JP2012074748A - 半導体発光素子 - Google Patents

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重哉 木村
Taisuke Sato
泰輔 佐藤
Toshihide Ito
俊秀 伊藤
Toshiyuki Oka
俊行 岡
Shinya Nunoue
真也 布上
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Abstract

【課題】電流密度分布の分散化を図り、発光分布の均質化を図ることができる半導体発光素子を提供する。
【解決手段】実施形態に係る半導体発光素子は、第1導電型の第1半導体層と、第2導電型の第2半導体層と、第1半導体層と第2半導体層との間に設けられた発光部と、を有する積層構造体と、積層構造体の第1半導体層の第1主面において、第2半導体層及び発光部が選択的に除去され、第1主面の側において第1半導体層が露出した面に設けられた第1電極と、第1主面の側において、第2半導体層の一部に設けられた第2電極と、を備える。第1電極は、パッド部と、パッド部から延出する延出部と、を有し、延出部の延出方向に対して直交する方向に沿った幅は、延出部における延出方向に沿った中央の位置よりパッド部側の位置から先端にかけて漸減する。第2電極におけるパッド部に最も近い端部の位置は、延出部における前記中央の位置よりもパッドから遠い。
【選択図】図8

Description

本発明は、半導体発光素子に関する。
窒化ガリウム(GaN)などの窒化物系III−V族化合物半導体は、ワイドバンドギャップというその特徴を活かし、高輝度の紫外〜青色・緑色を発光する発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)や、青紫色〜青色を発光するレーザダイオード(LD:Laser Diode)などに応用されている。
この半導体発光素子には、p側電極と、n側電極と、が設けられている。これらの電極の配置としては、p側電極とn側電極とが同じ側にある「フェイスアップ型」と、p側電極とn側電極とが互いに素子の表裏逆側にある「フリップチップ型」と、の2種類がある。
「フェイスアップ型」の半導体発光素子は、パッケージへの実装が容易である。しかしながら、素子内の電流密度分布が不均一になりやすい。また、これに伴い、発光分布も不均一になりやすい。
特許文献1では、最外径が700μm以上の素子において、n電極から最も離れたp電極の点までの距離が500μm以内にある、ことを特徴とするIII族窒化物系化合物半導体素子が記載されている。そして、電極に関して種々の形状が提案されている。
しかしながら、このような従来技術を用いても、発光分布を十分に均一化にするには改良の余地がある。
特開2001−345480号公報
本発明は、電流密度分布の分散化を図り、発光分布の均質化を図ることができる半導体発光素子を提供する。
実施形態に係る半導体発光素子は、第1導電型の第1半導体層と、第2導電型の第2半導体層と、第1半導体層と第2半導体層との間に設けられた発光部と、を有する積層構造体と、積層構造体の第1半導体層の第1主面において、第2半導体層及び発光部が選択的に除去され、第1主面の側において第1半導体層が露出した面に設けられた第1電極と、第1主面の側において、第2半導体層の一部に設けられた第2電極と、を備える。第1電極は、パッド部と、パッド部から延出する延出部と、を有し、延出部の延出方向に対して直交する方向に沿った幅は、延出部における延出方向に沿った中央の位置よりパッド部側の位置から先端にかけて漸減する。第2電極におけるパッド部に最も近い端部の位置は、延出部における前記中央の位置よりもパッドから遠い。
本発明によれば、電流密度分布の分散化を図り、発光分布の均質化を図ることができる半導体発光素子が提供される。
半導体発光素子を示す模式的平面図である。 図1のA−A’線矢視の模式的断面図である。 図1のB−B’線矢視の模式的断面図である。 比較例に係る半導体発光素子を示す模式的平面図である。 半導体発光素子の特性を示す図である。 半導体発光素子を示す模式的平面図である。 半導体発光素子を示す模式的平面図である。 半導体発光素子示す模式的平面図である。 半導体発光素子の特性を示す図である。 半導体発光素子を示す模式的平面図である。 半導体発光素子を示す模式的平面図である。 半導体発光素子を示す模式的平面図である。
以下、本発明の実施の形態を図に基づき説明する。
なお、図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、部分間の大きさの比係数などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。また、同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比係数が異なって表される場合もある。
また、本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態に係る半導体発光素子の構成を例示する模式的平面図である。
