JP2012062831A - Egrクーラバイパスバルブ及びegrシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】製造を容易にし、車両への搭載性を向上させること。
【解決手段】EGRクーラバイパスバルブ1は、バルブハウジング3と、バルブシャフト4に設けたバルブ5とを備える。バルブハウジング3は、EGRガスの流入口11と、EGRガスの流出口12と、流入口11に通じる流入室13と、クーラ側導出口14と、クーラ側導入口15と、クーラ側導出口14に通じるクーラ側通路16と、クーラ側導入口15と流出口12との間の流出通路17と、流入室13と流出通路17との間のバイパス通路18と、クーラ側通路16と流出通路17とを隔てる第1の隔壁21と、第1の端面31と、第1の端面31と平行に配置される第2の端面32とを備える。流入口11及び流出口12は、第1の端面31に配置され、クーラ側導出口14及びクーラ側導入口15は第2の端面32に配置される。
【選択図】 図1

Description

この発明は、エンジンのEGRガスを冷却するEGRクーラに係り、詳しくは、EGRクーラに対するEGRガスの流れを切り替えるEGRクーラバイパスバルブ及びEGRシステムに関する。
従来、この種の技術として、例えば、下記の特許文献1に記載されるEGRクーラバイパスバルブが知られている。このバイパスバルブは、U字型の通路を有するEGRクーラに連結され、EGRガスの入口とEGRガスの出口が互いに異なる面に対して形成されている。また、特許文献2〜4には、関連する技術が記載されている。
WO2007/125118号公報 特開2010−121607号公報 特開2009−257208号公報 特開2007−100566号公報
ところで、特許文献1に記載のバイパスバルブでは、EGRクーラとの連結面やガス配管等との連結面につき、面加工が必要となっていた。しかしながら、EGRガスの入口と出口が異なる面に形成されているため、加工を必要とする面が多く、製造コストが高くなる傾向があった。また、互いに交差する2方向に配管等が延びる構造のため、車両への搭載性が悪いものとなっていた。
この発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、製造を容易にし、車両への搭載性を向上させることを可能としたEGRクーラバイパスバルブ及びEGRシステムを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、EGRクーラへのEGRガスの流れを切り替えるEGRクーラバイパスバルブであって、バルブハウジングと、バルブハウジングにEGRガスを流入させる流入口と、バルブハウジングからEGRガスを流出させる流出口と、バルブハウジングにおいて流入口に通じるEGRガスの流入室と、バルブハウジングにおいてEGRクーラへEGRガスを導出するクーラ側導出口と、バルブハウジングにおいてEGRクーラからのEGRガスを導入するクーラ側導入口と、バルブハウジングにおいてクーラ側導出口に通じるクーラ側通路と、バルブハウジングにおいてクーラ側導入口と流出口との間に配置されるEGRガスの流出通路と、バルブハウジングにおいて流入室と流出通路との間に配置されるバイパス通路と、バルブハウジングに設けられ、流入室とクーラ側通路とを連通させる状態と、バイパス通路を介して流入室と流出通路とを連通させる状態とに切り替えられるバルブと、バルブハウジングにおいて回動可能に設けられ、バルブを支持するバルブシャフトと、クーラ側通路と流出通路とを隔てる第1の隔壁と、バルブシャフトは、第1の隔壁の延長線上に配置されることと、バルブハウジングに形成される第1の端面と、バルブハウジングにて第1の端面と対向する位置にて第1の端面と平行に形成される第2の端面と、流入口及び流出口が第1の端面に配置され、クーラ側導出口及びクーラ側導入口が第2の端面に配置されることとを備えたことを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、流入口及び流出口が第1の端面に配置され、クーラ側導出口及びクーラ側導入口が第2の端面に配置されるので、4つの口、すなわち、流入口、流出口、クーラ側導出口及びクーラ側導入口が、2つの端面、すなわち、第1の端面及び第2の端面に配置されることとなる。従って、口の数に対し、配管等を取り付ける端面の数が半分に減る。また、第1の端面と対向する位置にて第1の端面と平行に第2の端面が形成されるので、第1の端面と第2の端面にそれぞれ配管等を接続したときに、配管等の伸びる方向が、ほぼ平行となる。
