップ、フリック、スイープ等の数種類があり、それぞれの操作に処理が割り当てられている。また、検出された操作に対する操作の割り当ては起動されているアプリケーションによって異なる場合もある。したがって、操作者は、種々の処理を入力するためには、入力する操作とその実行される処理との対応付けを多数把握しておかなければならない。そのため、直感的な操作が困難な場合がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、利用者がタッチパネルをより直感的に操作することができる携帯電子機器、入力制御方法および入力制御プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、携帯電子機器であって、第1領域と、前記第1領域の表面とは表面形状が異なる第2領域とを備えるタッチパネルと、タッチ操作に対応する第1処理と、ボタン操作に対応する第2処理とを含むプログラムを実行可能な制御部と、を有し、前記制御部は、前記プログラムを実行する場合、前記タッチパネルが前記第1領域に対する操作を検出したときには前記第1処理を行い、前記タッチパネルが前記第2領域に対する操作を検出したときには前記第2処理を行うことを特徴とする。
ここで、前記タッチパネルは、前記第2領域に対する操作のパターンに応じて、それぞれの操作のパターンを異なる操作として検出でき、前記制御部は、前記タッチパネルが検出した前記第2領域に対する操作の種類に応じて、実行する処理を切り換えることが好ましい。
また、前記制御部は、前記タッチパネルが前記第2領域に対する操作を検出した場合、決定キー操作またはクリアキー操作のキーイベント発生時の処理を実行することが好ましい。
また、前記第2領域は、表面が凹形状であることが好ましい。
また、前記第2領域は、表面が凸形状であることが好ましい。
また、前記タッチパネルは、前記第2領域が前記第1領域に囲まれた領域に形成され、前記制御部は、前記タッチパネルが前記第2領域の前記第1領域との境界線に接する第2領域境界領域に沿ったスイープ操作を検出した場合、回転セレクタ操作のキーイベント発生時の処理を実行することが好ましい。
また、前記回転セレクタ操作のキーイベント発生時の処理は、連続性を有する指標を前記スイープ操作の操作量に応じて連続的に選択変更する処理であることが好ましい。
また、前記制御部は、前記タッチパネルが前記第1領域から前記第2領域に向かうスイープ操作を検出した場合、前記第1処理および前記第2処理とは異なる第3処理を行うことが好ましい。
また、前記プログラムを受信可能な通信部をさらに有することが好ましい。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、携帯電子機器であって、第1領域と、第2領域とを備えるタッチパネルと、タッチ操作に対応する第1処理と、ボタン操作に対応する第2処理とを含むプログラムを実行可能な制御部と、を有し、前記制御部は、前記プログラムを実行する場合、前記タッチパネルが前記第1領域に対する操作を検出したときには前記第1処理を行い、前記タッチパネルが前記第2領域に対する操作を検出したときには前記第2処理を行うことを特徴とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、携帯電子機器であって、第1領域と、前記第1領域の表面とは表面形状が異なる第2領域とを備えるタッチパネルと、前記タッチパネルが前記第1領域に対する操作を検出した場合、第1処理を行い、前記タッチパネルが前記第2領域に対する接触を検出した場合、前記第1処理とは異なる第2処理を行う制御部と、を有することを特徴とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、第1領域と、前記第1領域の表面とは表面形状が異なる第2領域とを備え、表面に対する接触を検出するタッチパネルを備える携帯電子機器による入力制御方法であって、前記タッチパネルに対する接触を検出するステップと、前記タッチパネルが前記第1領域に対する操作を検出した場合、第1処理を行い、前記タッチパネルが前記第2領域に対する操作を検出した場合、前記第1処理とは異なる第2処理を行うステップと、を有することを特徴とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、入力制御プログラムであって、第1領域と、前記第1領域の表面とは表面形状が異なる第2領域とを備え、表面に対する接触を検出するタッチパネルを備える携帯電子機器に、前記タッチパネルに対する接触を検出するステップと、前記タッチパネルが前記第1領域に対する操作を検出した場合、第1処理を行い、前記タッチパネルが前記第2領域に対する操作を検出した場合、前記第1処理とは異なる第2処理を行うステップと、を実行させることを特徴とする。
本発明に係る携帯電子機器、入力制御方法および入力制御プログラムは、タッチパネル上の目印となる部分が把握しやすく直感的な操作を入力することができるという効果を奏する。