図2は、図1のA−A’線矢視の模式的断面図である。
図3は、図1のB−B’線矢視の模式的断面図である。
図2に表したように、本実施形態に係る半導体発光素子110は、第1導電型の第1半導体層10と、第2導電型の第2半導体層20と、第1半導体層10と第2半導体層20との間に設けられた発光部30と、を有する積層構造体70と、積層構造体70の第1半導体層10の側の第1主面70aの側において第1半導体層10が露出した面(第1コンタクト面10a)に設けられた第1電極40と、第1主面70aにおいて、第2半導体層20の一部に設けられた第2電極50と、を備える。
発光部30には、例えば、単一の量子井戸構造、または、多重量子井戸構造の活性層を用いることができる。また、第1半導体層10、第2半導体層20及び発光部30には、例えば窒化物系半導体を用いることができる。
ここで、第1導電型は例えばn形であり、第2導電型は例えばp形である。本実施の形態はこれに限らず、第1導電型がp形であり、第2導電型がn形でも良い。以下では、第1導電型がn形であり、第2導電型がp形である場合として説明する。
第1電極40は、積層構造体70の第1主面70aの側において、少なくとも第2半導体層20及び発光部30が選択的に除去され、第1主面70a側で第1半導体層10が露出する第1コンタクト面10aに設けられている。第2電極50は、第1主面70aの側において、第2半導体層20の一部に設けられている。
第1電極40は、第1パッド部41と、第1延出部42と、を有する。第1延出部42は、第1パッド部41から延出する。すなわち、第1パッド部41と第1延出部42とは互いに接続されている。
本具体例では、半導体発光素子110は、第1パッド部41の上に設けられたパッド電極45をさらに備える。すなわち、第1パッド部41は、例えばボンディングワイヤによる外部配線が接続されるパッド電極45と、第1半導体層10と、の間に配置されている。第1パッド部41は、例えば第1半導体層10の第1コンタクト面10aに接している。第1パッド部41の大きさは、例えばパッド電極45の平面視の大きさ以上の大きさである。
第1延出部42は、例えば、第1パッド部41から第1コンタクト面10aに沿って延出する。ここで、第1延出部42が第1パッド部41から延出する方向(延出方向42a)とは、第1コンタクト面10aに沿って、第1パッド部41を起点に第1延出部42が延びる方向のことをいう。例えば、第1延出部42が直線的に延びる場合は、延出方向42aは直線状の方向になる。また、第1延出部42が湾曲する部分を含む場合は、延出方向42aは、その湾曲する部分について曲線に沿った方向になる。
第1延出部42は、例えば第1半導体層10の第1コンタクト面10aに接している。第1延出部42は、第1パッド部41と一体に設けられていても、別体で設けられていてもよい。本実施の形態では、第1延出部42が、第1パッド部41と一体に設けられている例を説明する。
第2電極50は、第2パッド部51と第2延出部52と、を有する。第2パッド部51は、例えばボンディングワイヤによる外部配線が接続される部分である。第2延出部52は、第2パッド部51から第1主面70aの方向に沿って延出するよう設けられている。第2延出部52は、第2パッド部51と一体に設けられていても、別体で設けられていてもよい。本実施の形態では、第2延出部52が、第2パッド部51と一体に設けられているものとする。
図1に例示する第2電極50では、第2パッド部51から複数の第2延出部52が延出して設けられている。例えば、第2パッド部51から2本の第2延出部52が延出している。2本の第2延出部52は、第2パッド部51を起点として、互いに異なる方向(本具体例では反対の方向)に延び、途中で湾曲して素子の周縁に沿って延びている。第1電極40の第1延出部42は、この2本の第2延出部52に挟まれるように配置されている。
また、図1に例示する第2電極50では、第2電極50における第1電極40の第1パッド部41に最も近い端部50aの位置が、第1延出部42における延出方向42aに沿った中央の位置42cよりも、第1パッド部41に近くなっている。
このような本実施の形態に係る半導体発光素子110において、第1延出部42は、漸増部分421を含む。漸増部分421は、第1延出部42の幅42wが、第1パッド部41から先端dに向かうに従って漸増する部分である。ここで、第1延出部42の幅42wとは、第1コンタクト面10a上において、延出方向42aに対して直交する方向に沿った第1延出部42の長さのことをいう。
図1に例示するように、半導体発光素子110では、第1延出部42のほぼ全域にわたり漸増部分421が設けられている。なお、漸増部分421は、第1延出部42の一部に設けられていてもよい。図1に例示する第1延出部42では、漸増部分421の幅42wが、連続的に増加している。漸増部分421の幅42wは、連続的に増加しても、不連続的(段階的)に増加してもよい。
このような第1の実施の形態に係る半導体発光素子110では、第1電極40と第2電極50との間の電流密度分布が分散化され、発光分布の均質化が達成される。
