JP2012155452A - 電子メール通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電子メールの誤送信を防止する。
【解決手段】携帯電話1は、受信される電子メールの本文を含む内容を表示する第1メール手段と、受付ける操作に基づき電子メールの宛先情報を含む内容を作成しながら、作成中の当該電子メールの内容を表示する第2メール手段と、第1メール手段による表示とともに第2メール手段による表示がされるように、第1および第2メール手段による各表示動作を制御する制御手段と、作成される電子メールの宛先情報と、第1メール手段により表示される受信電子メールの送信元情報とが異なるとき、所定情報を出力する情報出力手段と、を備える。
【選択図】図2

Description

この発明は、電子メール通信装置に関し、特に、電子メールの誤送信を防止する電子メール通信装置に関する。
インターネットなど通信回線を介した電子メールの通信環境が十分に整いつつある。これに伴い、携帯電話、ノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal digital Assistant)などの携帯型情報端末を用いて外出先であっても時間,場所を制限されることなく電子メールの送受信が可能である。
送信電子メールの編集時には、受信した電子メールに対する返信機能を利用することにより、ユーザは、宛先アドレスを入力する手間を省くことができるが、編集した電子メールを、想定している相手とは異なる相手に誤って送信(返信)してしまう可能性がある。そのため、電子メールの編集者は、表示されている宛先が、意図している宛先であるかを忘れずに確認する必要があった。
この確認を容易にするために、たとえば、特許文献1では、送信しようとする電子メールの宛先アドレスが、前回送信時から一定期間過ぎていないか、もしくは受信電子メールの中に同一アドレスがあるかどうかを判断し、該当する場合は送信の是非に係る通知を出力する。また、特許文献2では、送信しようとする電子メールの宛先アドレスからの返信頻度などを集計し、その頻度に基づいて当該宛先アドレスが誤送信の可能性があるアドレスであるか否かを通知する。
特開2007−241807号公報 特開2008−117153号公報
受信電子メールを表示して確認した後に、送信すべき電子メールを表示しながら編集する場合には、当該受信電子メールをバックグランド(背景ともいう)に表示しながら電子メールを表示しつつ編集することになる。そして、ユーザが編集後に、当該電子メールはバックグランドで表示中の受信電子メールに対する返信であると思い込み編集後の電子メールの送信操作をすると、バックグランドで表示している受信電子メールに対する返信先と異なる場合には、編集者が意図しない相手に編集後の電子メールが送信されてしまう可能性がある。
しかしながら、特許文献1と2の方法では、このようにバックグラウンドで表示している受信電子メールとの関係で通知をする、ということができない。
それゆえに本発明の目的は、電子メールの誤送信を防止できる電子メール通信装置を提供することである。
この発明のある局面に従う、本文、送信元情報および宛先情報を含む電子メールの通信装置は、受信される電子メールの本文を含む内容を表示する第1メール手段と、受付ける操作に基づき電子メールの宛先情報を含む内容を作成しながら、作成中の当該電子メールの内容を表示する第2メール手段と、第1メール手段による表示とともに第2メール手段による表示がされるように、第1および第2メール手段による各表示動作を制御する制御手段と、作成される電子メールの宛先情報と、第1メール手段により表示される受信電子メールの送信元情報とが異なるとき、所定情報を出力する情報出力手段と、を備える。
好ましくは、情報出力手段は、作成された電子メールが送信される前に所定情報を出力する。
好ましくは、電子メール通信装置は、作成された電子メールを送信するメール送信手段を、さらに備え、メール送信手段は、送信指示を受付けたとき電子メールを送信し、情報出力手段は、メール送信手段により送信指示が受付けられてから電子メールが送信される前に、所定情報を出力する。
好ましくは、情報出力手段は、電子メールの作成中に、作成される電子メールの宛先情報と、第1メール手段により表示される電子メールの送信元情報とが異なると判定されるとき、所定情報を出力する。
好ましくは、電子メール通信装置は、受信される電子メールを格納するための記憶部を、さらに備え、第1メール手段は、記憶部の電子メールの本文を含む内容を表示する。
