JP2012065127A - 携帯機器 - Google Patents

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健 中原
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Abstract

【課題】ユーザが手に取って使用する電子機器の電源オン/オフに際し、ユーザの能動的な操作を必要としない制御技術を提供する。
【解決手段】携帯機器10各部への電力供給を行う電源部14と、温度センサ17と、前記温度センサ17の検出結果に基づいて前記携帯機器10各部への電力供給をオン/オフさせるように前記電源部14を制御する制御部15とを有し、前記温度センサ17は前記携帯機器10の使用状態において、ユーザの体の一部が当接または近接する箇所に設置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯電話機、携帯型ゲーム機、携帯型電子手帳、携帯型電子ブック、ハンドヘルドPC、リモコンなど、主としてユーザが手に取って使用する電子機器(以下、このような電子機器を「携帯機器」と総称する)に関するものであり、特にその電源オン/オフ制御技術に関する。
従来より、携帯機器の電源オン/オフ手法(省電力モードの復帰/移行手法を含む)としては、(1)電源スイッチの押下を検知する、(2)タッチパネルに表示された電源アイコンへのタッチを検知する、(3)折り畳み型携帯機器の開閉状態を検知する、などが知られている。
なお、本発明に関連する従来技術の一例としては、特許文献1(センサ電話機)を挙げることができる。
特開平5−347672号公報
上記した電源オン/オフ手法のうち、(1)と(2)の手法は同工異曲であり、両手法に本質的な差違はない。また、いずれの手法も、電源オン/オフを行うための能動的な操作(押下ないしタッチ)をユーザに要求するものである。そのため、例えば、電源オフ状態の携帯機器を使おうとするユーザは、まず最初に電源オン操作を行わなければならず、ワンアクションで所望の動作(携帯電話機であれば、相手先への発呼や電話帳検索など)に入ることができない、という課題があった。
また、上記した電源オン/オフ手法のうち、(3)の手法は、携帯機器を使用するための行動(折り畳み機構の開閉操作)がそのまま電源オン/オフ操作に相当しており、電源オン/オフを行うための能動的な操作をユーザに要求することがない、という意味で優れた手法である。しかしながら、(3)の手法は、折り畳み型携帯機器のみが適用対象であり、バー型携帯電話機や一般的に折り畳み型ではない携帯機器(携帯型電子ブック、リモコンなど)には適用することができない、という課題があった。
本発明は、本願の発明者によって見い出された上記の問題点に鑑み、電源オン/オフに際してユーザの能動的な操作を必要としない携帯機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る携帯機器は、携帯機器各部への電力供給を行う電源部と、温度センサと、前記温度センサの検出結果に基づいて携帯機器各部への電力供給をオン/オフさせるように前記電源部を制御する制御部と、を有する構成(第1の構成)とされている。
なお、上記第1の構成から成る携帯機器において、前記温度センサは、前記携帯機器の使用状態において、ユーザの体の一部が当接又は近接する箇所に設置されている構成(第2の構成)にするとよい。
また、上記第2の構成から成る携帯機器において、前記温度センサは、前記携帯機器の側面に設置されている構成(第3の構成)にするとよい。
また、上記第2の構成から成る携帯機器は、ユーザの操作を受け付ける操作部をさらに有し、前記温度センサは、前記操作部又はその近傍に設置されている構成(第4の構成)にするとよい。
また、上記第2〜第4いずれかの構成から成る携帯機器にて、前記制御部は、前記温度センサで所定の上昇勾配値を超える温度上昇が検出されたときに携帯機器各部への電力供給をオンとし、逆に、前記温度センサで所定の低下勾配値を超える温度低下が検出されたときに携帯機器各部への電力供給をオフとするように、前記電源部を制御する構成(第5の構成)にするとよい。
また、上記第5の構成から成る携帯機器は、照度センサをさらに有し、前記制御部は、前記温度センサで所定の上昇勾配値を超える温度上昇が検出されたときであっても、前記照度センサで検出された照度が所定の閾値を上回っていれば、携帯機器各部への電力供給をオンとしないように、前記電源部を制御する構成(第6の構成)にするとよい。
また、上記第5の構成から成る携帯機器は、異なる箇所に設置された第1及び第2の照度センサをさらに有し、前記制御部は、前記温度センサで所定の上昇勾配値を超える温度上昇が検出されたときであっても、前記第1及び第2の照度センサで得られた検出結果が一致していれば、携帯機器各部への電力供給をオンとしないように、前記電源部を制御する構成(第7の構成)にするとよい。
また、上記第7の構成から成る携帯機器にて、前記第1の照度センサは、前記携帯機器の使用状態において、ユーザの体の一部が当接または近接する箇所に設置されており、前記第2の照度センサは、前記携帯機器の使用状態において、ユーザの体の一部が当接または近接しない箇所に設置されている構成(第8の構成)にするとよい。
