JP2012060232A - 会議進行支援システム、情報端末機、進行支援装置、進行支援方法、プログラム - Google Patents

会議進行支援システム、情報端末機、進行支援装置、進行支援方法、プログラム Download PDF

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裕文 堀川
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薫 前田
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Abstract

【課題】複数の端末から会議の進行操作が集中的に発生した場合でも矛盾なく調整することができ、会議進行役の負担を軽減できる会議進行支援システム等を提供すること。
【解決手段】情報端末機100は、前記進行支援装置から会議の進行状況を表す会議進行状況情報及び前記会議進行状況情報が最後に更新された最終更新時刻情報を受信する会議情報受信手段43と、会議の進行操作を受け付け、前記進行支援装置に前記進行操作を要求する進行操作情報、及び、前記最終更新時刻情報を送信する進行操作受け付け手段42と、進行支援装置200は会議進行状況情報を記憶する会議進行状況情報記憶手段37と、情報端末機100から進行操作情報と最終更新時刻情報を受信した場合、該最終更新時刻情報と会議進行状況情報の最終の更新時刻とを比較して、情報端末機による進行操作情報の進行操作を許可するか否かを判定する操作受け付け手段32と、を有することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、会議の進行を支援する会議進行支援システム、情報端末機、進行支援装置、進行支援方法及びプログラムに関する。
ネットワークや専用線を介して複数の情報端末機を接続し、遠隔の参加者と会議をおこなう会議支援システムでは、従来、効率的な会議運営をおこなうための各種提案が行われてきた。
提案の中には、予め入力された議事進行スケジュールに基づいて各情報端末機の会議における役割を自動で切り替えるシステムがある(例えば、特許文献1参照。)。例えば、サーバと各端末とが通信して、議事進行スケジュールに基づいて議事の切り替わりの時刻で各端末の役割(例えば発表者が用いる端末か否か)を自動的に切り替える。こうすれば、進行役の負担を大幅に軽減でき、その結果、進行役が効率よく会議を運営できるシステムが実現できる。
しかしながら、今までの会議支援システムでは、会議がスケジュールどおりに進行しなかった場合の対処について考慮されていないという問題がある。例えば、会議がスケジュールどおりに進行しなかった場合、進行役は進行中の議事について多くの決断(この議事を延長する/この議事は早めに終える/議論をまとめる/参加者間の利害を調整するetc)を迫られる。また、進行役は、それに関わるシステムの操作も行わねばならず、会議の内容を把握しながら、会議支援システムの進行操作をおこなうことは、進行役に非常に高い負担を与えてしまう。
進行役の負担を軽減するには進行役以外にも会議支援システムの操作を許可すればよいが、複数の情報端末機から自由な進行操作を認めると、情報端末機間の操作が矛盾する場合が生じる。しかしながら、従来、複数の情報端末機からの進行操作を矛盾なく調整する技術は提案されていない。
本発明は、複数の端末から会議の進行操作が集中的に発生した場合でも矛盾なく調整することができ、会議進行役の負担を軽減できる会議進行支援システム、情報端末機、進行支援装置、進行支援方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明は、 複数の情報端末機と進行支援装置を有する会議進行支援システムであって、前記情報端末機は、前記進行支援装置から会議の進行状況を表す会議進行状況情報及び前記会議進行状況情報が最後に更新された最終更新時刻情報を受信する会議情報受信手段と、会議の進行操作を受け付け、前記進行支援装置に前記進行操作を要求する進行操作情報、及び、前記最終更新時刻情報を送信する進行操作受け付け手段と、を有し、前記進行支援装置は、前記会議進行状況情報を記憶する会議進行状況情報記憶手段と、前記情報端末機から前記進行操作情報と前記最終更新時刻情報を受信した場合、該最終更新時刻情報と自機が記憶する前記会議進行状況情報の最終の更新時刻とを比較して、前記情報端末機による前記進行操作情報の進行操作を許可するか否かを判定する操作受け付け手段と、を有することを特徴とする。
