JP2012143002A - 無線通信システムにおける端末間通信制御方法、無線端末および無線基地局 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】無線端末は、他の無線端末が送信した信号の受信状態に基づいて複数の他の無線端末間でのリソースの競合を検出し、競合の検出を複数の他の無線端末のいずれかに通知し、通知を受けた無線端末は、無線基地局に対して、リソースの再割当を要求し、無線基地局は、要求を受けることにより、複数の他の無線端末のいずれかに対してリソースの再割当を行なう。
【選択図】図18
Description
従来技術において、使用可能な無線リソースに対して、相対的に車両が少なく道路が空いている場合には問題ないが、混雑している環境では、複数の車載機が同一の無線リソースで送信を行なって、干渉が多発することにより、通信品質が悪くなるとともに、無線リソースに無駄が生じる。
この場合に、各瞬間での車両の位置に応じて、干渉を起こさない車両に対して、同一の無線リソースを割り当てることができればよいが、その計算のための基地局の処理負荷、及び、端末が位置情報を絶えず基地局に伝達する必要があり、そのために要する無線リソースが膨大となるおそれがあり現実的でない。
なお、前記特許文献1〜3の技術は、いずれも、路車間通信に関する技術であるから、車車間通信における上述のような課題の存在、当該課題を解決する手段に関して、開示も示唆もない。
また、無線端末間のリソースの利用効率の向上を図ることも本発明の目的の一つである。
さらには、無線基地局と無線端末との間のリソースの有効利用を図ることも本発明の目的の一つである。
(1)無線基地局が、無線端末の端末間通信のリソース使用タイミングに関するパターンであって、連続する時間帯間で異なる時間変化を示す複数のパターンのいずれかを無線端末に割り当てるので、各無線端末が自律的にリソースを獲得する場合に比して、各時間帯での個々の無線端末のリソース使用タイミングを分散化(均等化)することができ、リソースの利用効率が向上する。
(3)さらに、前記パターンの割り当ては、無線端末に対して少なくとも1度行なえば、無線端末が自律的に使用リソースを決定することができるので、無線基地局と無線端末との間のリソースの利用効率を向上することができる。
〔1〕第1実施形態
図1は本発明の第1実施形態に係る無線通信システムの一例としてのITSの基本構成及び動作概念を模式的に示す図である。この図1に示すITSは、少なくとも1台の無線基地局(BS)1と、このBS1が提供する通信エリア(以下、BSエリアともいう)内において当該BS1と通信しうる少なくとも1台の無線端末(MS)2とをそなえて構成され、BS1は例えば道路上の信号機等に路側機として設置され、MS2は例えば車両に車載機として設置される。
したがって、BS1が、当該無線リソース使用パターンのいずれかをBSエリア内のMS2に割り当てることで、MS2は、割り当てられた無線リソース使用パターンに従って無線リソースを選択して近隣の他MS2との通信(車両情報の同報)を行なうから、複数のMS2が連続的に同じ無線リソースを競合して使用し続けてしまって通信の衝突(電波干渉)が連続的に発生することを抑制することが可能となる。
そして、例えば図3に示すように、前記送信周期の初期TS(初期無線リソース番号)と、時間帯毎のTS単位の異なるシフト量との組み合わせにより前記無線リソース使用パターンを規定することで、任意のパターン間では、連続した時間帯において同じ無線リソースを割り当てることがない。また、それぞれのパターンに対して、シフト量の小さいものを優先として、割当の優先順位(図3中に丸付き数字1〜20で示す割当順序)を規定しておく。ただし、図3では、初期TS番号が0〜4であるものとし、それぞれ連続する4つの時間帯のみに着目している。
以上のような無線リソース割当を実現するために、本例のBS1は、例えば図5に示すように構成される。
