JP2012108987A - 光ディスク記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光ピックアップに備えられている光源の温度変化による記録品質の悪化を効果的に抑制することができる光ディスク記録装置を提供する。
【解決手段】ビーム光を出射する光源と、前記光源の温度を検出する温度センサと、光ディスクに記録されているMIDを読み出すMID読出部と、前記MID読出部によって読み出された前記MIDと前記温度センサの出力から得られる温度情報とに対応する前記光源の最適記録パワーを決定する決定部(ステップS20の実行部)とを備え、前記決定部によって決定された前記光源の最適記録パワーで前記光ディスクにデータを記録する光ディスク記録装置。
【選択図】図3

Description

本発明は、書き込み可能な光ディスクに情報の記録を行える光ディスク記録装置に関する。
光ディスク記録装置は、光ディスクに光ビームを照射して情報の記録や情報の読み取りを可能とする光ピックアップを備える。光ピックアップには所定の波長のレーザ光を出射する光源が備えられているが、当該光源の温度が変化すると当該光源から出射されるレーザ光の波長も変化してしまう。具体的には、当該光源の温度が高くなると当該光源から出射されるレーザ光の波長が長くなってしまう。
一方、書き込み可能な光ディスクにおいては、光ピックアップに備えられている光源の記録パワーが標準温度での最適値に固定されている場合、光ピックアップにより照射されるレーザ光の波長が変化すると記録品質も変化してしまう。ここで、例として、製造元及び型式を識別するための情報であるMID(Manufacturer's Identification)が同一である2枚の16倍速記録対応DVD−Rでの光源の記録パワーとRF信号のDCジッタとの関係を図1に示す。図1中の各プロットマークにおいて、白丸は一方の光ディスクに標準波長(650nm)のレーザ光を出射した場合、白三角は他方の光ディスクに標準波長のレーザ光を出射した場合、黒丸は一方の光ディスクに標準波長より長い波長のレーザ光を出射した場合、黒三角は他方の光ディスクに標準波長より長い波長のレーザ光を出射した場合をそれぞれ示している。また、図1中の点線は標準波長のレーザ光で最良のDCジッタが得られる記録パワーを示しており、図1中の太点線は標準波長より長い波長のレーザ光で最良のDCジッタが得られる記録パワーを示している。
上記のような状況のため、従来の光ディスク記録装置を用いた光ディスクへの書き込みでは、光ピックアップに備えられている光源の温度が変化すると光ディスクの記録品質が悪化する現象が発生していた。
特開2004−86940号公報(段落0051〜0082) 特開2004−86960号公報(段落0014) 特開2000−222732号公報(段落0010) 特開2002−329320号公報(段落0010)
そこで、特許文献1では、光ディスクの種類毎(例えばベンダ毎)に記憶されている記録ビームの波長と最適記録パワーとの関係を参照して、OPC(Optimum Power Control)で決定した最適記録パワーを補正することで、光ピックアップに備えられている光源の温度変化による記録品質の悪化を抑制することができる情報記録装置が提案されている。
ところが、MIDが同じであれば、図1から明らかなように記録ビームの波長と最適記録パワーとの関係がほぼ同一になるのに対して、MIDが異なれば、記録特性が異なるため、光ディスクの種類やベンダが同じであっても、記録ビームの波長と最適記録パワーとの関係が異なることになる。
特許文献1で提案されている情報記録装置では、記録ビームの波長と最適記録パワーとの関係が光ディスクの種類毎(例えばベンダ毎)に記憶されているだけであるため、MID毎に異なっている記録ビームの波長と最適記録パワーとの関係に対応しきれておらず、光ピックアップに備えられている光源の温度変化による記録品質の悪化を効果的に抑制することができない。
同様に、特許文献2〜特許文献4で提案されている技術も、MID毎に異なっている記録ビームの波長と最適記録パワーとの関係に対応していない。
本発明は、上記の状況に鑑み、光ピックアップに備えられている光源の温度変化による記録品質の悪化を効果的に抑制することができる光ディスク記録装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明に係る光ディスク記録装置は、ビーム光を出射する光源と、前記光源の温度を検出する温度センサと、光ディスクに記録されているMIDを読み出すMID読出部と、前記MID読出部によって読み出された前記MIDと前記温度センサの出力から得られる温度情報とに対応する前記光源の最適記録パワーを決定する決定部とを備え、前記決定部によって決定された前記光源の最適記録パワーで前記光ディスクにデータを記録する構成とする。