上記目的を達成するために、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、流入室と流出通路とを隔てる第2の隔壁と、バイパス通路が第2の隔壁に形成されることと、第2の隔壁が第1の隔壁とほぼ平行に配置されることと、バルブが断面L字形状をなし、L字形状の短辺にてバルブシャフトに支持されることとを備えたことを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、請求項1に記載の発明の作用に加え、流入室と流出通路とを隔てる第2の隔壁が、クーラ側通路と流出通路とを隔てる第1の隔壁とほぼ平行をなす場合において、バルブがL字形状であるので、金型成形時の型抜きが容易なバルブハウジング形状とすることができる。
上記目的を達成するために、請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、バイパス通路は、第2の隔壁に対して斜めに形成されることを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、請求項1に記載の発明の作用に加え、バイパス通路を後加工するのに、例えば、第2の隔壁に対し、流入口から工具を斜めに入れて作業を行うことが可能となり、作業用の開口部を別途設ける必要がない。
上記目的を達成するために、請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3の何れかに記載のEGRクーラバイパスバルブと、EGRガスの流れを調節するEGRバルブと、EGRガスを流すEGRガス配管と、EGRクーラとを備えたEGRシステムであって、EGRクーラバイパスバルブの流出口に対応して第1の端面に対し、第1のガスケットを介してEGRバルブが接続され、EGRクーラバイパスバルブの流入口に対応して第1の端面に対し、第2のガスケットを介してEGRガス配管が接続され、クーラ側導出口及びクーラ側導入口に対応して第2の端面に対し、第3のガスケットを介してEGRクーラが接続されることを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、請求項1乃至3の何れかに記載の発明の作用に加え、流入口に対応して第1の端面に第1のガスケットを介してEGRバルブを接続し、流出口に対応して第1の端面に第2のガスケットを介してEGRガス配管を接続し、第2の端面に対し第3のガスケットを介してEGRクーラを接続したときに、EGRバルブ、EGRガス配管及びEGRクーラの伸びる方向が、ほぼ平行となる。
上記目的を達成するために、請求項5に記載の発明は、請求項1乃至3の何れかに記載のEGRクーラバイパスバルブと、EGRガスの流れを調節するEGRバルブと、EGRガスを流すEGRガス配管と、EGRクーラとを備えたEGRシステムであって、EGRクーラバイパスバルブの流出口及び流入口に対応して第1の端面に対し、第1のガスケットを介してフランジが接続され、流出口に対応してフランジに対し、第2のガスケットを介してEGRバルブが接続され、流入口に対応してフランジを介してEGRガス配管が接続され、クーラ側導出口及びクーラ側導入口に対応して第2の端面に対し、第3のガスケットを介してEGRクーラが接続されることを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、流入口及び流出口に対応して第1の端面に第1のガスケットを介してフランジを接続し、流出口に対応してフランジに対し、第2のガスケットを介してEGRバルブを接続し、そのフランジを介してEGRガス配管を接続し、クーラ側導出口及びクーラ側導入口に対応して第2の端面に対し第3のガスケットを介してEGRクーラを接続したときに、EGRバルブ、EGRガス配管及びEGRクーラの伸びる方向が、ほぼ平行となる。また、第1のガスケットが、流入口と流出口のために共用され、フランジが第1のガスケットの押さえと機能する。第2のガスケットが、流入口と流出口のために共用される。
請求項1に記載の発明によれば、EGRクーラバイパスバルブの製造を容易にすることができ、それの車両への搭載性を向上させることができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、EGRクーラバイパスバルブの生産性を向上させることができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、EGRクーラバイパスバルブにつきシンプルな構成で製造コストを削減することができる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項1乃至3の何れかに記載の発明の効果に加え、EGRシステムの車両への搭載性を向上させることができる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項1乃至3の何れかに記載の発明の効果に加え、EGRシステムの車両への搭載性を向上させることができる。また、ガスケットの数を減らすことができる。
