JP2012162830A - カメラ付き照明装置 - Google Patents

カメラ付き照明装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2012162830A
JP2012162830A JP2011025348A JP2011025348A JP2012162830A JP 2012162830 A JP2012162830 A JP 2012162830A JP 2011025348 A JP2011025348 A JP 2011025348A JP 2011025348 A JP2011025348 A JP 2011025348A JP 2012162830 A JP2012162830 A JP 2012162830A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
camera
module
lens
front side
camera module
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011025348A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5873243B2 (ja
Inventor
Masahiro Kitamura
正弘 北村
Masaki Shimoyama
正樹 下山
Yohei Tokai
洋平 渡海
Hiroshi Kokubo
博 小窪
Kazuo Kikuchi
和夫 菊池
Takeshi Ito
伊藤  剛
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
East Japan Railway Co
Original Assignee
Omron Corp
East Japan Railway Co
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, East Japan Railway Co, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP2011025348A priority Critical patent/JP5873243B2/ja
Publication of JP2012162830A publication Critical patent/JP2012162830A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5873243B2 publication Critical patent/JP5873243B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Helmets And Other Head Coverings (AREA)

Abstract

【課題】夜間作業の作業性を損ねることなく、夜間作業終了後の忘れ物確認の徹底を図ることができるカメラ付き照明装置1を提供する。
【解決手段】ヘルメットの前部に取り付けられる装置本体10によって、ヘルメットの前方側を照明するとともに該前方側の映像を撮像可能なカメラ付き照明装置1において、装置本体10に、前方側を臨むレンズ32によって該前方側の映像を撮像するカメラモジュール30と、レンズ32の径方向外側において該レンズ32の周方向に間隔をあけて配置されて前方側に向かって光を照射する複数のLED44を有する照明モジュール40とを設ける。
【選択図】図4