複数の端末から会議の進行操作が集中的に発生した場合でも矛盾なく調整することができ、会議進行役の負担を軽減できる会議進行支援システム等を提供できる。
会議進行支援システムの概略を説明する図の一例である。 会議進行支援システムの概略的な使用例の一例を示す図である。 情報端末機と進行支援装置のハードウェア構成図の一例である。 会議進行支援システムの概略構成図の一例を示す。 会議テーブルに記録される情報を模式的に説明する図の一例である。 議事テーブルに記録される情報を模式的に説明する図の一例である 進行テーブルに記録される情報を模式的に説明する図の一例である。 会議進行支援システムが議事進行の進捗を管理する手順を示すフローチャート図の一例である。 入力完了後の会議情報の画面表示例を示す図である。 進行支援メニューの一例を示す図である。 議事インジケータを説明する図の一例である。 会議インジケータについて説明する図の一例である。 マークの位置を説明する図の一例である。 情報端末機1〜3が進行支援装置から情報を取得するシーケンス図の一例である。 情報端末機1〜3が進行支援装置の情報を更新するシーケンス図の一例である。 進行支援装置が会議進行の進捗を管理する手順を示すフローチャート図の一例である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態の会議進行支援システム500の概略を説明する図の一例である。進行支援装置200は会議進行状況を管理しており、最後に会議進行状況を更新した会議最終更新日時を記録している。
(1)そして、進行支援装置200は、会議進行状況情報と最終の会議最終更新日時(T1)を各情報端末機100(区別する場合、情報端末機1,2という)に定期的に配信している。
(2)(3) 各情報端末機100は参加者(以下、単にユーザという)の操作を受け付けて、自由なタイミングで操作情報(後述する操作情報送信リクエスト)を進行支援装置200に送信することができる。情報端末機1,2は、この操作情報と共に、すでに受信している会議最終更新日時をタイムスタンプT1として進行支援装置200に送信する。
(4)進行支援装置200は、次の条件を満たす場合に限り、会議進行の操作を許可し「OK」を送信する。
・会議最終更新日時=タイムスタンプ
(5)進行支援装置200は情報端末機1からタイムスタンプT1と共に受信した操作情報に従い、会議を進行させ、会議最終更新日時を現在の時刻(=新しいタイムスタンプT2)で更新する。
(6)会議最終更新日時が更新されると、情報端末機2が要求した操作情報にはタイムスタンプT1が添付されているので、進行支援装置200は進行操作を許可しない。このため、情報端末機2に「Conflict」を通知する。したがって、最終の会議最終更新日時をタイムスタンプT1として、最も早期に操作情報を送信した情報端末機1のみが会議を進行させることができる。
情報端末機2は、再度、最終の会議最終更新日時(タイムスタンプT2)を取得しないと会議を進行させることができない。このため、進行支援装置200は最終の会議最終更新日時と会議進行状況情報を情報端末機2に送信する。これにより、操作情報が受け付けられなかった情報端末機2は最終の会議進行状況情報を見て、必要であれば、再度、操作情報を送信することができる。
このように、ある情報端末機1からの会議進行操作を他の情報端末機2に反映させることができ、また、ある情報端末機1が進行させた会議進行状況と矛盾無く、別の情報端末機2が会議を進行させることができる。
なお、会議最終更新日時とタイムスタンプは同じものであるが、区別するため進行支援装置200が有する方を会議最終更新日時、情報端末機100が有する方をタイムスタンプということにする。
〔会議進行支援システムの構成〕
図2は、会議進行支援システム500の概略的な使用例の一例を示す図である。図2では、4人のユーザA〜Dが会議に参加し、そのうちユーザAが発表を行っている。ユーザA〜Dのうち、発表者であるユーザAが主に進行のための操作を行うと考えられ、ユーザAを進行役と呼べる。