以下、本発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の説明により本発明が限定されるものではない。また、以下の説明における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。以下においては、携帯電子機器として携帯電話端末を例として説明するが、本発明の適用対象は携帯電話端末に限定されるものではなく、タッチパネルを備える各種装置、例えば、PHS(Personal Handy-phone System)、PDA、ポータブルナビゲーション装置、パーソナルコンピュータ、ゲーム機等に対しても本発明は適用できる。
まず、図1から図3を参照しながら、本発明に係る携帯電子機器の一実施形態である携帯電話端末1の外観について説明する。図1は、携帯電話端末の一実施形態の外観を示す斜視図である。図2は、図1に示す携帯電話端末の正面図である。図3は、図2のA−A線断面図である。
図1および図2に示すように、携帯電話端末1は、タッチパネル2と、入力部3と、スピーカ7と、マイク8と、を備える。なお、携帯電話端末1は、各辺が曲面となっている略直方体形状である。タッチパネル2は、略直方体形状の面積が最も大きい面に配置されている。入力部3は、ボタン3A、ボタン3Bおよびボタン3Cからなる。ボタン3A、ボタン3Bおよびボタン3Cは、タッチパネル2が配置されている面の互いに隣接した位置に配置されている。また、スピーカ7とマイク8もタッチパネル2が配置されている面に配置されている。スピーカ7は、入力部3が配置されている端部とは反対側の端部に配置されている。マイク8は、入力部3が配置されている端部に配置されている。
次に、タッチパネル2の構成および形状について説明する。図1及び図2に示すタッチパネル2には、表面の一部に凹部20が形成されている。この凹部20は、正面(表面に直交する方向)から見た外形形状が円形となり、断面が円弧となる形状である。このように、凹部20は、表面が曲面(角がない滑らかな面)の窪みである。また、図3に示すように、タッチパネル2は、表面に露出したタッチセンサ2Aと、タッチセンサ2Aの裏面側に重畳された表示部2Bとを有する。凹部20は、タッチセンサ2Aの一部が窪んだ形状である。なお、タッチセンサ2Aは、表面の透明な板状部材(プラスチック板)の一部を窪んだ形状とすることで、凹部20を形成している。つまり、タッチセンサ2Aは、ユーザが接触する板状部材(カバー部材)のみに凹部20が形成されている。タッチパネル2は、凹部20以外の領域が第1領域となり、凹部20が形成された領域が第2領域となる。
次に、図4を参照しながら、携帯電話端末1の機能的な構成について説明する。図4は、携帯電話端末1の機能的な構成を示すブロック図である。図4に示すように携帯電話端末1は、タッチパネル2と、入力部3と、電源部5と、通信部6と、スピーカ7と、マイク8と、記憶部9と、主制御部10と、RAM(Random Access Memory)11と、を有する。
タッチパネル2は、上述したように、タッチセンサ2Aと表示部2Bとを有する。タッチパネル2は、文字、図形、画像等を表示部2Bで表示するとともに、指、スタイラス、ペン等(以下、単に「指」という)を用いてタッチパネル2に対して行われる各種動作をタッチセンサ2Aで検出する。タッチセンサ2Aは、指を用いてタッチパネル2に対して行われた各種動作を、動作が行われた場所のタッチパネル2上での位置とともに検出する。タッチセンサ2Aによって検出される動作には、タップ動作やスイープ動作が含まれる。なお、タッチセンサ2Aは、感圧式、静電式等のいずれの検出方式を採用していてもよい。表示部2Bは、例えば、液晶ディスプレイ(LCD、Liquid Crystal Display)や、有機EL(Organic Electro−Luminescence)パネルなどで構成され、文字、図形、画像等を表示する。
入力部3は、物理的なボタン等を通じて利用者の操作を受け付け(検出し)、受け付けた操作に対応する信号を主制御部10へ送信する。これにより入力部3は、いずれかのボタンが押下された場合に、押下されたボタンに対応する機能を起動させる。電源部5は、蓄電池または外部電源から得られる電力を、主制御部10を含む携帯電話端末1の各機能部へ供給する。通信部6は、基地局によって割り当てられるチャネルを介し、基地局との間でCDMA方式などによる無線信号回線を確立し、基地局との間で電話通信及び情報通信を行う。スピーカ7は、電話通信における相手側の音声や着信音等を出力する。マイク8は、利用者等の音声を電気的な信号へ変換する。
記憶部9は、例えば、不揮発性メモリや磁気記憶装置であり、主制御部10での処理に利用されるプログラムやデータを保存する。具体的には、記憶部9は、電子メール機能を実現するためのメールプログラム9Aや、WEBブラウジング機能を実現するためのブラウザプログラム9Bや、画面制御を実現するための画面制御プログラム9Cや、タッチパネル2で検出した操作(接触)や入力部3で検出した操作(押下)に各種操作を対応付け、対応付けた処理を実行させる入力制御プログラム9Dや、表示される画面において実行可能な処理が定義された画面処理データ9Eを記憶する。記憶部9には、その他に、携帯電話端末1の基本的な機能を実現するオペレーティングシステムプログラムや、氏名、電話番号、メールアドレス等が登録されたアドレス帳データ等の他のプログラムやデータも記憶される。
また、主制御部10は、通信部6によって例えば基地局と通信を行うことで、メールプログラム9Aや、ブラウザプログラム9Bプログラム等の受信し記憶部9に記憶させることができる。つまり、携帯電話端末1は、通信部6を用いた通信で外部から各種プログラムを取得することができる。