好ましくは、電子メール通信装置は、電子メールを受信するメール受信手段を、さらに備え、第1メール手段は、第2メール手段による電子メールの作成中にメール受信手段により受信される電子メールの本文を含む内容を表示する。
この発明の他の局面に従うと、本文、送信元情報および宛先情報を含む電子メールの通信方法は、受信される電子メールの本文を含む内容を表示するステップと、受付ける操作に基づき電子メールの宛先情報を含む内容を作成しながら、作成中の当該電子メールの内容を表示するステップと、受信される電子メールの本文を含む内容表示とともに、作成中の電子メールの内容表示がされるように、各表示動作を制御するステップと、作成される電子メールの宛先情報と、表示される受信電子メールの送信元情報とが異なるとき、所定情報を出力するステップと、を備える。
この発明のさらに他の局面に従う電子メール通信プログラムは、上述の通信方法をプロセッサに実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、電子メールの誤送信を防止することができる。
実施の形態に係る携帯電話の外観図である。 実施の形態に係る携帯電話のハードウェア構成図である。 実施の形態に係る処理フローチャートである。 実施の形態に係る画面表示例を示す図である。 他の画面表示例を示す図である。 他の画面表示例を示す図である。 他の画面表示例を示す図である。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
本実施の形態は、電子メール通信装置として、携帯型の電話機(以下、携帯電話という)に適用する場合を例示するが、携帯電話に限定されず電子メールの表示、作成(編集)および通信などの機能を有する装置全般に適用することができる。
本実施の形態では、電子メールは、本文、差出人を指示する情報である送信元アドレス、および宛先を指示する情報である宛先アドレスを含む。この他に、本文のタイトル(件名)が含まれてもよい。
(携帯電話の外観とハードウェア構成)
図1には本実施の形態に係る携帯電話1の外観が示されて、図2には、そのハードウェア構成が示される。図を参照して、携帯電話1は、画像などの各種情報を表示するためのLCD(Liquid Crystal Display)7、外部から操作可能なように設けられている数字,文字,記号などを入力するために操作される複数のキーからなる入力部8、通話のための音声を入出力をするマイク54およびスピーカ55を含む。
LCD7のディスプレイには、同時に2つ以上の画面を表示することができる。ここで画面は画像(静止画、動画(映像))を指す。
入力部8は、キー操作により文字,指示を入力するデバイスであるとしたが、タッチパネルなどの入力部と表示部とを一体的に備える表示一体型入力装置を介して入力デバイスが構成されてもよい。
図2を参照して、携帯電話1は、CPU(Central Processing Unit)2、各種プログラムおよびデータを記憶し、また作業領域を提供するための記憶部3、LCD7、入力部8、アンテナ81を接続する通信部71、音声を入力するためのマイク54、音声を出力するためのスピーカ55、カード状の記録媒体など各種の外部メモリ12が着脱自在に装着されるI/F(Interface)11を含む。I/F11は、装着された外部メモリ12をCPU2の制御によりアクセスする。これにより、CPU2は外部メモリ12からデータを読出すことができる。
通信部71は、作成された電子メールをネットワークNTに送信するメール送信機能および電子メールをネットワークNTから受信するメール受信機能を有する。
記憶部3は、RAM(Read Only Memory)31およびROM(Random Access Memory)32、不揮発性のメモリなどを含む。RAM31の不揮発性記憶領域には、受信済みの電子メール(受信電子メールという)および送信済みの電子メールのデータが蓄積して格納される。通信部71は、アンテナ81を介して外部のネットワーク(インターネットを含む)NTを介し、外部装置と通信する機能を有する。通信部71が電子メールを受信すると、所定処理された後に記憶部3に格納される。ユーザが、受信電子メールを確認する際には、記憶部3から読出された電子メールが表示される。