このような構成によると、光源の温度に応じて、MID毎に最適記録パワーを設定することができるので、光源の温度変化による記録品質の悪化を効果的に抑制することができる。
また、前記MID毎に、前記光源の温度と前記光源の最適記録パワーとの関係を示すデータテーブルを予め記憶している記憶部を備え、前記決定部が、前記データテーブルを参照して、前記MID読出部によって読み出された前記MIDと前記温度センサの出力から得られる温度情報とに対応する前記光源の最適記録パワーを決定するようにしてもよい。これにより、前記決定部が、前記データテーブルを参照して、前記MID読出部によって読み出された前記MIDと前記温度センサの出力から得られる温度情報とに対応する前記光源の最適記録パワーを容易に決定することができる。
また、前記光ディスクに所定量のデータが記録される毎に、前記決定部による決定が更新されるようにしてもよい。これにより、前記光ディスクにデータを記録している最中に時間経過に伴って光源の温度が変化する場合にも適切に対応することができるので、光源の温度変化による記録品質の悪化をより一層効果的に抑制することができる。
また、前記光ディスクにデータを記録する前の場合、前記決定部が、前記MID読出部によって読み出された前記MIDと前記温度センサの出力から得られる温度情報とに対応する前記光源の最適記録パワーを決定するのではなく、前記MID読出部によって読み出された前記MIDと予め設定された初期温度とに対応する前記光源の最適記録パワーを決定するようにしてもよい。これにより、初回記録での記録品質の悪化をより確実に抑制することができる。
本発明に係る光ディスク記録装置によると、光源の温度に応じて、MID毎に最適記録パワーを設定することができるので、光源の温度変化による記録品質の悪化を効果的に抑制することができる。
記録パワーとDCジッタとの関係を示す図である。 本発明に係る光ディスク記録装置の一概略構成例を示す図である。 書き込みコマンド実行時における図2に示す光ディスク記録装置の動作例を示すフローチャートである。 図3に示すフローチャート動作で参照されるデータテーブルの内容を示す概念図である。 書き込みコマンド実行時における図2に示す光ディスク記録装置の他の動作例を示すフローチャートである。 図5に示すフローチャート動作で参照されるデータテーブルの内容を示す概念図である。
本発明の実施形態について図面を参照して以下に説明する。本発明に係る光ディスク記録装置の一概略構成例を図2に示す。
図2に示す光ディスク記録装置は、DVD−R/RW、DVD+R/RW、DVD−RAM及びBD−R/REといった書き込み可能な光ディスクODに情報の書き込みを行うことができる装置であって、スピンドルモータ1と、スピンドルモータ駆動部2と、光ピックアップ3と、エンコーダ4と、レーザ駆動部5と、信号処理部6と、サーボ制御部7と、ドライバ8と、入力部9と、記憶部10と、システムコントローラ11とを備える。なお、図2に示す光ディスク記録装置は再生機能を有する構成とすることが望ましい。
スピンドルモータ1は、その出力軸がターンテーブル(不図示)に連結される。そして、そのターンテーブルは光ディスクODを着脱可能に保持できるようになっている。これにより、スピンドルモータ1を回転することにより光ディスクODが回転させることが可能となっている。
なお、スピンドルモータ1は、スピンドルモータ駆動部2に接続されている。スピンドルモータ1の駆動制御は、システムコントローラ11の管理下において、スピンドルモータ駆動部2によって行われる。
光ピックアップ3は、所定の波長のレーザ光を出射する半導体レーザ光源(不図示)と、半導体レーザ光源から出射されたレーザ光を光ディスクODの記録層に集光する対物レンズ(不図示)と、光ディスクODで反射されたレーザ光を受光して光電変換を行うフォトディテクタ(不図示)と、サーミスタ等の温度センサ(不図示)とを備える。また、光ピックアップ3は、移動手段(不図示)によって、光ディスクODの半径方向(図2の左右方向)に対して平行な方向に移動可能となっている。
スピンドルモータ1によって光ディスクODを回転させて、光ピックアップ3の位置を適宜移動させることにより、光ピックアップ3から出射されるレーザ光のスポット位置を、光ディスクODの記録可能領域の全域に移動できる。したがって、光ピックアップ3を用いて、光ディスクODの記録可能領域の全てに情報を記録することが可能となる。
