JP2012147564A - 回転電機ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】車両搭載性に優れたコンパクトで冷却性能の高い回転電機ユニットを提供する。
【解決手段】回転電機ユニット1は、環状の固定子および固定子の内側に設けられた回転子を有する回転電機3と、環状のインバータケース20およびインバータケース20内に収容されたパワーモジュール27を有し、固定子の上面にインバータケース20の下面が接するように積層されて回転電機3と一体化された電力変換装置2とを備え、電力変換装置2は、インバータケース20内に環状に形成された冷却流路25を有し、パワーモジュール27は、冷却流路25内に配置されて冷却流路25内を流れる冷媒との間で熱交換を行う放熱部を有している。
【選択図】図4

Description

本発明は、回転電機と電力変換装置とが一体化された回転電機ユニットに関する。
回転電機と電力変換装置とを一体化することにより、装置全体を小型化した回転電機が知られている。例えば、特許文献1では、回転電機と電力変換装置との間に冷却部を備えて、回転電機および電力変換装置の双方を冷却する回転電機ユニットが提案されている。
特開2009−88466号公報
回転電機ユニットの小型化、高出力化に伴って、車両搭載性に優れたコンパクトで冷却性能の高い回転電機ユニットが要望されている。
(1)請求項1の発明による回転電機ユニットは、環状の固定子および固定子の内側に設けられた回転子を有する回転電機と、環状の第1ケーシングおよび第1ケーシング内に収容されたパワーモジュールを有し、固定子の上面に第1ケーシングの下面が接するように積層されて回転電機と一体化された電力変換装置とを備え、電力変換装置は、第1ケーシング内に環状に形成された第1冷却流路を有し、パワーモジュールは、第1冷却流路内に配置されて第1冷却流路内を流れる冷媒との間で熱交換を行う放熱部を有していることを特徴とする。
(2)請求項2の発明は、請求項1に記載の回転電機ユニットにおいて、第1冷却流路は、第1ケーシングの下面から環状に凹設された第1空間を固定子の上面で閉塞して形成されていることを特徴とする。
(3)請求項3の発明は、請求項1または2に記載の回転電機ユニットにおいて、回転電機は3相交流電力で駆動される交流回転電機であり、直流電力を交流電力に変換するインバータ回路を備え、インバータ回路は、各相ごとに設けられた第1〜第3のパワーモジュールを有し、第1〜第3のパワーモジュールは、上下アーム回路の一対のトランジスタを直列接続して構成され、放熱部は、一対のトランジスタからの熱を放熱する第1および第2放熱面を有し、放熱部は、第1および第2放熱面のそれぞれが、環状に形成した第1冷却流路の内外周面に対向するように第1冷却流路に挿入されていることを特徴とする。
(4)請求項4の発明は、請求項3に記載の回転電機ユニットにおいて、第1〜第3のパワーモジュールの放熱部の第1および第2放熱面には、複数の放熱フィンが冷却流路に突出するようにそれぞれ立設されていることを特徴とする。
(5)請求項5の発明は、請求項3または4に記載の回転電機ユニットにおいて、第1〜第3のパワーモジュールは、直方体形状の金属ケースを備え、直方体形状の金属ケースにおいて対向して配置される二枚の側板の表面がそれぞれ第1および第2放熱面とされていることを特徴とする。
(6)請求項6の発明は、請求項3ないし5のいずれか1項に記載の回転電機ユニットにおいて、第1のパワーモジュールは、電力変換装置の冷却流路の入口の近傍に配置され、第2のパワーモジュールは、冷却流路の入口から導入される冷媒の流れに沿って、第1のパワーモジュールに対して回転子の軸方向を中心として所定角度の間隔で配置され、第3のパワーモジュールは、冷媒の流れに沿って第2のパワーモジュールに対して回転子の軸方向を中心として所定角度の間隔で配置されていることを特徴とする。
(7)請求項7の発明は、請求項1ないし6のいずれか1項に記載の回転電機ユニットにおいて、環状の第2ケーシングおよび回転子を回転可能に保持する軸受を有し、第2ケーシングの上面に固定子の下面が接するように積層されて回転電機と一体化された回転子保持部をさらに有することを特徴とする。
(8)請求項8の発明は、請求項7に記載の回転電機ユニットにおいて、回転子保持部は、第2ケーシング内に環状に形成された第2冷却流路を有していることを特徴とする。
(9)請求項9の発明は、請求項8に記載の回転電機ユニットにおいて、第2冷却流路は、第2ケーシングの上面から環状に凹設された第2空間を固定子の下面で閉塞して形成されていることを特徴とする。
(10)請求項10の発明は、請求項8または9に記載の回転電機ユニットにおいて、固定子は、外方に延在するリブを有し、電力変換装置の第1冷却流路と回転子保持部の第2冷却流路とを連通する貫通孔がリブに連通流路として設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、車両搭載性に優れたコンパクトで冷却性能の高い回転電機ユニットを提供することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る回転電機ユニットの主要回路の構成を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係る回転電機ユニットの外観斜視図である。 本発明の第1の実施の形態に係る回転電機ユニットの分解斜視図である。 