JP2012081639A - 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置 - Google Patents

液体噴射ヘッド及び液体噴射装置 Download PDF

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Abstract

【課題】配線基板と共通電極とを導通する接続部分の電気抵抗値を低下させて、圧電アクチュエーターの駆動不良を抑制すると共にノズル開口の多列化及び高密度化を実現でき、且つ小型化を図ることができる液体噴射ヘッド及び液体噴射装置を提供する。
【解決手段】液体を噴射するノズル開口に連通する圧力発生室と、該圧力発生室に圧力変化を生じさせる圧力発生手段40と、複数の前記圧力発生手段の各個別電極45に接続されると共に複数の前記圧力発生手段に共通する共通電極43の端子部47に接続される配線層51を有し、外部からの制御信号を伝える可撓性を有する配線基板50と、を具備し、前記配線基板50の配線層51が、前記圧力発生手段40の前記共通電極43の前記端子部47と接続される領域においてスリット58を有し、且つ前記配線基板50の前記配線層51と前記圧力発生手段40の前記端子部とが異方性導電材を介して接続されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ノズル開口から液体を噴射する液体噴射ヘッド及び液体噴射装置に関し、特に液体としてインクを吐出するインクジェット式記録ヘッド及びインクジェット式記録装置に関する。
ノズル開口に連通する圧力発生室の一部を振動板で構成し、この振動板を圧電素子である圧電アクチュエーターにより変形させて圧力発生室のインクを加圧して、ノズル開口からインク滴を吐出させるインクジェット式記録ヘッドには、下電極、圧電体層及び上電極からなる圧電アクチュエーターのたわみ変形を用いたものが実用化されている。
また、圧電アクチュエーターを駆動する駆動信号を供給する駆動回路は、フレキシブルプリント基板等の配線基板に実装され、駆動回路からの駆動信号はこの配線基板を介して圧電アクチュエーターに供給される(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−281477号公報
しかしながら、ノズル列の多列化及び高密度化に伴い圧電アクチュエーターを複数設けたインクジェット式記録ヘッドが望まれているものの、複数の圧電アクチュエーターに共通する共通電極と配線基板の配線との接続部分において導通する接続面積が狭いと電気抵抗値が高くなり、複数の圧電アクチュエーターを同時に駆動した際に電圧降下が発生するなど、十分な電圧を印加することができなくなって駆動不良が発生するという問題がある。
また、圧電アクチュエーターの共通電極と配線基板の配線との接続部分の電気抵抗値が高くなると、接続部分で発熱し、配線基板の剥離等の破壊が発生し易くなってしまうという問題がある。
なお、圧電アクチュエーターの共通電極と外部配線の配線とを導通する接続部分の面積を広げるために端子部の面積を広げると、インクジェット式記録ヘッドが大型化してしまうという問題がある。
本発明はこのような事情に鑑み、配線基板と共通電極とを導通する接続部分の電気抵抗値を低下させて、圧電アクチュエーターの駆動不良を抑制すると共にノズル開口の多列化及び高密度化を実現でき、且つ小型化を図ることができる液体噴射ヘッド及び液体噴射装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明の態様は、液体を噴射するノズル開口に連通する圧力発生室と、該圧力発生室に圧力変化を生じさせる圧力発生手段と、複数の前記圧力発生手段の各個別電極に接続されると共に複数の前記圧力発生手段に共通する共通電極の端子部に接続される配線層を有し、外部からの制御信号を伝える可撓性を有する配線基板と、を具備し、前記配線基板の配線層が、前記圧力発生手段の前記共通電極の前記端子部と接続される領域においてスリットを有し、且つ前記配線基板の前記配線層と前記圧力発生手段の前記端子部とが異方性導電材を介して接続されていることを特徴とする液体噴射ヘッドにある。
かかる態様では、配線層の共通電極の端子部と接続される領域にスリットを設けることで、配線層が共通電極の端子部の表面の凹凸に沿って配置され、配線層と端子部とのギャップを略均一化して、配線層と端子部とを接続する異方性導電材に含まれる導電粒子の数を増大させて、接続部分での電気抵抗値を下げることができる。