また、上記第8の構成から成る携帯機器は、折り畳み機構またはスライド機構をさらに有し、前記第2の照度センサは、前記折り畳み機構または前記スライド機構の開閉状態に応じて光の照射状態が変化する箇所に設置されている構成(第9の構成)にするとよい。
また、上記第5の構成から成る携帯機器は、近接センサをさらに有し、前記制御部は、前記温度センサで所定の上昇勾配値を超える温度上昇が検出されたときでも、前記近接センサでユーザの体の一部の当接又は近接が検出されていなければ、携帯機器各部への電力供給をオンとしないように前記電源部を制御する構成(第10の構成)にするとよい。
また、上記第5の構成から成る携帯機器は、異なる箇所に設置された第1及び第2の近接センサをさらに有し、前記制御部は、前記温度センサで所定の上昇勾配値を超える温度上昇が検出されたときであっても、前記第1及び第2の近接センサで得られた検出結果が一致していれば、携帯機器各部への電力供給をオンとしないように、前記電源部を制御する構成(第11の構成)にするとよい。
また、上記第11の構成から成る携帯機器において、前記第1の近接センサは、前記携帯機器の使用状態において、ユーザの体の一部が当接または近接する箇所に設置されており、前記第2の近接センサは、前記携帯機器の使用状態において、ユーザの体の一部が当接または近接しない箇所に設置されている構成(第12の構成)にするとよい。
また、上記第5〜第12いずれかの構成から成る携帯機器は、加速度センサをさらに有し、前記制御部は、前記温度センサで所定の上昇勾配値を超える温度上昇が検出されたときであっても、前記加速度センサで検出された加速度が所定の閾値を下回っていれば、携帯機器各部への電力供給をオンとしないように、前記電源部を制御する構成(第13の構成)にするとよい。
本発明によれば、電源オン/オフに際してユーザの能動的な操作を必要としない携帯機器を提供することが可能となる。
本発明に係る携帯機器の一実施形態を示すブロック図 電源オン/オフ制御の第1動作例を示すフローチャート 電源オン/オフ制御の第2動作例を示すフローチャート 電源オン/オフ制御の第3動作例を示すフローチャート 電源オン/オフ制御の第4動作例を示すフローチャート 折り畳み型携帯電話機への適用例を示す模式図 スライド型携帯電話機への適用例を示す模式図 バー型携帯電話機への適用例を示す模式図 携帯型ゲーム機への適用例を示す模式図
<ブロック図>
図1は、本発明に係る携帯機器の一実施形態を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態の携帯機器10は、表示部11と、操作部12と、記憶部13と、電源部14と、制御部15と、機能部16と、温度センサ17と、照度センサ18と、加速度センサ19と、を有する。
表示部11は、制御部15の指示に基づいて文字や図形などを表示する。なお、表示部11としては、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどを用いることができる。
操作部12は、ユーザの操作を受け付けてその内容を制御部15に伝達する。なお、操作部12としては、ボタン、キー、タッチパネルなどを用いることができる。
記憶部13は、制御部15で実行されるプログラムの格納領域や、制御部15で取り扱われる各種データの一時格納領域として利用される。なお、記憶部13としては、ROM[Read Only Memory]やRAM[Random Access Memory]などを用いることができる。
電源部14は、制御部15の指示に基づいて携帯機器10各部への電力供給を行う。なお、携帯機器10では、電源部14の電源としてバッテリが用いられているため、携帯機器10の稼働時間を延ばすためには、携帯機器10の動作状態に応じて適切な電源オン/オフ制御(浪費電力の低減制御)を行うことが重要となる。
制御部15は、携帯機器10各部の動作を統括的に制御する。特に、本実施形態の携帯機器10において、制御部15は、温度センサ17、照度センサ18、及び、加速度センサ19の検出結果に基づいて、携帯機器10各部への電力供給をオン/オフさせるように電源部14を制御する機能を備えている。なお、制御部15による電源オン/オフ制御については、後ほど具体例を挙げながら詳細に説明する。
機能部16は、携帯機器10としての本来的な機能を実現するための回路ブロックである。例えば、携帯機器10が携帯電話機であれば、回線接続部や通話部(マイク、スピーカ)などが機能部16に含まれることになり、また、携帯機器10が携帯型ゲーム機であれば、ゲームカートリッジ着脱部などが機能部16に含まれることになる。
温度センサ17は、設置箇所の温度を検出し、これに応じた電気信号を生成して制御部15に伝達する。なお、温度センサ17は、携帯機器10の使用状態において、ユーザの体の一部(手や指など)が当接又は近接する箇所に設置すればよい。このような構成とすることにより、ユーザが携帯機器10を手で保持したときに、ユーザの手や指が触れた部分の温度変化を検出して、後述の電源オン/オフ制御に反映させることが可能となる。
