JP2012163412A - 回転部材用物理量測定装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】前記エンコーダ1aの被検出面に設けた各特性変化組み合わせ部3a、3aを構成する1対の透孔11a、11bのうち、一方の透孔11aを前記被検出面の幅方向に形成し、他方の透孔11bをこの幅方向に対して傾斜した方向に形成する。このうちの一方の透孔11a、11aに基づいて発生するパルス間の周期L(L1、L2)に基づいて、前記回転部材の回転速度を測定する。
【選択図】図6
Description
このうちの静止部材は、使用時にも回転しない。
又、前記回転部材は、それぞれが予圧を付与された複数の転がり軸受により、前記静止部材に対して回転自在に支持されている。
又、前記エンコーダは、前記回転部材の一部に支持固定されており、この回転部材と同心の被検出面を有する。この被検出面は、複数の特性変化組み合わせ部を円周方向に関して等間隔に配置したもので、これら各特性変化組み合わせ部は、前記被検出面の幅方向に対する正負の符号をも考慮した傾斜角度が互いに異なる1対の特性変化部を、前記被検出面の円周方向に離隔した状態で設けたものである。
又、前記センサは、その検出部を前記被検出面に対向させた状態で、前記静止部材に支持されている。そして、前記各特性変化組み合わせ部を構成する前記各特性変化部が、前記被検出面のうちで前記検出部が対向する部分を通過する瞬間に、出力信号を変化させる。
更に、前記演算器は、前記センサの出力信号を処理する。具体的には、円周方向に隣り合う1対の特性変化組み合わせ部の円周方向片側の特性変化部に基づいて発生する1対のパルス間の周期である全周期と、これら両特性変化部のうちの一方の特性変化部及び円周方向に関してこれら両特性変化部同士の間に配置された別の特性変化部に基づいて発生する1対のパルス間の周期である部分周期との比である、パルス周期比に基づいて、それぞれが前記被検出面の幅方向に関する、前記回転部材の変位量と、この回転部材に加わる荷重とのうちの少なくとも一方の物理量を算出する。
特に、本発明の回転部材用物理量測定装置に於いては、前記各特性変化組み合わせ部を構成する1対の特性変化部のうち、円周方向に関して何れか一方の側に配置される特性変化部を、前記被検出面の幅方向に形成された、非傾斜特性変化部としている。これと共に、同じく円周方向に関して他方の側に配置される特性変化部を、前記被検出面の幅方向に対して所定角度だけ傾斜した方向に形成された、傾斜特性変化部としている。
又、この場合に、好ましくは、請求項4に記載した発明の構成を採用する。具体的には、前記回転部材が最高回転速度で回転している状態で、前記全周期が経過してからこの全周期中に取得した情報を利用して前記物理量の算出処理を1回実行し終わるまでの間に要する時間を基準として、前記閾値を、この時間よりも長い時間とする。
又、この場合に、好ましくは、請求項6に記載した発明の構成を採用する。具体的には、前記回転部材が所定の定常回転速度で回転している状態での前記全周期をLSとし、この状態でこの全周期LSが経過してからこの全周期LS中に取得した情報を利用して前記物理量の算出処理を1回実行し終わるまでの間に要する時間をTSとした場合に、前記規定回数を、これらの比TS/LSの値よりも大きい自然数とする。
或いは、請求項10に記載した発明の様に、前記静止部材を、車輪支持用転がり軸受ユニットを構成する静止側軌道輪部材、又は、車体の一部を構成する部材とする。これと共に、前記回転部材を、前記車輪支持用転がり軸受ユニットを構成する回転側軌道輪部材とする。
