JP2012124100A - 端子付電線 - Google Patents

端子付電線 Download PDF

Info

Publication number
JP2012124100A
JP2012124100A JP2010275636A JP2010275636A JP2012124100A JP 2012124100 A JP2012124100 A JP 2012124100A JP 2010275636 A JP2010275636 A JP 2010275636A JP 2010275636 A JP2010275636 A JP 2010275636A JP 2012124100 A JP2012124100 A JP 2012124100A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
electric wire
crimp
wire
crimping
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010275636A
Other languages
English (en)
Inventor
Takaaki Ito
貴章 伊藤
Ryusuke Ito
隆介 伊藤
Yoshiaki Yamano
能章 山野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd, AutoNetworks Technologies Ltd, Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP2010275636A priority Critical patent/JP2012124100A/ja
Publication of JP2012124100A publication Critical patent/JP2012124100A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)

Abstract

【課題】端子付電線において、電線の端部に形成された防食剤が、防食剤に加わる応力に起因して電線及び圧着端子から剥がれることを防止すること。
【解決手段】端子付電線1の端子付電線10は、被覆圧着部20と、芯線圧着部40と、端子接続部60と、第一連結部30と、第二連結部50とを有する。第一連結部30は、被覆圧着部20と芯線圧着部40とを繋ぐ部分であり、第二連結部50は、芯線圧着部40と端子接続部60とを繋ぐ部分である。防食剤8が、電線9における被覆圧着部20が圧着された部分から芯線91の先端までの保護領域、及び圧着端子10における電線9の保護領域の周囲に位置する部分を覆う。圧着端子10は、絶縁被覆92の周囲に沿って形成された被覆圧着部20の外周の面及び第二連結部50の表面の各々に分布して形成された突起部7を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電線と電線の端部に取り付けられた圧着端子とを含む端子付電線に関する。
一般に、ワイヤハーネスにおける電線の端部には、金属製の圧着端子が取り付けられる。また、圧着端子としては、特許文献1に示されるように絶縁被覆を押さえる部分を有する圧着端子と、絶縁被覆を押さえる部分がない圧着端子とが存在する。
絶縁被覆を押さえる部分を有する圧着端子は、電線の端部における被覆に圧着される被覆圧着部と、電線の端部における被覆から伸び出た芯線に圧着される芯線圧着部と、相手側の端子と嵌り合うことによって相手側の端子に接続される端子接続部とを有している。そして、被覆圧着部及び芯線圧着部の各々の一部が折り曲げられて絶縁被覆に対してかしめられることにより、被覆圧着部が電線の絶縁被覆を把持し、芯線圧着部が電線の芯線を把持する。その結果、圧着端子は、電線の端部に固定される。
圧着端子において、被覆圧着部は、圧着端子を電線に強固に保持する役割を担い、芯線圧着部は、主として圧着端子と電線の芯線とを電気的に接続する役割を担う。なお、被覆圧着部、芯線圧着部及び端子接続部は、それぞれインシュレーションバレル、ワイヤバレル及びコンタクトと称される。
また、特許文献1に示されるように、圧着端子を備える端子付電線において、防食剤が、電線における絶縁被覆の端部及びそこから伸び出た芯線の部分を含む領域を覆うように塗布される場合がある。例えば、端子付電線において、電線の芯線がアルミニウム線である場合、圧着端子と接触するアルミニウム線は、異種金属接触腐食によって腐食しやすい。防食剤は、そのような異種金属接触腐食の防止に有効である。防食剤は、一般に、シリコン系、アクリル系、ウレタン系、ポリアミド系又はエポキシ系の樹脂である。
特開2010−108798号公報
しかしながら、従来の端子付電線において、圧着端子及び電線に対する樹脂製の防食剤の密着性は十分に高いとはいえない。即ち、従来の端子付電線は、電線の端部に形成された防食剤に対して応力が加わった場合に、防食剤が電線及び圧着端子から剥がれやすいという問題点を有している。
本発明の目的は、端子付電線において、電線の端部に形成された防食剤が、防食剤に加わる応力に起因して電線及び圧着端子から剥がれることを防止することである。