例えば、携帯機器10が折り畳み型携帯電話機である場合(図6)、携帯機器10がスライド型携帯電話機である場合(図7)、或いは、携帯機器10がバー型携帯電話機である場合(図8)には、いずれも、ユーザが携帯機器10を手で保持したときに、携帯機器10の側面(例えば符号A11、A21、A31で示された箇所)にユーザの指が当接または近接することが多いと考えられるので、このような位置に温度センサ17を設置することが望ましい。また、携帯機器10が携帯型ゲーム機(図9)の場合には、ユーザが携帯機器10を手で保持したときに、携帯機器10の操作部12またはその近傍(例えば符号A41で示された箇所)にユーザの指が載せられることが多いと考えられるので、このような位置に温度センサ17を設置することが望ましい。
照度センサ18は、設置箇所の照度を検出し、これに応じた電気信号を生成して制御部15に伝達する。なお、携帯機器10に照度センサ18を一つだけ設置する場合、照度センサ18は、携帯機器10の使用状態において、ユーザの体の一部(手や指など)が当接又は近接する箇所に設置すればよい。このような構成とすることにより、ユーザが携帯機器10を手で保持したときに、ユーザの手や指が触れた部分が暗くなったことを検出して後述の電源オン/オフ制御に反映させることが可能となる。
例えば、携帯機器10が折り畳み型携帯電話機である場合(図6)、携帯機器10がスライド型携帯電話機である場合(図7)、或いは、携帯機器10がバー型携帯電話機である場合(図8)には、いずれも、ユーザが携帯機器10を手で保持したときに、携帯機器10の側面(例えば符号B11、B21、B31で示された箇所)にユーザの指が当接または近接することが多いと考えられるので、このような箇所に照度センサ18を設置することが望ましい。また、携帯機器10が携帯型ゲーム機である場合(図9)には、ユーザが携帯機器10を手で保持したときに、携帯機器10の操作部12またはその近傍(例えば符号B41で示された箇所)にユーザの指が載せられることが多いと考えられるので、このような箇所に照度センサ18を設置することが望ましい。
なお、携帯機器10には、異なる箇所に複数の照度センサ18を設けることも可能である。このような構成を採用する場合には、携帯機器10の使用状態において、ユーザの体の一部が当接または近接する箇所に第1の照度センサ18−1を設置すると共に、携帯機器10の使用状態において、ユーザの体の一部が当接または近接しない箇所に第2の照度センサ18−2を設置することが望ましい。例えば、携帯機器10が表示部11を備えた携帯電話機や携帯型ゲーム機である場合(図6〜図9)には、いずれも、ユーザが携帯機器10を手で保持したときに、表示部11の周辺箇所(例えば符号B12、B22、B32、B42で示された箇所)にユーザの指が当接または近接することは少ないと考えられるので、このような箇所に第2の照度センサ18−2を設置すればよい。このように、異なる箇所に設置された第1及び第2の照度センサ18−1,2を有する構成とすることにより、第1及び第2の照度センサ18−1,2で得られた検出結果の一致/不一致を判定して、後述の電源オン/オフ制御に反映させることが可能となる。
特に、携帯機器10が折り畳み型携帯電話機である場合(図6)、或いは、携帯機器10がスライド型携帯電話機である場合(図7)には、折り畳み機構又はスライド機構の開閉状態に応じて、光の照射状態が変化する箇所(例えば符号B12、B22で示された箇所)に第2の照度センサ18−2を設置すればよい。このような構成とすることにより、第2の照度センサ18−2の検出結果から折り畳み機構やスライド機構の開閉状態を判定して、後述の電源オン/オフ制御に反映させることが可能となる。
なお、上記した照度センサ18については、監視対象の近接を検出し、これに応じた電気信号を生成して制御部15に伝達する近接センサ18’に置換することも可能である。
加速度センサ19は、携帯機器10に生じた加速度を検出し、これに応じた電気信号を生成して制御部15に伝達する。なお、加速度センサ19としては、携帯機器10への搭載に適したMEMS[Micro Electro Mechanical Systems]デバイスを用いることが望ましい。このような構成とすることにより、ユーザが携帯機器10を手で保持したときに生じる加速度を検出して、後述の電源オン/オフ制御に反映させることが可能となる。
<第1動作例>
図2は、電源オン/オフ制御の第1動作例を示すフローチャートである。なお、本フローチャートに含まれる各ステップの実行主体は制御部15であり、本フローチャートの開始時点において、携帯機器10各部(制御部15及び温度センサ17を除く)への電力供給はオフされているものとする。また、本フローチャートは、温度センサ17の検出結果のみに応じて電源オン/オフ制御を行う構成であるため、図1で示した照度センサ18や加速度センサ19は必須の構成要件ではない。
ステップS101では、温度センサ17で所定の上昇勾配値を超える温度上昇が検出されたか否かの判定が行われる。ここで、イエス判定が下された場合にはフローがステップS102に進められて、携帯機器10各部への電力供給をオンとするように電源部14が制御される。一方、ノー判定が下された場合にはフローがステップS101に戻されて、温度上昇の監視が継続される。