ここで、前記圧力発生手段が、前記圧力発生室が形成された流路形成基板上に設けられて、上電極、圧電体層及び下電極を有する圧電アクチュエーターからなることが好ましい。これによれば、圧電アクチュエーターの駆動によってノズル開口から液滴を吐出させることができると共に、複数の圧電アクチュエーターを同時に駆動しても電流の降下を抑制することができる。
また、前記共通電極の端子部が、周囲が中央部に対して突出して設けられていてもよい。端子部の周囲が中央部に対して突出して設けられていても、配線層と端子部とを接続する導電粒子の数を増大させて、電気抵抗値を低下させることができる。
さらに、本発明の他の態様は、上記態様の液体噴射ヘッドを具備することを特徴とする液体噴射装置にある。
かかる態様では、駆動不良や破壊を抑制した液体噴射装置を実現することができる。
実施形態1に係る記録ヘッドの分解斜視図である。 実施形態1に係る記録ヘッドの平面図である。 実施形態1に係る記録ヘッドの断面図である。 実施形態1に係る記録ヘッドの断面図である。 実施形態1に係る従来の記録ヘッドの断面図である。 本発明の一実施形態に係るインクジェット式記録装置の概略図である。
以下に本発明を実施形態に基づいて詳細に説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係る液体噴射ヘッドの一例であるインクジェット式記録ヘッドの分解斜視図であり、図2はインクジェット式記録ヘッドの平面図及びアクチュエーターユニットの平面図であり、図3は図2のA−A′線断面図であり、図4は、図2のB−B′線要部断面図である。
図示するように、本実施形態のインクジェット式記録ヘッド10は、アクチュエーターユニット20と、アクチュエーターユニット20が固定される1つの流路ユニット30と、アクチュエーターユニット20に接続される配線基板50とで構成されている。
アクチュエーターユニット20は、圧力発生手段として圧電アクチュエーター40を具備するアクチュエーター装置であり、圧力発生室21が形成された流路形成基板22と、流路形成基板22の一方面側に設けられた振動板23と、流路形成基板22の他方面側に設けられた圧力発生室底板24とを有する。
流路形成基板22は、例えば、150μm程度の厚みを有するアルミナ(Al)や、ジルコニア(ZrO)などのセラミックス板からなり、本実施形態では、複数の圧力発生室21がその幅方向に沿って並設された列が2列形成されている。そして、この流路形成基板22の一方面に、例えば、厚さ10μmのジルコニアの薄板からなる振動板23が固定され、圧力発生室21の一方面はこの振動板23により封止されている。
圧力発生室底板24は、流路形成基板22の他方面側に固定されて圧力発生室21の他方面を封止すると共に、圧力発生室21の長手方向一方の端部近傍に設けられて圧力発生室21と後述するマニホールド32とを連通する供給連通孔25と、圧力発生室21の長手方向他方の端部近傍に設けられて後述するノズル開口34に連通するノズル連通孔26とを有する。
そして、圧電アクチュエーター40は、振動板23上の各圧力発生室21に対向する領域のそれぞれに設けられ、例えば、本実施形態では、圧力発生室21の列が2列設けられているため、圧電アクチュエーター40の列も2列設けられている。
ここで、各圧電アクチュエーター40は、振動板23上に設けられた下電極膜43と、各圧力発生室21毎に独立して設けられた圧電体層44と、各圧電体層44上に設けられた上電極膜45とで構成されている。圧電体層44は、圧電材料からなるグリーンシートを貼付することや、印刷することで形成されている。また、下電極膜43は、並設された圧電体層44に亘って設けられて複数の圧電アクチュエーター40の共通電極となっており、振動板の一部として機能する。勿論、下電極膜43を各圧電体層44毎に設けるようにしてもよい。さらに、上電極膜45は、各圧電体層44毎に独立して設けられて各圧電アクチュエーター40の個別電極となっている。なお、本実施形態では、下電極膜43を複数の圧電アクチュエーター40の共通電極とし、上電極膜45を圧電アクチュエーター40の個別電極としているが、駆動回路や配線の都合でこれを逆にしても支障はない。
このようなアクチュエーターユニット20の各層である流路形成基板22、振動板23及び圧力発生室底板24は、粘土状のセラミックス材料、いわゆるグリーンシートを所定の厚さに成形して、例えば、圧力発生室21等を穿設後、積層して焼成することにより接着剤を必要とすることなく一体化される。そして、その後、振動板23上に圧電アクチュエーター40が形成される。
