JP2012079983A - 磁性素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】磁性素子における磁束の漏れを低減すること。
【解決手段】導電性を有する巻線30と、巻線30が巻回された状態で配置されるコア部材と、を有する磁性素子1Aであり、コア部材は、底壁11と、該底壁11の周側部に立設する複数の周壁12〜15と、を有する第1のコア部材10Aと、十字または略十字の板状の形態を有する第2のコア部材20Aと、を備え、第1のコア部材10Aの周壁12〜15には、第2のコア部材20Aにおける十字の端部が嵌まり込むための切欠部19が形成されていることを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、磁性素子に関する。
磁性素子の中には、2以上のコアを組み合わせるものが存在するが、そのようなものとて、たとえば特許文献1に示すものが存在する。特許文献1には、T字型コアの鍔の平坦部に蓋付きリングコアを載置させた磁性素子が開示されている。
特開平10−12457号公報(発明の詳細な説明)
特許文献1に開示されている磁性素子では、T字型コアの上にふた付きリングコアが載置されるため、該T字型コアと表面実装用端子が介在する等によって、ふた付きリングコアとの間に隙間が生じ、該隙間から横方向に向かって磁束が漏れる虞がある。また、ピン端子部に対応させて、ふた付きリングコアには切欠が設けられていて、この切欠から磁束が漏れる虞もある。それにより、磁性素子のインダクタンス値が低下すると共に、同じ実装基板に搭載されている他の電子部品に電磁障害を与えるおそれがある。
本発明は、かかる問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、磁束の漏れの低減を図れ、磁路の実効断面積を確保することが可能な磁性素子を提供しようとするものである。
上記課題を解決するために、本発明の一側面は、導電性を有する巻線と、巻線が巻回された状態で配置されるコア部材と、を有する磁性素子において、コア部材は、底壁と、該底壁の周側部に立設する複数の周壁と、を有する第1のコア部材と、十字または略十字の板状の形態を有する第2のコア部材と、を備え、第1のコア部材の周壁には、第2のコア部材における十字の端部が嵌まり込むための切欠部が形成されているものである。
また、第1のコア部材を構成する底壁の中心部もしくは第2のコア部材における十字の中心部に、柱状の形態を有する第3のコア部材を一体的に設けることが好ましい。
また、第1のコア部材を構成する周壁の端面と、第2のコア部材において第1のコア部材と対向する側と反対側に形成される下側面とを、面一もしくは略面一に形成することが好ましい。
また、巻線が巻回されるボビンを有し、該ボビンは、第1のコア部材の底壁と対向するように設けられる上鍔部と、第2のコア部材と対向するように設けられる下鍔部とを備え、下鍔部における第2のコア部材との対向面に該第2のコア部材が嵌まり込むための溝部を形成することが好ましい。
また、下鍔部は角部を有しており、該角部に巻線を外側に引き出すための切り欠きを設けることが好ましい。
本発明によると、磁性素子において磁束の漏れを低減することが可能となる。
本発明の第1実施の形態に係る磁性素子を前方かつ右斜め上方から見た斜視図である。 本発明の第1実施の形態に係る磁性素子を後方かつ右斜め下方から見た斜視図である。 本発明の第1の実施の形態に係る磁性素子の分解斜視図である。 本発明の第1の実施の形態に係る磁性素子の正面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る磁性素子の背面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る磁性素子の左側面図である 本発明の第1の実施の形態に係る磁性素子の右側面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る磁性素子の平面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る磁性素子の底面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る磁性素子の側断面図である。 