即ち、エンコーダの被検出面には、複数の非傾斜特性変化部が、円周方向に関して等間隔に配置されている。これら各非傾斜特性変化部は、前記被検出面の幅方向と一致する方向に形成されている。つまり、これら各非傾斜特性変化部の円周方向に関する配置の位相は、前記被検出面の幅方向に関して変化していない。この為、前記センサの出力信号のうち、前記各非傾斜特性変化部に基づいて発生したパルスの周波数(又は周期)は、前記物理量の値(前記センサの検出部が走査する、前記被検出面の幅方向位置)によらず、前記回転部材の回転速度にのみ対応して変化する。しかも、この回転速度が一定であれば、前記パルスの周波数(又は周期)は、前記物理量の値が変動している最中であっても、変動する事はない。従って、このパルスの周波数(又は周期)に基づいて、前記物理量の変化の影響を受ける事なく、前記回転部材の回転速度を精度良く測定する事ができる。
図1〜12により、請求項1〜4、9に対応する、本発明の実施の形態の第1例に就いて説明する。本例は、工作機械を構成する、回転部材である主軸4の軸方向変位量と、この主軸4に加わるアキシアル荷重とのうちの少なくとも一方の物理量を測定する為の構造に、本発明を適用した例である。前記工作機械は、静止部材であるハウジング(主軸頭)5の内径側に前記主軸4を、多列転がり軸受ユニット6により回転自在に支持すると共に、電動モータ7により、前記主軸4を回転駆動自在としている。前記多列転がり軸受ユニット6を構成する複数個の転がり軸受8a〜8dのうち、先端寄りに配置した2個の転がり軸受8a、8bと、基端寄りに配置した2個の転がり軸受8c、8dとには、互いに逆向きの接触角を付与すると共に、これら各転がり軸受8a〜8dに、予圧を付与している。これにより、前記主軸4を前記ハウジング5に対して、ラジアル荷重及び両方向のアキシアル荷重を支承する状態で、がたつきなく、回転自在に支持している。前記工作機械の運転時には、前記主軸4の先端部(図1の左端部)に固定した工具(図示省略)を、適切な回転速度で回転させつつ被加工物に押し付け、この被加工物に、切削等の加工を施す。この様にして加工を施す際に、前記主軸4には、この被加工物に前記工具を押し付ける事の反作用として、各方向の荷重が加わる。本例の構造では、このうちの前記主軸4の軸方向に作用する、前記アキシアル荷重に基づく、この主軸4の軸方向の変位量(更に必要に応じてこのアキシアル荷重)を求められる様にしている。
Tth>TA・RoundUp{TB_A/(Tmin_A−1)} −−−−−(1)
この式(1)中のRoundUp(x)は、xよりも大きい最小の整数を意味する。前記閾値Tthがこの式(1)を満たす値であり、前記タスクAによる前記全周期Lの積算値Sがこの閾値Tthを超えている(S>Tth)場合に、前記タスクBを実行すれば、このタスクBが重複して実行される事がなくなる。
又、前記物理量の測定に関する応答性を十分に確保する観点から、前記閾値Tthは、前記(1)式(前記演算器がマルチプロセッサ、或いは、マルチコアプロセッサを搭載している場合には、Tth>TB)を満たす値のうち、極力小さい値に設定するのが好ましい。
図13〜16により、請求項1、2、5、6、9に対応する、本発明の実施の形態の第2例に就いて説明する。本例の場合には、演算器の構成のみが、上述した実施の形態の第1例の場合と若干異なる。即ち、本例の場合も、上述した第1例の場合と同様、シングルプロセッサを搭載した前記演算器は、主軸4(図1参照)が高速回転する状態で、物理量(軸方向に関する変位量、アキシアル荷重)の算出処理が重複して実行される事を防止する為に、全周期Lが経過する毎に、前記物理量の算出処理を実行するか否かを選択可能な機能を備えている。但し、本例の場合には、この機能の具体的な内容が、上述した第1例の場合と若干異なる。以下、この点に就いて、具体的に説明する。
何れにしても、前記物理量の測定に関する応答性を十分に確保する観点から、前記規定回数Nは、前記比TS/LSの値よりも大きい自然数のうち、最小の自然数に設定するのが好ましい。