以下、本実施の形態に係る半導体発光素子110の具体例について説明する。
図2及び図3に表したように、半導体発光素子110においては、例えばサファイヤからなる基板5の主面(例えばC面)に、例えばバッファ層6が設けられ、その上に、例えばアンドープのGaN層7と、n形GaNコンタクト層11と、が設けられる。n形GaNコンタクト層11は、第1半導体層10に含まれる。なお、GaN層7は、便宜的に第1半導体層10に含まれるものとしても良い。
n形GaNコンタクト層11の上には、多数積層体35が設けられている。多数積層体35においては、例えば、複数の第1層と、複数の第2層と、が交互に積層されている。多数積層体35は、例えば超格子構造を有する。
多数積層体35の上には、発光部30(活性層)が設けられている。発光部30は、例えば多重量子井戸(MQW:Multiple Quantum Well)構造を有する。すなわち、発光部30は、複数の障壁層及び複数の井戸層が、交互に繰り返し積層された構造を含んでいる。
発光部30の上には、p形AlGaN層21、p形の例えばMgドープGaN層22及びp形GaNコンタクト層23が、この順に設けられている。なお、p形AlGaN層21は、例えば電子オーバーフロー防止層の機能を有する。p形AlGaN層21、MgドープGaN層22及びp形GaNコンタクト層23は、第2半導体層20に含まれる。また、p形GaNコンタクト層23の上には、透明電極60が設けられている。
そして、第1半導体層10であるn形GaNコンタクト層11の一部、ならびに、その一部に対応する多数積層体35、発光部30及び第2半導体層20が除去されている。第1電極40は、n形GaNコンタクト層11が露出した第1コンタクト面10a上に設けられている。
第1電極40(第1パッド部41及び第1延出部42)には、例えばTi/Al/Ta/Ti/Ptの積層構造が用いられる。また、第1電極40の第1パッド部41には、パッド電極45が設けられる。パッド電極45には、例えばNi/Auの積層構造が用いられる。図1に例示するように、第1電極40は、漸増部分421を含む。
一方、透明電極60の上の一部には、第2電極50が設けられる。第2電極50は、第2パッド部51及び第2延出部52を含む。第2電極50(第2パッド部51及び第2延出部52)には、例えばNi/Auの積層構造が用いられる。
なお、第1電極40(第1パッド部41及び第1延出部42)、パッド電極45及び第2電極50(第2パッド部51及び第2延出部52)として用いられる上記材料は一例であり、本実施の形態はこれに限定されない。
このように、本実施形態に係る本具体例の半導体発光素子110は、発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)である。
本実施の形態に係る半導体発光素子110では、第1電極40に漸増部分421が設けられていることで、第1電極40と第2電極50との間の電流密度分布が分散化され、発光分布の均質化が達成される。
ここで、第1電極40及び第2電極50の具体例について説明する。
図1に例示したように、第1電極40は、第1パッド部41及び第1延出部42を含む。第1パッド部41は、例えば円形、矩形及び馬蹄形といった各種の形状を有することができる。なお、第1パッド部41が矩形の場合は、角が曲線状の形状とすることが望ましい。
第1パッド部41が円形ならば、パッド部41の大きさは、例えば直径50マイクロメートル(μm)以上、100μm以下程度とすることができる。パッド部41が矩形ならば、パッド部41の大きさは、例えば一辺50μm以上、100μm以下程度とすることができる。なお、第1電極40の厚さは、100ナノメートル(nm)以上、500nm以下程度とすることができ、望ましくは300nm程度である。
第1パッド部41の上には、ボンディングワイヤを接続するため、Ni/Auなどによるパッド電極45が形成されている。パッド電極45の大きさは、例えば第1電極40の第1パッド部41の大きさ以下である。
第1延出部42は、第1パッド部41から1本または複数本、細線状に延出して設けられている。第1延出部42は、第1パッド部41を起点として、例えば放射方向に伸びている。第1延出部42は、漸増部分421を含む。
ここで、第1パッド部41と第1延出部42との接合位置を接合部c、第1延出部42の先端位置を先端dとし、線分cd上の任意の点xにおける第1延出部42の幅42wを、42w(x)と定義している。
第1延出部42の幅42w(x)は、第1パッド部41の大きさ以下、すなわち100μm以下程度が望ましい。また、幅42w(x)は、抵抗値の観点から、約10μm以上が望ましい。
図1に例示したように、第2電極50の第2パッド部51から、2本の第2延出部52が第1電極40の第1パッド部41のある側に向かって伸びている場合、第2延出部52の先端eから第1パッド部41の接合部cまでの線分ecの距離が、第1延出部42の先端dから第2延出部52の先端eまでの線分edの距離よりも短い場合には、線分cd上で第1パッド部41に近い第1位置の点x1と、第1延出部42の先端dに近い第2位置の点x2に対して、42w(x1)<42w(x2)となるように第1延出部42の幅を変化させる。