なお、上述のように、図2に示す光ディスク記録装置は、DVD系とBD系のディスクに対応している。このため、半導体レーザ光源から出射されるレーザ光の波長は、それらのディスクに対応する波長のレーザ光とする必要があり、半導体レーザ光源は2種類の波長(例えば405nmと650nm)のレーザ光を切り替えて出射できるようになっている。
また、光ピックアップ3が備える対物レンズは、対物レンズアクチュエータ(不図示)によって、光軸方向に対して平行な方向(図2の上下方向)であるフォーカス方向と、光ディスクODの半径方向に対して平行な方向(図2の左右方向)であるトラッキング方向とに移動可能となっている。これは、対物レンズの焦点位置が常に光ディスクODの記録層に合うように制御するフォーカス制御と、対物レンズによって集光されたビームスポットの位置が常に光ディスクODに形成されるトラックに追随するように制御するトラッキング制御とを行えるようにするためである。
また、光ピックアップ3を移動させる移動手段は、例えば、固定部分に配置されるスライドモータ(不図示)と、スライドモータの回転によって回転されるピニオン(不図示)と、光ピックアップ3本体に取り付けられるラック(不図示)とによって構成される。このような構成によると、ラックとピニオンの関係を利用して、光ピックアップ3の移動が実現される。
また、光ピックアップ3が備える温度センサは、光ピックアップ3が備える半導体レーザ光源の温度に応じた温度検出信号を生成してシステムコントローラ11のA/D変換入力ポート(不図示)に送出する。
エンコーダ4は、システムコントローラ11から供給された情報について、所定の方式で符号化処理を行い、その符号化された情報に基づいて記録パルスを作成し、その記録パルスをレーザ駆動部5に出力する。レーザ駆動部5は、エンコーダ4から出力される記録パルスにしたがって、光ピックアップ3の半導体レーザ光源を発振させる。また、レーザ駆動部5は、光ディスクODの種類によって、光ピックアップ3の半導体レーザ光源から出射されるレーザ光の波長を切り替える機能も有する。
信号処理部6は、光ピックアップ3に備えられ複数の領域に分割されるフォトディテクタから出力される電気信号を演算処理し、フォーカスエラー信号、トラッキングエラー信号、及びウォブル信号を生成する。これらの信号は、サーボ制御部7に送られる。また、信号処理部6は、光ピックアップ3に備えられるフォトディテクタの各分割領域から出力される電気信号を総加算し、RF信号を生成してシステムコントローラ11のA/D変換入力ポート(不図示)に送出する。
サーボ制御部7は、信号処理部6から送られてきたフォーカスエラー信号及びトラッキングエラー信号を用いて、ドライバ8を介してフォーカス制御及びトラッキング制御を行う。また、サーボ制御部7は、ドライバ8を介して、光ディスクODの半径方向に対して平行な方向での光ピックアップ3の移動についても制御する。なお、サーボ制御部7は、ウォブル中にアドレス信号が含まれている場合には、アドレス生成を行う機能も有する。
ドライバ8は、サーボ制御部7からの指令にしたがって、上述の光ピックアップ3を移動させる移動手段と、対物レンズアクチュエータとを駆動させる回路である。
入力部9は、例えば、複数の入力ボタン(不図示)及び/又はリモートコントローラ送信機から送信されるリモートコントロール信号を受信する受信部(不図示)から成り、ユーザーからの指示内容を入力し、その指示内容をシステムコントローラ11に送出する。
記憶部10は、各種のプログラムやデータを記憶しており、システムコントローラ11用の作業メモリや一時記憶メモリとしても機能する。
システムコントローラ11は、図2に示す光ディスク記録装置を構成する各部が実行すべき所要の動作に応じて適宜制御処理を実行する。
次に、書き込みコマンド実行時における図2に示す光ディスク記録装置の動作例について、図3に示すフローチャートを参照して説明する。システムコントローラ11が書き込みコマンドを受け付けると、図2に示す光ディスク記録装置は図3に示すフローチャートの動作を開始する。
まず、ステップS10において、システムコントローラ11が、光ピックアップ3に備えられている温度センサ(不図示)から送出される温度検出信号に基づいて、光ピックアップ3に備えられている半導体レーザ光源(不図示)の温度情報を取得する。
ステップS10に続くステップS20では、システムコントローラ11が、図4に示すデータテーブルを参照して、光ディスクODのMIDとステップS10で取得した光ピックアップ3に備えられている半導体レーザ光源(不図示)の温度情報とに対応する光ピックアップ3に備えられている半導体レーザ光源(不図示)の記録パワー(最適記録パワー)を決定する。