ステップS102で携帯機器10各部への電力供給がオンとされた後、ステップS103では、温度センサ17で所定の低下勾配値を超える温度低下が検出されたか否かの判定が行われる。ここで、イエス判定が下された場合にはフローがステップS104に進められて、携帯機器10各部への電力供給をオフとするように電源部14が制御された後、フローがステップS101に戻される。一方、ノー判定が下された場合にはフローがステップS103に戻されて、温度低下の監視が継続される。
第1動作例に基づく電源オン/オフ制御によれば、携帯機器10の使用開始に際して、ユーザが携帯機器10を手で保持したときに、ユーザの手や指が触れた部分の温度上昇を検出して、携帯機器10各部への電力供給をオンさせることが可能となる。また、第1動作例に基づく電源オン/オフ制御によれば、携帯機器10の使用終了に際して、ユーザが携帯機器10を手から離したときに、それまでユーザの手や指が触れていた部分の温度低下を検出して、携帯機器10各部への電力供給をオフさせることが可能となる。
すなわち、第1動作例に基づく電源オン/オフ制御によれば、電源オン/オフを行うための能動的な操作(押下ないしタッチ)をユーザに要求することなく、携帯機器10各部への電力供給を適切にオン/オフさせることが可能となる。
なお、ステップS101やステップS103で示したように、第1動作例では、温度センサ17で検出された温度の絶対値ではなく、その1次微分値(すなわち、単位時間当たりの温度変化)に基づいて、電源オン/オフ制御を行う構成とされている。このような構成とすることにより、測定時間の短縮や判定精度の向上を実現することが可能となる。また、所定の上昇勾配値を超える温度上昇、及び、所定の低下勾配値を超える温度低下のみを検出することにより、外気温や室温の変化に伴う緩やかな温度上昇/温度低下が生じても、これに伴う意図しない電源オン/オフを未然に回避することが可能となる。
<第2動作例>
図3は、電源オン/オフ制御の第2動作例を示すフローチャートである。なお、本フローチャートに含まれる各ステップの実行主体は制御部15であり、本フローチャートの開始時点において、携帯機器10各部(制御部15及び温度センサ17を除く)への電力供給はオフされているものとする。
ステップS201では、温度センサ17で所定の上昇勾配値を超える温度上昇が検出されたか否かの判定が行われる。ここで、イエス判定が下された場合にはフローがステップS202に進められて、照度センサ18と加速度センサ19への電力供給をオンとするように電源部14が制御される。一方、ノー判定が下された場合にはフローがステップS201に戻されて、温度上昇の監視が継続される。
ステップS202で照度センサ18と加速度センサ19への電力供給がオンされた後、ステップS203では、照度センサ18で得られた照度が所定の照度条件を充足しているか否かの判定が行われる。ここで、イエス判定が下された場合にはフローがステップS204に進められ、ノー判定が下された場合にはフローがステップS209に進められる。
なお、携帯機器10に照度センサ18が一つだけ設置されている場合には、ステップS203において、照度センサ18で得られた照度が所定の閾値を下回っているか否か、言い換えれば、携帯機器10を保持するユーザの手や指によって照度センサ18が覆われた結果、照度センサ18への入射光が遮られているか否かの判定を行えばよい。このような判定を行うことにより、温度センサ17で所定の上昇勾配値を超える温度上昇が検出されたときであっても、照度センサ18がユーザの手や指で覆われておらず、照度センサ18で検出された照度が所定の閾値を上回っていれば、携帯機器10各部への電力供給をオンとしないように、電源部14を制御することができるので、電源オン/オフ制御の精度を高めることが可能となる。
また、携帯機器10の異なる箇所に第1及び第2の照度センサ18−1,2が設置されている場合には、ステップS203において、第1及び第2の照度センサ18−1,2で各々得られた照度が互いに不一致であるか否か、言い換えれば、携帯機器10を保持するユーザの手や指によって第1の照度センサ18−1のみが覆われた結果、第1の照度センサ18−1への入射光のみが遮られているか否かの判定を行えばよい。このような判定を行うことにより、温度センサ17で所定の上昇勾配値を超える温度上昇が検出されたときであっても、第1及び第2の照度センサ18−1,2で各々得られた検出結果が互いに一致していれば、携帯機器10各部への電力供給をオンとしないように、電源部14を制御することができるので、電源オン/オフ制御の精度を高めることが可能となる。
また、携帯機器10が折り畳み型携帯電話機やスライド型携帯電話機であり、第2の照度センサ18−2が図6の符号B12や図7の符号B22で示された箇所に設置されている場合には、ステップS203において、第2の照度センサ18−2で得られた照度が所定の閾値を上回っているか否か、言い換えれば、携帯機器10の折り畳み機構やスライド機構が開いた状態とされているか否かの判定を追加的に行ってもよい。このような判定を行うことにより、電源オン/オフ制御の精度をさらに高めることが可能となる。