このように第1延出部42の幅42w(x)を、延出方向42aに沿って変化させることにより、第1の実施の形態に係る半導体発光素子110では、第1電極40と第2電極50との間の電流密度分布が分散化され、発光分布の均質化が達成される。
(比較例)
図4は、比較例に係る半導体発光素子を例示する模式的平面図である。
同図では、半導体発光素子における第1電極及び第2電極の平面形状を模式的に示している。同図(a)は、第1比較例に係る半導体発光素子191a、同図(b)は、第2比較例に係る半導体発光素子191b、同図(c)は、第3比較例に係る半導体発光素子191cをそれぞれ示している。
図4(a)に表したように、第1比較例に係る半導体発光素子191aにおいて、第1電極40は、第1パッド部81と、第1パッド部81から延出する2本の第1延出部82と、を有している。また、第2電極50は、第2パッド部91と、第2パッド部91から延出する3本の第2延出部92と、を有している。第1電極40の第1延出部82と第2電極50の第2延出部92とは、互いに入れ子になるよう対向している。
この半導体発光素子191aにおいて、第1電極40の第1延出部82は、延出方向42aと直交する方向に沿った幅が一定である。
図4(b)に表したように、第2比較例に係る半導体発光素子191bにおいて、第1電極40は、第1パッド部81と、第1パッド部81から第2電極50に向かう方向に延出する1本の第1延出部82と、を有している。また、第2電極50は、第2パッド部91と、第2パッド部91から延出する2本の第2延出部92と、を有している。第2電極50の2本の第2延出部92は、互いに第2パッド部91を起点として反対方向へ延び、素子外周に沿って設けられている。
この半導体発光素子191bにおいて、第1電極40の第1延出部82は、第1パッド部81との付け根部分及び先端部分を除く中央部分において、延出方向42aと直交する方向に沿った幅が一定である。
また、第2電極50では、第2電極50における第1電極40の第1パッド部81に最も近い端部50aの位置が、第1電極40の第1延出部82における延出方向42aに沿った中央の位置42cよりも、第1電極40の第1パッド部81に近くなっている。
ここで、第1電極40の第1延出部82における、第1パッド部81との付け根部分及び先端部分には、R形状が設けられている。このR形状が設けられることで、この付け根部分及び先端部分は、第1電極40の第1延出部82における幅が変化する。しかし、この幅は、第1パッド部81から離れるほど狭くなっている。
図4(c)に表したように、第3比較例に係る半導体発光素子191cにおいて、第1電極40は、第1パッド部81と、第1パッド部81から延出する第1延出部82と、を有している。また、第2電極50は、2つの第2パッド部91と、この2つの第2パッド部91を繋ぎ、素子外周に沿って延出する第2延出部92と、を有している。
この半導体発光素子191cにおいて、第1電極40の第1延出部82は、第1パッド部81から延出し、途中で枝分かれしている。したがって、第1電極40の第1延出部82は、延出方向42aが途中から3方向に分けられている。枝分かれした各第1延出部82においては、それぞれの延出方向42aと直交する方向に沿った幅が一定である。
図5は、半導体発光素子の特性を例示する図である。
同図において(a)〜(d)は、半導体発光素子の平面視における発光分布のシミュレーション結果を例示している。同図(a)〜(d)において、ハッチングが濃いほど発光強度が大きいことを示している。
また、同図において(e)〜(h)は、半導体発光素子の平面視における電流分布のシミュレーション結果を例示している。同図(e)〜(h)において、電流の方向及び大きさを、それぞれ矢印の方向及び長さとして示している。
ここで、図5(a)及び(e)は、第1延出部42の漸増部分421における幅の広がり度合いが第1の度合いの半導体発光素子111、同図5(b)及び(f)は、第1延出部42の漸増部分421における幅の広がり度合いが第1の度合いよりも大きい第2の度合いの半導体発光素子112、図5(c)及び(g)は、第1延出部42の漸増部分421における幅の広がり度合いが第2の度合いよりも大きい第3の度合いの半導体発光素子113に、それぞれ対応する。半導体発光素子111、112及び113は、第1の実施の形態に係る半導体発光素子である。一方、図5(d)及び(h)は、第1電極40の第1延出部42における幅の変化が一定になっている第4比較例の半導体発光素子193に対応する。
図5(d)に表したように、第4比較例の半導体発光素子193においては、ハッチングの濃淡が激しい。すなわち、発光強度が面内で大きく変化している。これに対し、半導体発光素子111、112及び113においては、濃いハッチングの部分の面積が広く、発光強度が高く、発光分布は均一である。また、図5(a)〜(c)で表したように、漸増部分421の広がり度合いが大きくなるほど、発光分布が広くなることが分かる。