第1の実施形態に係り、バイパスバルブを示す断面図。 同実施形態に係り、バルブハウジングと、その成形用金型との関係を示す断面図。 同実施形態に係り、金型成形後のバルブハウジングの状態を示す断面図。 同実施形態に係り、孔加工後のバルブハウジングを示す断面図。 第2の実施形態に係り、EGRシステムを示す断面図。 第3の実施形態に係り、EGRシステムを示す断面図。
<第1実施形態>
以下、本発明におけるEGRクーラバイパスバルブを具体化した第1実施形態につき図面を参照して詳細に説明する。
図1に、この実施形態のEGRクーラバイパスバルブ(以下、単に「バイパスバルブ」)1を断面図により示す。このバイパスバルブ1は、EGRクーラ2へのEGRガスの流れを切り替えるために使用される。EGRクーラ2は、EGRガスを冷却するためのものである。
図1に示すように、バイパスバルブ1は、金属製のバルブハウジング3と、バルブハウジング3に回動可能に設けられたバルブシャフト4と、バルブシャフト4に支持される板状のバルブ5とを備える。バルブハウジング3には、同ハウジング3にEGRガスを流入させる流入口11、バルブハウジング3からEGRガスを流出させる流出口12と、バルブハウジング3において流入口11に通じるEGRガスの流入室13と、バルブハウジング3においてEGRクーラ2へEGRガスを導出するクーラ側導出口14と、バルブハウジング3においてEGRクーラ2からのEGRガスを導入するクーラ側導入口15と、バルブハウジング3においてクーラ側導出口14に通じるクーラ側通路16と、バルブハウジング3においてクーラ側導入口15と流出口12との間に配置されるEGRガスの流出通路17と、バルブハウジング3において流入室13と流出通路17との間に配置されるバイパス通路18とを備える。
バルブハウジング3に設けられるバルブ5は、断面L字形状をなし、L字形状の短辺にてバルブシャフト4に支持される。バルブシャフト4は、バルブハウジング3に回動可能に設けられ、バルブ5を支持する。流入室13の内壁には、バルブ5に係合可能な段部24が形成される。このバルブ5は、図1に実線で示すように、流入室13とクーラ側通路16とを連通させる第1の状態と、図1に2点鎖線で示すように、バイパス通路18を介して流入室13と流出通路17とを連通させる第2の状態とに選択的に切り替えられる。バルブハウジング3には、クーラ側通路16と流出通路17とを隔てる第1の隔壁21が設けられる。バルブシャフト4は、この第1の隔壁21の延長線上に配置される。また、バルブハウジング3には、第1の端面31が形成される。バルブハウジング3には、第1の端面31と対向する位置にて第1の端面31と平行に第2の端面32が形成される。流入口11及び流出口12は、それぞれ第1の端面31に配置される。一方、クーラ側導出口14及びクーラ側導入口15は、それぞれ第2の端面32に配置される。また、第2の端面32には、バルブハウジング3に形成された冷却水通路19が開口している。また、バルブハウジング3には、第1の端面31に対応した一端部に第1のフランジ3aが形成され、第2の端面32に対応した例えば、他端部に第2のフランジ3bが形成される。
バルブハウジング3には、流入室13と流出通路17とを隔てる第2の隔壁22が設けられる。バイパス通路18は、この第2の隔壁22に形成される。第2の隔壁22は、第1の隔壁21から二股に分岐した大小2つの隔壁のうち大きい方の隔壁により構成される。二股に分岐した小さい方の隔壁は、第3の隔壁23を構成する。第2及び第3の隔壁22,23は、第1の隔壁21とほぼ平行に配置される。また、バイパス通路18は、第2の隔壁22に対して斜めに形成される。