ここで、本実施形態の入力制御プログラム9Cは、タッチパネル2で接触した検出が凹部20への接触であるか否か、つまり凹部20以外の領域(第1領域)への接触であるか凹部20(第2領域)への接触であるかを判定し、接触された領域に基づいて割り当てる処理を決定する。さらに、入力制御プログラム9Cは、第1領域への接触として、スイープ動作を検出した場合、スイープ動作の向きが第2領域に向かう動作であるか否かで割り当てる処理を異なる処理とする。なお、入力制御プログラム9Dを実行で実現される処理については後述する。
画面処理データ9Eは、入力制御プログラム9Dで検出された処理に対応して画面制御プログラム9Cで実行する処理の情報(対応関係のテーブル)、タッチパネル2に表示させる画像(アイコン、待受画面、ポップアップ)の情報等を複数格納できるように構成される。ここで、待受画面は、携帯電話端末1が提供する各種機能画面へ画面が変わる前の画面である。なお、待受画面は、例えば、デスクトップ画面、ホーム画面、または、壁紙と呼ばれることもある。
主制御部10は、例えば、CPU(Central Processing Unit)であり、携帯電話端末1の動作を統括的に制御する。具体的には、主制御部10は、記憶部9に記憶されているデータを必要に応じて参照しつつ、記憶部9に記憶されているプログラムを実行して、タッチパネル2、通信部6等を制御することによって各種処理を実行する。主制御部10は、記憶部9に記憶されているプログラムや、処理を実行することによって取得/生成/加工されたデータを、一時的な記憶領域を提供するRAM11に必要に応じて展開する。なお、主制御部10が実行するプログラムや参照するデータは、通信部6による無線通信でサーバ装置からダウンロードすることとしてもよい。
例えば、主制御部10は、メールプログラム9Aを実行することによって、電子メール機能を実現する。主制御部10は、ブラウザプログラム9Bを実行することによって、ブラウザ機能を実現する。主制御部10は、画面制御プログラム9Cを実行することによって、タッチパネル2に表示させる画像の制御を実行する。主制御部10は、入力制御プログラム9Dを実行することで、タッチパネル2および入力部3で検出した操作に対応する処理を特定し、特定した処理を実行する。なお、特定した処理の実行は、他の各種プログラムで実行させてもよい。つまり、特定処理として検出した操作の情報を他のプログラムに送る処理を行ってもよい。
次に、図5を用いて、入力制御プログラム9Dに基づいて主制御部10が実行する処理手順について説明する。図5は、入力制御プログラム9Dに基づいて主制御部10が実行する処理手順を示すフロー図である。なお、図7に示す処理手順は、タッチパネル2の駆動時、つまり、接触の検出を行っている間、実行される。
主制御部10は、ステップS12として、タッチパネル2への接触があるかを判定する。つまり、主制御部10は、タッチパネル2のタッチセンサ2Aが接触を検出したかを判定する。主制御部10は、ステップS12でタッチパネル2への接触がない(No)と判定したら、ステップS12に進む。つまり、主制御部10は、タッチパネル2への接触を検出するまでステップS12の処理を繰り返す。なお、主制御部10は、タッチパネル2で接触が検出されない状態が一定時間継続したら本処理を終了する(つまりタイムアウトする)設定とすることもできる。
主制御部10は、ステップS12でタッチパネル2への接触あり(Yes)と判定したら、ステップS14として、凹部への接触であるかを判定する。主制御部10は、タッチパネル2で検出した接触の位置情報に基づいて接触位置を特定することで、ステップS12で検出した接触が凹部20(第2領域)への接触であるかを判定することができる。主制御部10は、ステップS14で凹部20への接触である(Yes)と判定したら、ステップS16として、第1特定処理(第2処理)を実行する。ここで、第1特定処理とは、凹部20への接触が対応付けられた処理であり、例えば接触をボタン操作として検出する処理である。主制御部10は、第1特定処理を実行したらステップS24に進む。
主制御部10は、ステップS14で凹部20への接触ではない(No)、つまり凹部20以外の領域(第1領域)への接触であると判定したら、ステップS18として、凹部20に向かう操作であるかを判定する。つまり主制御部10は、ステップS18として、検出した第1領域への接触が凹部20に向かって接触位置が移動するスイープ動作であるかを判定する。主制御部10は、ステップS18で凹部20に向かう操作である(Yes)と判定したら、ステップS20として、第2特定処理(第2処理)を実行する。ここで、第2特定処理とは、凹部20に向かうスイープ動作に対応付けられた処理であり、例えば接触をスイープされた対象物(アイコン)を凹部20に移動させる処理である。主制御部10は、第2特定処理を実行したらステップS24に進む。
主制御部20は、ステップS18で凹部20に向かう操作ではない(No)と判定したら、ステップS22として、通常処理(第1処理)を実行する。ここで、通常処理とは、タッチパネル2への接触で検出される操作に対応付けられた処理である。主制御部10は、通常処理を実行したら、ステップS24に進む。
