JP2012103546A - 振れ補正装置、レンズ鏡筒、及び光学機器 - Google Patents

振れ補正装置、レンズ鏡筒、及び光学機器 Download PDF

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Abstract

【課題】シフトユニットの駆動性能の劣化を抑制して振れ補正性能を向上させた振れ補正装置を提供する。
【解決手段】像振れを補正する振れ補正装置であって、駆動用磁石、コイル、及び、ヨークを備えて構成され、互いに直交配置された2組のシフト駆動部と、振れ補正レンズを保持して2組のシフト駆動部により固定部材に対して光軸直交面内で移動可能なシフト部材と、シフト部材及び固定部材の一方に保持されたゲルと、シフト部材及び固定部材の他方に設けられ、少なくともその一部がゲルに接触しているピンとを有し、2組のシフト駆動部によりシフト部材が移動すると、ピンがゲルを押して受ける反力により、シフト部材を光軸直交面内で回転させるモーメントが発生する。
【選択図】図1

Description

本発明は、手振れによる像振れを補正する振れ補正装置に関する。
デジタルカメラなどの光学機器のレンズ鏡筒において、撮影時の手振れなどによって生じる光軸のずれを補正して光学防振を行う方法の一つとして、振れ補正レンズを光軸直交面内でシフト移動させる方法が挙げられる。
シフト部材を光軸直交面内の鉛直方向(以下、「ピッチ方向」という)と水平方向(以下、「ヨー方向」という)とにそれぞれ駆動する二つの駆動部を持つシフトユニットでは、一方の位置変化が他方の引き戻し力を発生させる。特許文献1には、ピッチ方向駆動部における引き戻し力を軽減させるように構成された振れ補正装置が開示されている。この振れ補正装置においては、ヨークに光軸方向に突出した突起形状を設けている。磁気による力の大きさは距離の2乗に反比例する。したがって、シフト部材が光軸直交面上で移動して駆動用磁石と突起形状との距離が変化した場合には、突起形状との間に働く引き戻し力は移動を助長する方向に働くこととなる。
しかし、この場合もヨー方向駆動部においては前記の引き戻し力を生じるため、シフト部材を光軸直交面内で回転させるモーメントが発生すし、振れ補正動作中にシフト部材が自由に回転してしまう。その回転運動によってシフト部材が固定部材に接触すると、衝突音が発生し、画像に乱れを生じることがある。また接触によって部品が破損した場合、その後のシフト部材の駆動に支障をきたす場合がある。したがって、シフト部材が回転しても周辺の固定部材に接触しないように、両者の間隔を広げておく必要がある。しかし、このことは各部品の大型化を招き、レンズ鏡筒の大型化へとつながる。
また、シフト部材が大きく回転すると、位置検出センサの出力特性が変化して正確な位置検出ができなくなり、所謂クロストークを発生する。また、回転により位置検出が変化することはフィードバック位置制御の発振を招く場合があり、手振れ補正時の光学性能劣化の原因となる。そこで、例えば特許文献2には、シフト部材の回転を規制するためのガイド軸を設けた振れ補正装置が開示されている。
特開2002−196382号公報 特許第3229899号
しかしながら、特許文献2のように、駆動性能を向上させるため、シフト部材の光軸直交面における回転を抑制する手段として新たにガイド軸を設けると、振れ補正装置の小型化を妨げることとなる。また、装置の構成の複雑化によって部品点数が増加するため、ローコスト化も困難となる。
そこで本発明は、シフトユニットの駆動性能の劣化を抑制して振れ補正性能を向上させた振れ補正装置を提供する。
本発明の一側面としての振れ補正装置は、像振れを補正する振れ補正装置であって、駆動用磁石、コイル、及び、ヨークを備えて構成され、互いに直交配置された2組のシフト駆動部と、振れ補正レンズを保持し、前記2組のシフト駆動部により固定部材に対して光軸直交面内で移動可能なシフト部材と、前記シフト部材及び前記固定部材の一方に保持されたゲルと、前記シフト部材及び前記固定部材の他方に設けられ、少なくともその一部が前記ゲルに接触しているピンとを有し、前記2組のシフト駆動部により前記シフト部材が移動すると、前記ピンが前記ゲルを押して受ける反力により、前記シフト部材を前記光軸直交面内で回転させるモーメントが発生する。