しかし、本実施形態では、ユーザAだけでなく、ユーザB〜Dも会議の進行のための操作を行うことができる。4つの情報端末機1〜4はネットワークを介して不図示の進行支援装置200と接続されており、図1で説明したように4つの情報端末機1〜4が定期的に会議進行状況情報を受信することで、4つの情報端末機1〜4に表示される4つの進行支援メニュー14が同期する。
例えば、ユーザAの発表が予定時間を超過しそうなため、この議事を延長する/この議事は早めに終える/議論をまとめる/ユーザ間の利害を調整するetc等の決断を迫られている。しかし、ユーザAは発表で忙しい。このような場合、本実施形態の会議進行支援システム500は、ユーザB〜Dが進行の操作をすることで、プロジェクタ13で表示されているユーザAの情報端末機1の進行支援メニュー14を情報端末機1〜4間で同期させることができる。したがって、忙しいユーザAの手を煩わせることなく、会議を進行させることができる。
また、仮に、ユーザB〜Dの全てが気を利かせて進行の操作をしても、図1で説明したように進行支援装置200が受け付ける操作情報は1つに調整されるので、各ユーザの操作が矛盾したまま進行支援メニュー14に反映されることもない。具体的には、「Conflict」が表示された情報端末機100のユーザは、操作が受け付けられた情報端末機100が更新した進行支援メニュー14をみて、必要であれば操作すればよいことになる。
図3(a)は、情報端末機100のハードウェア構成図の一例を、図3(b)は進行支援装置200のハードウェア構成図の一例をそれぞれ示す。情報端末機100は、それぞれバスで相互に接続されているCPU101、RAM102、ROM103、記憶媒体装着部104、通信装置15、入力部23、表示制御部107及び記憶装置108を有する。CPU101は、OS、プログラム110を記憶装置108から読み出して、RAM102を作業メモリにして実行する。なお通信装置15は図4に示すように情報端末機100と別体でもよい。
プログラム110は、ユーザの操作を受け付け操作情報を送信したり、会議進行状況情報を受信して進行支援メニュー14を表示したり、会議情報の入力を受け付け進行支援装置200に送信したりする処理を行う。RAM102は必要なデータを一時保管する作業メモリ(主記憶メモリ)になり、ROM103にはBIOSや初期設定されたデータ、簡単なプログラムが記憶されている。
記憶媒体装着部104はUSBケーブル等のケーブルや、可搬型の記憶媒体111を装着するインタフェースである。
表示制御部107は、プログラム110が指示する画面情報に基づき所定の解像度や色数等で表示部22の描画を制御する。記憶装置108は、HDDやフラッシュメモリなどの不揮発メモリを実体とし、OS、アプリケーション、及び、プログラム110を記憶している。
記憶媒体111は、例えば、SDカードやUSBメモリなど不揮発性のメモリである。アプリケーションやプログラム110は、記憶媒体111に記録された状態又は不図示のサーバからダウンロードされる態様で配布される。
図3(b)の進行支援装置200も同様の構成、CPU301、RAM302、ROM303、記憶媒体装着部304、通信装置15、及び、記憶装置308を有する。情報端末機100と共通部の説明は省略する。進行支援装置200は入力部23を有していないが、有していても何ら問題ない。
また、記憶装置308が記憶するプログラム310は、次述する図4の制御部21が有する機能ブロックが行う処理を提供する。プログラム310は、記憶媒体311に記録された状態又は不図示のサーバからダウンロードされる態様で配布される。
なお、プログラム310とプログラム110は、ほぼ一体に開発される、Webアプリとクライアントアプリである。プログラム310(Webアプリ)は、クライアント端末(情報端末機100)からのリクエストによって動的なコンテンツを提供するアプリケーションである。例えば、進行支援装置200の制御部21はJava(登録商標)のJ2EEや.NET(登録商標)等を開発プラットフォームとして実装されている。
また、プログラム110(クライアントアプリ)には種々の実装方法があるが、例えばAdobe社のAIRランタイム上で、HTML、JavaScript、Flash、ActionScriptなどを組み合わせたコードを記述することで実現できる。また、クライアントアプリとしてブラウザを用いてもよい。両者の通信は、例えばJSON形式のフォーマットのデータをHTTPで行う。
