JP2012062142A - 排紙装置 - Google Patents

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JP2012062142A JP2010205966A JP2010205966A JP2012062142A JP 2012062142 A JP2012062142 A JP 2012062142A JP 2010205966 A JP2010205966 A JP 2010205966A JP 2010205966 A JP2010205966 A JP 2010205966A JP 2012062142 A JP2012062142 A JP 2012062142A
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Susumu Suwahara
進 諏訪原
Hiroshi Tayama
浩 田山
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Abstract

【課題】刷本に押し跡を付けることなく排紙することである。
【解決手段】刷本Pを排紙方向へ搬送可能な気流を生成し、この気流に乗せて刷本Pを排紙方向へと搬送する気流生成器8を設ける。この気流生成器8により、刷本Pに対して、下方から排紙方向へと空気を噴射する。具体的には、刷本Pの下面に対向可能な気流生成器8の上面11に、排紙方向へと空気を噴射する多数の噴射孔12を形成することで、刷本Pを浮上させながら、効果的に刷本Pを非接触状態で排紙する。
【選択図】図1

Description

本発明は、搬送された刷本を排紙する排紙装置に関するものである。
枚葉印刷機では、印刷された刷本を集積してゆく際に、不良品だけを抜き取り、機外への排紙を行っている。例えば、刷本の搬送ラインにて、良品に対してはストッパを立ち上げることで搬送されてきた刷本を停止させて下方に落下させ、一方の不良品に対してはストッパを伏せることで搬送されてきた刷本の通過を許容するなどして、搬送経路の切換を行っている(特許文献1〜3参照)。
特許第3737703号公報 特許第3737706号公報 特許第3875459号公報
しかしながら、上記特許文献1〜3に記載された従来技術では、不良品として選別した刷本を、ベルトやロールで挟持しながら所定のトレイへと排出しているため、刷本に押し跡が付いてしまう可能性がある。したがって、印刷面の色の調子、及び見当等の確認を行う上で、改善の余地があった。
本発明の課題は、刷本に押し跡を付けることなく排紙することである。
本発明に係る排紙装置は、搬送された刷本を排紙する排紙装置であって、前記刷本を排紙方向へ搬送可能な気流を生成し、当該気流に乗せて前記刷本を排紙方向へと搬送する気流生成器を備えることを特徴とする。
また、前記気流生成器は、前記刷本に対して、排紙方向へと空気を噴射することにより、前記刷本を搬送可能な排紙方向への気流を生成することを特徴とする。
また、前記刷本は、紙面が上下方向を向くように搬送され、前記気流生成器は、前記刷本の下面に対向可能な上面を有し、当該上面に、排紙方向へと空気を噴射する多数の噴射孔が形成されることを特徴とする。
また、前記上面は、前記噴射孔が排紙方向に開口した出窓型噴射孔で形成されることを特徴とする。
また、前記刷本は、紙面が上下方向を向くように搬送され、前記気流生成器は、排紙方向と直交する方向に延在し、排紙方向へと空気を噴射するスリットが形成されることを特徴とする。
また、前記刷本は、紙面が上下方向を向くように搬送され、前記気流生成器は、前記刷本の上面に対向可能な下面を有し、当該下面に、排紙方向へと空気を噴射する多数の噴射孔が形成されることを特徴とする。
本発明によれば、刷本を搬送可能な排紙方向への気流を生成し、気流に乗せて刷本を排紙方向へと搬送するので、刷本を非接触状態で排紙することができる。すなわち、刷本に押し跡を付けることなく排紙することができる。
また、搬送された刷本に対して、排紙方向へと空気を噴射することにより、より効果的に刷本を非接触状態で排紙することができる。
また、気流生成器の上面に、排紙方向へと空気を噴射する多数の噴射孔を形成しているので、刷本を浮上させ、より効果的に刷本を非接触状態で排紙することができる。
また、気流生成器の上面に、噴射孔が排紙方向に開口した出窓型噴射孔を形成したことで、上面に沿った気流を生成することができる。すなわち、刷本を安定した状態で排紙することができる。
また、気流生成器に、排紙方向と直交する方向に延在し、排紙方向へと空気を噴射するスリットを形成しているので、刷本の排紙を助勢し、効果的に刷本を排紙することができる。
また、気流生成器の下面に、排紙方向へと空気を噴射する多数の噴射孔を形成しているので、刷本の排紙を助勢し、効果的に刷本を排紙することができる。
排紙装置の概略構成図である。 気流生成器の概略構成図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
《構成》
図1は、排紙装置の概略構成図である。
印刷された刷本Pは、搬送装置1によって連続的に搬送される。
搬送装置1は、回転する一対のスプロケット2(他方は図示省略)と、これら一対のスプロケット2に架けられたチェーン3と、このチェーン3に取り付けられ、刷本Pを紙面が略上下方向を向くような状態で把持する爪竿4と、を備えている。爪竿4は、搬送終了位置に達すると、刷本Pを解放するように構成されている。