図17〜19は、請求項1〜6、9に対応する、本発明の実施の形態の第3例を示している。本例の場合、被検出面である、エンコーダ1bの外周面に設けた複数の特性変化組み合わせ部3b、3bは、それぞれが特性変化部である、前記被検出面の幅方向である軸方向に亙り形成された直線状の凹溝16aと、この軸方向に対して所定方向に所定角度だけ傾斜した方向に亙り形成された凹溝16bとを、前記エンコーダ1bの円周方向に離隔配置して成る。この様に各特性変化部を透孔ではなく凹溝16a、16bとした点、及び、センサユニット9aを構成するホルダ12aの形状が若干異なる点を除き、その他の構成及び作用は、上述した実施の形態の第1例又は第2例の場合と同様である。
図20〜23は、請求項1〜6、9に対応する、本発明の実施の形態の第4例を示している。本例の場合、主軸4に外嵌固定したエンコーダ1cは、円筒部17と、この円筒部17の外周面の軸方向一端(図20に於ける右端)寄り部分に設けられた円輪部18とを備える。そして、被検出面である、この円輪部18の片側面(図20に於ける左側面)に、複数の特性変化組み合わせ部3c、3cを、円周方向に関して等間隔に形成している。これら各特性変化組み合わせ部3c、3cは、それぞれが特性変化部である、前記被検出面の幅方向である径方向に亙り形成された直線状の凹溝19aと、この径方向に対して所定方向に所定角度だけ傾斜した方向に亙り形成された直線状の凹溝19bとから成る。又、ハウジング5(図1参照)にセンサユニット9bを支持固定した状態で、このセンサユニット9bを構成する合成樹脂製のホルダ12bの先端部に包埋したセンサ10aの検出部を、前記円輪部18の片側面に近接対向させている。
図24〜26は、請求項1〜7、9に対応する、本発明の実施の形態の第5例を示している。本例の場合、エンコーダ1dは、円筒部17aの外周面に、前述した実施の形態の第3例のエンコーダ1b(図17〜18参照)の被検出面と同様の構成を有する被検出面を、円輪部18の片側面(図24に於ける左側面)に、上述した実施の形態の第4例のエンコーダ1c(図20〜22参照)の被検出面と同様の構成を有する被検出面を、それぞれ設けている。又、ハウジング5(図1参照)にセンサユニット9cを支持固定した状態で、このセンサユニット9cを構成する合成樹脂製のホルダ12cの先端部に包埋した1対のセンサ10、10aのうち、一方のセンサ10の検出部を、前記円筒部17aの外周面に設けた被検出面に、他方のセンサ10aの検出部を、前記円輪部18の片側面に設けた被検出面に、それぞれ近接対向させている。
図27〜28は、請求項1〜4、10に対応する、本発明の実施の形態の第6例を示している。本例は、自動車の車輪支持用転がり軸受ユニットを構成する、回転側軌道輪部材であるハブ20の軸方向変位量と、このハブ20に加わるアキシアル荷重とのうちの少なくとも一方の物理量を測定する為の構造に、本発明を適用した例である。尚、このハブ20に関する物理量は、例えば、自動車の走行安定性を確保する為に使用される、アンチロックブレーキシステム(ABS)、トラクションコントロールシステム(TCS)、電子制御式ビークルスタビリティコントロールシステム(ESC)等の車両用走行安定化装置の制御を、より高度に行う為に利用可能である。
図29〜30は、請求項1〜4、7、10に対応する、本発明の実施の形態の第7例を示している。本例の場合、ハブ20の軸方向内端部には、前述した実施の形態の第5例のエンコーダ1d(図24〜25参照)と同様の構成を有するエンコーダ1fを、前記ハブ20と同心に外嵌固定している。又、前記外輪21の軸方向内端開口を塞ぐ金属板製のカバー23の内側に、合成樹脂製のホルダ24を保持固定すると共に、このホルダ24の一部で前記エンコーダ1fと対向する部分に、1対のセンサ10、10aを包埋している。そして、このうちの一方のセンサ10の検出部を、被検出面である、前記エンコーダ1fを構成する円筒部17bの外周面に近接対向させている。又、他方のセンサ10aの検出部を、被検出面である、前記エンコーダ1fを構成する円輪部18の片側面(図29に於ける右側面)に近接対向させている。尚、本例の場合、前記両被検出面に対する、前記両センサ10、10aの検出部の近接対向位置は、これら両被検出面の下端位置としている。