前記振れ補正装置を備えたレンズ鏡筒、また、前記レンズ鏡筒を備えた光学機器も、それぞれ本発明の他の一側面を構成する。
本発明の他の目的及び特徴は、以下の実施例において説明される。
本発明によれば、シフトユニットの駆動性能の劣化を抑制して振れ補正性能を向上させた振れ補正装置を提供することができる。
本実施例におけるシフトユニットの分解斜視図である。 本実施例におけるシフトユニットを備えたレンズ鏡筒の断面図である。 本実施例におけるシフトユニットを備えたレンズ鏡筒の分解斜視図である。 本実施例におけるシフトユニットのピッチ方向駆動部の断面詳細図である。 従来技術におけるシフトユニットの引き戻し力の説明図である。 本実施例におけるゲル接続部の説明図である。 本実施例におけるシフトユニットの引き戻し力の説明図である。 本実施例におけるレンズ鏡筒を備えた光学機器の電気ブロック図である。 本実施例におけるゲルの防振特性の一例である。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
まず、図2及び図3を参照して、本発明の実施例におけるシフトユニットを備えたレンズ鏡筒について説明する。図2は本実施例におけるシフトユニットを備えたレンズ鏡筒100の断面図であり、図3はレンズ鏡筒100の分解斜視図である。本実施例のレンズ鏡筒100は、ビデオカメラやデジタルスチルカメラなどの撮影装置(光学機器)に取り付けられ、又は、撮影装置に一体的に構成されて用いられる。レンズ鏡筒100は、凸凹凸凸の4群構成の変倍光学系を有するレンズ鏡筒である。L1は固定の第1群レンズであり、L2は光軸OAの方向(光軸方向)に移動して変倍動作を行う第2群レンズである。L3は、光軸OAに直交する面内(光軸直交面内)で移動して振れ補正を行う第3群レンズである。L4は、光軸方向に移動して合焦動作を行う第4群レンズである。
1は第1群レンズL1を保持する固定鏡筒であり、2は第2群レンズL2を保持する第2群移動枠である。3は、第3群レンズL3を光軸直交面内で移動させるシフトユニット(振れ補正装置)である。4は第4群レンズL4を保持する第4群移動枠であり、5はCCDなどの撮像素子が固定されるCCDホルダーである。固定鏡筒1は前部固定筒6にビス止めされ、CCDホルダー5と前部固定筒6は後部固定筒7にビス止めされる。8、9、10、11はガイドバーであり、前部固定筒6と後部固定筒7によって位置決め固定されている。ガイドバー8、9は、第2群移動枠2を光軸方向に移動可能に支持している。またガイドバー10、11は、第4群移動枠4を光軸方向に移動可能に支持している。シフトユニット3は、後部固定筒7に位置決めされてビスにより固定される。
12は、光学系の開口径を変化させる絞り装置である。絞り装置12は、2枚の絞り羽根を互いに逆方向に移動させて開口径を変化させる、いわゆるギロチン式の絞り装置である。13は、第4群レンズL4を光軸方向に駆動して合焦動作を行わせるVCM(ボイスコイルモーター)である。VCM13は、マグネット13a、ヨーク13b、13c、及び、コイル13dを備えて構成され、コイル13dに電流を流すことでコイル13dにローレンツ力を発生させてコイル13dを光軸方向に駆動する。コイル13dは、第4群移動枠4に固定されており、コイル13dの駆動と同時に第4群移動枠4は光軸方向に駆動される。