バルブ5は、図1に実線で示すように、流入室13とクーラ側通路16とを連通させる第1の状態では、第2の隔壁22の壁面に当接し、バイパス通路18を閉鎖した状態に配置される。第1の状態では、流入口11から流入室13に入ったEGRガスが、クーラ側通路16へ流れ、クーラ側導出口14を介して、EGRクーラ2の入口へと流れる。EGRクーラ2を流れたEGRガスは、同クーラ2の出口から、バイパスバルブ1のクーラ側導入口15を介して流出通路17に流れ、流出口12から外部へ流出する。一方、バイパス通路18を介して流入室13と流出通路17とを連通させる第2の状態では、バルブ5は、第3の隔壁23の先端と、流入室13の内壁の段部24に当接し、クーラ側通路16を閉鎖した状態で配置される。第2の状態では、流入口11から流入室13に入ったEGRガスは、EGRクーラ2へ流れることなく、バイパス通路18を介して流出通路17へ流れ、流出口12から外部へ流出する。
図2に、バルブハウジング3Aと、その成形用金型41,42との関係を断面図により示す。図3に、金型成形後のバルブハウジング3Aの状態を断面図により示す。図4に、孔加工後のバルブハウジング3を断面図により示す。バルブハウジング3は、第1の金型41及び第2の金型42を使用してアルミニウム等の金属材料により成形される。第1の金型41は、主としてバルブハウジング3の流入口11、流入室13、クーラ側通路16及びクーラ側導出口14を成形するためのものである。第2の金型42は、主としてバルブハウジング3の流出口12、流出通路17及びクーラ側導入口15を成形するためのものである。第1の金型41には、流入口11及び流入室13と、クーラ側通路16の一部を成形するための成形部41aと、流出通路17の一部を成形するための成形部41bが形成される。第2の金型42には、冷却水通路19を成形するための成形部42aと、クーラ側通路16の残りの一部を成形するための成形部42bと、流出通路17の一部を成形するための成形部42cが形成される。
図2に示すように、両金型41,42を型締めし、それらの間に溶湯を供給することにより、第1の隔壁21、第2の隔壁22及び第3の隔壁23が断面略Y形状につながって成形される。その後、両金型41,42を型開きすることにより、図3に示す状態のバルブハウジング3が得られる。その後、バルブシャフト4のための孔25と、バイパス通路18を加工することにより、図4に示す状態のバルブハウジング3が得られる。その後、加工後のバルブハウジング3にバルブシャフト4とバルブ5を組み付けることにより、図1に実線で示すバイパスバルブ1が得られる。
以上説明したこの実施形態によれば、バルブハウジング3において、流入口11及び流出口12が第1の端面31に配置され、クーラ側導出口14及びクーラ側導入口15が第2の端面32に配置される。つまり、4つの口、すなわち、流入口11、流出口12、クーラ側導出口14及びクーラ側導入口15が、2つの端面、すなわち、第1の端面31及び第2の端面32に配置される。従って、口の数4つに対し、配管等を取り付ける端面の数が2つの半分に減る。このため、バイパスバルブ1の製造を容易にすることができる。また、第1の端面31と対向する位置にて第1の端面31と平行に第2の端面32が形成されるので、第1の端面31と第2の端面32にそれぞれ配管等を接続したときに、配管等の伸びる方向が、ほぼ平行となる。このため、バイパスバルブ1が嵩張ることがなく、その車両への搭載性を向上させることができる。
また、この実施形態では、バルブハウジング3において、流入室13と流出通路17とを隔てる第2の隔壁22が、クーラ側通路16と流出通路17とを隔てる第1の隔壁21とほぼ平行をなすが、第2の隔壁22は流入室13が狭まる方向にわずかに傾斜しているので、金型成形時の型抜きが容易となる。一方、バルブフェイス面がバルブシャフト4に対しオフセットしたL字形状のバルブ5を使用しているため、この実施形態のバルブハウジング形状の場合であっても、バイパス通路18を適切に開閉することができる。このため、バルブハウジング3の金型成型を容易にすることができ、バイパスバルブ1の生産性を向上させることができる。
更に、この実施形態では、バルブハウジング3において、バイパス通路18を後加工するのに、例えば、第2の隔壁22に対し、流入口11から工具を斜めに入れて作業を行うことが可能となり、バイパス通路18を開ける作業用の開口部を別途設ける必要がない。このため、比較的シンプルな構成によりバルブハウジング3を加工することができ、バイパスバルブ1の製造コストを削減することができる。
<第2実施形態>
次に、本発明におけるEGRシステムを具体化した第2実施形態につき図面を参照して詳細に説明する。
図5に、この実施形態のEGRシステム51を断面図により示す。このEGRシステム51は、上記したバイパスバルブ1と、EGRガスの流れを調節するEGRバルブ52と、EGRガスを流すEGRガス配管53と、EGRクーラ2とを備える。