図1中のポットコアを後方かつ右斜め下方から見た斜視図である。 図3中の巻線が巻回されたボビンを前方かつ右斜め上方から見た斜視図である。 図3中の巻線が巻回されたボビンを後方かつ右斜め上方から見た斜視図である。 図3中の巻線が巻回されたボビンの底面図である。 図3中のボビンにおける巻線からの空間距離を説明するための図であり、上段は本発明の構成を示す図であり、下段は筒状部を四角形の筒形状とした場合を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る磁性素子の分解斜視図である。 本発明の第2の実施の形態に係る磁性素子の側断面図である。 図16中のポットコアを後方かつ右斜め下方から見た斜視図である。
(第1の実施の形態)
以下、本発明の第1の実施の形態に係る磁性素子1Aについて、図面を参照しながら説明する。また、以下の説明(各実施の形態に共通)において、図1〜図14および図15〜図18に示す矢示X方向を「前」、矢示X方向を「後(後ろ)」、X方向とX方向の両方向に対し水平方向で直交する方向となる矢示Y方向を「左」、矢示Y方向を「右」、XY平面と直交する矢示Z方向を「上」および矢示Z方向を「下」とそれぞれ規定する。
磁性素子1Aは、たとえば、面実装タイプのインダクタであり、図3に示すように、ポットコア10Aと、十字型コア20Aと、巻線30と、巻線30が巻回されるボビン40と、を有している。
図1、図3および図11に示すように、ポットコア10Aは、四角形の平板状を呈する底壁11と、底壁11の前後および左右にそれぞれ立設される前周壁12、後周壁13および左周壁14、右周壁15と、を有している。すなわち、ポットコア10Aは、下側に向かって開口する開口空間部16を備えた箱型形状を呈している。なお、ポットコア10Aの角部のうち、前周壁12と左周壁14との間の角部(以下、この角部を角部17とする)の外周側は、底面側から見た場合に前周壁12と左周壁14とに対して、略45度をなすように傾斜しているが、それ以外の角部は曲面状を呈している。
また、各周壁12〜15の下端面(以下、それぞれの周壁12〜15の下端面を統一的に下端面18とする)には、上方に向かって略台形状に切り欠かれた切欠部(以下、それぞれの周壁12〜15の切欠部を統一的に切欠部19とする)がそれぞれ形成されている。切欠部19は、各周壁12〜15における長手方向略中央部に形成されている。また、切欠部19の底面は、平坦状に設けられている(以下、かかる底面を平坦部19aとする)。本実施の形態では、周壁12〜15の厚さ寸法は1.5mmよりも小さな寸法で形成している。
ポットコア10Aは、たとえば、Ni−Zn系のフェライト等の磁性材を材料としている。ただし、ポットコア10Aの材料として、たとえば、パーマロイ、センダスト、鉄またはカルボニル等の磁性材を用いても良い。
図3に示すように、十字型コア20Aは、第2のコア部材である板状部21と、第3のコア部材である柱状部22とを有している。図2および図3に示すように、板状部22は、略十字状の平板となっている。すなわち、板状部22は、前後左右方向に向かって延出する4つの延出部21aを有する。この板状部22は、延出部21aが切欠部19に嵌まり込むような形態でポットコア10Aの下側に配置される。また、切欠部19と対応するように、左右方向に延出する延出部21aは前後方向に延出する延出部21aよりも幅広に形成されている。また、各延出部21aの付け根部分は、その側面において滑らかな曲面状を呈している。なお、付け根部分を平面状に形成しても良い。