14は、第2群レンズL2を光軸方向に駆動して変倍動作を行わせるズームモーターである。ズームモーター14は、回転するローターと同軸のリードスクリュー14aを備えている。リードスクリュー14aには、第2群移動枠2に取り付けられたラック2aが噛合っており、ローターの回転により、第2群レンズL2が光軸方向に駆動される。また、ねじりコイルバネ2bは、第2群移動枠2、ガイドバー8、9、ラック2a、及び、リードスクリュー14aのそれぞれのガタを片寄せし、これらの嵌合又は噛合いのガタを防止している。VCM13は、ヨーク13bが後部固定筒7に圧入固定され、マグネット13aとヨーク13cが磁力によってヨーク13bに固定されるように構成されている。ズームモーター14は、後部固定筒7に2本のビスで固定される。
15は、第2群移動枠2に形成された斜光部2cの光軸方向への移動を光学的に検出するフォトインタラプタである。フォトインタラプタ15は、第2群レンズL2が基準位置に位置していることを検出するズームリセットスイッチとして用いられる。16は、発光部と受光部とを備えて構成される光学式センサである。光学式センサ16は、発光部からの光を第4群移動枠4に接着固定されるスケール(不図示)に照射し、その反射光を光学式センサ16の受光部で読み取ることで第4群レンズL4の位置を検出する。
次に、図1及び図4を参照して、第3群レンズL3を光軸直交面内で移動させるシフトユニット3の構成について説明する。図1は、シフトユニット3の分解斜視図である。図4は、シフトユニット3のピッチ方向駆動部の断面詳細図であり、第3群レンズL3(補正レンズ群)の中心が光軸上にある場合のピッチ方向の駆動部を拡大した光軸平行縦断面を示す。なお、レンズ鏡筒の鉛直方向がピッチ方向(図1中の矢印Pitchの方向)であり、レンズ鏡筒の水平方向がヨー方向(図1中の矢印Yawの方向)である。
第3群レンズL3は、ピッチ方向の角度変化による像振れを補正する駆動アクチュエーター、及び、ヨー方向の角度変化による像振れを補正する駆動アクチュエーターにより、光軸直交面内で駆動される。なお、ピッチ方向とヨー方向では、それぞれの位置センサ及び振れ検出センサからの情報に基づき、各アクチュエーターは独立に駆動制御される。また、ピッチ方向の駆動アクチュエーター及び位置センサと、ヨー方向用の駆動アクチュエーター及び位置センサは、互いに90度の角度をなすように配置されている。ただし、これらの構成自体は同一であるため、以下、ピッチ方向についてのみ説明する。また特に指示の無い限り、本実施例において、ピッチ方向の要素には添え字p、ヨー方向の要素には添え字yを付す。
22は、第3群レンズL3(振れ補正レンズ)を保持し、振れを補正するためにシフトベース21(固定部材)に対して光軸直交面内で移動可能なシフト移動枠(シフト部材)である。シフト移動枠22には、駆動及び位置検出の両方に用いられるマグネット24(駆動用磁石)が圧入保持されている。マグネット24をシフト移動枠22に圧入して組み込むことにより、組み込み後にシフト移動枠22とマグネット24との相対位置関係がずれることはない。このため、位置検出機能も兼ねているマグネット24の位置は、第3群レンズL3を保持しているシフト移動枠22に対して固定された位置に決まり、マグネット24によって第3群レンズL3の位置を正確に検出することができる。
シフト移動枠22の一部には、ピン31p、31yが設けられている。またシフトベース21には、凹形状のゲルフォルダ部21p、21yが設けられ、ゲルフォルダ部21p、21yの内部にはゲル30p、30yが収まって保持されている。ゲル30p、30yの材質としては、粘弾性力を持つシリコンなどが用いられる。ゲル30p、30yは、例えば、図9に示されるような防振特性(ゲルの伝達率と周波数との関係)を有する。ピン31p、31yの少なくとも一部は、それぞれ、ゲル30p、30yに接触している。このため、シフトベース21は、ゲル30p、30yを介してシフト移動枠22と接続されている。後述のように、シフト移動枠22が移動すると、ピン31p、31yがゲル30p、30yを押して受ける反力により、シフト移動枠22を光軸直交面内で回転させるモーメントを発生する。