一方、流路ユニット30は、アクチュエーターユニット20の圧力発生室底板24に接合されるインク供給口形成基板31と、複数の圧力発生室21の共通インク室となるマニホールド32が形成されるマニホールド形成基板33と、ノズル開口34が形成されたノズルプレート35とからなる。
インク供給口形成基板31は、厚さ150μmのジルコニアの薄板からなり、ノズル開口34と圧力発生室21とを接続するノズル連通孔36と、前述の供給連通孔25と共にマニホールド32と圧力発生室21とを接続するインク供給口37を穿設して構成され、また、各マニホールド32と連通し、外部のインクタンクからのインクを供給するインク導入口38が設けられている。
マニホールド形成基板33は、インク流路を構成するに適した、例えば、150μmのステンレス鋼などの耐食性を備えた板材に、外部のインクタンク(図示なし)からインクの供給を受けて圧力発生室21にインクを供給するマニホールド32と、圧力発生室21とノズル開口34とを連通するノズル連通孔39とを有する。
ノズルプレート35は、例えば、ステンレス鋼からなる薄板に、圧力発生室21と同一の配列ピッチでノズル開口34が穿設されて形成されている。例えば、本実施形態では、流路ユニット30には、圧力発生室21の列が2列設けられているため、ノズルプレート35にも、ノズル開口34の列が2列形成されている。また、このノズルプレート35は、マニホールド形成基板33の流路形成基板22の反対面に接合されてマニホールド32の一方面を封止している。
このような流路ユニット30は、これらインク供給口形成基板31、マニホールド形成基板33及びノズルプレート35を、接着剤や熱溶着フィルム等によって固定することで形成される。なお、本実施形態では、マニホールド形成基板33及びノズルプレート35をステンレス鋼によって形成しているが、例えば、セラミックスを用いて形成し、アクチュエーターユニット20と同様に流路ユニット30を一体的に形成することもできる。
そして、このような流路ユニット30とアクチュエーターユニット20とは、接着剤や熱溶着フィルムを介して接合されて固定されている。
また、図3〜図5に示すように、各圧電アクチュエーター40の長手方向一端部の圧力発生室21の周壁に相対向する領域には、圧電アクチュエーター40に導通する端子部として、個別端子部46と共通端子部47とが設けられている。個別端子部46は、圧電アクチュエーター40毎に設けられて圧電アクチュエーター40の上電極膜45に導通する。また、共通端子部47は、圧電アクチュエーター40の並設方向両端部側に引き出されて下電極膜43に導通する。本実施形態では、並設された圧電アクチュエーター40の列と列の間に並設された個別端子部46の列を2列設け、個別端子部46が並設された両側にそれぞれ共通端子部47を設けるようにした。また、共通端子部47は、2列の圧電アクチュエーター40の下電極膜43に共通して設けられている。すなわち、2列の圧電アクチュエーター40の下電極膜43は、圧電アクチュエーター40の並設方向両端部側で連続しており、この連続した領域に共通端子部47が設けられている。
ここで、下電極膜43に導通する共通端子部47は、上電極膜45に導通する個別端子部46に比べて広い面積を有する。これは、本実施形態では、下電極膜43が複数の圧電アクチュエーター40に共通する共通電極として設けられているため、複数の圧電アクチュエーター40を駆動する大きな電流をこの共通電極である下電極膜43に印加した際に、接続部分での電気抵抗値を下げて、印加する電流の低下を抑制するためである。
なお、このような個別端子部46及び共通端子部47は、例えば、銀(Ag)等の導電性の高い金属材料を用いて、例えば、スクリーン印刷によって形成することができる。
そして、圧電アクチュエーター40の各上電極膜45及び下電極膜43に導通する個別端子部46及び共通端子部47には、配線基板50に設けられた配線層51が電気的に接続されている。各圧電アクチュエーター40には、この配線基板50を介して図示しない駆動回路からの駆動信号が供給される。なお、駆動回路は特に図示していないが、配線基板50上に実装されていても、また、配線基板50以外に実装されていてもよい。
