JP2012068510A - 撮影光学系、及び撮影装置 - Google Patents

撮影光学系、及び撮影装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2012068510A
JP2012068510A JP2010214153A JP2010214153A JP2012068510A JP 2012068510 A JP2012068510 A JP 2012068510A JP 2010214153 A JP2010214153 A JP 2010214153A JP 2010214153 A JP2010214153 A JP 2010214153A JP 2012068510 A JP2012068510 A JP 2012068510A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
optical system
side prism
imaging
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010214153A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Takakubo
豊 高窪
Eijiro Tada
英二郎 多田
Koichi Maruyama
晃一 丸山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoya Corp
Original Assignee
Hoya Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hoya Corp filed Critical Hoya Corp
Priority to JP2010214153A priority Critical patent/JP2012068510A/ja
Priority to US13/237,238 priority patent/US8570668B2/en
Publication of JP2012068510A publication Critical patent/JP2012068510A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B13/00Optical objectives specially designed for the purposes specified below
    • G02B13/001Miniaturised objectives for electronic devices, e.g. portable telephones, webcams, PDAs, small digital cameras
    • G02B13/0055Miniaturised objectives for electronic devices, e.g. portable telephones, webcams, PDAs, small digital cameras employing a special optical element
    • G02B13/0065Miniaturised objectives for electronic devices, e.g. portable telephones, webcams, PDAs, small digital cameras employing a special optical element having a beam-folding prism or mirror

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Lenses (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
  • Optical Elements Other Than Lenses (AREA)