図3および図10に示すように、柱状部22は、略円柱状の形態を有している。この柱状部22は、板状部21の中央から上方に向かって突出するように形成されている。すなわち、板状部21と柱状部22とは一体的に形成されている。上述したように、十字型コア20Aは、延出部21aが切欠部19に嵌まり込むような形態でポットコア10Aの下側に配置される。この状態では、図10に示すように、各延出部21aは各切欠部19の平坦部19aに当接するとともに、柱状部22の上端面22aは底壁11の下側面11aに当接する。このため、十字型コア20Aは、XY平面において周方向に沿ってガタツクことなく、かつ上下方向においてもポットコア10Aに対して隙間ない状態で位置決めされる。また、この状態では、周壁12〜15の下端面と板状部21の下側面21bとは略面一になっている。本実施の形態では、板状部21の厚さ寸法は1.5mmより小さな寸法で形成している。
十字型コア20Aは、たとえば、Ni−Zn系のフェライト等の磁性材磁性材を材料としている。ただし、十字型コア20Aの材料として、例えば、パーマロイ、センダスト、鉄またはカルボニル等の磁性材を用いても良い。
巻線30は、ボビン40に巻回される。巻線30は、エナメル等の絶縁皮膜で覆われた導電性を有する線材である。この巻線30の材料としては、銅のような導電性に優れた金属が好ましいが、ステンレス、鉄またはアルミニウム等の金属としても良い。また、巻線30の端末31a,31bは、後述する端子49,53にそれぞれ接続される。
図12は、図3中の巻線30が巻回されたボビン40を前方かつ右斜め上方から見た斜視図である。図13は、図3中の巻線30が巻回されたボビン40を後方かつ右斜め上方から見た斜視図である。図14は、図3中の巻線30が巻回されたボビン40の底面図である。
図12から図14に示すように、ボビン40は、XY平面によって切断した断面が円筒状となる筒状部41と、当該筒状部41の上端に設けられる上鍔部42と、筒状部41の下端に設けられる下鍔部43と、上鍔部42と下鍔部43との間に形成される巻枠部44を上下方向に分割する仕切り板45と、を有する。ボビン40は樹脂により形成されている。
筒状部41は、中央に中空状の空芯部41aを有する円筒状部材である(図10等参照)。筒状部41における上下の両端部には、筒状部41の外周面36の全面から周方向外方に向かって突出する上鍔部42および下鍔部43が設けられている。上鍔部42および下鍔部43の外形は上下方向から見て同形状となる略正方形の形状を呈している。一方、下鍔部43は、上鍔部42よりも大きな厚さ寸法を有している。上鍔部42の4つの角部の外周部は滑らかな曲面状に形成されている。また、下鍔部43の4つの角部のうち3つの角部も同様に滑らかな曲面状に形成されているが、1つの角部には後述する配線溝43Sが設けられている(以下、配線溝43Sが設けられている角部を角部43aとする)。
また、筒状部41の上下方向中央における外周面からは、上鍔部42と略同形状の仕切り板45が外周側に向かって突出している。この仕切り板45により、筒状部41の外側部分に形成される巻枠部44が上下の2つの領域に分割されている。すなわち、仕切り板45により、上側の上巻枠部44Aと下側の下巻枠部44Bとが形成される。また、仕切り板45の外形は、上下方向から見て上鍔部42および下鍔部43の外形と同形状となる略正方形の形状を呈している。さらに、仕切り板45の4つの角部のうち3つの角部は滑らかな曲面状に形成されているが、1つの角部には後述する配線溝45Sが設けられている(以下、配線溝45Sが設けられている角部を角部45aとする)。
また、図14に示すように、下鍔部43の下側には、十字型コア20Aを構成する板状部21の上端側の一部を嵌め込み可能とするような略十字状の溝部である凹嵌部46が上方側に向かって窪むように形成されている。この凹嵌部46は、板状部21と対応するような形状に形成されている。すなわち、凹嵌部46は下鍔部43の下面のうち四隅を除いた部分を上方に向けて窪ませた部分となっている。なお、以下の説明においては、下鍔部43の下面側のうち凹嵌部46を除いた四隅部分を、下方突出部47とする。上述の凹嵌部46は、十字型コア20の板状部21に対応した凹形状に設けられている。
