JP2012170289A - 放電回路及び電源 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電源のXコンデンサの残留電荷を速やかに放電し、また、放電回路の消費電力を低減する。
【解決手段】 交流電源の入力ライン間に接続されたフィルタ回路と、フィルタ回路によって動作が制御されるスイッチと、スイッチがオンしたときに、容量素子の電圧を放電する放電回路と、を備えた放電回路。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電子機器の消費電力を低減することができる電源に関し、特に電源における雑音防止用のコンデンサに残留する電荷を速やかに放電することができる放電回路に関する。
商用交流電源からの交流電圧を入力とする電源(以下、コンバータともいう)を持つ電子機器における放電回路について図17(a)を用いて説明する。交流電圧を入力とするコンバータにおいて、一般に商用交流電源からのライン間に外部からのノイズ低減用(雑音防止ともいう)の容量素子としてXコンデンサ40(通称、アクロス・ザ・ライン・コンデンサと呼ばれる。以下、Xコン40ともいう)が接続される。また、ユーザがプラグ(ACプラグともいう)を引き抜いた後の安全性を保つため、プラグを引き抜いた後、1秒以内に所定電圧以下までXコン40を放電する必要がある。これは、例えば電気用品安全法や国際電気標準会議(International Electrotechnical Commission:IEC)の規格で定められている。この仕様を満たすためにXコン40を使用する場合、一般には図17(a)に示すようにXコン40と並列に放電抵抗20で構成される放電回路が設けられる。
また、一般的な電子機器のコンバータは、この放電回路の後段の整流部8により交流電圧を全波整流し、さらに、コンバータ部9により電子機器の各部に必要な電圧に変換してから供給する。また、商用交流電源の交流電圧の周波数の判定や瞬時に停電したことを検出するため、交流電圧のゼロクロス点を検出するゼロクロス検出回路をもつ電子機器もある。このような機器では、放電回路としてゼロクロス検出回路を代用することも多い。
一方、昨今の電子機器は、環境等への配慮から電子機器が動作していない待機状態、つまり、動作待機時における消費電力をより低減することが求められている。ここで例えば、Xコン40の容量を1.0μFとした場合、要求される放電回路の放電抵抗20の値は1MΩ以下である。例えば、商用電源電圧をAC230Vとしたときの放電抵抗による消費電力は、約52.9mWとなる。この消費電力は動作待機時の消費電力としては無視できない電力である。Xコン40と放電抵抗20からなる放電回路や上記のゼロクロス検出回路は、電子機器の運転状態によらず放電回路としての放電抵抗に電流が流れるため常に電力を消費してしまう。
例えば、特許文献1では、動作待機時にはゼロクロス検出回路をオン・オフさせ、オン期間の比率を小さくしておき、ACプラグの引き抜きをゼロクロス検出回路で検出すると、オン期間の比率を動作待機時に比べて高くする(もしくは、常にオンとする)構成が開示されている。これにより、Xコン40の残留電荷を放電する時間を短くすることができ、かつ、動作待機時におけるゼロクロス検出回路の消費電力を低減している。
また、特許文献1以外の方法としては、例えば、図17(b)に示すように主電源12とは別に待機時専用の電源11を設けて、動作待機時に主電源12の商用電源からのラインをオフして、Xコンデンサ44の接続を切る回路構成も考えられる。図17(b)において、20と30は放電抵抗であり、40と44はXコンデンサである。通常動作時は主電源12から電力を供給し、動作待機時は主電源12をスイッチ73でオフし、待機時専用の電源11から電力を供給する。動作待機時は電子機器に必要な電力が小さいため、Xコン40の容量をXコン44よりも小さくすることができる。つまり、放電抵抗20を大きくすることができるため、待機時の消費電力を低減することができる。
特開2005−201587
上記のようにXコンデンサを放電する回路の消費電力を低減するための工夫がなされているが、特許文献1の構成は、ゼロクロス検出回路を放電回路に代用しているため、全期間、ゼロクロス検出回路をオフとすることはできない。つまり、ゼロクロス検出回路のオン期間に依存する分の電力が消費されてしまう。さらに、ゼロクロス検出回路をオフする期間を設けるため、外来ノイズによって商用交流電源からの交流電圧が変動した場合は、ゼロクロスのタイミングを誤って検出する可能性やゼロクロスを検出できないタイミングが発生する可能性がある。
また、図8に示すような待機時における専用電源11を設けた回路構成10も考えられるが、待機時においてもXコンが必要となることが多く、仮にXコンの容量を1.0μFとした場合、要求される放電抵抗は1MΩとなる。この場合、商用交流電源の交流電圧をAC230Vとしたときの放電抵抗の消費電力は約52.9mWになる。待機時の専用電源11を設けた回路構成10でXコンの容量を0.22μFに減らすことができた場合、要求される放電抵抗は約4.5MΩ以下となる。商用交流電源の交流電圧をAC230Vとしたときの放電抵抗の消費電力は約11.8mWである。従来の構成よりも消費電力が低減できることにが、この構成では、さらに待機時の消費電力をより低減するには限界がある。また、待機時の専用電源11を設ける回路構成であり、当然、専用電源の回路部品数が多くなり、回路コストが増大する。