JP2012164146A - ワークフロー管理装置およびコンピュータプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ワークフロー設定の効率化を支援するための技術を提供する。
【解決手段】ワークフロー管理装置14は、情報システムにおいて発生した問題を管理するための複数のワークフローを管理するワークフローマスタテーブル20と、情報システムの問題管理に関する複数の属性値と、複数のワークフローとの対応関係を保持する第1対応関係テーブル22と、ある情報システムの問題を管理するための新規のワークフローを設定すべきユーザから、その問題管理に関する属性値を受け付けるワークフロー属性受付部34と、ワークフローマスタテーブル20に保持された複数のワークフローのうち、第1対応関係テーブル22に保持された対応関係においてユーザから受け付けられた属性値に対応するワークフローの情報をユーザへ提供するテンプレート提供部36を備える。
【選択図】図2

Description

この発明は、データ処理技術に関し、特にワークフローを管理するための技術に関する。
情報システムにおいて障害が発生したときに迅速な復旧を行うためには、情報システムの関係者(オペレータ等)が適切な障害対応を迅速かつ能動的に実行する必要がある。本発明者はこうした状況を踏まえ、以下の特許文献1において、情報システムの関係者の作業内容を画面フローにより提示し、その画面フローを効率よく生成、編集するための技術を提案している。
特開2007−72546号公報
上記特許文献1では、情報システムの障害対応に関する個々の画面は部品化されており、画面フローの設定画面において個々の画面に対応するGUI部品をオペレータが配置していく。しかし、個々の画面に対応するGUI部品の配置はオペレータが手作業にて行う必要があり、オペレータの作業を一層効率化するために改善の余地があると本発明者は考えた。
本発明は、発明者の上記着想にもとづきなされたものであり、その主たる目的は、ワークフロー設定の効率化を支援するための技術を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明のある態様のワークフロー管理装置は、情報システムにおいて発生した問題を管理するためのワークフローであって、かつ、1以上のタスクの実行順序をそれぞれ定めた複数のワークフローを管理するワークフロー保持部と、情報システムの問題管理に関する複数の属性値と、複数のワークフローとの対応関係を保持する第1対応関係保持部と、ある情報システムの問題を管理するための新規のワークフローを設定すべきユーザから、その問題管理に関する属性値を受け付ける受付部と、ワークフロー保持部に保持された複数のワークフローのうち、第1対応関係保持部に保持された対応関係において、ユーザから受け付けられた属性値に対応するワークフローの情報をユーザへ提供するユーザ支援部と、を備える。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を装置、方法、プログラム、プログラムを格納した記録媒体などの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、ワークフロー設定の効率化を支援することができる。
実施の形態のワークフロー管理システムの構成を示す図である。 図1のワークフロー管理装置の機能構成を示すブロック図である。 ワークフローマスタを模式的に示す図である。 第1対応関係の例を示す図である。 第2対応関係の例を示す図である。 申請者に提供されるワークフローのテンプレートを模式的に示す図である。 申請者に提供されるワークフローのテンプレートを模式的に示す図である。
これまでのワークフロー管理技術においてはフローを構成する部品(特定の画面に対応するタスク部品等)は、マスタ管理されていたものの、フロー自体はマスタ化されていなかった。このため、ほとんど同じフローを作るべき際には1から定義し直さねばならず、ワークフローの構築者の負担を増大させていた。例えば、あるシステムの保守運用業務において構築されたワークフローが他のシステムの保守運用業務において利用可能な場合であっても、同じ内容(例えばタスクの実行順序が同一)にもかかわらず、新規のワークフローを1から作成する必要があった。
そこで本実施の形態では、情報システムの保守運用業務におけるインシデント管理や問題管理のために保守運用業務の担当者が構築すべきワークフローのマスタデータを管理し、保守運用業務の内容に即したワークフローのテンプレートをその担当者へ提供することにより、担当者の作業の効率化を実現する技術を提案する。