さらに、図12および図14に示すように、下鍔部43には、配線溝43Sに対して下鍔部43の対角線からわずかにずれる位置(角部からずれた直線状の縁部側)には、配線溝43Tが設けられている。同じく、仕切り板45には、配線溝45Sに対して仕切り板45の対角線からわずかにずれる位置(角部からずれた直線状の縁部側)には、配線溝45Tが設けられている(図12参照)。これら配線溝43Sおよび配線溝45Tは、Z軸方向に沿って連通するように形成されている。
また、図13および図14に示すように、下鍔部43の角部43aには、ボビン40の径方向の中心に向かうように外側から切り欠かれた配線溝43Sが形成されている。また、仕切り板45の角部45aにも、ボビン40の径方向の中心に向かうように外側から切り欠かれた配線溝45Sが形成されている(図13参照)。これら配線溝43Sおよび配線溝45Sは、Z軸方向に沿って連通するように形成されている。
下鍔部43に形成される4つの下方突出部47には、それらの下側面から上方に向かって端子孔48が合計4つ設けられている。そして、各端子孔48にはピン形状をした端子49の一方が差し込まれている。当該端子49が端子孔48に差し込まれた状態では、下方側に向かって合計4つの端子49が突出している。
巻線30は、ボビン40において、下巻枠部44Bに巻回された後、上巻枠部44Aに巻回される。具体的には、まず、巻線30の一端31aが、左前方の下方突出部47に差し込まれた端子49に、半田50を用いて絡げられる(図14参照)。端子49に絡げられた巻線30はテーパ状に形成されたテーパ部57を介して配線溝43Tに引き出される。その後、巻線30は、該配線溝43Tを通過して下巻枠部44Bに巻回される(図12参照)。また、下巻枠部44Bに巻回された巻線30は配線溝43Tに引き出され、その後、該配線溝43Tを通過して上巻枠部44Aに巻回される(図12参照)。上巻枠部44Aおよび下巻枠部44Bに巻回された巻線30の端末31bは、仕切り板45に形成される配線溝45Sに引き出され、該配線溝45Sおよび下鍔部43に形成される配線溝43Sを通過して、下鍔部43の下側に導かれる(図13参照)。下鍔部43の下側に導かれた巻線30の端末31bは、右後方の下方突出部47に設けられる端子49に、半田51を用いて絡げられる。以上のようにして、巻線30はボビン40に巻回される。すなわち、左前方の下方突出部47に設けられる端子49が巻き始め部となり、右後方の下方突出部47に設けられる端子49が巻き終わり部となる。
磁性素子1Aは、巻線30が巻回されたボビン40と十字型コア20Aを組み合わせ、該組み合わされた巻線付きボビン40および十字型コア20Aをポットコア10Aの開口空間部16に配置させることにより組み立てられる。具体的には、まず、巻線30が巻回されたボビン40の空芯部41aに、十字型コア20Aの柱状部22が挿入される。すなわち、柱状部22は、巻線付きボビン9の下側から空芯部41aの内部に挿入される。このように空芯部41aに柱状部22が挿入された状態では、板状部21の上方側の一部は凹嵌部46に嵌まり込む。このため、十字型コア20Aはボビン40に対して位置決めされる。次に、十字型コア20Aと一体となったボビン40がポットコア10Aの開口空間部16の内部に配置される。この状態では、各延出部21aの端部は各凹嵌部46に嵌まり込む。このように、各延出部21aの端部が各凹嵌部46に嵌まり込むことにより、十字型コア20Aおよびボビン40がポットコア10Aに対して位置決めされる。この際、柱状部22の上端面22aは底壁11の下側面11aに当接する(図10参照)。ただし、磁気特性を調整するために、柱状部22の上端面22aと、底壁11の下側面11aとの間に、ギャップ(隙間)を設けるようにしても良い。さらに、ギャップの代わりに、非磁性接着剤が上端面22aと下側面11aとの間に介在するようにしても良い。以上のような工程を経て、磁性素子1Aが組み立てられる。
以上のように構成された磁性素子1Aでは、十字型コア20Aを構成する板状部21の延出部21aが平坦部19aに当接するような形態で各切欠部19に嵌まり込む。このため、磁性素子1Aでは、この嵌め込み部分以外の側面からは磁束の漏れは生じなくなる。したがって、磁性素子1Aにおける側面からの磁束漏れを低減できる。そのため、磁性素子1Aのインダクタンス値が低下するのを防ぐことができ、また同じ実装基板に搭載されている他の電子部品に電磁障害を与えるのを防ぐことが可能となる。また、