Abstract

【課題】撮像チップ直前のプリズムによる不要光の発生を抑えつつ撮影装置の薄型化設計に有利な撮影光学系を提供する。
【解決手段】少なくとも1枚のレンズを有する結像レンズ106群と、該結像レンズ群を透過した光を所定位置に設置される撮像素子に向けて折り曲げる像側プリズム108とを有する撮影光学系100において、結像レンズ群からの入射光を撮像素子に向けて反射する反射面108aと、該反射面を反射した光を射出する射出面108bとがなす像側プリズムの頂角を少なくとも該反射面上の正規光入射範囲が全て残るようにカットし、そのカット面108cを非散乱面とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、被写体を撮影するための撮影光学系、及び該撮影光学系を有する撮影装置に関する。
近年、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、撮像モジュールを搭載したデジタル機器、例えば携帯電話端末、PDA(Personal Digital Assistants)、PND(Portable Navigation Device)、PHS(Personal Handy phone System)、携帯ゲーム機、ノートPC等が広く普及している。この種のカメラ又はデジタル機器には、本体部を薄型化させるため、本体部筐体の厚み方向(以下、説明の便宜上「筐体厚方向」と記す。)と直交する方向(以下、説明の便宜上「筐体面方向」と記す。)に光路が長く取られた撮影光学系(いわゆる屈曲光学系)を搭載したものがある。
ところで、光路が筐体面方向に向く場合、被写体像を撮像チップのセンサ面に入射させるため、センサ面を筐体厚方向と平行に配置する必要がある。しかし、撮像チップのセンサ面方向の外形寸法は大きいため、センサ面を筐体厚方向と平行に配置した場合には本体部筐体を薄型に設計するのが難しい。
そこで、例えば特許文献1〜6に、撮像チップのセンサ面を筐体面方向と平行に配置して筐体厚方向の寸法を抑えるべく、撮像チップの直前にプリズムを配置して光路を筐体厚方向に折り曲げた撮影光学系が開示されている。
特開2006−058840号公報 特開2006−154702号公報 特開2007−033819号公報 特開2004−247887号公報 特開2007−316528号公報 特開2008−268700号公報
しかし、特許文献1〜6に記載の撮影光学系においては、撮像チップの直前にプリズムを配置したことにより、正規の像形成に寄与しない不要光が発生してゴーストやフレアとして画像に現れる。ゴーストやフレアには、意図しない像形成やコントラストの低下を生じさせて画質を劣化させるという問題がある。ゴーストやフレアの発生を抑える有効な手段として、例えば不要光の発生原因となる光学素子と撮像チップとの間の光路に遮光マスクを配置することが考えられる。しかし、特許文献1〜6に記載の構成においては、撮像チップ直前のプリズムと撮像チップとの間に遮光マスクを配置するスペースを確保するのは難しい。また、遮光マスクを配置しただけでは不要光を十分に抑えることができず画質の劣化が抑えられない虞がある。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、撮像チップ直前のプリズムによる不要光の発生を抑えつつ撮影装置の薄型化設計に有利な撮影光学系、及び該撮影光学系を有する撮影装置を提供することである。
上記の課題を解決する本発明の一形態に係る撮影光学系は、少なくとも1枚のレンズを有する結像レンズ群と、該結像レンズ群を透過した光を所定位置に設置される撮像素子に向けて折り曲げる像側プリズムとを有している。像側プリズムは、結像レンズ群からの入射光を撮像素子に向けて反射する反射面と、該反射面を反射した光を射出する射出面とがなす頂角が、少なくとも該反射面上の正規光入射範囲が全て残るようにカットされている。頂角をカットしたカット面は、非散乱面である。非散乱面とは、光を透過させる面又は吸収する面である。光を吸収する光吸収面は、例えば媒質と近い屈折率で吸収構造を持つ塗料(墨など)でスリ面を塗布した面である。
本発明によれば、像側プリズムの射出面で全反射した画角外の光がカット面を透過して撮像素子の有効画素領域外に伝播し、ゴーストやフレアとして現れにくい。すなわち、本発明に係る撮影光学系によれば、撮影装置の薄型化設計に有利ないわゆる屈曲光学系でありつつも、ゴーストやフレアの発生が効果的に抑えられる。
本発明に係る撮影光学系は、像側プリズムの屈折率をNと定義し、該像側プリズムの外側の媒質の屈折率をNと定義し、頂角のカット面と射出面とがなす角度をαと定義した場合に、次式(1)
α>π/2−SIN−1(N/N)・・・(1)
が満たされる構成としてもよい。かかる構成によれば、カット面で全反射が起こらない。射出面で全反射した光は、カット面を透過して撮像素子の有効画素領域外に伝播するため、ゴーストやフレアの発生がより一層効果的に抑えられる。
本発明に係る撮影光学系は、像側プリズムの屈折率をNと定義し、該像側プリズムの外側の媒質の屈折率をNと定義し、頂角のカット面と射出面とがなす角度をαと定義した場合に、次式(2)
α>(π/2+SIN−1(N/N))/2・・・(2)
が満たされる構成としてもよい。カット面からの反射成分が射出面で全反射して撮像素子に入射しないため、ゴーストやフレアの発生がより一層効果的に抑えられる。
像側プリズムは、筐体面方向に光路を長く取りつつ撮像素子のセンサ面を筐体面方向と平行に配置して筐体厚方向の寸法を抑えるため、例えば光路を略90°折り曲げる直角プリズムとしてもよい。