本発明に係る端子付電線は、電線とその電線の端部に取り付けられた圧着端子とを備える。その圧着端子は、被覆圧着部と、芯線圧着部と、端子接続部と、第一連結部と、第二連結部とを有する。被覆圧着部は、電線の端部における絶縁被覆に圧着された部分である。芯線圧着部は、電線の端部における絶縁被覆から伸び出た芯線に圧着された部分である。端子接続部は、相手側の端子に接続される部分である。第一連結部は、被覆圧着部と芯線圧着部とを繋ぐ部分である。第二連結部は、芯線圧着部と端子接続部とを繋ぐ部分である。さらに、本発明に係る端子付電線は、圧着端子における、電線の絶縁被覆の周囲に沿って形成された被覆圧着部の外周の面及び第二連結部の表面の各々に分布して形成された突起部と、防食剤とを備える。防食剤は、電線における圧着端子の被覆圧着部が圧着された部分から芯線の先端までの保護領域、及び圧着端子における電線の保護領域の周囲に位置する部分を覆う。
また、本発明に係る端子付電線において、突起部が、圧着端子における被覆圧着部の外周の面のうち、被覆圧着部から端子接続部へ向かう方向に対して上下左右の四方の面各々に分布して形成されていることが考えられる。さらに、突起部が、圧着端子における第二連結部の表面のうち、前記四方の面のうちの特定の一の方向の面を除く三方の面にのみ分布して形成されていることが考えられる。
また、本発明に係る端子付電線において、突起部が、圧着端子における、芯線圧着部及び第一連結部の一方又は両方の表面にも分布して形成されていることが考えられる。
また、本発明に係る端子付電線において、突起部が、被覆圧着部から端子接続部へ向かう方向に対して交差する方向に尾根の線を形成する格子状の突起部であれば好適である。
本発明に係る端子付電線においては、突起部が、圧着端子における防食剤が形成される領域の両端付近の表面に分布して形成されている。圧着端子における防食剤が形成される領域の両端付近は、防食剤が応力によって特に剥がれやすい領域である。そのような領域に突起部が形成された圧着端子は、従来の圧着端子に比べ、防食剤との接触面積が大きく、防食剤との密着性が高い。さらに、突起部は、防食剤に応力が加わった場合に、防食剤に引っ掛かる。そのため、本発明に係る端子付電線は、電線の端部に形成された防食剤に応力が加わった場合に、防食剤が電線及び圧着端子から剥がれにくい特性を有する。
ところで、端子付電線の圧着端子は、被覆圧着部よりも先端側の部分の底面が、相手側の端子又はコネクタのハウジングなどに近接する状態で配置されることが多い。そのため、突起部が、被覆圧着部よりも先端側の部分の底面に形成されると、突起部が周辺の部材と干渉するという問題が生じる。
そこで、突起部は、圧着端子における第二連結部の表面のうち、四方の面のうちの特定の一の方向の面を除く三方の面にのみ分布して形成されていることが望ましい。ここで、特定の一の方向の面は、底面を意味する。一方、周辺の部材との干渉が生じにくい被覆圧着部の突起部は、上下左右の四方の面各々に分布して形成されることが望ましい。これにより、被覆圧着部において、防食剤が電線及び圧着端子からより剥がれにくくなる。
また、突起部が、圧着端子における、芯線圧着部及び第一連結部の一方又は両方の表面にも分布して形成されていれば、圧着端子と防食剤との間の密着性がより高まり、防食剤に対する突起部の引っ掛かり効果もより高まる。その結果、本発明に係る端子付電線において、防食剤は、電線及び圧着端子からより剥がれにくくなる。
また、芯線圧着部又は第一連結部の突起部も、第二連結部の突起部と同様に、四方の面のうちの特定の一の方向の面を除く三方の面にのみ分布して形成されていることが望ましい。
また、防食剤に加わる特に大きな応力は、電線が引っ張られた際に、電線から防食剤に対して加わる電線の長手方向への応力である。そこで、本発明に係る端子付電線において、突起部が、電線の長手方向に対して交差する方向に尾根の線を形成する格子状の突起部であることが考えられる。そのような突起部は、電線の長手方向への応力が加わった防食剤に対し、大きな抵抗力で引っ掛かる。その結果、防食剤は、圧着端子及び電線からより剥がれにくくなる。
本発明の第1実施形態に係る端子付電線1における主要部の一方の側面図である。 端子付電線1における主要部の他方の側面図である。 端子付電線1における主要部の平面図である。 端子付電線1における主要部の底面図である。 本発明の第2実施形態に係る端子付電線1Aにおける主要部の一方の側面図である。 端子付電線1Aにおける主要部の他方の側面図である。
以下、添付の図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であり、本発明の技術的範囲を限定する事例ではない。
<第1実施形態>
まず、図1から図7を参照しつつ、本発明の第1実施形態に係る端子付電線1の構成について説明する。端子付電線1は、電線9と、その端部に取り付けられた圧着端子10と、電線9の端部に形成された防食剤8とを備える。なお、図1及び図2における破線は、隠れ線である。
<電線>
図1から図3に示されるように、圧着端子10が取り付けられる対象となる電線9は、長尺な導体である芯線と、その芯線の周囲を覆う絶縁体である絶縁被覆とを有する。圧着端子10が取り付けられる電線9の端部は、予め一定の長さの分の芯線の周囲から絶縁被覆が剥がれた状態、即ち、一定の長さ分の芯線が絶縁被覆から伸び出た状態に加工されている。