Description

本発明は、例えばヘルメット等を介して作業員の頭部に取り付けられて、夜間現場を照明するとともに撮像することが可能なカメラ付き照明装置に関するものである。
夜間現場にて夜間作業を行う作業員のヘルメットには、例えば特許文献1に示すような照明装置が取り付けられる。この照明装置は、ヘルメットの前部に例えばバンドやクリップ等を介して取り付けられており、作業員の視線の前方を照明できるようになっている。
特開2004−346470号公報
ところで、鉄道現場での夜間作業においては、夜間作業終了後の忘れ物を起因とした輸送障害を回避すべく、夜間作業終了後に徹底した忘れ物確認作業を行わなければならない。
しかしながら、従来における夜間作業終了後の忘れ物確認は、作業員の目視により行うことが一般的であったため、人的ミスより忘れ物を取り残してしまった結果、輸送障害に繋がってしまうおそれがあった。また、忘れ物を事後的に確認する手段もなく、作業員の記憶に頼らざるを得ないため、忘れ物が置かれた時点の特定も困難であった。
これに対して、例えばヘルメットにカメラを装着し夜間作業終了後の状態を撮像して記録として残す方法も考えられる。ところが、夜間作業のヘルメットには既に照明装置が装着されているため、別途ヘルメットにカメラを装着すればヘルメットの付着物の重量や体積が増加してしまい、作業員の作業性の低下を招いてしまうおそれがある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、夜間作業の作業性を損ねることなく夜間現場の照明及び撮像が可能なカメラ付き照明装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明は以下の手段を提案している。
即ち、本発明に係るカメラ付き照明装置は、作業員の頭部に取り付けられる装置本体によって、前記作業員の前方側を照明するとともに該前方側の映像を撮像可能なカメラ付き照明装置であって、前記装置本体は、前方側を臨むレンズによって該前方側の映像を撮像するカメラモジュールと、前記レンズの径方向外側において該レンズの周方向に間隔をあけて配置されて前方側に向かって光を照射する複数の光源を有する照明モジュールとを備えていることを特徴とする。
このような特徴のカメラ付き照明装置によれば、装置本体にカメラモジュールと照明モジュールとが一体に収納されてコンパクトな構成であるため、作業員に負担を強いることはない。これによって、夜間作業の作業性を損なうことなく、夜間現場の照明及び撮像を円滑に行うことができる。
また、カメラモジュールのレンズを取り囲むようにして照明モジュールの光源が複数配置されているため、照明の光量を確保することができる。これによって、高い照度でもって夜間現場を適切に照明することができるため、夜間作業を円滑に行うことが可能となる。さらに、夜間現場をより鮮明に撮像することができるため、当該撮像した映像を事後的に参照することにより忘れ物確認の徹底を図ることができる。
また、本発明に係るカメラ付き照明装置においては、前記複数の光源が、前記レンズよりも前方側に突出して配置され、前記装置本体における前記複数の光源と前記レンズとの間に、仕切り部材が設けられていることが好ましい。
各光源がレンズよりも前方側に突出しているため、夜間現場を照明する際にレンズ自体が当該照明の妨げとなることはない。即ち、光源の照射範囲にレンズが被ってしまうことはないため、光源から放射された光を損失なく前方側へと向かわせることができる。これによって、夜間現場を適切に照明して夜間作業をより円滑に行うことができる。
また、複数の光源とレンズとの間に仕切り部材が設けられているため、光源から出射される光の一部がレンズに入射してしまうことはない。これによって、レンズへの光源の写り込みを防止することができ、夜間現場の鮮明な映像を取得することが可能となる。
さらに、本発明に係るカメラ付き照明装置は、前記作業員の頭部に取り付けられ、前記カメラモジュール及び前記照明モジュールに電力を供給するバッテリユニットをさらに備え、前記バッテリユニットは、前記カメラモジュールの起動に伴って前記照明モジュールに電力を供給し、前記装置本体に、前記カメラモジュールの起動にかかわらず前記バッテリユニットから前記照明モジュールへの電力の供給を入切するスイッチが設けられていることが好ましい。
バッテリユニットを装置本体とは別個に設けたので、装置本体の重量が過度に増加することにより作業員の作業性が損なわれてしまうことを回避することができる。
なお、例えば、このバッテリユニットは、作業員の後部に取り付けられていることが好ましい。これにより、装置本体との重心バランスを取ることができる。
また、カメラモジュールの起動に伴って照明モジュールに電力供給がされることで、煩雑な操作を行わずとも、夜間現場を照明しながらの撮像をすることが可能となる。
そして、照明モジュールをカメラモジュールとは別個にスイッチ操作により入切することができるため、撮像を伴わない夜間作業にも対応し、容易に夜間現場を照明することが可能となる。
さらに、本発明に係るカメラ付き照明装置においては、前記装置本体に、前記カメラモジュールと接続された無線モジュールが設けられ、前記カメラモジュールを操作可能とされるとともに、前記無線モジュールから前記カメラモジュールが撮像した映像を受信して録画可能とされた携帯端末を備えることが好ましい。
これによって、カメラモジュールによる夜間現場の撮像を操作性高く行うことができる。また、例えば携帯端末に撮像した映像が映し出されるモニターを設ければ、撮像した映像を即座に確認することができる。
本発明のカメラ付き照明装置によれば、夜間現場を撮像可能なカメラモジュールと該夜間現場を照明可能な照明モジュールとを一体に構成したので、夜間作業の作業性を損ねることなく、夜間作業終了後の忘れ物確認の徹底を図ることができる。
本発明に係るカメラ付き照明装置を装着したヘルメットを身に付けた作業員の正面図である。 本発明に係るカメラ付き照明装置を装着したヘルメットの側面図である。 本発明に係るカメラ付き照明装置における装置本体の正面図である。 本発明に係るカメラ付き照明装置における装置本体の縦断面図である。 本発明に係るカメラ付き照明装置の機能ブロック図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1に示すように、本実施形態のカメラ付き照明装置1は、例えば鉄道の夜間現場で作業を行う作業員に装着されるものであって、作業員が身に付けるヘルメット100にバンド2を介して取り付けられる装置本体10及びバッテリユニット80(図2参照)と、これら装置本体10及びバッテリユニット80とは独立して作業員が携帯する携帯端末90とから構成されている。
なお、以下では、ヘルメット100の前方側、即ち、該ヘルメット100を身に付ける作業員の目線方向を単に「前方側」と称し、ヘルメット100の後方側、即ち、作業員の後方側を単に「後方側」あるいは「背面側」と称する。また、ヘルメット100の上下方向を単に「上下方向」と称する。