本発明の第1の実施の形態に係る回転電機ユニットの側面断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る回転電機ユニットにおける電力変換装置のトップカバーを外した状態を示す平面図である。 本発明の第1の実施の形態に係るパワーモジュールの外観斜視図および側面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る電力変換装置の冷却流路における冷媒の流れを示す底面模式図である。 固定子コアからの熱の移動を示す模式図である。 本発明の第2の実施の形態に係る回転電機ユニットの外観斜視図である。 本発明の第3の実施の形態に係る回転電機ユニットの外観斜視図である。 本発明の第3の実施の形態に係る回転電機ユニットの分解斜視図である。 本発明の第3の実施の形態に係る回転電機ユニットのインバータケースの斜視図である。 本発明の第3の実施の形態に係る回転電機ユニットの固定子コアの斜視図である。 本発明の第3の実施の形態に係る回転電機ユニットのリアケースの斜視図である。 本発明の第3の実施の形態に係る回転電機ユニットの電力変換装置の冷却流路における冷媒の流れを示す底面模式図である。 本発明の変形例に係るパワーモジュールの側面図である。 本発明の変形例に係る回転電機ユニットの固定子コアとインバータケースおよびリアケースの冷却流路を示す模式図である。
以下、本発明による回転電機ユニットの実施の形態を、図面を参照して説明する。
本実施形態に係る回転電機ユニットは、自動車の走行に使用するのが好適な回転電機ユニットである。ここで、回転電機ユニットを使用するいわゆる電気自動車には、エンジンと回転電機ユニットの両方を備えるハイブリッドタイプの電気自動車(HEV)と、エンジンを用いないで回転電機ユニットのみで走行する純粋な電気自動車(EV)とがあるが、以下に説明する回転電機ユニットは両方のタイプに利用できるので、ここでは代表してハイブリッドタイプの自動車に用いられる回転電機ユニットに基づいて説明する。
―第1の実施の形態―
第1の実施の形態に係る回転電機ユニット1は、図1に示すように、インバータ回路200を有する電力変換装置2と、3相交流電力で駆動される交流回転電機3とを備えている。回転電機ユニット1は、リレー回路80を介して車両側のバッテリ100に接続される。
図示しない車両のエンジンおよび回転電機3は、車両の走行用トルクを発生する。回転電機3は、回転トルクを発生するだけでなく、回転電機3に外部から加えられる機械エネルギーを電力に変換する機能を有する。
エンジンの出力トルクは回転電機3に伝達され、回転電機3が発生する回転トルクは、図示しないトランスミッションおよびデファレンシャルギアを介して車輪に伝達される。
一方、回生制動の運転時には、車輪から伝達される回転トルクにより回転電機3が回転されて交流電力を発生する。発生した交流電力は後述するように電力変換装置2により直流電力に変換され、高電圧用のバッテリ100を充電し、充電された電力は再び走行エネルギーとして使用される。
リレー回路80は、図1に示すように、プリチャージ抵抗81と、プリチャージリレー82と、正側メインリレー83と、負側メインリレー84と、ヒューズ85とを有している。リレー回路80は、バッテリ100と電力変換装置2の回路間のオン・オフ、およびインバータ起動時の突入電流を防ぐ補充電(プリチャージ)機能を有している。
[電力変換装置の回路構成]
電力変換装置2は、図1に示すように、3相インバータ回路200および平滑コンデンサ28を備えている。インバータ回路200は、直流コネクタ11,12(21)およびリレー回路80を介してバッテリ100と電気的に接続されており、バッテリ100とインバータ回路200との相互において電力の授受が行われる。
回転電機3を電動機として動作させる場合には、直流コネクタ11,12(21)を介してバッテリ100から供給された直流電力をインバータ回路200が交流電力に変換して回転電機3に供給する。回転電機ユニット1は、バッテリ100の電力によって回転電機3を電動機として作動させることにより、回転電機3の動力のみによって車両を駆動することができる。
なお、回転電機ユニット1は、回転電機3を発電機として、エンジンの動力あるいは車輪からの動力によって作動させて発電させることにより、バッテリ100を充電できる。
インバータ回路200は、スイッチング半導体素子として絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ(Insulated Gate Bipolar Transistor)を六つ備えている。以下略してIGBTと記す。
インバータ回路200は、正極側(上アーム側)に三つのIGBT5aおよびフライホイールダイオード6aと、負極側(下アーム側)に三つのIGBT5bおよびフライホイールダイオード6bとにより、それぞれ各相ごとに構成された上下アームの直列回路を有する。
インバータ回路200は、上下1アームの直列回路をまとめて一体のモジュールにした2 in 1と呼ぶ第1〜第3のパワーモジュール27a,27b,27cを、U相、V相、W相の3相に対応して備えている。すなわち、電力変換装置2は、一相あたりに一つのパワーモジュール27を有し、各パワーモジュール27は上下アーム回路の一対のトランジスタを直列接続して構成されている。
電力変換装置2の直流正極側と直流負極側との間には、平滑コンデンサ28が電気的に並列に接続されている。平滑コンデンサ28は、電解コンデンサあるいはフィルムコンデンサであって、スイッチング半導体素子の高速スイッチング(オン・オフ)動作により生じる電圧・電流の脈動(リップル)を抑制するために設けられている。
