JP2012123179A - 光源装置およびプロジェクター - Google Patents

光源装置およびプロジェクター Download PDF

Info

Publication number
JP2012123179A
JP2012123179A JP2010273617A JP2010273617A JP2012123179A JP 2012123179 A JP2012123179 A JP 2012123179A JP 2010273617 A JP2010273617 A JP 2010273617A JP 2010273617 A JP2010273617 A JP 2010273617A JP 2012123179 A JP2012123179 A JP 2012123179A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
light source
source device
dichroic mirror
excitation light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010273617A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5817109B2 (ja
Inventor
Hiroaki Yanai
宏明 矢内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2010273617A priority Critical patent/JP5817109B2/ja
Publication of JP2012123179A publication Critical patent/JP2012123179A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5817109B2 publication Critical patent/JP5817109B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Projection Apparatus (AREA)

Abstract

【課題】高い信頼性を確保するとともに、装置の小型化を図ることができる光源装置およびプロジェクターを提供する。
【解決手段】本発明の光源装置2は、励起光を射出するレーザー光源9と、励起光の一部を透過させるとともに励起光を受けて蛍光を発するとともに、励起光と蛍光とを反射させる蛍光体ホイール12と、レーザー光源9と蛍光体ホイール12との間の励起光の光路上に設けられたダイクロイックミラー10と、蛍光体ホイール12とダイクロイックミラー10との間の励起光の光路上に設けられた1/4波長板11と、を備え、ダイクロイックミラー10が、往路の励起光の第1の偏光成分を透過するとともに、復路の励起光の第2の偏光成分と蛍光とを反射する偏光分離特性を有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、光源装置およびプロジェクターに関する。
従来、プロジェクターにおいては、光源として超高圧水銀ランプなどの放電ランプが用いられるのが一般的であった。ところが、この種の放電ランプは、寿命が比較的短い、瞬時点灯が難しい、ランプから放射される紫外線が液晶ライトバルブを劣化させる、等の課題がある。そこで、放電ランプに代わる方式の光源を用いた投射型画像表示装置が提案されている。
この種の光源として、蛍光発光を利用して白色光を生成する方式のものが知られている。例えば、発光ダイオード(LED)やレーザーからの光を蛍光体に照射することにより、発光光(蛍光)として白色光を取り出す光源装置が提案されている(下記の特許文献1参照)。特許文献1の光源装置は、蛍光体を励起させる励起光(青色光)の光源と、光の三原色に対応する複数の色光を発する蛍光体を備えた蛍光ホイールと、を有している。そして、複数種の蛍光体をホイールの周方向に種類毎に領域を分けて蛍光膜として配置し、ホイールを回転させつつ複数の蛍光膜に励起光を照射することにより、発せられる蛍光の色を時間毎に異ならせている。このようにして、複数の色光を混色させて白色光を射出させている。
特開2009−277516号公報
しかしながら、上記特許文献1の光源装置を用いたプロジェクターでは、蛍光ホイールを挟んで液晶ライトバルブや投影光学系が配置された側と反対側に励起光源を配置しなければならず、光源装置の大型化、ひいてはプロジェクターの大型化を招いていた。また、上記の特許文献1の光源装置では、蛍光体に励起光を照射した際に励起光が蛍光体に吸収され、蛍光体が発熱するおそれがあった。その結果、光源装置の信頼性が低下するという問題が生じていた。
本発明は、上記の課題のうち少なくとも一つを解決することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の光源装置は、第1の波長領域を含む励起光を射出する固体光源と、前記励起光の照射によって前記第1の波長領域とは異なる第2の波長領域を含む蛍光を発する蛍光体を含む蛍光体層および前記蛍光体層を支持する支持面を有する支持基材を備えた発光素子と、前記固体光源と前記発光素子との間の前記励起光の光路上に設けられたダイクロイックミラーと、前記発光素子と前記ダイクロイックミラーとの間の前記励起光の光路上に設けられた位相差板と、を備え、前記支持基材が、前記励起光と前記蛍光とを反射させる反射面を備え、前記ダイクロイックミラーは、前記蛍光を反射するとともに、前記第1の波長領域における第1の偏光成分に対する反射率が、前記第1の波長領域における第2の偏光成分に対する反射率よりも低いことを特徴とする。
本発明の構成においては、蛍光体の励起に使われなかった励起光の一部と蛍光体から発せられた蛍光とが合成された光が光源装置から出力される。発光素子を構成する支持基材は励起光と蛍光とを反射させる反射面を有しているので、固体光源から射出された励起光が支持基材の反射面で反射するとともに、蛍光体から発せられる蛍光も反射面で反射し、固体光源側に向かう。すなわち、本発明の光源装置は、固体光源から射出される励起光の光路が発光素子で折り返され、励起光と蛍光とが発光素子から固体光源に向けて射出される。このように、反射型の発光素子を用い、光路を折り返す構成とすることで光源装置の小型化が図れる。
ところで、上記のような反射型の発光素子を用いた場合、出力光を利用するためには、発光素子で反射した励起光と蛍光とが固体光源に入射しないように、発光素子と固体光源との間で発光素子から射出される光の光路を後段の光学系に向けて変更する必要がある。そのためには、ダイクロイックミラーを用いれば良い。ところが、ダイクロイックミラーが単なる波長分離機能を有しているだけであったとすると、第1の波長領域の励起光を透過させ、第2の波長領域の蛍光を反射させるだけであるから、復路の励起光がダイクロイックミラーを透過して固体光源に戻ってしまう。その結果、励起光と蛍光との合成光を外部に取り出すことができず、所望の出力光が得られない。
その点、本発明の構成では、復路の励起光の偏光状態を往路の励起光の偏光状態と異ならせる位相差板が備えられ、ダイクロイックミラーが、励起光のうち第1の波長領域における第1の偏光成分に対する反射率が第2の偏光成分に対する反射率よりも低いという特性を有している。すなわち、ダイクロイックミラーは、第1の波長領域の第1の偏光成分を第2の偏光成分よりも多く透過するとともに、第1の波長領域の第2の偏光成分を第1の偏光成分よりも多く反射する偏光分離特性を有している。これにより、第1の波長領域の第1の偏光成分、すなわち、往路の励起光がダイクロイックミラーを透過し、発光素子に到達することができる。また、第1の波長領域の第2の偏光成分と第2の波長領域の蛍光、すなわち、復路の励起光と蛍光との合成光をダイクロイックミラーで後段の光学系に向けて反射させることができる。これにより、所望の出力光が得られる光源装置を実現できる。
