JP2012174994A - 太陽電池モジュール用端子及び太陽電池モジュール用端子ボックス - Google Patents

太陽電池モジュール用端子及び太陽電池モジュール用端子ボックス Download PDF

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Abstract

【課題】太陽電池モジュールに設けられた電極部と端子板との相対移動による両者の接続不良を防止できる太陽電池モジュール用端子を提供する。
【解決手段】太陽電池により発生する電流を外部に出力するよう太陽電池モジュールの裏面側に設けられた電極部に電気的に接続される太陽電池モジュール用端子23〜26であって、端子本体23A〜26Aと、電極部に対して固着される固定部23B〜26Bとを備えるとともに、端子本体23A〜26A及び固定部23B〜26Bが予め予測される電極部の変位方向に沿って互いに移動可能になるよう端子本体23A〜26A及び固定部23B〜26Bとの間に変形部23C〜26Cを設けてある。
【選択図】図4

Description

本発明は、太陽電池モジュールの裏面側に配置される太陽電池モジュール用端子及びそれを備えた太陽電池モジュール用端子ボックスに関する。
太陽電池モジュールは、日当たりの良い建物の屋根等に多数接続して配置される。個々の太陽電池モジュールは、図1に示す通り、その裏面に端子ボックス20が取付けられており、外部接続用ケーブル30を介して隣接する太陽電池モジュール10の端子ボックス20同士が電気的に接続される。
例えば、特許文献1では、太陽電池モジュールの出力を取り出すリード線としてリボン状電極線が使用されている。リボン状電極線は太陽電池モジュールの内部から延長されて外部に露出しており、太陽電池モジュールの外面に密着固定してある。このリボン状電極線に端子ボックス内の端子板の端部が半田等で固着されることで、両者が電気的に接続した状態となる。
WO2010/067466号公報
特許文献1の構成では、リボン状電極線の長手方向に対して端子板の端部が直交する状態で接続されている。太陽電池モジュールのリボン状電極線と端子ボックス内の端子板とが電気的に接続した状態において、太陽電池モジュールの外面に露出するリボン状電極線が温度変化の影響を受けて長手方向に伸縮して変位することがある。特許文献1に記載されている端子板は、その末端にばね性を有する形状である。ただ、このばね性は端子板の端部とリボン状電極線との位置合わせの際に用いられるものである。したがって、リボン状電極線に端子板の端部を固着させた後にリボン状電極線が変位する場合には、端子板の末端のばね性がほとんど機能しないこともある。このため、リボン状電極線から端子板の端部が離間して接続不良が起こるおそれがある。また、太陽電池モジュールに端子ボックス自体を接着した後においても、その接着状態の変化により、太陽電池モジュールに対して端子ボックスの位置がずれてしまうこともある。この場合も、リボン状電極線に対して端子板の端部が変位しようとするため、リボン状電極線から端子板の端部が離間して接続不良が起こるおそれがある。
本発明は、太陽電池モジュールに設けられた電極部と端子板との相対移動による両者の接続不良を防止できる太陽電池モジュール用端子を提供することを目的としている。
本発明の太陽電池モジュール用端子の第1特徴構成は、太陽電池により発生する電流を外部に出力するよう太陽電池モジュールの裏面側に設けられた電極部に電気的に接続される太陽電池モジュール用端子であって、端子本体と、前記電極部に対して固着される固定部とを備えるとともに、前記端子本体及び前記固定部が予め予測される前記電極部の変位方向に沿って互いに移動可能になるよう前記端子本体及び前記固定部との間に変形部を設けてある点にある。
太陽電池モジュールに設けられた電極部の電極線が温度変化の影響等を受けて伸縮すると電極部は変位し、電極部の変位に追随して端子側の固定部も移動する。この場合に、本構成のように、端子本体及び固定部が予め予測される電極部の変位方向に沿って互いに移動可能になるよう変形部を介して配置してあると、電極線の伸縮等により電極部が変位したとしても、変形部が変形することで端子本体に対する固定部の移動が許容される。その結果、太陽電池モジュールの電極部と端子側の固定部との良好な接続状態が維持される。