さらに、電力変換装置2は、図示しない制御回路と、ドライバ回路と、信号コネクタとを備えている。信号コネクタは、車両側の制御装置から指令を受けたり、あるいは車両側の制御装置に回転電機ユニット1の状態を表すデータを送信する。制御回路は、信号コネクタから入力される指令に基づいて回転電機3の制御量を演算し、さらに電動機として運転するか発電機として運転するかを演算し、演算結果に基づいて制御パルスを発生し、その制御パルスをドライバ回路へ供給する。ドライバ回路は、供給された制御パルスに基づいて、インバータ回路200を制御するための駆動パルスを発生する。
[回転電機ユニットの構造]
図2〜図5を参照して、回転電機ユニット1の構造を説明する。図2は、回転電機ユニット1の外観斜視図であり、図3は、回転電機ユニット1の分解斜視図である。図4は、回転電機ユニット1の側面断面図であり、図5は、トップカバー53を取り除いた電力変換装置2の平面図である。なお、煩雑さを避けるために、図3において、回転子、固定子コイルおよび絶縁紙を省略し、図4において、回転子および絶縁紙を省略している。
回転電機ユニット1は、図2に示すように、電力変換装置2と、回転電機3と、回転子保持部4とを備えている。電力変換装置2、回転電機3および回転子保持部4は、それぞれ外周が八角形形状とされており、周方向に90度間隔で形成したリブ201,301,401を有している。電力変換装置2、回転電機3および回転子保持部4は、各リブ201,301,401がリブ群51として整列するよう合わせられて、通しボルト(不図示)により締結されることで、一体とされている。電力変換装置2および回転子保持部4は、回転電機3の外形に対応した外形形状に形成されている。
[回転電機の構造]
回転電機3は、図2に示すように、電力変換装置2と回転子保持部4との間に挟まれている。回転電機3は、図2〜図4に示すように、環状の固定子コア30および固定子コイル32を有する固定子と、環状の固定子コア30の内側に回転自在に配設される回転子(不図示)とを備えている。
固定子コア30は、厚さ0.05〜1.0mm程度の珪素鋼板を数百枚積層してなる。固定子コア30は、図3に示すように、回転子の軸方向に平行な72個のスロット305が周方向に等間隔となるように形成されている。各スロット305には、固定子コイル32が収容されている。
図示は省略するが、回転子は、回転子コアと複数の永久磁石を有している。回転子コアには、円周方向に等間隔で12の磁石挿入孔が設けられている。磁石挿入孔のそれぞれには、隣接する磁極毎に交互に磁化方向が変わるように磁化された永久磁石が装着されている。
[電力変換装置の構造]
電力変換装置2は、図2〜図4に示すように、回転電機3の軸方向の一端側に取り付けられている。電力変換装置2は環状のインバータケース20を有する。インバータケース20は、ケースの下面が固定子コア30の上面に接するように配置されている。つまり、電力変換装置2は、インバータケース20の下面に固定子の上面が接するように、回転電機3に積層されて回転電機3と一体化されている。第1〜第3のパワーモジュール27a,27b,27cを有するインバータ回路と、平滑コンデンサ28とは、それぞれ、インバータケース20内に保持され、インバータケース20はトップカバー53で覆われている。図示するように、トップカバー53は、インバータケース20の回転電機3が配置される側と反対となる側を覆うように、複数のボルトによりインバータケース20に固着されている。
さらに、図4および図5に示すように、車両に搭載されるバッテリの直流回路と接続されるパワーコネクタ21と、電力変換装置2と車両側制御装置との間で各種信号の受け渡しに用いられる信号コネクタ22(図5参照)とがインバータケース20の周縁に設けられている。インバータケース20内には、平面視八角形形状のインバータケース20を跨って制御基板23が設けられ、インバータケース20内に収容した平滑コンデンサ28とパワーコネクタ21との間は入力バスバー280,281で接続されている。インバータケース20には、平滑コンデンサ28とパワーモジュール27とを電気的に接続する出力バスバー282,283と、電流センサ29と、レゾルバステータ35とが設けられている。
バッテリ100からの直流電流は、パワーコネクタ21を介して電力変換装置2に入力され、平滑コンデンサ28でリップル成分が平滑化された後に出力バスバー282,283を介してパワーモジュール27の正側直流端子272および負側直流端子273に供給される。
入力された直流電力は、三つのパワーモジュール27がスイッチングすることで交流に変換されて、第1〜第3のパワーモジュール27a,27b,27cのそれぞれの交流端子271から、各交流端子271に接続される固定子コイル32の口出し線33を介して回転電機3に送られる。固定子コイル32の端部から延長される口出し線33は、電流センサ29の貫通開口291を通って電力変換装置2におけるパワーモジュール27a,27b,27cの交流端子271に接続されている。
パワーモジュール27は、図6に示すように、端部に強電系の交流端子271、正側直流端子272、負側直流端子273、および弱電系(制御系)の制御端子274を備えている。
パワーモジュール27は、アルミ合金材料などの金属材料で構成された直方体形状のモジュールケース278を備えている。モジュールケース278は、一端に開口を有しており、この開口からスイッチング半導体素子であるIGBTやダイオードが挿入され、樹脂により封止されている。