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、安価な構成で待機時における消費電力をより低減し、かつ、プラグ引き抜き時等の商用電源からの電力の供給が断たれた場合に、残留電荷を速やかに放電することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の放電回路は、商用交流電源から入力される交流電圧の入力ライン間に接続されるノイズ低減用の容量素子の電圧を放電する放電回路において、前記入力ライン間に接続されたフィルタ部と、前記フィルタ回路によって動作が制御されるスイッチ部と、前記スイッチ部がオンしたときに、前記容量素子の電圧を放電する放電部と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の他の放電回路は、商用交流電源から入力される交流電圧の入力ライン間に接続されるノイズ低減用の容量素子の電圧を放電する放電回路において、前記入力ライン間に接続された整流部と、前記整流部に接続された放電部と、前記放電部に接続されたフィルタ部と、前記フィルタ部によって動作が制御されるスイッチ部と、を有し、前記スイッチ部がオンしたときに、前記放電部により前記容量素子の電圧を放電することを特徴とする。
また、本発明の電源は、商用交流電源から入力される交流電圧を整流及び平滑して電圧を出力する電源において、入力される前記交流電圧を整流する整流部と、前記整流部と前記交流電圧の入力部との間に接続されたノイズ低減用の容量素子と、前記容量素子と前記整流部との間に設けられた放電回路と、を備え、前記放電回路は
前記入力ライン間に接続されたフィルタ部と、前記フィルタ回路によって動作が制御されるスイッチ部と、前記スイッチ部がオンしたときに、前記容量素子の電圧を放電する放電部と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の他の電源は、商用交流電源から入力される交流電圧を整流及び平滑して電圧を出力する電源において、入力される前記交流電圧を整流する整流部と、前記整流部と前記交流電圧の入力部との間に接続されたノイズ低減用の容量素子と、
前記容量素子と前記整流部との間に設けられた放電回路と、を備え、前記放電回路は、前記入力ライン間に接続された整流部と、前記整流部に接続された放電部と、前記放電部に接続されたフィルタ部と、前記フィルタ部によって動作が制御されるスイッチ部と、を有し、前記スイッチ部がオンしたときに、前記放電部により前記容量素子の電圧を放電することを特徴とする。
以上説明したように本発明によれば、安価な構成で待機時における消費電力をより低減し、かつ、プラグ引き抜き時等の商用電源からの電力の供給が断たれた場合に、残留電荷を速やかに放電することができる。
実施例1の放電回路を示す図 実施例1の放電回路の動作波形 従来のゼロクロス検出回路を用いた場合の検出出力波形 実施例1の検出回路を用いた場合の検出出力波形 実施例2における放電回路を示す図 実施例2における放電回路の動作波形 実施例3における放電回路を示す図 実施例3における放電回路の動作波形 実施例3における放電回路の動作波形 従来のゼロクロス検出回路を用いた場合の検出出力波形 実施例3の検出回路を用いた場合の検出出力波形 実施例4の放電回路の変形例を示す回 実施例4の変形例の放電回路における接点cの電圧波形 実施例4における放電回路を示す図 実施例5における放電回路を示す図 実施例6における放電回路を示す図 従来の放電回路を示す図 本実施例の電源の適用例を示す図
次に、上述した課題を解決するための本発明の具体的な構成について、以下に実施例に基づき説明する。なお、以下に示す実施例は一例であって、この発明の技術的範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(実施例1)
図1に実施例1の電源装置における放電回路の構成を表す。図1における放電回路100は、ノイズ低減用の容量素子と、容量素子の電圧を放電する放電部と、フィルタ部から構成されている。図1においてノイズ低減用の容量素子であるXコンデンサ140(以下、Xコン140)と、放電部である放電抵抗120と、フィルタ部として、直列に接続されたコンデンサ141と抵抗素子121(なお、以下、抵抗素子は抵抗ともいう)から構成されるフィルタ回路102と、放電抵抗120を導通させる制御端子を持つスイッチ部としての双方向スイッチ素子170と、抵抗122を有している。なお、交流電圧の入力部である接点a及び接点b(交流電圧の入力ライン間)には、商用交流電源(図1のAC230V)のプラグ(ACプラグともいう)が接続される。
双方向スイッチ素子170としては、例えば、図1の回路で示される双方向サイリスタのような双方向に電流を流すことのできるスイッチ素子を適用することができる。本例では双方向サイリスタを適用したが双方向に電流を流すことができる素子であれば適用できる。また、トランジスタのような一方向に電流を流す素子を複数個接続してもよい。
一般に商用交流電源101の後段には、整流部であるダイオード162、163、164、165からなるダイオードブリッジ103が接続されており、入力される交流電圧が全波整流された後、更に、後段の平滑コンデンサ142で平滑される。109は、その後段に接続されるコンバータ(例えば、AC−DCコンバータ)を示している。図1では商用交流電源からの交流電圧を整流及び平滑化して使用している。なお、本例は、商用交流電圧からの交流電圧を整流及び平滑化せずに直接適用できる電子機器に応用することもできる。