また、磁性素子1Aでは、延出部21aは各切欠部19に嵌め込まれる。このため、十字型コア20Aは、XY平面において周方向に沿ってガタツクことがなくなる。また、十字型コア20Aは、上下方向においてもポットコア10Aに対して当接している。したがって、切欠部19を設けることで、十字型コア20Aをポットコア10Aに対して確実に位置決めすることが可能となる。また、磁路の実効断面積を確保することも可能となる。
また、磁性素子1Aでは、十字状に形成された板状部21が各切欠部19に嵌め込まれるような構成とされている。このため、十字型コア20Aとポットコア10との接触部分を、少なくとも4箇所において確保でき、両者が接触する領域を増加させることが可能となる。その結果、磁性素子1Aにおいて多くの磁路を形成することが可能となる。
また、磁性素子1Aでは、周壁12〜15の下端面18と板状部21の下側面21bとは面一に形成されている。このため、磁性素子1Aを安定した状態で基板に実装することが可能となる。
また、磁性素子1Aでは、十字型コア20Aには柱状部22が設けられている。このため、柱状部22を底壁11の下側面11aに当接させることにより、十字型コア20Aをポットコア10Aに対して位置決めすることが可能となる。また、柱状部22を設けることにより、磁性素子1Aにおいてより多くの磁路を形成することが可能となる。
また、ボビン40には、略正方形の形状の仕切り板45および下鍔部43が設けられている。そして、該仕切り板45の角部45aおよび下鍔部43の角部43aには、配線溝45Tおよび配線溝43Tが設けられている。このため、巻線30の巻き終わりとなる端末31bを配線溝45T,43Tに接触させて端子49に導くことが可能となる。このように、端末31bを配線溝45T,43に接触させることにより、端末31bとボビン40に巻回されている巻線30との間にある程度の空間距離を確保できる。したがって、巻線30同士が接触することを防止でき、高耐圧に対応した磁性素子1Aを提供することが可能となる。また、空間距離を確保できるため磁性素子1Aがショートするのを防止できる。さらに、空間距離の確保により、巻線30の外周側に絶縁材としてのテープを巻回する必要がなくなり、コストの削減を図ることが可能となる。
また、本実施の形態では、ボビン40は、断面円筒状の筒状部41の外周側に正方形の形状を呈する仕切り板45および下鍔部43が設けられている。図15に示すように、円筒状の筒状部41においては、巻枠部44のギリギリ(最外周)まで巻線30を巻回したとしても、配線溝45S又は配線溝43Sとの間には、所定の隙間が存在する状態となる。一方、図示はしないものの、四角筒状の筒状部に巻線30を巻回した場合には、配線溝45S又は配線溝43Sとの間には、ほとんど隙間が残存しないか、または所定のマージンを残すように巻線30を巻回しても、そのマージンは小さなものとなる。したがって、円筒形状を有する筒状部41の外周に正方形状の仕切り板45および下鍔部43を設けることにより、巻線30の最外周と端末31bとの間に、より大きな空間距離を確保することが可能となる。
また、本実施の形態では、ボビン40の巻枠部44は、仕切り板45によって2分割されている。このため、磁性素子1Aはより高い電圧に対しても対応することが可能となる。
また、本実施の形態では、仕切り板45および下鍔部43に、配線溝45T,43Tおよび配線溝45S,43Sをそれぞれ設け、該配線溝45T,43Tおよび配線溝45S,43Sを用いて巻線30を配線している。このため、巻線30の寸法だけ省スペース化を図ることが可能となる。
(第2の実施の形態)
以下、本発明の第2の実施の形態に係る磁性素子1Bについて、図面を参照しながら説明する。なお、第2の実施の形態に係る磁性素子1Bにおいて、第1の実施の形態と共通する部分については、同一の符号を付すと共にその説明を省略または簡略化する。また、本実施の形態では、ポットコア10Bおよび十字型コア20Bの構成が第1の実施の形態と相違するため、ポットコア10Bおよび十字型コア20Bの構成について主に説明する。