装置本体10は、図1及び図2に示すように、ヘルメット100における前方側を向く面、即ち、該ヘルメット100の前部に取り付けられており、図4に示すように、筐体20と、該筐体20内に配置されたカメラモジュール30、照明モジュール40、仕切り部材50、無線モジュール60及び受電部70とを備えている。
筐体20は、図2及び図4に示すように、ヘルメット100の前後方向に分割された前面側筐体21と背面側筐体24とが嵌め合い及びネジ26によって互いに固定一体化されることによって構成されている。これによって、筐体20内部は中空状をされている。
背面側筐体24には、図2に示すように、その背面側に図示しない付勢部材によって付勢されたクリップ25が取り付けられており、該クリップ25を介して背面側筐体24がバンド2に固定されるようになっている。
また、前面側筐体21には、図3及び図4に示すように、その前面に前方側に向かって円筒状に延びて前部が開口する円筒部22が形成されている。この円筒部22の前部開口には、円形をなす透明板23が当該前部開口を閉塞するように固定されている。
カメラモジュール30は、ヘルメット100の前方側の映像を撮像するものであって、図4に示すように、撮像用基盤31とレンズ32とを備えている。
撮像用基盤31は、筐体20内において前後方向に直交する平面に沿って延在するように配置されており、その前面には図示しない撮像素子(CCD)が実装されている。
レンズ32は、上記撮像用基盤31における撮像素子のさらに前面側に設けられている。このレンズ32は、撮像用基盤31の前面側からさらに前方側に向かって上記円筒部22よりも小径の略円筒状をなすように突出しており、その前面が曲面状をなすレンズ面33とされている。
また、レンズ32は、光軸Pを上記円筒部22の中心軸線と一致させており、即ち、前後方向に一致させて配置されている。
さらに、レンズ面33は上記透明板23よりも後退して配置されており、該レンズ面33は透明板23を介して装置本体10の前方側を臨んでいる。これにより、レンズ面33を介して撮像素子に入射する映像が撮像されるようになっている。
なお、カメラモジュール30には、図示しないマイクが設けられており、このマイクによって音声を取得することができるようになっている。
照明モジュール40は、ヘルメット100の前方側の映像を撮像するものであって、図4に示すように、照明用基盤41と、複数のLED(光源)44とを備えている。
照明用基盤41は、筐体20内における撮像用基盤31の前方側において該撮像用基盤31と平行に配置されている。この照明用基盤41には、その厚み方向に貫通する貫通孔42が形成されており、当該貫通孔42を撮像モジュールのレンズ32が後方側から前方側に向かって挿通するように配置されている。この貫通孔42の中心軸線はレンズ32の光軸Pに一致している。
この照明用基盤41の前面側における貫通孔42の周囲には、照明用基盤41から前方側に向かって延びる配線43が周方向に間隔をあけて複数配置されており、当該配線43の先端にはそれぞれ前方側に向かって光を出射するLED(光源)44が設けられている。即ち、各LED44は、図3に示すように、レンズ32の径方向外側において該レンズ32の周方向に間隔をあけて配置されている。
また、図4に示すように、各LED44はそれぞれ前面側筐体21の円筒部22の径方向内側に収納されており、各LED44は透明板23を介して装置本体10の前方側を臨んでいる。これによって、LED44から出射される光は透明板23を介して装置本体10の前方側を照射するようになっている。なお、本実施形態の照明モジュール40は、例えば作業員の足元前方4m、左右1.5mの範囲を照明可能とされている。
さらに、本実施形態においては、各LED44の前後方向位置が互いに同一とされており、各LED44はその前後方向位置がレンズ32の前端であるレンズ面33よりも前方側に突出して配置されている。
また、照明用基盤41の前面側における上部には、前方側へ延びる配線45を介して点滅灯46が設けられている。この点滅灯46は、前面側筐体21の前面における円筒部22の上部に形成された孔部27から外部を臨むことができるようになっている。なお、当該孔部27は、透明部材からなる透明カバー28によって閉塞されており、該透明カバー28を介して点滅灯から出射される光が前方側に向かうようになっている。
また、本実施形態においては、筐体20の上面に照明用基盤41の入切、即ち、LED44への電力の供給を入切可能なスイッチ47が設けられている。
仕切り部材50は、略円筒状をなす部材であって、その中心軸線をレンズ32の光軸Pに一致させた状態で、レンズ32と各LED44との間に配置されている。即ち、この仕切り部材50は、その外周面が照明用基盤41の貫通孔42に嵌り込むように配置されており、レンズ32と各LED44との間の空間を径方向内外に分割している。また、仕切り部材50の前端の前後方向位置は、レンズ面33よりも前方側に位置しており、LED44の前端の前後方向位置と略同一とされている。
本実施形態においては、レンズ32の視野角が例えば120°以上確保できるように、レンズ32と仕切り板とは径方向に離間して配置されている。
無線モジュール60は、無線用基盤61とアンテナ62とを備えている。
無線用基盤61は、筐体20内における撮像用基盤31の後方側において該撮像用基盤31と平行に配置されている。
アンテナ62は、無線用基盤61に一体に固定されており、図3に示すように筐体20の外部に露呈している。装置本体は、このアンテナ62を介して携帯端末90と無線通信ができるようになっている。
受電部70は、図3に示すように、筐体20の側方に取り付けられおり、ケーブル71を介して接続されたバッテリユニット80から供給される電力を筐体20内のカメラモジュール30、照明モジュール40及び無線モジュール60に供給する。
次に、バッテリユニット80について説明する。このバッテリユニット80は、図2に示すように、ヘルメット100における後方側を向く面、即ち、該ヘルメット100の後部に取り付けられており、内部には例えば電池等のバッテリが搭載されている。このバッテリユニット80は、ケーブル71を介して装置本体10の受電部70と接続されており、これによって、装置本体10に電力を供給することができるようになっている。
次に、携帯端末90について説明する。この携帯端末90は、図1に示すように、装置本体10やバッテリユニット80とは独立して作業員が携帯するものであって、例えば作業員の胸ポケットに取り付けられる。
この携帯端末90は、装置本体10と無線モジュール60を介して無線通信可能とされている。また、携帯端末90には操作部91が設けられており、該操作部91を作業員が操作することでカメラモジュール30の操作をすることができるようになっている。さらに、携帯端末90は、無線モジュール60を介して無線通信によって、カメラモジュール30が撮像した映像を受信する。このように受信した映像は、携帯端末90に設けられたモニタ92に映し出される。また、受信した映像は、携帯端末90に取り外し可能に装着されるSDカード等の記録媒体に保存することができるようになっている。