以下に、実施例1の放電回路が動作することによって消費電力を低減できることについて詳細に説明する。
図1の放電回路100におけるフィルタ回路102の両端には、商用交流電源からの交流電圧が印加される。抵抗121とコンデンサ141による時定数を交流電圧の周期よりも十分に長く設定すれば、コンデンサ141の両端電圧は交流電圧に比べて十分に低くなる。コンデンサ141の両端電圧がピーク値のときに、そのピーク値が双方向スイッチ素子170のオン閾値よりも小さい値であれば、双方向スイッチ素子170には導通しない。従って、Xコン140の両端には抵抗121と抵抗122が接続されているだけの状態となる。抵抗121と抵抗122の値を十分に大きくすれば、放電抵抗による消費電力を低減することができる。
例えば、上記の図7で説明した値と同様、Xコン14の容量を1.0μFとすると、要求される放電抵抗20は1MΩとなり、商用交流電源の交流電圧を230Vとしたときの放電抵抗20の消費電力は約52.9mWである。これに対して、本例にてXコン140の容量を1.0μF、抵抗121を20MΩとし、商用交流電源の交流電圧を同じく230Vとしたときの抵抗121の消費電力は、約2.6mWになる。つまり、本実施例による従来構成に対する消費電力の低減効果は約50.3mW(約52.9mW−約2.6mW)になる。
一方、ACプラグが引き抜きかれた際は、1秒以内にACプラグの差し込み刃両端電圧を所定電圧以下にすることが要求される(例えば、電気用品安全法やIEC規格に定められている)。しかし、ACプラグ引き抜きの瞬間はXコン140に電荷が蓄積されており、Xコン140の両端電圧は凡そコンデンサ141の容量と抵抗121の時定数で減衰していく。上記のとおり抵抗121の抵抗値(放電抵抗の値)を大きく設定しているため、Xコン140の両端電圧は略直流になる。
一方、コンデンサ141の両端電圧は時間と共に指数関数的に上昇し、双方向スイッチ素子170のオン閾値を越えると放電抵抗120が導通するので、Xコン140の残留電荷を放電する。本例では双方向スイッチ素子170をオンさせ、放電抵抗120によりXコン140の残留電荷(両端電圧)を要求される所定電圧Vreg未満に放電するまでの時間を1秒以内にする。次に、Xコン140の残留電荷を1秒以内に放電する方法について詳細に説明する。
まず、ACプラグの引き抜き後のコンデンサ141の両端電圧を時間tの関数としてVC1(t)、コンデンサ141の容量をC、抵抗121の抵抗値をR、ACプラグの引き抜きの瞬間(t=0)におけるXコン140の両端電圧をVdCとする。コンデンサ141の両端電圧の時間に応じた変化、VC1(t)は以下の式1で与えられる。
双方向スイッチ素子170がオンするまでの時間をt=tdetとし、このときのXコン140の両端電圧をVCX(tdet)=VC1thとすると、双方向スイッチ素子170がオンする時間tdetは以下の式2で求められる。
この式によれば、時間tdetはR,C,VC1thによって決まることが分かる。また、双方向スイッチ素子170のオン後のXコン140の両端電圧、つまりACライン間の電圧は時間の関数VCX(t)として、Xコンの容量をC、放電抵抗120の抵抗値をRとすると、以下の式3で求められる。
ただし、式3はt=tdetから再び双方向スイッチ素子がオフするまでの期間で成り立つ式である。
ACプラグの引き抜き後、1秒以内にVCX(t)を所定電圧Vreg以下にする必要があるため、
となるように放電抵抗120の抵抗値Rや双方向スイッチ素子170がオンするまでの時間tdetを設定する。
次に、図2を用いて実施例1の放電回路の動作を説明する。図2は本実施例の放電回路の動作波形及びタイミングを示した図である。図2において、VCX(t)をXコン140の両端電圧、VC1(t)をコンデンサ141の両端電圧、VCthを双方向スイッチ170のオン閾値電圧、VregをACプラグの引き抜き後、1秒以内に下げる必要のある所定電圧とする。また、t=tdetは双方向スイッチ170がオンする時間、
(tdet〜toff)は双方向スイッチがオンすることによりXコン140を放電している期間である。なお、図2に示されるように、双方向スイッチ170がオフした後、1秒以内に所定電圧Vreg以下になるように、放電抵抗120の抵抗値Rや双方向スイッチ素子170がオンするまでの時間tdet設定している。また、図2において、Vc1thは、双方向スイッチ170をオフしたときのXコン140の電圧を示している。つまり、VC1th<Vregという関係になる。なお、本例では、所定電圧Vreg=60V以下になるように、双方向スイッチ素子170がオンするまでの時間tdetを0.4sに、C=1.0μF、C=0.01μF、R=330kΩ、R=20MΩ(抵抗122の抵抗値も同様)、商用交流電源の交流電圧230Vac、VC1th=40V、Vdc=300V、Vreg=60Vとした。なお、この設定値は、上記所定電圧に応じて適宜変更すればよい。
以上、説明したようにACコンセントを抜いたときは、Xコンの残留電荷を速やかに放電することができる。また、上記したように、従来の放電回路よりも消費電力を低減する(約50.3mWの低減効果が得られる)ことができる。
また、本例では、抵抗とコンデンサからなるRC積分回路によってACプラグの引き抜きを検知している。つまり、RC積分回路がフィルタとして機能するので、特許文献1のようにゼロクロス検知回路で検知する場合に比べて、外乱ノイズに対する耐性が強くなる。