また、図5(h)に表したように、第4比較例の半導体発光素子193の電流分布は、著しく偏っている。すなわち、第1電極40の第1パッド部41に電流分布が偏っている。これに対し、図5(e)〜(g)に表したように、半導体発光素子111、112及び113においては、電流分布の偏りが抑制されている。また、図5(e)〜(g)に表したように、漸増部分421の広がり度合いが大きくなるほど、第1電極40の第1延出部42の広い範囲にわたり電流分布が分散する。
なお、第4比較例の半導体発光素子193の動作電圧を基準にしたとき、半導体発光素子111の動作電圧は0.988であり、半導体発光素子112の動作電圧は0.981であり、半導体発光素子113の動作電圧は0.981であった。
このように、第1の実施の形態に係る半導体発光素子110(111、112及び113)では、第1電極40の第1延出部42に漸増部分421が設けられていない半導体発光素子193に比べ、第1電極40及び第2電極50間での電流密度分布の分散化を図ることができる。これにより、半導体発光素子110(111、112及び123)では、発光分布の均質化が達成される。
図6及び図7は、第1の実施の形態に係る別の半導体発光素子の構成を例示する模式的平面図である。
図6及び図7では、第1電極40及び第2電極50の平面形状を例示している。
図6(a)〜(e)に例示した半導体発光素子111a〜111eにおいては、第1電極40の第1パッド部41から1本の第1延出部42が延出している。図7(a)〜(d)に例示した半導体発光素子112a〜112dにおいては、第1電極40の第1パッド部41から2本の第1延出部42が延出している。
図6及び図7に例示したいずれの半導体発光素子も、第2電極50における第1電極40の第1パッド部41に最も近い端部50aの位置が、第1延出部42における延出方向42aに沿った中央の位置42cよりも、第1パッド部41に近くなっている。したがって、漸増部分421は、第1延出部42の幅42wが、第1パッド部41から先端dに向かうに従って漸増する。
図6(a)に表したように、半導体発光素子111aでは、第1延出部42の途中に円形状の膨らみを有している。この膨らみのうち、第1パッド部41側の半分が漸増部分421になる。すなわち、漸増部分421は、延出方向42aと直交する方向に沿った長さ(幅)が、第1パッド部41から先端dに向かうに従って曲線的に広くなっている。
図6(b)に表したように、半導体発光素子111bでは、第1延出部42の途中及び先端d側にそれぞれ円形状の膨らみを有している。これらの膨らみのうち、それぞれ第1パッド部41側の半分が漸増部分421a及び421bになる。すなわち、漸増部分421a及び421bは、延出方向42aと直交する方向に沿った長さ(幅)が、第1パッド部41から先端dに向かうに従って曲線的に広くなっている。
図6(c)に表したように、半導体発光素子111cでは、第1延出部42の途中及び先端d側に矩形状の膨らみを有している。矩形状の膨らみは、第1延出部42の先端d側に向かうほど幅が段階的に広くなっている。すなわち、この矩形状の膨らみが、漸増部分421になる。漸増部分421は、延出方向42aと直交する方向に沿った長さ(幅)が、第1パッド部41から先端dに向かうに従って段階的に広くなっている。
図6(d)に表したように、半導体発光素子111dでは、第1延出部42の先端d側に楕円形状の膨らみを有している。この膨らみのうち、第1パッド部41側の半分が漸増部分421になる。すなわち、漸増部分421は、延出方向42aと直交する方向に沿った長さ(幅)が、第1パッド部41から先端dに向かうに従って曲線的に広くなっている。
図6(e)に表したように、半導体発光素子111eでは、第1延出部42の途中及び先端d側にそれぞれ楕円形状の膨らみを有している。これらの膨らみのうち、それぞれ第1パッド部41側の半分が漸増部分421a及び421bになる。すなわち、漸増部分421a及び421bは、延出方向42aと直交する方向に沿った長さ(幅)が、第1パッド部41から先端dに向かうに従って曲線的に広くなっている。
図7(a)に表したように、半導体発光素子112aでは、第1電極40の第1パッド部41から延出する2本の第1延出部42のそれぞれについて、漸増部分421が設けられている。漸増部分421は、延出方向42aと直交する方向に沿った長さ(幅)が、第1パッド部41から先端dに向かうに従って直線的に広くなっている。なお、漸増部分421は、幅が曲線的に広くなってもよい。
図7(b)に表したように、半導体発光素子112bでは、第1電極40の第1パッド部41から延出する2本の第1延出部42のそれぞれについて、途中及び先端d側に矩形状の膨らみがそれぞれ設けられている。矩形状の膨らみは、第1延出部42の先端d側に向かうほど幅が段階的に広くなっている。すなわち、この矩形状の膨らみが、漸増部分421になる。漸増部分421は、延出方向42aと直交する方向に沿った長さ(幅)が、第1パッド部41から先端dに向かうに従って段階的に広くなっている。