本発明の光源装置において、前記第1の偏光成分が前記ダイクロイックミラーの反射面に対するP偏光もしくはS偏光のうちのいずれか一方であり、前記第2の偏光成分が前記P偏光および前記S偏光のうちの残りの他方であり、前記位相差板が前記第1の波長領域に対する1/4波長板であることが望ましい。
この構成によれば、励起光の偏光状態が往路では例えばP偏光であれば、復路ではS偏光と変化させることができる。これにより、ダイクロイックミラーで往路の励起光を透過させ、復路の励起光を反射させる構成を確実に実現できる。
本発明の光源装置において、前記支持基材が金属基板からなることが望ましい。
この構成によれば、支持基材が光反射性を有し、熱伝導率に優れたものとなるため、蛍光体層の温度上昇が抑制され、信頼性を確保することができる。また、支持基材に反射膜等を形成することなく、光反射性を持たせることができ、かつ、熱伝導率が高く、放熱性が高い発光素子を容易に提供できる。
本発明の光源装置において、前記支持基材の支持面のうちの第1の領域に前記蛍光体層が設けられ、前記支持面のうちの第2の領域には前記蛍光体層が設けられていない構成を採用することができる。
この構成によれば、支持基材で反射した励起光と蛍光とが発光素子から時分割で射出され、励起光と蛍光とが時間的に積分されてこれらの光の合成光が得られる。したがって、例えば蛍光体層の形成領域と非形成領域の面積比率を変えることによって、合成光の色を調整することができる。
本発明の光源装置において、前記発光素子に、前記第2の波長領域とは異なる第3の波長領域を含む蛍光を発する第2の蛍光体層が設けられた構成を採用することができる。
この構成によれば、例えば光の三原色を構成する赤色、緑色、青色等の蛍光を得ることができ、これらの光の合成光を出力光とすることができる。さらに、他の色の蛍光を加えて、出力光の色調整を行うこともできる。
本発明の光源装置において、前記第1の波長領域とは異なる波長領域を含む光を射出する補助固体光源を備えた構成を採用することができる。
この構成によれば、補助固体光源からの光も出力光に加えることができ、発光素子だけでは実現できない出力光の色、階調、輝度などの調整を行うことができる。
本発明の光源装置において、前記支持基材が、前記支持面に交差する回転軸を中心として回転可能とされた構成を採用することができる。
この構成によれば、蛍光体層の温度上昇を効果的に低減することができる。
本発明のプロジェクターは、本発明の光源装置と、前記光源装置から射出される光を変調する光変調素子と、前記光変調素子によって変調された光を投写する投写光学系と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、信頼性に優れた小型のプロジェクターを実現できる。
本発明の第1実施形態のプロジェクターを示す概略構成図である。 プロジェクターに用いる蛍光体ホイールの正面図である。 プロジェクターに用いるダイクロイックミラーの偏光分離特性を示す図である。 本発明の第2実施形態のプロジェクターを示す概略構成図である。 プロジェクターに用いるダイクロイックミラーの偏光分離特性を示す図である。
〔第1実施形態〕
以下、本発明の第1実施形態について、図1〜図3を用いて説明する。
本実施形態のプロジェクターは、白色光を出力する光源装置と、光源装置から得られる白色光を色分離する色分離光学系と、色分離光学系によって得られた3色の色光をそれぞれ変調する3つの液晶ライトバルブとを備えたプロジェクター、いわゆる3板式の液晶プロジェクターの例である。
図1は、本実施形態のプロジェクターを示す概略構成図である。図2は、プロジェクターに用いる蛍光体ホイールの正面図である。図3は、プロジェクターに用いるダイクロイックミラーの偏光分離特性を示す図である。
なお、以下の各図面においては各構成要素を見やすくするため、構成要素によって寸法の縮尺を異ならせて示すことがある。
本実施形態のプロジェクター1は、図1に示すように、光源装置2と、色分離光学系3と、液晶ライトバルブ4R(光変調素子),液晶ライトバルブ4G,液晶ライトバルブ4Bと、色合成素子5と、投写光学系6と、を備えている。本実施形態のプロジェクター1において、光源装置2から射出された光は、色分離光学系3により複数の色光に分離される。色分離光学系3により分離された複数の色光は、それぞれ対応する液晶ライトバルブ4R,液晶ライトバルブ4G,液晶ライトバルブ4Bに入射して変調される。液晶ライトバルブ4R,液晶ライトバルブ4G,液晶ライトバルブ4Bにより変調された複数の色光は、色合成素子5に入射して合成される。色合成素子5により合成された光は、投写光学系6によりスクリーン7に拡大投写され、フルカラーの投写画像が表示される。
以下、プロジェクター1の各構成要素について説明する。
光源装置2は、レーザー光源9(固体光源)、ダイクロイックミラー10、1/4波長板11(位相差板)、蛍光体ホイール12(発光素子)、コリメート光学系13、レンズアレイ14,15、偏光変換素子16、重畳レンズ17がこの順に配置された構成になっている。
レーザー光源9は、後述する蛍光体ホイール12が備える蛍光体を励起させる励起光として、例えば発光強度の中心波長が450nmの青色レーザー光を射出する。レーザー光源9から射出される青色レーザー光は偏光状態が一定の直線偏光であり、ダイクロイックミラー10の選択反射面10aに対する偏光状態がP偏光である。本実施形態において、波長450nmは第1の波長領域に相当し、P偏光は第1の偏光成分に相当する。なお、レーザー光源9は、図1では1個のレーザー光源を用いる例として示したが、例えば複数個のレーザー光源を並置しても良い。また、後述する蛍光体を励起させることができる波長の光であれば、450nm以外の中心波長を有する色光を射出するレーザー光源であっても構わない。
ダイクロイックミラー10は、レーザー光源9と蛍光体ホイール12との間の励起光の光路上に配置されている。ダイクロイックミラー10の選択反射面10aは、レーザー光源9から蛍光体ホイール12に向けて射出されダイクロイックミラー10に入射する励起光L1の光軸に対して45度の角度をなしている。選択反射面10aと励起光L1の光軸とのなす角度が45度である状態において、ダイクロイックミラー10は、発光強度の中心波長が450nmのP偏光の青色レーザー光を透過するとともに、発光強度の中心波長が450nmのS偏光の青色レーザー光と発光強度の中心波長が550nmの黄色の波長域の蛍光とを反射する偏光分離特性を有している。ダイクロイックミラー10の偏光分離特性については後で詳しく説明する。本実施形態において、波長550nmは第2の波長領域に相当し、S偏光は第2の偏光成分に相当する。
1/4波長板11は、蛍光体ホイール12とダイクロイックミラー10との間の励起光の光路上に配置されている。したがって、レーザー光源9からダイクロイックミラー10を透過して蛍光体ホイール12に向かう励起光と、蛍光体ホイール12で反射してダイクロイックミラー10に戻る励起光および蛍光体ホイール12から発せられた蛍光とが1/4波長板11を通過する。以下の説明では、レーザー光源9からダイクロイックミラー10を透過して蛍光体ホイール12に向かう励起光のことを往路の励起光L1、蛍光体ホイール12で反射してダイクロイックミラー10に戻る励起光のことを復路の励起光L2と称する。蛍光体ホイール12から発せられた蛍光は偏光状態が揃っていないため、1/4波長板11は蛍光の偏光状態に対して作用を及ぼすことはない。一方、レーザー光源9から発せられた励起光は偏光状態がP偏光に揃っているため、1/4波長板11は励起光の偏光状態に対して作用を及ぼす。すなわち、1/4波長板11は、往路の励起光L1と復路の励起光L2とに往復で1/2波長の位相差を付与し、復路の励起光の偏光状態をP偏光からS偏光に変換する。