本発明に係る撮影光学系は、結像レンズ群を構成する少なくとも1枚のレンズを像側プリズムとの間に挟んで配置された物体側プリズムを有する構成としてもよい。物体側プリズムは、被写体からの筐体厚方向の光を筐体面方向に折り曲げるため、光路を略90°折り曲げる直角プリズムとしてもよい。
上記の課題を解決する本発明の一形態に係る撮影装置は、上記の撮影光学系と、結像レンズ群の結像面上にセンサ面が配置された撮像素子とを有することを特徴とする。
本発明によれば、撮像チップ直前のプリズムによる不要光の発生を抑えつつ撮影装置の薄型化設計に有利な撮影光学系、及び該撮影光学系を有する撮影装置が提供される。
本発明の実施形態の撮影装置の構成を示す図である。 従来の撮影装置の構成を示す図である。 本発明の実施形態の像側プリズムに入射した光線の光路を示す図である。 本発明の実施例1の撮影光学系の構成を示す図である。 本発明の実施例2の撮影光学系の構成を示す図である。 本発明の実施例3の撮影光学系の構成を示す図である。 比較例1の撮影光学系の構成を示す図である。 比較例2の撮影光学系の構成を示す図である。 比較例3の撮影光学系の構成を示す図である。 各実施例及び各比較例の像側プリズムの寸法を説明するための説明補助図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態の撮影光学系を有する撮影装置について説明する。
図1は、本実施形態の撮影装置1の構成を示す図である。図1においては、図面を明瞭にする便宜上、本発明の要部である光学構成について図示する一方、要部でない機械構成及び回路構成については図示を省略する。本実施形態において、撮影装置1は、携帯電話端末を想定しているが、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、撮像モジュールを搭載したPDA、PND、PHS、携帯ゲーム機、ノートPC等の別形態の装置に置き換えてもよい。又は、この種の装置に搭載される撮影モジュール自体が撮影装置1であってもよい。
図1(a)に示されるように、撮影装置1は、厚みTの筐体10を有している。図1においては、説明の便宜上、筐体10の厚みT方向をZ軸方向と定義し、Z軸方向に直交しかつ互いに直交する二方向をX軸方向(紙面と直交する方向)、Y軸方向(紙面と平行な方向)と定義する。
図1(a)に示される破線部の構成は、図1(b)に示される。図1(b)に示されるように、撮影装置1は、撮影光学系100を有している。撮影光学系100は、対物レンズ102、物体側プリズム104、結像レンズ群106、像側プリズム108、カバーガラス110を有している。物体側プリズム104、像側プリズム108は何れも光路を90°折り曲げる直角プリズムである。結像レンズ群106中には、絞りSが配置されている。図1(b)中、一点鎖線は、撮影光学系100の光軸AXを示す。
被写体からのZ軸方向(筐体厚方向)の光は、対物レンズ102に入射して物体側プリズム104でY軸方向(筐体面方向)に折り曲げられた後、結像レンズ群106を透過して像側プリズム108の反射面108aで再度Z軸方向に折り曲げられて、像側プリズム108の射出面108bを射出してカバーガラス110を透過する。カバーガラス110は、樹脂パッケージに接着された撮像チップ20を封止している。カバーガラス110を透過した光は、撮像チップ20のセンサ面22の有効画素領域に入射する。撮像チップ20は、反射面108aでZ軸方向に折り曲げられた光をセンサ面22の有効画素領域に正対して入射させるため、センサ面22がXY平面と平行に配置されている。センサ面方向に寸法の大きい撮像チップ20をこのように配置することにより、撮影光学系100と撮像チップ20とからなるブロックのZ軸方向の寸法tが抑えられる。その結果、筐体10の厚みTが抑えられて、撮影装置1が薄型化する。
撮像チップ20は、例えばベイヤ型画素配置を有する単板式カラーCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサチップである。撮像チップ20のセンサ面22は、結像レンズ群106の結像面上に配置されている。撮像チップ20は、センサ面22上の各画素で結像した光学像を光量に応じた電荷として蓄積して撮像信号に変換して、図示省略された画像処理エンジンに出力する。画像処理エンジンは、撮像信号を処理して画像を生成して表示画面に出力したり記録メディアに保存したりする。なお、撮像チップ20は、CMOSイメージセンサチップに限らず、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサチップとしてもよい。
ところで、像側プリズム108と撮像チップ20との間の光路には、正規の像形成に寄与する正規光を遮光することなく不要光のみを遮光するマスクを配置するスペースが無い。そのため、像側プリズム108が原因で発生した不要光がゴーストやフレアとして現れて画質を劣化させるという不具合が懸念される。ここで、従来の撮影光学系で発生していた不要光によるゴーストやフレアの一例を図2を用いて説明する。図2に示される光線Rは、センサ面22の有効画素領域に設計上入射しない、最大画角よりも外側の光線である。光線Rの定義は、後述する各実施例及び比較例においても同一である。図2の従来構成及び後述する各実施例において、本実施形態と同一の又は同様の構成には、同一の又は同様の符号を付して説明を省略する。