実施の形態のインシデント管理は、ユーザからのトラブル申告にもとづいて、情報システムの問題か否か不明確な期間における申告事象の管理業務であり、問題管理は、情報システムの問題であることが明確な場合の当該問題の管理業務である。また、実施の形態のワークフローは、インシデント管理や問題管理における業務フローを示すものであり、言い換えれば、問題解決のための作業内容を申請する申請者や、その作業内容を承認もしくは拒否する承認者によって遂行されるべき各タスクの実行順序を示すものである。このタスクには、例えば、作業内容入力タスク、承認タスク、顧客連絡タスク、クローズ処理タスク等が含まれる。
図1は、実施の形態のワークフロー管理システムの構成を示す。ワークフロー管理システム100は、申請者端末10と、承認者端末12で総称される承認者端末12a、承認者端末12b、承認者端末12c・・・と、ワークフロー管理装置14と、管理者端末16とを備える。これらの各装置は、LAN・WAN・インターネット等を含む通信網18を介して接続される。
申請者端末10は、情報システムの保守運用業務の担当者であり、インシデント管理や問題管理の業務フローを示すワークフローの設定者により操作される一般的なPCである。本実施の形態における保守運用業務の担当者は、問題解決のための作業内容等を含む申請情報をワークフローで回覧させて承認者の許否判断を仰ぐこととし、以下では「申請者」とも呼ぶ。申請者端末10は、申請者の操作にもとづいて、情報システムのインシデント管理もしくは問題管理のためのワークフローを設定してワークフロー管理装置14へ送信する。その際には、申請者により入力された申請情報をあわせて送信する。
承認者端末12は申請情報の承認者により操作される一般的なPCであり、例えば、承認者端末12a〜承認者端末12cは後述の社員A〜Cにより操作される。承認者端末12は、ワークフロー管理装置14から提供された申請情報をディスプレイに表示させる。そして、承認者により入力された、申請情報に対する承認もしくは許否を示す情報をワークフロー管理装置14へ送信する。
ワークフロー管理装置14は、申請者により設定されたワークフローを実行し、その進捗管理処理を実行する。また、複数種類のワークフローのマスタ情報、言い換えれば、ワークフローのテンプレートを設定するための原本データを管理する。そして、申請者によるワークフロー構築の際に、マスタ情報にもとづくテンプレートを申請者へ提示する。ワークフロー管理装置14の詳細な構成は後述する。管理者端末16は、ワークフロー管理システム100の管理者により操作される一般的なPCである。
管理者端末16は、管理者の操作にもとづいて、ワークフローのマスタ情報をワークフロー管理装置14へ送信して管理させる。なお申請者端末10、承認者端末12および管理者端末16には、ワークフロー管理装置14から提供される各種の画面データを表示させるためのクライアントソフトウェア(例えばウェブブラウザ)がインストールされていることとする。
図2は、図1のワークフロー管理装置14の機能構成を示すブロック図である。ワークフロー管理装置14は、ワークフローマスタテーブル20と、第1対応関係テーブル22と、第2対応関係テーブル24と、進捗管理テーブル26と、マスタ情報設定画面提供部28と、マスタ情報記録部30と、ワークフロー設定画面提供部32と、テンプレート設定部38と、ワークフロー記録部40と、ワークフロー制御部42と、タスク画面提供部44とを備える。
本明細書のブロック図において示される各ブロックは、ハードウェア的には、コンピュータのCPUをはじめとする素子や機械装置で実現でき、ソフトウェア的にはコンピュータプログラム等によって実現されるが、ここでは、それらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックはハードウェア、ソフトウェアの組合せによっていろいろなかたちで実現できることは、当業者には理解されるところである。例えば、各機能ブロックは、コンピュータプログラムとして記録媒体に格納され、ワークフロー管理装置14のハードディスクにインストールされ、ワークフロー管理装置14のメインメモリに適宜読み出されてCPUにて実行されてもよい。
なお図2には図示しないが、ワークフロー管理装置14はウェブサーバとしての機能を有してもよい。この場合、ワークフロー管理装置14は、各種の画面データをウェブページとして申請者端末10、承認者端末12、管理者端末16へ提供することにより、各装置において各画面を表示させてもよいことはもちろんである。