図31は、請求項1〜4、7、10に対応する、本発明の実施の形態の第8例を示している。上述した実施の形態の第7例の対象となる車輪支持用転がり軸受ユニットが、従動輪用であるのに対し、本例の対象となる車輪支持用転がり軸受ユニットは、駆動輪用である。この為、ハブ20aの径方向中心部には、等速ジョイント用外輪25の外端面に固設した駆動軸26をスプライン係合させる為のスプライン孔27が、軸方向に形成されている。又、1対のセンサ10、10aは、センサユニット9dを構成する合成樹脂製のホルダ12d中に包埋している。本例の場合、このセンサユニット9dは、静止部材である、図示しない懸架装置を構成するナックル等の車体の一部に支持固定する。その他の構成及び作用は、上述した実施の形態の第7例の場合と同様である。
<材質>
S45C調質材
<全体>
内径寸法Di:70mm
外径寸法Do:80mm
幅寸法(軸方向寸法)W1b:46mm
<凹溝16a、16b>
形成方法:エンドミル加工により形成
深さ寸法dp:2mm
<凹溝16a>
総数:16個(円周方向等配)
両側縁(直線部)の長さ寸法La:3mm
幅寸法Wa:2.5mm
<凹溝16b>
総数:16個(円周方向等配)
軸方向に対する傾斜角度θb:80.15度
両端の頂部同士の間隔Y:0.8mm
幅寸法Wb:1mm
<その他>
前記長さ寸法La(3mm)及び前記間隔Y(0.8mm)はそれぞれ、前記主軸4を支持する多列転がり軸受ユニット6に設計上許容される最大のアキシアル荷重が作用した場合の前記主軸4の軸方向変位よりも十分に長く設定された値である。
2a、2b 透孔
3、3a〜3c 特性変化組み合わせ部
4 主軸
5 ハウジング
6 多列転がり軸受ユニット
7 電動モータ
8a〜8d 転がり軸受
9、9a〜9d センサユニット
10、10a センサ
11a、11b 透孔
12、12a〜12d ホルダ
13 パルス周期バッファ
14 演算周期レジスタ
15 カウンタ
16a、16b 凹溝
17、17a、17b 円筒部
18 円輪部
19a、19b 凹溝
20、20a ハブ
21 外輪
22 転動体
23 カバー
24 ホルダ
25 等速ジョイント用外輪
26 駆動軸
27 スプライン孔
Claims (10)
- 回転しない静止部材と、それぞれが予圧を付与された複数の転がり軸受により、この静止部材に対して回転自在に支持された回転部材と、この回転部材の一部に支持固定された、この回転部材と同心の被検出面を有するエンコーダと、検出部をこの被検出面に対向させた状態で前記静止部材に支持されたセンサと、このセンサの出力信号を処理する演算器とを備え、
前記エンコーダの被検出面は、複数の特性変化組み合わせ部を円周方向に関して等間隔に配置したもので、これら各特性変化組み合わせ部は、前記被検出面の幅方向に対する正負の符号をも考慮した傾斜角度が互いに異なる1対の特性変化部を、前記被検出面の円周方向に離隔した状態で設けたものであり、
前記センサは、前記各特性変化組み合わせ部を構成する前記各特性変化部が前記被検出面のうちで前記検出部が対向する部分を通過する瞬間に出力信号を変化させるものであり、