また、外力等により太陽電池モジュールの電極部と端子本体とが相対移動した場合にも、変形部が変形することで太陽電池モジュールの電極部と端子側の固定部との良好な接続状態が維持される。
本発明の太陽電池モジュール用端子の第2特徴構成は、前記変形部がU字状の折り曲げ部を有する点にある。
本構成のように、変形部がU字状の折り曲げ部を有することで、太陽電池モジュールの電極部と端子本体とが相対移動したとしても、U字状の折り曲げ部の曲率が変更されたり、当該部分がねじれたり撓んだりして変形部が変形するため、端子本体と固定部との距離の変化を吸収できる。その結果、太陽電池モジュールの電極部と端子側の固定部との接触状態が維持される。また、U字状の折り曲げ部によって変形部を簡易に構成することができる。
本発明の太陽電池モジュール用端子の第3特徴構成は、前記U字状の折り曲げ部を前記太陽電池モジュールの裏面から離間する方向に突出させて形成し、前記変形部の端子本体側から前記折り曲げ部の折り返し部までの前記太陽電池モジュールの裏面に対する垂直方向における距離を前記固定部から前記変形部の端子本体側までの同方向における距離よりも長くした点にある。
本構成のように、U字状の折り曲げ部を太陽電池モジュールの裏面から離間する方向に突出させて形成すると、外力等を受けて太陽電池モジュールの電極部と端子本体とが太陽電池モジュールの裏面に垂直な方向において相対移動した際に、U字状の折り曲げ部に太陽電池モジュールの裏面に垂直な方向への曲げ力が作用して変形する。その結果、太陽電池モジュールの裏面に垂直な方向における太陽電池モジュールの電極部と端子本体との相対移動が許容される。
このとき、仮に、変形部の端子本体側から折り曲げ部の折り返し部までの当該垂直方向における距離が固定部から変形部の端子本体側までの同方向における距離よりも短いと、U字状の折り曲げ部は曲げ力が作用する部分が短くなることから変形する際の柔軟性が損なわれるおそれがある。しかし、本構成のように、変形部の端子本体側から折り返し部までの当該垂直方向における距離を固定部から変形部の端子本体側の同方向における距離より長くすると、U字状の折り曲げ部は曲げ力が作用する部分の長さが十分に確保されるので変形する際の柔軟性も維持され易い。その結果、太陽電池モジュールの裏面に垂直な方向における太陽電池モジュールの電極部と端子本体との相対移動がより確実に許容され、太陽電池モジュールの電極部と端子側の固定部との接続状態が良好に維持される。
本発明の太陽電池モジュール用端子ボックスの特徴構成は、端子本体と、太陽電池により発生する電流を外部に出力するよう太陽電池モジュールの裏面側に設けられた電極部に電気的に固着される固定部とを有し、前記端子本体及び前記固定部が予め予測される前記電極部の変位方向に沿って互いに移動可能になるよう前記端子本体及び前記固定部との間に変形部を設けてある太陽電池モジュール端子を備える点にある。
本構成のように、太陽電池モジュール用端子ボックスに、前記端子本体及び前記固定部が予め予測される前記電極部の変位方向に沿って互いに移動可能になるよう前記端子本体及び前記固定部との間に変形部を設けてある太陽電池モジュール端子を備えることで、電極線の伸縮等によって電極部が変位したとしても、変形部が変形することで端子本体に対する固定部の移動が許容される。その結果、太陽電池モジュールの電極部と端子側の固定部との安定的な接続状態が実現され、太陽電池による電気出力が安定する。
太陽電池モジュールの裏面の構造を示す概略図 太陽電池モジュール用端子ボックスの平面図 太陽電池モジュール用端子ボックスの取付け工程を示す図であって、(a)は取付け前、(b)は取付け後の太陽電池モジュールを示す。 端子板の裏面側斜視図 (a)は図4のVa方向視の端子板の平面図であり、(b)図5のVb−Vb矢視断面における端子板と太陽電池モジュールとの接合状態を示す図である。 別実施形態の変形部を示す図
以下、本発明の太陽モジュール用端子の実施例を図面に基づいて説明する。