図16および図17に示すように、磁性素子1Bは、ポットコア10Bと、十字型コア20Bと、巻線30と、巻線30が巻回されるボビン40と、から主に構成されている。
図18に示すように、ポットコア10Bは、上述の第1の実施の形態におけるポットコア10Aに対して、柱状部200を設けた構成となっている。柱状部200は、底壁11の中央から下方に向かって突出するように形成されている。柱状部200は、その下端面200aが切欠部19を構成する平坦部19aと同一平面となる位置まで突出している。しかしながら、磁気特性を調整するためには、下端面200aと十字型コア20の上面との間には、ギャップ(隙間)を設けるようにしても良い。さらに、ギャップの代わりに、非磁性接着剤が下側面200aと十字型コア20の上面との間に介在するようにしても良い。
図16に示すように、十字型コア20Bは、略十字状の平板として形成されている。すなわち、十字型コア20Bは、前後左右方向に向かって延出する延出部21aを有する。十字型コア20Bは、延出部21aが切欠部19に嵌まり込むような形態でポットコア10Bの下側に配置される。
十字型コア20Bがポットコア10Bの下側に配置された状態では、図17に示すように、各延出部21aは各切欠部19に嵌まり込むとともに、柱状部200の下端面200aは十字型コア20Bの上面に当接する。このため、十字型コア20Bは、XY平面において周方向に沿ってガタツクことなく、かつ上下方向においてもポットコア10Bに対して隙間ない状態で位置決めされる。また、この状態では、周壁12〜15の下端面18と十字型コア20Bの上面とは面一になっている。
磁性素子1Bは、巻線30を有するボビン40におけるボビン40の空芯部41aにポットコア10Bの柱状部200を挿入させ、さらに、ポットコア10Bの裏側に十字型コア20Bを配置することにより組み立てられる。具体的には、まず、ボビン40の空芯部41aに柱状部200を挿入させながら、ポットコア10Bを巻線30を有するボビン40の開口空間部16内に配置させる。次に、ボビン40がポットコア10Bの内部に配置された状態で、それらの下側に十字型コア20Bを配置させる。十字型コア20Bは、各延出部21aの端部が各切欠部19に嵌まり込むようにポットコア10Bの下側に配置される。このように、十字型コア20Bがボビン40における下鍔部43の凹嵌部46に嵌まるとともに、各切欠部19に嵌まり込むことにより、十字型コア20Bは、ボビン40およびポットコア10Bに対して位置決めされる。この際、柱状部200の下端面200aは十字型コア20Bの上面に当接する(図17参照)。以上のような工程を経て、磁性素子1Bが組み立てられる。
以上のように構成された磁性素子1Bでは、十字型コア20Bの延出部21aがポットコア10Bの平坦部19aに当接するような形態で各切欠部19に嵌まり込む。このため、この嵌め込み部分以外の側面からは磁束の漏れは生じなくなる。したがって、磁性素子1Bにおける側面からの磁束漏れを低減できる。
また、磁性素子1Bでは、延出部21aは各切欠部19に嵌め込まれる。このため、十字型コア20Bは、XY平面において周方向に沿ってガタツクことがなく、上下方向においてもポットコア10Bに対して当接している。したがって、十字型コア20Bをポットコア10Bに対して確実に位置決めすることが可能となる。
また、磁性素子1Bでは、十字型コア20Bを十字形状とし、該十字型コア20Bの延出部部23は各切欠部19に嵌め込まれる。また、当該嵌め込み状態では柱状部200の上端面65aが十字型コア20Bの上面と当接する。このため、十字型コア20Bとポットコア10Bとは5箇所において接触し、両者の接触部分を十分確保することが可能となる。その結果、磁性素子1Bにおいて多くの磁路を形成することが可能となる。
また、磁性素子1Bでは、周壁12〜15の下端面18と十字型コア20Bの下側面21bとは面一に形成されている。このため、磁性素子1Bを安定した状態で基板に実装することが可能となる。