以下、電線9の端部において、絶縁被覆の端から伸び出た芯線を裸芯線部91と称する。また、電線9の絶縁被覆における端部の一定の範囲(数ミリメートルから十数ミリメートル程度の長さの範囲)の部分を被覆端部92と称する。
端子付電線1において、電線9の芯線は、例えば、銅又はアルミニウムを主成分とする金属の線材である。
<圧着端子>
図1から図4に示されるように、圧着端子10は、直線方向に沿って一列に並んで形成された、被覆圧着部20、第一連結部30、芯線圧着部40、第二連結部50及び端子接続部60を有している。
以下、圧着端子10における被覆圧着部20から芯線圧着部40及び端子接続部60へ向かう直線方向を延伸方向と称する。延伸方向は、圧着端子10が取り付けられる電線9の長手方向でもある。各図に示される座標軸のX軸方向が延伸方向である。
圧着端子10は、銅もしくは黄銅などの銅合金の部材、又はそれらの部材に錫(Sn)メッキもしくは錫に銀(Ag)、銅(Cu)、ビスマス(Bi)などが添加された錫合金のメッキが施された導体の部材である。
<圧着端子:被覆圧着部>
被覆圧着部20は、曲がって形成された板状の部分であり、電線9に圧着される前の状態において、電線9の被覆端部92が挿入される溝を形成している。即ち、被覆圧着部20は、被覆圧着部20が形成する溝の内側に挿入された被覆端部92の周囲に沿って曲げられることにより、被覆端部92に対して圧着される。
被覆圧着部20は、第一底板部21と、2つの起立部22,23とを有する。第一底板部21は、圧着端子10が取り付けられる対象の電線9における被覆端部92を一の方向から支える部分である。また、2つの起立部22,23は、第一底板部21から被覆端部92の両側へ起立して形成された部分である。以下、一方の起立部22を第一右起立部22、他方の起立部23を第一左起立部23と称する。
第一右起立部22における先端側の一部の範囲を占める部分は、第一底板部21に対向する向きへ折り曲げられて被覆端部92にかしめられたかしめ部221である。同様に、第一左起立部23における先端側の一部の範囲を占める部分も、第一底板部21に対向する向きへ折り曲げられたかしめ部231である。以下、第一右起立部22におけるかしめ部221を第一右かしめ部221、第一左起立部23におけるかしめ部231を第一左かしめ部231と称する。
但し、図1から図3に示されるように、第一左かしめ部231は、第一右かしめ部221の外側に重ねられてかしめられる。即ち、圧着端子10の被覆圧着部20は、いわゆるオーバーラップタイプの圧着部である。
以下、2つの起立部22,23各々におけるかしめ部221,231以外の部分のことを側壁部220,230と称する。第一右起立部22における側壁部220は、第一底板部21及び第一右かしめ部221に連なり、それらを繋ぐ部分である。第一左起立部23における側壁部230は、第一底板部21及び第一左かしめ部231に連なり、それらを繋ぐ部分である。以下、第一右起立部22における側壁部220を第一右側壁部220、第一左起立部23における側壁部230を第一左側壁部230と称する。
被覆端部92に圧着された被覆圧着部20は、被覆端部92の周囲に沿う形状に形成されている。その状態において、第一右側壁部220と第一左側壁部230とは、被覆端部92を挟んで対向して形成されている。同様に、第一底板部21と第一右かしめ部221及び第一左かしめ部231とは、被覆端部92を挟んで対向して形成されている。そして、第一底板部21の内側面と、第一右側壁部220及び第一右かしめ部221の内側面と、第一左側壁部230の内側面とが、被覆端部92に接触する。
第一底板部21、第一右側壁部220及び第一左側壁部230は、いずれも概ね平板状である場合の他、湾曲した周面を形成する被覆端部92の外形に沿うように、湾曲した板状である場合もある。以下、延伸方向(X軸方向)に直交し、2つの側壁部部220,230が対向する方向を幅方向と称する。さらに、延伸方向及び幅方向に直交する方向を高さ方向と称する。2つの側壁部220,230は、第一底板部21から高さ方向へ起立して形成されている。各図に示される座標軸のY軸方向及びZ軸方向が、それぞれ幅方向及び高さ方向である。従って、第一底板部21は、電線9における被覆端部92を高さ方向における一方の側から、即ち、Z軸の負方向から支える。
また、図1から図4に示されるように、被覆端部92の周囲に沿って形成された被覆圧着部20の外周の面には、突起部7が分布して形成されている。より具体的には、被覆圧着部20の突起部7は、第一左かしめ部231の外側面に分布して形成された突起部7Aと、第一底板部21の外側面に分布して形成された突起部7Bと、第一右側壁部220の外側面に分布して形成された突起部7Cと、第一左側壁部230の外側面に分布して形成された突起部7Dとを含む。即ち、被覆圧着部20の突起部7は、被覆圧着部20の外周の面のうち、延伸方向に対して上下左右の四方の面各々に分布して形成されている。
また、図1から図4に示される例では、被覆圧着部20の突起部7は、延伸方向(X軸方向)に対して交差する方向に尾根の線を形成する格子状の突起部である。図1から図3に示される例では、格子状の突起部7が形成する尾根の線は、延伸方向に対して±45°の角度をなしている。なお、格子状の突起部7が形成する尾根の線が延伸方向に対してなす角度は、±45°とは限らない。