図1乃至図3に示されるように、太陽電池モジュール10は、太陽電池本体11と、ガラスまたはプラスチック等の透過性を有する材料からなる表面部材12と、例えばアルミ箔の両面を樹脂フィルムで挟んだ構造を有する材料からなる裏面部材13と、とを備える。
太陽電池モジュール10にはリボン状電極線14が埋設されており、図3に示されるように、裏面部材13から電極端部14aが露出している。この電極端部14aが太陽電池の電力を外部に出力するための電極部であり、裏面部材13に密着固着されている。リボン状電極線14は温度変化等の影響を受けて長手方向に伸縮する場合がある。リボン状電極線14が伸縮すると、電極端部14aも例えばX軸(左右)方向に変位する。なお、太陽電池モジュール10の電極部は裏面部材13の一部を除去することでリボン状電極線14の電極端部14aが外面に露出されていてもよい。
端子ボックス20は、底板21と側壁22と図示しない蓋板により箱形に形成されている。端子ボックス20の内部には、外部接続端子板23,24と、中間端子板25,26が配置されている。平面視において、外部接続端子板23,24が左右両側に配置され、外部接続端子板23の内側に中間端子板25、外部接続端子板24の内側に中間端子板26が配置されている。太陽電池モジュール10のリボン状電極線14は夫々、外部接続端子板23,24、中間端子板25,26に接続されている。
底板21は端子ボックス20を太陽電池モジュール10に取り付けたときに太陽電池モジュール10の裏面部材13に面する筐体の部分である。図2及び図3に示すように、底板21には開口部21aが形成されており、太陽電池モジュール10に端子ボックス2を取り付けた際に、太陽電池モジュール10から露出する電極端部14aが開口部21aを介して端子ボックス20内に配置された端子板23〜26に接続される。外部接続用ケーブル31には外部接続端子板23が接続され、外部接続用ケーブル32には外部接続端子板24が接続されている。
端子板同士はダイオード27によって接続されている。外部接続端子板23と中間端子板25との間にはダイオード27aが配置され、中間端子板25と中間端子板26との間には、2個のダイオード27b,27cが離間した状態で並列に配置され、中間端子板26と外部接続端子板24との間にはダイオード27dが配置されている。
ダイオード27は、太陽電池モジュール10の起電力が低下したときに逆方向電圧の印加による電流を一方の外部接続用ケーブル30から他方の外部接続用ケーブル30へ短絡させるためのバイパスダイオードである。太陽電池モジュール10は様々な理由によりパネルの起電力が低下することがある。太陽電池モジュール10を構成するセルの一部の破損や、建物の影や降雪等の影響により太陽電池モジュール10を構成するセルの一部への太陽光の入射が遮られると、その太陽電池モジュール10での起電力が低下してしまう場合がある。この場合、正常に発電している他の太陽電池モジュール10で発生した電圧が起電力の低下した太陽電池モジュール10に逆方向電圧という形で印加されることになる。そうなると、太陽電池モジュール全体の発電量を低下させるのみならず、起電力が低下した太陽電池モジュール10での異常発熱現象(ホットスポット)の発生をもたらす。バイパスダイオードはかかる発電量の低下及び異常発熱現象の発生を防止するために設けられるものであり、逆方向電圧の印加時の電流を一方の外部接続用ケーブル30から他方の外部接続用ケーブル30へ短絡させ、起電力の低下した太陽電池モジュール10をバイパスさせる役割を果たす。
太陽電池モジュール10に対する端子ボックス20の取り付け方法を図3(a)、図3(b)に基づいて説明する。図3(a)に示されるように、太陽電池モジュール10の裏面部材13には、リボン状電極線14の電極端部14aが上下2列、左右2つの4つ(2対)露出している。この4つの電極端部14aの位置に、端子ボックス20の端子板23〜26の固定部23B〜26Bを半田付け等で固着する。また、別途、太陽電池モジュール10の裏面部材13に対し端子ボックス20の底面を接着させる。こうして、図3(b)に示すように、太陽電池モジュール10に対する端子ボックス20の取り付けが完了する。