図2に示される従来構成の撮影光学系200は、対物レンズ202、物体側プリズム204、結像レンズ群206、像側プリズム208、カバーガラス210を有している。光線Rは、対物レンズ202に入射して物体側プリズム204で折り曲げられた後、結像レンズ群206を透過して像側プリズム208に入射する。光線Rは、像側プリズム208の射出面208bに入射する。射出面208bに対する光線Rの入射角は大きく、臨界角以上である。そのため、光線Rは、射出面208bで全反射する。全反射した光線Rは、反射面208aに入射する。光線Rは、反射面208aで再度全反射した後に射出面208bを透過する。光線Rは、カバーガラス210を透過してセンサ面22の有効画素領域に入射する。すなわち、従来構成の撮影光学系200では、射出面208bで全反射した画角外の光がゴーストやフレアとして現れて画質を劣化させる。
本実施形態の撮影光学系100では、この種のゴーストやフレアの発生を抑えるべく、像側プリズム108の反射面108aと射出面108bとがなす頂角がカットされている。頂角は、少なくとも、反射面108a上の正規光入射範囲(後述する図10の記号Fで示される範囲)が全て残るようにカットされている。カット面(別の表現によれば、反射面108aと射出面108bとを接続する接続面)108cと射出面108bとがなす角度は、反射面108aと射出面108bとがなす角度よりも鈍角である。
図3(a)は、本実施形態の像側プリズム108に入射した光線Rの光路を示す図である。図3(a)に示されるように、像側プリズム108に入射した光線Rは、射出面108bで全反射して、カット面108cに入射する。カット面108cと射出面108bとがなす角度が反射面108aと射出面108bとがなす角度よりも鈍角であることから、カット面108cに対する光線Rの入射角は、図2の例(反射面108aに対する光線Rの入射角)と比べて小さい。そのため、カット面108cで反射する成分は、図2の例(反射面108aで反射する成分)と比べて減少する。反射成分の減少に伴い、射出面108bで全反射した画角外の光がゴーストやフレアとして現れにくくなる。
図3(a)においては、カット面108cに対する光線Rの入射角が臨界角よりも小さい。そのため、光線Rは、カット面108cを透過する。反射面108aを透過した光は、センサ面22の有効画素領域外に伝播するため、ゴーストやフレアの発生が効果的に抑えられる。
図3(a)において、厳密には、光線Rの大部分がカット面108cを透過するが、一部は反射する(全反射光でない反射成分)。しかし、カット面108cで反射した成分は、射出面108b、入射面108dを順に全反射した後、反射面108aを透過する。反射面108aを透過した光は、センサ面22の有効画素領域外に伝播するため、ゴーストやフレアの発生が効果的に抑えられる。
撮影光学系100は、像側プリズム108の屈折率をNと定義し、像側プリズム108の外側の媒質の屈折率をNと定義し、射出面108bとカット面108cとがなす角度をαと定義した場合に、次式(1)
α>π/2−SIN−1(N/N)・・・(1)
を満たす構成としてもよい。式(1)が満たされる場合、カット面108cで全反射が起こらずカット面108cを光が透過するため、ゴーストやフレアの発生がより一層効果的に抑えられる。式(1)が満たされない場合、カット面108cで全反射が起こり、全反射光がセンサ面に入射することがあるため、ゴーストやフレアが発生しやすくなる。
図3(b)は、式(1)を説明するための図である。図3(b)において、射出面108bに対する光線Rの入射角をθと定義し、カット面108cに対する光線Rの入射角をθと定義する。カット面108cにおいて、光線Rは、入射角θが臨界角θ(=SIN−1(N/N))より大きい場合にカット面108cで全反射する。言い換えると、θ<θであればカット面108cで全反射が起こらない。図3(b)において、
θ=θ−α
であるから、θ<θは次式に置き換えられる。
θ−α<SIN−1(N/N
上記式は、更に次式に置き換えられる。
α>θ−SIN−1(N/N
θの最大値が90°であることから、上記式から式(1)が導出される。
撮影光学系100は、次式(2)
α>(π/2+SIN−1(N/N))/2・・・(2)
を満たす構成としてもよい。式(2)が満たされる場合、カット面108cからの反射成分が射出面108bで全反射するため、ゴーストやフレアの発生がより一層効果的に抑えられる。式(2)が満たされない場合、カット面108cからの反射成分が射出面108bを透過してセンサ面22の有効画素領域に入射する虞がある。そのため、ゴーストやフレアが発生しやすくなる。
図3(c)は、式(2)を説明するための図である。図3(c)において、図3(b)と同様にθ、θを定義する。更に、カット面108cで反射した成分の射出面108bに対する入射角をθと定義する。光線Rは、入射角θが臨界角θより大きい場合に射出面108bで全反射する。図3(c)において、
θ=θ−2θ
θ=θ−α
であるから、
θ=2α−θ
が導出される。θ>θは次式に置き換えられる。
2α−θ>SIN−1(N/N
上記式は、更に次式に置き換えられる。
α>(θ+SIN−1(N/N))/2
θの最大値が90°であることから、上記式から式(2)が導出される。
