JP2012169578A

JP2012169578A - 建築物用太陽光発電ユニット窓及び建築物用太陽光発電ユニット窓を用いた覆蓋一体型太陽光発電装置

Info

Publication number: JP2012169578A
Application number: JP2011044448A
Authority: JP
Inventors: Fumio Kureha; 文雄呉羽
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2011-02-14
Filing date: 2011-02-14
Publication date: 2012-09-06

Abstract

【課題】近年、壁面の面積の半分近くを占める大きな窓を持つ建物が多くなっており、従来の太陽電池設置方法では、大きいパネルの利用及び多用途の対応は難しい。
【解決手段】
本発明は、折畳める窓枠の上に凹部を形成し、この凹部に透明／半透明性のある太陽電池パネルを嵌め込んで、ケーブルを窓枠の内部に収納し、太陽電池一体化の窓として建物に取り付ける。また、このような折畳める窓枠に太陽電池パネルを嵌め込んで、浄水場の覆蓋に取り付ける。更に、モータにより開閉を制御する操作部を付けて、人力無しで太陽電池パネルを収納し覆蓋を開放できる。
【選択図】図１

Description

本発明は、建築物用太陽光発電ユニット窓及び建築物用太陽光発電ユニット窓を用いた覆蓋一体型太陽光発電装置に関するものである。

従来より、建物の屋根や壁面などに太陽電池を設置して発電を行う太陽エネルギーを利用する装置が提供されていた。また近年、壁面の面積の半分近くを占める大きな窓を持つ建物が多くなっており、窓に照射される日光の照射量は、従来の太陽光発電装置において太陽電池に照射される日光の照射量に匹敵するほど多くなる場合があり、窓に照射される日光を有効に利用できないという問題があった。

しかしながら、従来の窓付きの太陽光発電装置としては、例えば下記の先行技術文献１、２の場合、大面積且つ多角度の窓タイプの建物においては、大きい面積の太陽電池パネルの利用は難しい。

一方、上下水道施設等の水処理施設は、広いスペースがあり且つ日射条件の良い場所に設けられているため、この水処理施設の上方に太陽電池を配置して、太陽光エネルギーの有効利用を図る試みが各所で行われている。

しかしながら、従来の太陽光発電覆蓋装置においては、下記文献３の場合、パネル取り外す作業性が複雑とケーブルが長い。また文献４の場合、人力で持ち上げる必要がある。

特開２０１０−１４４３７５号公報特開２０００−３４０８２４号公報特開２００２−４３６０９号公報特開２０１０−０５０２５７号公報

ところで、大面積の窓がある建物においては、簡単に取り付きが出来且つ窓もとの機能として保てることが要求される。また、浄水場の太陽光発電覆蓋装置は、点検時に浄水場上方を開放する必要がある。

上記問題を解決するため本発明は、折畳める窓枠の上に凹部を形成し、この凹部に透明／半透明性のある太陽電池パネルを嵌め込んで、ケーブルを窓枠の内部に収納し、太陽電池一体化の窓として建物に取り付ける。また、このような折畳める窓枠に太陽電池パネルを嵌め込んで、浄水場の覆蓋に取り付ける。更に、モータにより開閉を制御する操作部を付けて、人力無しで太陽電池パネルを収納し覆蓋を開放できる。

本発明によれば、太陽電池パネル一体化の窓枠をとして、太陽光発電が得られる同時に、窓枠の折畳み収納により開閉でき、建物の窓の美観性と機能性は失わない。

また、モーターによる窓枠の折畳みと展開を制御し、人力無しで浄水場の覆蓋を開放できる

本発明の窓枠の構造例本発明の覆蓋の構造例

以下、本発明の実施例の形態について説明する。

（イ）扇子式折畳める窓枠（図１の２）の凹部に太陽電池パネル（図１の３）を嵌め込んで、固定する。
（ロ）コネクタ（図１の６）にケーブル（図１の５）を取付けて、ケーブルを窓枠の内部に収納する。
（ハ）窓枠を建物の窓外枠レール（図１の４）に設置し、底輪（図１の１）の移動により収納と展開をする。

また、
（ニ）扇子式折畳める窓枠（図２の５）の凹部に太陽電池パネルを嵌め込んで（図２の１）、固定する。
（ホ）図１と同様、コネクタにケーブルを取付けて、ケーブルを窓枠の内部に収納する。
（ヘ）窓枠に耐蝕性の薄膜（図２の２）を貼り付ける。
（ト）窓枠を耐蝕性の覆蓋装置（図２の６）に取付ける
（チ）覆蓋装置に収納展開を制御するモーター（図２の３）と伝動機械部（図２の４）を取付ける。

以上本発明の実施の形態を説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。なお直接明細書及び図面に記載がない何れの形状や構造や材質であっても、本願発明の作用・効果を奏する以上、本願発明の技術的思想の範囲内である。例えば、上記実施の形態では、このような太陽電池一体化ケーブル内蔵折畳み式の窓枠を建物、ベランダ等の採光窓等（単層或いは複層）とし、両面転回機能を加えても良い。または他の機械、施設のマニュアル／自動開閉部とし防風防雪機能など機能を加え、或いは太陽電池の収納機能として用いても良い。

１：底輪
２、枠
３：太陽電池
４：レール
５：ＰＶケーブル
６：コネクター
７：太陽電池
８、耐蝕性薄膜
９：モーター
１０：開閉伝動部
１１：窓枠
１２：覆蓋枠

Claims

太陽電池一体化する折畳み窓枠構造。この折畳みは扇子式あるいはスライド式である。
ガラス割れ保護シートと太陽電池パネル二重構造の窓枠。
太陽電池一体化する折畳み窓枠を設置するためのケーブル内蔵構造。
太陽電池一体化する折畳み窓枠を設置するため底輪とレールでの移動方法。
上記１、２、３、４請求項を用いる窓枠の一方向或いは多方向固定する工法。
上記１、２、３、４請求項を用いるモーター伝動を用い太陽電池一体化する折畳み窓枠の自動開閉方法。
上記１、２、３、４請求項を用いる太陽電池一体化する折畳み窓枠と耐腐食性薄膜での設置構造。
上記１、２、３、４請求項を用いる太陽電池一体化する折畳み窓枠を用いる覆蓋装置。
上記１、２、３、４、５、６、７、８請求項を用いるシステム。