なお本実施例において、ピン31p、31yはシフト移動枠22に設けられ、ゲル30p、30yを保持するゲルフォルダ部21p、21yはシフトベース21に設けられているが、これに限定されるものではない。ピンをシフトベース21に設け、ゲルを保持するゲルフォルダ部をシフト移動枠22に設けることもできる。すなわち、ゲルをシフト移動枠22及びシフトベース21の一方に保持し、ピンをシフト移動枠22及びシフトベース21の他方に設けるように構成されていればよい。
20は、シフトベース21と金属プレート19との間に配置されたボールである。本実施例において、光軸直交面内に光軸回りに3つのボール20が配置されているが、ボール20の個数はこれに限定されるものではない。ボール20とシフト移動枠22との間には、金属プレート19が配置されている。金属プレート19が配置されていることにより、レンズ鏡筒100が衝撃を受けた際にモールド部品であるシフト移動枠22にボール20による打痕が付くことや、長期間の振れ補正動作駆動で生じる磨耗によるシフトユニット3の駆動特性の劣化を防止できる。金属プレート19の材質としては、例えばステンレス鋼などが適して用いられる。ボール20は、シフトベース21に形成されたボールフォルダ部21aで回転可能に保持されている。シフト移動枠22は、3つのボール20が光軸直交面内で転動することにより、光軸直交面内で移動する。
マグネット24と固定ヨーク29との間には磁気吸着力が働いている。ボール20は、この磁気吸着力により、シフトベース21(ボールフォルダ部21aの光軸方向の端面)とシフト移動枠22(金属プレート19)に確実に当接する(シフトベース21とシフト移動枠22との間に挟持される)。このように、磁気吸着力によってシフト移動枠22がシフトベース21に近づく方向に付勢され、3つのボール20は、3つのボールフォルダ部21aの光軸方向の端面と金属プレート19の3箇所に対して押圧状態で当接する。3つのボール20が当接する各面は、撮影光学系の光軸直交方向(光軸直交面内)に広がっている。3つのボール20の呼び径は同じである。このため、3つのボールフォルダ部21aにおいて光軸方向の端面間の光軸方向における位置差を小さく抑えることにより、シフト移動枠22に保持された第3群レンズL3を光軸に対する倒れを生じさせずに光軸直交面内で移動させることができる。なお、ボール20の材質としては、マグネットに吸着されないように、例えばSUS304などの非磁性体が適して用いられる。
次に、シフト移動枠22及び第3群レンズL3を駆動するアクチュエーターについて説明する。図4に示されるように、24pは光軸OAから放射方向に2極着磁されたマグネットであり、23pはマグネット24pの光軸方向の前側の磁束を閉じるためのヨークである。ヨーク23pは、マグネット24pに吸着固定されている。28pはシフトベース21に接着固定されたコイルであり、29pはマグネット24pの光軸方向の後側の磁束を閉じるための固定ヨークである。固定ヨーク29pは、コイル28pを挟んでマグネット24pとは反対側に配置され、シフトベース21により保持されている。これらのマグネット24p、ヨーク23p、固定ヨーク29p、及び、コイル28pにより、磁気回路が形成され、アクチュエーター(シフト駆動部)が構成される。なお、これらのヨークに用いられる材質としては、高い透磁率を有する、例えばSPCCなどの磁性体が適して用いられる。コイル28pに電流を流すと、マグネット24pの着磁境界に対して略直交する方向に、マグネット24pとコイル28pに発生する磁力線相互の反発によるローレンツ力が発生し、シフト移動枠22を光軸直交面内で移動させる。このように、本実施例のアクチュエーターは、いわゆるムービングマグネット型アクチュエーターである。