図3に商用交流電源の交流電圧にノイズが重畳された状態と、従来のゼロクロス検出回路による検出出力を示す。特に、ゼロクロス検出のための閾値付近にノイズが重畳される場合は、検出出力の信号の立下り、立ち上がりで出力がばらついて図3のようになり、ACプラグの引き抜きを誤検知する可能性や、ACプラグの引き抜きの検知が遅れる可能性がある。
一方、図4に本例の構成において、商用交流電源の交流電圧にノイズが重畳された状態とACプラグの引き抜きを検出するための検出出力を示す。検出出力は、例えば、図1におけるコンデンサ141の両端電圧VC1(t)である。本例では、RC積分回路がフィルタとして機能するので、図4のように交流電圧にノイズが重畳した場合であっても、ACプラグの引き抜きを誤って検知をする可能性が低下する。つまり、本例によれば、商用交流電源の交流電圧にノイズが重畳しても、ACプラグの引き抜きを正しく、かつ、速やかに検出することができる。
(実施例2)
図5に実施例2の放電回路を表す。実施例2の回路は、実施例1の図1の放電回路と基本構成は同様であるが、図1における双方向スイッチ素子170を一方向に電流を流すスイッチ素子に置き換えた構成である。この回路構成では、ACプラグの引き抜きの瞬間における商用交流電源の交流電圧の位相によって、残留電荷を放電する極性が異なるため、第1の放電回路204と双対な関係の第2の放電回路205をACライン間に接続している。
図5(a)において、放電回路200は、Xコンデンサ140(以降、Xコン140という)と、第1の放電回路204と、第2の放電回路205とを有する。接点a及び接点bにはACプラグ(商用交流電源101)の両端が接続される。第1の放電回路204は放電抵抗220と、コンデンサ241と抵抗221からなる第1のフィルタ回路206と、一方向に電流を流すスイッチ素子(以下、一方向スイッチ素子という)271と、抵抗224及び225と、ツェナダイオード264と、ダイオード265とを有する。第2の放電回路205は放電抵抗227と、コンデンサ243と抵抗226からなる第2のフィルタ207と、第1の放電回路204の一方向スイッチ素子271とは逆方向に電流を流す素子としての一方向スイッチ素子272と、抵抗228、229と、ツェナダイオード266と、ダイオード267とを有する。なお、図5において一方向スイッチ素子271及び272として、本例では第1のトランジスタと第2のトランジスタを適用しており、夫々はNPN型のトランジスタである。しかし、NPN型のトランジスタをPNP型のトランジスタに置き換えて構成することもできる。
また、ツェナダイオード264は、一方向スイッチ素子271がオンするための閾値電圧を調整するために設けられている。なお、このツェナダイオード264は、一方向スイッチ素子271がオンするための閾値電圧の調整が不要な場合は設けなくても良い。同様にツェナダイオード266は一方向スイッチ素子272がオンするための閾値電圧を調整するために設けられている。ツェナダイオード266も一方向スイッチ素子272がオンするための閾値電圧の調整が不要であれば設けなくても良い。ダイオード265は、一方向スイッチ素子271のエミッタからコレクタに向かって流れる電流を防止するために設けられている。ダイオード267についてもダイオード265と同じ役割として、一方向スイッチ素子272のエミッタからコレクタに向かって流れる電流を防止するための素子である。
ダイオード268は、接点bが正電位のときに一方向スイッチ素子271のベース−エミッタ間の過電圧によって、その素子271が破壊するのを防止するために設けられている。ダイオード269についても同じように、接点aが正の電位のときに一方向スイッチ素子272が破壊するのを防止するために設けられている。なお、これらのダイオード268と269は、例えば、夫々、一方向スイッチ素子のベースとダイオードのカソードを接続し、一方向スイッチのエミッタとダイオードのアノードを接続しても良い。
本例においても、実施例1の構成と同様に、第1のフィルタ部であるフィルタ回路206における放電抵抗221とコンデンサ241の時定数を商用交流電源の交流電圧の周期よりも十分に長く設定すれば、コンデンサ141の両端電圧は交流電圧に比べて十分に低くなる。コンデンサ241の両端電圧がピークのときに、一方向スイッチ素子270がオンするための閾値電圧VC1thよりも小さくすると、一方向スイッチ素子270は導通しない。第2のフィルタ部であるフィルタ回路207についても同様に、その時定数を商用交流電源の電源電圧の周期よりも十分に長く設定すれば、一方向スイッチ素子272は導通しない。そして、放電抵抗221及び226の抵抗値を十分に大きくすれば、従来よりも放電抵抗(放電回路)による消費電力を低減することができる。
以下、本例の図5(a)の放電回路の動作として、接点aの交流電圧が正の位相時におけるACVプラグが引き抜かれた場合における第1の放電回路204の動作について説明する。なお、第2の放電回路205の動作は第1の放電回路204と同様であるため説明を省略する。
ACプラグ引き抜きの際は、その1秒以内に差し込み刃両端電圧を所定電圧以下にすることが要求される。ACプラグ引き抜きの瞬間は、Xコン140に電荷が蓄積しており、Xコン140の両端電圧は凡そXコン140の容量と、放電抵抗221と放電抵抗226の合成抵抗値との時定数で減衰する。上記の通り抵抗221の抵抗値を大きな値に設定しているため、Xコン140両端電圧は略直流になる。