配線基板50は、2列の圧電アクチュエーター40に亘って1つ設けられた、例えば、フレキシブルプリンティングサーキット(FPC)や、テープキャリアパッケージ(TCP)などからなる。詳しくは、配線基板50は、例えば、ポリイミド等のベースフィルム52の表面に銅薄をベースとして錫メッキ等を施した所定パターンの配線層51を形成し、配線層51の個別端子部46及び共通端子部47と接続される接続端子部以外の領域をレジスト等の絶縁材料53で覆ったものである。
また、配線基板50には、並設された圧電アクチュエーター40の列と列の間に対向する領域に貫通孔54が設けられており、配線層51は、貫通孔54側の端部で個別端子部46と接続されている。なお、配線基板50の貫通孔54は、貫通孔54が設けられていないベースフィルム52の表面に、一方の列の圧電アクチュエーター40に接続される配線層51と、他方の列の圧電アクチュエーター40に接続される配線層51とが連続するように形成後、2列の圧電アクチュエーター40に接続される導通された配線層51を切断することで形成される。また、本実施形態では、図2(a)に示すように、貫通孔54は、個別端子部46に接続される配線層51の領域のみに形成され、共通端子部47に接続される配線層51側には設けられていない。このため、2列の圧電アクチュエーター40の列の下電極膜43に共通する共通端子部47には、貫通孔54によって切断されていない連続した配線層51が接続されている。
ここで、配線層51は、上電極膜45に導通する個別端子部46に接続される個別用配線層56と、下電極膜43に導通する共通端子部47に接続される共通用配線層57とを有する。そして、個別用配線層56の先端部が各個別端子部46に接続される個別用接続端子部56aとなっている。また、共通用配線層57の共通端子部47に相対向する領域が、共通端子部47に接続される共通用接続端子部57aとなっている。
共通用配線層57の共通用接続端子部57aは、下電極膜43に導通する共通端子部47の面積と略同じ面積で設けられている。また、共通用接続端子部57aには、複数のスリット58が並設されている。スリット58は、共通端子部47の幅(圧電アクチュエーター40の並設方向と直交する方向の幅)よりも広い長さで、共通用配線層57を厚さ方向に貫通して設けられている。また、スリット58は、共通端子部47の幅(圧電アクチュエーター40の並設方向の幅)よりも狭い幅で、個別端子部46の並設方向に複数設けることで、1つの共通端子部47に対して複数個が相対向して設けられている。
そして、配線基板50の配線層51(個別用配線層56の個別用接続端子部56a、共通用配線層57の共通用接続端子部57aと圧電アクチュエーター40に導通する個別端子部46及び共通端子部47とは電気的に接続されている。ここで、配線層51と個別端子部46及び共通端子部47との接続は、例えば、異方性導電膜(ACF)や異方性導電ペースト(ACP)等の異方性導電材を用いることができる。なお、異方性導電材としては、例えば、エポキシ系樹脂と、樹脂ボールにニッケルメッキを施したものなど、従来周知のものを用いることができる。本実施形態では、個別端子部46及び共通端子部47と配線基板50の配線層51とは、異方性導電接着剤からなる接着層55を介して機械的及び電気的に接続するようにした。なお、接着層55は、並設された複数の個別端子部46及び共通端子部47に亘って設けられており、個別端子部46及び共通端子部47と配線層51との間に設けられた接着層55によって個別端子部46及び共通端子部47と配線層51とを電気的に接続すると共に、隣り合う個別端子部46の間や個別端子部46と共通端子部47との間などに設けられた接着層55によって流路形成基板22と配線基板50とを機械的に接続している。
ここで、図4に示すように、下電極膜43に導通する共通端子部47は、配線層51が接続される表面は平坦ではなく、周縁部に表面から突出した凸部47aが設けられている。この凸部47aは、共通端子部47をスクリーン印刷によって形成する際に形成されるものである。具体的には、スクリーン印刷では、スクリーン版によって個別端子部46や共通端子部47のパターンを形成するが、印刷後にスクリーン版を取り外した際に、スクリーン版のパターンの開口縁部によってインクが持ち上げられて凸部47aが形成されてしまう。この凸部47aが存在すると、図5に示すように、共通用配線層57にスリット58を設けていない共通用接続端子部57bを用いた場合、共通端子部47の凸部47aに囲まれた平坦な領域(中央部)において異方性導電材に含まれる導電粒子を完全に潰すことができず、導電粒子によって共通端子部47と共通用配線層57とを接続する領域が凸部47aの近辺のみとなり接続面積が減少してしまう。