図4は太陽電池モジュール用端子の裏面の斜視図であり、図5(a)は図4のVa−Va矢視の太陽電池モジュール用端子の平面図であり、図5(b)は図5(a)のVb−Vb
矢視断面における端子板と太陽電池モジュールとの接合状態を示す図である。
図4及び図5(a)、図5(b)に示されるように、外部接続端子板23,24は、端子本体23A,24Aと、太陽電池モジュール10の電極端部14aに固着される固定部23B,24Bとを備え、端子本体23A,24Aと固定部23B,24Bとの間に変形部23C,24Cを設けてある。変形部23C,24Cは、太陽電池モジュール10の裏面に沿う左右(X軸)方向に突出する。ここで、当該左右(X軸)方向は、予め予測される電極端部14aの変位方向である。
変形部23C,24Cの一部には太陽電池モジュール10の裏面から垂直方向に離間する向きにU字状の折り曲げ部A1,A2が形成され、U字状の折り曲げ部A1,A2に矩形状の固定部23B,24Bが連続して設けられている。U字状の折り曲げ部A1,A2は、太陽電池モジュール10の裏面上の左右(X軸)方向においてはU字状の部分の開閉により変形する。すなわち、変形部23C,24Cによって端子本体23A,24A及び固定部23B,24Bが予め予測される電極端部14aの変位方向に沿って互いに移動可能となる。なお、U字状の折り曲げ部A1,A2、固定部23B,24Bは端子ボックス20の左右(X軸)方向の対称位置に設けられており、太陽電池モジュール10の一対の電極端部14aの位置に対応している。
外部接続端子板23,24は、太陽電池モジュール10の電極端部14aに端子側の固定部23B、24Bが半田等で固着接続される。この状態から、温度変化によりリボン状電極線14が伸縮して電極端部14aが例えば左右(X軸)方向に変位したとしても、U字状の折り曲げ部A1、A2の曲率が変更されたり、当該部分がねじれたり撓んだりして変形部23C,24Cが変形する。これにより、端子本体23A,24Aの位置が保持された状態で固定部23B,24Bの移動が許容される。その結果、太陽電池モジュール10の電極端部14aと端子側の固定部23B,24Bとの良好な接続状態が維持される。
外力等により太陽電池モジュール10の電極端部14aと端子本体23A,24Aとが相対移動した場合にも、U字状の折り曲げ部A1、A2の曲率が変化して変形部23C,24Cが変形する。その結果、太陽電池モジュール10の電極端部(電極部)14aと端子側の固定部23B,24Bとの接続状態が維持される。
太陽電池モジュール10の電極端部14aと端子本体23A,24Bとは、太陽電池モジュール10の裏面に垂直な方向(Z軸方向)において、外力等の影響を受けて相対移動する場合がある。そこで、本実施形態では、U字状の折り曲げ部A1,A2を太陽電池モジュール10の裏面から離間する方向に突出させて形成している。これにより、外力等を受けて太陽電池モジュール10の電極端部14aと端子本体23A,24Bとが太陽電池モジュール10の裏面に垂直な方向に相対移動した際に、U字状の折り曲げ部A1,A2に太陽電池モジュール10の裏面に垂直な方向への曲げ力が作用して変形部23C,24Cが変形する。その結果、太陽電池モジュール10の電極端部14aと端子本体23A,24Aとの太陽電池モジュール10の裏面に垂直な方向における相対移動が許容される。
このとき、仮に、変形部23C,24Cの端子本体23A,24A側から折り曲げ部A1,A2の折り返し部A1a,A2aまでの当該垂直方向における距離L1が固定部23B,24Cから変形部23C,24Cの端子本体23A,24A側までの同方向における距離L2よりも短いと、U字状の折り曲げ部A1,A2において曲げ力が作用する部分が短くなるので曲げ変形する際の柔軟性が損なわれるおそれがある。しかし、本実施形態のように、変形部23C,24Cの端子本体23A,24A側から折り返し部A1a,A2aまでの当該垂直方向における距離L1を固定部23B,24Bから変形部23C,24Cの端子本体23A,24A側の同方向における距離L2より長くすると、U字状の折り曲げ部A1,A2において曲げ力が作用する部分の長さが十分確保されることとなり曲げ変形する際の柔軟性が維持され易い。その結果、太陽電池モジュール10と端子本体23A,24Aとの太陽電池モジュール10の裏面に垂直な方向への相対移動がより確実に許容され、太陽電池モジュール10の電極端部(電極部)14aと端子側の固定部23B,24Bとの接続状態が良好に維持される。