即ち、BS1は、リソース使用パターン管理データベース(メモリ)11と、リソース使用パターン管理部12と、制御メッセージ生成/解釈部13と、無線通信制御部14と、アンテナ15とをそなえて構成される。
無線通信制御部14は、アンテナ15を経由してMS2から受信した信号の受信処理、及び、アンテナ15から送信すべきMS2宛の信号の送信処理を実施する送受信機能を少なくとも具備するものである。前記受信処理には、アンテナ15で受信された信号の低雑音増幅、周波数変換(ダウンコンバート)、AD変換、復調、復号などの処理が含まれ、前記送信処理には、送信情報の符号化、変調、DA変換、周波数変換(アップコンバート)、高出力増幅などの処理が含まれる。
さらに、MS2のBSエリア離脱時に、受信電波強度弱、もしくは、移動体端末の異常終了などによる通信不可状態が起こりうるため、前記送信処理及び受信処理には、当該MS2から無線リソース解放要求が送信される保証はないから、周期的にBS1からMS2に対するライフチェック(keep Alive)を行なう処理が含まれることが好ましい。
一方、本例におけるMS2は、例えば図6に示すように、アンテナ21,28と、基地局間無線通信制御部22と、基地局間メッセージ制御部23と、リソース状態管理部25と、端末間無線通信制御部27とをそなえて構成される。
ここで、アンテナ21は、BS1との間の通信に用いられるアンテナであり、アンテナ28は、他MS2との通信に用いられるアンテナである。これらのアンテナ21,28は共用化されていてもよい。
リソース状態管理部25は、BS1から割り当てられた、BS1との間の通信(路車間通信)のための無線リソース及び他MS2との間の通信(車車間通信)のための無線リソースを管理して、当該割り当てに従って路車間通信及び車車間通信をそれぞれ実施する機能を少なくとも具備するもので、本例では、BS1から前記パターンのいずれかの割当を受け付けるリソース使用パターン割当受付手段としての機能を果たす。
(動作説明)
以下、上述のごとく構成されたITSの動作について、図7〜図10を併用して詳述する。なお、図7はBS1とMS2との間の通信シーケンスを説明するシーケンス図、図8はBS1でのリソース使用パターン割当処理を説明するフローチャート、図9はBS1でのリソース使用パターン解放処理を説明するフローチャート、図10は前記パターン割当によるMS2間の通信衝突回避の様子を示す模式図である。
BS1は、前記割当要求を受信すると、リソース使用パターン管理部12によって、リソース使用パターン割当処理を実行する(ステップS2)。
すると、リソース使用パターン管理部12(以下、単に「管理部12」ともいう)は、前記管理DB11において閉塞情報が「使用中」で端末情報が前記抽出された端末IDと一致するエントリが存在するか(つまり、過去に無線リソースの割当を行なったMS2からの割当要求か)否かを検索してチェックする(ステップS2−3,S2−4)。
一方、該当エントリが無ければ(ステップS2−4のNルート)、つまり、初めて無線リソース割当を行なうMS2からの割当要求であれば、管理部12は、管理DB11において閉塞情報が「未使用」であるエントリを優先度の高い順に検索し(ステップS2−6)、「未使用」のエントリが存在するか否かをチェックする(ステップS2−7)。
(1)今回のリソース番号=〔前回送信時のリソース番号+(今回の時間帯−前回送信時の時間帯)×シフト量〕 mod リソース数
(2)今回のリソース番号=〔割当要求受信時のリソース番号+(今回の時間帯−割当要求受信時の時間帯)×シフト量〕 mod リソース数
なお、BS1から前記時間帯の境界を示す信号を受信できる場合は、次式(3)により今時間帯のリソース番号を算出することもできる。
そして、MS2は、算出したリソース番号のTSを使用して他MS2との通信(車両情報の送信)を行なう(ステップS5,S7)。ここで、各MS2が算出するリソース番号は、BS1側からみれば、既述のとおり使用TSの衝突(競合)が連続的に発生しないように、使用TSが時間帯(送信周期)毎に変化(シフト)するようなパターンをMS2毎に変えて割り当てたものに相当するから、使用TSの衝突が連続的に発生することを回避することが可能となる。
したがって、ある時点(送信周期)(2)で、MS2−1とMS2−2とが同じ無線リソースを使用して互いの車両情報が相手に届かず、周囲のMS2−3にも干渉により車両情報が届かない状況が発生したとしても、次の時点(送信周期)(3)では、各MS2−1,2−2は異なる無線リソースを用いることになるから、互いの車両情報が相手に届き、周囲のMS2−3にも届くことになる。つまり、連続的に車両情報が届かない状態を回避することが可能となる。
すると、管理部12は、管理DB11において端末情報が前記抽出された端末IDと一致するエントリが存在するか否かを検索し(ステップS9−3,S9−4)、存在すれば(ステップS9−4のYルート)、そのエントリの閉塞情報を「未使用」に設定した上で(ステップS9−5)、制御メッセージ生成/解釈部13に制御メッセージ(無線リソース解放通知メッセージ)の生成を依頼する。
そして、前記依頼を受けた制御メッセージ生成/解釈部13は、前記解放要求メッセージの送信元のMS2宛の無線リソース解放通知メッセージを生成して当該MS2へ送信し、無線リソースの解放完了の旨を通知する(ステップS9−6、図7のステップS10)。
また、MS2は、前記の初期リソース番号及びシフト量を基に、自律的に、使用すべきリソースを求めることができるので、BS1は、MS2に対して、前記の初期リソース番号及びシフト量を、例えばBSエリアへの進入の際に1度だけ通知(割当)すれば足りる。したがって、BS1とMS2との間の無線リソースの利用効率も向上する。もっとも、路車間通信リソースに余裕がある場合においては、より多くの情報をMS2に送信するようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、リソース番号(論理的な番号)とタイムスロット位置(物理的なリソース)とを固定的に割り当てているが、連続した時間帯間で時間的に隣接しないように、時間帯毎にタイムスロット位置と無線リソース番号との対応関係を変更してもよい。
図11は本発明の第2実施形態に係る無線通信システムの一例としてのITSの基本構成及び動作概念を模式的に示す図である。この図11に示すITSは、少なくとも1台の無線基地局(BS)1Aと、このBS1Aが提供する通信エリア(BSエリア)内において当該BS1Aと通信しうる少なくとも1台の無線端末(MS)2Aとをそなえて構成され、本例においても、BS1Aは例えば道路上の信号機等に路側機として設置され、MS2Aは例えば車両に車載機として設置される。
(BS構成)
即ち、BS1Aは、リソース管理データベース(DB)11Aと、リソース管理部12Aと、制御メッセージ生成・解釈部13Aと、無線通信制御部14Aと、アンテナ15と、リソース変更抑止部16Aとをそなえて構成される。
本例においても、前記受信処理には、アンテナ15Aで受信された信号の低雑音増幅、周波数変換(ダウンコンバート)、AD変換、復調、復号などの処理が含まれ、前記送信処理には、送信情報の符号化、変調、DA変換、周波数変換(アップコンバート)、高出力増幅などの処理が含まれる。また、当該無線通信制御部14Aによる送受信処理には、第1実施形態と同様に、周期的に同期信号及び必要な情報を送信(ブロードキャストでよい)する処理や、周期的なライフチェック(keep Alive)のための信号の送受信を行なう処理も含まれる。
一方、図14に示すMS2Aは、例えば、アンテナ21A,28Aと、基地局間無線通信制御部22Aと、基地局間メッセージ制御部23Aと、端末間メッセージ処理部24Aと、リソース状態管理部25Aと、フォーマット合成部26Aと、端末間無線通信制御部27Aとをそなえて構成される。
基地局間通信制御部22Aは、BS1Aとの無線通信を制御するもので、アンテナ21Aで受信したBS1Aからの信号の受信処理、及び、アンテナ21Aから送信すべきBS1A宛の信号の送信処理を実施する送受信機能を少なくとも具備するものである。
基地局間メッセージ制御部23Aは、BS1Aへ送信する上り制御メッセージ(無線リソース割当/解放要求メッセージ、無線リソース変更要求メッセージなど)の生成、BS1Aから受信した下り制御メッセージ(無線リソース割当/解放通知メッセージ、無線リソース変更通知メッセージなど)の解釈を行なう機能を少なくとも具備するものである。
(a)自MS2Aの車両情報を送信するのに使用する無線リソース(TS)以外の各TSの受信状態(未受信/良好/不良)をリソース状態管理テーブル251により管理する機能
(b)当該テーブル251に基づいて、周囲の複数のMS2Aが同一無線リソースを使用しているか否か(競合の有無)を判定(検出)する機能(リソース競合検出手段)
(c)その判定結果に基づいてTS毎の干渉の有無を表す干渉情報(受信状態情報)を作成する機能
なお、前記各TSの受信状態は、例えば端末間無線通信制御部27Aにおいて、信号の受信電波強度及びノイズ状態を検出し、その検出結果に基づいて識別することができる。
(a)他MS2Aから受信した車両情報(当該MS2Aの位置、速度情報など)から、自己の車両情報を送信すべき(つまり通信対象の)他MS2Aを判別し、そのMS2Aの自己の使用TSに関する干渉情報をリソース状態管理部25A(リソース状態管理テーブル251)から集計し、車車間通信対象のMS数を母数とする、前記自己の使用TSの受信状態が不良であることを示す他MS2Aからの通知の受信数の割合をメモリ241にて管理する機能
(b)他MS2Aから受信した情報に自MS2Aの使用リソースに干渉が発生していることを通知する情報が付与されている場合、あるいは、前記割合が所定の閾値を超える場合に、BS1Aに対してTSの再割当(変更)を要求する(基地局間メッセージ制御部23Aに無線リソース変更要求メッセージの生成、送信を依頼する)機能(リソース再割当要求手段)
フォーマット合成部26Aは、リソース状態管理部25Aで作成された個々のTSの干渉情報を他MS2A宛の送信情報(車両情報)に付与して送信するために、端末間メッセージ処理部24Aからの車両情報とリソース状態管理部25Aからの前記干渉情報とを所定フォーマットの送信信号として合成する機能を具備するものである。
(動作説明)
以下、上述のごとく構成された本実施形態のITSの動作について詳述する。
BS1Aは、前記割当要求を受信すると、リソース管理部12Aによって、リソース割当処理を実行する(ステップS12)。
リソース管理部12Aは、リソース管理DB11Aの前記エリア内端末管理テーブル111において端末情報が前記抽出された端末IDと一致するエントリが存在するか(つまり、過去に無線リソース割当を行なったMS2Aからの割当要求か)否かをチェックする(ステップS12−3,S12−4)。
その後、リソース管理部12Aは、前記ステップS12−7で決定したリソース番号を制御メッセージ生成/解釈部13Aに通知し、制御メッセージ生成/解釈部13Aは、当該リソース番号を含む制御メッセージ(無線リソース割当メッセージ)を生成し(ステップS12−10)、無線通信制御部14Aを介してアンテナ15Aから割当要求元のMS2Aへ送信する(ステップS12−11,図15のステップS13)。
そして、各MS2Aは、端末間メッセージ処理部24Aとリソース状態管理部25Aとフォーマット合成部26Aの各機能によって、自車両情報を送信する際に、TS毎の干渉情報を当該車両情報に付与して、他MS2Aに送信(同報)する(ステップS14〜S16,S17〜S19)。
さて次に、上述のごとく無線リソースを割り当てられたMS2AがBSエリアを離脱する場合、MS2Aは、BS1A宛の無線リソース解放要求メッセージを基地局間メッセージ制御部23Aにより生成してBS1Aへ送信する(図15のステップS20)。この無線リソース解放要求メッセージをBS1Aが受信すると、BS1Aは、リソース解放処理を実施する(図15のステップS21)。
なお、リソース管理部12Aは、前記リソース解放処理に伴う割当端末数管理テーブル112の更新の結果、リソース毎のエリア内端末数に不均衡が生じる場合には、当該不均衡が解消されるように、リソースの再割当を行なってもよい。
次に、前記干渉情報を基にMS2Aが自律的に車車間通信の衝突発生を検出してBS1Aに無線リソースの再割当(変更)を要求する場合の処理について、図18及び図19を参照しながら詳述する。ただし、ここでは、3台のMS2A(2A−1,2A−2,2A−3)に着目して説明を行なう。
MS2A−1,2A−2は、それぞれ、端末間メッセージ処理部24Aにて、前記車両情報とともに前記干渉情報を受信することにより、使用TSに衝突が発生して送信情報(車両情報)が干渉していることを認識すると、基地局間メッセージ制御部23Aにより、リソース変更要求(無線リソース再割当要求メッセージ)を生成してBS1Aに送信する(ステップS35,S36,S37,S38)。なお、当該メッセージには、端末ID等の端末情報が付与される。
さて次に、図18に示すように、前記変更リソース通知メッセージを受信したMS2A−1は、当該メッセージにより指定された「新リソース番号」の無線リソースを使用して以後の車車間通信を実施する(ステップS40,S41,S42)。これにより、MS2A−1とMS2A−2とで使用無線リソースが異なることになるから、前記衝突は解消される(ステップS43)。以降、各MS2Aは、無線リソース(TS)毎の受信状態情報(干渉情報)を自MS2Aの送信情報(車両情報)に付与して周囲のMS2Aに通知し合うことで、TSの干渉発生の有無を検出可能としつつ車車間通信を実施する(ステップS44,S45)。
その結果、エリア内端末数が前記閾値S以上であれば(ステップS52のYルート)、リソース変更抑止部16Aは、制御メッセージ(リソース変更要求メッセージ)の抑止状態を「抑止中」に設定し(ステップS53)、エリア内端末数が前記閾値S未満であれば(ステップS52のNルート)、制御メッセージの抑止状態を「通常状態」に設定する(ステップS54)。
ところで、図18により前述した例においては、MS2Aが他のMS2Aからの干渉情報の受信(干渉発生通知)を契機としてBS1に対してリソース変更要求を行なっているが、当該BS1Aに対するリソース変更要求の送信タイミングは適宜に変更(制御)してもよい。
このような制御を行なえば、BS1Aに対して無駄なリソース変更要求がなされることを抑制することができるので、路車間通信及び車車間通信の各リソースの利用効率を向上することが可能となる。
以下、このようなMS2でのリソース変更要求の送信タイミング制御について詳述する。
より詳細には、着目MS2Aは、例えば図25に示すように、BS1Aから割り当てられたリソース(TS)のタイミング(送信周期)になると、端末間メッセージ処理部24Aによる端末間情報送信処理を起動し(ステップS101)、送信情報(車両情報)を生成する(ステップS102)。
一方、着目MS2Aは、図23に示すように、周囲の他MS2Aから前記干渉情報(受信状態情報)を当該他MS2Aの端末間情報とともに受信する(ステップS62,S64,S65,S67,S68)。なお、着目MS2A(端末間メッセージ処理部24A)は、前記端末間情報の送信毎に、メモリ241の情報(母数m,リソースxについての受信状態不良通知数r)をリセットする。
即ち、端末間メッセージ処理部24Aは、通信対象の他MS2Aからの端末間情報(受信状態情報)を受信する毎に前記母数mを1加算し、さらに、当該受信状態情報が「不良」を示す情報である毎に前記受信状態不良通知数(以下、単に「不良通知数」ともいう)yを1加算する。なお、非通信対象の他MS2Aからの受信状態情報が受信された場合、前記母数mは更新されず、前記受信状態情報が「良好」を示す情報である場合、前記不良通知数yは更新されない。
より詳細な着目MS2Aの動作を、図24に示すフローチャートを用いて説明すると、着目MS2Aは、まず、端末間電波を受信すると(ステップS81)、端末間無線通信制御部27Aにて、その受信電波により受信した端末間情報を正常に受信できたか(正しく復調、復号できたか)をチェックする(ステップS82)。
その結果、通信対象の他MS2Aからの情報であれば(ステップS85のYルート)、端末間メッセージ処理部24Aは、メモリ241の前記母数を1加算(増加)し(ステップS86)、さらに、受信状態情報が「不良」を示す情報か否かをチェックし(ステップS87)、「不良」を示す情報であれば(ステップS87のYルート)、メモリ241の前記不良通知数yを1加算する(ステップS88)。
着目MS2Aは、図27に示すように、当該変更リソース通知メッセージを受信すると(ステップS131)、端末間メッセージ処理部24Aにて、車車間通信(送信)に用いるリソース番号を通知されたリソース番号に設定し(ステップS132、図23のステップS74)、当該リソース番号の無線リソース(TS)にて車車間通信を実施する(図24のステップS91)。
以上の実施例を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
〔3〕付記
(付記1)
無線基地局と、前記無線基地局から割り当てられたリソースを使用して他の無線端末と端末間通信を行なう複数の無線端末とをそなえた無線通信システムにおいて、
前記無線基地局は、
前記無線端末が前記リソースを使用するタイミングに関するパターンであって、連続する時間帯間で異なる時間変化を示す複数のパターンを保有し、
前記パターンのいずれかを前記無線端末のいずれかに割り当て、
前記無線端末は、
前記無線基地局から割り当てられた前記パターンに従って前記リソースを使用して前記端末間通信を行なうことを特徴とする、無線通信システムにおける端末間通信制御方法。
前記パターンは、初期の使用リソース番号と前記時間帯毎に異なる使用リソース番号についてのシフト量とで規定され、
前記無線基地局は、
前記使用リソース番号と前記シフト量とを前記無線端末に割り当て、
前記無線端末は、
前記無線基地局から割り当てられた使用リソース番号とシフト量とに基づいて現時間帯での使用リソース番号を求め、
当該使用リソース番号のリソースを使用して前記端末間通信を行なうことを特徴とする、付記1記載の無線通信システムにおける端末間通信制御方法。
前記無線基地局は、
前記シフト量が小さい方から順に前記使用リソース番号と前記シフト量との割り当てを行なうことを特徴とする、付記2記載の無線通信システムにおける端末間通信制御方法。
(付記4)
無線基地局と、前記無線基地局から割り当てられたリソースを使用して他の無線端末と端末間通信を行なう複数の無線端末とをそなえた無線通信システムにおいて、
前記無線端末は、
他の無線端末が送信した信号の受信状態に基づいて複数の他の無線端末間での前記リソースの競合を検出し、
前記競合の検出を前記複数の他の無線端末のいずれかに通知し、
前記通知を受けた無線端末は、
前記無線基地局に対して、前記リソースの再割当を要求し、
前記無線基地局は、
前記要求を受けることにより、前記複数の他の無線端末のいずれかに対して前記リソースの再割当を行なうことを特徴とする、無線通信システムにおける端末間通信制御方法。
前記通知を受けた無線端末は、
前記通知の受信数に応じて前記無線基地局に対する前記再割当の要求タイミングを制御することを特徴とする、付記4記載の無線通信システムにおける端末間通信制御方法。
(付記6)
前記無線基地局は、
前記要求を受けた時点で、前記リソースの割当済みの無線端末数が所定数以上であると、前記再割当を行なわないことを特徴とする、付記4又は5に記載の無線通信システムにける端末間通信制御方法。
前記無線基地局は、
前記要求を受けた時点で、前記リソースの割当済みの無線端末数が所定数以上であると、前記通知を受けた無線端末に対して前記再割当の要求を禁止することを特徴とする、付記4〜6のいずれか1項に記載の無線通信システムにおける端末間通信制御方法。
無線基地局と、前記無線基地局から割り当てられたリソースを使用して他の無線端末と端末間通信を行なう複数の無線端末とをそなえた無線通信システムにおける前記無線基地局であって、
前記無線端末が前記リソースを使用するタイミングに関するパターンであって、連続する時間帯間で異なる時間変化を示す複数のパターンを保持するリソース使用パターンメモリと、
前記パターンのいずれかを前記無線端末のいずれかに割り当てるリソース使用パターン割当制御手段と、
をそなえたことを特徴とする、無線通信システムにおける無線基地局。
前記パターンは、初期の使用リソース番号と前記時間帯毎に異なる使用リソース番号についてのシフト量とで規定され、
前記リソース使用パターン割当制御手段は、
前記使用リソース番号と前記シフト量とを前記無線端末に割り当てる、
ことを特徴とする、付記8記載の無線通信システムにおける無線基地局。
前記リソース使用パターン割当制御手段は、
前記シフト量が小さい方から順に前記使用リソース番号と前記シフト量との割り当てを行なうことを特徴とする、付記9記載の無線通信システムにおける無線基地局。
(付記11)
無線基地局と、前記無線基地局から割り当てられたリソースを使用して他の無線端末と端末間通信を行なう複数の無線端末とをそなえた無線通信システムにおける前記無線端末であって、
前記リソースを使用するタイミングに関するパターンであって、連続する時間帯間で異なる時間変化を示す複数のパターンのいずれかの割当を前記無線基地局から受けるリソース使用パターン割当受付手段と、
前記リソース使用パターン割当受付手段で受け付けられた前記パターンに従って前記リソースを使用して前記端末間通信を行なう端末間通信制御手段と、
をそなえたことを特徴とする、無線通信システムにおける無線端末。
前記パターンは、初期の使用リソース番号と前記時間帯毎に異なる使用リソース番号についてのシフト量とで規定され、
前記リソース使用パターン割当受付手段は、
前記無線基地局から割り当てられた使用リソース番号とシフト量とに基づいて現時間帯での使用リソース番号を求める使用リソース決定部をそなえ、
前記端末間通信制御手段は、
前記使用リソース決定部で求められた使用リソース番号のリソースを使用して前記端末間通信を行なう、
ことを特徴とする、付記11記載の無線通信システムにおける無線端末。
無線基地局と、前記無線基地局から割り当てられたリソースを使用して他の無線端末と端末間通信を行なう複数の無線端末とをそなえた無線通信システムにおける前記無線端末であって、
他の無線端末が送信した信号の受信状態に基づいて複数の他の無線端末間での前記リソースの競合を検出するリソース競合検出手段と、
前記リソース競合検出手段による前記競合の検出を複数の他の無線端末のいずれかに通知する通知手段と、
をそなえたことを特徴とする、無線通信システムにおける無線端末。
無線基地局と、前記無線基地局から割り当てられたリソースを使用して他の無線端末と端末間通信を行なう複数の無線端末とをそなえた無線通信システムにおける前記無線端末であって、
他の無線端末において自無線端末についての前記リソースの競合が検出された旨の通知を前記他の無線端末から受信する受信手段と、
前記受信手段にて前記通知が受信されると、前記無線基地局に対して前記リソースの再割当を要求するリソース再割当要求手段と、
をそなえたことを特徴とする、無線通信システムにおける無線端末。
無線基地局と、前記無線基地局から割り当てられたリソースを使用して他の無線端末と端末間通信を行なう複数の無線端末とをそなえた無線通信システムにおける前記無線基地局であって、
第1の無線端末において第2の無線端末についての前記リソースの競合が検出されことを前記第1の無線端末から通知された前記第2の無線端末が送信したリソース再割当要求を受信する受信手段と、