これに対して、本実施形態では、共通用配線層57にスリット58を設けた共通用接続端子部57aを用いることで、図4に示すように、配線基板50が共通端子部47の表面の凹凸に沿って変形し、スリット58によって分割された共通用配線層57が共通端子部47の表面に沿って配置される。このため、スリット58によって分割された複数の共通用配線層57と共通端子部47の表面との間のギャップを略均一化することができ、共通用配線層57と共通端子部47との間で導電粒子を完全に潰すことができ、接続面積を増大させることができる。これにより、共通端子部47と共通用配線層57(配線層51)との接続部分において、電気抵抗値を低下させることができる。したがって、共通端子部47と共通用配線層57(配線層51)との接続部分の電気抵抗値を低くすることで、複数の圧電アクチュエーター40を同時に駆動した際に印加される電流が低下して駆動不良が発生することを抑制することができると共に、接続部分での発熱により配線層51が共通端子部47から剥離するなどの破壊が発生するのを抑制することができる。
さらに、本実施形態では、共通用配線層57の共通用接続端子部57aにスリット58を設けることで、共通端子部47と接続する導電粒子の数を増大することができるため、共通用配線層57の共通用接続端子部57aや共通端子部47の実際の面積を増大させる必要がない。このため、インクジェット式記録ヘッド10を小型化することができる。
ちなみに、図5に示すようにスリット58を設けていない共通用配線層57(共通用接続端子部57b)を用いた場合、共通端子部47と共通用配線層57との間が30〜100粒程度の導電粒によって導通され、接続部分の電気抵抗値は0.1Ω以下となっていた。これに対して、図4に示すようにスリット58を設けた共通用配線層57(共通用接続端子部57a)を用いた場合、共通端子部47と共通用配線層57との間が100粒以上の導電粒子によって導通されて0.02Ω以下の電気抵抗値となり、電気抵抗値を下げることができた。
なお、個別端子部46と個別用配線層56との接続では、個別端子部46は、各圧電アクチュエーター40の個別電極である上電極膜45と導通しているため、広い接続面積は必要ないが、上述した共通用配線層57の共通用接続端子部57aと同様に、個別用接続端子部56aにも複数のスリットを設けて、電気抵抗値を下げるようにしてもよい。
このような構成のインクジェット式記録ヘッド10では、インクカートリッジ(貯留手段)からインク導入口38を介してマニホールド32内にインクを取り込み、マニホールド32からノズル開口34に至るまでの液体流路内をインクで満たした後、図示しない駆動回路からの記録信号を配線基板50を介して圧電アクチュエーター40に供給することで、各圧力発生室21に対応する各圧電アクチュエーター40に電圧を印加して圧電アクチュエーター40と共に振動板23をたわみ変形させることにより、各圧力発生室21内の圧力が高まり各ノズル開口34からインク滴が噴射される。
(他の実施形態)
以上、本発明の一実施形態を説明したが、本発明の基本的構成は上述したものに限定されるものではない。例えば、上述した実施形態1では、2列の圧電アクチュエーター40の列に共通する下電極膜43を設け、2箇所に共通端子部47を設けて、配線基板50の配線層51(共通用配線層57)と2箇所で接続するようにしたが、共通端子部47の数や配線基板50の配線層51との接続数は、1箇所であっても3箇所以上であってもよい。もちろん、2列の圧電アクチュエーター40の列のそれぞれに独立する下電極膜43を設けるようにしてもよい。
また、上述した実施形態1では、厚膜型の圧電アクチュエーター40を用いたアクチュエーター装置を例示したが、特にこれに限定されず、例えば、下電極、圧電体層及び上電極を成膜及びリソグラフィー法により順次積層する薄膜型の圧電アクチュエーターや、圧電材料と電極形成材料とを交互に積層させて軸方向に伸縮させる縦振動型の圧電アクチュエーターなどを使用することができる。
また、これら実施形態のインクジェット式記録ヘッドは、インクカートリッジ等と連通するインク流路を具備する記録ヘッドユニットの一部を構成して、インクジェット式記録装置に搭載される。図6は、そのインクジェット式記録装置の一例を示す概略図である。