パワーモジュール27には、モジュールケース278の開口の外周を囲むようにフランジ276が形成されている。フランジ276には、インバータケース20側の取付穴に対応する固定用ボルト穴277が形成されている。パワーモジュール27は、フランジ276がボルトで締結されることにより、所定位置に取り付けられる。
モジュールケース278は、相互に対向して配置される二枚の側板の表面がそれぞれ第1放熱面279aと第2放熱面279bとされている。第1放熱面279aおよび第2放熱面279bのそれぞれには、複数個のピンフィン275が外方に向かって立設されている。ピンフィン275が立設される第1放熱面279aおよび第2放熱面279bは、後述する冷却流路内に配置される。
パワーモジュール27のスイッチングのデューティーは、主に信号コネクタ22から入力される車両側のトルクや回転数の指令に基づいて、制御基板23の制御部により算出され、デューティーに応じたスイッチング指令がパワーモジュール27の制御端子274へ出力される。なお、信号コネクタ22と制御基板23との間、および制御基板23とパワーモジュール27の制御端子274との間は、信号ハーネスやピン等を介して信号のやり取りが行われるが、図中は省略してある。
図4に示すように、インバータケース20の中央には、回転子のシャフト(不図示)の端部を回転可能に保持するためのベアリング34が配置されている。インバータケース20のベアリング34の上方には、回転子の回転数センサであるレゾルバステータ35が組み込まれている。レゾルバステータ35からの信号は、信号ハーネスもしくは信号ピンなど(不図示)を介して制御基板23へ送られる。
[回転子保持部]
回転子保持部4は、図2〜図4に示すように、電力変換装置2が配置される側と反対側の回転電機3の軸方向の端部に取り付けられる。回転子保持部4は、回転子を回転可能に保持するベアリング34と、ベアリング34を収容する環状のリアケース40とを有している。リアケース40は、上面が固定子コア30の下面と接するように配置されている。つまり、回転子保持部4は、リアケース40の上面に固定子の下面が接するように、回転電機3に積層されて回転電機3と一体化されている。
リアケース40の中央には、回転子のシャフト(不図示)の端部を保持するためのベアリング34が配置されている。リアケース40の外周面の所定位置にはフランジ50が形成され、回転電機ユニット1は、フランジ50を車両のギアケースや変速機などの取付部にボルト締結して固定される。
[冷却流路]
図3、図4および図7を参照して、インバータケース20およびリアケース40に形成される冷却流路について説明する。図7は、電力変換装置2の冷却流路25における冷媒の流れを示す底面模式図である。
インバータケース20内には、図4および図7に示すように、冷媒を流すための冷却流路25が形成されている。冷却流路25は、インバータケース20の下面から環状に凹設された空間を固定子コア30の上面で閉塞して形成されている。具体的には、冷却流路25は、固定子コア30の端部(コアバック)に沿って、固定子コイル32の外側を囲むように形成されている。冷却流路25の断面形状は、矩形状とされ、インバータケース20に形成される凹部の三面と、固定子コア30の上側の表面251とで構成されている。なお、固定子コア30の表面251と、表面251に当接されるインバータケース20の端面との間には、液状ガスケットが塗布されており、冷却流路25は封止されている。
図7に示すように、インバータケース20には、図示しない車両側の冷却システムから冷媒を導入するための冷媒入口パイプ55が取り付けられており、冷媒入口パイプ55は冷却流路25に連通されている。冷媒入口パイプ55の近傍には、インバータケース20の冷却流路25の出口である連通管57も取り付けられている。
図4および図7に示すように、冷却流路25内には、パワーモジュール27のモジュールケース278が挿入され、第1放熱面279aおよび第2放熱面279bのそれぞれが環状に形成した冷却流路25の内外周面に対向するように配置される。第1放熱面279aおよび第2放熱面279bのそれぞれが冷却流路25に導入される冷媒の流れに沿って配置されているため、ピンフィン275は、冷媒の流れに直交するように第1放熱面279aおよび第2放熱面279bから冷却流路25側に突出される。
第1のパワーモジュール27aは、図7に示すように、インバータケース20の冷媒入口パイプ55の近傍に配置されている。第2のパワーモジュール27bは、冷媒入口パイプ55から導入される冷媒の流れに沿って、第1のパワーモジュール27aに対して回転子の軸方向を中心として45度の間隔で配置されている。第3のパワーモジュール27cは、冷媒入口パイプ55から導入される冷媒の流れに沿って、第2のパワーモジュール27bに対して回転子の軸方向を中心として45度の間隔で配置されている。
したがって、冷媒は、冷媒入口パイプ55から導入されて、固定子に沿って流れて第1〜第3のパワーモジュール27a,27b,27cおよび固定子コア30を直接的に冷却する。固定子コイル32や電力変換装置2の他の部品は、冷媒によって冷却される固定子コア30やインバータケース20を介して冷却される。固定子に沿って平面視で円を描くように流れてほぼ一周した冷媒は、連通管57から流出する。