図4に示すデータテーブルは、MID毎に、光ピックアップ3に備えられている半導体レーザ光源(不図示)の温度と最適記録パワーとの関係を実測した結果をまとめたものであり、記憶部10に予め記憶されている。図4に示すデータテーブルでは、主要なMID(図4中の「CODE1、CODE2、・・・」)の光ディスクについては実測が行われ、主要でないMID(図4中の「上記以外」)の光ディスクについては、主要なMIDの光ディスクについての実測結果を平均した値を用いている。図2に示す光ディスク記録装置の個体ばらつきを考慮して、上記の実測は図2に示す光ディスク記録装置1台1台について行うことが望ましいが、図2に示す光ディスク記録装置の個体ばらつきが小さい場合には、同一の型番の装置については1台の装置の実測結果から得られるデータテーブルを共通して用いるようにしてもよい。なお、同一の型番の装置については1台の装置の実測結果から得られるデータテーブルを共通して用いる場合、図2に示す光ディスク記録装置がインターネットに接続可能な光ディスク記録装置であれば、新たに市場に出たMIDの光ディスクに関するデータをインターネット経由で図2に示す光ディスク記録装置に送り、図2に示す光ディスク記録装置が図4に示すデータテーブルを更新することも可能になる。
また、光ディスクODのMIDは、光ディスクODのローディング時に光ピックアップ3によって読み取られ、信号処理部6及びシステムコントローラ11を経由して、記憶部10に記憶されている。
ステップS20に続くステップS30では、図2に示す光ディスク記録装置が所定量のデータをステップS20で決定した記録パワーで光ディスクODに記録する。
ステップS30に続くステップS40では、全記録データの書き込むが終了したか否かをシステムコントローラ11が判定する。全記録データの書き込むが終了していなければ(ステップS40のNO)、ステップS10に戻る。一方、全記録データの書き込むが終了していれば(ステップS40のYES)、図3に示すフロー動作を終了する。
上記のような動作により、光ピックアップ3に備えられている半導体レーザ光源(不図示)の温度に応じて、MID毎に最適記録パワーを設定することができるので、光ピックアップ3に備えられている半導体レーザ光源(不図示)の温度変化による記録品質の悪化を効果的に抑制することができる。また、上記のような動作により、記録パワーを段階的に変化させて試し書きを行うOPC(Optimum Power Control)で最適記録パワーを決定する必要がなくなる。
なお、記録の倍速数が大きくなるほど、大きな記録パワーが必要となり、光ピックアップ3に備えられている半導体レーザ光源(不図示)の温度が高くなるので、当該光源から出射されるレーザ光の波長が長くなる。このため、記録の倍速数が大きい光ディスクに対して書き込みを行う場合に、本発明による記録品質の悪化抑制効果がより顕著になる。
次に、書き込みコマンド実行時における図2に示す光ディスク記録装置の動作例について、図5に示すフローチャートを参照して説明する。システムコントローラ11が書き込みコマンドを受け付けると、図2に示す光ディスク記録装置は図5に示すフローチャートの動作を開始する。
まず、ステップS1において、システムコントローラ11が、図6に示すデータテーブルを参照して、光ディスクODのMIDに対応する光ピックアップ3に備えられている半導体レーザ光源(不図示)の初期記録パワー(初期最適記録パワー)を決定する。
図6に示すデータテーブルは、MID毎に、光ピックアップ3に備えられている半導体レーザ光源(不図示)の温度と最適記録パワーとの関係を実測した結果をまとめたものであり、記憶部10に予め記憶されている。図6中の「初期」は、光ピックアップ3に備えられている半導体レーザ光源(不図示)がオフ状態からオン状態に切り替わった直後の当該光源の温度であり、具体的な数値はMID毎に異なっている。図6に示すデータテーブルでは、主要なMID(図6中の「CODE1、CODE2、・・・」)の光ディスクについては実測が行われ、主要でないMID(図6中の「上記以外」)の光ディスクについては、主要なMIDの光ディスクについての実測結果を平均した値を用いている。図2に示す光ディスク記録装置の個体ばらつきを考慮して、上記の実測は図2に示す光ディスク記録装置1台1台について行うことが望ましいが、図2に示す光ディスク記録装置の個体ばらつきが小さい場合には、同一の型番の装置については1台の装置の実測結果から得られるデータテーブルを共通して用いるようにしてもよい。なお、同一の型番の装置については1台の装置の実測結果から得られるデータテーブルを共通して用いる場合、図2に示す光ディスク記録装置がインターネットに接続可能な光ディスク記録装置であれば、新たに市場に出たMIDの光ディスクに関するデータをインターネット経由で図2に示す光ディスク記録装置に送り、図2に示す光ディスク記録装置が図6に示すデータテーブルを更新することも可能になる。