図6に示すように、インクジェット式記録ヘッド10を有する記録ヘッドユニット1A及び1Bは、インク供給手段を構成するカートリッジ2A及び2Bが着脱可能に設けられ、この記録ヘッドユニット1A及び1Bを搭載したキャリッジ3は、装置本体4に取り付けられたキャリッジ軸5に軸方向移動自在に設けられている。この記録ヘッドユニット1A及び1Bは、例えば、それぞれブラックインク組成物及びカラーインク組成物を吐出するものとしている。
そして、駆動モーター6の駆動力が図示しない複数の歯車およびタイミングベルト7を介してキャリッジ3に伝達されることで、記録ヘッドユニット1A及び1Bを搭載したキャリッジ3はキャリッジ軸5に沿って移動される。一方、装置本体4にはキャリッジ軸5に沿ってプラテン8が設けられており、図示しない給紙ローラーなどにより給紙された紙等の記録媒体である記録シートSがプラテン8に巻き掛けられて搬送されるようになっている。
なお、上述したインクジェット式記録装置Iでは、インクジェット式記録ヘッド10(ヘッドユニット1A、1B)がキャリッジ3に搭載されて主走査方向に移動するものを例示したが、特にこれに限定されず、例えば、インクジェット式記録ヘッド10が固定されて、紙等の記録シートSを副走査方向に移動させるだけで印刷を行う、所謂ライン式記録装置にも本発明を適用することができる。
また、上述した実施形態1においては、液体噴射ヘッドの一例としてインクジェット式記録ヘッド10を、また液体噴射装置の一例としてインクジェット式記録装置Iを挙げて説明したが、本発明は、広く液体噴射ヘッド及び液体噴射装置全般を対象としたものであり、インク以外の液体を噴射する液体噴射ヘッドや液体噴射装置にも勿論適用することができる。その他の液体噴射ヘッドとしては、例えば、プリンター等の画像記録装置に用いられる各種の記録ヘッド、液晶ディスプレイ等のカラーフィルターの製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレイ、FED(電界放出ディスプレイ)等の電極形成に用いられる電極材料噴射ヘッド、バイオchip製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド等が挙げられ、かかる液体噴射ヘッドを備えた液体噴射装置にも適用できる。
I インクジェット式記録装置(液体噴射装置)、 10 インクジェット式記録ヘッド(液体噴射装置)、 20 アクチュエーターユニット、 21 圧力発生室、 22 流路形成基板、 23 振動板、 24 圧力発生室底板、 30 流路ユニット、 31 インク供給口形成基板、 32 マニホールド、 33 マニホールド形成基板、 34 ノズル開口、 35 ノズルプレート、 40 圧電アクチュエーター(圧力発生手段)、 43 下電極膜(共通電極)、 44 圧電体層、 45 上電極膜(個別電極)、 46 個別端子部、 47 共通端子部、 47a 凸部、 50 配線基板、 51 配線層、 52 ベースフィルム、 53 絶縁材料、 54 貫通孔、 55 接着層、 56 個別用配線層、 56a 個別用接続端子部、 57 共通用配線層、 57a 共通用接続端子部、 58 スリット

Claims (4)

  1. 液体を噴射するノズル開口に連通する圧力発生室と、
    該圧力発生室に圧力変化を生じさせる圧力発生手段と、
    複数の前記圧力発生手段の各個別電極に接続されると共に複数の前記圧力発生手段に共通する共通電極の端子部に接続される配線層を有し、外部からの制御信号を伝える可撓性を有する配線基板と、を具備し、
    前記配線基板の配線層が、前記圧力発生手段の前記共通電極の前記端子部と接続される領域においてスリットを有し、且つ前記配線基板の前記配線層と前記圧力発生手段の前記端子部とが異方性導電材を介して接続されていることを特徴とする液体噴射ヘッド。
  2. 前記圧力発生手段が、前記圧力発生室が形成された流路形成基板上に設けられて、上電極、圧電体層及び下電極を有する圧電アクチュエーターからなることを特徴とする請求項1記載の液体噴射ヘッド。
  3. 前記共通電極の端子部が、周囲が中央部に対して突出して設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の液体噴射ヘッド。
  4. 請求項1〜3の何れか一項に記載の液体噴射ヘッドを具備することを特徴とする液体噴射装置。
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