一方、コンデンサ241の両端電圧は時間と共に上昇し、一方向スイッチ素子271がオンする閾値を越えると放電抵抗220及び抵抗225が導通するので、Xコン140の残留電荷を放電する。一方向スイッチ素子271をオンさせ、放電抵抗220及び抵抗225によりXコン140の残留電荷が所定電圧Vregになるまでの時間を1秒以内にする必要がある。Xコン140の残留電荷が所定電圧Vregになるまでの時間を1秒以内にする方法については、実施例1と同様である。
図6に本例の放電回路の動作波形とタイミングを示す。なお、本例では、実施例1で説明した図2と異なる部分について説明する。図6においてVCX(t)をXコン140の両端電圧、VC1(t)をコンデンサ241の両端電圧、VCthを一方向スイッチ素子271がオンするための閾値電圧Vregを1秒以内に下げなければならない電圧としている。VCX(t)が一方向スイッチ素子271のオフするタイミングにおける電圧VC1thより低くなると、Xコン140の両端電圧が再び略直流になり、Xコン140の残留電荷の放出が遅くなるので、VC1thをVregより低くすることが望ましい。
以上、実施例2によれば、ACコンセントを抜いたときは、Xコンの残留電荷を速やかに放電することができる。また、実施例1と同様に従来の放電回路に比べて消費電力を低減することができる。
また、本例でも、実施例1と同様に、抵抗とコンデンサからなるRC積分回路によってACプラグの引き抜きを検知している。つまり、RC積分回路がフィルタとして機能するので、特許文献1のようにゼロクロス検知回路で検知する場合に比べて、外乱ノイズに対する耐性が強くなる。
なお、図5(b)に、図5(a)で説明した回路の変形例を示す。この回路では、図5(a)の構成よりも回路部品をより少なくして回路構成を簡素化した安価な構成を実現している。図5(a)との違いは、ダイオード268、269の接続位置を変更して、ツェナダイオード264、266及び抵抗225、229を削除した構成になっている。この回路構成でも図5(a)と同様の動作を実現することができる。
(実施例3)
図7に実施例3の放電回路の構成を示す。実施例3の構成は、ACライン間に整流素子160と161を接続し、整流素子160と161との間に放電のための回路構成を設けた点が実施例1と異なっている。実施例3の放電回路300は、Xコン140と、整流素子160、161、放電抵抗320、コンデンサ341及び抵抗321からなるフィルタ回路302、抵抗322及び323とスイッチ素子371からなるコンデンサ341の電荷を放電する回路304と、放電抵抗320を導通させるスイッチ素子370とを有する回路である。なお、接点a及び接点bにはACプラグが接続される。
以下に本例の放電回路によって消費電力を低減できることについて説明する。本例は商用交流電源の交流電圧の入力時に、放電抵抗320を含む回路が動作しないようにして、高抵抗な回路で動作させることにより消費電力を低減する点が特徴である。
図7において、フィルタ回路304は交流電圧を整流した電圧が印加される。もし、このフィルタ回路304がなければ、コンデンサ341の両端電圧は時間と共に上昇し、ある時、スイッチ素子370をオンする。スイッチ素子370がオンすると放電抵抗320を含む回路が動作して電力を消費してしまう。本例では、このフィルタ回路304を設けて、コンデンサ341に蓄積した電荷を放電することで、コンデンサ141の両端電圧をスイッチ素子370がオンする閾値電圧以下に維持する。
図2に本例の放電回路の動作波形を示す。スイッチ素子371のベース電位をV(t)、エミッタ電位をV(t)、ベース−エミッタ間の電位をVBE(t)とする。また、スイッチ素子371がオンする閾値電圧をVtr171on、スイッチ素子370がオンする閾値電圧をVtr171onとする。スイッチ素子371はVBE(t)が閾値電圧Vtr371onを超えるとオンし、コンデンサ341の電荷を放電することでV(t)は下がる。V(t)はスイッチ素子370のゲート電圧と等しいためV(t)=V(t)とする。商用交流電源の交流電圧が供給されている時にV(t)が閾値電圧Vtr370onを超えないように放電回路の定数を設定する。これにより、交流電圧が供給されている時は、放電抵抗320には導通せずに電力は抵抗321と抵抗322及び抵抗323によって消費される。
この時、抵抗321、322、323の抵抗値を十分に大きく設定すれば、従来よりも放電抵抗による消費電力を低減することができる。例えば、従来における放電回路でXコン40の容量を1.0μFとすると、要求される放電抵抗20は1MΩとなり、商用交流電源の交流電圧をAC230Vとしたときの放電抵抗20の消費電力は、約52.9mWである。本例にてXコン140の容量を1.0μF、抵抗321を30MΩ、抵抗322を20MΩ、抵抗323を1.3MΩとし、交流電圧をAC230Vとしたときの抵抗321、322、323の消費電力の合計は、約4.25mWである。本例による消費電力の低減効果は約48.65mW(約52.09mW−約4.25mW)と算出できる。
一方、ACプラグの引き抜きの際は、その1秒以内に差し込み刃両端電圧を所定電圧以下にすることが必要である。ACプラグを引き抜いた瞬間はXコン140に電荷が蓄積しており、Xコン140の両端電圧はXコン140、コンデンサ341の容量と抵抗322及び抵抗323の抵抗値で定められる時定数で減衰する。しかし、上記のとおり抵抗321と抵抗322と抵抗323は抵抗値を大きく設定しているため、Xコン140の両端電圧はほとんど減衰しない。