主制御部10は、ステップS16、ステップS20、ステップS22の処理を実行したら、ステップS24としてタッチパネル2の機能を停止するかを判定する。つまり、主制御部10は、ステップS24としてタッチパネル2が操作を検出する機能を停止するかを判定する。なお、主制御部10は、例えばタッチパネル2の停止指示が入力された場合にタッチパネル2が操作を検出する機能を停止すると判定する。主制御部10は、ステップS24でタッチパネル2の機能が停止しない(No)と判定したら、ステップS12に進む。つまり、主制御部10は、タッチパネル2の機能を停止するまでステップS12の処理を繰り返す。主制御部10は、ステップS24でタッチパネル2の機能が停止する(Yes)と判定したら、タッチパネル2の機能を停止した後、本処理を終了する。
次に、図6から図8を用いて、タッチパネル2で検出した処理に基づいて携帯電話端末1が実行する処理の一例について説明する。図6から図8は、それぞれ携帯電話端末が表示させる画面の一例を示す説明図である。
図6は、入金処理を実行する場合に表示される画面である。携帯電話端末1は、主制御部10でブラウザプログラム9Bを実行し、振込みWebの画面にアクセスすると、図6に示すタッチパネル2に振込み用の画面が表示される。このときに凹部20に対応する表示部には、「OK」のボタンの画像(アイコン)30が表示される。また、タッチパネル2には、「800万円の入金でよろしいですか?」という文字も表示される。
図6に示す画像を表示させている状態でユーザが指Fで凹部20をタッチすると、携帯電話端末1は、タッチパネル2が凹部20への接触を検出する。つまり、携帯電話端末1は、主制御部10で入力制御プログラム9Dを実行し、図5に示すフロー図のステップS12およびステップS14でYesと判定し、ステップS16の第1特定処理として、当該検出した処理をボタンの押下操作として検出する。携帯電話端末1は、入力制御プログラム9Dを実行して、ユーザの操作を、画像30のボタンの押下操作として検出したら、ブラウザプログラム9Bを実行し、画像30のボタンの押下操作に対応する処理を実行する。具体的には、「OK」ボタンの押下、つまり処理の決定キーが操作されたと判定し、確認を求めていた処理、つまり入金処理を実行する。
図7は、メールBOXを処理する場合に表示される画面である。携帯電話端末1は、主制御部10でメールプログラム9Aを実行し、メールBOXを開く操作を入力すると、図7に示すタッチパネル2にメールボックスの画面が表示される。このときに凹部20に対応する表示部には、ゴミ箱の画像(アイコン)40が表示される。また、タッチパネル2には、複数のメールのインデックスも表示される。
図7に示す画像を表示させている状態でユーザが指Fをインデックスが表示されているメールの1つに接触した後、つまり凹部20に向かって移動させる操作を行うと、携帯電話端末1は、タッチパネル2が矢印42の方向に移動するスイープ操作を検出する。つまり、携帯電話端末1は、主制御部10で入力制御プログラム9Dを実行し、図5に示すフロー図のステップS12Yes、ステップS14でNo、ステップS18でYesと判定し、ステップS20の第2特定処理として、当該検出した処理を凹部20まで移動するスイープ操作として検出する。携帯電話端末1は、入力制御プログラム9Dを実行して、ユーザの操作を、画像40までのスイープ操作として検出したら、メールプログラム9Aを実行し、画像40までのスイープ操作に対応する処理を実行する。具体的には、接触を開始した位置に表示させているメールの削除操作と判定し、指定されたメールを削除する処理を実行する。なお、図7では、メールBOXの処理時に凹部20に削除キー(ゴミ箱)を表示させたが、メールBOXの処理時以外の各種処理時に同様の処理を実行できる。例えば、メールの作成処理時、スケジュール処理時、メモの処理時、アドレス帳の処理時等種々の処理時、処理画面表示時に凹部20に削除キーを割り当て同様の処理を行うようにしてもよい。
図8は、カメラを用いた撮影時に表示される画面である。上記実施形態では省略したが携帯電話端末1は、カメラ機能、GPS機能等を搭載することができる。なお、図8は、携帯電話端末1にカメラ機能を搭載した場合の処理の一例である。携帯電話端末1は、主制御部10でカメラ機能を起動すると、タッチパネル2に撮影用画面が表示される。このとき、タッチパネル2には、図8に示すようにシャッタボタンの画像(アイコン)56が表示される。また、凹部20に対応する表示部には、ボタンの画像50が表示される。
撮影用画面を表示させている状態でユーザが指Fで凹部20をタッチすると、携帯電話端末1は、タッチパネル2が凹部20の画像50への接触を検出する。つまり、携帯電話端末1は、主制御部10で入力制御プログラム9Dを実行し、図5に示すフロー図のステップS12およびステップS14でYesと判定し、ステップS16の第1特定処理として、当該検出した処理を凹部20の画像50へのタッチ操作として検出する。携帯電話端末1は、入力制御プログラム9Dを実行して、ユーザの操作を、凹部20の画像50へのタッチ操作として検出したら、タッチ操作に対応する処理を実行する。具体的には、画像50への押下時に表示されるサブメニュー54を表示させる処理を実行する。