ステップS203でイエス判定が下された場合、ステップS204では、加速度センサ19で得られた加速度が所定の加速度条件を充足しているか否かの判定(例えば、所定の閾値を上回っているか否かの判定)が行われる。ここで、イエス判定が下された場合にはフローがステップS205に進められて、携帯機器10各部への電力供給をオンとするように電源部14が制御される。一方、ノー判定が下された場合にはフローがステップS209に進められる。このような判定を行うことにより、温度センサ17で所定の上昇勾配値を超える温度上昇が検出されたときであっても、加速度センサ19で検出された加速度が所定の閾値を下回っていれば、携帯機器10各部への電力供給をオンとしないように、電源部14を制御することができるので、電源オン/オフ制御の精度を高めることが可能となる。
ステップS205で携帯機器10各部への電力供給がオンとされた後、ステップS206では、所定期間にわたって操作を受け付けていない状態が継続されているか否かの判定が行われる。ここで、イエス判定が下された場合にはフローがステップS207に進められる。一方、ノー判定が下された場合にはフローがステップS206に戻されて、操作の待ち受けが継続される。
ステップS206でイエス判定が下された場合、ステップS207では、温度センサ17で所定の低下勾配値を超える温度低下が検出されたか否かの判定が行われる。ここで、イエス判定が下された場合にはフローがステップS208に進められて、携帯機器10各部への電力供給をオフとするように電源部14が制御された後、フローがステップS201に戻される。一方、ノー判定が下された場合には、フローがステップS206に戻されて、操作の待ち受けが継続される。
一方、ステップS203及びステップS204のいずれかでノー判定が下された場合、ステップS209では、温度センサ17で所定の低下勾配値を超える温度低下が検出されたか否かの判定が行われる。ここで、イエス判定が下された場合にはフローがステップS210に進められて、照度センサ18と加速度センサ19への電力供給をオフとするように電源部14が制御された後、フローがステップS201に戻される。一方、ノー判定が下された場合には、フローがステップS203に戻されて、照度条件及び加速度条件の充足監視が継続される。
第2動作例に基づく電源オン/オフ制御によれば、携帯機器10の使用開始に際して、ユーザが携帯機器10を手で保持したことに伴い、ユーザの手や指が触れた部分の温度が上昇したこと、ユーザの手や指が触れた部分が暗くなったこと、及び、携帯機器10に加速度が生じたことを各々検出して、携帯機器10各部への電力供給をオンさせることが可能となる。また、第2動作例に基づく電源オン/オフ制御によれば、携帯機器10の使用終了に際して、先述の第1動作例と同様、ユーザが携帯機器10を手から離したときに、それまでユーザの手や指が触れていた部分の温度低下を検出して、携帯機器10各部への電力供給をオフさせることが可能となる。
すなわち、第2動作例に基づく電源オン/オフ制御によれば、先述の第1動作例と同様に、電源オン/オフを行うための能動的な操作(押下ないしタッチ)をユーザに要求することなく、かつ、先述の第1動作例に基づく電源オン/オフ制御よりも高い精度で、携帯機器10各部への電力供給を適切にオン/オフさせることが可能となる。
<第3動作例>
図4は、電源オン/オフ制御の第3動作例を示すフローチャートであり、図1の照度センサ18を近接センサ18’に置き換えた場合の動作を示したものである。なお、本フローチャートに含まれる各ステップの実行主体は制御部15であり、本フローチャートの開始時点において、携帯機器10各部(制御部15及び温度センサ17を除く)への電力供給はオフされているものとする。
ステップS301では、温度センサ17で所定の上昇勾配値を超える温度上昇が検出されたか否かの判定が行われる。ここで、イエス判定が下された場合にはフローがステップS302に進められて、近接センサ18’と加速度センサ19への電力供給をオンとするように電源部14が制御される。一方、ノー判定が下された場合にはフローがステップS301に戻されて、温度上昇の監視が継続される。
ステップS302で近接センサ18’と加速度センサ19への電力供給がオンとされた後、ステップS303では、近接センサ18’で得られた検出結果が所定の近接条件を充足しているか否かの判定が行われる。ここで、イエス判定が下された場合にはフローがステップS304に進められ、ノー判定が下された場合にはフローがステップS309に進められる。
なお、携帯機器10に近接センサ18’が一つだけ設置されている場合には、ステップS303において、近接センサ18’でユーザの手や指の当接または近接が検出されているか否かの判定を行えばよい。このような判定を行うことにより、温度センサ17で所定の上昇勾配値を超える温度上昇が検出されたときであっても、近接センサ18’でユーザの手や指の当接または近接が検出されていなければ、携帯機器10各部への電力供給をオンとしないように、電源部14を制御することができるので、電源オン/オフ制御の精度を高めることが可能となる。
また、携帯機器10の異なる箇所に第1及び第2の近接センサ18−1’,2’が設置されている場合は、ステップS303において、第1及び第2の近接センサ18−1’,2’で各々得られた検出結果が互いに不一致であるか否か、言い換えれば、携帯機器10を保持するユーザの手や指が第1の近接センサ18−1’のみに当接または近接されているか否かの判定を行えばよい。このような判定を行うことにより、温度センサ17で所定の上昇勾配値を超える温度上昇が検出されたときであっても、第1及び第2の近接センサ18−1’,2’で各々得られた検出結果が互いに一致していれば、携帯機器10各部への電力供給をオンとしないように、電源部14を制御することができるので、電源オン/オフ制御の精度を高めることが可能となる。