一方、図3および図4に示すように、リアケース40にもインバータケース20と同様に固定子に沿って環状に凹設され、リアケース40の上面が開放された冷却流路45が形成されている。冷却流路45は、リアケース40の上面から環状に凹設された空間を固定子コア30の下面で閉塞して形成されている。なお、固定子コア30の下側の表面451と、表面451に当接されるリアケース40の端面との間には、液状ガスケットが塗布されており、冷却流路45は封止されている。リアケース40の冷却流路45には、上記したインバータケース20に取り付けられる連通管57の他端が接続される(図2参照)。つまり、インバータケース20の冷却流路25と、リアケースの冷却流路45とは連通管57によって連通されている。連通管57の近傍には、リアケース40の冷却流路45の出口である冷媒出口パイプ56が取り付けられている(図2参照)。
したがって、冷媒入口パイプ55から冷却流路25に流入した冷媒は、インバータケース20の冷却流路25を通って連通管57から流出し、リアケース40の冷却流路45内に導入される。リアケース40の冷却流路45に導入された冷媒は、固定子のコアバックに沿って流れて固定子コア30のリアケース40側を直接的に冷却し、冷媒出口パイプ56より排出されて、図示しない車両側の冷却システムに回収される。
以上説明した本実施の形態によれば、以下のような作用効果を奏することができる。
(1)冷却流路25が、回転電機3の軸方向端部において、固定子に沿って環状に形成されており、冷却流路25内にパワーモジュール27のモジュールケース278が挿入されている。モジュールケース278は、上下アーム回路の一対のトランジスタからの熱を放熱する放熱部を構成し、モジュールケース278が、冷却流路25内を流れる冷媒との間で熱交換を行うため、パワーモジュール27を効果的に冷却することができる。さらに、冷媒は、固定子コア30も冷却し、固定子コア30を介して固定子コイル32を冷却することができる。
(2)電力変換装置2および回転子保持部4は、回転電機3の外形に対応した外形形状とされ、回転電機3を挟むように、回転電機3の軸方向の両端部に取り付けられている。したがって、コンパクトで車両搭載性に優れた回転電機ユニット1を提供することができる。
(3)回転電機3の一方の側に電力変換装置2を取り付け、回転電機3の他方の側に回転子保持部4を取り付けて、電力変換装置2と回転子保持部4の両方に冷却流路25,45を設けているため、固定子コア30は軸方向の両端部から冷却される。したがって、固定子コア30および固定子コイル32を効果的に冷却することができる。
(4)電力変換装置2の冷却流路25は、インバータケース20の下面から環状に凹設された空間を固定子の上面で閉塞して形成され、回転子保持部4の冷却流路45は、リアケース40の上面から環状に凹設された空間を固定子の下面で閉塞して形成されている。これにより、冷媒が直に固定子コア30の上側および下側表面251,451に当たるため、効果的に固定子コア30を冷却することができる。
(5)冷却流路25,45は、固定子コア30の軸方向の端部に形成されているため、固定子コア30の放熱面積を十分に確保して、固定子コア30を効率よく冷却することができる。さらに、回転電機3における発熱体の一つである固定子コイル32の周囲に冷却流路25,45が形成されているため、固定子コイル32を効果的に冷却することができる。
固定子コア30の軸方向の端部に冷却流路25,45を形成させたことの利点について、図8を参照して具体的に説明する。図8(a)は、第1の実施の形態に係る固定子コア30からの熱の移動を示す模式図であり、図8(b)は冷却流路65を固定子コア30の外周面側方に設けた場合の固定子コア30からの熱の移動を示す模式図である。図中の矢印は、熱の流れを模式的に表している。
従来、図8(b)に示すように、固定子コア30の側面方向(外周面外方)に冷却流路65を形成することがあった。図8(b)に示すように、薄い珪素鋼板を軸方向に数百枚積層してなる固定子コア30は、アルミなどの金属製のハウジング60に、焼嵌めまたは圧入によって固定されている。冷却流路65は、ハウジング60の内部において、固定子コア30の外周面に沿って形成されている。
このような構成では、固定子コイル32の熱は、固定子コア30を介してハウジング60に伝達され、冷却流路65へ放熱される。なお、熱は、ハウジング60と固定子コア30の界面63を通過することになるが、この界面63では積層される各薄肉鋼板の外周がハウジング60の内周面に線接触している。
したがって、界面63における固定子コア30を構成する鋼板相互間に空気の層が形成されてしまい、この空気の層が熱抵抗となり冷却の妨げとなってしまう。さらに、ハウジング60の内壁64も介在するため熱抵抗となる。
これに対して、図8(a)に示すように、第1の実施の形態に係る回転電機ユニット1では、回転電機3の軸方向の端部に冷却流路25,45が形成されており、固定子コア30の端面を冷媒に面接触させることができるため、放熱面積を十分に確保することができる。さらに、冷媒を直に固定子コア30に当てることができるとともに、冷却流路25,45を固定子コイル32の近傍に形成することができるため、冷却性能の向上を図ることができる。
(6)図7に示したように、冷媒入口パイプ55がパワーモジュール27の近傍に配置されているため、最も低温の冷媒でパワーモジュール27を冷却することができる。よって、効果的にパワーモジュール27を冷却することができる。
(7)固定子コア30の軸方向の寸法(積厚)は、必要に応じて珪素鋼板の板厚のピッチで増減させることができる。つまり、同じ外形で異なる積厚を必要とするような別のアプリケーションへも、固定子コア30の型の改造を必要とすることなく積層する珪素鋼板の枚数変更のみで容易に適用することが可能となる。