<圧着端子:芯線圧着部>
芯線圧着部40は、曲がって形成された板状の部分であり、電線9に圧着される前の状態において、電線9の裸芯線91が挿入される溝を形成している。即ち、芯線圧着部40は、芯線圧着部40が形成する溝の内側に挿入された裸芯線91に対して圧着される。
芯線圧着部40は、第二底板部41と、2つの起立部42,43とを有する。第二底板部41は、圧着端子10が取り付けられる対象の電線9における裸芯線91を高さ方向の一方の側から、即ち、Z軸の負方向から支える部分である。また、2つの起立部42,43は、第二底板部41から裸芯線91の両側へ起立して形成された部分である。以下、一方の起立部42を第二右起立部42、他方の起立部43を第二左起立部43と称する。
第二右起立部42における先端側の一部の範囲を占める部分は、第二底板部41に対向する向きへ折り曲げられて裸芯線91にかしめられるかしめ部421である。同様に、第二左起立部43における先端側の一部の範囲を占める部分も、第二底板部41に対向する向きへ折り曲げられて裸芯線91にかしめられるかしめ部430である。以下、第二右起立部42におけるかしめ部421を第二右かしめ部421、第二左起立部43におけるかしめ部431を第二左かしめ部431と称する。
また、第二右起立部42における第二右かしめ部421以外の部分のことを第二右側壁部420と称する。同様に、第二左起立部43における第二左かしめ部431以外の部分のことを第二左側壁部430と称する。第二右側壁部420は、第二底板部41及び第二右かしめ部421に連なり、それらを繋ぐ部分である。第二左側壁部430は、第二底板部41及び第二左かしめ部431に連なり、それらを繋ぐ部分である。
裸芯線91に圧着された芯線圧着部40は、裸芯線91の周囲に沿う形状に形成されている。その状態において、第二右側壁部420と第二左側壁部430とは、裸芯線93を挟んで対向して形成されている。同様に、第二底板部41と第二右かしめ部421及び第二左かしめ部431とは、裸芯線91を挟んで対向して形成されている。そして、第二底板部41の内側面と、第二右側壁部420及び第二右かしめ部421の内側面と、第二左側壁部430及び第二左かしめ部431の内側面とが、裸芯線91に接触する。
第二底板部41、第二右側壁部420及び第二左側壁部430は、いずれも概ね平板状である場合の他、裸芯線91の外形に沿うように湾曲した板状である場合もある。
圧着端子10は、不図示の端子圧着装置により電線9の端部に圧着される。端子圧着装置は、電線9及び圧着端子10を支持するアンビルと、圧着端子10における被覆圧着部20及び芯線圧着部40各々のかしめ部221,231,421,431を内側へ折り曲げてかしめるクリンパとを備える。アンビル及びクリンパは、支持機構により、相互に対向する状態で接近すること及び離隔することが可能に支持されている。
アンビル及びクリンパの一方又は両方が、それらが接近する方向へ移動することにより、圧着端子10は、アンビルとクリンパとの間で押しつぶされつつ被覆端部92及び裸芯線91に圧着される。その際、被覆圧着部20の第一右かしめ部221は、クリンパにおける湾曲した成形面に沿って第一底板部21に対向する向きへ曲がり、被覆端部92へかしめられる。また、被覆圧着部20の第一左側かしめ部231は、クリンパにおける湾曲した成形面に沿って第一底板部21に対向する向きへ曲がり、第一右側かしめ部221の外側へかしめられる。また、芯線圧着部40のかしめ部421,431は、クリンパの成形面に沿って第二底板部41に対向する向きへ曲がり、裸芯線91にかしめられる。
<圧着端子:第一連結部>
第一連結部30は、被覆圧着部20と芯線圧着部40とを繋ぐ部分である。第一連結部30は、曲がって形成された板状の部分であり、被覆端部92及び裸芯線91の境界部分が挿入される溝を形成している。そして、第一連結部30は、第一底板部21と第二底板部41とを繋ぐ第三底板部31と、第三底板部32から電線9の両側へ伸びて起立した2つの側壁部32,33とを有する。
以下、第一連結部30における2つの側壁部32,33のうちの一方を第三右側壁部32、他方を第三左側壁部33と称する。第三右側壁部32は、第一右側壁部22及び第二右側壁部42と繋がり、第三左側壁部33は、第一左側壁部23及び第二左側壁部43と繋がっている。
<圧着端子:第二連結部>
第二連結部50は、芯線圧着部40と端子接続部60を繋ぐ部分である。第二連結部50は、曲がって形成された板状の部分であり、溝を形成している。裸芯線91の先端部分が、芯線圧着部40から第二連結部50が形成する溝へはみ出す場合もあるが、そうでない場合もある。第二連結部50は、第二底板部41に繋がる第四底板部51と、第四底板部52から伸びて起立した2つの側壁部52,53とを有する。
以下、第二連結部50における2つの側壁部52,53のうちの一方を第四右側壁部52、他方を第四左側壁部53と称する。第四右側壁部52は、第二右側壁部42と繋がり、第四左側壁部53は、第二左側壁部43と繋がっている。
また、溝を形成する第二連結部50の表面には、被覆圧着部20と同様に突起部7が分布して形成されている。より具体的には、第二連結部50の突起部7は、第四底板部51の内側面に分布して形成された突起部7Eと、第四右側壁部520の外側面に分布して形成された突起部7Fと、第一左側壁部230の外側面に分布して形成された突起部7Gとを含む。
即ち、図1から図4に示されるように、第二連結部50の突起部7は、第二連結部50における延伸方向に対して上下左右の四方の表面のうち、下方の面(第四底板部51の外側面)を除く三方の面にのみ分布して形成されている。
また、図1から図3に示される例では、第二連結部50の突起部7も、被覆圧着部20の突起部7と同様に、延伸方向(X軸方向)に対して交差する方向の尾根の線を形成する格子状の突起部である。
<圧着端子:コンタクト部>
端子接続部60は、圧着端子10の接続相手となる不図示の相手側端子と嵌り合うことによって相手側端子と直接接触し、相手側端子に接続される部分(端子接続部)である。図1及び図6に示される端子接続部60は、相手側端子が嵌め入れられる孔である端子挿入孔61が形成された筒状の部分である。なお、端子接続部60が、相手側端子の端子挿入孔に嵌め入れられる棒状の導体である場合もある。
<防食剤>
端子付電線1において、電線9の芯線(裸芯線91)と、圧着端子10とは、それぞれ異種の金属で構成されている。具体的には、芯線は、アルミニウム線、即ち、アルミニウムを主成分とする金属(アルミニウムまたはアルミニウム合金)の線材である。一方、圧着端子10は、銅もしくは黄銅などの銅合金の部材、又はそれらの部材に錫(Sn)メッキもしくは錫に銀(Ag)、銅(Cu)、ビスマス(Bi)などが添加された錫合金のメッキが施された部材である。そのため、圧着端子10と接触する裸芯線91は、異種金属接触腐食によって腐食しやすい。
そこで、端子付電線1における電線9の端部には、裸芯線91の腐食を防ぐための防食剤8が塗布されている。芯線91の腐食防止のために防食剤8の塗布が必須の領域は、電線9における圧着端子10の被覆圧着部20が圧着された被覆端部92の部分から裸芯線91の先端までの領域である。以下、この領域のことを保護領域と称する。
端子付電線1において、防食剤8は、電線9の保護領域及び圧着端子10における電線9の保護領域の周囲に位置する部分を覆うように形成されている。図1から図4に示される例では、防食剤8は、電線9における被覆圧着部20が圧着された部分より3mm程度根元側の位置から、第二連結部50の延伸方向における中間位置までの範囲において、その範囲に存在する電線9の一部及び圧着端子10の一部を覆うように形成されている。
防食剤8は、例えば、シリコン系、アクリル系、ウレタン系、ポリアミド系又はエポキシ系の樹脂である。また、図1から図4に示される例では、防食剤8は、透明又は半透明であるが、防食剤8は、透明ではない樹脂であることも考えられる。
ところで、端子付電線1の圧着端子10は、被覆圧着部20よりも先端側の部分、特に、芯線圧着部40及び第二連結部50の底面が、相手側の端子又はコネクタのハウジングなどに近接する状態で配置されることが多い。そのため、防食剤8が、芯線圧着部40から先端側の部分における底面において厚く形成されると、防食剤8が、周辺の部材と干渉するという問題が生じる。
そこで、防食剤8は、圧着端子10における、芯線圧着部40から先端側の領域の底面においては、被覆圧着部20の底面よりも薄く形成されている。例えば、防食剤8は、被覆圧着部20の底面、即ち、第一底板部21の外側面において、約0.2mmから約0.3mmまでの範囲の厚みで形成されている。一方、圧着端子10における芯線圧着部40から先端側の部分の底面、即ち、第二底板部41の外側面における第一連結部31側の端から第四底板部51の外側面の中間位置までの領域においては、防食剤8の厚みはほぼ0mmである。
<効果>
端子付電線1においては、突起部7が、圧着端子10における防食剤8が形成される領域の両端付近の表面に分布して形成されている。圧着端子10における防食剤8が形成される領域の両端付近は、防食剤8が応力によって特に剥がれやすい領域である。そのような領域に突起部7が形成された圧着端子10は、従来の圧着端子に比べ、防食剤8との接触面積が大きく、防食剤8との密着性が高い。
さらに、突起部7は、防食剤8に応力が加わった場合に、防食剤8に引っ掛かる。そのため、端子付電線1は、電線9の端部に形成された防食剤8に応力が加わった場合に、防食剤8が電線9及び圧着端子10から剥がれにくい特性を有する。
また、突起部7は、圧着端子10における第二連結部50の表面のうち、四方の面のうちの第四底板部51の外側面を除く三方の面にのみ分布して形成されている。即ち、突起部7は、周辺の部材との干渉が生じやすい第四底板部51の外側面には形成されていない。一方、周辺の部材との干渉が生じにくい被覆圧着部20の突起部7は、上下左右の四方の面各々に分布して形成されている。これにより、被覆圧着部20において、防食剤8が電線9及び圧着端子10からより剥がれにくくなる。
また、端子付電線1において、突起部7は、延伸方向(X軸方向)に交差する方向の尾根の線を形成する格子状の突起部である。そのような突起部7は、延伸方向への応力が加わった防食剤8に対し、大きな抵抗力で引っ掛かる。その結果、防食剤8は、圧着端子10及び電線9からより剥がれにくくなる。なお、電線9に対する応力は、電線9を引っ張る方向へ加わることが多く、従って、防食剤8に対する応力は、延伸方向へ加わることが多い。
<第2実施形態>
次に、図5及び図6を参照しつつ、本発明の第2実施形態に係る端子付電線1Aについて説明する。端子付電線1Aは、電線9とその端部に取り付けられた圧着端子10Aとを備える。なお、図5及び図6は、それぞれ端子付電線1Aにおける主要部の一方の側面図及び他方の側面図である。
端子付電線1Aは、端子付電線1と比較して、圧着端子10Aにおける突起部7が形成された範囲のみが異なる。圧着端子10Aの突起部7は、圧着端子10と同様に、被覆圧着部20における四方の面と、第二連結部50における底面を除く三方の面とに形成されている。さらに、圧着端子10Aの突起部7は、芯線圧着部40及び第一連結部30各々の表面にも形成されている。
より具体的には、圧着端子10Aにおいて、芯線圧着部40の突起部7は、裸芯線92の周囲に沿って形成された芯線圧着部40における上下左右の四方の面のうち、底面を除く三方の面に形成されている。即ち、芯線圧着部40の突起部7は、第二右かしめ部421及び第二左かしめ部431各々の外側面に分布して形成された突起部7Hと、第二右側壁部420の外側面に分布して形成された突起部7Iと、第二左側壁部430の外側面に分布して形成された突起部7Jとを含む。
また、圧着端子10Aにおいて、第一連結部30の突起部7は、第一連結部30における左右の側面に形成されている。即ち、第一連結部の突起部7は、第三右側壁部32の外側面に分布して形成された突起部7Kと、第三左側壁部33の外側面に分布して形成された突起部7Lとを含む。
また、図5及び図6に示される例では、圧着端子10Aの突起部7も、圧着端子10の突起部7と同様に、延伸方向(X軸方向)に対して交差する方向の尾根の線を形成する格子状の突起部である。
以上に示したように、端子付電線1Aにおいて、圧着端子10Aの突起部7は、防食剤8が形成される領域の両端付近に位置する被覆圧着部20及び第二連結部50と、それらの間に位置する芯線圧着部40及び第一連結部の30にも分布して形成されている。そのため、端子付電線1Aにおいて、圧着端子10Aと防食剤8との間の密着性がより高まり、防食剤8に対する突起部7の引っ掛かり効果もより高まる。その結果、端子付電線1Aにおいて、防食剤8は、電線9及び圧着端子10Aからより剥がれにくくなる。
<その他>
以上に示された各実施形態の圧着端子10,10Aにおいて、突起部7は、延伸方向(X軸方向)に交差する方向の尾根の線を形成する格子状の突起部である。しかしながら、突起部7は、少なくとも被覆圧着部20及び第二連結部50各々の表面において分布する突起部であれば、他の形状の突起部であってもかまわない。
例えば、突起部7が、それぞれ複数の独立した小突起部から構成されることが考えられる。突起部7を構成する個々の小突起部は、円錐状、円柱状及び角柱状などの形状を有することが考えられる。また、突起部7を構成する複数の小突起部は、圧着端子10,10Aの各面において、千鳥配列又はそれ以外の配列パターンで配置されることが考えられる。また、突起部7は、延伸方向に沿う方向に伸びて形成された縦縞状突起部、又は延伸方向に交差する方向に伸びて形成された横縞状の突起部であることも考えられる。なお、千鳥配列は、奇数列における各小突起部と偶数列における各小突起部とが同じピッチで配列され、奇数列の各小突起部と偶数列の各小突起部とが半ピッチ分だけずれて配列された配置である。
また、各実施形態の圧着端子10,10Aにおいて、被覆圧着部20は、対向する2つの起立部22,23のかしめ部221,231が重なる状態でかしめられるオーバーラップタイプである。しかしながら、被覆圧着部20は、図3に示される芯線圧着部40と同様に、2つの起立部22,23のかしめ部221,231が重ならない状態で被覆端部92に対してかしめられるタイプであってもよい。
また、各実施形態の圧着端子10,10Aにおいて、かしめ部221,231は、被覆端部92の両側から折り曲げられてかしめられる部分である。しかしながら、圧着端子10,10Aの延伸方向における各位置ごとに、かしめ部が、被覆端部92の片側にのみ形成された構成も考えられる。
また、各実施形態の圧着端子10,10Aの被覆圧着部20において、被覆端部92に直接かしめられるかしめ部221は1つである。しかしながら、被覆圧着部20が、被覆端部92にかしめられる部分として、延伸方向において並ぶ2つ以上のかしめ部を有することも考えられる。
1,1A 端子付電線
7,7A〜7L 突起部
8 防食剤
9 電線
10,10A 圧着端子
20 被覆圧着部
21 被覆圧着部の底板部(第一底板部)
22,23 被覆圧着部の起立部
30 第一連結部
31 第一連結部の底板部(第三底板部)
32 第一連結部の側壁部(第三右側壁部)
33 第一連結部の側壁部(第三左側壁部)
40 芯線圧着部
41 芯線圧着部の底板部(第二底板部)
42,43 芯線圧着部の起立部
50 第二連結部
51 第二連結部の底板部(第四底板部)
52 第二連結部の側壁部(第四右側壁部)
53 第二連結部の側壁部(第四左側壁部)
60 コンタクト部
61 端子挿入孔
91 裸芯線(芯線)
92 被覆端部(絶縁被覆)
220,230 被覆圧着部の側壁部
221,231 被覆圧着部のかしめ部
420,430 芯線圧着部の側壁部
421,431 芯線圧着部のかしめ部

Claims (4)

  1. 電線と、
    前記電線の端部に取り付けられた圧着端子と、を備え、
    前記圧着端子が、
    前記電線の端部における絶縁被覆に圧着された被覆圧着部と、
    前記電線の端部における前記絶縁被覆から伸び出た芯線に圧着された芯線圧着部と、
    相手側の端子に接続される端子接続部と、
    前記被覆圧着部と前記芯線圧着部とを繋ぐ第一連結部と、
    前記芯線圧着部と前記端子接続部とを繋ぐ第二連結部と、を有する端子付電線であって、
    前記圧着端子における、前記電線の前記絶縁被覆の周囲に沿って形成された前記被覆圧着部の外周の面及び前記第二連結部の表面の各々に分布して形成された突起部と、
    前記電線における前記圧着端子の前記被覆圧着部が圧着された部分から前記芯線の先端までの保護領域、及び前記圧着端子における前記電線の前記保護領域の周囲に位置する部分を覆う防食剤と、を備えることを特徴とする端子付電線。
  2. 前記突起部は、前記圧着端子における前記被覆圧着部の外周の面のうち、前記被覆圧着部から前記端子接続部へ向かう方向に対して上下左右の四方の面各々に分布して形成され、
    さらに前記突起部は、前記圧着端子における前記第二連結部の表面のうち、前記四方の面のうちの特定の一の方向の面を除く三方の面にのみ分布して形成されている、請求項1に記載の端子付電線。
  3. 前記突起部は、前記圧着端子における、前記芯線圧着部及び前記第一連結部の一方又は両方の表面にも分布して形成されている、請求項1に記載の端子付電線。
  4. 前記突起部は、前記電線の長手方向に対して交差する方向に尾根の線を形成する格子状の突起部である、請求項1から請求項3のいずれかに記載の端子付電線。
JP2010275636A 2010-12-10 2010-12-10 端子付電線 Pending JP2012124100A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010275636A JP2012124100A (ja) 2010-12-10 2010-12-10 端子付電線