ステップS303でイエス判定が下された場合、ステップS304では、加速度センサ19で得られた加速度が所定の加速度条件を充足しているか否かの判定(例えば、所定の閾値を上回っているか否かの判定)が行われる。ここで、イエス判定が下された場合にはフローがステップS305に進められて、携帯機器10各部への電力供給をオンとするように電源部14が制御される。一方、ノー判定が下された場合にはフローがステップS309に進められる。このような判定を行うことにより、温度センサ17で所定の上昇勾配値を超える温度上昇が検出されたときであっても、加速度センサ19で検出された加速度が所定の閾値を下回っていれば、携帯機器10各部への電力供給をオンとしないように、電源部14を制御することができるので、電源オン/オフ制御の精度を高めることが可能となる。
ステップS305で携帯機器10各部への電力供給がオンとされた後、ステップS306では、所定期間にわたって操作を受け付けていない状態が継続されているか否かの判定が行われる。ここで、イエス判定が下された場合にはフローがステップS307に進められる。一方、ノー判定が下された場合にはフローがステップS306に戻されて、操作の待ち受けが継続される。
ステップS306でイエス判定が下された場合、ステップS307では、温度センサ17で所定の低下勾配値を超える温度低下が検出されたか否かの判定が行われる。ここで、イエス判定が下された場合にはフローがステップS308に進められて、携帯機器10各部への電力供給をオフとするように電源部14が制御された後、フローがステップS301に戻される。一方、ノー判定が下された場合には、フローがステップS306に戻されて、操作の待ち受けが継続される。
一方、ステップS303及びステップS304のいずれかでノー判定が下された場合、ステップS309では、温度センサ17で所定の低下勾配値を超える温度低下が検出されたか否かの判定が行われる。ここで、イエス判定が下された場合にはフローがステップS310に進められて、近接センサ18’と加速度センサ19への電力供給をオフとするように電源部14が制御された後、フローがステップS301に戻される。一方、ノー判定が下された場合には、フローがステップS303に戻されて、近接条件及び加速度条件の充足監視が継続される。
第3動作例に基づく電源オン/オフ制御によれば、携帯機器10の使用開始に際して、ユーザが携帯機器10を手で保持したことに伴い、ユーザの手や指が触れた部分の温度が上昇したこと、ユーザの手や指が携帯機器10に当接または近接していること、及び、携帯機器10に加速度が生じたことを各々検出して、携帯機器10各部への電力供給をオンさせることが可能となる。また、第3動作例に基づく電源オン/オフ制御によれば、携帯機器10の使用終了に際して、先述の第1動作例や第2動作例と同様、ユーザが携帯機器10を手から離したときに、それまでユーザの手や指が触れていた部分の温度低下を検出して、携帯機器10各部への電力供給をオフさせることが可能となる。
すなわち、第3動作例に基づく電源オン/オフ制御によれば、先述の第1動作例や第2動作例と同様に、電源オン/オフを行うための能動的な操作(押下ないしタッチ)をユーザに要求することなく、かつ、先述の第1動作例に基づく電源オン/オフ制御よりも高い精度で、携帯機器10各部への電力供給を適切にオン/オフさせることが可能となる。
<第4動作例>
図5は、電源オン/オフ制御の第4動作例を示すフローチャートであり、温度センサ17を主センサとして常時オンさせるのではなく、照度センサ18を主センサとして常時オンさせた場合の動作を示したものである。なお、本フローチャートに含まれる各ステップの実行主体は制御部15であり、本フローチャートの開始時点において、携帯機器10各部(制御部15及び照度センサ18を除く)への電力供給はオフされているものとする。
ステップS401では、照度センサ18で得られた照度が所定の照度条件を充足しているか否かの判定が行われる。ここで、イエス判定が下された場合にはフローがステップS402に進められて、温度センサ17と加速度センサ19への電力供給をオンとするように電源部14が制御される。一方、ノー判定が下された場合にはフローがステップS401に戻されて、照度条件の充足監視が継続される。
なお、携帯機器10に照度センサ18が一つだけ設置されている場合には、ステップS401において、照度センサ18で得られた照度が所定の閾値を下回っているか否かの判定を行えばよい。また、携帯機器10の異なる箇所に各々第1及び第2の照度センサ18−1,2が設置されている場合には、ステップS401において、第1及び第2の照度センサ18−1,2で各々得られた照度が互いに不一致であるか否かの判定を行えばよい。また、携帯機器10が折り畳み型携帯電話機やスライド型携帯電話機であり、第2の照度センサ18−2が図6の符号B12や図7の符号B22で示された箇所に設置されている場合には、ステップS401において、第2の照度センサ18−2で得られた照度が所定の閾値を上回っているか否かの判定を追加的に行ってもよい。このような判定を行うことにより、電源オン/オフ制御の精度をさらに高めることが可能となる。