次に、これまで説明した撮影装置1に組み込まれる撮影光学系100の具体的数値実施例を3例説明し、比較例として従来の撮影光学系200を3例説明する。各実施例1〜3の撮影光学系100は、像側プリズム108より物体側の構成が共通であり、図1に示される通りである。従って、各実施例1〜3の構成図においては、重複した図示を避ける便宜上、像側プリズム108以降の光学構成のみを図示する。また、各比較例1〜3の撮影光学系200は、像側プリズム208より物体側の構成が共通であり、図2に示される通りである。従って、各比較例1〜3の構成図においても、重複した図示を避ける便宜上、像側プリズム208以降の光学構成のみを図示する。
図4は、本発明の実施例1の撮影光学系100の構成を示す図である。本実施例1の撮影光学系100の具体的数値構成(設計値)は、表1に示される。表1において、R(単位:mm)は光学部材の各面の曲率半径を、D(単位:mm)は光軸AX上の光学部材厚又は光学部材間隔を、Ndはd線(波長588nm)の屈折率を、それぞれ示す。本実施例1の表又は図面についての説明は、以降の各実施例又は比較例で提示される表又は図面においても適用する。また、何れの実施例及び比較例においても、結像レンズ群106、206の焦点距離が4.0mm、像側プリズム108、208で光路が屈折される断面(YZ平面)内での最大像高が2.45mmである。
Figure 2012068510
図5は、本発明の実施例2の撮影光学系100の構成を示す。本実施例2の撮影光学系100の具体的数値構成(設計値)は、表2に示される。表2中、面No.1〜10は数値が表1と同一であるため、重複説明を避ける便宜上省略している。以降の実施例の表においても同様に省略する。
Figure 2012068510
図6は、本発明の実施例3の撮影光学系100の構成を示す。本実施例3の撮影光学系100の具体的数値構成(設計値)は、表3に示される。
Figure 2012068510
(比較例1〜3)
図7、8、9は順に、比較例1、2、3の撮影光学系200の構成を示す。比較例1、2、3の撮影光学系200の具体的数値構成(設計値)はそれぞれ、カット面108cを有さない点を除き、本実施例1、2、3の撮影光学系100と同一である。
図10は、各実施例の像側プリズム108及び各比較例の像側プリズム208の寸法を説明するための説明補助図である。図10中、破線は、正規光の光路である。正規光の画角は±20.2°である。表4は、各実施例の像側プリズム108及び各比較例の像側プリズム208の寸法(図10に示す各記号に対応する寸法)を列記したものである。表4中、寸法の単位はmmである。
Figure 2012068510
(比較検証)
表5は、各実施例及び比較例における角度α、式(1)右辺、式(2)右辺、入射面108dに対する光線Rの入射角の各値を列記したものである。比較例1〜3にはカット面108cが無いため、表5の比較例1〜3においては、反射面208aと射出面208bとがなす角度を便宜上αとした。
Figure 2012068510
比較例1〜3の像側プリズム208は、カット面108cを有さないため、射出面208bで全反射した画角外の光が反射面208aでも全反射してセンサ面22の有効画素領域に入射しやすい。すなわち、比較例1〜3の撮影光学系200では、射出面208bで全反射した画角外の光がゴーストやフレアとして現れやすい。
本実施例1〜3は、カット面108cを有するため、射出面108bで全反射した画角外の光がカット面108cを透過してセンサ面22の有効画素領域外に伝播し、ゴーストやフレアとして現れにくい。本実施例1〜3は、更に式(1)を満たすため、カット面108cで全反射が起こらない。射出面108bで全反射した光は、カット面108cを透過してセンサ面22の有効画素領域外に伝播するため、ゴーストやフレアの発生がより一層効果的に抑えられる。本実施例1〜3は、更に式(2)も満たすため、カット面108cからの反射成分が射出面108bで全反射してセンサ面22に入射しない。そのため、ゴーストやフレアの発生がより一層効果的に抑えられる。
以上が本発明の実施形態の説明である。本発明は、上記の構成に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲において様々な変形が可能である。例えば物体側プリズム104は、光路を折り曲げる反射ミラーであってもよい。また、物体側プリズム104は、結像レンズ群106よりも物体側の位置に配置されていなくてもよい。物体側プリズム104は、例えば結像レンズ群106を構成する複数枚のレンズの間に配置されてもよい。
カット面108cは、透過面に限らず光を吸収する光吸収面であってもよい。光吸収面は、例えば媒質(ここでは像側プリズム108)と近い屈折率で吸収構造を持つ塗料(墨など)でスリ面を塗布した面である。なお、センサ面22に近接するカット面108cを散乱面にすると、散乱した光がセンサ面22に入射してゴーストやフレアとして現れて画質を劣化させるため望ましくない。
1 撮影装置
10 筐体
20 撮影チップ
100 撮影光学系
108 像側プリズム
108c カット面
図4は、本発明の実施例1の撮影光学系100の構成を示す図である。本実施例1の撮影光学系100の具体的数値構成(設計値)は、表1に示される。表1において、R(単位:mm)は光学部材の各面の曲率半径を、D(単位:mm)は光軸AX上の光学部材厚又は光学部材間隔を、Ndはd線(波長588nm)の屈折率を、それぞれ示す。本実施例1の表又は図面についての説明は、以降の各実施例又は比較例で提示される表又は図面においても適用する。また、何れの実施例及び比較例においても、撮影光学系100、200の全系の焦点距離が4.0mm、像側プリズム108、208で光路が屈折される断面(YZ平面)内での最大像高が2.45mmである。