図4は、会議進行支援システム500の概略構成図の一例を示す。複数の情報端末機100がネットワークを介して進行支援装置200と接続されている。情報端末機100は主に、制御部41、表示部22、入力部23などを有する。表示部22は、液晶ディスプレイやPDP(Plasma Display Panel)等で構成され、会議の進捗状況などの各種表示をおこなう。入力部23は、キーボードやマウス等で構成され、会議に関する各種設定などの操作者の操作を受け付ける。制御部41は、CPU等で構成され、会議進行支援システム500の動作全般を統括制御する。公知の電子会議機能などはこの制御部41で実現される。
情報端末機100の制御部41は、さらに、会議情報操作手段42、会議情報表示手段43、及び、会議情報編集手段44を有する。会議情報表示手段43は、会議の進捗状況を表示部22へ表示する際の制御をおこなう。予定通りに会議が進行した場合の会議進行時間は、会議の進捗に応じて伸延するバーなどで表示される。会議の終了予定時刻を超過すると、例えば、バーが点滅するなどして時間超過を報知する。
また、実際の会議の進捗は▲等のマークで表示される。ユーザはバーとマークを比較して会議の進捗が予定に対し進んでいるか遅れているかを一目で把握できる。
会議情報操作手段42は、ユーザによる会議進行操作(例えば、会議を開始/終了する、指定の議事へ移る、など)を受け付け、その受け付けた会議進行操作の操作情報を、通信装置15を介して進行支援装置200に送信する。
会議情報編集手段44は、ユーザによる会議情報編集操作(例えば、会議情報を新規作成する、会議名を編集する、会議の日時を編集する、議事の数を編集する、各議事の時間を編集する、など)を受け付け、その受け付けた会議情報編集操作を、通信装置15を介して進行支援装置200に編集情報として送信する。
進行支援装置200は主に、制御部21、データ格納部24などを有する。データ格納部24はHDD等で構成され、会議や議事の情報、会議の進行情報を記憶している。
制御部21は、CPU等で構成され、会議進行支援システム500の動作全般を統括制御する。公知の電子会議機能などはこの制御部で実現される。データ格納部24は、会議テーブル35、議事テーブル36、進行テーブル37を含む。
進行支援装置200の制御部21は、議事作成手段31、議事進行受け付け手段32、会議進捗算出手段33、議事移行確認手段34、及び、会議情報提供手段35を有する。議事作成手段31は、通信装置15を介して受信した情報端末機100からの編集情報を用いて、会議のスケジュールに関する設定をおこなう。設定項目の中には、議事項目、議事項目毎に分配する議事予定時間、議事の種類、会議の予定開始時刻、会議の予定終了時刻、などがあり、これらの設定情報はデータ格納部24の会議テーブル35、議事テーブル36に格納される。
議事進行受け付け手段32は、最終更新日時とタイムスタンプを比較して操作情報を受け付けるか否かを判定する。会議進捗算出手段33は、会議の進捗時間を、議事予定時間及び進行情報から計算される議事進捗時間に応じて計算する。
議事移行確認手段34は、通信装置15を介して受信した情報端末機100からの操作情報を用いて、データ格納部24の進行テーブル37を更新する。この操作情報は、例えば、あらかじめ設定された「次の議事へボタン」を操作者が押下した際に送信される操作情報である。それまで進行中だった議事は、この操作情報を受信した時点で「議事終了」とされ、議事移行確認手段34は進行テーブル37に議事の終了時刻を登録する。
そして、議事移行確認手段34は、次に予定されている議事を「議事開始」とし、その議事の議事ID と議事進行の開始時刻をデータ格納部24の進行テーブル37に登録する。また、次の議事がない場合は、会議の終了処理もおこなう。
会議情報提供手段35は、定期的、及び、情報端末機100からの操作情報を受信すると、会議進行状況情報を情報端末機100に提供する。
なお、サーバ・クライアント形式のシステム構成は図4の形態に限られず、例えば、処理時間を短縮するため、データ格納部24と制御部21を別々のサーバに配置してもよいし、データ量の増大に備えて、データ格納部24のテーブル毎に独立したサーバとするなどの構成なども考えられる。
図5は、会議テーブル35に記録される情報を模式的に説明する図の一例である。会議テーブル35は、会議を一意に識別する会議ID、会議名、予め決められた会議の予定開始時刻、予定終了時刻、及び、編集日時をそれぞれ表す情報などを含む。これらの情報をまとめて会議情報という。会議情報は、上記のように、議事作成手段31が編集情報から作成して会議テーブル35に登録する。