図5にカメラ付き照明装置1の機能ブロック図を示す。
本実施形態においては、バッテリユニット80が装置本体10のカメラモジュール30及び照明モジュール40にそれぞれ接続されている。また、バッテリユニット80と照明モジュール40との間には上述したスイッチ47が介在されており、このスイッチ47を操作することによって照明モジュール40への電力の供給を入切できるようになっている。
さらに、カメラモジュール30は無線モジュール60と接続されており、携帯端末90によるカメラモジュール30の操作指令は無線モジュール60を介してカメラモジュール30に伝達される。例えば、携帯端末90によってカメラモジュール30の起動操作を行った場合、無線モジュール60を介してカメラモジュール30に起動指令が入力される。この起動指令によって、バッテリユニット80からカメラモジュール30への給電が開始され、当該カメラモジュール30のレンズ32を介して前方側の映像が撮像される。また、これと同時に、マイクによる音声の取得も開始される。
なお、カメラモジュール30と照明モジュール40とは互いに接続されており、カメラモジュール30が起動すると同時に照明モジュール40も起動する。即ち、カメラモジュール30が起動する際には、上記スイッチ47が強制的に入状態となり、照明モジュール40の各LED44が点灯する。また、このようにスイッチ47が入状態となった場合であっても、スイッチ47を手動で操作することによりLED44の点灯の入切を行うことができる。即ち、スイッチ47を操作することで、LEDの点灯の入切をカメラモジュール30の起動にかかわらず行うことができる。
なお、カメラモジュール30が起動して撮像状態となった際には、照明モジュール40の点滅灯46が点滅する。これによって、当該カメラモジュール30が撮像状態であることが外部から認識されるようになっている。
そして、カメラモジュール30が撮像した映像及び取得した音声は、無線モジュール60を介して携帯端末90に入力されて記録される。
以上のようなカメラ付き照明装置1によれば、装置本体10にカメラモジュール30と照明モジュール40とが一体に収納されてコンパクトな構成であるため、作業員に負担を強いることない。即ち、別途カメラ等の撮像手段を手に持って撮像する必要がないため、作業員の両手の自由を確保することができる。また、ヘルメット100にカメラとライトとを別個に設けた構成に比べて、ヘルメット100の付属物の重量及び体積を低減させることができる。これによって、夜間作業の作業性を損なうことなく、夜間現場の照明及び撮像を円滑に行うことが可能となる。
また、カメラモジュール30のレンズ32を取り囲むようにして照明モジュール40のLED44が複数配置されているため、高い照度でもって夜間現場を適切に照明することができ、夜間作業を円滑に行うことが可能となる。
さらに、高い照度を確保することにより夜間現場をより鮮明に撮像することができるため、当該撮像した映像を事後的に参照することにより忘れ物確認の徹底を図ることができる。
また、各LED44がレンズ32よりも前方側に突出しているため、夜間現場を照明する際にレンズ32自体が当該照明の妨げとなることはない。
即ち、LED44の照射範囲にレンズ32が被ってしまうことはないため、LED44から放射された光を損失なく前方側へと向かわせることができる。これによって、夜間現場を適切に照明して夜間作業をより円滑に行うことができる。
さらに、複数のLED44とレンズ32との間に仕切り部材50が設けられているため、LED44から出射される光の一部がレンズ32に入射してしまうことはない。これによって、レンズ32へのLED44の写り込みを防止することができ、夜間現場の鮮明な映像を取得することが可能となる。
即ち、本実施形態のカメラ付き照明装置1によれば、作業員の前方側を適切に照明することができるとともに、当該前方側の映像を鮮明に撮像することができる。
また、本実施形態においては、バッテリユニット80を装置本体10とは別個に配置したので、装置本体10の重量が過度に増加することにより作業員の作業性が損なわれてしまうことを回避することができる。
特に本実施形態においては、バッテリユニット80をヘルメット100の後部に取り付けたので、装置本体10との重心バランスを取ることができ、作業員の作業性を確保することができる。
また、本実施形態においては、カメラモジュール30の起動に伴って照明モジュール40に電力供給がされる構成のため、煩雑な操作を行わずとも夜間現場を照明しながらの撮像をすることが可能となる。
さらに、照明モジュール40をカメラモジュール30とは別個にスイッチ47操作により入切することができるため、撮像を伴わない夜間作業にも対応し、容易に夜間現場を照明することが可能となる。
また、携帯端末90による無線通信によってカメラモジュール30を操作することができるため、該カメラモジュール30による夜間現場の撮像を操作性高く行うことができる。さらに、例えば携帯端末90に撮像した映像が映し出されるモニターを設けたので、撮像した映像を即座に確認することもできる。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明の技術的思想を逸脱しない限り、これらに限定されることはなく、多少の設計変更等も可能である。
例えば、本実施形態においては、装置本体10及びバッテリユニット80をバンド2を介してヘルメット100に取り付けた例について説明したが、装置本体10及びバッテリユニット80を作業員の頭部に取り付けることができれば他の構成であってもよい。即ち、例えばバンド2を介して装置本体10及びバッテリユニット80を作業員の頭部に直接的に取り付けたり、ヘルメット以外の作業員が頭部に身に付ける装着具に装置本体10及びバッテリユニット80を取り付けてもよい。
また、実施形態においては、映像を受信する携帯端末90に録画機能を設けたが、カメラモジュール30自体に録画機能を設けてもよい。この場合、装置本体10に無線モジュールを設ける必要はないため、装置本体10の軽量・コンパクト化を図ることができる。
なお、携帯端末90と無線モジュール60とは一対一の関係で対応しているため、例えば複数のカメラ付き照明装置1を同時に使用した際に誤作動してしまうことはない。また、複数の携帯端末90と統括する一の責任者携帯端末を設け、当該責任者端末により複数のカメラモジュール30を制御可能としてもよい。
1…カメラ付き照明装置、2…バンド、10…装置本体20…筐体、21…前面側筐体、22…円筒部、23…透明板、24…背面側筐体、25…クリップ、26…ネジ、30…カメラモジュール、31…撮像用基盤、32…レンズ、33…レンズ面、40…照明モジュール、41…照明用基盤、42…貫通孔、43…配線、44…LED(光源)、45…配線、46…点滅灯、50…仕切り部材、60…無線モジュール、61…無線用基盤、62…アンテナ、70…受電部、71…ケーブル、80…バッテリユニット、90…携帯端末、91…操作部、92…モニタ、100…ヘルメット、P…光軸