一方、コンデンサ341の両端電圧は時間と共に指数関数的に上昇し、スイッチ素子370がオンする閾値を越えると放電抵抗320が導通するので、Xコン140の残留電荷を速やかに放電する。本例ではスイッチ素子370をオンさせ、放電抵抗320によりXコン140の残留電荷に対する所定電圧はVreg(本例では60Vに設定した)であり、この電圧に放電するまでの時間を1秒以内にする必要がある。以下に、本例において1秒以内に残留電荷を放電する方法を詳細に説明する。
ここでACプラグ引き抜き後のスイッチ素子370のゲート電位を時間tの関数としてV(t)、コンデンサ141の容量をC、抵抗321の抵抗値をR、ACプラグの引き抜きの瞬間(t=0)におけるXコン140両端電圧をVdcとする。そうすると、スイッチ素子170のゲート電位を時間tの関数、V(t)は以下の式4で得られる。
スイッチ素子370がオンするまでの時間をt=tdetとし、このときのスイッチ素子170のゲート−ソース間電圧をV(tdet)=Vtr370onとすると、tdetは以下の式5で得られる。
この式5から、tdetはRやC、Vtr370onによって決まることが分かる。
またスイッチ素子170がオンした後のXコン140両端電圧、つまりACライン間の電圧は、時間の関数VCX(t)として、Xコン140の容量をC、放電抵抗320の抵抗値をRとすると、以下の式6で得られる。
ただし、この式6は、t=tdetから再びスイッチ素子370がオフするまでの期間で成り立つ式である。
なお、ACプラグの引き抜き後、1秒以内にVCX(t)を所定電圧Vreg(60V)以下にする必要があるため、
となる放電抵抗320の抵抗値R、抵抗321の抵抗値R、コンデンサ341の容量C、スイッチ素子370のオン閾値電圧Vtr370onを設定する。
図3は本例の放電回路300の動作した際の動作波形及びタイミングを示している。図3においてXコン140の両端電圧をVCX(t)、スイッチ素子370のゲート電位をV(t)、スイッチ素子371のベース電位をV(t)、スイッチ素子370がオンする閾値電圧をVtr130on、1秒以内に下げなければならない所定電圧をVreg(60V)としている。t=tdetはスイッチ素子370がオンする時間、
(tdet〜toff)はスイッチ素子370がオンしている期間で、放電抵抗320を介してXコン140を放電している期間である。図3のように1秒以内にVreg以下になるような定数を設定する。ここで、抵抗122の抵抗値をR、抵抗323の抵抗値をRとする。本例では、C=1.0μF、C=0.1μF、R=100kΩ、R=30MΩ、R=20MΩ、R=1.3MΩ、商用交流電源の交流電圧を230Vac、Vtr170on=4V、Vdc=300V、Vreg=60Vとした。これにより、図3に示すように動作するので、ACプラグの引き抜き後、1秒以内にVreg(60V)以下にすることができる。
以上、説明したようにACコンセントを抜いたときは、Xコンの残留電荷を速やかに放電することができる。また、上記したように、従来の放電回路よりも消費電力を低減する(約48.65mWの低減効果が得られる)ことができる。
また、本例では、抵抗とコンデンサからなるRC積分回路によってACプラグの引き抜きを検知している。つまり、RC積分回路がフィルタとして機能するので、特許文献1のようにゼロクロス検知回路で検知する場合に比べて、外乱ノイズに対する耐性が強くなる。
図10に商用交流電源の交流電圧にノイズが重畳された状態と、従来のゼロクロス検出回路による検出出力を示す。特に、ゼロクロス検出のための閾値付近にノイズが重畳される場合は、検出出力の信号の立下り、立ち上がりで出力がばらついて図10のようになり、ACプラグの引き抜きを誤検知する可能性、又は、引き抜きの検知が遅れる可能性がある。
一方、図11に本例の構成において、商用交流電源の交流電圧にノイズが重畳された状態とACプラグの引き抜きを検出するための検出出力を示す。検出出力は、例えば、図7におけるコンデンサ341の両端電圧VC1(t)である。本例では、RC積分回路フィルタとして機能するので、図11のように交流電圧にノイズが重畳した場合であっても、ACプラグの引き抜きを誤って検知をする可能性が低下する。つまり、本例によれば、商用交流電源の交流電圧にノイズが重畳しても、ACプラグの引き抜きを正しく、かつ、速やかに検出することができる。
また、本例においては、スイッチ素子371は電界効果型トランジスタ(FETともいう)である、しかし、npn型トランジスタやpnp型トランジスタ、トライアック等の電流を流すことができるスイッチ素子で構成することもできる。
また、本例においては、整流素子160及び161は互いにカソードを接続しているが、しかし、互いにアノードを接続し、夫々の整流素子のカソードとACラインを接続しても良い。この構成の場合は図12のように放電回路を形成すれば、接点cとコンバータのプラス端子間の電位Vhalf(t)の値は、図13のようになり、実質的に上記の説明と同様の動作となる。
(実施例4)
図14に実施例4の放電回路を示す。実施例4の放電回路は、フィルタ回路402の出力電圧を比較部であるコンパレータ406で比較し、基準値(基準電圧)405の値以上であればフォトカプラ407を介して放電抵抗420をオンして放電する回路構成である。信号を伝達するための伝達部であるフォトカプラ407はフォトダイオード466とフォトトランジスタ470から構成される。抵抗424はフォトダイオード426の順方向電流を定めるための抵抗である。