中間端子板25,26は、端子本体25A,26Aと、太陽電池モジュール10の電極端部14aに固着される固定部25B,26Bとを備え、端子本体25A,26Aと固定部25B,26Bとの間に変形部25C,26Cを設けてある。変形部25C,26Cは、端子本体25A,26Aから太陽電池モジュール10の裏面に沿う第1方向(上方)に突出する第1突出部25C1,26C1と、当該第1方向(上方)に直交する第2方向(底板21の開口部21aの方向)に突出する第2突出部25C2,26C2とを有する。第2突出部25C2,26C2に矩形状の固定部25B,26Bが連続して設けられている。変形部25C,26Cは全体としてL状の薄板であって、端子本体25A,26Aに端部に立設し底板21の開口部21aの方向に屈曲する。
中間端子板25,26は、太陽電池モジュール10の電極端部14aに端子側の固定部25B、26Bが半田等で固着接続される。この状態から、温度変化によりリボン状電極線14が伸縮し電極端部14aが例えば左右(X軸)方向に変位したとしても、第1突出部25C1、26C1の端子本体25A,26A側の基部を中心に変形部25C,26Cの他の部分が太陽電池モジュール10の裏面に沿って撓んで変形する。こうして、変形部25C,26Cによって端子本体25A,26A及び固定部25B,26Bが予め予測される電極端部14aの変位方向に沿って互いに移動可能となる。その結果、太陽電池モジュール10の電極端部14aと端子側の固定部25B,26Bとの良好な接続状態が維持される。このように、端子本体25A,26A及び固定部25B,26Bは、予め予測される電極端部14aの変位方向に沿って互いに移動できるよう変形部25C,26Cを介して配置されている。なお、変形部25C,26C及び固定部25B,26Bは、端子ボックス20の左右(X軸)方向の対称位置に設けられており、太陽電池モジュール10の一対の電極端部14aの位置に対応している。
外力等により太陽電池モジュール10の電極端部14aと端子本体25A,26Aとが例えば太陽電池モジュール10の裏面に垂直な方向(Z軸方向)に相対移動する場合には、第1突出部25C1、26C1の基部が撓んで変形する。これにより、太陽電池モジュール10の電極端部14aに対する端子側の固定部25B,26Bの垂直(Z軸)方向の変位が第1突出部25C1、26C1及び第2突出部25C2、26C2により吸収される。その結果、太陽電池モジュール10の電極端部(電極部)14aと端子側の固定部23B、24Bとの接続状態が維持される。
また、太陽電池モジュール10の電極部14aと端子本体25A,26Aとが例えば上下(Y軸)方向に相対移動する場合には、第1突出部25C1、26C1から第2突出部25C2、26C2に連続する部分が撓んで変形する。これにより、太陽電池モジュール10の電極端部14aに対する端子側の固定部25B,26Bの変位が抑制され、電極端部(電極部)14aと固定部25B,26Bとの接続状態が維持される。
[別実施形態]
(1)上記の実施形態の外部接続端子板23,24の変形部23C、24Cについては、例えば、図6に示すように、U字状の折り曲げ部A1,A2の上下(Y軸)方向の両側に切欠きCや切れ目等を設けてもよい。こうすると、U字状の折り曲げ部A1,A2の上下幅方向に形成されるので、この幅狭な部分によってU字状の折り曲げ部A1,A2が捻れやすくなる。その結果、太陽電池モジュール10の電極部14aと端子本体23A,24Aとが上下(Y軸)方向に相対移動した際に、U字状の折り曲げ部A1,A2に十分な捻れが発生して両者の相対移動が許容される。
(2)上記の実施形態では、予め予測される電極端部(電極部)14aの変位方向として、太陽電池モジュール10の裏面に沿う左右(X軸)方向を例に説明したが、これに代えて、左右(X軸)方向以外の太陽電池モジュール10の裏面に沿う方向や、太陽電池モジュール10の裏面に垂直(Z軸)方向であってもよい。