Claims (4)

  1. 作業員の頭部に取り付けられる装置本体によって、前記作業員の前方側を照明するとともに該前方側の映像を撮像可能なカメラ付き照明装置であって、
    前記装置本体は、
    前方側を臨むレンズによって該前方側の映像を撮像するカメラモジュールと、
    前記レンズの径方向外側において該レンズの周方向に間隔をあけて配置されて前方側に向かって光を照射する複数の光源を有する照明モジュールとを備えていることを特徴とするカメラ付き照明装置。
  2. 前記複数の光源が、前記レンズよりも前方側に突出して配置され、
    前記装置本体における前記複数の光源と前記レンズとの間に、仕切り部材が設けられたことを特徴とする請求項1に記載のカメラ付き照明装置。
  3. 前記作業員の頭部に取り付けられ、前記カメラモジュール及び前記照明モジュールに電力を供給するバッテリユニットをさらに備え、
    前記バッテリユニットは、前記カメラモジュールの起動に伴って前記照明モジュールに電力を供給し、
    前記装置本体に、前記カメラモジュールの起動にかかわらず前記バッテリユニットから前記照明モジュールへの電力の供給を入切するスイッチが設けられたことを特徴とする請求項1又は2に記載のカメラ付き照明装置。
  4. 前記装置本体に、前記カメラモジュールと接続された無線モジュールが設けられ、
    該無線モジュールとの通信によって前記カメラモジュールを操作可能とされるとともに、前記無線モジュールから前記カメラモジュールが撮像した映像を受信して録画可能とされた携帯端末を備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のカメラ付き照明装置。
JP2011025348A 2011-02-08 2011-02-08 カメラ付き照明装置 Expired - Fee Related JP5873243B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011025348A JP5873243B2 (ja) 2011-02-08 2011-02-08 カメラ付き照明装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011025348A JP5873243B2 (ja) 2011-02-08 2011-02-08 カメラ付き照明装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012162830A true JP2012162830A (ja) 2012-08-30
JP5873243B2 JP5873243B2 (ja) 2016-03-01