ROM32には、携帯電話1の動作をマルチタスクに従い制御する機能を有するプログラムであるOS(Operating System)が格納される。OSのマルチタスク制御によれば、CPU2の処理時間を、短い時間で複数のアプリケーションプログラムに順番に割当てることによって、各アプリケーションプログラムに対応の処理(タスクともいう)が見かけ上同時に実行する。本実施の形態では、マルチタスク制御されるタスクとして、受信した電子メールの本文を含む内容をLCD7に表示するためのメール表示処理部21、および受付ける操作に基づき電子メールの宛先アドレスを含む内容を作成しながら、作成中の当該電子メールの内容をLCD7に表示するためのメール編集処理部22を含む。メール表示処理部21により表示される電子メールには、受信されて記憶部3に格納された電子メール、または電子メール作成中に受信された電子メールを含む。この2つのタスクそれぞれには、OSの一部の機能を用いたタスク制御部23により、CPU2の処理時間を短い時間で交互に割当てられることにより、各タスクは見かけ上同時に実行される。
本実施の形態では、後述の図3のフローチャートに示すように、CPU2は、バックグラウンドで表示されている受信電子メールの送信元アドレスを検出し、作成される電子メールの宛先アドレスと一致しているか判断し、一致しない場合は電子メールの作成中または送信時においてアラート出力部20が宛先アドレスが誤っている可能性がある旨をユーザに対して通知する。これにより、送信電子メールが意図しない相手に届くことを防止する。
本実施の形態では、アラート出力部20、メール表示処理部21およびメール編集処理部22の機能を実現するためのプログラムは予めROM32に格納される。CPU2は、これらプログラムをROM32から読出し実行することにより、それらの機能が実現される。
図4には、マルチタスク制御による画面の表示例が示される。図4の(B)の画面では、メール作成処理を指示する“メール作成”のボタンと、RAM31から受信電子メールを読出・表示を指示する“メール参照”のボタンとが表示される。ユーザは、入力部8を介していずれかのボタンを操作することができる。
ユーザにより“メール参照”のボタン操作がされると、CPU2は入力部8を介して当該操作を受付けることにより、メール表示処理部21のプログラムをROM32から読出し、当該プログラムを実行する。メール表示処理部21はLCD7にRAM31から受信電子メールを読出し、図4の(A)のようにLCD7に表示する。これにより、図4の(B)の画面は図4の(A)の画面に切替る。CPU2は、図4の(A)の画面で表示される受信電子メールの送信元アドレスを読出し、RAM31に表示メールアドレス33として格納する。
なお、メール表示処理部21は、RAM31の受信電子メールの一覧を表示し、表示された一覧からユーザが入力部8を操作して選択した受信電子メールを図4の(A)の画面で表示すると想定する。
図4の(A)の画面を表示する状態で、ユーザが当該画面の“Menu”ボタンを操作した場合には、CPU2は当該操作を入力部8を介して受付けて、図4の(A)の画面を背景に図4の(B)の画面を表示する。図4の(B)の画面を表示する状態において“メール作成”ボタンが操作されると、CPU2は、メール編集処理部22のプログラムをROM32から読出し当該プログラムを実行する。これにより、メール編集処理部22により、電子メール作成のための画面(図4の(C)の画面)が、LCD7に表示中の図4の(A)の画面を背景にして表示される。このとき、メール表示処理部21とメール編集処理部22は共に実行状態となり、タスク制御部23は実行状態にある両処理部についてマルチタスク制御を開始し、メール表示処理部21とメール編集処理部22とにCPU2の処理時間の割当てを開始する。これにより、両処理は見かけ上同時に実行されることになる。
続いて、図4の(C)の画面を表示する状態において、ユーザが当該画面の“Menu”ボタンを操作した場合には、CPU2は当該操作を入力部8を介して受付けて、図4の(C)の画面を背景に図4の(B)の画面を表示する。この状態に置いて、図4の(B)の画面の“メール参照”ボタンが操作されると、CPU2は当該操作を入力部8を介して受付けて、図4の(B)の画面を消去して、表示中の図4の(A)の画面を、表示中の図4の(C)の画面を背景に表示するように切替える。
このようにマルチタスク制御が開始されると、図4の(B)の画面におけるボタン操作に応じて、表示中のメール表示処理部21による図4の(A)の画面と、表示中のメール編集処理部22による図4の(C)の画面とのうちの一方を背景画面にし、他方を当該背景画面に重畳して表示するように切替えることができる。
次に、図3のフローチャートに従って、図4を参照しながら、携帯電話1において電子メールを作成し送信する動作について説明する。図3のフローチャートに従うプログラムは、予めROM32に格納され、CPU2が当該プログラムを読出し、実行することにより処理が開始される。
