JP2012062232A - 通気性耐火物及びその製造方法 - Google Patents

通気性耐火物及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】耐食性および耐熱衝撃性に優れ、Crを含有する通気性耐火物に代替可能な、Crを含有しない通気性耐火物を提供すること。
【解決手段】通気性耐火物において、Crに代えてLaを添加し、1700℃以上で焼成することによって、骨材たる粗粒の架橋部分に、AlとSiO2とLaからなる溶融物を生成させることで骨材同士を結合、健全な通気性耐火物を得る。そしてこの通気性耐火物においてはLaの有する耐FeO性により通常のCr含有通気性耐火物と同等の耐食性を得ることができる。
【選択図】なし

Description

本発明は、主として溶鋼等の溶融金属にガスを吹き込むために使用される通気性耐火物とその製造方法に関する。
溶鋼等の溶融金属の精錬工程や連続鋳造工程等においては、溶融金属の精錬、撹拌、スラグ等の排除等、さまざまな目的で溶融金属中にガスが吹き込まれており、このような使用に供する通気性耐火物は、ガス吹き込みのための通気性のほか、FeO等との反応に対する化学的抵抗性、即ち耐食性、急激な熱衝撃もしくは大きい温度勾配に耐える耐熱衝撃性等を備えることが必要である。
従来、特に高い耐食性と耐熱衝撃性を要求される使用条件では、耐火物中にCrを含有させたものが多く使用されている。これは、Al系にCrが加わると、固溶体の生成等により、融点の上昇、耐食性の向上、耐熱衝撃性の向上等の効果が得られるからである。
特にFeO等との反応に対する化学的抵抗性、即ち耐食性においては、FeO−Cr系状態図におけるCrの増加に伴う液相線の上昇に起因している。
しかし、Cr含有耐火物は、一定の条件下では有害な六価クロムを生成することがあることから、近年環境問題が大きくクローズアップされ、Cr を含有しない耐火物への転換が必要となってきた。
Cr含有耐火物の代替品として、例えば、特許文献1(特開2002−241173号公報)には、主としてゴミ焼却炉等の内張用不定形耐火物として、酸化ニッケル等のニッケル含有物とAlからなるスピネル形の鉱物組成を含む耐火物が耐食性等の向上に有効であることが開示されている。
また、特許文献2(特開2003−183082号公報)には、耐スポーリング性(耐熱衝撃性)を向上させる手段として、酸化ニッケル等のニッケル含有物に部分安定化ジルコニアを加えた不定形耐火物が開示されている。
特開2002−241173号公報 特開2003−183082号公報
しかし、特許文献1は、緻密な組織を前提として、主に耐食性の向上を目的とするものであり、一定の通気性を前提としつつ、耐食性と共に高度な耐熱衝撃性を必要とするガス吹き込み用の通気性耐火物としては、特に耐熱衝撃性が低く、実用的ではない。
また、特許文献2も緻密な組織を前提にして耐熱衝撃性の向上を目的とするものであり、微粒域に独立して存在する部分安定化ジルコニアが衝撃に対して変態する性質を利用して応力を吸収させることで、耐熱衝撃性を向上させようとするものである。そのため、一定の通気性を前提としつつ、耐食性と共に高度な耐熱衝撃性を必要とするガス吹き込み用の通気性耐火物に適用しようとすると、骨材間を連結する架橋部分の構造としての結合力が弱く、また耐熱衝撃性が十分ではないために、実用的ではない。
さらに特許文献1、2で使用されているNiOは、PRTR(化学物質排出移動量届出制度)の特定第一種指定化学物質の発ガン性物質に指定されており、安全面や環境面からも使用しない方が望ましい。
このように、通気性耐火物、特にガス吹き用のポーラスタイプの通気性耐火物においては、未だCr系の代替となる耐火物は実用化されていない。
そこで本発明では、Crを含有していた従来の通気性耐火物と同様に、耐食性および耐熱衝撃性に優れ、さらに環境の面にも配慮した通気性耐火物を提供することを目的とする。
本発明では、ガスを通過させるための気孔を有する通気性耐火物において、骨材たる粗粒の耐火性原料間の架橋部分に、AlとSiOとLaからなる生成物を含有することを特徴とする。