Family

ID=46842481

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011025348A Expired - Fee Related JP5873243B2 (ja) 2011-02-08 2011-02-08 カメラ付き照明装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5873243B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015144433A (ja) * 2013-12-26 2015-08-06 オリエント・エンタプライズ株式会社 撮像装置、映像収集サーバ
JP2016525271A (ja) * 2013-07-18 2016-08-22 ケーエムダブリュ・インコーポレーテッド 電源コネクタ及び当該電源コネクタを用いる安全帽
WO2023002536A1 (ja) * 2021-07-19 2023-01-26 三菱電機ビルソリューションズ株式会社 工事記録装置および工事記録システム
DE102022134901A1 (de) 2022-12-28 2024-07-04 Pfanner Schutzbekleidung Gmbh Helmlichtsystem zur Befestigung an einem Schutzhelm und Schutzhelm mit einem Helmlichtsystem

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003043567A (ja) * 2001-07-27 2003-02-13 Fuji Photo Optical Co Ltd カメラハウジング
JP2003177454A (ja) * 2001-12-13 2003-06-27 Sonic Techno:Kk カメラ照明用リングライト
US20030163827A1 (en) * 2002-02-28 2003-08-28 Purpura William J. High risk personnel real time monitoring support apparatus
FR2846523A1 (fr) * 2002-10-30 2004-05-07 Caligo Dispositif de maintien d'elements amovibles pour casque de protection
JP2004514514A (ja) * 2000-11-29 2004-05-20 ヴォルフラム ヘニング 特に医療用のヘッド・ランプ/カメラユニット
JP2006148842A (ja) * 2004-10-20 2006-06-08 Daimei Kk ウェアラブル監視カメラシステム
JP2007143107A (ja) * 2005-11-21 2007-06-07 Avraham Gilor 機器をヘルメットに装着するための装着装置、および映像を取込むためのシステム
JP2008529354A (ja) * 2005-01-24 2008-07-31 モデレイター システムズ, インコーポレイテッド 無線イベント認証システム
WO2009079656A2 (en) * 2007-12-18 2009-06-25 Michael Waters Hands-free lighting devices