ステップS402で温度センサ17と加速度センサ19への電力供給がオンされた後、ステップS403では、温度センサ17で所定の上昇勾配値を超える温度上昇が検出されたか否かの判定が行われる。ここで、イエス判定が下された場合はフローがステップS404に進められ、ノー判定が下された場合にはフローがステップS409に進められる。
ステップS403でイエス判定が下された場合、ステップS404では、加速度センサ19で得られた加速度が所定の加速度条件を充足しているか否かの判定(例えば、所定の閾値を上回っているか否かの判定)が行われる。ここで、イエス判定が下された場合にはフローがステップS405に進められて、携帯機器10各部への電力供給をオンとするように電源部14が制御される。一方、ノー判定が下された場合にはフローがステップS410に進められる。
ステップS405で携帯機器10各部への電力供給がオンとされた後、ステップS406では、所定期間にわたって操作を受け付けていない状態が継続されているか否かの判定が行われる。ここで、イエス判定が下された場合にはフローがステップS407に進められる。一方、ノー判定が下された場合にはフローがステップS406に戻されて、操作の待ち受けが継続される。
ステップS406でイエス判定が下された場合、ステップS407では、温度センサ17で所定の低下勾配値を超える温度低下が検出されたか否かの判定が行われる。ここで、イエス判定が下された場合にはフローがステップS408に進められて、携帯機器10各部への電力供給をオフとするように電源部14が制御された後、フローがステップS401に戻される。一方、ノー判定が下された場合には、フローがステップS406に戻されて、操作の待ち受けが継続される。
一方、ステップS403でノー判定が下された場合、ステップS409では、ステップS401でイエス判定が下されてから所定時間が経過したか否かの判定が行われる。ここで、イエス判定が下された場合にはフローがステップS411に進められて、温度センサ17と加速度センサ19への電力供給をオフとするように電源部14が制御された後、フローがステップS401に戻される。一方、ノー判定が下された場合には、フローがステップS403に戻されて、温度上昇の監視が継続される。
また、ステップS404でノー判定が下された場合、ステップS410では、温度センサ17で所定の低下勾配値を超える温度低下が検出されたか否かの判定が行われる。ここで、イエス判定が下された場合にはフローがステップS411に進められて、温度センサ17と加速度センサ19への電力供給をオフとするように電源部14が制御された後、フローがステップS401に戻される。一方、ノー判定が下された場合には、フローがステップS404に戻されて、加速度条件の充足監視が継続される。
第4動作例に基づく電源オン/オフ制御によれば、携帯機器10の使用開始に際して、ユーザが携帯機器10を手で保持したことに伴い、ユーザの手や指が触れた部分の温度が上昇したこと、ユーザの手や指が触れた部分が暗くなったこと、及び、携帯機器10に加速度が生じたことを各々検出して、携帯機器10各部への電力供給をオンさせることが可能となる。また、第4動作例に基づく電源オン/オフ制御によれば、携帯機器10の使用終了に際して、先述の第1動作例と同様、ユーザが携帯機器10を手から離したときに、それまでユーザの手や指が触れていた部分の温度低下を検出して、携帯機器10各部への電力供給をオフさせることが可能となる。
すなわち、第4動作例に基づく電源オン/オフ制御によれば、先述の第1動作例〜第3動作例と同様に、電源オン/オフを行うための能動的な操作(押下ないしタッチ)をユーザに要求することなく、かつ、先述の第1動作例に基づく電源オン/オフ制御よりも高い精度で、携帯機器10各部への電力供給を適切にオン/オフさせることが可能となる。
なお、改めて図示は行わないが、先述の第2動作例と第3動作例との関係と同じく、第4動作例の照度センサ18を近接センサ18’に置き換えることも可能である。
<その他の変形例>
なお、本発明の構成は、上記実施形態のほか、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることが可能である。すなわち、上記実施形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきであり、本発明の技術的範囲は、上記実施形態の説明ではなく、特許請求の範囲によって示されるものであり、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内に属する全ての変更が含まれると理解されるべきである。
例えば、上記実施形態では、電源オン/オフ制御の第2動作例〜第4動作例において、主センサへの電力供給のみ常時オンとし、主センサ以外への電力供給を必要に応じて適宜オン/オフさせる構成を例に挙げて説明を行ったが、本発明の構成はこれに限定されるものではなく、全センサへの電力供給を常時オンさせる構成としても構わない。後者の構成を採用する場合、図3のステップS202及びステップS210、図4のステップS302及びステップS310、並びに、図5のステップS402及びステップS411はいずれも不要となる。