Claims (7)

  1. 少なくとも1枚のレンズを有する結像レンズ群と、
    前記結像レンズ群を透過した光を所定位置に設置される撮像素子に向けて折り曲げる像側プリズムと、
    を有し、
    前記像側プリズムは、
    前記結像レンズ群からの入射光を前記撮像素子に向けて反射する反射面と、該反射面を反射した光を射出する射出面とがなす頂角が、少なくとも該反射面上の正規光入射範囲が全て残るようにカットされ、
    前記頂角をカットしたカット面が非散乱面である、
    ことを特徴とする撮影光学系。
  2. 前記像側プリズムの屈折率をNと定義し、該像側プリズムの外側の媒質の屈折率をNと定義し、前記頂角のカット面と前記射出面とがなす角度をαと定義した場合に、次式(1)
    α>π/2−SIN−1(N/N)・・・(1)
    が満たされることを特徴とする、請求項1に記載の撮影光学系。
  3. 前記像側プリズムの屈折率をNと定義し、該像側プリズムの外側の媒質の屈折率をNと定義し、前記頂角のカット面と前記射出面とがなす角度をαと定義した場合に、次式(2)
    α>(π/2+SIN−1(N/N))/2・・・(2)
    が満たされることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の撮影光学系。
  4. 前記像側プリズムは、光路を略90°折り曲げる直角プリズムであることを特徴とする、請求項1から請求項3の何れか一項に記載の撮影光学系。
  5. 前記結像レンズ群を構成する少なくとも1枚のレンズを前記像側プリズムとの間に挟んで配置された物体側プリズムを有することを特徴とする、請求項1から請求項4の何れか一項に記載の撮影光学系。
  6. 前記物体側プリズムは、光路を略90°折り曲げる直角プリズムであることを特徴とする、請求項5に記載の撮影光学系。
  7. 請求項1から請求項6の何れか一項に記載の撮影光学系と、
    前記結像レンズ群の結像面上にセンサ面が配置された撮像素子と、
    を有することを特徴とする撮影装置。
JP2010214153A 2010-09-24 2010-09-24 撮影光学系、及び撮影装置 Pending JP2012068510A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010214153A JP2012068510A (ja) 2010-09-24 2010-09-24 撮影光学系、及び撮影装置
US13/237,238 US8570668B2 (en) 2010-09-24 2011-09-20 Imaging optical system and imaging apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010214153A JP2012068510A (ja) 2010-09-24 2010-09-24 撮影光学系、及び撮影装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012068510A true JP2012068510A (ja) 2012-04-05