図6は議事テーブル36に記録される情報を模式的に説明する図の一例である。議事テーブル36は、議事を一意に識別する議事ID、議事タイトル、議事にあらかじめ割り振られる議事予定時間、会議における議事の順番である議事番号、議事が属する会議の会議ID、及び、編集日時をそれぞれ表す情報などを含む。これらの情報をまとめて議事情報という。議事情報は、議事作成手段31が会議情報を作成する際に議事テーブル36に登録される。
図7は進行テーブル37に記録される情報を模式的に説明する図の一例である。進行テーブル37は、議事進行の対象となった議事ID、議事進行の開始時刻、議事進行の終了時刻などの情報を有する。議事移行確認手段34は、情報端末機100から受信した操作情報に基づき、会議の議事進行が行われると、進行テーブル37に議事ID等を記録する。
なお、会議進行支援システム500は、終了した議事を再開することができるため、進行テーブル37には同じ議事IDの議事が登録されることがある。すなわち、中断と終了に明確な区別はなく、終了後、議事が再開されることで直前の終了は中断であったと解釈される。
ここで、会議最終更新日時について説明する。会議最終更新日時は、原則的に進行テーブル37の開始時刻又は終了時刻である。開始時刻又は終了時刻は、進行支援装置200が有する時計から読み取った現地(例えば日本)の標準時刻又は電波時計などから得た正確な標準時刻である。なお、会議の開始時刻を基準とする相対的な時刻を採用してもよい。
会議開始後:進行テーブルの進行中の議事の開始時刻
会議中断中:進行テーブルの最後に進行された議事の終了時刻
会議終了後:進行テーブルの最後に進行された議事の終了時刻
一方で、会議開始前は進行テーブルに何も登録されていないので、次のようになる。
会議開始前:会議テーブルか議事テーブルの編集日時
また、進行支援装置200が会議最終更新日時をこれらテーブルとは独立に記憶することもできる。
〔全体的な進行手順〕
図8は、会議進行支援システム500が議事進行の進捗を管理する手順を示すフローチャート図の一例である。
〔S10〕
はじめにユーザは、これから開催する会議の会議情報を情報端末機上の入力部23を操作して入力する。
図9は、入力完了後の会議情報の画面表示例を示す図である。会議情報は、会議書誌事項や議事リストなどから構成される。会議書誌事項は、会議名欄201、会議時間欄202、203などで構成され、ユーザは、入力部23を操作して編集することができる。議事リストは議事タイトル欄204、議事予定時間欄205、質疑予定時間欄205などで構成され、ユーザは議事ごとに報告と質疑の予定時間を設定することができる。
また、会議情報編集手段44は、議事ごとの議事予定時間の総和を算出し、総時間欄206に表示する。同様に、質疑ごとの予定質疑時間の総和を算出し、総時間欄207に表示する。また、会議情報編集手段44は、予定開始時刻から予定終了時刻までの会議予定時間を会議時間欄208に表示する。会議予定時間は、議事予定時間の総和と予定質疑時間の総和の合計に等しい。
ユーザが会議情報を設定又は変更して所定の操作を行うと、情報端末機100は入力された編集情報を、通信装置15を介して進行支援装置200に送信する。進行支援装置200の議事作成手段31は、情報端末機100から受信した編集情報に対し、会議IDや議事IDを付して、データ格納部24内の会議テーブル35および議事テーブル36へ保存する。この会議IDは、会議の開始の操作を受け付けるため、情報端末機100に送信される。
〔S20〕
図8に戻り、ユーザは情報端末機100の入力部23を操作して、会議IDを指定することで会議を開始する操作を行う。会議情報操作手段42は、ユーザが入力した操作情報を通信装置15を介して進行支援装置200に送信する。
進行支援装置200の議事移行確認手段34は、会議IDに基づき会議の進行を開始する。具体的には、この会議IDに対応づけられた議事テーブル36の議事IDを全て読み出す。そして、議事番号が「1」の議事IDを特定し進行テーブル37に記録する。また、進行テーブル37の開始時刻に現在の時刻を、議事IDに対応づけて登録する。なお、議事IDが「1」の議事から進行が開始されるとは限らない。