(8)リブ201,301,401は、周方向に90度間隔で配置されているため、固定子コア30を90度ピッチで回し積みにより製作することができる。これにより、形状精度の高い固定子コア30を有する回転電機ユニット1を提供することができる。回し積みとは、それぞれが所定枚数の薄肉鋼板からなる複数の積層体を順次周方向に所定角度ずらして配置させることにより、板厚偏差を平準化する固定子コア30の製造方法である。
(9)回転電機3は、例えばスロット305の数が72個の12極モータであり、4個のリブ301を設けている。つまり、リブ301の数の整数倍が、回転電機3の極数と一致している。したがって、回転方向に均等にバランスした固定子形状になっており、磁界の分布が不規則になることもなく、それによって発生しうる不要なトルク脈動や騒音の増大を避けることができる。
(10)回転電機3と電力変換装置2とが一体とされているため、回転電機と電力変換装置とを別々に配置させる回転電機ユニットに比べてケーブルを省略することができる。これにより、回転電機ユニット1の軽量化を図ることができ、さらにノイズを低減することもできる。
―第2の実施の形態―
図9を参照して第2の実施の形態に係る回転電機ユニット1を説明する。図9は、本発明の第2の実施の形態に係る回転電機ユニット1の外観斜視図である。第2の実施の形態では、回転子を回転可能に保持するベアリングをギアケースや変速機などに設けており、回転電機ユニット1において回転子保持部4が省略されている。第2の実施の形態では、電力変換装置2に上記した連通管57に代えて冷媒出口パイプ56が取り付けられる。
冷媒入口パイプ55から入った冷媒は、第1の実施の形態と同様に形成されるインバータケース20の冷却流路25を周回し、冷媒出口パイプ56から排出される。つまり、固定子コア30は、一方の面に直に当てられる冷媒によって冷却される。
リアケース40を省略することで、よりコンパクトな回転電機ユニット1を提供することができる。
―第3の実施の形態―
図10〜15を参照して第3の実施の形態に係る回転電機ユニット1を説明する。図10は、第3の実施の形態に係る回転電機ユニット1の外観斜視図であり、図11は、回転電機ユニット1の分解斜視図である。図12、図13および図14は、インバータケース20、固定子コア30およびリアケース40の斜視図である。図15は、回転電機ユニット1の電力変換装置2の冷却流路25における冷媒の流れを示す底面模式図である。なお、図11〜15の各図において、破線の矢印は冷媒の流れを模式的に示している。
図11および図13に示すように、第3の実施の形態では、連通管57に代えて、電力変換装置2の冷却流路25と回転子保持部4の冷却流路45とを連通する貫通孔304が連通流路として固定子コア30のリブ301に設けられている。
図10に示すように、第3の実施の形態では、第1および第2の実施の形態に比べて幅広のリブ群54が設けられている。リブ群54には、ボルト穴が二つ設けられている。図13に示すように、固定子コア30のリブ301は、固定子コア30から径方向外方に延在している。リブ301の中央には、貫通孔304が形成されており、貫通孔304の両脇にボルト穴302が一つずつ(各リブ301に合計二つずつ)形成されている。
固定子コア30のリブ301は、周方向に90度間隔で設けられているが、四箇所全てのリブ301が同様の構造とされる。このうちの少なくとも一つの貫通孔304が、第1の実施の形態における連通管57の代わりとして冷媒を通す連通流路として機能する。
四箇所全てのリブ301に貫通孔304とボルト穴302を設けることで、固定子コア30の回し積みに対応することができる。
図13に示すように、冷媒が通る貫通孔304にはゴムやプラスチックなどからなる流路カバー38が固着されており、冷媒が積層鋼板同士の隙間から浸入することが防止されている。これにより、冷媒に水や不凍液を用いる場合、固定子コア30の錆びを防止することができる。なお、貫通孔304の両脇に挿入されるボルトによりリブ群54が締結されることにより、冷媒が通る貫通孔304の密閉性は確保されている。
図10および図11に示すように、インバータケース20のリブ201、および、リアケース40のリブ401は、固定子コア30のリブ301の形状に対応して形成されている。図12および図15に示すように、インバータケース20の冷却流路25における終端部近傍のリブ201には、回転電機3のリブ301の貫通孔304に対応した凹み206が形成されている。凹み206は、回転電機3側および冷却流路25側(内壁)が開口とされており、冷却流路25および固定子コア30の貫通孔304と連通されている。
同様に、リアケース40のリブ401の一つには、図14に示すように、回転電機3のリブ301の貫通孔304に対応した凹み406が形成されている。凹み406は、回転電機3側および冷却流路45側(内壁)が開口とされており、冷却流路45および固定子コア30の貫通孔304と連通されている。
図11に示すように、インバータケース20のリブ201の凹み206(図12参照)と、リアケース40のリブ401の凹み406は、回転電機3の軸方向に平行となるように配置されて、上述したように凹み206がインバータケース20の冷却流路25に連通され(図12参照)、凹み406がリアケース40の冷却流路45に連通されている(図14参照)。
第3の実施の形態に係る回転電機ユニット1における冷媒の流れは、図15に示すように、冷媒入口パイプ55から電力変換装置2の冷却流路25に導入され、固定子に沿って平面視で円を描くように流れる。ほぼ一周した冷媒は、図15および図11、図12に示すように、リブ201の凹部206から貫通孔304へと流れる。