ワークフローマスタテーブル20は、申請者に提供するテンプレートを設定するためのワークフローのマスタ情報、具体的には典型的なワークフローのパターンを示すデータ(以下、「ワークフローマスタ」とも呼ぶ。)を保持する記憶領域である。このワークフローマスタは、情報システムのインシデント管理および問題管理において実行されるべき、典型的なタスクとその実行順序を示すものとも言える。
図3は、ワークフローマスタを模式的に示す。同図のワークフローマスタは、ワークフローの一例として、個々のタスクが画面部品として連結され、複数種類の画面の提供順序を示す画面フローを示している。図3の(a)はワークフローID「ワークフロー1」を示し、図3の(b)はワークフローID「ワークフロー2」を示し、図3の(c)はワークフローID「ワークフロー3」を示している。また、タスク内の承認職責α〜γは、その承認職責に該当する承認者が遂行すべき(言い換えれば、画面への情報入力を行うべき)タスクであることを示している。ワークフローマスタテーブル20は、個々のワークフローマスタのデータとワークフローIDとを対応づけて保持する。
図2に戻り、第1対応関係テーブル22は、情報システムにおけるインシデント管理や問題管理に関する属性値と、ワークフローマスタとの対応関係(以下、「第1対応関係」とも呼ぶ。)を示すデータを保持する記憶領域である。
図4は、第1対応関係の例を示す。同図の「業務カテゴリ」フィールドには、インシデント管理や問題管理等、情報システムの保守運用業務のカテゴリ(言い換えれば、保守運用業務の種類や、大分類)を示す識別情報が設定される。「システム」フィールドには、保守運用対象の情報システムの識別情報が設定される。「優先度」フィールドには、保守運用業務の遂行における優先度が設定される。「種別」フィールドには、情報システム内での業務種別、例えば、受発注システムにおける受注もしくは発注を示す識別情報が設定される。
続いて、図4の「ワークフローID」フィールドには、ワークフローマスタテーブル20に格納されたワークフローマスタの識別情報が設定される。「連番」フィールドには、互いに連係して動作すべき複数種類のワークフローマスタを対応づけるための情報が設定される。言い換えれば、第1対応関係テーブル22は、同内容の属性値に対して複数種類のワークフローマスタとの対応づけを含む。図4の例では、業務カテゴリ「問題管理」、システム「在庫管理システム」、優先度「高」の属性値に対して、ワークフロー1に続いてワークフロー3が実行されるべきことを示している。具体的には、上記属性値と、ワークフロー1およびワークフロー3がこの順で連結されたワークフローとが対応することを示している。
図2に戻り、第2対応関係テーブル24は、情報システムにおけるインシデント管理や問題管理に関する属性値と、ワークフローマスタに含まれるタスク(例えば図3の画面部品)に対して設定すべき各種設定値、言い換えればタスクの内容に関する属性値との対応関係(以下、「第2対応関係」とも呼ぶ。)を示すデータを保持する記憶領域である。
図5は、第2対応関係の例を示す。同図の「業務カテゴリ」フィールドから「種別」フィールドは図4と同じである。同図では、タスクに対する設定値の例として、図3で示した承認職責の設定値を示している。この「承認職責α」フィールドから「承認職責γ」フィールドには、ワークフローマスタに含まれるタスクにおいて申請情報を承認もしくは拒否すべき承認者の識別情報が設定される。
図2に戻り、進捗管理テーブル26は、申請者端末10において設定されたワークフローの進捗状況を示すデータを保持する。具体的には、申請者端末10から受け付けられたワークフローおよび各タスクのデータと、開始済のワークフローにおいて実行中のタスクの識別情報を保持する。
マスタ情報設定画面提供部28は、ワークフローマスタの設定要求を管理者端末16から受け付ける。そしてワークフローマスタと、第1対応関係および第2対応関係を設定するための画面(以下、「マスタ情報設定画面」とも呼ぶ。)のデータを管理者端末16へ送信して表示させる。なお、マスタ情報設定画面は、例えば図3で示したような、複数の画面部品を配置し、有向の接続部品でそれぞれの画面部品を連結させることにより、画面フロー設定させる画面であってもよい。
マスタ情報記録部30は、マスタ情報設定画面に入力されたワークフローのデータを管理者端末16から受け付けてワークフローマスタテーブル20へ格納する。また、マスタ情報設定画面に入力された第1対応関係のデータを管理者端末16から受け付けて第1対応関係テーブル22へ格納し、第2対応関係のデータを管理者端末16から受け付けて第2対応関係テーブル24へ格納する。