このEGRシステム51において、バイパスバルブ1の流出口12に対応して第1の端面31に対し、第1のガスケット54を介してEGRバルブが接続される。また、バイパスバルブ1の流入口11に対応して第1の端面31に対し、第2のガスケット55を介してEGRガス配管53が接続される。更に、クーラ側導出口14及びクーラ側導入口15に対応して第2の端面32に対し、第3のガスケット56を介してEGRクーラ2が接続される。
EGRバルブ52は、内部にバタフライタイプのバルブ57を有する。このバルブ57は、バルブシャフト58を中心に、回動することで、EGRガス流量を調節するようになっている。
従って、この実施形態では、バイパスバルブ1の流入口11に対応して第1の端面31に第1のガスケット54を介してEGRバルブ52を接続し、流出口12に対応して第1の端面31に第2のガスケット55を介してEGRガス配管53を接続している。また、第2の端面32に対し第3のガスケット56を介してEGRクーラ2を接続している。このときに、EGRバルブ52、EGRガス配管53及びEGRクーラ2の伸びる方向が、図5の水平方向にほぼ平行となる。このため、EGRシステム51が嵩張ることがなく、EGRシステム51の車両への搭載性を向上させることができる。
<第3実施形態>
次に、本発明におけるEGRシステムを具体化した第3実施形態につき図面を参照して詳細に説明する。
図6に、この実施形態のEGRシステム61を断面図により示す。このEGRシステム61は、上記したバイパスバルブ1と、EGRガスの流れを調節するEGRバルブ52と、EGRガスを流すEGRガス配管53と、EGRクーラ2とを備える。
このEGRシステム61において、バイパスバルブ1の流出口12及び流入口11に対応して第1の端面31に対し、第1のガスケット62を介してフランジ63が接続される。このフランジ63は、EGRガス配管53の一端に一体的に設けられたものであり、図5に示すEGRガス配管53のフランジ53aを、EGRバルブ52の方向へ延出させるように形成される。また、流出口12に対応してフランジ63に対し、第2のガスケット64を介してEGRバルブ52が接続される。更に、流入口11に対応してフランジ63を介してEGRガス配管53が接続される。また、クーラ側導出口14及びクーラ側導入口15に対応して第2の端面32に対し、第3のガスケット65を介してEGRクーラ2が接続される。
第1のガスケット62は、第1の端面31に整合する形状を有する。同じく、フランジ63は、第1のガスケット62、延いては第1の端面31に整合する形状を有する。
従って、この実施形態によれば、バイパスバルブ1の流入口11及び流出口12に対応して第1の端面31に第1のガスケット62を介してフランジ63を接続し、そのフランジ63に対し、第2のガスケット64を介してEGRバルブ52を接続する。また、そのフランジ63を介してEGRガス配管53を接続する。更に、バイパスバルブ1において、クーラ側導出口14及びクーラ側導入口15に対応して第2の端面32に対し第3のガスケット65を介してEGRクーラ2を接続する。このときに、フランジ63、EGRバルブ52、EGRガス配管53及びEGRクーラ2の伸びる方向が、図6の水平方向にほぼ平行となる。このため、EGRシステム61が嵩張ることがなく、そのEGRシステム61の車両への搭載性を向上させることができる。また、第1のガスケット62が、流入口11と流出口12のために共用され、フランジ63が第1のガスケット62の押さえとして機能する。このため、ガスケットの数を減らすことができる。
また、第2実施形態では、図5に示すように、2つのガスケット54,55を横に並べる場合、両ガスケット54,55の間にスペースを設ける必要がある。これに対し、この第3実施形態では、図6に示すように、第1のガスケット62と第2のガスケット64が縦に並ぶので、横方向のスペースを省くことができる。また、この実施形態では、横方向にスペースの余裕があるため、EGRバルブ52の組み付け作業も容易になるという効果がある。
なお、この発明は前記各実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱することのない範囲で構成の一部を適宜に変更して実施することもできる。
例えば、前記第2及び第3の実施形態では、EGRバルブ52に、バタフライタイプのバルブ57を設けたが、EGRバルブに、バタフライタイプ以外のバルブを設けることもできる。
この発明は、自動車のエンジンに適用することができる。
1 バイパスバルブ
2 EGRクーラ
3 バルブハウジング
3A バルブハウジング
4 バルブシャフト
5 バルブ
11 流入口
12 流出口
13 流入室