ユーザが入力部8の所定キーを操作すると、CPU2は入力部8を介して当該操作に従う指示を受付けて、図3のフローチャートに従う処理を開始する。このとき、CPU2により、図4の(B)の画面が表示される。
図4の(B)の画面が表示された状態において、ユーザが“メール作成”ボタンを操作すると、CPU2は当該操作に従うメール作成指示を入力部8を介して受付けることにより、電子メールの作成処理を行う(ステップS3)。具体的には、CPU2は、メール編集処理部22のプログラムをROM32から読出し、当該プログラムを実行する。メール編集処理部22は、LCD7において、図4の(B)の画面から電子メール作成のための画面(図4の(C)の画面)に切替え表示する。そして、ユーザがキー操作により入力する情報を用いて、記憶部3の作業領域において電子メールのデータ(宛先アドレス、本文など)を作成しながら、作成中データの内容をLCD7の図4の(C)の画面に表示する。
ここでは、図4の(B)の画面の“メール作成”ボタンが操作されると電子メールの作成の画面(図4の(C)参照)が表示されるとしているが、図4の(A)の画面の“返信”ボタンが操作されると図4の(C)の電子メール作成画面が表示されるとしてもよい。
電子メールの作成が終了すると、すなわち図4の(C)の画面の“送信”ボタンが操作されると、CPU2は、当該操作に従う送信指示を入力部8を介して受付ける。受付けた送信指示に応じて、作成された電子メールの宛先アドレスを読出し、RAM31に送信メールアドレス34として格納する。
なお、作成される送信電子メールの宛先アドレスは、記憶部3に格納された図示のない電話帳データから検索して取得してもよく、または、電子メールの送信履歴のデータから検索して取得してもよい。または図4の(A)で表示中の受信電子メールの送信元アドレスをコピーすることにより取得してもよい。
図4の(C)の画面が表示される状態で、ユーザが入力部8を介して当該画面の“送信”ボタンを操作すると、当該操作に従う送信指示に基づき、CPU2はタスク制御部23によるマルチタスク制御が行われているか否かを判定し、その判定結果に基づき図4の(C)の画面の背景に図4の(A)の画面が表示されているか否かを判定する(ステップS7)。
受信電子メールの表示ありと判定されると(ステップS7で“あり”)、CPU2は、RAM31の表示メールアドレス33と送信メールアドレス34とを比較し、両者が一致するか否かを判定する(ステップS9)。
一致すると判定すると(ステップS9で“一致する”)、CPU2は、メール編集処理部22により作成された電子メールのデータをRAM31の作業領域から読出し、通信部71に送信指示とともに出力する。通信部71は、送信指示に基づき、入力した電子メールのデータを送信可能なデータに変換し、変換後のデータを、電子メールの宛先アドレスが指定するアドレスに宛ててアンテナ81を介して送信する(ステップS15)。送信中は、CPU2は図4の(C)の画面に重畳して送信中の画面(図4の(E)の画面)を表示する。
通信部71がネットワークNTを介して送信完了の通知を受信すると、通信部71は送信完了をCPU2に通知する。送信完了の通知に応じて、CPU2は図4の(E)の画面を消去し、メール編集処理部22は図4の(C)の画面を消去する。
その後、CPU2はメール編集処理部22を実行状態から実行待ち状態(または実行可能状態)に遷移させる。これにより、メール表示処理部21のみが実行状態となりマルチタスク制御は終了する。
一方、一致しないと判定すると(ステップS9で“一致しない”)、送信処理は中断する。そして、ステップS11で、アラート出力部20はLCD7の表示画面に重畳させて、アラート画面20Aを表示する(図4の(D)を参照)。アラート画面20Aにより、表示中の受信電子メールの送信元アドレスと、送信しようとする電子メールの宛先アドレスが相違する旨のメッセージを出力し、ユーザに注意を喚起する。このメッセージ出力とともに、または当該メッセージに代替して、音声を出力するようにしてもよく、または画面の表示色(たとえば、赤色)を変更するようにしてもよい。
アラート画面20Aには、中断している送信処理をキャンセルさせるために操作される“cancel”ボタンと、中断している送信処理を再開させるために操作される“OK”ボタンが表示される。
ユーザが“cancel”ボタンを操作すると、CPU2は入力部8を介して当該操作に従う指示を受付けて、アラート画面20Aを消去する。これにより、LCD7の画面の表示状態は、図4の(C)の状態に戻り、処理はステップS3のメール作成処理に戻る。