Family

ID=45870410

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010214153A Pending JP2012068510A (ja) 2010-09-24 2010-09-24 撮影光学系、及び撮影装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8570668B2 (ja)
JP (1) JP2012068510A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10082649B2 (en) 2015-11-09 2018-09-25 Samsung Electronics Co., Ltd. Reflecting imaging apparatus and mobile device having the same
US10288850B2 (en) 2015-10-19 2019-05-14 Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. Optical imaging system
JP2020509420A (ja) * 2017-07-07 2020-03-26 コアフォトニクス リミテッド 迷光を防止するための屈曲式カメラプリズム設計
JP2020148812A (ja) * 2019-03-11 2020-09-17 株式会社デンソー 結像光学系

Families Citing this family (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6139713B2 (ja) 2013-06-13 2017-05-31 コアフォトニクス リミテッド デュアルアパーチャズームデジタルカメラ
US9857568B2 (en) 2013-07-04 2018-01-02 Corephotonics Ltd. Miniature telephoto lens assembly
EP4379443A2 (en) 2013-07-04 2024-06-05 Corephotonics Ltd. Miniature telephoto lens assembly
CN103513412B (zh) * 2013-09-16 2015-10-07 华为终端有限公司 潜望式镜头和终端设备
JP6207963B2 (ja) 2013-10-15 2017-10-04 Hoya株式会社 屈曲撮像光学系
CN103955049A (zh) * 2014-05-21 2014-07-30 中山联合光电科技有限公司 一种光学定焦***
US9392188B2 (en) 2014-08-10 2016-07-12 Corephotonics Ltd. Zoom dual-aperture camera with folded lens
JP2016081048A (ja) 2014-10-20 2016-05-16 Hoya株式会社 屈曲撮像装置
CN112433331B (zh) 2015-01-03 2022-07-08 核心光电有限公司 微型长焦镜头模块和使用该镜头模块的相机
CN105445924A (zh) * 2015-12-08 2016-03-30 丁许岽 一种可延长人的视觉距离的光学设备
TWI616675B (zh) 2016-07-14 2018-03-01 大立光電股份有限公司 光學攝像系統組、取像裝置及電子裝置
IL302577A (en) 2017-02-23 2023-07-01 Corephotonics Ltd Lens designs for a folded camera
KR102310641B1 (ko) 2017-07-23 2021-10-08 코어포토닉스 리미티드 큰 애퍼처를 갖는 컴팩터형 폴디드 렌즈
KR20220156109A (ko) 2018-03-02 2022-11-24 코어포토닉스 리미티드 미광을 완화시키기 위한 스페이서 설계
JP7197354B2 (ja) 2018-12-28 2022-12-27 Hoya株式会社 レンズユニット及びレンズユニットの製造方法
CN114615400A (zh) 2019-01-03 2022-06-10 核心光电有限公司 相机、双重相机及三重相机
CN116990927A (zh) 2019-02-25 2023-11-03 核心光电有限公司 折叠式相机模块
CN114222037B (zh) * 2019-05-10 2024-04-02 荣耀终端有限公司 摄像模组及电子设备
JP7385334B2 (ja) 2019-08-16 2023-11-22 Hoya株式会社 光学素子及び光学装置
CN112689783B (zh) 2019-08-21 2022-04-12 核心光电有限公司 用于大传感器格式的低镜头总长
US11656538B2 (en) 2019-11-25 2023-05-23 Corephotonics Ltd. Folded zoom camera module with adaptive aperture
WO2021140403A1 (en) 2020-01-08 2021-07-15 Corephotonics Ltd. Multi-aperture zoom digital cameras and methods of using same
KR20240001277A (ko) 2020-05-30 2024-01-03 코어포토닉스 리미티드 슈퍼 매크로 이미지를 얻기 위한 시스템 및 방법
CN114270240A (zh) 2020-07-31 2022-04-01 核心光电有限公司 折叠式数字相机镜头设计
KR102583656B1 (ko) 2020-09-18 2023-09-27 코어포토닉스 리미티드 팝-아웃 줌 카메라
WO2022118176A1 (en) 2020-12-01 2022-06-09 Corephotonics Ltd. Folded camera with continuously adaptive zoom factor
EP4091008A4 (en) 2021-01-25 2023-08-16 Corephotonics Ltd. SLIM WIDE-ANGLE POP-OUT CAMERA LENSES
KR102486397B1 (ko) 2021-03-22 2023-01-06 코어포토닉스 리미티드 연속적으로 적응하는 줌 팩터를 갖는 폴디드 카메라
KR20230044237A (ko) 2021-09-23 2023-04-03 코어포토닉스 리미티드 큰 애퍼처 연속 줌 폴디드 텔레 카메라
WO2023079403A1 (en) 2021-11-02 2023-05-11 Corephotonics Ltd. Compact double folded tele cameras
US11785323B1 (en) * 2022-05-27 2023-10-10 Samsung Electronics Co., Ltd. Camera module including refractive member and electronic device including refractive member

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53102050A (en) * 1977-02-17 1978-09-06 Nitto Kohki Co Production method of optical prism
JP2004247887A (ja) * 2003-02-13 2004-09-02 Nidec Copal Corp カメラユニット及び携帯情報端末装置
JP2005077616A (ja) * 2003-08-29 2005-03-24 Ricoh Co Ltd 撮影レンズ、レンズ鏡胴及びカメラ
JP2006058840A (ja) * 2004-07-23 2006-03-02 Konica Minolta Opto Inc 撮像光学系、撮像レンズ装置及びデジタル機器
JP2006154702A (ja) * 2004-10-29 2006-06-15 Konica Minolta Opto Inc 変倍光学系、撮像レンズ装置及びデジタル機器
JP2007033819A (ja) * 2005-07-26 2007-02-08 Konica Minolta Opto Inc 撮像光学系、撮像レンズ装置及びデジタル機器
JP2008268700A (ja) * 2007-04-24 2008-11-06 Konica Minolta Opto Inc レンズ鏡胴及び撮像装置
JP2010164841A (ja) * 2009-01-16 2010-07-29 Sharp Corp 撮像モジュール、撮像装置及び光学機器