蛍光体ホイール12は、支持基板19(支持基材)と、支持基板19の一つの面19a(支持面)の上に設けられた反射膜20(反射面)と、反射膜20上に設けられた発光層21(蛍光体層)とを有している。発光層21は図示しない蛍光体粒子を含むとともに、反射膜20を介して支持基板19の支持面19aによって支持されている。蛍光体ホイール12は、支持面19aがレーザー光源9に対向するように配置され、レーザー光源9からの励起光が発光層21に照射されるように配置されている。蛍光体ホイール12は、レーザー光源9から射出される励起光(発光強度の中心波長が450nmの青色レーザー光)の一部を反射させる。また、蛍光体ホイール12は、励起光の残部を吸収して発光強度の中心波長が550nmの黄色の蛍光に変換し、生成された黄色の蛍光を反射させることによってダイクロイックミラー10に向けて射出させる。
図2に示すように、レーザー光源9側から蛍光体ホイール12を見たときの平面形状は円形である。支持基板19の支持面19aは8つの領域に分かれ、支持基板19の支持面19a上には発光層21が設けられた4つの発光領域Cと発光層21が設けられていない4つの非発光領域Dとが周方向に交互に並んでいる。本実施形態において、発光領域Cは支持面19aのうちの第1の領域に相当し、非発光領域Dは支持面19aのうちの第2の領域に相当する。
支持基板19は、例えばガラス、セラミック等の無機物、銅等の金属、アクリル等の樹脂などを用いて形成することができる。これらの材料は、軽量、低コスト、加工性が良い等の点で優れている。また、ガラスの中でも石英ガラス、ネオセラム等の材料は線膨張性が低く、耐熱性に優れる。また、ガラスの中でも水晶、サファイア等の材料は熱伝導性が高く、放熱性に優れる。
支持基板19の支持面19aには反射膜20が形成されている。反射膜20は、支持基板19の支持面19aの全面にわたって形成され、したがって、発光領域Cと非発光領域Dの双方にわたって形成されている。そのため、レーザー光源9から射出される励起光と発光層21から発せられた蛍光とが反射膜20で反射する。反射膜20の材料には、アルミニウム、銀等の光反射率の高い金属、酸化シリコンと酸化チタンとを複数層交互に積層した誘電体多層膜、等が用いられる。
なお、光反射性を持たない支持基板19の支持面に反射膜20を形成する構成に代えて、光反射性を有する材料で支持基板自体を形成しても良い。具体的には、支持基板の材料として、ガラス、セラミック等の無機物、樹脂等に代えて、アルミニウム、銀等の金属を用いても良い。支持基板の材料に金属を用いた場合、支持基板の表面がそのまま反射面となるため、反射膜を形成する必要がなく、蛍光体ホイール12の製造工程の簡略化が図れる。また、支持基板の材料に金属を用いた場合、蛍光体の発熱を蛍光体ホイールの面内で伝達しやすいため、蛍光体の最高到達温度を下げることができる。その結果、蛍光体ホイールの信頼性を改善でき、励起光の変換効率を向上させることができる。
発光層21は、光透過性を有する基材と、励起光を吸収して蛍光を発する複数の蛍光体粒子と、を含んでいる。基材の構成材料としては、光透過性を有する樹脂材料を用いることができ、中でも高い耐熱性を有するシリコン樹脂(屈折率:約1.4)を好適に用いることができる。蛍光体粒子は、レーザー光源9から射出される励起光を吸収して蛍光を発する粒子状の蛍光体である。例えば、蛍光体粒子には、中心波長が450nmの青色光によって励起されて蛍光を発する物質が含まれており、レーザー光源9が射出する励起光の一部を赤色の波長帯域から緑色の波長帯域まで(全体として黄色の波長領域)を含む比較的ブロードな波長分布を有する光に変換して射出する。
このような蛍光体粒子として、平均粒径が1μmから数十μm程度のものが高い発光効率を示すことが知られている。蛍光体粒子としては、通常知られたYAG(イットリウム・アルミニウム・ガーネット)系蛍光体を用いることができる。具体的には、例えば平均粒径が10μmの(Y,Gd)(Al,Ga)12:Ceで示される組成のYAG系蛍光体(屈折率:約1.8)を用いることができる。 なお、蛍光体粒子の形成材料は、1種であっても良く、2種以上の形成材料を用いて形成されている粒子を混合したものを蛍光体粒子として用いることとしても良い。
図1に示すように、蛍光体ホイール12は支持基板19の中心にモーター22が接続され、支持基板19の中心を通る回転軸23を中心として回転可能に設けられている。モーター22は、蛍光体ホイール12を使用時において例えば7500rpmで回転させる。この場合、蛍光体ホイール12上の励起光が照射される領域(ビームスポット)は、約18m/秒で移動する。すなわち、モーター22は、蛍光体ホイール12上におけるビームスポットの位置を変位させる位置変位手段として機能する。これにより、励起光が蛍光体ホイール12上の同一の位置を照射し続けないため、照射位置の熱劣化を防止し、装置を長寿命化することができる。
本実施形態の場合、蛍光体ホイール12が発光領域Cと非発光領域Dとを有しているため、励起光が発光領域Cを照射している期間では蛍光体ホイール12から黄色の蛍光が射出され、励起光が非発光領域Dを照射している期間では蛍光体ホイール12から反射膜20で反射した青色の励起光が射出される。上述したように、蛍光体ホイール12では4つの発光領域Cと4つの非発光領域Dとが周方向に交互に並んでいるため、蛍光体ホイール12が1回転する間に青色光、黄色光、青色光、黄色光、…というように、青色光と黄色光とが1msec毎に交互に切り替わりながら射出される。このとき、人間の目にとっては青色光と黄色光とが時間的に積分され、青色光と黄色光との合成光である白色光が射出されているように見える。また、蛍光体ホイール12の発光領域Cと非発光領域Dの面積比率を変えることによって、蛍光体ホイール12から射出される青色光の光量と黄色光の光量との比率を変えることができ、白色光の色調整を行うことができる。
コリメート光学系13は、蛍光体ホイール12から射出される光の広がりを抑える第1レンズ25と、第1レンズ25から入射される光を略平行化する第2レンズ26とを備えており、全体として蛍光体ホイール12から射出された光を平行化するものである。第1レンズ25と第2レンズ26とは凸レンズで構成されている。
レンズアレイ14,15は、コリメート光学系13から射出された光の輝度分布を均一化するものである。レンズアレイ14は、複数の第1マイクロレンズ27がマトリクス状に配列されたものである。同様に、レンズアレイ15は、複数の第2マイクロレンズ28がマトリクス状に配列されたものである。第1マイクロレンズ27と第2マイクロレンズ28とは1対1で対応している。コリメート光学系13から射出された光は、複数の第1マイクロレンズ27に空間的に分割されて入射する。第1マイクロレンズ27は、入射した光を対応する第2マイクロレンズ28に結像させる。これにより、複数の第2マイクロレンズ28の各々に2次光源像が形成される。なお、第1マイクロレンズ27、第2マイクロレンズ28の外形形状は、液晶ライトバルブ4R,液晶ライトバルブ4G,液晶ライトバルブ4Bの画像形成領域の外形形状と略相似形となっている。