また、光ディスクODのMIDは、光ディスクODのローディング時に光ピックアップ3によって読み取られ、信号処理部6及びシステムコントローラ11を経由して、記憶部10に記憶されている。
ステップS1に続くステップS2では、図2に示す光ディスク記録装置が所定量のデータをステップS1で決定した記録パワーで光ディスクODに記録する。
ステップS2に続くステップS10では、システムコントローラ11が、光ピックアップ3に備えられている温度センサ(不図示)から送出される温度検出信号に基づいて、光ピックアップ3に備えられている半導体レーザ光源(不図示)の温度情報を取得する。
ステップS10に続くステップS20では、システムコントローラ11が、図6に示すデータテーブルを参照して、光ディスクODのMIDとステップS10で取得した光ピックアップ3に備えられている半導体レーザ光源(不図示)の温度情報とに対応する光ピックアップ3に備えられている半導体レーザ光源(不図示)の記録パワー(最適記録パワー)を決定する。
ステップS20に続くステップS30では、図2に示す光ディスク記録装置が所定量のデータをステップS20で決定した記録パワーで光ディスクODに記録する。
ステップS30に続くステップS40では、全記録データの書き込むが終了したか否かをシステムコントローラ11が判定する。全記録データの書き込むが終了していなければ(ステップS40のNO)、ステップS10に戻る。一方、全記録データの書き込むが終了していれば(ステップS40のYES)、図3に示すフロー動作を終了する。
上記のような動作により、図3に示すフロー動作の場合と同様の効果を得ることができる。
また、図3に示すフロー動作では、光ピックアップ3に備えられている半導体レーザ光源(不図示)がオフ状態であるときに、当該光源の温度情報の初回取得が実行されるため、所定量のデータの初回記録において、記録時の当該光源の温度と記録パワー決定時の当該光源の温度情報とのずれが大きかった。これに対して、図5に示すフロー動作では、所定量のデータの初回記録において、光ピックアップ3に備えられている半導体レーザ光源(不図示)がオフ状態からオン状態に切り替わった直後の当該光源の温度に対応した記録パワーが用いられるので、所定量のデータの初回記録での記録品質の悪化を図3に示すフロー動作よりも確実に抑制することができる。
1 スピンドルモータ
2 スピンドルモータ駆動部
3 光ピックアップ
4 エンコーダ
5 レーザ駆動部
6 信号処理部
7 サーボ制御部
8 ドライバ
9 入力部
10 記憶部
11 システムコントローラ

Claims (4)

  1. ビーム光を出射する光源と、
    前記光源の温度を検出する温度センサと、
    光ディスクに記録されているMIDを読み出すMID読出部と、
    前記MID読出部によって読み出された前記MIDと前記温度センサの出力から得られる温度情報とに対応する前記光源の最適記録パワーを決定する決定部とを備え、
    前記決定部によって決定された前記光源の最適記録パワーで前記光ディスクにデータを記録することを特徴とする光ディスク記録装置。
  2. 前記MID毎に、前記光源の温度と前記光源の最適記録パワーとの関係を示すデータテーブルを予め記憶している記憶部を備え、
    前記決定部が、前記データテーブルを参照して、前記MID読出部によって読み出された前記MIDと前記温度センサの出力から得られる温度情報とに対応する前記光源の最適記録パワーを決定することを特徴とする請求項1に記載の光ディスク記録装置。
  3. 前記光ディスクに所定量のデータが記録される毎に、前記決定部による決定が更新されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の光ディスク記録装置。
  4. 前記光ディスクにデータを記録する前の場合、前記決定部が、
    前記MID読出部によって読み出された前記MIDと前記温度センサの出力から得られる温度情報とに対応する前記光源の最適記録パワーを決定するのではなく、
    前記MID読出部によって読み出された前記MIDと予め設定された初期温度とに対応する前記光源の最適記録パワーを決定することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の光ディスク記録装置。
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