その後、ユーザが指Fを凹部20の外縁に沿って移動させると、つまり矢印52に示す方向に指Fを移動させると、携帯電話端末1は、凹部20と他の部分との境界線(凹部20の外縁)に接する凹部20の境界領域に沿ったスイープ操作を検出する。つまり、携帯電話端末1は、第1特定処理として、当該検出した処理を画像50の外縁を移動させるスイープ操作として検出する。携帯電話端末1は、入力制御プログラム9Dを実行して、ユーザの操作を、凹部20の画像50の外縁のスイープ操作として検出したら、スイープ操作に対応する処理を実行する。具体的には、サブメニュー54に表示された項目を指定するカーソル55をスイープ操作の移動量に応じて切り換える処理を実行する。
このように、携帯電話端末1は、タッチパネル2の表面の一部に凹部20を形成することで、タッチパネル2の一部に目印、目標をとなる部分を設けることができる。タッチパネル2上に目印となる凹部20を設けることで、直感的な操作がしやすくなる。さらに、タッチパネル2の一部に凹部20を設けることで、ユーザは、画面を見ないでタッチパネル2を操作する場合も凹部20の位置を把握することができる。これにより、凹部20の操作に対して他の領域とは異なる各種処理を対応付けることで、タッチパネル2を目視せずにタッチパネル2に所望の操作を入力することも可能となる。また、凹部20を基準位置として、タッチパネル2上の位置も特定できるため、タッチパネル2の凹部20の周辺に各種操作を割り当てることでも、ユーザはタッチパネル2を目視せずに各種操作が入力できる。例えば、携帯電話端末1をかばんに入れたまま音楽を視聴している場合に、凹部20再生、停止ボタンを割り当てることで、タッチパネル2を見なくても音楽の再生、停止を行うことができる。
また、図6に示すように、凹部20に特定のアイコンを表示させ、ボタンとしての機能を割り当てることができる。このようにタッチパネル2の操作時も、他の部分とは操作感が異なる凹部20の操作にボタンの操作の機能を割り当てることで、タッチパネル2を操作しつつ、ボタンを操作している感覚とすることができ、直感的な操作ができる。
特に、凹部20の操作に決定キーや削除キーのボタン機能を割り当て、凹部20にタッチ操作が入力された場合、決定キー操作またはクリアキー操作のキーイベント発生時の処理を実行することで、目印となる凹部20への入力を直感的に理解することができる。また、凹部20に重要な操作を割り当てることで、誤って決定操作やクリア操作を入力してしまうことを抑制することができる。
また、上記実施形態では、タッチパネル2に加え、ボタン3A、3B、3Cを設けたが、ボタンを設けない構成ではタッチパネル2の凹部20にボタンとしての操作部の機能を割り当てることができる。このように凹部20にボタンの操作を割り当てることで、ボタン(物理キー)を設置しない構成ともすることができる。ボタンを設けないことで、装置構成を簡単にすることができる。
また、図7に示すように、凹部20に向けたスイープ操作に第2特定処理を割り当てることで、目印となる凹部20に向けた操作に所定の処理を割り当てることができる。このように、凹部20以外の領域(第1領域)に操作を入力する場合も凹部(第2領域)20を目印とした各種操作を実行することができる。これにより、直感的な操作が可能となる。また、図7に示すように、削除動作等の場合は、スイープ動作が凹部20まで入力された場合に実行するようにしてもよい。これにより、指Fが凹部20まで移動したというユーザの積極的な操作が入力された場合に削除を行うことができる。これにより、ユーザは、指Fが凹部20まで移動したかを感触で認識することができるため、誤操作を抑制することができる。
また、図8に示すように、タッチパネル2が凹部20の外縁に沿ったスイープ操作(つまり、第2領域の第1領域との境界線に接する第2領域境界領域に沿ったスイープ操作)を検出した場合、スイープ操作の移動量に基づいてカーソルを移動する処理(つまり、連続性を有する指標をスイープ操作の操作量に応じて連続的に選択変更する処理)を実行することで、凹部20を回転セレクタ操作が割り当てられたボタンとすることができる。これにより、凹部20の外縁に沿って指Fを移動させることで、タッチパネル2で回転セレクタの操作を入力することができる。また、凹部20に沿って指Fを動かすことができるので、回転セレクタのボタン操作時と同様の操作感で入力することができる。
なお、回転セレクタ操作のキーイベント発生時の処理は、カーソルの移動処理、つまりメニューの選択操作に限定されない。回転セレクタ操作に対応した処理としては、発信処理の際の電話番号の入力処理(つまり、回転ダイヤル操作)や、文字入力処理(例えば、ダブルトリガーキーボードの操作)、画面スクロール処理(項目選択操作、スクロール操作)を実行するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、凹部20への操作として、タッチ操作とスイープ操作が入力された場合を説明したが、タッチパネル2は、凹部20で複数種類の操作(タッチ操作、スイープ操作、スライド操作、タップ操作等)のパターンを検出可能とし、入力された操作パターンに応じて異なる処理を実行する(実行する処理を切り換える)ことが好ましい。なお、タッチパネル2は、凹部20に対する接触のパターンを検出することで、操作のパターンを識別することができる。