偏光変換素子16は、レンズアレイ14,15から射出された光の偏光状態を揃えるものである。偏光変換素子16は、複数の偏光変換セルを含んでいる。各偏光変換セルは、第2マイクロレンズ28と1対1で対応している。第2マイクロレンズ28に形成された2次光源像からの光は、この第2マイクロレンズ28に対応する偏光変換セルの入射領域に入射する。
偏光変換セルの各々には、入射領域に対応させて偏光ビームスプリッタ膜(以下、PBS膜と称する)及び位相差板が設けられている。入射領域に入射した光は、PBS膜によりPBS膜に対するP偏光とS偏光とに分離される。P偏光、S偏光の一方の偏光(ここではS偏光)は、反射部材で反射した後、位相差板に入射する。位相差板に入射したS偏光は、位相差板により偏光状態が他方の偏光(ここではP偏光)の偏光状態に変換されてP偏光になり、P偏光とともに射出される。
重畳レンズ17は、偏光変換素子16から射出された光を被照明領域である液晶ライトバルブ4R,液晶ライトバルブ4G,液晶ライトバルブ4Bにて重畳させるものである。光源装置2から射出された光は、空間的に分割された後、重畳されることにより輝度分布が均一化されて光線軸周りの軸対称性が高められる。
色分離光学系3は、ダイクロイックミラー30、ダイクロイックミラー31、ミラー32、ミラー33、ミラー34、フィールドレンズ35R、フィールドレンズ35G,フィールドレンズ35B、リレーレンズ36、リレーレンズ37を含んでいる。ダイクロイックミラー30、ダイクロイックミラー31は、例えばガラス表面に誘電体多層膜を積層したものである。ダイクロイックミラー30、ダイクロイックミラー31は、所定の波長帯域の色光を選択的に反射させ、それ以外の波長帯域の色光を透過させる特性を有している。ここでは、ダイクロイックミラー30が緑色光と青色光とを反射させ、ダイクロイックミラー31が緑色光を反射させる。
光源装置2から射出された光Lは、ダイクロイックミラー30に入射する。光Lのうちの赤色光LRは、ダイクロイックミラー30を透過してミラー32に入射し、ミラー32で反射してフィールドレンズ35Rに入射する。赤色光LRは、フィールドレンズ35Rにより平行化された後に、赤色光変調用の液晶ライトバルブ4Rに入射する。
光Lのうちの緑色光LGと青色光LBとは、ダイクロイックミラー30で反射して、ダイクロイックミラー31に入射する。緑色光LGは、ダイクロイックミラー31で反射してフィールドレンズ35Gに入射する。緑色光LGは、フィールドレンズ35Gにより平行化された後に、緑色光変調用の液晶ライトバルブ4Gに入射する。
ダイクロイックミラー31を透過した青色光LBは、リレーレンズ36を透過し、ミラー33で反射した後、リレーレンズ37を透過し、ミラー34で反射してフィールドレンズ35Bに入射する。青色光LBは、フィールドレンズ35Bにより平行化された後に、青色光変調用の液晶ライトバルブ4Bに入射する。青色光LBの光路は他の赤色光LRの光路、緑色光LGの光路と比べて光路長が長いため、光路長が長いことによる光の損失分を補償する目的で青色光LBの光路にはこのようなリレー光学系を適用する。
液晶ライトバルブ4R,液晶ライトバルブ4G,液晶ライトバルブ4Bは、透過型の液晶ライトバルブにより構成されている。液晶ライトバルブ4R,液晶ライトバルブ4G,液晶ライトバルブ4Bは、画像情報を含んだ画像信号を供給するパーソナルコンピューター等の信号源(図示略)と電気的に接続されている。液晶ライトバルブ4R,液晶ライトバルブ4G,液晶ライトバルブ4Bは、供給された画像信号に基づいて、入射光を画素毎に変調して画像を形成する。液晶ライトバルブ4R,液晶ライトバルブ4G,液晶ライトバルブ4Bは、それぞれ赤色画像、緑色画像、青色画像を形成する。液晶ライトバルブ4R,液晶ライトバルブ4G,液晶ライトバルブ4Bにより変調された光(形成された画像)は、色合成素子5に入射する。
色合成素子5は、ダイクロイックプリズムにより構成されている。ダイクロイックプリズムは、4つの三角柱プリズムが互いに貼り合わされた構造になっている。三角柱プリズムにおいて貼り合わされる面は、ダイクロイックプリズムの内面になる。ダイクロイックプリズムの内面に、赤色光が反射して緑色光が透過するミラー面と、青色光が反射して緑色光が透過するミラー面とが互いに直交して形成されている。ダイクロイックプリズムに入射した緑色光は、ミラー面をそのまま直進して射出される。ダイクロイックプリズムに入射した赤色光、青色光は、ミラー面で選択的に反射あるいは透過して、緑色光の射出方向と同じ方向に射出される。このようにして3つの色光(画像)が重ね合わされて合成され、合成された色光が投写光学系6によってスクリーン7に拡大投写される。
以下、本実施形態の光源装置2におけるダイクロイックミラー10と1/4波長板11の作用について説明する。
図3は、本実施形態の光源装置2におけるダイクロイックミラー10の偏光分離特性を示す図である。図3の横軸は光の波長〔nm〕であり、縦軸は光の反射率(=反射光量/入射光量)〔%〕である。ダイクロイックミラー10は、選択反射面10aに入射する偏光がP偏光であるか、S偏光であるかによって異なる反射特性を有しており、図3における実線がP偏光の反射率を示し、破線がS偏光の反射率を示している。
図3に示すように、本実施形態のダイクロイックミラー10は、選択反射面10aと励起光L1の光軸とのなす角度が45度である状態において、P偏光に対しては概ね475nm付近で反射率が変化する。例えば波長が450nmの青色光に対する反射率は略0%であり、波長が450nmの青色光の略全量を透過する。一方、例えば波長が550nmの黄色光に対する反射率は略100%であり、波長が550nmの黄色光の略全量を反射する。また、S偏光に対しては概ね425nm付近で反射率が変化する。例えば波長が450nmの青色光に対する反射率と、波長が550nmの黄色光に対する反射率とはともに略100%であり、これらの光の略全量を反射する。
本実施形態の場合、レーザー光源9からは励起光L1として中心波長が450nmのP偏光の青色光が射出されるため、この励起光L1は図3の偏光分離特性を有するダイクロイックミラー10の選択反射面10aを透過することができる。図1に示すように、ダイクロイックミラー10を透過した往路の励起光L1は1/4波長板11を透過すると、位相が1/4波長進むため、P偏光が例えば右回りの円偏光に変換される。右回りの円偏光となった往路の励起光L1は、その後、蛍光体ホイール12で反射するが、この反射によって位相が1/2波長進むため、右回りの円偏光が左回りの円偏光に変換される。左回りの円偏光となった復路の励起光L2は1/4波長板11を透過すると、位相が1/4波長遅れるため、左回りの円偏光がS偏光に変換される。S偏光に変換された中心波長が450nmの青色光は、図3の偏光分離特性を有するダイクロイックミラー10の選択反射面10aで反射する。また、蛍光体ホイール12から発せられた中心波長が550nmの黄色の蛍光は、偏光状態に係わらずダイクロイックミラー10の選択反射面10aで反射する。
仮にダイクロイックミラー10が図3のような偏光分離特性を持っていなかったとすると、復路の励起光L2がダイクロイックミラー10を透過してしまい、後段の光学系に向けて光路を変更できないおそれがある。本実施形態では、青色の励起光と黄色の蛍光とで白色光を生成しているので、それでは所望の白色光を得ることができない。その点、本実施形態の光源装置2は、ダイクロイックミラー10が図3のような偏光分離特性を持っているため、所望の白色光を得ることができる。
本実施形態の光源装置2においては、レーザー光源9から射出される励起光の光路が蛍光体ホイール12で折り返され、励起光と蛍光とが蛍光体ホイール12からレーザー光源9に向けて射出され、その途中でダイクロイックミラー10によって後段の光学系に向けて反射される。このように、反射型の蛍光体ホイール12を用い、光路を折り返すことで光源装置2の小型化を図ることができる。また、蛍光体ホイール12の支持基板19が熱伝導率に優れているため、蛍光体の温度上昇が抑制され、信頼性を確保できるとともに、蛍光体の変換効率を高められる。
なお、本実施形態においては、レーザー光源9から射出される青色光と蛍光体ホイール12から発せられる黄色光とで白色光を生成する例を示したが、この構成に限ることはない。例えば、青色光を励起光として赤色光を発する蛍光体が設けられた赤色発光領域と、青色光を励起光として緑色光を発する蛍光体が設けられた緑色発光領域と、蛍光体が設けられず、励起光である青色光を反射する非発光領域と、を備えた蛍光体ホイールを用いても良い。この場合、蛍光体ホイールが1回転する間に赤色光、緑色光、青色光が順次切り替わりながら射出され、これらの光が合成された白色光が得られる。また、例えば赤色光は第2の波長領域を含む蛍光であり、緑色光は第3の波長領域を含む蛍光であり、赤色発光領域は、支持面19aのうちの例えば第1の領域に相当する。
さらに、これらの3原色の光に例えば白、黄、黒緑等の色光を加えて4色にしても良く、これにより色、階調、輝度等の表現範囲を広げることができる。あるいは、1つの蛍光体ホイール内に同じ特性の領域を周期的に繰り返して並べる構成とすれば、カラーブレークアップを低減することができる。例えば、1つの蛍光体ホイールを6個の領域に分割し、これらの領域に赤色発光領域、緑色発光領域、非発光領域(青色光射出領域)、赤色発光領域、緑色発光領域、非発光領域(青色光射出領域)をこの順に割り当てても良い。
本実施形態においては図3を用いて説明したように、波長が450nmのP偏光の青色光に対する反射率Rpが略0%であり、波長が450nmのS偏光の青色光に対する反射率Rsが略100%であるようなダイクロイックミラー10を用いている。反射率Rpと反射率Rsとの差は大きいほうが好ましいが、必ずしも、反射率Rpが略0%であり、かつ反射率Rsが略100%である必要は無い。
例えば、P偏光成分がS偏光成分よりも優勢な往路の励起光L1がダイクロイックミラー10に入射し、S偏光成分がP偏光成分よりも優勢な復路の励起光L2がダイクロイックミラー10に入射する場合、励起光L1が含む第1の波長領域において、S偏光成分に対する反射率がP偏光成分に対する反射率よりも高ければよい。このようにすれば、楕円偏光の励起光L1のうち優勢なP偏光成分がダイクロイックミラー10を透過して発光層21に入射し、蛍光体ホイール12で反射した楕円偏光の励起光L2のうち優勢なS偏光成分がダイクロイックミラー10によって後段の光学系に向けて反射される。そのため、効率が高い光源装置を実現することができる。
同様に、S偏光成分がP偏光成分よりも優勢な往路の励起光L1がダイクロイックミラー10に入射し、P偏光成分がS偏光成分よりも優勢な復路の励起光L2がダイクロイックミラー10に入射する場合、励起光L1が含む第1の波長領域において、P偏光成分に対する反射率がS偏光成分に対する反射率よりも高ければよい。
[第2実施形態]
以下、本発明の第2実施形態について、図4、図5を用いて説明する。
本実施形態のプロジェクターの基本構成は第1実施形態と同様であり、光源装置に補助固体光源を備えた点が異なっている。
図4は、本実施形態のプロジェクターを示す概略構成図である。図5は、光源装置に用いるダイクロイックミラーの偏光分離特性を示す図である。
図4において、第1実施形態の図1と共通の構成要素には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
本実施形態のプロジェクター41は、図4に示すように、光源装置42が、レーザー光源9に加えて、補助レーザー光源43(補助固体光源)を備えている。補助レーザー光源43は、射出光L3の光路がレーザー光源9からの励起光L1の光路と直交し、ダイクロイックミラー44の選択反射面44aに対して45度の角度をなすように配置されている。補助レーザー光源43は、レーザー光源9からの射出光(励起光)と同じ色の色光を射出するものでも良いし、蛍光体ホイール12から発せられる蛍光と同じ色の色光を射出するものでも良いし、レーザー光源9からの射出光や蛍光体ホイール12から発せられる蛍光とは異なる色の色光を射出するものでも良い。本実施形態の補助レーザー光源43は、中心波長が660nmの赤色光を射出するものとする。また、補助レーザー光源43は、レーザー光源9とは独立してオン・オフが制御できるものとする。
本実施形態のダイクロイックミラー44は、図5に示すように、第1実施形態のダイクロイックミラー10と偏光分離特性が異なっている。具体的には、本実施形態の場合、短波長側の偏光分離特性は第1実施形態と同様であるが、長波長側の偏光分離特性が異なっている。P偏光に対しては、475nm付近に加えて、概ね625nm付近で反射率が変化する。例えば波長が660nmの赤色光に対する反射率は略0%であり、波長が660nmの赤色光の略全量を透過する。したがって、ダイクロイックミラー44は、レーザー光源9から射出される励起光と蛍光体ホイール12から発せられる蛍光に対しては第1実施形態と同じ挙動を示し、補助レーザー光源43から射出されるP偏光の赤色光は選択反射面44aを透過する。これにより、補助レーザー光源43から射出される赤色光は、レーザー光源9から射出される青色光と蛍光体ホイール12から発せられる黄色光とともに後段の光学系に向けて進行する。
本実施形態においても、高い信頼性を確保するとともに、装置の小型化を図ることができる光源装置およびプロジェクターを提供できる、といった第1実施形態と同様の効果が得られる。さらに本実施形態の場合、光源装置42が個別に制御可能な補助レーザー光源43を備えているため、補助レーザー光源43から射出される光の色や光量を適宜選択することにより、色、階調、輝度等の表現範囲を自由に広げることができる。
なお、本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。例えば上記実施形態では、レーザー光源から射出される青色の励起光と蛍光体ホイールから発せられる黄色の蛍光とで白色光を合成し、あるいは、赤色の蛍光と緑色の蛍光と青色の励起光とで白色光を合成し、得られた白色光を色分離光学系で赤色光、緑色光、青色光に分離して3つの光変調素子に導く構成のプロジェクターの例を示した。この構成に代えて、赤色の蛍光と緑色の蛍光と青色の励起光とを時分割で射出するのと同期させて1つの光変調素子を時分割で駆動し、赤色光用画像、緑色光用画像、青色光用画像を順次表示することでフルカラーの画像を表示する構成のプロジェクター、いわゆる単板式のプロジェクターとしても良い。この場合、光変調素子としては液晶ライトバルブを用いても良いが、DMD(Digital Micromirror Device :TI 社の登録商標)を用いても良い。また、発光素子として、蛍光体ホイールの例を説明したが、固定された平板の上に発光層を備えた蛍光素子を用いてもよい。その他、上記実施形態で示したプロジェクターの各構成要素の構成材料、形状、数、配置等に関しては適宜変更が可能である。
1,41…プロジェクター、2,42…光源装置、4R,4G,4B…液晶ライトバルブ(光変調素子)、9…レーザー光源(固体光源)、10,44…ダイクロイックミラー、11…1/4波長板(位相差板)、12…蛍光体ホイール(発光素子)、19…支持基板(支持基材)、20…反射膜、21…発光層、43…補助レーザー光源(補助固体光源)。

Claims (8)

  1. 第1の波長領域を含む励起光を射出する固体光源と、
    前記励起光の照射によって前記第1の波長領域とは異なる第2の波長領域を含む蛍光を発する蛍光体を含む蛍光体層および前記蛍光体層を支持する支持面を有する支持基材を備えた発光素子と、
    前記固体光源と前記発光素子との間の前記励起光の光路上に設けられたダイクロイックミラーと、
    前記発光素子と前記ダイクロイックミラーとの間の前記励起光の光路上に設けられた位相差板と、を備え、
    前記支持基材が、前記励起光と前記蛍光とを反射させる反射面を備え、
    前記ダイクロイックミラーは、前記蛍光を反射するとともに、前記第1の波長領域における第1の偏光成分に対する反射率が、前記第1の波長領域における第2の偏光成分に対する反射率よりも低いことを特徴とする光源装置。
  2. 前記第1の偏光成分が前記ダイクロイックミラーの反射面に対するP偏光もしくはS偏光のうちのいずれか一方であり、前記第2の偏光成分が前記P偏光および前記S偏光のうちの残りの他方であり、
    前記位相差板が前記第1の波長領域に対する1/4波長板であることを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
  3. 前記支持基材が金属基板からなることを特徴とする請求項1または2に記載の光源装置。
  4. 前記支持基材の支持面のうちの第1の領域に前記蛍光体層が設けられ、前記支持面のうちの第2の領域には前記蛍光体層が設けられていないことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の光源装置。
  5. 前記発光素子に、前記第2の波長領域とは異なる第3の波長領域を含む蛍光を発する第2の蛍光体層が設けられたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載の光源装置。
  6. 前記第1の波長領域とは異なる波長領域を含む光を射出する補助固体光源を備えたことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一項に記載の光源装置。
  7. 前記支持基材が、前記支持面に交差する回転軸を中心として回転可能とされたことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか一項に記載の光源装置。
  8. 請求項1ないし7のいずれか一項に記載の光源装置と、前記光源装置から射出される光を変調する光変調素子と、前記光変調素子によって変調された光を投写する投写光学系と、を備えたことを特徴とするプロジェクター。
JP2010273617A 2010-12-08 2010-12-08 光源装置およびプロジェクター Active JP5817109B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010273617A JP5817109B2 (ja) 2010-12-08 2010-12-08 光源装置およびプロジェクター

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010273617A JP5817109B2 (ja) 2010-12-08 2010-12-08 光源装置およびプロジェクター

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012123179A true JP2012123179A (ja) 2012-06-28
JP5817109B2 JP5817109B2 (ja) 2015-11-18

Family

ID=46504692

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010273617A Active JP5817109B2 (ja) 2010-12-08 2010-12-08 光源装置およびプロジェクター

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5817109B2 (ja)

Cited By (34)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012234161A (ja) * 2011-04-20 2012-11-29 Panasonic Corp 光源装置および画像表示装置
DE102012212436A1 (de) * 2012-07-16 2014-01-16 Osram Gmbh Lichtmodul für eine Projektionsvorrichtung und Verfahren zur Generierung des Blauanteils in einem Lichtmodul für eine Projektionsvorrichtung
JP2014021138A (ja) * 2012-07-12 2014-02-03 Sony Corp 光源装置及びプロジェクタ
JP2014110109A (ja) * 2012-11-30 2014-06-12 Asahi Glass Co Ltd 照明光学系、投影装置、偏向素子、偏光非解消拡散素子および波長選択発散状態変換素子
CN103929630A (zh) * 2013-01-11 2014-07-16 三菱电机株式会社 光源装置及投影仪
JP2014199401A (ja) * 2013-03-15 2014-10-23 セイコーエプソン株式会社 照明装置及びプロジェクター
WO2014171135A1 (ja) * 2013-04-18 2014-10-23 パナソニック株式会社 投写型映像表示装置
JP2015028504A (ja) * 2013-07-30 2015-02-12 株式会社リコー 照明装置および投射表示装置
JP2015121634A (ja) * 2013-12-23 2015-07-02 株式会社リコー 波長変換部材及びこの波長変換部材を有する光学系及びこの波長変換部材を有する光源装置及びこの光源装置を有する投影装置
WO2015151171A1 (ja) * 2014-03-31 2015-10-08 Necディスプレイソリューションズ株式会社 光源装置およびプロジェクタ
JP2015529843A (ja) * 2012-07-23 2015-10-08 マテリオン コーポレイション 小型光エンジン
JP2015533225A (ja) * 2012-09-28 2015-11-19 深▲ちぇん▼市繹立鋭光科技開発有限公司 光源システム及び関連する投影システム
EP2871519A3 (en) * 2013-11-12 2016-01-06 Ricoh Company Ltd. Light source apparatus and image projection apparatus
WO2016103545A1 (ja) * 2014-12-24 2016-06-30 ソニー株式会社 画像表示装置、光源装置、及び画像表示方法
WO2016148210A1 (ja) * 2015-03-18 2016-09-22 コニカミノルタ株式会社 光源装置及び投影装置
US9500937B2 (en) 2013-03-27 2016-11-22 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Light source device for emitting white light and projection display device using the same
JP2016218459A (ja) * 2016-07-12 2016-12-22 ソニー株式会社 プロジェクタ
US20170059975A1 (en) * 2015-08-26 2017-03-02 JVC Kenwood Corporation Optical apparatus and projection apparatus
US9625795B2 (en) 2014-06-25 2017-04-18 Seiko Epson Corporation Wavelength conversion element, light source device, and projector
JP2017083907A (ja) * 2017-02-07 2017-05-18 Necディスプレイソリューションズ株式会社 プロジェクタおよび画像形成素子への照明光の照射方法
JP2017194707A (ja) * 2017-07-07 2017-10-26 ソニー株式会社 プロジェクタ
JP2017194523A (ja) * 2016-04-19 2017-10-26 キヤノン株式会社 光源装置および画像投射装置
EP3299887A1 (en) * 2016-09-27 2018-03-28 Seiko Epson Corporation Illuminator and projector
US10156716B2 (en) 2017-04-18 2018-12-18 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Phosphor wheel and illumination device
US10185214B2 (en) 2015-04-17 2019-01-22 Nec Display Solutions, Ltd. Projector and image display method including a light separation optical system
US10725369B2 (en) 2018-08-23 2020-07-28 Ricoh Company, Ltd. Light source device and image display apparatus
EP3722874A1 (en) 2019-03-20 2020-10-14 Ricoh Company, Ltd. Light source device, image projection apparatus, light source optical system
EP3816726A1 (en) 2019-11-01 2021-05-05 Ricoh Company, Ltd. Light-source device and image forming apparatus including same
WO2021084449A1 (en) 2019-11-01 2021-05-06 Ricoh Company, Ltd. Light-source device, image projection apparatus, and light-source optical system
CN113467170A (zh) * 2020-03-30 2021-10-01 苏州佳世达光电有限公司 激光光学引擎模块及激光投影机
US11156825B2 (en) 2016-08-03 2021-10-26 Sharp Nec Display Solutions, Ltd. Projector
JP2022017397A (ja) * 2016-02-10 2022-01-25 パナソニックIpマネジメント株式会社 投写型映像表示装置
US11340521B2 (en) * 2013-05-23 2022-05-24 Texas Instruments Incorporated Light modulator image display projector architectures
US11506967B2 (en) 2019-12-02 2022-11-22 Ricoh Company, Ltd. Light-source device and image projection apparatus