14 クーラ側導出口
15 クーラ側導入口
16 クーラ側通路
17 流出通路
18 バイパス通路
21 第1の隔壁
22 第2の隔壁
23 第3の隔壁
31 第1の端面
32 第2の端面
41 第1の金型
42 第2の金型
51 EGRシステム
52 EGRバルブ
53 EGRガス配管
54 第1のガスケット
55 第2のガスケット
56 第3のガスケット
61 EGRシステム
62 第1のガスケット
63 フランジ
64 第2のガスケット
65 第3のガスケット

Claims (5)

  1. EGRクーラへのEGRガスの流れを切り替えるEGRクーラバイパスバルブであって、
    バルブハウジングと、
    前記バルブハウジングにEGRガスを流入させる流入口と、
    前記バルブハウジングからEGRガスを流出させる流出口と、
    前記バルブハウジングにおいて前記流入口に通じるEGRガスの流入室と、
    前記バルブハウジングにおいて前記EGRクーラへEGRガスを導出するクーラ側導出口と、
    前記バルブハウジングにおいて前記EGRクーラからのEGRガスを導入するクーラ側導入口と、
    前記バルブハウジングにおいて前記クーラ側導出口に通じるクーラ側通路と、
    前記バルブハウジングにおいて前記クーラ側導入口と前記流出口との間に配置されるEGRガスの流出通路と、
    前記バルブハウジングにおいて前記流入室と前記流出通路との間に配置されるバイパス通路と、
    前記バルブハウジングに設けられ、前記流入室と前記クーラ側通路とを連通させる状態と、前記バイパス通路を介して前記流入室と前記流出通路とを連通させる状態とに切り替えられるバルブと、
    前記バルブハウジングにおいて回動可能に設けられ、前記バルブを支持するバルブシャフトと、
    前記クーラ側通路と前記流出通路とを隔てる第1の隔壁と、
    前記バルブシャフトは、前記第1の隔壁の延長線上に配置されることと、
    前記バルブハウジングに形成される第1の端面と、
    前記バルブハウジングにて前記第1の端面と対向する位置にて前記第1の端面と平行に形成される第2の端面と、
    前記流入口及び前記流出口が前記第1の端面に配置され、前記クーラ側導出口及び前記クーラ側導入口が前記第2の端面に配置されることと
    を備えたことを特徴とするEGRクーラバイパスバルブ。
  2. 前記流入室と前記流出通路とを隔てる第2の隔壁と、
    前記バイパス通路が前記第2の隔壁に形成されることと、
    前記第2の隔壁が前記第1の隔壁とほぼ平行に配置されることと、
    前記バルブが断面L字形状をなし、前記L字形状の短辺にて前記バルブシャフトに支持されることと
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載のEGRクーラバイパスバルブ。
  3. 前記バイパス通路は、前記第2の隔壁に対して斜めに形成されることを特徴とする請求項2に記載のEGRクーラバイパスバルブ。
  4. 請求項1乃至3の何れかに記載のEGRクーラバイパスバルブと、EGRガスの流れを調節するEGRバルブと、EGRガスを流すEGRガス配管と、EGRクーラとを備えたEGRシステムであって、
    前記EGRクーラバイパスバルブの前記流出口に対応して前記第1の端面に対し、第1のガスケットを介して前記EGRバルブが接続され、前記EGRクーラバイパスバルブの前記流入口に対応して前記第1の端面に対し、第2のガスケットを介して前記EGRガス配管が接続され、前記クーラ側導出口及び前記クーラ側導入口に対応して前記第2の端面に対し、第3のガスケットを介して前記EGRクーラが接続されることを特徴とするEGRシステム。
  5. 請求項1乃至3の何れかに記載のEGRクーラバイパスバルブと、EGRガスの流れを調節するEGRバルブと、EGRガスを流すEGRガス配管と、EGRクーラとを備えたEGRシステムであって、
    前記EGRクーラバイパスバルブの前記流出口及び前記流入口に対応して前記第1の端面に対し、第1のガスケットを介してフランジが接続され、前記流出口に対応して前記フランジに対し、第2のガスケットを介して前記EGRバルブが接続され、前記流入口に対応して前記フランジを介して前記EGRガス配管が接続され、前記クーラ側導出口及び前記クーラ側導入口に対応して前記第2の端面に対し、第3のガスケットを介して前記EGRクーラが接続されることを特徴とするEGRシステム。
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