このような構成のアクチュエーターは、縦方向と横方向にそれぞれ配置されている。すなわち、2組のアクチュエーター(シフト駆動部)は、光軸直交面内において、互いに直交配置されている。このため2組のアクチュエーターは、シフト移動枠22を、互いに略直交する2つの光軸直交方向に(光軸直交面内で)駆動することができる。また、縦方向と横方向の駆動合成により、シフト移動枠22を光軸直交面内の所定の範囲内で自由に移動させることができる。なお、シフト移動枠22が光軸直交面内で移動する際に生じる摩擦は、ボール20がボールフォルダ部21aの壁に当接しない限り、ボール20と金属プレート19との間及びボール20とボールフォルダ部21aとの間にそれぞれ発生する転がり摩擦のみである。従って、上記の磁気吸着力が作用するにもかかわらず、第3群レンズL3を保持しているシフト移動枠22はスムーズに光軸直交面内で移動可能であり、また、微小な移動量制御も可能である。なお、ボール20に潤滑油を塗布することで、更に摩擦力を低減させることができる。
次に、シフト移動枠22及び第3群レンズL3の位置検出について説明する。27pは、磁束密度を電気信号に変換するホール素子であり、フレキシブルプリントケーブル(以下、「FPC」という)26に半田付けされている。FPC26は、シフトベース21に対して位置決め固定されている。また、FPC押さえ金具25をビスでシフトベース21に対して固定することにより、FPC26の浮きを防止し、かつ、ホール素子27pの位置ずれを防止している。以下の構成により、シフト移動枠22及び第3群レンズL3の位置を検出する位置センサが形成される。シフト移動枠22及び第3群レンズL3が縦方向又は横方向に駆動されたとき、ホール素子27pによってマグネット24pの磁束密度の変化が検出され、この磁束密度の変化を示す電気信号が出力される。ホール素子27pの出力に基づいて、制御回路(不図示)はシフト移動枠22及び第3群レンズL3の位置を検出することができる。なお、マグネット24pは、駆動用マグネットであるとともに位置検出用マグネットとしても用いられている。
またマグネット24pと固定ヨーク29pとの間に働く磁気吸着力は、クーロンの法則で示されるように、2物体の磁荷の強さと距離の2乗の逆数に比例する。そのため、マグネット24pが駆動部の中心位置にあるとき、ピッチ方向とヨー方向の磁気吸着力はそれぞれの方向で釣り合った状態となる。すなわち、マグネット24pと固定ヨーク29pとの間に働く磁気吸着力40a、40bが釣り合い、マグネット24pと固定ヨーク29pとの位置関係が定まっている。このとき、ピッチ方向の引き戻し力50pは略0であり、ヨー方向の引き戻し力50yもまた略0である。
次に、図5を参照して、従来技術におけるシフトユニットの移動と磁気吸着力による引き戻し力の関係を説明する。図5(a)〜(c)はピッチ方向のシフト駆動部を示し、図5(d)、(e)はピッチ方向及びヨー方向のシフト駆動部とシフトユニットとを、それぞれシフトユニットの前側(被写体側)から見た図である。図5において、マグネット24、固定ヨーク29、第3群レンズL3(補正レンズ群)以外の部材は省略している。ここで、マグネット24pの四隅部に働く引き戻し力を、図5に示されるようにそれぞれ引き戻し力41〜44とする。同様に、マグネット24yの四隅部に働く引き戻し力を、それぞれ引き戻し力45〜48とする。
図5(a)は、第3群レンズL3の中心が光軸上にある場合のピッチ方向のシフト駆動部である。このとき、マグネット24pは固定ヨーク29pに対して中心位置にあるため、四隅部の引き戻し力41〜44が釣り合った状態にある。すなわち、ピッチ方向の引き戻し力50pとヨー方向の引き戻し力50yは略0である。図5(b)は、第3群レンズL3の中心がピッチ上方向に距離dだけ移動した場合のピッチ方向のシフト駆動部である。図5(a)の状態からマグネット24pと固定ヨーク29pとの位置関係が変化して、引き戻し力50pが発生する。すなわち、磁気的に安定する図5(a)の状態に戻そうとする方向の力が働く。ここで、マグネット24pと固定ヨーク29pとの形状は駆動方向に対して対称であるため、引き戻し力41p、42pの大きさは略等しく、引き戻し力43p、44pの大きさは略等しい。また、ヨー方向には移動していないため、引き戻し力50yは図5(a)の場合と同様に、略0である。