ワークフロー設定画面提供部32は、ワークフローの設定要求を申請者端末10から受け付ける。そして、ワークフローを設定するための画面(以下、「ワークフロー設定画面」とも呼ぶ。)のデータを申請者端末10へ送信する。ワークフロー設定画面提供部32は、ワークフローのテンプレートを提供して申請者を支援するための、ワークフロー属性受付部34とテンプレート提供部36を含む。
ワークフロー属性受付部34は、ワークフロー設定画面へ入力された、ワークフローを構築すべき業務の属性値を申請者端末10から受け付ける。この属性値としては、図4および図5にて既述した業務カテゴリ・システム・優先度・種別のうち1種類以上が指定される。テンプレート提供部36は、後述のテンプレート設定部38により設定されたテンプレートのデータを申請者端末10へ送信することにより、ワークフローを構築すべき業務の属性に応じたテンプレートをワークフロー設定画面に表示させる。申請者は、ワークフロー設定画面に表示されたテンプレートを適宜編集して、ワークフローを完成させる。
テンプレート設定部38は、第1対応関係テーブル22を参照して、ワークフロー属性受付部34において受け付けられた業務属性値に対応づけられたワークフローIDを特定する。そして、そのワークフローIDにより特定されるワークフローマスタのデータを、ワークフローのテンプレートとしてワークフローマスタテーブル20から取得する。第1対応関係において複数のワークフローIDが対応づけられている場合、テンプレート設定部38は、それぞれのワークフローIDに対応するワークフローマスタを取得し、第1対応関係の連番にしたがって各ワークフローマスタを連結させることにより、ワークフローのテンプレートを設定する。
また、テンプレート設定部38は、第2対応関係テーブル24を参照して、ワークフロー属性受付部34において受け付けられた業務属性値に対応づけられたタスク設定値を特定する。そして、そのタスク設定値を、ワークフローのテンプレート内のタスクへ設定する。例えば、第2対応関係において業務属性値に対応づけられた承認者としての社員IDを、タスクのGUI部品(例えば画面部品)内に予め設けられた承認者指定フィールドへ設定する。
図6は、申請者に提供されるワークフローのテンプレートを模式的に示す。図6の(a)は、業務属性として「業務カテゴリ=インシデント管理、システム=受発注システム、優先度=高」が指定された場合のテンプレートを示している。この例では、図4の第1対応関係によりワークフロー1が選択され、図5の第2対応関係によりタスク属性の承認職責αには社員Aおよび社員Bが設定され、承認職責βには社員Aおよび社員Cが設定されている。
図6の(b)は、業務属性として「業務カテゴリ=インシデント管理、システム=受発注システム、優先度=低」が指定された場合のテンプレートを示している。この例では、図4の第1対応関係によりワークフロー2が選択され、図5の第2対応関係によりタスク属性の承認職責βには社員Aおよび社員Cが設定されている。図6の(c)は、業務属性として「業務カテゴリ=インシデント管理、システム=受発注システム、種別=発注」が指定された場合のテンプレートを示している。この例では、図4の第1対応関係によりワークフロー3が選択され、図5の第2対応関係によりタスク属性の承認職責γには社員Dが設定され、承認職責αには社員Aおよび社員Bが設定されている。
図7も、申請者に提供されるワークフローのテンプレートを模式的に示す。図7の(a)は、業務属性として「業務カテゴリ=問題管理、システム=在庫管理システム、優先度=高」が指定された場合のテンプレートを示している。この例では、図4の第1対応関係によりワークフロー1とワークフロー3の両方が選択されて、それらを連結したワークフローが設定される。また、図5の第2対応関係によりタスク属性の承認職責αには社員Eが設定され、承認職責βには社員Fが設定され、承認職責γには社員Gおよび社員Hが設定されている。
図7の(b)は、業務属性として「業務カテゴリ=問題管理、システム=在庫管理システム、優先度=中」が指定された場合のテンプレートを示している。この例では、図4の第1対応関係によりワークフロー3が選択されている。また、図5の第2対応関係によりタスク属性の承認職責γには社員Gおよび社員Hが設定され、承認職責αには社員Eが設定されている。図7の(c)は、業務属性として「業務カテゴリ=問題管理、システム=在庫管理システム、優先度=低」が指定された場合のテンプレートを示している。この例では、図4の第1対応関係によりワークフロー2が選択されている。また、図5の第2対応関係によりタスク属性の承認職責βには社員Fが設定されている。
図2に戻り、ワークフロー記録部40は、ワークフロー設定画面において申請者が編集したワークフローのデータおよび申請情報を申請者端末10から受け付ける。そして、それらのデータを進捗管理テーブル26へ格納する。