本例は、実施例3と同様に商用交流電源の交流電圧が入力されている時は、放電抵抗420を含む放電回路が動作しないようにし、高抵抗な回路で動作させ消費電力を低減するものである。
実施例3の図9における放電回路の動作波形において、スイッチ素子370(図7)がオンする閾値電圧Vtr370onを、コンパレータ406のプラス端子の基準電圧405に置き換えれば、実施例3と同様の動作(図14の放電回路の動作)となる。つまり、本例によれば、実施例3と同様、ACコンセントを抜いたときは、Xコンの残留電荷を速やかに放電することができる。また、上記したように、従来の放電回路よりも消費電力を低減することができる。
また、本例では、抵抗とコンデンサからなるRC積分回路によってACプラグの引き抜きを検知している。つまり、RC積分回路がフィルタとして機能するので、特許文献1のようにゼロクロス検知回路で検知する場合に比べて、外乱ノイズに対する耐性が強くなる。
なお、実施例3ではスイッチ素子370がオンする閾値電圧のばらつきによって、放電回路の動作に影響を与える可能性があるのに比べ、実施例4では基準電圧405によって放電回路を制御しているので、スイッチ素子470がオンする閾値電圧のばらつきによって生じる動作点のばらつきを低減することができる。
(実施例5)
図15に実施例5の放電回路を示す。実施例3と同様に、商用交流電源から交流電圧が供給されている時は、抵抗520を含む放電回路が動作しないようにし、高抵抗な回路で動作させることにより消費電力を低減する回路構成である。
図15において、平滑コンデンサ142のマイナス端子と接点cの両端には商用電圧の全波整流波形が印加され、全波整流波形を抵抗522、523で分圧して、分圧した電圧をCPU508に入力する。例えば、一定時間における電圧の変化量が少ないとき(交流電圧が入力されていない状態)、CPU508は全波整流電圧でないことを検知して、ACプラグが抜かれたと判断する。この時、CPU508によりスイッチ素子570をオンするように制御すれば良い。抵抗525はスイッチ素子570のベース電流を決める抵抗である。スイッチ素子570がオンするとXコンデンサ540に残留した電荷を放電抵抗520によって放電する。なお、スイッチ素子570を制御するために、本例では、CPU508を適用しているが、スイッチ素子の動作を制御することができるものであれば、ASIC等、CPU以外を用いることもできる。
以上説明したように、本例においても実施例3と同様、ACコンセントを抜いたときは、Xコンデンサの残留電荷を速やかに放電することができる。また、従来の放電回路よりも消費電力を低減することができる。
(実施例6)
図16に実施例6の放電回路を示す。本例は、実施例2(図5)の放電回路の変形例であり、図5におけるスイッチ素子(トランジスタ)をNチャネルMOSFET(電界効果トランジスタ)に変更して回路を構成したものである。
図16におけるMOSFET2710は、そのゲート電圧が2〜3V程度で動作を開始する。ツェナ(ーを略しました)ダイオード264は、MOSFET2710の最大ゲート電圧が上昇しすぎないようにMOSFET2710のゲートを保護するための耐圧用の素子である。なお、本例ではMOSFETのゲートの耐圧として約20Vの素子を適用したので、その耐圧にあわせて、ツェナダイオード264としては15〜20Vのものを適用している。なお、図6のもう一つのMOSFET2720についても、ツェナダイオード266が同様の目的で設けられており、その動作についてはMOSFET2710の動作と同様であるため説明は省略する。また、本例の回路の動作は、スイッチ素子周辺の回路構成が異なるのみで実施例2で説明した動作と同様であるため、動作説明は省略する。
本例のように、スイッチ素子をMOSFETで構成した場合、図5のようなトランジスタを使用した場合に比べて、抵抗221の抵抗値を高く設定することができる。つまり、本例によれば、更に、放電抵抗(放電回路)による消費電力を低減することができる。
<本発明の放電回路を用いた電源の適用例>
上記の実施例で説明した電源の一例として、装置の駆動部としてのモータや制御部であるコントローラ(CPUやメモリなどを含む)に電力を供給する低圧電源がある。このような低圧電源を、例えば、記録材に画像を形成する画像形成装置の低圧電源として適用することができる。以下に、画像形成装置の低圧電源として適用する場合の例について説明する。
図18(a)に画像形成装置の一例であるレーザビームプリンタの概略構成を示す。レーザビームプリンタ10は、画像形成部11として潜像が形成される像担持体としての感光ドラム12、感光ドラムに形成された潜像をトナーで現像する現像部13を備えている。そして感光ドラム12に現像されたトナー像をカセット14から供給された記録媒体としてのシート(不図示)に転写して、シートに転写したトナー像を定着器15で定着してトレイ16に排出する。また、図18(b)画像形成装置の制御部としてのコントローラと駆動部としてのモータへの電源からの電力供給ラインを示す。前述の電流共振電源は、このような画像形成動作を制御するCPU17aを有するコントローラ17への電力供給、また、画像形成のための駆動部としてのモータ18a及びモータ18bに電力を供給する低圧電源として適用できる。供給する電力としては、コントローラ17へは3.3V、モータへは24Vを供給する。例えばモータ18aはシートを搬送する搬送ローラを駆動するモータ、モータ18bは定着器15を駆動するモータである。このような画像形成装置の低電圧電源として、上記の電源を適用した場合でも、上記実施例と同様、ACコンセントを抜いたときは、低電圧電源のXコンデンサの残留電荷を速やかに放電することができる。また、従来の定電圧電源よりも消費電力を低減することができる。なお、上記実施例で説明した電源は、ここで示した画像形成装置に限らず他の電子機器の電源としても適用可能である。