次に、図5(c)は、第3群レンズL3の中心がヨー方向に距離dだけ移動した場合のピッチ方向のシフト駆動部である。この場合も、マグネット24pと固定ヨーク29pとの位置関係が変化して引き戻し力50yが発生する。すなわち、磁気的に安定する図5(a)の状態に戻そうとする方向の力が働く。ここで、マグネット24pと固定ヨーク29pとの形状は駆動方向に対して対称であるため、引き戻し力41y、43yの大きさは略等しく、引き戻し力42y、44yの大きさは略等しい。また、ピッチ方向には移動していないため、引き戻し力50pは図5(a)の場合と同様に略0である。
図5(d)は、第3群レンズL3の中心がピッチ方向に距離dだけ移動した場合を示している。図5(b)で説明したように、マグネット24pにはピッチ方向の引き戻し力50pが働くが、コイル28pへの通電で発生したローレンツ力60によって、シフト移動枠22の移動が可能である。一方、ヨー側のマグネット24yには、図5(c)で説明したように引き戻し力51yが働く。引き戻し力51yによって、シフト移動枠には、図5(d)に示されるように光軸と平行な軸を中心とする回転モーメント(点線矢印)が働く。その結果、シフト移動枠には反時計回りのロール動作が発生する。そして、回転モーメントと引き戻し力、ローレンツ力などの全てが釣り合う位置で、シフト移動枠は静止する。
図5(e)は、図5(d)と逆方向に第3群レンズL3の中心が距離dだけ移動した場合を示している。図5(d)と同様に、ヨー側のマグネット24yと固定ヨーク29yとに生じる引き戻し力51yによって、シフト移動枠には光軸と平行な軸を中心とする回転モーメント(点線矢印)が働く。その結果、シフト移動枠には時計回りのロール動作が発生する。そして、回転モーメントと引き戻し力、ローレンツ力などの全てが釣り合う位置で、シフト移動枠は静止する。
次に、図6及び図7を参照して、本実施例におけるシフトユニットの移動と磁気吸着力による引き戻し力の関係について説明する。図6は、本実施例におけるゲル接続部の説明図である。図7は、本実施例におけるシフトユニットの引き戻し力の説明図である。図6及び図7において、ゲル30、ピン31、マグネット24、固定ヨーク29、及び、第3群レンズL3(補正レンズ群)以外の部材は省略されている。なお本実施例におけるゲル及びピンは、図7(a)、(b)に示されるように、シフトユニットの前側(被写体側)から見た場合、光軸に対してピッチ、ヨーのシフト駆動部と略対向する位置に配置されている。ここで、マグネット24pの四隅部に働く引き戻し力を、図7に示されるようにそれぞれ引き戻し力41〜44とする。同様に、マグネット24yの四隅部に働く引き戻し力を、それぞれ引き戻し力45〜48とする。
シフトベース21の一部に設けられた円筒状のゲルフォルダ部21p、21yの中心軸は、光軸と略平行になっており、ゲルフォルダ部21p、21yの内部にゲル30p、30yがそれぞれ収まって保持されている。ピン31p、31yは、シフト移動枠22の一部に設けられ、そのピン形状の中心軸は光軸と略平行である。またピン31p、31yの少なくとも一部は、ゲル30p、30yとそれぞれ接触している。図6(a)、(b)は、シフト移動枠22が保持する第3群レンズL3の中心が光軸と一致している状態である。このとき、ピン31pの中心軸はゲルフォルダ部21pの中心軸と略一致している。したがって、光軸直交面においてピン31pがゲル30pから受ける反力の合力は0となる。図6(c)、(d)は、ピン31pがピッチ上方向に距離dだけ移動した状態である。このとき、ピン31pはゲル30pをピッチ上方向に圧縮するため、ゲルの合力である反力52pはピッチ下方向に働く。なお、ここまでゲル30p、ピン31pについて説明したが、ゲル30y、ピン31yについても同様にピンの移動方向に応じて反力が働く。