ここで、入力制御プログラム9Dは、携帯電話端末1に凹部20があるか否かで、各領域に割り当てる操作を切り換えることが好ましい。ここで、図9は、入力制御プログラム9Dに基づいて主制御部10が実行する処理手順の一例を示すフロー図である。なお、図9の処理は、入力制御プログラム9Dのインストール時や、起動時に行えばよい。主制御部10は、ステップS30として凹部20ありかを判定する。つまり、タッチパネル2に凹部20が設けられた携帯電話端末1であるかを判定する。入力制御プログラムDを実行する際に主制御部10は、ステップS30で凹部20あり(Yes)と判定したら、ステップS32として、第1処理モードを設定する。ここで、第1処理モードとは、タッチパネル2に凹部20がある場合に実行される制御であり、上述した、図5の処理である。主制御部10は、ステップS32で処理モードを設定したら、本処理を終了する。入力制御プログラムDを実行する際に主制御部10は、ステップS30で凹部20なし(No)と判定したら、ステップS34として、第2処理モードを設定する。ここで、第2処理モードは、タッチパネル2に凹部20がない場合に実行される制御であり、タッチパネル2の全領域に同様の設定の処理を割り当て、入力部3には入力部3の操作を割り当てる。つまり、第2領域を設定しない制御である。主制御部10は、ステップS34で処理モードを設定したら、本処理を終了する。入力制御プログラム9Dは、このように携帯電話端末1が凹部20を備える場合に、上記処理を実行する設定とすることで携帯電話端末1の構成に適した入力制御を実行することができる。なお、処理モードを切り換える場合は、第1処理モードでは、凹部20への接触操作に対してボタンに対する操作を割り当て、第2処理モードでは、ボタンへの操作に対してボタンに対する操作を割り当てることが好ましい。
ここで、上記実施形態では、タッチパネル2に凹部20を設けたが、タッチパネル2の第2領域は、タッチパネル2の他の領域に対して表面の形状が異なればよい。また、配置位置もタッチパネル2の一部に限定されない。以下、図10から図15を用いて第2領域の他の実施形態について説明する。ここで、図10は、携帯電話端末の他の実施形態の外観を示す正面図であり、図11は、図10のB−B線断面図であり、図12は、図10に示す携帯電話端末の機能的な構成を示すブロック図である。
図10から図12に示す携帯電話端末101は、第1タッチパネル102と、入力部103と、スピーカ7と、マイク8と、第2タッチパネル112と、を備える。なお、マイク7とスピーカ8とは、上述した携帯電話端末1と同様の構成である。第1タッチパネル102は、略直方体形状の面積が最も大きい面に配置されている。なお、第1タッチパネル102は、表面が平坦な面であり凹部は形成されていない。入力部103は、ボタン3Aおよびボタン3Bからなる。ボタン3Aおよびボタン3Bは、第1タッチパネル102が配置されている面の互いに隣接した位置に配置されている。第2タッチパネル112は、第1タッチパネル102が配置されている面のボタン3Bに隣接した位置に配置されている。また第2タッチパネル112は、第1タッチパネル102よりも小さい。
次に、第2タッチパネル112の構成および形状について説明する。図10および図11に示す第2タッチパネル112には、表面の一部に凹部120が形成されている。この凹部120は、正面(表面に直交する方向)から見た外形形状が円形となり、断面が円弧となる形状である。このように、凹部120は、表面が曲面(角がない滑らかな面)の窪みである。また、図11に示すように、第2タッチパネル112は、表面に露出したタッチセンサ112Aと、タッチセンサ112Aの裏面側に重畳された表示部112Bとを有する。凹部120は、タッチセンサ112Aの一部が窪んだ形状である。なお、タッチセンサ112Aは、表面の透明な板状部材(プラスチック板)の一部を窪んだ形状とすることで、凹部120を形成している。つまり、タッチセンサ112Aは、ユーザが接触する板状部材(カバー部材)のみに凹部120が形成されている。第2タッチパネル112は、凹部120以外の領域が第1領域となり、凹部120が形成された領域が第2領域となる。また、携帯電話端末1は、第1タッチパネル102の全領域も第1領域となる。
次に、図12を参照しながら、携帯電話端末101の機能的な構成について説明する。図12に示すように携帯電話端末101は、第1タッチパネル102と、入力部103と、電源部5と、通信部6と、スピーカ7と、マイク8と、記憶部9と、主制御部10と、RAM(Random Access Memory)11と、第2タッチパネル112を有する。
第1タッチパネル102は、凹部が形成されていない点以外は上述した携帯電話端末1のタッチパネル2と同様の構成であり、タッチセンサ2Aと表示部2Bとを有する。また、入力部103もボタンの数が異なる以外は上述した携帯電話端末1の入力部3と同様の構成である。また、電源部5と、通信部6と、スピーカ7と、マイク8と、記憶部9と、主制御部10と、RAM(Random Access Memory)11も、上述した携帯電話端末1の各部と同様の構成である。
第2タッチパネル112は、上述したように、タッチセンサ112Aと表示部112Bとを有する。第2タッチパネル112は、文字、図形、画像等を表示部112Bで表示するとともに、指を用いてタッチパネル112に対して行われる各種動作をタッチセンサ112Aで検出する。タッチセンサ112Aは、指を用いて第2タッチパネル112に対して行われた各種動作を、動作が行われた場所の第2タッチパネル112上での位置とともに検出する。タッチセンサ112Aによって検出される動作には、タップ動作やスイープ動作が含まれる。なお、タッチセンサ112Aは、感圧式、静電式等のいずれの検出方式を採用していてもよい。表示部112Bは、例えば、液晶ディスプレイ(LCD、Liquid Crystal Display)や、有機EL(Organic Electro−Luminescence)パネルなどで構成され、文字、図形、画像等を表示する。