以上、本発明の各実施の形態について説明したが、本発明は上述の形態に限定されることなく、種々変形した形態にて実施可能である。
上述の各実施の形態では、ポットコア10A,10Bは、四角形の箱型形状に形成されているが、その形状は四角形に限定されるものではなく、三角形や五角形のような他の多角形の箱型形状としても良い。この場合、十字型コア20A,20Bの延出部21aの数を適宜対応するように形成することが望まれる。
また、上述の第1の実施の形態では、周壁12〜15の下端面18と板状部21の下側面21bとは面一にとなっているが、略面一としても良い。同様に、上述の第2の実施の形態では、周壁12〜15の下端面18と十字型コア20Bの下側面21bとは面一となっているが略面一としても良い。
また、上述の各実施の形態では、ボビン40には仕切り板45が1つ設けられているが、巻枠部44を複数の領域に分割するために、仕切り板45を複数設けるようにしても良い。
また、上述の各実施の形態では、配線溝43T,45Tは、下鍔部43および仕切り板45のそれぞれに1つずつ設けられているが、配線溝43T,45Tを下鍔部43および仕切り板45のそれぞれに複数設けるようにしても良い。
また、上述の各実施の形態では、配線溝43S,45Sは、下鍔部43および仕切り板45のそれぞれに1つずつ設けられているが、配線溝43S,45Sを下鍔部43および仕切り板45の四隅となる4箇所にそれぞれ設けても良いし、四隅のうちの2箇所または3箇所に設けるようにしても良い。
また、上述の各実施の形態では、ボビン40の下鍔部43の下側には凹嵌部46が設けられているが、凹嵌部46を設けないようにしても良い。
また、上述の各実施の形態では、配線溝43S,45Sは、それぞれ下鍔部43および仕切り板45を形成する際に切り欠く角度は約90度に限定されるものではなく、鋭角状に切り欠くようにしても良い。
1A,1B…磁性素子
10A,10B…ポットコア(第1のコア部材)
11…底壁
12〜15…周壁
18…下端面(端面)
19…切欠部
20A,20B…十字型コア
30…巻線
40…ボビン
43S,45S…配線溝
43T,45T…配線溝
200…柱状部(第3のコア部)

Claims (5)

  1. 導電性を有する巻線と、
    上記巻線が巻回された状態で配置されるコア部材と、
    を有する磁性素子において、
    上記コア部材は、
    底壁と、該底壁の周側部に立設する複数の周壁と、を有する第1のコア部材と、
    十字または略十字の板状の形態を有する第2のコア部材と、
    を備え、
    上記第1のコア部材の周壁には、上記第2のコア部材における十字の端部が嵌まり込むための切欠部が形成されていることを特徴とする磁性素子。
  2. 請求項1記載の磁性素子において、
    前記第1のコア部材を構成する底壁の中心部もしくは前記第2のコア部材における十字の中心部には、柱状の形態を有する第3のコア部材が一体的に設けられていることを特徴とする磁性素子。
  3. 請求項1または2記載の磁性素子において、
    前記第1のコア部材を構成する周壁の端面と、前記第2のコア部材において前記第1のコア部材と対向する側と反対側に形成される下側面とは、面一もしくは略面一に形成されることを特徴とする磁性素子。
  4. 請求項1から3のいずれか1項記載の磁性素子において、
    前記巻線が巻回されるボビンを有し、
    該ボビンは、前記第1のコア部材の底壁と対向するように設けられる上鍔部と、前記第2のコア部と対向するように設けられる下鍔部とを備え、
    上記下鍔部における前記第2のコア部材との対向面には該第2のコア部材が嵌まり込むための溝部が形成されていることを特徴とする磁性素子。
  5. 請求項4記載の磁性素子において、
    前記下鍔部は角部を有しており、該角部には巻線を外側に引き出すための切り欠きが設けられていることを特徴とする磁性素子。
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