また、本発明では、ガスを通過させるための気孔を有する通気性耐火物の製造方法において、骨材たる粗粒の耐火性原料に、Al源、SiO源およびLa源たる微粒を添加・混練・成形し、その後焼成することよって、骨材たる粗粒の耐火性原料間の架橋部分に、AlとSiOとLaからなる生成物を含有させることを特徴とする。
本発明では、六価クロムを生成する恐れのあるCrを用いることなく、Crを含有する従来の通気性耐火物と同様に、耐食性および耐熱衝撃性に優れた通気性耐火物を得ることができる。
本発明の通気性耐火物は、骨材たる粗粒の耐火性原料間の架橋部分に、AlとSiOとLaからなる生成物を含有することを特徴とする。
Laは、PRTR法に該当しない安全な物質である。CrやNiOのように、危険有害性分類基準に抵触せず、さらにFeO等との反応に対する化学的抵抗性、即ち耐食性においては、FeO−La系状態図におけるLaの増加に伴い、液相線が上昇するというCrと同じ特徴を有する。また、融点も2000℃以上と高く、耐火物として使用可能である。
そこで本願発明者は、骨材即ち耐火物の骨格となる粗粒の耐火性原料間の架橋部分に、AlとSiOとLaからなる生成物を含有させ、通気性耐火物としての耐食性、耐熱衝撃性の向上を図った。具体的には、AlとSiOとLaの溶融物を架橋部分に生成し、当該溶融物が冷却してガラス化することによって骨材を結合した。耐火物の架橋部分は、骨材間を支持して構造体としての強度の基本となる部分であり、また、通気性確保の観点から、FeOやメタル等に第一次的に接触する部分でもある。したがって、この部分に耐食性に優れたAlとSiOとLaからなる生成物を存在させることによって、優れた耐食性および耐熱衝撃性が得られると考えたためである。
このとき、La単体では融点が2000℃以上と高いため
酸化物焼成においては骨材同士を結合させ健全な通気性耐火物を得ることは非常に困難である。さらに 混練物の可塑性、成形性なども考慮してAlとSiOとLaからなる3成分系状態図を基に
溶融物の生成領域を参考にして Al源、SiO源たる微粒の添加を検討した。
具体的には、例えばAl源としてコランダム微粒、SiO源としてSiO微粒またはAlとSiOからなる微粒、La源としてLa微粒を原料とし、耐火物製造の焼成工程でAlとSiOとLaからなる3成分系溶融物を骨材間の架橋部分に生成させることによって、骨材間を結合して焼結させる訳である。
各微粒の粒度は、0.2mm以下が好ましく、0.1mm以下がさらに好ましい。0.2mmを超えると、約1600℃〜約1800℃で焼成する際に、十分な結合状態を得ることができず、耐火物構造体としての強度に劣り、十分な耐熱衝撃性および耐食性を得ることができない。よって0.2mm以下が好ましく、望むらくは 0.1mm以下である。0.1mm以下の場合、焼結速度や溶融速度をより高めることができ、より一層、均一で一体化した状態にすることができるためである。
各微粒の純度については、Al微粒はAl純度99%以上、 SiO微粒はSiO純度99%以上、La微粒はLa純度99%以上、AlとSiOからなる微粒についてはSiO純度50%以上のものを使用することが好ましい。
骨材たる粗粒の耐火性原料としては、例えば、Al、Al−MgO系化合物、Al−SiO系化合物、MgO−SiO系化合物、ZrO、MgO−ZrO系化合物、ZrO−SiO系化合物
の1種若しくは2種以上を用いることができる。またはこれらにMgOを加えた混合物等、一般的に通気性耐火物に利用可能な耐火性原料を用いることができる。なお、微粒部分との接触部の少なくとも一部に焼結等の結合を得ることが、耐火物構造体としての強度および耐熱衝撃性確保若しくは向上のために好ましいことから、Alたる電融若しくは焼結アルミナ、Al−SiO系化合物たるムライト、シリマナイト、その他の合成もしくは天然原料ジルコンやAl−MgO系化合物たるスピネル等が好ましい。
粗粒の粒度は、0.2mm以上2mm以下が好ましく、通気のための空隙の大きさとのバランスを最適にするため、0.2mm以上1mm以下がさらに好ましい。2mmを超えると、粗粒と微粒との結合部分が少なくなり、また、粗粒の熱膨張量が影響して微粒部を破壊することもあり、強度や耐熱衝撃性の低下を生じやすくなる。