100 放電回路
101 商用交流電源
102 フィルタ回路
103 ダイオードブリッジ
120 放電抵抗
121、122 抵抗
140 Xコンデンサ
170 双方向サイリスタ

Claims (16)

  1. 商用交流電源から入力される交流電圧の入力ライン間に接続されるノイズ低減用の容量素子の電圧を放電する放電回路において、
    前記入力ライン間に接続されたフィルタ部と、
    前記フィルタ部によって動作が制御されるスイッチ部と、
    前記スイッチ部がオンしたときに、前記容量素子の電圧を放電する放電部と、
    を備えたことを特徴とする放電回路。
  2. 前記フィルタ部は、前記ライン間に直列に接続される抵抗とコンデンサを有し、
    前記フィルタ部の時定数は、入力される前記交流電圧の周期よりも長いことを特徴とする請求項1に記載の放電回路。
  3. 前記スイッチ部と前記放電部は、前記ライン間に直列に接続されており、
    前記フィルタ部の前記抵抗と前記コンデンサの間に前記スイッチ部が接続されることを特徴とする請求項2に記載の放電回路。
  4. 前記放電部は、抵抗素子であって、
    前記フィルタ部の前記抵抗し誌の抵抗値は、前記放電部の抵抗素子の抵抗値よりも大きいことを特徴とする請求項2または3に記載の放電回路。
  5. 前記スイッチ部は、双方向に電流を流すことができる双方向サイリスタであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかの項に記載の放電回路。
  6. 前記スイッチ部は、一方向に電流を流す第1のトランジスタと前記第1のトランジスタとは逆方向に電流を流す第2のトランジスタを有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかの項に記載の放電回路。
  7. 前記スイッチ部は、前記第1のトランジスタに接続された第1のフィルタ部と、前記第2のトランジスタに接続された第2のフィルタ部とを有することを特徴とする請求項6に記載の放電回路。
  8. 商用交流電源から入力される交流電圧の入力ライン間に接続されるノイズ低減用の容量素子の電圧を放電する放電回路において、
    前記入力ライン間に接続された整流部と、
    前記整流部に接続された放電部と、
    前記放電部に接続されたフィルタ部と、
    前記フィルタ部によって動作が制御されるスイッチ部と、を有し、
    前記スイッチ部がオンしたときに、前記放電部により前記容量素子の電圧を放電することを特徴とする放電回路。
  9. 前記整流部は、前記入力ライン間に直列に接続される2つのダイオードであって、放電部は、前記2つのダイオードの間に接続されることを特徴とする請求項8に記載の放電回路。
  10. 前記スイッチ部は、FETを含むことを特徴とする請求項8または9に記載の放電回路。
  11. 更に、前記フィルタ部からの出力を基準値と比較する比較部と、
    前記比較部の出力を伝達する伝達部と、を含むことを特徴とする請求項8または9に記載の放電回路。
  12. 前記整流部からの出力を検知して前記スイッチ部をオンする制御部を有することを特徴とする請求項1乃至11のいずれかの項に記載の放電回路。
  13. 商用交流電源から入力される交流電圧を整流及び平滑して電圧を出力する電源において、入力される前記交流電圧を整流する整流部と、
    前記整流部と前記交流電圧の入力部との間に接続されたノイズ低減用の容量素子と、
    前記容量素子と前記整流部との間に設けられた放電回路と、を備え、
    前記放電回路は、
    前記入力ライン間に接続されたフィルタ部と、
    前記フィルタ部によって動作が制御されるスイッチ部と、
    前記スイッチ部がオンしたときに、前記容量素子の電圧を放電する放電部と、
    を備えたことを特徴とする電源。
  14. 請求項13に記載の前記電源を備えた画像形成装置であって、
    画像形成動作を制御する制御部を備え、
    前記電源から前記制御部に電圧が供給されることを特徴とする画像形成装置。
  15. 商用交流電源から入力される交流電圧を整流及び平滑して電圧を出力する電源において、
    入力される前記交流電圧を整流する整流部と、
    前記整流部と前記交流電圧の入力部との間に接続されたノイズ低減用の容量素子と、
    前記容量素子と前記整流部との間に設けられた放電回路と、を備え、
    前記放電回路は、
    前記入力ライン間に接続された整流部と、
    前記整流部に接続された放電部と、
    前記放電部に接続されたフィルタ部と、
    前記フィルタ部によって動作が制御されるスイッチ部と、を有し、
    前記スイッチ部がオンしたときに、前記放電部により前記容量素子の電圧を放電することを特徴とする電源。
  16. 請求項15に記載の前記電源を備えた画像形成装置であって、
    画像形成動作を制御する制御部を備え、
    前記電源から前記制御部に電圧が供給されることを特徴とする画像形成装置。
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