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004514514A (ja) * 2000-11-29 2004-05-20 ヴォルフラム ヘニング 特に医療用のヘッド・ランプ/カメラユニット
JP2003043567A (ja) * 2001-07-27 2003-02-13 Fuji Photo Optical Co Ltd カメラハウジング
JP2003177454A (ja) * 2001-12-13 2003-06-27 Sonic Techno:Kk カメラ照明用リングライト
US20030163827A1 (en) * 2002-02-28 2003-08-28 Purpura William J. High risk personnel real time monitoring support apparatus
FR2846523A1 (fr) * 2002-10-30 2004-05-07 Caligo Dispositif de maintien d'elements amovibles pour casque de protection
JP2006148842A (ja) * 2004-10-20 2006-06-08 Daimei Kk ウェアラブル監視カメラシステム
JP2008529354A (ja) * 2005-01-24 2008-07-31 モデレイター システムズ, インコーポレイテッド 無線イベント認証システム
JP2007143107A (ja) * 2005-11-21 2007-06-07 Avraham Gilor 機器をヘルメットに装着するための装着装置、および映像を取込むためのシステム
WO2009079656A2 (en) * 2007-12-18 2009-06-25 Michael Waters Hands-free lighting devices

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016525271A (ja) * 2013-07-18 2016-08-22 ケーエムダブリュ・インコーポレーテッド 電源コネクタ及び当該電源コネクタを用いる安全帽
JP2015144433A (ja) * 2013-12-26 2015-08-06 オリエント・エンタプライズ株式会社 撮像装置、映像収集サーバ
WO2023002536A1 (ja) * 2021-07-19 2023-01-26 三菱電機ビルソリューションズ株式会社 工事記録装置および工事記録システム
DE102022134901A1 (de) 2022-12-28 2024-07-04 Pfanner Schutzbekleidung Gmbh Helmlichtsystem zur Befestigung an einem Schutzhelm und Schutzhelm mit einem Helmlichtsystem

Also Published As

Publication number Publication date
JP5873243B2 (ja) 2016-03-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2004514514A (ja) 特に医療用のヘッド・ランプ/カメラユニット
JP5873243B2 (ja) カメラ付き照明装置
US10757311B2 (en) Wearable device
US20140270685A1 (en) Personal recording, illuminating, and data transmitting apparatus
ES2810935T3 (es) Protector de orejas, sistema de comunicación y casco protector
CN108024839B (zh) 具有声控的外科手术灯的手柄装置及手术灯
GB2490294A (en) An attachment for a personal communication device
JP2013025156A5 (ja)
US9671680B2 (en) Imaging apparatus
US9904828B2 (en) Portable information code reader
KR101596417B1 (ko) 모바일 내시경 장치
JP2014147476A (ja) 細隙灯顕微鏡
US20170078547A1 (en) Wearable image pickup apparatus
TW201629613A (zh) 閃光模組及應用該閃光模組的拍照系統
JP2021180138A (ja) 照明角度調節型口金、およびそれが組み込まれたカメラ付き直管型ledランプ
US11528955B1 (en) Personal protective headgear
JP3220020U (ja) バーコードマーカー照射器
JP2012177897A (ja) 撮影用照明増幅装置、撮影用照明増幅システム、撮影用照明システムの動作方法、及び、撮影用照明増幅装置を備えたケース
RU2276964C2 (ru) Головное устройство для освещения и съемки объектов, прежде всего для применения в медицине
JP6405714B2 (ja) 携帯型情報コード読取装置
JP2006267658A (ja) 撮像装置の手動型フィルタ切替え機構
JP6820059B2 (ja) カメラ装置
JP2018119241A (ja) 多機能ヘルメット
KR20190028120A (ko) 내시경용 광원 장치
WO2016088569A1 (ja) ヘッドマウントディスプレイ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20131111

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140717

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140902

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141104

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150602

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150729

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160105

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160115

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5873243

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees