JP2012111178A - 画像形成装置 - Google Patents

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JP2012111178A JP2010263585A JP2010263585A JP2012111178A JP 2012111178 A JP2012111178 A JP 2012111178A JP 2010263585 A JP2010263585 A JP 2010263585A JP 2010263585 A JP2010263585 A JP 2010263585A JP 2012111178 A JP2012111178 A JP 2012111178A
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Abstract

【課題】ユーザがアプリケーション等をその都度立ち上げ、あるいは自席のパソコンと画像形成装置との間を往復することなく印刷物が出力可能であることを確認することができ、印刷データ出力の作業効率を高めるとともに画像形成装置周辺での混雑等を回避する画像形成装置を提供する。
【解決手段】ネットワークを介して1以上の外部端末(クライアントPC1,2)に接続されるとともに、ユーザを認証する認証部31を有し、認証部31により認証されたユーザに関連づけられたジョブについて印刷を開始する画像形成装置3であって、ユーザ毎にジョブを管理するジョブ管理部33と、ジョブ管理部33により管理されているジョブを参照し、実行の優先順位が最も高いジョブに関する情報を抽出する制御部32と、制御部32により抽出された情報に基づいて、実行の優先順位が最も高いジョブに関連付けられたユーザに対し印刷可能であることを報知する報知部35とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、ユーザを特定するための認証機能を備えており、ネットワークを介して接続されたクライアントPCにより送信された印刷ジョブを管理する画像形成装置に関する。
近年、ICカード等を用いてユーザを特定する認証機能を備えている印刷機が普及している。このような印刷機は、ユーザが印刷機本体に送信したプリントジョブをユーザ毎にジョブキューに蓄積でき、さらに当該ジョブキューを操作パネルに表示する機能を備えている。また、印刷機から離れた場所で確認するために、他のユーザが送信したジョブのデータ容量や、蓄積されているジョブの数をパソコン上で表示するアプリケーションが存在している。
特許文献1には、ジョブの状態に応じて、効率的に且つ適切なタイミングでユーザ側の処理を実行可能とすることを目的とする情報処理装置等が記載されている。この情報処理装置は、外部のジョブ実行手段により任意のジョブを実行可能な装置であり、ジョブ実行手段で実行されているジョブの状態を管理する管理手段と、自装置内の任意の処理を実行する処理手段と、管理手段に対してジョブの状態の通知に関する情報を設定する設定手段とを備えている。管理手段は、設定手段の設定情報に基づいてジョブの状態を処理手段へ通知し、処理手段は、管理手段からの通知に基づいて処理実行する。
特許文献1に記載の情報処理装置によれば、自側の処理手段は、ジョブ実行手段で実行されているジョブの状態を認識するために、定期的に問い合わせを行う必要がなく、自動的に通知されるジョブの状態に応じたリアルタイムな処理等を実行することができる。また、この情報処理装置によれば、印刷ジョブの状態認識のための問い合わせ処理が必要ないため、その分負担を軽減することが可能となる。
特許文献2には、印刷ジョブを発行したユーザが予め設定したコンピュータ装置等において印刷ジョブ処理通知を受信できることを目的とする印刷ジョブ終了通知システムが記載されている。この印刷ジョブ終了通知システムは、ネットワークに接続されたコンピュータ装置と印刷システムとにより構成されている。コンピュータ装置は、印刷ジョブ生成部を備え、該印刷ジョブ生成部において、印刷ジョブに印刷ジョブ識別符号を付加して印刷システムに印刷ジョブを送信する。印刷システムは、予め登録したコンピュータ識別子および印刷ジョブ終了通知の通知先を記憶した記憶装置と、印刷ジョブ解釈部と、通知処理部と、印刷機構部とを備えており、印刷ジョブ送信元のコンピュータ識別子を特定するとともに、印刷ジョブに付加された印刷ジョブ識別符号を印刷ジョブ解釈部により抽出し、該印刷ジョブ終了により、通知処理部は終了した印刷ジョブの識別符号および/ または送信元のコンピュータ識別子に基づいて、記憶装置に記憶された印刷ジョブ終了通知の通知先を読出し、該通知先に印刷ジョブ終了通知を送信する。
したがって、特許文献2に記載の印刷ジョブ終了通知システムによれば、印刷ジョブを発行したユーザが通知先として予め設定したコンピュータ装置等において印刷ジョブ終了通知等のステータス通知を受信することができる。
特開2003−140844号公報 特開2005−107837号公報
しかしながら、上述した特許文献1,2に記載された装置あるいはシステムは、ICカード等を用いてユーザを特定する認証機能を備えた印刷機を前提としたものではないため、認証機能を備えた印刷機にそのまま適用することはできない。このような認証機能を備えていない印刷機は、印刷ジョブを受信したものから次々に印刷を開始してしまうため、多数の印刷ジョブが短時間に殺到した場合に印刷物を受け取る者による混雑や混乱が生じ、あるいは印刷物の置き忘れ等も生じるためセキュリティの観点から問題となる。
最初に述べたように、他のユーザが送信したジョブのデータ容量や、蓄積されているジョブの数をパソコン上で表示するアプリケーションも存在するが、ユーザは、上述したアプリケーションを立ち上げていなければジョブの状態を確認することができない。したがって、ユーザは、プリント送信後、出力用紙を回収するために印刷機本体に行くと、他のユーザによるジョブのデータ容量が極端に多い場合や、あるいは印刷機にジョブがたくさんたまっていることが判明し、何度も自席と印刷機との間を往復して確認しなければならないといった実態がある。
さらに、ユーザは、必ずしも自席にて待機しているとは限らないため、印刷ジョブを送信したパソコンに対して印刷可能である旨の通知を行ったとしても、ユーザが迅速に当該通知を確認して印刷機のもとに来るとは限らない。
本発明は上述した従来技術の問題点を解決するもので、ユーザがアプリケーション等をその都度立ち上げ、あるいは自席のパソコンと画像形成装置との間を往復することなく印刷物が出力可能であることを確認することができ、印刷データ出力の作業効率を高めるとともに画像形成装置周辺での混雑等を回避する画像形成装置を提供することを課題とする。
本発明に係る画像形成装置は、上記課題を解決するために、ネットワークを介して1以上の外部端末に接続されるとともに、ユーザを認証する認証部を有し、前記認証部により認証されたユーザに関連づけられたジョブについて印刷を開始する画像形成装置であって、ユーザ毎にジョブを管理するジョブ管理部と、前記ジョブ管理部により管理されているジョブを参照し、実行の優先順位が最も高いジョブに関する情報を抽出する制御部と、前記制御部により抽出された情報に基づいて、実行の優先順位が最も高いジョブに関連付けられたユーザに対し印刷可能であることを報知する報知部とを備えることを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る画像形成装置の第2の特徴は、前記制御部は、前記ジョブ管理部により管理されているジョブを参照した際に、前記ジョブ管理部により管理されているジョブが一つである場合には、報知方法として前記ジョブを送信した外部端末に報知する方法を選択し、前記報知部は、前記制御部により選択された報知方法を用いて、報知することである。
上記目的を達成するため、本発明に係る画像形成装置の第3の特徴は、前記制御部は、前記ジョブ管理部により管理されているジョブを参照した際に、前記ジョブ管理部により管理されているジョブが全て同一のユーザに関連づけられる場合には、報知方法として実行の優先順位が最も高いジョブを送信した外部端末に報知する方法を選択し、前記報知部は、前記制御部により選択された報知方法を用いて、報知することである。
上記目的を達成するため、本発明に係る画像形成装置の第4の特徴は、前記制御部は、前記ジョブ管理部により管理されているジョブを参照した際に、前記ジョブ管理部により管理されているジョブが複数のユーザに関連づけられる場合には、報知方法として音を鳴らす方法を選択し、前記報知部は、前記制御部により選択された報知方法を用いて、報知することである。
上記目的を達成するため、本発明に係る画像形成装置の第5の特徴は、前記報知部は、前記制御部が報知方法として音を鳴らす方法を選択した場合に、前記制御部により抽出された情報に基づいて、実行の優先順位が最も高いジョブに関連付けられたユーザに対応するメロディを鳴らすことで前記ジョブに関連付けられたユーザに対し印刷可能であることを報知することである。
請求項1記載の発明によれば、ユーザがアプリケーション等をその都度立ち上げ、あるいは自席のパソコンと画像形成装置との間を往復することなく印刷物が出力可能であることを確認することができ、印刷データ出力の作業効率を高めるとともに画像形成装置周辺での混雑等を回避することができる。
請求項2記載の発明によれば、ジョブ管理部により管理されているジョブが一つである場合には、そのジョブを送信したユーザ以外に印刷ジョブを送信した者が無く、且つそのユーザが自席にいることが自明であるため、報知方法としてジョブを送信した外部端末に報知する方法を選択し、画像形成装置自体が音を鳴らすことによる騒音等を緩和することができる。
請求項3記載の発明によれば、ジョブ管理部により管理されているジョブが全て同一のユーザに関連づけられる場合には、そのジョブを送信したユーザ以外に印刷ジョブを送信した者が無く、且つそのユーザが自席にいることが自明であるため、報知方法として実行の優先順位が最も高いジョブを送信した外部端末に報知する方法を選択し、画像形成装置自体が音を鳴らすことによる騒音等を緩和することができる。
請求項4記載の発明によれば、ジョブ管理部により管理されているジョブが複数のユーザに関連づけられる場合には、各ジョブを送信したユーザが自席にいるとは限らないため、報知方法として音を鳴らす方法を選択し、画像形成装置が音を鳴らして自席を離れたユーザに対しても確実に報知することができる。
請求項5記載の発明によれば、ジョブに関連づけられたユーザに対応するメロディを鳴らすので、いずれのユーザによるジョブについて印刷可能であるかを即座に認識することができるとともに、自席を離れたユーザに対しても印刷可能である旨を知らせることができる。
本発明の実施例1の形態の画像形成装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例1の形態の画像形成装置の動作を説明するフローチャート図である。 本発明の実施例1の形態の画像形成装置により外部端末の画面に表示されるポップアップ例を示す図である。 本発明の実施例1の形態の画像形成装置においてメロディを設定する際の画面表示例を示す図である。
以下、本発明の画像形成装置の実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。まず、本実施の形態の構成を説明する。図1は、本発明の実施例1の画像形成装置3の構成を示すブロック図である。ただし、画像形成装置3は、LAN(Local Area Network)やインターネット等のネットワークを介してクライアントPC1,2に接続されている。クライアントPC1,2は、本発明の外部端末に対応する。クライアントは、クライアントPC1あるいはクライアントPC2を操作することにより、画像形成装置3に印刷ジョブを送信し、画像形成装置3に任意の画像等を印刷させることができる。なお、本実施例において、クライアントPC(Personal Computer)の数は1例として2台としているが、実際には接続するPCの数に特に制限は無い。すなわち、画像形成装置3は、ネットワークを介して1以上の外部端末に接続されていればよい。
画像形成装置3は、図1に示すように、ユーザを認証する認証部31、制御部32、ジョブ管理部33、ジョブ蓄積部34、及び報知部35により構成されており、認証部31により認証されたユーザに関連づけられたジョブについて印刷を開始する。すなわち、画像形成装置3は、認証部31を備えていることにより、ICカード等の認証デバイスを利用して認証できた者にのみ印刷を許可し、情報漏洩等を防止することができる。
認証部31は、例えば、かざされたICカードを認証する機能を有しており、当該ICカードの認証情報によりユーザを特定し、特定したユーザ情報を制御部32に出力する。なお、認証部31は、画像形成装置3のもとにいるユーザを特定することができれば認証方法は何でもよく、必ずしもICカードに限らない。例えば、ユーザIDとパスワードを入力する方法等も考えられる。
制御部32は、ジョブ管理部33により管理されているジョブを参照し、実行の優先順位が最も高いジョブに関する情報を抽出し、抽出された情報を報知部35に出力する。
また、制御部32は、ジョブ管理部33により管理されているジョブを参照し、管理されているジョブ数とこれらのジョブに関連付けられたユーザの情報とに基づいて報知方法を選択する。報知方法の詳細については後述するが、例えば画像形成装置3からメロディを鳴らす方法や、音声案内を行う方法、あるいはジョブを送信した外部端末(クライアントPC1,2)の画面にポップアップ表示をさせる方法等が考えられる。
また、制御部32は、ジョブ管理部33により管理されているジョブを参照した際に、ジョブ管理部33により管理されているジョブが一つである場合には、報知方法として当該ジョブを送信した外部端末に報知する方法を選択する。なお、「外部端末に報知する方法」とは、例えば外部端末の画面にポップアップ表示をして報知する方法や、外部端末において音を鳴らすことにより報知する方法等が考えられる。
また、制御部32は、ジョブ管理部33により管理されているジョブを参照した際に、ジョブ管理部33により管理されているジョブが全て同一のユーザに関連づけられる場合には、報知方法として実行の優先順位が最も高いジョブを送信した外部端末に報知する方法を選択する。
また、制御部32は、ジョブ管理部33により管理されているジョブを参照した際に、ジョブ管理部33により管理されているジョブが複数のユーザに関連づけられる場合には、報知方法として音を鳴らす方法を選択する。
さらに、制御部32は、ジョブ管理部33により管理されているジョブのうち、認証部31により認証されたユーザに関連付けられたジョブについて印刷を開始する。印刷を行う場合には、制御部32は、ジョブ管理部33を介してジョブ蓄積部34から当該ジョブの画像情報等を取り出して印刷を行う。
ジョブ管理部33は、ユーザ毎にジョブを管理する。具体的には、ジョブ管理部33は、ジョブ蓄積部34に蓄積されたジョブをユーザ毎にジョブ単位で管理し、基本的にジョブの受信順に実行の優先順位が高いジョブとして取り扱う。
ジョブ蓄積部34は、クライアントPC1,2等の外部端末により送信されたジョブを順次蓄積するメモリやハードディスク等の記憶媒体である。
報知部35は、制御部32により抽出された情報に基づいて、実行の優先順位が最も高いジョブに関連付けられたユーザに対し印刷可能であることを報知する。また、報知部35は、制御部32により選択された報知方法を用いて、実行の優先順位が最も高いジョブに関連付けられたユーザに対し印刷可能であることを報知する。
例えば、報知部35は、制御部32が報知方法としてポップアップ表示を選択した場合に、制御部32により抽出された情報に基づいて、実行の優先順位が最も高いジョブを送信した外部端末(クライアントPC1,2)の画面にポップアップを表示させることでジョブに関連付けられたユーザに対し印刷可能であることを報知する。
あるいは、報知部35は、制御部32が報知方法として音を鳴らす方法を選択した場合に、制御部32により抽出された情報に基づいて、実行の優先順位が最も高いジョブに関連付けられたユーザに対応するメロディを鳴らすことでジョブに関連付けられたユーザに対し印刷可能であることを報知する。
<画像形成装置の作用>
次に、上述のように構成された本実施の形態の作用を説明する。図2は、本実施例の画像形成装置3の動作を説明するフローチャート図である。まず、制御部32は、特定のユーザのジョブキューの順番が先頭になったことを検知する(ステップS1)。具体的には、制御部32は、ジョブ管理部33により管理されているジョブを参照し、実行の優先順位が最も高いジョブに関する情報を抽出し、抽出された情報を報知部35に出力する。この抽出された情報とは、実行の優先順位が最も高いジョブを送信したユーザの情報である。
次に、制御部32は、特定のユーザ以外のユーザのジョブが存在するか否かを検知する(ステップS2)。すなわち、制御部32は、ジョブ管理部33により管理されているジョブを参照し、管理されているジョブ数とこれらのジョブに関連付けられたユーザの情報とに基づいて報知方法を選択する。例えば、ジョブ蓄積部34にジョブが蓄積されていない状態において、ユーザAがクライアントPC1を使用して印刷ジョブを一つ送信した場合を考える。この場合に、ジョブ蓄積部34は、ユーザAにより送信されたジョブを一つ蓄積した状態となる。制御部32は、ジョブ管理部33により管理されているジョブを参照した際に、ジョブ管理部33により管理されているジョブが一つであるか否か、及びジョブ管理部33により管理されているジョブが全て同一のユーザに関連づけられるか否かを判断する。これにより、制御部32は、ある特定のユーザ(同一ユーザ)によるジョブのみが蓄積されているのか、あるいは複数のユーザによるジョブが混在して蓄積されているのかを判断することができる。
今回の場合には、制御部32は、ジョブ管理部33により管理されているジョブを参照した際に、ジョブ管理部33により管理されているジョブが一つであるため、報知方法として当該ジョブを送信した外部端末に報知する方法を選択する。具体的には、制御部32は、報知方法としてポップアップ表示を選択する。報知部35は、制御部32により抽出された情報に基づいて、実行の優先順位が最も高いジョブを送信したクライアントPC1の画面にポップアップを表示させ、当該ジョブに関連付けられたユーザに対し印刷可能であることを報知する(ステップS4)。
なお、図3は、本実施例の画像形成装置3により外部端末(クライアントPC1,2)の画面に表示されるポップアップ例を示す図である。このような「出力可能です」等のメッセージをポップアップ表示することにより、画像形成装置3は、ユーザに送信した印刷ジョブが印刷(出力)可能であることを知らせることができる。ユーザは、ポップアップ表示を確認した後、画像形成装置3のもとに行き、ICカード等を用いて認証を行って、送信したジョブについての印刷を行うことができる。
なお、ある特定のユーザ(同一ユーザ)によるジョブのみが蓄積されている場合に制御部32が報知方法として実行の優先順位が最も高いジョブを送信した外部端末に報知する方法を選択するのは、ジョブを送信した際に、当該ユーザが自席にいると考えられるためである。すなわち、他のユーザのジョブは蓄積されていないため、当該ユーザが外部端末からジョブを送信した際に即出力可能であり、自席を離れているとは考えにくいため、制御部32は、報知方法として実行の優先順位が最も高いジョブを送信した外部端末に報知する方法を選択し、画像形成装置3自体において頻繁に音声案内やメロディが鳴ることによる騒音被害等を軽減することができる。
次に、ジョブ蓄積部34にジョブが蓄積されていない状態において、ユーザAがクライアントPC1を使用して印刷ジョブを複数送信した場合を考える。この場合に、ジョブ蓄積部34は、ユーザAにより送信されたジョブを複数蓄積した状態となる。制御部32は、ジョブ管理部33により管理されているジョブを参照した際に、ジョブ管理部33により管理されているジョブが一つであるか否か、及びジョブ管理部33により管理されているジョブが全て同一のユーザに関連づけられるか否かを判断する(ステップS2)。
今回の場合には、制御部32は、ジョブ管理部33により管理されているジョブを参照した際に、ジョブ管理部33により管理されているジョブが全て同一のユーザに関連づけられるため、報知方法として実行の優先順位が最も高いジョブを送信した外部端末に報知する方法を選択する。具体的には、制御部32は、報知方法としてポップアップ表示を選択する(ステップS4)。
なお、ユーザAがクライアントPC1を使用して印刷ジョブを5回送信した場合には、ポップアップ表示を5回表示させてもよいし、あるいはポップアップ表示は1回のみとし、その際に5つのジョブが蓄積されていることを表示してもよい。
次に、ユーザAがクライアントPC1から送信したジョブとユーザBがクライアントPC2から送信したジョブとが複数混在してジョブ蓄積部34に蓄積されている状態を考える。まず、制御部32は、特定のユーザのジョブキューの順番が先頭になったことを検知する(ステップS1)。具体的には、制御部32は、ジョブ管理部33により管理されているジョブを参照し、実行の優先順位が最も高いジョブに関する情報を抽出し、抽出された情報を報知部35に出力する。ここで、実行の優先順位が最も高いジョブは、ユーザAによりクライアントPC1から送信されたジョブであるものとする。
次に、制御部32は、特定のユーザ以外のユーザのジョブが存在するか否かを検知する(ステップS2)。具体的には、制御部32は、ジョブ管理部33により管理されているジョブを参照した際に、ジョブ管理部33により管理されているジョブが一つであるか否か、及びジョブ管理部33により管理されているジョブが全て同一のユーザに関連づけられるか否かを判断する。
この場合において、ジョブ管理部33により管理されているジョブは、1つでもなく、全て同一のユーザに関連づけられるものでもないため、制御部32は、実行の優先順位が最も高いジョブを送信したユーザA以外のユーザ(ユーザB)のジョブも存在すると検知する。
そこで、制御部32は、ジョブ管理部33により管理されているジョブを参照した際に、ジョブ管理部33により管理されているジョブが複数のユーザに関連づけられているため、報知方法として音を鳴らす方法を選択する。ただし、制御部32は、他の報知方法を併用してもよい。
そこで、本実施例において、制御部32は、このジョブ参照結果(管理されているジョブ数とこれらのジョブに関連付けられたユーザの情報と)に基づいて、報知方法としてポップアップ表示及びメロディを選択する。報知部35は、制御部32により抽出された情報に基づいて、実行の優先順位が最も高いジョブを送信したクライアントPC1の画面にポップアップ表示し、ユーザAのジョブについて印刷可能であることを報知する。これと同時に、報知部35は、制御部32により抽出された情報に基づいて、実行の優先順位が最も高いジョブに関連づけられたユーザAに対応するメロディを鳴らし、ユーザAのジョブについて印刷可能であることを報知する(ステップS3)。
ここで、ジョブ管理部33により管理されているジョブが複数のユーザに関連づけられる場合に制御部32が少なくともメロディを鳴らす方法を報知方法として選択するのは、ジョブを送信したユーザが複数存在する場合には、送信されたジョブについて画像形成装置3が即座に印刷可能であるとは限らないため、印刷可能となるまでにタイムラグが発生し、その間に各ジョブを送信したユーザが自席を離れている可能性が考えられるからである。このような場合においても、制御部32は報知方法として音を鳴らす方法を選択し、画像形成装置3が音を鳴らして自席を離れたユーザに対しても確実に報知することができる。
ユーザAは、例え自席におらずポップアップ表示を見ることができなかったとしても、自己に対応するメロディが画像形成装置3から鳴っていることに気付くため、画像形成装置3のもとに行き、ICカード等を用いて認証を行って、送信したジョブについての印刷を行うことができる。
なお、自己に対応するメロディは、予め画像形成装置3において設定することができる。図4は、本実施例の画像形成装置3においてメロディを設定する際の画面表示例を示す図である。図4に示すように、ユーザは、画像形成装置3においてICカード等により認証を行ってログインし、複数の候補の中から任意のメロディを選択して登録しておくことができる。したがって、報知部35は、予め複数のメロディ候補を記憶しており、各ユーザは候補のメロディから任意のメロディを選択することになる。
このようにして登録がされた後は、報知部35は、予めユーザ毎に設定されたメロディを記憶しておき、制御部32が報知方法として音を鳴らす方法を選択した場合には、ユーザに対応するメロディを鳴らす。
これにより、画像形成装置3は、メロディにより報知を行う場合には、ジョブを送信したユーザに対応するメロディを鳴らし、印刷可能である旨を適切にユーザに知らせることができる。
なお、本発明を実現するに際し、画像形成装置3は、音を用いて報知する場合に、必ずしもメロディを鳴らして報知する方法に限られるわけではなく、ユーザ名や社員番号等を音声案内によって知らせる方法も考えられる。
この場合において、制御部32は、報知方法として音声案内を選択する。報知部35は、制御部32により抽出された情報に基づいて、実行の優先順位が最も高いジョブに関連づけられたユーザに対応する音声案内を行い、当該ユーザのジョブについて印刷可能であることを報知する。音声案内の内容は、報知部35において登録されている社員番号やユーザ名といった当該ユーザに関する情報であり、例えば「xxxxxxの社員番号の方は、出力可能です。」等の音声案内を流すことが考えられる。
上述のとおり、本発明の実施例1の形態に係る画像形成装置3によれば、実行の優先順位が最も高いジョブに関連付けられたユーザに対し印刷可能であることが報知されるので、ユーザがアプリケーション等をその都度立ち上げ、あるいは自席のパソコンと画像形成装置との間を往復することなく印刷物が出力可能であることを確認することができ、印刷データ出力の作業効率を高めるとともに画像形成装置3周辺での混雑等を回避することができる。
なお、「実行の優先順位が最も高いジョブ」とは、「実行可能な1以上のジョブ」のうち実行の優先順位が最も高いジョブ1つのみを指し示す。本実施例の画像形成装置3が、実行可能なジョブの全てについて印刷可能であることを報知するのではなく、「実行の優先順位が最も高いジョブ」についてのみ印刷可能であることをユーザに報知するのは、仮に実行可能なジョブの全てについて印刷可能であることを報知すると、複数のユーザが画像形成装置3のもとに殺到し混雑する可能性があるためである。本実施例の画像形成装置3は、「実行の優先順位が最も高いジョブ」についてのみ印刷可能であることを報知することにより、優先順位の高いユーザから一人ずつ印刷可能である旨を報知し、混雑を回避することができる。
また、本実施例の画像形成装置3によれば、ポップアップ表示、音声案内、メロディを鳴らす等の複数の報知手段を報知部35が有している場合に、ジョブ管理部33の管理しているジョブの状態に応じて、適切な報知方法により印刷物が出力可能であることをユーザに報知することができる。
また、本実施例の画像形成装置3によれば、制御部32がポップアップ表示を報知方法として選択した場合に、ジョブを送信したクライアントPC1,2等の外部端末においてポップアップ表示により当該ジョブに関連付けられたユーザに対し印刷可能であることを報知するので、アプリケーション等を改めて立ち上げる必要無く、自席にいるユーザに対して確実に印刷可能である旨を知らせることができる。
また、本実施例の画像形成装置3によれば、ジョブ管理部33により管理されているジョブが一つである場合には、そのジョブを送信したユーザ以外に印刷ジョブを送信した者が無く、且つそのユーザが自席にいることが自明であるため、制御部32は報知方法として当該ジョブを送信した外部端末に報知する方法を選択し、画像形成装置3自体が音を鳴らすことによる騒音等を緩和することができる。
また、本実施例の画像形成装置3によれば、ジョブ管理部33により管理されているジョブが全て同一のユーザに関連づけられる場合には、そのジョブを送信したユーザ以外に印刷ジョブを送信した者が無く、且つそのユーザが自席にいることが自明であるため、制御部32は報知方法として実行の優先順位が最も高いジョブを送信した外部端末に報知する方法を選択し、画像形成装置3自体が音を鳴らすことによる騒音等を緩和することができる。
また、本実施例の画像形成装置3によれば、ジョブ管理部33により管理されているジョブが複数のユーザに関連づけられる場合には、各ジョブを送信したユーザが自席にいるとは限らないため、制御部32は報知方法として音を鳴らす方法を選択し、画像形成装置3が音を鳴らして自席を離れたユーザに対しても確実に報知することができる。
さらに、本実施例の画像形成装置3によれば、ジョブに関連づけられたユーザに対応するメロディを鳴らすので、いずれのユーザによるジョブについて印刷可能であるかを即座に認識することができるとともに、自席を離れたユーザに対しても印刷可能である旨を知らせることができる。
本発明に係る画像形成装置は、ユーザを特定するための認証機能を備えており、ネットワークを介して接続されたクライアントPCにより送信された印刷ジョブを管理する画像形成装置に利用可能である。
1,2 クライアントPC
3 画像形成装置
31 認証部
32 制御部
33 ジョブ管理部
34 ジョブ蓄積部
35 報知部

Claims (5)

  1. ネットワークを介して1以上の外部端末に接続されるとともに、ユーザを認証する認証部を有し、前記認証部により認証されたユーザに関連づけられたジョブについて印刷を開始する画像形成装置であって、
    ユーザ毎にジョブを管理するジョブ管理部と、
    前記ジョブ管理部により管理されているジョブを参照し、実行の優先順位が最も高いジョブに関する情報を抽出する制御部と、
    前記制御部により抽出された情報に基づいて、実行の優先順位が最も高いジョブに関連付けられたユーザに対し印刷可能であることを報知する報知部と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御部は、前記ジョブ管理部により管理されているジョブを参照した際に、前記ジョブ管理部により管理されているジョブが一つである場合には、報知方法として前記ジョブを送信した外部端末に報知する方法を選択し、
    前記報知部は、前記制御部により選択された報知方法を用いて、報知することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、前記ジョブ管理部により管理されているジョブを参照した際に、前記ジョブ管理部により管理されているジョブが全て同一のユーザに関連づけられる場合には、報知方法として実行の優先順位が最も高いジョブを送信した外部端末に報知する方法を選択し、
    前記報知部は、前記制御部により選択された報知方法を用いて、報知することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、前記ジョブ管理部により管理されているジョブを参照した際に、前記ジョブ管理部により管理されているジョブが複数のユーザに関連づけられる場合には、報知方法として音を鳴らす方法を選択し、
    前記報知部は、前記制御部により選択された報知方法を用いて、報知することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 前記報知部は、前記制御部が報知方法として音を鳴らす方法を選択した場合に、前記制御部により抽出された情報に基づいて、実行の優先順位が最も高いジョブに関連付けられたユーザに対応するメロディを鳴らすことで前記ジョブに関連付けられたユーザに対し印刷可能であることを報知することを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
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