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007316528A (ja) 2006-05-29 2007-12-06 Fujifilm Corp カメラ

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53102050A (en) * 1977-02-17 1978-09-06 Nitto Kohki Co Production method of optical prism
JP2004247887A (ja) * 2003-02-13 2004-09-02 Nidec Copal Corp カメラユニット及び携帯情報端末装置
JP2005077616A (ja) * 2003-08-29 2005-03-24 Ricoh Co Ltd 撮影レンズ、レンズ鏡胴及びカメラ
JP2006058840A (ja) * 2004-07-23 2006-03-02 Konica Minolta Opto Inc 撮像光学系、撮像レンズ装置及びデジタル機器
JP2006154702A (ja) * 2004-10-29 2006-06-15 Konica Minolta Opto Inc 変倍光学系、撮像レンズ装置及びデジタル機器
JP2007033819A (ja) * 2005-07-26 2007-02-08 Konica Minolta Opto Inc 撮像光学系、撮像レンズ装置及びデジタル機器
JP2008268700A (ja) * 2007-04-24 2008-11-06 Konica Minolta Opto Inc レンズ鏡胴及び撮像装置
JP2010164841A (ja) * 2009-01-16 2010-07-29 Sharp Corp 撮像モジュール、撮像装置及び光学機器

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10288850B2 (en) 2015-10-19 2019-05-14 Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. Optical imaging system
US11280983B2 (en) 2015-10-19 2022-03-22 Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. Optical imaging system
US10082649B2 (en) 2015-11-09 2018-09-25 Samsung Electronics Co., Ltd. Reflecting imaging apparatus and mobile device having the same
JP2020509420A (ja) * 2017-07-07 2020-03-26 コアフォトニクス リミテッド 迷光を防止するための屈曲式カメラプリズム設計
JP2020148812A (ja) * 2019-03-11 2020-09-17 株式会社デンソー 結像光学系

Also Published As

Publication number Publication date
US8570668B2 (en) 2013-10-29
US20120075726A1 (en) 2012-03-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2012068510A (ja) 撮影光学系、及び撮影装置
JP5579555B2 (ja) 撮影光学系、及び撮影装置
JP2010164841A (ja) 撮像モジュール、撮像装置及び光学機器
JP5045267B2 (ja) ズームレンズ及び撮像装置
JP5823223B2 (ja) 変倍光学系、及び撮影装置
US9195028B2 (en) Optical element, imaging lens unit, image pickup apparatus
JP5097086B2 (ja) 結像光学系及びそれを用いた撮像装置
JP2018109673A (ja) 反射屈折光学系及び撮像装置
JP2006267391A (ja) 撮像装置
JP2007079194A (ja) 変倍光学系、および撮像装置
JP2009020182A (ja) 撮像レンズ、およびカメラモジュールならびに撮像機器
JP2008185687A (ja) 撮像レンズ及び撮像装置並びに携帯端末
JP2016126254A (ja) 撮像レンズ、撮像装置及び投影装置
JP2011242504A (ja) 光学系レンズ及びその光学系レンズを用いたレンズユニット
JP2007108614A (ja) 撮影光学系,撮影レンズユニットおよびカメラ
WO2010071077A1 (ja) 撮像レンズ
JP2014174549A (ja) 撮像レンズ
JP2010107774A (ja) レンズ装置、撮影装置
JP2012068509A (ja) 撮影光学系、及び撮影装置
US20120075727A1 (en) Imaging optical system and imaging apparatus
JP5270267B2 (ja) ズームレンズ、ズームレンズユニット、及び電子機器
US7177104B2 (en) Image-taking optical system
JP2014238469A (ja) ズームレンズ及び撮像装置
JP2010134286A (ja) 組合せレンズ、撮像装置および電子機器
JPWO2011077988A1 (ja) 撮像光学系

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20130510

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130703

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140224

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20141017