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010275636A JP2012124100A (ja) 2010-12-10 2010-12-10 端子付電線

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012124100A true JP2012124100A (ja) 2012-06-28

Family

ID=46505317

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010275636A Pending JP2012124100A (ja) 2010-12-10 2010-12-10 端子付電線

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2012124100A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016076330A (ja) * 2014-10-03 2016-05-12 矢崎総業株式会社 端子付電線
CN106410443A (zh) * 2015-06-12 2017-02-15 矢崎总业株式会社 包覆装置
US9882291B2 (en) 2014-10-31 2018-01-30 Yazaki Corporation Electric wire with terminal, and method for manufacturing same
CN111344905A (zh) * 2017-10-25 2020-06-26 株式会社自动网络技术研究所 带端子电线及线束
JP2020145049A (ja) * 2019-03-05 2020-09-10 古河電気工業株式会社 端子および端子付き電線
US11482798B2 (en) * 2020-03-18 2022-10-25 Yazaki Corporation Terminal-equipped electric wire with exposed wire having insulative sheath covering end part crimped and protected with anticorrosive material

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016076330A (ja) * 2014-10-03 2016-05-12 矢崎総業株式会社 端子付電線
US9882291B2 (en) 2014-10-31 2018-01-30 Yazaki Corporation Electric wire with terminal, and method for manufacturing same
CN106410443A (zh) * 2015-06-12 2017-02-15 矢崎总业株式会社 包覆装置
CN111344905A (zh) * 2017-10-25 2020-06-26 株式会社自动网络技术研究所 带端子电线及线束
CN111344905B (zh) * 2017-10-25 2021-06-18 株式会社自动网络技术研究所 带端子电线及线束
JP2020145049A (ja) * 2019-03-05 2020-09-10 古河電気工業株式会社 端子および端子付き電線
US11482798B2 (en) * 2020-03-18 2022-10-25 Yazaki Corporation Terminal-equipped electric wire with exposed wire having insulative sheath covering end part crimped and protected with anticorrosive material

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5282462B2 (ja) 端子付き電線
US8927863B2 (en) Anti-corrosion structure for wire connecting portion
US9397437B2 (en) Connection terminal
WO2015151904A1 (ja) 圧着端子及び圧着端子と電線の接続構造
JP5237154B2 (ja) 圧着端子および端子付き電線
JP2012124100A (ja) 端子付電線
US9502784B2 (en) Terminal attached aluminum electric wire
JP2013218866A (ja) 端子付き電線及びその製造方法
JP2012155889A (ja) 端子付電線及び圧着端子
US20150126080A1 (en) Connection structure
JP2012119186A (ja) 圧着端子及び端子付電線
JP2012155892A (ja) 圧着端子及び端子付電線
JP2010073320A (ja) 圧着端子の圧着構造
JP5798840B2 (ja) 接続端子
US10854998B2 (en) Connection structure between electric wire and terminal, connection method between electric wire and terminal, and terminal
JP2010061906A (ja) 端子金具付き電線
US20220247094A1 (en) Connection structure of press-clamping terminal and cable
JP2012119216A (ja) 圧着端子及び端子付電線
JP2019175726A (ja) 端子付き電線
JP2014164930A (ja) 電線付き端子及びその製造方法
JP5495200B2 (ja) 電線の圧着装置
JP2010027505A (ja) 端子金具および端子金具付き電線
JP2014022132A (ja) 端子付電線及び圧着端子
JP2012155890A (ja) 端子付電線及び端子圧着装置
JP6549923B2 (ja) 端子付き電線及びその製造方法、並びにワイヤハーネス