図7(c)に表したように、半導体発光素子112cでは、第1電極40の第1パッド部41から延出する2本の第1延出部42のそれぞれについて、第1延出部42の先端d側に円形状の膨らみがそれぞれ設けられている。この膨らみのうち、第1パッド部41側の半分が漸増部分421になる。すなわち、漸増部分421は、延出方向42aと直交する方向に沿った長さ(幅)が、第1パッド部41から先端dに向かうに従って広くなっている。なお、第1延出部42の膨らみは、楕円形状であってもよい。
図7(d)に表したように、半導体発光素子111dでは、第1電極40の第1パッド部41から延出する2本の第1延出部42のそれぞれについて、第1延出部42の途中及び先端d側にそれぞれ円形状の膨らみがそれぞれ設けられている。これらの膨らみのうち、それぞれ第1パッド部41側の半分が漸増部分421a及び421bになる。すなわち、漸増部分421a及び421bは、延出方向42aと直交する方向に沿った長さ(幅)が、第1パッド部41から先端dに向かうに従って広くなっている。なお、第1延出部42の膨らみは、楕円形状であってもよい。また、第1延出部42の膨らみは、3つ以上設けられていてもよい。
(第2の実施の形態)
図8は、第2の実施の形態に係る半導体発光素子の構成を例示する模式的平面図である。
図8に表したように、第2の実施の形態に係る半導体発光素子130において、第2電極50では、第2電極50における第1電極40の第1パッド部41に最も近い端部50aの位置が、第1延出部42における延出方向42aに沿った中央の位置42cよりも、第1パッド部41から遠くなっている。
すなわち、第2の実施の形態に係る半導体発光素子130では、第1の実施の形態に係る半導体発光素子110に対して、第2延出部52の端部50aの位置が相違する。
つまり、第1の実施の形態に係る半導体発光素子110では、第2電極50の端部50aの位置が、位置42cよりも、第1パッド部41に近くなっているのに対し、第2の実施の形態に係る半導体発光素子130では、第2電極50の端部50aの位置が、位置42cよりも、第1パッド部41から遠くなっている。
このような本実施の形態に係る半導体発光素子130において、第1延出部42は、漸減部分422を含む。漸減部分422は、第1延出部42の幅42wが、第1パッド部41から先端dに向かうに従って漸減する部分である。
図8に例示するように、半導体発光素子130では、第1延出部42のほぼ全域にわたり漸減部分422が設けられている。なお、漸減部分422は、第1延出部42の一部に設けられていてもよい。図8に例示する第1延出部42では、漸減部分422における幅42wが、連続的に減少している。なお、漸減部分422における幅42wは、連続的に減少しても、不連続的(段階的)に減少してもよい。
ここで、第1パッド部41と第1延出部42との接合部cと、第1延出部42の先端dとを繋ぐ線分cd上の任意の点xについて、第1延出部42の幅42wを、42w(x)と定義している。
第1延出部42の幅42w(x)は、第1パッド部41の大きさ以下、例えば100μm以下程度が望ましい。また、幅42w(x)は、製造可能で電流が流れる最小限の大きさ以上、すなわち約10μmm以上が望ましい。
図8に例示したように、第2電極50の第2パッド部51から、2本の第2延出部52が第1電極40の第1パッド部41のある側に向かって伸びている場合、第2延出部52の先端eから第1パッド部41の接合部cまでの線分ecの距離が、第1延出部42の先端dから第2延出部52の先端eまでの線分edの距離よりも長い場合には、線分cd上で第1パッド部41に近い第1位置の点x1と、第1延出部42の先端dに近い第2位置の点x2に対して、42w(x1)>42w(x2)となるように第1延出部42の幅を変化させる。
このように第1延出部42の幅42w(x)を、延出方向42aに沿って変化させることにより、第2の実施の形態に係る半導体発光素子130では、第1電極40と第2電極50との間の電流密度分布が分散化され、発光分布の均質化が達成される。
図9は、第2の実施の形態に係る半導体発光素子の特性を例示する図である。
同図において(a)〜(c)は、半導体発光素子の平面視における発光分布のシミュレーション結果を例示している。同図(a)〜(c)において、ハッチングが濃いほど発光強度が大きいことを示している。
また、同図において(d)〜(f)は、半導体発光素子の平面視における電流分布のシミュレーション結果を例示している。同図(d)〜(f)において、電流の方向及び大きさを、それぞれ矢印の方向及び長さとして示している。
ここで、図9(a)及び(d)は、第1延出部42に漸減部分422が設けられた半導体発光素子131に対応する。また、参考として、同図(b)及び(e)は、第1延出部42の漸減部分422は半導体発光素子131と同じであるが、第2電極の第2延出部52が半導体発光素子131に比べて長い半導体発光素子132に対応する。半導体発光素子131及び132は、第2の実施の形態に係る半導体発光素子である。一方、図9(c)及び(f)は、第1電極40の第1延出部42における幅の変化が一定になっている第5比較例の半導体発光素子194に対応する。