貫通孔304に導入された冷媒は、固定子コア30から熱を奪って、図11および図14に示すように、リアケース40のリブ401の凹部406へと流れ、冷却流路45に導入される。リアケース40の冷却流路45に導入された冷媒は、固定子に沿って流れ、冷却流路45を一周して冷媒出口パイプ56から車両側の冷却システムへ戻される。
したがって、第3の実施の形態に係る回転電機ユニット1では、固定子コア30に電力変換装置2の冷却流路25と回転子保持部4の冷却流路45とを連通する連通流路としての貫通孔304が形成されており、固定子コア30の上面および下面だけでなく貫通孔304を通る冷媒によっても固定子を冷却することができるため、冷却性能の向上を図ることができる。なお、固定子コア30の外径の一部を大きくした場合、磁気抵抗が減り、回転電機3の電気的性能は向上する。
なお、上記した実施の形態は、以下のように変形することもできる。
[変形例]
(1)上記した実施の形態では、2 in 1のパッケージングとされる三つのパワーモジュール27a,27b,27cを採用したがこれに限定されない。必要に応じて1 in 1のパッケージングのパワーモジュールを六つ用いてもよいし、6 in 1のパッケージングをもつパワーモジュールを一つ用いてもよい。
(2)上記した実施の形態では、スイッチング半導体素子としてIGBTを採用したが、必要な周波数や電圧によって、金属酸化物半導体型電界効果トランジスタ(MOSFET)などの他の半導体素子を採用してもよい。スイッチング半導体素子としては、IGBTは直流電圧が比較的高い場合に適していて、MOSFETは直流電圧が比較的低い場合に適している。
(3)電力変換装置2、回転電機3および回転子保持部4を一体にするための通しボルトやリブの数は、必要に応じて増減させてもよい。
(4)電力変換装置2、回転電機3および回転子保持部4は、通しボルトにより締結して一体とする場合に限定されない。溶接、接着剤による接着などの方法により、電力変換装置2、回転電機3および回転子保持部4を一体にしてもよい。
(5)口出し線33(図4参照)は、固定子コイル32の一部を延長する場合に限定されない。口出し線33に相当する部材を固定子コイル32に接続してもよい。
(6)レゾルバを用いない制御(センサレス制御)を適用してもよい。レゾルバを用いない場合、レゾルバステータ35は省略できる。
(7)ハーネスを介することなく信号コネクタ22を制御基板23の上に直付けすることとしてもよい。
(8)パワーモジュール27は、ゲート駆動回路を内部に持つIPMであってもよいし、一般的なIGBTを用いてゲート駆動回路を基板に搭載してもよい。
(9)回転電機ユニット1をギアケースや変速機等に取り付ける場合、固定子コア30の内側(回転子側)のエリアを変速機の冷却オイル等で同時に冷却してもよい。第2の実施の形態に係る回転電機ユニット1においては、変速機に配設される回転子保持用のベアリング中央の開口部から変速機の冷却オイルなどを、電力変換装置2が配置される側の反対側から固定子コア30に直接吹き付けるなどして固定子を冷却することもできる。
(10)冷媒の流れの向きは、上記実施の形態に限定されない。上記実施の形態に対して逆方向であってもよい。
(11)固定子コア30の表面251,451とインバータケース20またはリアケース40における当接面とは、液状ガスケットによりシールされることに限定されることなく、Oリング等を用いて冷却流路25,45を封止してもよい。
(12)固定子コア30の表面251,451に冷媒を直に接触させる構成、すなわち冷却流路25,45の一部を固定子の表面によって構成する場合に限定されない。冷却能力や冷媒の温度次第では、熱伝導性の高い金属製部材を冷却流路25,45と固定子コア30の表面との間に介在させてもよい。たとえば、図17に示すように、インバータケース20に環状の閉鎖された空間を形成して冷却流路25とするとともに、リアケース40に環状の閉鎖された空間を形成して冷却流路45としてもよい。これにより、防水性を確保しつつ、固定子コア30の表面251,451を冷却することができる。
(13)ピンフィン275をモジュールケース278の両面に設ける場合に限定されない。図16(a)に示すように、モジュールケース278の片面にのみピンフィン275を設けてもよいし、図16(b)に示すように、ピンフィン275を設けずにモジュールケース278の表面を放熱部としてもよい。また、第1および第2放熱面279a,279b(図4参照)の両面を冷却流路25内に配置させることに限定されない。一方の面にのみ放熱フィンを設けて、一方の面のみを冷却流路25内に配置させることとしてもよい。
(14)モジュールケース278に設けられるピンフィン275に代えて、平板状のフィンなど種々の形状のフィンを設けてもよい。フィンの形状や個数は、要求される冷却性能や圧力損失から決定される。
(15)回転子保持部4に車両側に取り付けるためのフランジ50を設けずに、電力変換装置2と回転電機3の締結に使う通しボルトを利用して回転電機ユニット1を車両に固定してもよい。
(16)第2の実施の形態において、リアケース40を省略したが、リアケース40を省略せずにリアケース40の冷却流路45のみを省略することもできる。連通管57が省略され、軸方向の長さも短縮されるため、第1の実施の形態の回転電機ユニット1に比べて、コンパクトな回転電機ユニット1を提供することができる。
(17)第3の実施の形態において、流路カバー38は、一体成形品でもよいし複数のプラスチック板により形成してもよい。