搬送ラインにおける搬送終了位置の近傍には、刷本Pが不良品であるか否かに応じて、刷本Pの搬送経路を切り替えるストッパ5が設けられている。ストッパ5は、搬送幅方向に延びる回動軸6を有する板部材で構成されており、板面を立ち上げることで搬送されてきた刷本Pを停止させて下方に落下させる立位と、板面を伏せることで搬送されてきた刷本Pの通過を許容する臥位と、の間で回動可能に支持されている。
ストッパ5の回動は、図示しない制御装置によって駆動制御される。具体的には、通常はストッパ5を立位に駆動制御しておき、刷本Pの異常を検知したとき(不良品の検知信号が入力されたとき)だけ、ストッパ5を臥位に駆動制御する。
搬送されてくる刷本Pがストッパ5によって停止させられて落下する位置には、良品となる刷本Pだけが集積される集積部7が設けられ、一方、搬送されてくる刷本Pがストッパ5を通過した先には、気流生成器8が設けられている。
気流生成器8は、刷本Pを排紙方向へ搬送可能な気流を生成し、この気流に乗せて刷本Pを排紙トレイ9へと送る。ここでは、搬送されてきた刷本Pに対して、下方から排紙方向へと空気を噴射することにより、刷本Pを排紙方向へ搬送可能な気流を生成している。なお、排紙トレイ9は、水平面に対してやや前傾した状態(45度以下)で設置されている。
図2は、気流生成器の概略構成図である。
気流生成器8は、中空型のボックス形状をしており、排紙トレイ9と同様に、水平面に対してやや前傾した状態(45度以下)で設置されている。
気流生成器8の上面11には、排紙方向へと空気を噴射する多数の噴射孔12が列設されている。ここで、気流生成器10の上面11は、噴射孔12が排紙方向に開口した例えば三角出窓型噴射孔で構成される。すなわち、上面11に、表面から裏面まで貫通し、且つ排紙方向と直交する線状の切れ込みを形成し、切れ込みにおける排紙方向上流側の部位を、裏面から表面に向かって膨出させることで、上方に突起し、排紙方向に開口した噴射孔12を形成している。なお、空気の噴射角度が、上面11に対して例えば5°〜18°程度となるように各噴射孔12を設定する。
また、気流生成器10の後端側には、上面11に対して一段高くなる段差部13が形成されており、この段差部13における排紙方向に向いた前面(段差面)14には、排紙方向と直交する方向に延在し、排紙方向へと空気を噴射する幅広のスリット15が形成されている。
なお、気流生成器10の内部には、加圧した空気が供給されることで、各噴射孔12及びスリット15から排紙方向へと空気が噴射される。各噴射孔12への空気の供給源と、スリット15への空気の供給源は、共通としてもよいし、個別に用意してもよい。
上面11に対する噴射孔12の開口率は、例えば0.8%〜1.8%程度に設定すると、搬送されてきた刷本Pが速やかに通過する。開口率とは、100×{(流体が通過する面積の総和)/(上面11の面積)}である。
ここでは、開口面が三角形の三角出窓型噴射孔であるが、これに限定されるものではなく、開口面が幅方向に長いスリット出窓型噴射孔や、開口面が半円形の半円出窓型噴射孔等であってもよい。また、出窓形状でなくとも、上面11の裏面から表面に向けて斜めに貫通孔を形成してもよい。要は、刷本Pを排紙方向へ搬送可能な気流を生成できれば、噴射孔12やスリット15の数量や形状は任意とする。
《作用》
不良品として選別した刷本Pを、従来技術のように、ベルトやロールで挟持しながら排紙トレイ9へと送ると、刷本Pに押し跡が付いてしまう可能性がある。
そこで、本実施形態では、刷本Pを排紙方向へ搬送可能な気流を生成し、この気流に乗せて刷本Pを排紙方向へと搬送する気流生成器8を設けた。このように、気流に乗せて刷本Pを排紙方向へと搬送するので、刷本Pを非接触状態で排紙することができる。すなわち、刷本Pに押し跡を付けることなく排紙することができる。したがって、押し跡などのない本来の状態で、印刷面の色の調子、及び見当等の確認を行うことができる。
また、気流生成器8に形成した噴射孔12及びスリット15により、刷本Pに対して、下方から排紙方向へと空気を噴射している。これにより、より効果的に刷本を非接触状態で排紙することができる。
また、刷本Pの下面に対向可能な気流生成器8の上面11に、排紙方向へと空気を噴射する多数の噴射孔12を形成している。これにより、刷本Pを浮上させ、より効果的に刷本Pを非接触状態で排紙することができる。
気流生成器8の上面11は、噴射孔12が排紙方向に開口した三角出窓型噴射孔で形成している。これにより、上面11に沿った気流を生成できるので、刷本Pを安定した状態で排紙することができる。
さらに、段差部13における排紙方向に向いた前面14に、排紙方向へと空気を噴射する幅広のスリット15を形成している。これにより、刷本Pの排紙を助勢し、より効果的に刷本を排紙することができる。
《変形例》
なお、本実施形態では、刷本Pの下方に気流生成器8を設置しているが、これに限定されるものではない。例えば、気流生成器8を上下逆さにして、刷本Pの上方に設置してもよい。すなわち、刷本Pの上面に対向可能な下面を有し、この下面に、排紙方向へと空気を噴射する多数の噴射孔が形成された気流生成器としてもよい。この場合も、刷本Pの排紙を助勢し、効果的に刷本Pを排紙することができる。さらに、この変形例を、本実施形態と組み合わせてもよく、これによれば、より効果的に刷本Pを排紙することができる。
1 搬送装置
2 スプロケット
3 チェーン
4 爪竿
5 ストッパ
6 回動軸
7 集積部
8 気流生成器
9 排紙トレイ
11 上面
12 噴射孔
13 段差部
14 前面
15 スリット