前記演算器は、円周方向に隣り合う1対の特性変化組み合わせ部の円周方向片側の特性変化部に基づいて発生する1対のパルス間の周期である全周期と、これら両特性変化部のうちの一方の特性変化部及び円周方向に関してこれら両特性変化部同士の間に配置された別の特性変化部に基づいて発生する1対のパルス間の周期である部分周期との比である、パルス周期比に基づいて、それぞれが前記被検出面の幅方向に関する、前記回転部材の変位量とこの回転部材に加わる荷重とのうちの少なくとも一方の物理量を算出するものである回転部材用物理量測定装置に於いて、
前記各特性変化組み合わせ部を構成する1対の特性変化部のうち、円周方向に関して何れか一方の側に配置される特性変化部を、前記被検出面の幅方向に形成された非傾斜特性変化部とすると共に、同じく円周方向に関して他方の側に配置される特性変化部を、前記被検出面の幅方向に対して所定角度だけ傾斜した方向に形成された傾斜特性変化部とした事を特徴とする回転部材用物理量測定装置。 - 前記演算器は、前記全周期が経過する毎に前記物理量の算出処理を実行するか否かを選択可能な機能を備えている、請求項1に記載した回転部材用物理量測定装置。
- 前記演算器は、前記全周期が経過する毎に、この全周期の積算値を求めると共に、この積算値と予め設定された閾値とを比較してこの積算値がこの閾値を超えている場合にのみ前記物理量の算出処理を実行するものであり、前記積算値は、この物理量の算出処理が実行される際に零に戻されるものである、請求項2に記載した回転部材用物理量測定装置。
- 前記閾値は、前記回転部材が最高回転速度で回転している状態で、前記全周期が経過してから、この全周期中に取得した情報を利用して前記物理量の算出処理を1回実行し終わるまでの間に要する時間よりも長い時間である、請求項3に記載した回転部材用物理量測定装置。
- 前記演算器は、前記全周期が経過する毎に、この全周期の経過回数を計測すると共に、この経過回数と予め設定された規定回数とを比較してこれら経過回数と規定回数とが一致した場合にのみ前記物理量の算出処理を実行するものであり、前記経過回数は、この物理量の算出処理が実行される際に零に戻されるものである、請求項2に記載した回転部材用物理量測定装置。
- 前記規定回数は、前記回転部材が所定の定常回転速度で回転している状態での前記全周期をLSとし、この状態でこの全周期LSが経過してからこの全周期LS中に取得した情報を利用して前記物理量の算出処理を1回実行し終わるまでの間に要する時間をTSとした場合に、これらの比TS/LSの値よりも大きい自然数である、請求項5に記載した回転部材用物理量測定装置。
- 前記エンコーダとして、周面を被検出面とした第一のエンコーダと、軸方向側面を被検出面とした第二のエンコーダとを備えており、
前記センサとして、その検出部を前記第一のエンコーダの被検出面に対向させた第一のセンサと、その検出部を前記第二のエンコーダの被検出面に対向させた第二のセンサとを備えている、
請求項1〜6のうちの何れか1項に記載した回転部材用物理量測定装置。 - 前記エンコーダとして、軸方向側面を被検出面としたものを備えており、
前記センサとして、それぞれの検出部を、前記エンコーダの被検出面のうちで円周方向に関して互いに異なる部分に対向させた、1対のセンサを備えている、
請求項1〜6のうちの何れか1項に記載した回転部材用物理量測定装置。 - 前記静止部材が工作機械を構成するハウジングであり、前記回転部材がこの工作機械を構成する主軸である、請求項1〜8のうちの何れか1項に記載した回転部材用物理量測定装置。
- 前記静止部材が、車輪支持用転がり軸受ユニットを構成する静止側軌道輪部材又は車体の一部を構成する部材であり、前記回転部材が、前記車輪支持用転がり軸受ユニットを構成する回転側軌道輪部材である、請求項1〜4、7、8のうちの何れか1項に記載した回転部材用物理量測定装置。
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