タスク画面提供部44は、ワークフローのタスク処理において申請者端末10もしくは承認者端末12へ提供すべき各種作業画面(申請情報に対する許否入力画面等)のデータを予め保持する。そして、ワークフロー制御部42からの指示に応じて画面データを申請者端末10もしくは承認者端末12へ送信する。また、その作業画面に対して申請者もしくは承認者が入力した入力データを申請者端末10もしくは承認者端末12から取得してワークフロー制御部42へ渡す。
ワークフロー制御部42は、進捗管理テーブル26へ格納されたワークフローのデータにしたがって、ワークフロー内の各タスクを順次もしくは並行して実行することにより、ワークフローを進行させる。具体的には、各タスクで指定された画面データをタスク画面提供部44を介して申請者端末10もしくは承認者端末12へ送信させ、その画面への入力データをタスク画面提供部44を介して受け付けて進捗管理テーブル26のワークフローのデータ(進捗データ)を逐次更新する。
以上の構成による動作を以下説明する。
ワークフロー管理システム100の管理者は、ワークフローマスタと、第1対応関係および第2対応関係をワークフロー管理装置14に設定する。具体的には、管理者端末16は、マスタ情報設定画面の提供要求をワークフロー管理装置14へ送信する。ワークフロー管理装置14のマスタ情報設定画面提供部28はその要求を受け付けると、マスタ情報設定画面のデータを管理者端末16へ送信して表示させる。そして、マスタ情報記録部30は、管理者端末16においてマスタ情報設定画面に入力されたワークフローのデータをワークフローマスタとしてワークフローマスタテーブル20へ格納する。また、第1対応関係のデータを第1対応関係テーブル22へ格納し、第2対応関係のデータを第2対応関係テーブル24へ格納する。
情報システムの保守運用担当者は、ワークフロー管理装置14からワークフローのテンプレートを取得し、そのテンプレートを編集して、保守運用業務におけるワークフローをワークフロー管理装置14へ登録する。具体的には、申請者端末10は、ワークフロー設定画面の提供要求をワークフロー管理装置14へ送信する。ワークフロー管理装置14のワークフロー設定画面提供部32はその要求を受け付けるとワークフロー設定画面のデータをワークフロー管理装置14へ送信して表示させる。ワークフロー属性受付部34は、申請者端末10においてワークフロー設定画面に入力された業務属性値を取得する。テンプレート設定部38は、第1対応関係において業務属性値と対応づけられたワークフローマスタをワークフローマスタテーブル20から取得する。そして、第2対応関係において業務属性値と対応づけられたタスク設定値をワークフローマスタ内の各タスクへ設定することにより業務属性値に応じたワークフローのテンプレートを作成する。
続いて、テンプレート提供部36は、ワークフローのテンプレートのデータをワークフロー管理装置14へ送信して、そのテンプレートをワークフロー設定画面に表示させる。ワークフロー記録部40は、ワークフロー設定画面においてテンプレートを適宜編集することにより作成されたワークフローのデータおよび申請情報を申請者端末10から取得して進捗管理テーブル26へ格納する。ワークフロー制御部42は、進捗管理テーブル26に格納されたワークフローで規定されたタスクの実行順序にしたがって、そのワークフローの各タスクを実行する。ワークフロー制御部42は、タスク画面提供部44を介してタスク実行のための画面(承認画面等)を申請者端末10もしくは承認者端末12へ提供する。そして、その画面に入力された情報をタスク画面提供部44を介して取得し、進捗管理テーブル26に格納されたワークフローの進捗状況を更新する。
本実施の形態のワークフロー管理装置14によれば、情報システムの保守運用業務のワークフローを構築すべき担当者に対して、予め用意されたワークフローマスタの中から業務属性に応じたワークフローをテンプレートとして提供する。これにより、ワークフロー構築のための担当者の作業量を低減し、保守運用業務の効率化を支援できる。
またワークフロー管理装置14によれば、業務属性値に応じて複数種類のワークフローマスタを連結したワークフローをテンプレートとして提供することもできる。言い換えれば、複数種類のワークフローを柔軟に連携させ、実際の業務に即したテンプレートを提供することができる。またこれにより、予め設定すべきワークフローマスタの数を低減することもできる。またワークフロー管理装置14によれば、テンプレートを提供する際に、そのテンプレート内のタスクに対して、業務属性に応じた設定値を動的に設定する。これにより、ワークフロー構築のための担当者の作業量を一層低減することができる。