ユーザが“OK”ボタンを操作すると、CPU2は入力部8を介して当該操作に従う指示を受付けて、LCD7の画面の表示状態を、図4の(E)の状態に切替えて、中断されていた電子メールの送信処理が再開されて、電子メールが送信される(ステップS15)。
このように、作成された電子メールが送信される前にアラート画面20Aが出力され、とりわけ、“送信”ボタン操作による送信指示が受付けられてから電子メールが送信される前に、アラート画面20Aが出力するされることで、意図しない宛先への電子メールの送信を防止することが可能となる。
図3のフローチャートの処理が適用され得る実際のユースケースを説明する。たとえば、受信電子メール(受信メールAと称する)に対する返信メールを作成しようと、メール作成処理を行う。直後に新着電子メール(受信メールBと称する)を受信し、受信メールBを確認しようと受信メールBをLCD7に表示する。このケースの場合、受信メールBに対する返事を書こうと、既に表示中の受信メールAに対する返信メールに受信メールBに対する返事をそのまま作成してしまい、誤った宛先に送信してしまうことを防げる。
また、新規の電子メールを作成中に、新着電子メール(受信メールCと称する)を受信すし、受信メールCを確認しようと受信メールCを表示する。このケースの場合、その受信メールCに対する返信文を、既に立ち上げている新規電子メールの作成画面に記載してしまい、意図しない宛先へ送信をされるのを防止できる。この場合には、アラート出力部20は、電子メールの作成中に受信して表示される電子メールの送信元アドレスと、作成中の電子メールの宛先アドレスとが異なるとき、アラート画面20Aを出力し、作成の段階で注意喚起をすることができる。
ここでは、図4の(A)の画面で受信電子メールが表示される都度、表示される受信電子メールの送信元アドレスを取得したが、取得するタイミングは、このときに限定されず、図4の(C)の画面の“送信”ボタンが操作されたときに取得するようにしてもよい。
本実施の形態では、電子メールの表示画面を背景に他の電子メールの表示画面を表示するので両画面は重畳した状態となるが、マルチウィンドウのように、重畳しない状態で個別に表示されるようにしてもよい。
(変形例)
上述した実施の形態の変形例が、図5〜図7に示される。図3のステップS9で“一致する”と判定された場合であっても、図5の(A)〜(C)に示すように、作成した電子メールの宛先アドレスに予め指定された個人アドレス、または予め指定されたグループのアドレスが含まれると判定される場合には、作成画面を設定変更できる任意の色で(たとえば赤色)表示するなどしてユーザに注意を喚起し、送信前に宛先の確認を促すようにしてもよい。
また、図3のステップS9で“一致する”と判定された場合であっても、図6の(A)〜(C)に示すように、作成した電子メールの宛先アドレスが、一定期間送信の履歴がない宛先アドレスに一致すると判定される場合には、図5と同様に注意を促すようにしてもよい。
また、上述の実施の形態では、“送信”ボタンが操作されると画面は注意喚起の表示態様(図4の(D)参照)に変更されたが、図7の(A)〜(C)に示すように、電子メール作成時において、表示中の受信電子メールの送信元アドレスと作成中の電子メールの宛先アドレスを比較し、不一致ならば、作成画面を設定変更できる任意の色で(たとえば赤色)表示するなどしてユーザに注意を喚起し、作成時点から宛先アドレスの確認を促すようにしてもよい。
また、表示領域のサイズの制限などから、電子メールの本文作成画面が宛先作成画面とは別画面で表示される場合は、本文作成画面の一部に、「宛先」,「件名」などを移動表示(マーキー)させるなどして、宛先が正しいことの確認を促すようにしてもよい(図5の(B),図6の(B)を参照)。
本実施の形態によれば、マルチタスク制御を用いて、受信電子メールを表示する画面と、送信電子メールを作成する画面を同時に表示させる場合において、表示している受信電子メールの送信元アドレスと、作成中の電子メールの宛先アドレスが同一でない場合に、ユーザに対して宛先情報の注意喚起を促すような通知としてアラート情報が出力される。これにより、電子メールの誤送信を回避することができる。
(他の実施の形態)