図9(c)に表したように、第5比較例の半導体発光素子194においては、ハッチングの濃淡が激しい。すなわち、発光強度が面内で大きく変化している。これに対し、半導体発光素子131及び132においては、濃いハッチングの部分の面積が広く、発光強度が高く、発光分布は均一である。また、図9(a)及び(b)に表したように、第2電極の第2延出部52の長さによって、発光分布が変わることが分かる。
また、図9(f)に表したように、第5比較例の半導体発光素子194の電流分布は、著しく偏っている。すなわち、第1電極40の第1パッド部41に電流分布が偏っている。これに対し、図9(d)〜(e)に表したように、半導体発光素子131及び132においては、電流分布の偏りが抑制されている。また、図9(d)〜(e)に表したように、第2電極の第2延出部52の長さによって、電流分布の分散が変わることが分かる。
なお、第5比較例の半導体発光素子194の動作電圧を基準にしたとき、半導体発光素子131の動作電圧は「0.991」、半導体発光素子132の動作電圧は「0.975」であった。
このように、第2の実施の形態に係る半導体発光素子130(131及び132)では、第1電極40の第1延出部42に漸減部分422が設けられていない半導体発光素子195に比べ、第1電極40及び第2電極50間での電流密度分布の分散化を図ることができる。これにより、半導体発光素子130(131及び132)では、発光分布の均質化が達成される。
図10は、第2の実施の形態に係る別の半導体発光素子140の構成を例示する模式的平面図である。
図10では、第1電極40及び第2電極50の平面形状を例示している。
図10に表したように、半導体発光素子140において、第2電極50は、第2パッド部51を有している。すなわち、半導体発光素子140では、図8に表した半導体発光素子130に対して、第2電極50が第2延出部52を有していない点で相違する。
しかし、半導体発光素子140では、第2電極50と、第1電極40の第1延出部42と、の位置関係が、半導体発光素子130と同様である。すなわち、第2電極50は、第2電極50における第1電極40の第1パッド部41に最も近い端部50aの位置が、第1延出部42における延出方向42aに沿った中央の位置42cよりも、第1延出部42の先端に近くなっている。半導体発光素子140の第2電極50では、第1電極40の第1パッド部41に最も近い端部50aが、第2電極50の第2パッド部51の端部になる。
このような半導体発光素子140においては、第1延出部42が漸減部分422を含む。つまり、漸減部分422は、第1延出部42の幅42wが、第1パッド部41から先端dに向かうに従って漸減する。なお、漸減部分422における幅42wは、連続的に減少しても、不連続的(段階的)に減少してもよい。
第2電極50に第2延出部52が設けられていない半導体発光素子140では、第2電極50の第2パッド部51の周辺に電界が集中することから、第1延出部42において第2パッド部51に近い端部d側ほど幅を細くすることにより、電界集中を緩和させることができる。したがって、半導体発光素子140では、電流密度分布の分散化によって、発光分布の均質化が達成される。
(第3の実施の形態)
図11及び図12は、第3の実施の形態に係る半導体発光素子を例示する模式的平面図である。
図11及び図12は、第1電極40及び第2電極50の平面形状を例示している。
図11及び図12では、第1電極40の第1パッド部41及び第2電極50の第2パッド部51が、平面視における対角線上で対向するように配置された半導体発光素子を例示している。
図11に例示する半導体発光素子150a〜150cでは、第1パッド部41及び51から1本の第1延出部42及び52が、互いに反対方向に向けて延出している。
また、図12に例示する半導体発光素子151a及び151bでは、第1パッド部41及び51から2本の第1延出部42及び52が、それぞれ直角方向に延出している。
図11及び図12に例示したいずれの半導体発光素子150a〜151bも、第2電極50における第1電極40の第1パッド部41に最も近い端部50aの位置が、第1延出部42における延出方向42aに沿った中央の位置42cよりも、第1パッド部41に近くなっている。したがって、漸増部分421は、第1延出部42の幅42wが、第1パッド部41から先端dに向かうに従って漸増する。
図11(a)に例示した半導体発光素子150aでは、第1電極40の第1パッド部41から延出する第1延出部42に漸増部分421が設けられている。漸増部分421は、延出方向42aと直交する方向に沿った長さ(幅)が、第1パッド部41から先端に向かうに従って直線的に広くなっている。なお、漸増部分421は、幅が連続的に広くなっても、不連続的(段階的)に広くなってもよい。
図11(b)に例示した半導体発光素子150bでは、第1電極40の第1パッド部41から延出する第1延出部42の先端d側に円形状の膨らみが設けられている。この膨らみのうち、第1パッド部41側の半分が漸増部分421になる。すなわち、漸増部分421は、延出方向42aと直交する方向に沿った長さ(幅)が、第1パッド部41から先端dに向かうに従って漸増する。なお、第1延出部42の膨らみは、楕円形状であってもよい。