携帯電話端末101のように、タッチパネルを2つ設け、そのうち一方のタッチパネルに凹部120を設けた構成としても、上記と同様の制御を行うことができる。また、第2タッチパネル112で接触を検出した場合、その操作に対応する画像を第1タッチパネル102に表示させてもよい。
次に、図13は、携帯電話端末のタッチパネルの他の一例を示す断面図である。図13に示すタッチパネル152も、タッチセンサ152Aと表示部152Bとで構成される。タッチパネル152は、タッチセンサ152Aの表面に凸部154が形成されている。タッチパネル152は、凸部154が他の領域とは表面形状が異なる第2領域となる。このように、携帯電話端末は、凹部に換えて凸部154を表面に形成しその凸部154を第2領域としても上記と同様の制御を行うことができる。
次に、図14は、携帯電話端末の他の実施形態の外観を示す正面図であり、図15は、図14のC−C線断面図である。なお、図14および図15に示す携帯電話端末160は、凹部162の形状を除いて他の構成は、携帯電話端末1と同様である。図14および図15に示すように、携帯電話端末160は、タッチパネル161と、入力部3と、スピーカ7と、マイク8と、を備える。なお、入力部3とマイク7とスピーカ8とは、上述した携帯電話端末1と同様の構成である。タッチパネル161は、略直方体形状の面積が最も大きい面に配置されている。タッチパネル161には、表面の一部に凹部162が形成されている。この凹部162は、正面(表面に直交する方向)から見た外形形状が、角を曲線とした四角形となり、断面も角が曲線となった四角形となる形状である。このように、凹部162は、表面が曲面(角がない滑らかな面)の窪みである。また、図に示すように、タッチパネル161は、表面に露出したタッチセンサ161Aと、タッチセンサ161Aの裏面側に重畳された表示部161Bとを有する。凹部162は、タッチセンサ161Aの一部が窪んだ形状である。タッチセンサ161Aは、ユーザが接触する板状部材(カバー部材)のみに凹部162が形成されている。タッチパネル161は、凹部162以外の領域が第1領域となり、凹部162が形成された領域が第2領域となる。
携帯電話端末160のように凹部162の形状を円形以外の形状としても、上記と同様の効果を得ることができる。なお、凹部の形状は、これにも限定されず、ユーザが指で凹凸を認識できる形状であれば種々の形状とすることができる。
なお、上記の各実施形態で示した本発明の態様は、本発明の要旨を逸脱しない範囲で任意に変更することができる。例えば、入力制御プログラム9Dは、複数のモジュールに分割されていてもよいし、他のプログラムと統合されていてもよい。
また、本実施形態における携帯電話端末は、上述したように、通信部6を用いて外部からプログラムをダウンロード可能な構成であってもよい。また、このときタウンロードするプログラムは、物理キーが操作されたときに第1特定処理を行い、タッチパネルが操作されたときに通常処理を行うように設計されていてもよい。このような、プログラムであっても、本実施形態の携帯電話端末は、タッチパネルの凹凸部(第2領域)が操作された場合に、プログラムの物理キーが操作されたときに実行される第1特定処理を実行し、タッチパネルの凹凸部以外の領域(第1領域)が操作された場合に、プログラムのタッチパネルが操作されたときに実行される第1特定処理を実行することができる。このように本実施形態の携帯電話端末は、物理キーを備えていることを前提としたプログラムであっても適切に実行することができる。なお、目印となるため、タッチパネルに凹凸部を設け、当該凹凸部を第2領域とすることが好ましいが、第2領域を凹凸部としなくてもよい。この場合でも、上述したように種々のプログラムを好適に実行することができる。
1、101、160 携帯電話端末
2、152、161 タッチパネル
2A、112A、152A、161A タッチセンサ
2B、112B、152B、161B 表示部
3 入力部
5 電源部
6 通信部
7 スピーカ
8 マイク
9 記憶部
9A メールプログラム
9B ブラウザプログラム
9C 画面制御プログラム
9D 入力制御プログラム
9E 画面処理データ
10 主制御部
11 RAM
20、120、162 凹部
102 第1タッチパネル
112 第2タッチパネル
154 凸部
2、152、161 タッチパネル
2A、112A、152A、161A タッチセンサ
2B、112B、152B、161B 表示部
3 入力部
5 電源部
6 通信部
7 スピーカ
8 マイク
9 記憶部
9A メールプログラム
9B ブラウザプログラム
9C 画面制御プログラム
9D 入力制御プログラム
9E 画面処理データ
10 主制御部
11 RAM
20、120、162 凹部
102 第1タッチパネル
112 第2タッチパネル
154 凸部
Claims (13)
- 第1領域と、前記第1領域の表面とは表面形状が異なる第2領域とを備えるタッチパネルと、