骨材たる粗粒と架橋部分を構成する微粒との割合は、粗粒60質量%以上90質量%以下、微粒10質量%以上40質量%以下が好ましく、且つ粗粒と微粒の相対的な質量比は、粗粒7〜9:微粒1〜3程度がさらに好ましい。
粗粒が60質量%未満であって、微粒が40質量%を超えると、耐火物組織が緻密になり通気特性が低下すると共に、耐食性や耐摩耗性が低下する。一方、粗粒が90質量%を超え、微粒が10質量%未満であると、耐火物組織が粗になり過ぎ、結合機能を担う微粒部による架橋構造が少なすぎることから、強度や耐食性、耐熱衝撃性の低下を惹き起こす。
次に、本発明に係る通気性耐火物の製造方法について説明する。まず、骨材たる粗粒の耐火性原料に液状の結合材または結合材を含む液体を添加して混練し、さらに、微粒の耐火性原料を添加して混練し、プレス、流動、加振等の方法で所定の形状に成形し、乾燥後好ましくは1600℃以上で焼成する。なお、混練は、上記方法に限られるものではなく、粗粒の耐火性原料の表面に微粒の耐火性原料を均一に存在させることが可能な任意の方法を用いることができる。
液状の結合材または結合材を含む液体としては、例えば、有機物系では、天然や合成の糊剤等(でんぷん、デキストリン、アラビアゴム、糖蜜、メチルセルロース、ポリビニルアルコール、リグニンスルフォン酸塩、酢酸ビニルエマルジョン、ポリアクリル酸塩等)、合成樹脂(フェノール樹脂、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、ピッチ等)、無機物系では、珪酸塩、リン酸塩等が使用できる。これらは水溶性のものは水溶液としてでも使用できる。
なお、本発明に係る通気性耐火物は、他の耐火物の一部として組み込んだり、接合するなどの方法で利用できるほか、使用条件や形状に応じてガスの漏れ防止や補強等のためのメタルケースによる被覆、ガス導入用パイプの設置等を施して使用することもできる。
骨材たる粗粒の耐火性原料である粒度1〜0.5mmのAl骨材原料70質量%および粒度0.5〜0.2mmのAl骨材原料20質量%に、液状の結合材としてフェノール樹脂と粘土を添加してミキサーで混練し、その後、表1に示す微粒の耐火性原料を添加して、さらに混練し、プレス機械により大型の通気性耐火物を成形し、乾燥工程を経て、1700℃以上で5時間焼成した。そして、自然冷却後、当該通気性耐火物から各試験に応じた試験片に切り出し、耐食性、耐浸潤性、耐熱衝撃性、通気率、見掛け気孔率、圧縮強度について試験を行った。試験結果を表1に示す。
各試験は、次の方法に基づいて行った。
・生成物の有無:EPMAによる架橋部分の解析により、AlとSiOと酸化金属からなる生成物(溶融物)の有無を確認した。
・耐食性:回転浸食試験炉内の炉壁を構成するように試験片を設置し、1750℃で30分保持した後、酸素ランスで酸素を吹き付け、試験後の損傷寸法を測定し、侵食寸法の百分率で表した。数値が小さい方が耐食性に優れる。
・耐浸潤性:1辺30mmの立方体の試験片を高周波炉の炉底に設置し、1700℃で2時間溶鋼中に浸漬した後、その試料を切断して内部の溶鋼の浸潤深さ(mm)で表した。数値が小さい方が耐浸潤性に優れる。
・耐熱衝撃性:40×40×160mmの試験片を1600℃の溶鋼中に3分間浸漬し、空冷する操作を10回まで繰り返し、試験片が破壊して剥落等が開始する回数を表した。数値が大きい方が耐熱衝撃性に優れる。
・通気率:JISR2115に基づいて試験を行った。
・見掛け気孔率:JISR2105に基づいて試験を行った。
・圧縮強度:JISR2106に基づいて試験を行った。
Figure 2012062232
以下、表1に示す実施例及び比較例について説明する
(実施例1)
実施例1では、微粒として、粒度0.1mm以下のAl微粉原料5質量%、粒度0.2mm以下のSiO微粉原料4質量%、粒度0.1mm以下のLa微粉原料1質量%を添加した。
焼成後の通気性耐火物においては、EPMAによる架橋部分の解析により粗粒の耐火性原料間の架橋部分に、AlとSiOとLaからなる生成物を確認した。
実施例1では、浸食率は28.8%、浸潤深さは17mm、剥落は10回まで無かった。これは、Crを用いた従来の通気性耐火物である比較例5とほぼ同等の特性であり、実用に耐えるだけの耐食性および耐熱衝撃性を備えていることが確認された。