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
例えば、上記実施の形態では、テンプレート設定部38により設定されたワークフローのデータを編集可能なテンプレートとして申請者端末10へ提供することとした。変形例として、テンプレート設定部38は、設定したワークフローのデータを直接ワークフロー記録部40へ渡して進捗管理テーブル26へ格納させてもよい。この態様は、ワークフローマスタを実際の保守運用業務においてそのまま流用可能な場合に好適な態様である。担当者は業務属性を指定すればワークフローが自動で設定されて開始されることになり、担当者の負担を一層低減できる。
請求項に記載の各構成要件が果たすべき機能は、実施の形態および変形例において示された各構成要素の単体もしくはそれらの連携によって実現されることも当業者には理解されるところである。例えば、請求項に記載のユーザ支援部は、実施の形態に記載のテンプレート設定部38とテンプレート提供部36との連携によって実現されてもよい。また、請求項に記載の「情報システムの問題管理」は、情報システムにおける潜在的な問題および顕在化した問題を管理することであってもよく、すなわち実施の形態に記載のインシデント管理および問題管理を包含した概念である。
14 ワークフロー管理装置、 20 ワークフローマスタテーブル、 22 第1対応関係テーブル、 24 第2対応関係テーブル、 26 進捗管理テーブル、 28 マスタ情報設定画面提供部、 30 マスタ情報記録部、 32 ワークフロー設定画面提供部、 34 ワークフロー属性受付部、 36 テンプレート提供部、 38 テンプレート設定部、 100 ワークフロー管理システム。

Claims (5)

  1. 情報システムにおいて発生した問題を管理するためのワークフローであって、かつ、1以上のタスクの実行順序をそれぞれ定めた複数のワークフローを管理するワークフロー保持部と、
    情報システムの問題管理に関する複数の属性値と、前記複数のワークフローとの対応関係を保持する第1対応関係保持部と、
    ある情報システムの問題を管理するための新規のワークフローを設定すべきユーザから、その問題管理に関する属性値を受け付ける受付部と、
    前記ワークフロー保持部に保持された複数のワークフローのうち、前記第1対応関係保持部に保持された対応関係において、ユーザから受け付けられた属性値に対応するワークフローの情報をユーザへ提供するユーザ支援部と、
    を備えることを特徴とするワークフロー管理装置。
  2. 前記情報システムの問題管理に関する属性値には、問題管理の対象となる情報システムの種類を示す情報と、問題管理の優先度を示す情報とが含まれることを特徴とする請求項1に記載のワークフロー管理装置。
  3. 前記第1対応関係保持部により保持される対応関係には、情報システムの問題管理に関する単一の属性値と、互いに連携して動作すべき複数のワークフローとを対応づけた対応関係が含まれることを特徴とする請求項1または2に記載のワークフロー管理装置。
  4. 情報システムの問題管理に関する複数の属性値と、前記タスクの複数種類の内容との対応関係を保持する第2対応関係保持部をさらに備え、
    前記ユーザ支援部は、ユーザから受け付けられた属性値に対応するワークフローの情報をユーザへ提供すべき際、そのワークフローに含まれるタスクに対して、前記第2対応関係保持部に保持された対応関係において、前記受け付けられた属性値に対応するタスクの内容を設定した上でユーザへ提供することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のワークフロー管理装置。
  5. コンピュータに、
    情報システムにおいて発生した問題を管理するためのワークフローであって、かつ、1以上のタスクの実行順序をそれぞれ定めた複数のワークフローを管理する機能と、
    情報システムの問題管理に関する複数の属性値と、前記複数のワークフローとの対応関係を保持する機能と、
    ある情報システムの問題を管理するための新規のワークフローを設定すべきユーザから、その問題管理に関する属性値を受け付ける機能と、
    前記管理する機能に保持された複数のワークフローのうち、前記対応関係を保持する機能に保持された対応関係において、ユーザから受け付けられた属性値に対応するワークフローの情報をユーザへ提供する機能と、
    を実現させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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