タッチ操作に対応する第1処理と、ボタン操作に対応する第2処理とを含むプログラムを実行可能な制御部と、を有し、
前記制御部は、前記プログラムを実行する場合、前記タッチパネルが前記第1領域に対する操作を検出したときには前記第1処理を行い、前記タッチパネルが前記第2領域に対する操作を検出したときには前記第2処理を行うことを特徴とする携帯電子機器。 - 前記タッチパネルは、前記第2領域に対する操作のパターンに応じて、それぞれの操作のパターンを異なる操作として検出でき、
前記制御部は、前記タッチパネルが検出した前記第2領域に対する操作の種類に応じて、実行する処理を切り換えることを特徴とする請求項1に記載の携帯電子機器。 - 前記制御部は、前記タッチパネルが前記第2領域に対する操作を検出した場合、決定キー操作またはクリアキー操作のキーイベント発生時の処理を実行することを特徴とする請求項2に記載の携帯電子機器。
- 前記第2領域は、表面が凹形状であることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の携帯電子機器。
- 前記第2領域は、表面が凸形状であることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の携帯電子機器。
- 前記タッチパネルは、前記第2領域が前記第1領域に囲まれた領域に形成され、
前記制御部は、前記タッチパネルが前記第2領域の前記第1領域との境界線に接する第2領域境界領域に沿ったスイープ操作を検出した場合、回転セレクタ操作のキーイベント発生時の処理を実行することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の携帯電子機器。 - 前記回転セレクタ操作のキーイベント発生時の処理は、連続性を有する指標を前記スイープ操作の操作量に応じて連続的に選択変更する処理であることを特徴とする請求項6に記載の携帯電子機器。
- 前記制御部は、前記タッチパネルが前記第1領域から前記第2領域に向かうスイープ操作を検出した場合、前記第1処理および前記第2処理とは異なる第3処理を行うことを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の携帯電子機器。
- 前記プログラムを受信可能な通信部をさらに有することを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の携帯電子機器。
- 第1領域と、第2領域とを備えるタッチパネルと、
タッチ操作に対応する第1処理と、ボタン操作に対応する第2処理とを含むプログラムを実行可能な制御部と、を有し、
前記制御部は、前記プログラムを実行する場合、前記タッチパネルが前記第1領域に対する操作を検出したときには前記第1処理を行い、前記タッチパネルが前記第2領域に対する操作を検出したときには前記第2処理を行うことを特徴とする携帯電子機器。 - 第1領域と、前記第1領域の表面とは表面形状が異なる第2領域とを備えるタッチパネルと、
前記タッチパネルが前記第1領域に対する操作を検出した場合、第1処理を行い、前記タッチパネルが前記第2領域に対する接触を検出した場合、前記第1処理とは異なる第2処理を行う制御部と、を有することを特徴とする携帯電子機器。 - 第1領域と、前記第1領域の表面とは表面形状が異なる第2領域とを備え、表面に対する接触を検出するタッチパネルを備える携帯電子機器による入力制御方法であって、
前記タッチパネルに対する接触を検出するステップと、
前記タッチパネルが前記第1領域に対する操作を検出した場合、第1処理を行い、前記タッチパネルが前記第2領域に対する操作を検出した場合、前記第1処理とは異なる第2処理を行うステップと、を有することを特徴とする入力制御方法。 - 第1領域と、前記第1領域の表面とは表面形状が異なる第2領域とを備え、表面に対する接触を検出するタッチパネルを備える携帯電子機器に、
前記タッチパネルに対する接触を検出するステップと、
前記タッチパネルが前記第1領域に対する操作を検出した場合、第1処理を行い、前記タッチパネルが前記第2領域に対する操作を検出した場合、前記第1処理とは異なる第2処理を行うステップと、を実行させることを特徴とする入力制御プログラム。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011038491A JP2012175642A (ja) | 2011-02-24 | 2011-02-24 | 携帯電子機器、入力制御方法および入力制御プログラム |
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JP2011038491A Withdrawn JP2012175642A (ja) | 2011-02-24 | 2011-02-24 | 携帯電子機器、入力制御方法および入力制御プログラム |
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- 2011-02-24 JP JP2011038491A patent/JP2012175642A/ja not_active Withdrawn
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