図7(a)は、第3群レンズL3の中心が、コイル28pへの通電で発生したローレンツ力60によって、ピッチ上方向に距離dだけ移動した場合を示している。ヨー側のマグネット24yには、図5(c)で説明したように引き戻し力51yが働く。引き戻し力51yによって、シフト移動枠には、図7(a)に示されるように光軸と平行な軸を中心とする反時計回り方向の回転モーメント(点線矢印)が働く。一方、第3群レンズL3を保持するシフト移動枠22の一部であるピン31p、31yもピッチ上方向に距離dだけ移動するため、図6(a)〜(d)で説明したように、反力52p、52yが働いている。このため、シフト移動枠には、光軸と平行な軸を中心とする時計回り方向の回転モーメント(点線矢印)が働く。その結果、引き戻し力による回転モーメントが、ゲルの反力による回転モーメントで抑制され、引き戻し力、反力、ローレンツ力などの全てが釣り合う位置で、シフト移動枠は静止する。したがって、従来の構成に比べて、引き戻し力51yに起因するシフト部材のロール動作は抑制される。図7(b)は、図7(a)と逆方向に第3群レンズL3の中心が距離dだけ移動した場合を示している。図7(a)と同様に、引き戻し力51yによる時計回り方向の回転モーメント(点線矢印)が、ゲルの反力52p、52yによる反時計回り方向の回転モーメント(点線矢印)によって抑制される。そして、引き戻し力、反力、ローレンツ力などの全てが釣り合う位置で、シフト移動枠は静止する。
以上のように、シフト移動枠のピッチ方向の移動において、ヨー側のマグネットの引き戻し力による回転モーメントと、ゲルの反力による回転モーメントとが、常に逆方向に作用する。したがって、ピッチ上下方向のいずれに移動する場合でも、シフト移動枠のロール動作が抑制される。なお、上述の説明ではピッチ方向の移動についてのみ説明したが、ヨー方向の移動についても同様にロール動作が抑制される。
次に、図8を参照して、本実施例におけるレンズ鏡筒を用いた光学機器(撮影装置)について説明する。図8は、光学機器120の電気ブロック図である。光学機器120において、レンズユニット(第1群レンズL1〜第4群レンズL4)を通してCCD113に結像した被写体の像は、カメラ信号処理回路101で所定の増幅やγ補正などの処理が施される。これらの所定の処理を受けた映像信号からAFゲート102又はAEゲート103を通過して、所定の領域のコントラスト信号を取り出す。特にAFゲート102を通過したコントラスト信号は、AF回路104により高域成分に関する1つ又は複数の出力を生成する。
CPU105は、AEゲート103の信号レベルに応じて、露出が最適であるか否かを判別する。CPU105は、露出が最適でない場合には、絞りシャッター駆動源109を介して、最適な絞り値又はシャッター速度で絞りシャッターを駆動する。オートフォーカス動作では、AF回路104にて生成された出力がピークを示すように、CPU105がフォーカス駆動源であるフォーカス駆動源駆動回路111を駆動制御する。CPU105は、適正露出を得るため、AEゲート103を通過した信号出力の平均値を所定の値として、絞りエンコーダ108の出力がこの所定の値となるように絞りシャッター駆動源109を駆動制御して、開口径をコントロールする。またCPU105は、ズーム駆動源駆動回路112及びズーム駆動源110を介して、ズームレンズ群を駆動制御する。
フォトインタラプタなどのエンコーダを用いたフォーカス原点センサ106は、フォーカスレンズ群の光軸方向の絶対位置を検出するための絶対基準位置を検出する。フォトインタラプタなどのエンコーダを用いたズーム原点センサ107は、ズームレンズ群の光軸方向の絶対位置を検出するための絶対基準位置を検出する。撮影装置における振れ角度の検出は、例えば撮影装置に固定された振動ジャイロなどの角速度センサの出力を積分して行う。ピッチ方向の振れ角度検出センサ114、ヨー方向の振れ角度検出センサ115のそれぞれの出力は、CPU105で処理される。ピッチ振れ角度検出センサ114からの出力に応じて、ピッチコイル駆動回路116を駆動制御し、コイル28pへの通電制御が行われる。またヨー振れ角度検出センサ115からの出力に応じて、ヨーコイル駆動回路117を駆動制御し、コイル28yへの通電制御が行われる。以上の制御により、シフト移動枠22が光軸直交面内でシフト移動する。