(3)上記の実施形態では、変形部23C〜26Cを端子本体23A〜26Aと一体的に形成したが、変形部23C〜26Cは端子本体23A〜26Aとは別部材で構成してもよい。
(4)上記の実施形態では、中間端子板25,26の第2突出部25C2,26C2を、底板21の開口部21aに向けて突出する(太陽電池モジュール10の裏面に対して直交する)構成にしたが、これに代えて、第1突出部25C1,26C1を太陽電池モジュール10の裏面上に沿うように構成してもよい。また、中間端子板25,26の第1突出部25C1,26C1は、平面視において、端子本体25A、26Aから斜め上方に向けて設けてもよいし、第1突出部25C1,26C1と第2突出部25C2,26C2は、平面視において、くの字状に形成してもよい。
(5)上記の実施形態では、外部接続端子板23,24の変形部23C,24CがU字状の折り曲げ部A1,A2を有する構成としたが、中間端子板25,26の第1突出部25C1,26C1又は第2突出部25C2、26C2がU字状の折り曲げ部を有する構成にしてもよい。また、外部接続端子板23,24の変形部23C,24C及び中間端子板25,26の変形部25C,26Cを全て同じにしてもよい。
(6)上記の実施形態では、変形部23C,24CにU字状の折り曲げ部A1,A2を有する端子板を例にして説明したが、折り曲げ部A1,A2の形状は、U字状以外のV字や波形であってもよい。また、端子板の変形部23C〜26Cを弾性部材で構成してもよい。
(7)上記の実施形態では、端子ボックス20の内部に配置されている端子板として、外部接続端子板23,24と共に2つの中間端子板25,26を備える構成を示したが、本発明に係る端子ボックスおいて、中間端子板を全く備えない構成でもよく、また、中間端子板を3つ以上備える構成にしてもよい。
本発明の太陽電池モジュール用端子及び端子ボックスは、太陽電池モジュールの出力電極の伸縮による変位のみならず、太陽電池モジュールと端子ボックスとの相対的な変位に対しても電気的な接続状態を良好に維持することができる。
10 太陽電池モジュール
14 リボン状電極線
14a 電極端部(電極部)
20 端子ボックス
23,24 外部接続端子板
23A、24A 端子本体
23B,24B 固定部
23C,24C 変形部
25,26 中間端子板
25A、26A 端子本体
25B,26B 固定部
25C,26C 変形部
25C1,26C1 第1突出部
25C2,26C2 第2突出部
30,31,32 外部接続用ケーブル
A1,A2 折り曲げ部

Claims (4)

  1. 太陽電池により発生する電流を外部に出力するよう太陽電池モジュールの裏面側に設けられた電極部に電気的に接続される太陽電池モジュール用端子であって、
    端子本体と、前記電極部に対して固着される固定部とを備えるとともに、
    前記端子本体及び前記固定部が予め予測される前記電極部の変位方向に沿って互いに移動可能になるよう前記端子本体及び前記固定部との間に変形部を設けてある太陽電池モジュール用端子。
  2. 前記変形部がU字状の折り曲げ部を有する請求項1記載の太陽電池モジュール用端子。
  3. 前記U字状の折り曲げ部を前記太陽電池モジュールの裏面から離間する方向に突出させて形成し、前記変形部の端子本体側から前記折り曲げ部の折り返し部までの前記太陽電池モジュールの裏面に対する垂直方向における距離を前記固定部から前記変形部の端子本体側までの同方向における距離よりも長くした請求項2記載の太陽電池モジュール用端子。
  4. 端子本体と、太陽電池により発生する電流を外部に出力するよう太陽電池モジュールの裏面側に設けられた電極部に電気的に固着される固定部とを有し、前記端子本体及び前記固定部が予め予測される前記電極部の変位方向に沿って互いに移動可能になるよう前記端子本体及び前記固定部との間に変形部を設けてある太陽電池モジュール端子を備える太陽電池モジュール用端子ボックス。
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