図11(c)に例示した半導体発光素子150cでは、第1電極40の第1パッド部41から延出する第1延出部42の途中及び先端d側にそれぞれ円形状の膨らみが設けられている。これらの膨らみのうち、それぞれ第1パッド部41側の半分が漸増部分421a及び421bになる。すなわち、漸増部分421a及び421bは、延出方向42aと直交する方向に沿った長さ(幅)が、第1パッド部41から先端dに向かうに従って漸増する。なお、第1延出部42の膨らみは、楕円形状であってもよい。また、第1延出部42の膨らみは、3つ以上設けられていてもよい。
図12(a)に例示した半導体発光素子151aでは、第1電極40の第1パッド部41から延出する2本の第1延出部42のそれぞれについて、漸増部分421が設けられている。漸増部分421は、延出方向42aと直交する方向に沿った長さ(幅)が、第1パッド部41から先端dに向かうに従って直線的に広くなっている。なお、漸増部分421は、幅が連続的に広くなっても、不連続的(段階的)に広くなってもよい。
図12(b)に例示した半導体発光素子151bでは、第1電極40の第1パッド部41から延出する2本の第1延出部42のそれぞれについて、第1延出部42の先端d側に円形状の膨らみがそれぞれ設けられている。この膨らみのうち、第1パッド部41側の半分が漸増部分421になる。すなわち、漸増部分421は、延出方向42aと直交する方向に沿った長さ(幅)が、第1パッド部41から先端dに向かうに従って漸増する。なお、第1延出部42の膨らみは、楕円形状であってもよい。また、第1延出部42の膨らみは、途中を含めて2つ以上設けられていてもよい。
以上、具体例を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明は、これらの具体例に限定されるものではない。例えば、半導体発光素子に含まれる第1半導体層、第2半導体層、発光部、第1電極、第2電極、支持基板、各要素の具体的な構成の、形状、サイズ、材質、配置関係などに関して当業者が各種の変更を加えたものであっても、当業者が公知の範囲から適宜選択することにより本発明を同様に実施し、同様の効果を得ることができる限り、本発明の範囲に包含される。
また、各具体例のいずれか2つ以上の要素を技術的に可能な範囲で組み合わせたものも、本発明の要旨を包含する限り本発明の範囲に含まれる。
その他、本発明の実施の形態として上述した半導体発光素子を基にして、当業者が適宜設計変更して実施し得る全ての半導体発光素子も、本発明の要旨を包含する限り、本発明の範囲に属する。
その他、本発明の思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更例及び修正例に想到し得るものであり、それら変更例及び修正例についても本発明の範囲に属するものと了解される。
5…基板、 6…バッファ層、 7…GaN層、 10…第1半導体層、 10a…第1コンタクト面、 11…コンタクト層、 20…第2半導体層、 21…p形AlGaN層、 22…MgドープGaN層、 23…コンタクト層、 30…発光部、 35…多数積層体、 40…第1電極、 41,81…第1パッド部、 42,82…第1延出部、 42a…延出方向、 42c…位置、 42w…幅、 45…パッド電極、 50…第2電極、 50a…端部、 51,91…第2パッド部、 52,92…第2延出部、 60…透明電極、 70…積層構造体、 70a…第1主面 110,111a〜111e,112a〜112d,130,131,132,140,150a〜150c,151a〜151b,191a〜191c,193,194…半導体発光素子、 421,421a,421b…漸増部分、 422…漸減部分 c…接合部、 cd,ec,ed…線分、 d,e…先端、 x,x1,x2…点

Claims (3)

  1. 第1導電型の第1半導体層と、
    第2導電型の第2半導体層と、
    前記第1半導体層と前記第2半導体層との間に設けられた発光部と、
    を有する積層構造体と、
    前記積層構造体の前記第1半導体層の側の第1主面において、前記第2半導体層及び前記発光部が選択的に除去され、前記第1主面の側において前記第1半導体層が露出した面に設けられた第1電極と、
    前記第1主面の側において、前記第2半導体層の一部に設けられた第2電極と、
    を備え、
    前記第1電極は、
    パッド部と、
    前記パッド部から延出する延出部と、
    を有し、
    前記延出部の延出方向に対して直交する方向に沿った幅は、前記延出部における前記延出方向に沿った中央の位置より前記パッド部側の位置から先端にかけて漸減し、
    前記第2電極における前記パッド部に最も近い端部の位置は、前記延出部における前記中央の位置よりも、前記パッドから遠いことを特徴とする半導体発光素子。
  2. 前記延出部における前記幅は連続的に変化することを特徴とする請求項1記載の半導体発光素子。
  3. 前記延出部における前記幅は段階的に変化することを特徴とする請求項1記載の半導体発光素子。
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