ピッチ方向の位置検出センサ118、ヨー方向の位置検出センサ119のそれぞれの出力は、CPU105で処理される。補正レンズ群である第3群レンズL3がシフト移動すると、レンズ鏡筒内の通過光束が曲げられる。そして、撮影装置に振れが生じることによって本来生ずるCCD113上での被写体像の変移を相殺する方向に、相殺する曲げ量だけ通過光束を曲げるように第3群レンズL3をシフト移動させる。このような構成により、撮影装置が振れても結像している被写体像がCCD113上で動かない、いわゆる振れ補正を行うことができる。
CPU105は、ピッチ振れ角度検出センサ114及びヨー振れ角度検出センサ115により得られた撮影装置の振れ信号と、ピッチ方向の位置検出センサ118及びヨー方向の位置検出センサ119から得られたシフト量信号との差分に相当する信号を算出する。そしてCPU105は、この差分信号に対して増幅及び適切な位相補償を行った信号に基づいて、ピッチコイル駆動回路116及びヨーコイル駆動回路117によって、シフト移動枠22をシフト移動させる。このような制御により、上記の差分信号がより小さくなるように第3群レンズL3が位置決め制御され、目標位置に保たれる。
なお本実施例では、ムービングマグネット型のアクチュエーターを用いてシフト移動枠22を駆動する場合について説明した。しかし本実施例は、コイル28と固定ヨーク29とをシフト移動枠22側に配置し、ヨーク23とマグネット24とをシフトベース21側に配置した所謂ムービングコイル型のアクチュエーターにも適用可能である。また本実施例では、2組のゲルとピンとの間に働く反力を使って、引き戻し力によるシフト部材の回転運動を抑制している。しかし本実施例は、ゲルとピンとの間に働く反力が引き戻し力による回転モーメントを抑制するようにすれば良いため、1組あるいは3組以上のゲル及びピンを用いてもよい。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
3 シフトユニット
21 シフトベース
22 シフト移動枠
23 ヨーク
24 マグネット
28 コイル
29 固定ヨーク
30 ゲル
31 ピン

Claims (5)

  1. 像振れを補正する振れ補正装置であって、
    駆動用磁石、コイル、及び、ヨークを備えて構成され、互いに直交配置された2組のシフト駆動部と、
    振れ補正レンズを保持し、前記2組のシフト駆動部により固定部材に対して光軸直交面内で移動可能なシフト部材と、
    前記シフト部材及び前記固定部材の一方に保持されたゲルと、
    前記シフト部材及び前記固定部材の他方に設けられ、少なくともその一部が前記ゲルに接触しているピンと、を有し、
    前記2組のシフト駆動部により前記シフト部材が移動すると、前記ピンが前記ゲルを押して受ける反力により、前記シフト部材を前記光軸直交面内で回転させるモーメントが発生する、ことを特徴とする振れ補正装置。
  2. 前記駆動用磁石と前記ヨークとの間に働く磁気吸着力により前記シフト部材と前記固定部材との間に挟持された複数のボールを更に有する、ことを特徴とする請求項1に記載の振れ補正装置。
  3. 前記シフト部材は、前記複数のボールが前記光軸直交面内で転動することにより、該光軸直交面内で移動することを特徴とする請求項2に記載の振れ補正装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の振れ補正装置を有することを特徴とするレンズ鏡筒。
  5. 請求項4に記載のレンズ鏡筒を有することを特徴とする光学機器。
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