(18)流路カバー38に代えて、貫通孔304の壁面にシール材を塗布してもよい。また、流路カバー38は、チタン板などの熱伝導率の高い金属板により形成してもよい。
(19)リレー回路80は、電力変換装置2の一部としてインバータケース20内に配設してもよい。
(20)第1のパワーモジュール27aと第2のパワーモジュール27bとの間隔、および、第2のパワーモジュール27bと第3のパワーモジュール27cとの間隔は、45度とする場合に限定されない。30度や60度などの所定角度の間隔で、パワーモジュール27を配置することができる。
(21)冷却流路25,45の断面形状は矩形状に限定されない。
本発明は、上記した実施の形態に限定されるものでなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で自由に変更、改良が可能である。
1 回転電機ユニット、2 電力変換装置、3 回転電機、4 回転子保持部、20 インバータケース、25 冷却流路、27 パワーモジュール、27a 第1のパワーモジュール、27b 第2のパワーモジュール、27c 第3のパワーモジュール、30 固定子コア、32 固定子コイル、38 流路カバー、40 リアケース、45 冷却流路、55 冷媒入口パイプ、56 冷媒出口パイプ、57 連通管、200 インバータ回路、201 リブ、206 凹部、251 表面、275 ピンフィン、278 モジュールケース、279a 第1放熱面、279b 第2放熱面、301 リブ、304 貫通孔、401 リブ、406 凹部、451 表面

Claims (10)

  1. 環状の固定子および前記固定子の内側に設けられた回転子を有する回転電機と、
    環状の第1ケーシングおよび前記第1ケーシング内に収容されたパワーモジュールを有し、前記固定子の上面に前記第1ケーシングの下面が接するように積層されて前記回転電機と一体化された電力変換装置とを備え、
    前記電力変換装置は、前記第1ケーシング内に環状に形成された第1冷却流路を有し、
    前記パワーモジュールは、前記第1冷却流路内に配置されて前記第1冷却流路内を流れる冷媒との間で熱交換を行う放熱部を有していることを特徴とする回転電機ユニット。
  2. 請求項1に記載の回転電機ユニットにおいて、
    前記第1冷却流路は、前記第1ケーシングの下面から環状に凹設された第1空間を前記固定子の上面で閉塞して形成されていることを特徴とする回転電機ユニット。
  3. 請求項1または2に記載の回転電機ユニットにおいて、
    前記回転電機は3相交流電力で駆動される交流回転電機であり、
    直流電力を交流電力に変換するインバータ回路を備え、
    前記インバータ回路は、各相ごとに設けられた第1〜第3のパワーモジュールを有し、前記第1〜第3のパワーモジュールは、上下アーム回路の一対のトランジスタを直列接続して構成され、
    前記放熱部は、前記一対のトランジスタからの熱を放熱する第1および第2放熱面を有し、
    前記放熱部は、前記第1および第2放熱面のそれぞれが、前記環状に形成した第1冷却流路の内外周面に対向するように前記第1冷却流路に挿入されていることを特徴とする回転電機ユニット。
  4. 請求項3に記載の回転電機ユニットにおいて、
    前記第1〜第3のパワーモジュールの放熱部の前記第1および第2放熱面には、複数の放熱フィンが前記冷却流路に突出するようにそれぞれ立設されていることを特徴とする回転電機ユニット。
  5. 請求項3または4に記載の回転電機ユニットにおいて、
    前記第1〜第3のパワーモジュールは、直方体形状の金属ケースを備え、
    前記直方体形状の金属ケースにおいて対向して配置される二枚の側板の表面がそれぞれ前記第1および第2放熱面とされていることを特徴とする回転電機ユニット。
  6. 請求項3ないし5のいずれか1項に記載の回転電機ユニットにおいて、
    前記第1のパワーモジュールは、前記電力変換装置の冷却流路の入口の近傍に配置され、前記第2のパワーモジュールは、前記冷却流路の入口から導入される冷媒の流れに沿って、第1のパワーモジュールに対して前記回転子の軸方向を中心として所定角度の間隔で配置され、前記第3のパワーモジュールは、前記冷媒の流れに沿って第2のパワーモジュールに対して前記回転子の軸方向を中心として所定角度の間隔で配置されていることを特徴とする回転電機ユニット。
  7. 請求項1ないし6のいずれか1項に記載の回転電機ユニットにおいて、
    環状の第2ケーシングおよび前記回転子を回転可能に保持する軸受を有し、前記第2ケーシングの上面に前記固定子の下面が接するように積層されて前記回転電機と一体化された回転子保持部をさらに有することを特徴とする回転電機ユニット。
  8. 請求項7に記載の回転電機ユニットにおいて、
    前記回転子保持部は、前記第2ケーシング内に環状に形成された第2冷却流路を有していることを特徴とする回転電機ユニット。
  9. 請求項8に記載の回転電機ユニットにおいて、
    前記第2冷却流路は、前記第2ケーシングの上面から環状に凹設された第2空間を前記固定子の下面で閉塞して形成されていることを特徴とする回転電機ユニット。
  10. 請求項8または9に記載の回転電機ユニットにおいて、
    前記固定子は、外方に延在するリブを有し、前記電力変換装置の前記第1冷却流路と前記回転子保持部の前記第2冷却流路とを連通する貫通孔が前記リブに連通流路として設けられていることを特徴とする回転電機ユニット。
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