Claims (6)

  1. 搬送された刷本を排紙する排紙装置であって、
    前記刷本を排紙方向へ搬送可能な気流を生成し、当該気流に乗せて前記刷本を排紙方向へと搬送する気流生成器を備えることを特徴とする排紙装置。
  2. 前記気流生成器は、前記刷本に対して、排紙方向へと空気を噴射することにより、前記刷本を搬送可能な排紙方向への気流を生成することを特徴とする請求項1に記載の排紙装置。
  3. 前記刷本は、紙面が上下方向を向くように搬送され、
    前記気流生成器は、前記刷本の下面に対向可能な上面を有し、当該上面に、排紙方向へと空気を噴射する多数の噴射孔が形成されることを特徴とする請求項2に記載の排紙装置。
  4. 前記上面は、前記噴射孔が排紙方向に開口した出窓型噴射孔で形成されることを特徴とする請求項3に記載の排紙装置。
  5. 前記刷本は、紙面が上下方向を向くように搬送され、
    前記気流生成器は、排紙方向と直交する方向に延在し、排紙方向へと空気を噴射するスリットが形成されることを特徴とする請求項2〜4の何れか一項に記載の排紙装置。
  6. 前記刷本は、紙面が上下方向を向くように搬送され、
    前記気流生成器は、前記刷本の上面に対向可能な下面を有し、当該下面に、排紙方向へと空気を噴射する多数の噴射孔が形成されることを特徴とする請求項2〜5の何れか一項に記載の排紙装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP7484205B2 (ja) 2020-02-12 2024-05-16 Toppanホールディングス株式会社 シート状物品の搬送集積装置および搬送集積方法

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