(実施例2)
実施例1では、微粒として、粒度0.1mm以下のAl微粉原料3質量%、粒度0.2mm以下のSiO微粉原料4質量%、粒度0.1mm以下のLa微粉原料3質量%を添加した。
焼成後の通気性耐火物においては粗粒の耐火性原料間の架橋部分に、AlとSiOとLaからなる生成物を確認した。
実施例2では、浸食率は27.3%、浸潤深さは15mm、剥落は10回まで無かった。実施例1と同様に、実用に耐えるだけの耐食性および耐熱衝撃性を備えていることが確認された。
(実施例3)
実施例3では、微粒として粒度0.1mm以下のAl微粉原料1質量%、粒度0.2mm以下のSiO微粉原料4質量%、粒度0.1mm以下のLa微粉原料を5質量%添加した。
焼成後の通気性耐火物においては粗粒の耐火性原料間の架橋部分に、AlとSiOとLaからなる生成物を確認した。
実施例3では、浸食率は27.4%、浸潤深さは16mm、剥落は10回まで無かった。実施例1と同様に、実用に耐えるだけの耐食性および耐熱衝撃性を備えていることが確認された。
(比較例1)
比較例1では、粒度0.1mm以下のAl微粉原料を6質量%、粒度0.2mm以下のSiO微粉原料4質量%を添加し、粒度0.1mm以下のLa微粉原料を添加しなかった。
比較例1では、浸食率は37.5%、浸潤深さは23mm、剥落は6回目で発生した。すなわち実施例1〜3のLa微粉原料添加品および比較例5のCr微粉原料添加品に比べて、耐食性および耐熱衝撃性に欠けていることが確認された。
(比較例2)
比較例2では、粒度0.1mm以下のAl微粉原料を4質量%、粒度0.2mm以下のSiO微粉原料4質量%、粒度0.1mm以下のCr微粉原料2質量%を添加した。
比較例2では、浸食率は29.1%、浸潤深さが18mm、剥落は10回まで無かった。これがCrを添加した従来の通気性耐火物の特性である。
(比較例3)
比較例3では、粒度0.1mm以下のAl微粉原料0.5質量%、粒度0.2mm以下のSiO微粉原料4質量%、粒度0.1mm以下のMnO微粉原料を2質量%添加した。MnO微粉原料を適用した理由は、Mnが周期律表においてCrと同じ遷移金属であり、耐食性が要求されるステンレス鋼分野で適用されているため適用を試みた。
比較例3では、焼成体において粗粒の耐火性原料間の架橋部分にAlとSiOとMnOからなる低融物が生成しており、過焼結であった。そのため 見掛け気孔率は22.1%と通気性耐火物の中では緻密質であり
浸食率33.5%、浸潤深さ23mm、7回で剥離という結果であり、満足のいく結果は得られなかった。
(比較例4)
比較例4では、粒度0.1mm以下のAl微粉原料を0.5質量%、粒度0.2mm以下のSiO微粉原料4質量%、粒度0.1mm以下のY微粉原料を2質量%添加した。Y微粉原料を適用した理由は、Yの融点が高く、耐食性が要求される廃棄物溶融炉用耐火物に一部適用されているため適用を試みた。
比較例4では、焼成体において粗粒の耐火性原料間の架橋部分にAlとSiOとYからなる低融物が生成しており、過焼結であった。そのため 見掛け気孔率は24.2%と実施例1〜3に比べ、緻密質であり
浸食率37.9%、浸潤深さ26mm、8回で剥離という結果であり、満足のいく結果は得らなかった。
本発明は、溶鋼の精錬や均一化等の様々な溶鋼や溶銑の処理に使用するガス吹き込み機能を備える通気性耐火物として、例えば、ポーラスプラグ、連続鋳造用各種ノズルやストッパー先端のガス吹き部分等に広く利用できる。

Claims (2)

  1. ガスを通過させるための気孔を有する通気性耐火物において、骨材たる粗粒の耐火性原料間の架橋部分に、AlとSiOとLaからなる生成物を含有することを特徴とする通気性耐火物。
  2. ガスを通過させるための気孔を有する通気性耐火物の製造方法において、骨材たる粗粒の耐火性原料に、Al源、SiO源およびLa源たる微粒を添加・混練・成形し、その後焼成することよって、骨材たる粗粒の耐火性原料間の架橋部分に、AlとSiOとLaからなる生成物を含有させることを特徴とする通気性耐火物の製造方法。
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