本実施の形態における電子メールの通信処理方法は、プログラムとして提供することもできる。このようなプログラムは、携帯電話1などの情報処理端末に付属する記録媒体(メモリ形状のカード、フレキシブルディスク、CD(Compact Disc)−ROM、ROM、RAMなど)であって、CPU2が読取り可能な記録媒体に記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、ネットワークNTを介した携帯電話1などの情報処理端末の所定記憶領域へのダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。
提供されるプログラム製品は、記憶部3などのプログラム格納部にインストールされてCPU2により読出されて実行される。なお、プログラム製品は、プログラム自体と、プログラムが記録された記録媒体とを含む。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 携帯電話、3 記憶部、8 入力部、12 外部メモリ、20 アラート出力部、20A アラート画面、21 メール表示処理部、22 メール編集処理部、23 タスク制御部、33 表示メールアドレス、34 送信メールアドレス。

Claims (8)

  1. 本文、送信元情報および宛先情報を含む電子メールの通信装置であって、
    受信される電子メールの本文を含む内容を表示する第1メール手段と、
    受付ける操作に基づき電子メールの宛先情報を含む内容を作成しながら、作成中の当該電子メールの内容を表示する第2メール手段と、
    前記第1メール手段による表示とともに前記第2メール手段による表示がされるように、前記第1および第2メール手段による各表示動作を制御する制御手段と、
    作成される電子メールの宛先情報と、前記第1メール手段により表示される受信電子メールの送信元情報とが異なるとき、所定情報を出力する情報出力手段と、を備える、電子メール通信装置。
  2. 前記情報出力手段は、
    作成された電子メールが送信される前に前記所定情報を出力する、請求項1に記載の電子メール通信装置。
  3. 作成された電子メールを送信するメール送信手段を、さらに備え、
    前記メール送信手段は、送信指示を受付けたとき電子メールを送信し、
    前記情報出力手段は、
    前記メール送信手段により送信指示が受付けられてから電子メールが送信される前に、前記所定情報を出力する、請求項1または2に記載の電子メール通信装置。
  4. 前記情報出力手段は、
    電子メールの作成中に、作成される電子メールの宛先情報と、第1メール手段により表示される電子メールの送信元情報とが異なると判定されるとき、前記所定情報を出力する、請求項1から3のいずれかに記載の電子メール通信装置。
  5. 受信される電子メールを格納するための記憶部を、さらに備え、
    前記第1メール手段は、前記記憶部の電子メールの本文を含む内容を表示する、請求項1から4のいずれかに記載の電子メール通信装置。
  6. 電子メールを受信するメール受信手段を、さらに備え、
    前記第1メール手段は、前記第2メール手段による電子メールの作成中に前記メール受信手段により受信される電子メールの本文を含む内容を表示する、請求項1から5のいずれかに記載の電子メール通信装置。
  7. 本文、送信元情報および宛先情報を含む電子メールの通信方法であって、
    受信される電子メールの本文を含む内容を表示するステップと、
    受付ける操作に基づき電子メールの宛先情報を含む内容を作成しながら、作成中の当該電子メールの内容を表示するステップと、
    受信される電子メールの本文を含む内容表示とともに、作成中の電子メールの内容表示がされるように、各表示動作を制御するステップと、
    作成される電子メールの宛先情報と、表示される受信電子メールの送信元情報とが異なるとき、所定情報を出力するステップと、を備える、電子メール通信方法。
  8. 本文、送信元情報および宛先情報を含む電子メールの通信方法をプロセッサに実行させるための電子メール通信プログラムであって、
    受信される電子メールの本文を含む内容を表示するステップと、
    受付ける操作に基づき電子メールの宛先情報を含む内容を作成しながら、作成中の当該電子メールの内容を表示するステップと、
    受信される電子メールの本文を含む内容表示とともに、作成中の電子メールの内容表示がされるように、各表示動作を制御するステップと、
    作成される電子メールの宛先情報と、表示される受信電子メールの送信元情報とが異なるとき、所定情報を出力するステップと、をプロセッサに実行させる電子メール通信プログラム。
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