前記受信手段にて前記リソース再割当要求が受信されると、前記第2の無線端末に対して前記リソースの再割当を行なうリソース再割当制御手段と、
をそなえたことを特徴とする、無線通信システムにおける無線基地局。
11 リソース使用パターン管理データベース(DB)
11A リソース管理データベース(DB)
111 エリア内端末管理テーブル
112 割当端末数管理テーブル
12 リソース使用パターン管理部
12A リソース管理部
121 エリア内端末数メモリ
13,13A 制御メッセージ生成/解釈部
14,14A 無線通信制御部
15,15A アンテナ
16A リソース変更抑止部
2(2−1,2−2,2−3),2A(2A−1,2A−2,2A−3) 無線端末(車載機(MS:Mobile Station))
21,21A,28,28A アンテナ
22,22A 基地局間無線通信制御部
23,23A 基地局間メッセージ制御部
24A 端末間メッセージ処理部
241 メモリ
25,25A リソース状態管理部
251 リソース状態管理テーブル
26A フォーマット合成部
27,27A 端末間無線通信制御部
Claims (5)
- 無線基地局と、前記無線基地局から割り当てられたリソースを使用して他の無線端末と端末間通信を行なう複数の無線端末とをそなえた無線通信システムにおいて、
前記無線端末は、
他の無線端末が送信した信号の受信状態に基づいて複数の他の無線端末間での前記リソースの競合を検出し、
前記競合の検出を前記複数の他の無線端末のいずれかに通知し、
前記通知を受けた無線端末は、
前記無線基地局に対して、前記リソースの再割当を要求し、
前記無線基地局は、
前記要求を受けることにより、前記複数の他の無線端末のいずれかに対して前記リソースの再割当を行なうことを特徴とする、無線通信システムにおける端末間通信制御方法。 - 前記通知を受けた無線端末は、
前記通知の受信数に応じて前記無線基地局に対する前記再割当の要求タイミングを制御することを特徴とする、請求項1記載の無線通信システムにおける端末間通信制御方法。 - 無線基地局と、前記無線基地局から割り当てられたリソースを使用して他の無線端末と端末間通信を行なう複数の無線端末とをそなえた無線通信システムにおける前記無線端末であって、
他の無線端末が送信した信号の受信状態に基づいて複数の他の無線端末間での前記リソースの競合を検出するリソース競合検出手段と、
前記リソース競合検出手段による前記競合の検出を複数の他の無線端末のいずれかに通知する通知手段と、
をそなえたことを特徴とする、無線通信システムにおける無線端末。 - 無線基地局と、前記無線基地局から割り当てられたリソースを使用して他の無線端末と端末間通信を行なう複数の無線端末とをそなえた無線通信システムにおける前記無線端末であって、
他の無線端末において自無線端末についての前記リソースの競合が検出された旨の通知を前記他の無線端末から受信する受信手段と、
前記受信手段にて前記通知が受信されると、前記無線基地局に対して前記リソースの再割当を要求するリソース再割当要求手段と、
をそなえたことを特徴とする、無線通信システムにおける無線端末。 - 無線基地局と、前記無線基地局から割り当てられたリソースを使用して他の無線端末と端末間通信を行なう複数の無線端末とをそなえた無線通信システムにおける前記無線基地局であって、
第1の無線端末において第2の無線端末についての前記リソースの競合が検出されことを前記第1の無線端末から通知された前記第2の無線端末が送信したリソース再割当要求を受信する受信手段と、
前記受信手段にて前記リソース再割当要求が受信されると、前記第2の無線端末に対して前記リソースの再割当を行なうリソース再割当制御手段と、
をそなえたことを特徴とする、無線通信システムにおける無線基地局。
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