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009003062A (ja) * 2007-06-20 2009-01-08 Canon Inc 光源装置及びそれを有する照明装置
JP2010237443A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Casio Computer Co Ltd 光源装置及びプロジェクタ
JP2010256457A (ja) * 2009-04-22 2010-11-11 Casio Computer Co Ltd 光源装置及びプロジェクタ
JP2012078488A (ja) * 2010-09-30 2012-04-19 Sanyo Electric Co Ltd 光源装置及び投写型映像表示装置
JP2012108486A (ja) * 2010-10-21 2012-06-07 Panasonic Corp 光源装置および画像表示装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009003062A (ja) * 2007-06-20 2009-01-08 Canon Inc 光源装置及びそれを有する照明装置
JP2010237443A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Casio Computer Co Ltd 光源装置及びプロジェクタ
JP2010256457A (ja) * 2009-04-22 2010-11-11 Casio Computer Co Ltd 光源装置及びプロジェクタ
JP2012078488A (ja) * 2010-09-30 2012-04-19 Sanyo Electric Co Ltd 光源装置及び投写型映像表示装置
JP2012108486A (ja) * 2010-10-21 2012-06-07 Panasonic Corp 光源装置および画像表示装置

Cited By (67)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012234161A (ja) * 2011-04-20 2012-11-29 Panasonic Corp 光源装置および画像表示装置
JP2014021138A (ja) * 2012-07-12 2014-02-03 Sony Corp 光源装置及びプロジェクタ
US9939718B2 (en) 2012-07-12 2018-04-10 Sony Corporation Light source apparatus and projector
DE102012212436A1 (de) * 2012-07-16 2014-01-16 Osram Gmbh Lichtmodul für eine Projektionsvorrichtung und Verfahren zur Generierung des Blauanteils in einem Lichtmodul für eine Projektionsvorrichtung
CN103543590A (zh) * 2012-07-16 2014-01-29 欧司朗有限公司 投影装置的照明模块以及在其中产生蓝色成分的方法
DE102012212436B4 (de) 2012-07-16 2022-07-14 Coretronic Corporation Lichtmodul für eine Projektionsvorrichtung und Verfahren zur Generierung des Blauanteils in einem Lichtmodul für eine Projektionsvorrichtung
US9170423B2 (en) 2012-07-16 2015-10-27 Osram Gmbh Light module for a projection apparatus and method for generating the blue component in a light module for a projection apparatus
JP2015529843A (ja) * 2012-07-23 2015-10-08 マテリオン コーポレイション 小型光エンジン
KR101816072B1 (ko) * 2012-09-28 2018-01-08 아포트로닉스 코포레이션 리미티드 광원 시스템 및 관련 프로젝트 시스템
KR20170030655A (ko) * 2012-09-28 2017-03-17 아포트로닉스 차이나 코포레이션 광원 시스템 및 관련 프로젝트 시스템
KR101901674B1 (ko) * 2012-09-28 2018-11-07 아포트로닉스 코포레이션 리미티드 광원 시스템 및 관련 프로젝트 시스템
US10197897B2 (en) 2012-09-28 2019-02-05 Appotronics Corporation Limited Light source system employing two light emitting devices and related projection system employing two spatial light modulators
US9897901B2 (en) 2012-09-28 2018-02-20 Appotronics Corporation Limited Light source system and related projection system
US9897900B2 (en) 2012-09-28 2018-02-20 Appotronics Corporation Limited Light source system and related projection system
KR101830214B1 (ko) * 2012-09-28 2018-02-20 아포트로닉스 차이나 코포레이션 광원 시스템 및 관련 프로젝트 시스템
US9897903B2 (en) 2012-09-28 2018-02-20 Appotronics Corporation Limited Light source system and related projection system
JP2015533225A (ja) * 2012-09-28 2015-11-19 深▲ちぇん▼市繹立鋭光科技開発有限公司 光源システム及び関連する投影システム
KR101816079B1 (ko) * 2012-09-28 2018-01-08 아포트로닉스 코포레이션 리미티드 광원 시스템 및 관련 프로젝트 시스템
US10095095B2 (en) 2012-09-28 2018-10-09 Appotronics Corporation Limited Light source system employing two light emitting devices and related projection system employing two spatial light modulators
KR101816076B1 (ko) * 2012-09-28 2018-01-08 아포트로닉스 코포레이션 리미티드 광원 시스템 및 관련 프로젝트 시스템
US10228613B2 (en) 2012-09-28 2019-03-12 Appotronics Corporation Limited Light source system and related projection system employing a light division system and two spatial light modulators
US9746756B2 (en) 2012-09-28 2017-08-29 Appotronics China Corporation Light source system and related projection system employing a light division system and two spatial light modulatiors
JP2014110109A (ja) * 2012-11-30 2014-06-12 Asahi Glass Co Ltd 照明光学系、投影装置、偏向素子、偏光非解消拡散素子および波長選択発散状態変換素子
US20140198301A1 (en) * 2013-01-11 2014-07-17 Mitsubishi Electric Corporation Light source apparatus and projector
US10001261B2 (en) * 2013-01-11 2018-06-19 Mitsubishi Electric Corporation Light source apparatus and projector
CN103929630A (zh) * 2013-01-11 2014-07-16 三菱电机株式会社 光源装置及投影仪
JP2014149513A (ja) * 2013-01-11 2014-08-21 Mitsubishi Electric Corp 光源装置およびプロジェクタ
JP2014199401A (ja) * 2013-03-15 2014-10-23 セイコーエプソン株式会社 照明装置及びプロジェクター
US9500937B2 (en) 2013-03-27 2016-11-22 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Light source device for emitting white light and projection display device using the same
JP5793711B2 (ja) * 2013-04-18 2015-10-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 投写型映像表示装置
JPWO2014171135A1 (ja) * 2013-04-18 2017-02-16 パナソニックIpマネジメント株式会社 投写型映像表示装置
CN105190433B (zh) * 2013-04-18 2017-05-17 松下知识产权经营株式会社 投射型影像显示装置
US9454068B2 (en) 2013-04-18 2016-09-27 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Projection-type image display apparatus including light source unit with dichroic mirror
WO2014171135A1 (ja) * 2013-04-18 2014-10-23 パナソニック株式会社 投写型映像表示装置
US11340521B2 (en) * 2013-05-23 2022-05-24 Texas Instruments Incorporated Light modulator image display projector architectures
JP2015028504A (ja) * 2013-07-30 2015-02-12 株式会社リコー 照明装置および投射表示装置
EP2871519A3 (en) * 2013-11-12 2016-01-06 Ricoh Company Ltd. Light source apparatus and image projection apparatus
JP2015121634A (ja) * 2013-12-23 2015-07-02 株式会社リコー 波長変換部材及びこの波長変換部材を有する光学系及びこの波長変換部材を有する光源装置及びこの光源装置を有する投影装置
WO2015151171A1 (ja) * 2014-03-31 2015-10-08 Necディスプレイソリューションズ株式会社 光源装置およびプロジェクタ
US9625795B2 (en) 2014-06-25 2017-04-18 Seiko Epson Corporation Wavelength conversion element, light source device, and projector
WO2016103545A1 (ja) * 2014-12-24 2016-06-30 ソニー株式会社 画像表示装置、光源装置、及び画像表示方法
US10523909B2 (en) 2014-12-24 2019-12-31 Sony Corporation Image display apparatus, light source apparatus, and image display method
WO2016148210A1 (ja) * 2015-03-18 2016-09-22 コニカミノルタ株式会社 光源装置及び投影装置
US10185214B2 (en) 2015-04-17 2019-01-22 Nec Display Solutions, Ltd. Projector and image display method including a light separation optical system
US20170059975A1 (en) * 2015-08-26 2017-03-02 JVC Kenwood Corporation Optical apparatus and projection apparatus
JP2022017397A (ja) * 2016-02-10 2022-01-25 パナソニックIpマネジメント株式会社 投写型映像表示装置
JP2017194523A (ja) * 2016-04-19 2017-10-26 キヤノン株式会社 光源装置および画像投射装置
JP2016218459A (ja) * 2016-07-12 2016-12-22 ソニー株式会社 プロジェクタ
US11156825B2 (en) 2016-08-03 2021-10-26 Sharp Nec Display Solutions, Ltd. Projector
CN107870503A (zh) * 2016-09-27 2018-04-03 精工爱普生株式会社 照明装置和投影仪
EP3299887A1 (en) * 2016-09-27 2018-03-28 Seiko Epson Corporation Illuminator and projector
US10474021B2 (en) 2016-09-27 2019-11-12 Seiko Epson Corporation Illuminator and projector
JP2018054718A (ja) * 2016-09-27 2018-04-05 セイコーエプソン株式会社 照明装置及びプロジェクター
CN107870503B (zh) * 2016-09-27 2020-09-08 精工爱普生株式会社 照明装置和投影仪
JP2017083907A (ja) * 2017-02-07 2017-05-18 Necディスプレイソリューションズ株式会社 プロジェクタおよび画像形成素子への照明光の照射方法
US10156716B2 (en) 2017-04-18 2018-12-18 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Phosphor wheel and illumination device
JP2017194707A (ja) * 2017-07-07 2017-10-26 ソニー株式会社 プロジェクタ
US10725369B2 (en) 2018-08-23 2020-07-28 Ricoh Company, Ltd. Light source device and image display apparatus
EP3722874A1 (en) 2019-03-20 2020-10-14 Ricoh Company, Ltd. Light source device, image projection apparatus, light source optical system
US11829058B2 (en) 2019-03-20 2023-11-28 Ricoh Company, Ltd. Light source device and image projection apparatus including a rod integrator and light guide
EP3816726A1 (en) 2019-11-01 2021-05-05 Ricoh Company, Ltd. Light-source device and image forming apparatus including same
WO2021084449A1 (en) 2019-11-01 2021-05-06 Ricoh Company, Ltd. Light-source device, image projection apparatus, and light-source optical system
US11677914B2 (en) 2019-11-01 2023-06-13 Ricoh Company, Ltd. Light-source device and image forming apparatus including same
US11506967B2 (en) 2019-12-02 2022-11-22 Ricoh Company, Ltd. Light-source device and image projection apparatus
US11762272B2 (en) 2019-12-02 2023-09-19 Ricoh Company, Ltd. Light-source device and image projection apparatus
CN113467170A (zh) * 2020-03-30 2021-10-01 苏州佳世达光电有限公司 激光光学引擎模块及激光投影机
US11531259B2 (en) * 2020-03-30 2022-12-20 Qisda Corporation Laser projector capable of increasing efficiency

Also Published As

Publication number Publication date
JP5817109B2 (ja) 2015-11-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5817109B2 (ja) 光源装置およびプロジェクター
JP2012123180A (ja) 光源装置およびプロジェクター
JP5874058B2 (ja) 光源装置および投写型表示装置
JP5979416B2 (ja) 光源装置および画像表示装置
JP5842162B2 (ja) 光源装置及びそれを用いた画像表示装置
JP5895226B2 (ja) 光源装置および投写型表示装置
JP6136744B2 (ja) 光源装置、及び画像表示装置
WO2012002254A1 (ja) 光源装置及び照明装置
US20140268063A1 (en) Lighting device and projector
JP5673119B2 (ja) 光源装置及びプロジェクター
JP2012185402A (ja) 発光素子とその製造方法、光源装置、およびプロジェクター
JP2012185403A (ja) 発光素子とその製造方法、光源装置、およびプロジェクター
JP2004325874A (ja) 投射型表示装置
JP2013029831A (ja) 照明装置及び投写型映像表示装置
JP2013065414A (ja) 照明光学系及び投射装置
JP2012142222A (ja) 光源装置及びプロジェクター
JP2012173593A (ja) 光源装置、およびプロジェクター
JP2015049441A (ja) 照明装置及びプロジェクター
JP5659794B2 (ja) 光源装置及びプロジェクター
JP2018124538A (ja) 光源装置および投写型表示装置
JP2018084757A (ja) 照明装置及びプロジェクター
JP2016153878A (ja) 光源装置および投写型表示装置
WO2020054397A1 (ja) 光源装置及び投写型映像表示装置
JP2012088657A (ja) 光源装置、プロジェクター、および発光素子
JP2019028120A (ja) 照明装置及びプロジェクター

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20131126

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140624

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140708

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140905

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150303

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150420

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150901

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150914

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5817109

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350