また、温度センサ17、照度センサ18、及び、加速度センサ19の間に主従関係を持たせることなく、全てのセンサで所定の電源オン条件が充足されたときに、携帯機器10各部への電力供給をオンとし、少なくとも一つのセンサで上記の電源オン条件が充足されなくなったときに、携帯機器10各部への電力供給をオフとするように、制御部15による電源オン/オフ制御を行っても構わない。
本発明は、携帯機器(携帯電話機、携帯型ゲーム機、携帯型電子手帳、リモコンなど)の利便性を高めるための技術として有用に利用することが可能である。
10 携帯機器
11 表示部
12 操作部
13 記憶部
14 電源部
15 制御部
16 機能部
17 温度センサ
18、18−1、18−2 照度センサ
18’、18−1’、18−2’ 近接センサ
19 加速度センサ
A11、A21、A31、A41 温度センサの設置箇所
B11、B21、B31、B41 第1照度センサの設置箇所
B12、B22、B32、B42 第2照度センサの設置箇所

Claims (13)

  1. 携帯機器各部への電力供給を行う電源部と、
    温度センサと、
    前記温度センサの検出結果に基づいて携帯機器各部への電力供給をオン/オフさせるように前記電源部を制御する制御部と、
    を有することを特徴とする携帯機器。
  2. 前記温度センサは、前記携帯機器の使用状態において、ユーザの体の一部が当接または近接する箇所に設置されていることを特徴とする請求項1に記載の携帯機器。
  3. 前記温度センサは、前記携帯機器の側面に設置されていることを特徴とする請求項2に記載の携帯機器。
  4. ユーザの操作を受け付ける操作部をさらに有し、
    前記温度センサは、前記操作部またはその近傍に設置されていることを特徴とする請求項2に記載の携帯機器。
  5. 前記制御部は、前記温度センサで所定の上昇勾配値を超える温度上昇が検出されたときに携帯機器各部への電力供給をオンとし、逆に、前記温度センサで所定の低下勾配値を超える温度低下が検出されたときに携帯機器各部への電力供給をオフとするように、前記電源部を制御することを特徴とする請求項2〜請求項4のいずれか1項に記載の携帯機器。
  6. 照度センサをさらに有し、
    前記制御部は、前記温度センサで所定の上昇勾配値を超える温度上昇が検出されたときであっても、前記照度センサで検出された照度が所定の閾値を上回っていれば、携帯機器各部への電力供給をオンとしないように、前記電源部を制御することを特徴とする請求項5に記載の携帯機器。
  7. 異なる箇所に設置された第1及び第2の照度センサをさらに有し、
    前記制御部は、前記温度センサで所定の上昇勾配値を超える温度上昇が検出されたときであっても、前記第1及び第2の照度センサで得られた検出結果が一致していれば、携帯機器各部への電力供給をオンとしないように、前記電源部を制御することを特徴とする請求項5に記載の携帯機器。
  8. 前記第1の照度センサは、前記携帯機器の使用状態において、ユーザの体の一部が当接または近接する箇所に設置されており、
    前記第2の照度センサは、前記携帯機器の使用状態において、ユーザの体の一部が当接または近接しない箇所に設置されていることを特徴とする請求項7に記載の携帯機器。
  9. 折り畳み機構またはスライド機構をさらに有し、
    前記第2の照度センサは、前記折り畳み機構または前記スライド機構の開閉状態に応じて、光の照射状態が変化する箇所に設置されていることを特徴とする請求項8に記載の携帯機器。
  10. 近接センサをさらに有し、
    前記制御部は、前記温度センサで所定の上昇勾配値を超える温度上昇が検出されたときであっても、前記近接センサでユーザの体の一部の当接または近接が検出されていなければ、携帯機器各部への電力供給をオンとしないように、前記電源部を制御することを特徴とする請求項5に記載の携帯機器。
  11. 異なる箇所に設置された第1及び第2の近接センサをさらに有し、
    前記制御部は、前記温度センサで所定の上昇勾配値を超える温度上昇が検出されたときであっても、前記第1及び第2の近接センサで得られた検出結果が一致していれば、携帯機器各部への電力供給をオンとしないように、前記電源部を制御することを特徴とする請求項5に記載の携帯機器。
  12. 前記第1の近接センサは、前記携帯機器の使用状態において、ユーザの体の一部が当接または近接する箇所に設置されており、
    前記第2の近接センサは、前記携帯機器の使用状態において、ユーザの体の一部が当接または近接しない箇所に設置されていることを特徴とする請求項11に記載の携帯機器。
  13. 加速度センサをさらに有し、
    前記制御部は、前記温度センサで所定の上昇勾配値を超える温度上昇が検出されたときであっても、前記加速度センサで検出された加速度が所定の閾値を下回っていれば、携帯機器各部への電力供給をオンとしないように、前記電源部を制御することを特徴とする請求項5〜請求項12のいずれか1項に記載の携帯機器。
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