〔S30〕
そして、会議が開始されると、会議進捗算出手段33は、会議に関する時間の計測を開始する。会議進行支援システム500が扱う時間には以下のような時間がある。
議事経過時間=議事毎の経過時間
議事進捗時間=(進行実績があり、進行中でない議事は議事予定時間) 、進行中の議事はmin(議事経過時間,議事予定時間)、(進行実績がなければゼロ)
会議経過時間=会議が開始してからの経過時間
会議進捗時間=各議事進捗時間の合計
会議経過時間が理想的な進捗状況を表すのに対し、会議進捗時間は議事の進捗を反映する実際の会議の進捗状況である。よって、両者を比較すると、進捗進み具合が分かる。上記の定義から会議進捗時間は、次のように書ける。
会議進捗時間=Σ(進捗実績があり、進行中でない議事の議事予定時間) + min(進行中の議事の議事経過時間,進行中の議事の議事予定時間) ・・・(1)
式(1)は進行中か進行中でないかにより、議事時間の算出方法が分けられている。進捗実績がない議事の議事進捗時間はゼロであるので式(1)には現れない。
式(1)の前半部分の合計では、議論が終了した議事の進捗の合計を算出している。つまり、一度議論を終了した議事については、その議事の議論は終わったものと考えて、議事予定時間全てを使い切っていてもいなくてもその議事の議事予定時間を会議進捗時間に合算している。議事進捗時間が予定時間を超過していても、その議事で議論以上の進捗はないと考え、議事予定時間を会議の進捗に合算している。
また、式(1) の後半部分のmin(A,B)はA,Bのうち小さい方を会議進捗時間に加えるという意味であり、進行中の議事の議事進捗時間を会議進捗時間に足している。つまり進行中の議事については、経過した時間そのものを議事の進捗と考えることを原則に、議事予定時間を超過した場合、議事の進捗がないと考え、議事予定時間のみを会議進捗時間に加算する。
進行支援装置200は、各情報端末機100からの会議進行状況取得リクエスト及び操作情報送信リクエストに応じて、会議進行状況の更新をしたり、各情報端末機100へ会議進行状況情報等を送信する。
会議進行状況取得リクエストは、会議進行状況情報の送信を要求するリクエストである。操作情報送信リクエストは、会議の進行操作を要求するリクエストである。これらのリクエストには少なくとも会議を特定するための会議IDが含まれる。
会議進行支援システム500が想定する環境では、一つの進行支援装置200に対し、複数の情報端末機100が存在するため、各情報端末から一斉に操作情報送信リクエストあった場合、各情報端末間で矛盾した進行要求を行うケースが考えられる。このようなケースに対応するため、操作情報送信リクエストが短時間に集中した場合でも、その中の一つの操作情報送信リクエストのみを採用し、その他の操作情報送信リクエストに対して「操作要求が無効になった」旨を適切に通知する方法を後に詳述する。
〔S40〕
ユーザは情報端末機100の入力部23を操作して、会議を終了する操作を行う。会議情報操作手段42は、ユーザが入力した操作情報を通信装置15を介して進行支援装置200に送信する。議事移行確認手段34は、会議終了の操作情報を受信すると、進行テーブル37に終了した議事の終了時刻を登録する。
〔進行支援メニューの例〕
図10は、進行支援メニュー14の一例を示す。進行支援メニュー14は、OSのマルチタスク機能により他のアプリケーションとは独立に実行されるプログラム110により表示されるため、例えばプレゼンテーション用のアプリケーションと共に1つの表示部22に表示される。進行支援メニュー14は、常にユーザの手前側に表示されるように設定される。
進行支援メニュー14は各情報端末機100の会議情報表示手段43が、進行支援装置200から受信した情報を利用して表示する。進行支援メニュー14は、2つの議事表示欄52,53、議事インジケータ18、会議インジケータ(バーグラフ11、マーク12)17、「リスト非表示」ボタン54、及び、「次の議事へ」ボタン56を有する。進行支援メニュー14は、議事タイトルのリスト(以下、議事リスト51という)が表示された状態とされない状態を有する。図10(a)は表示された状態である。
「リスト非表示」ボタン54は、議事リスト51を非表示とする操作を受け付けるボタンである。進行支援メニュー14は、会議の進行を支援するものなので、他のアプリケーションの表示を阻害しないように、議事リスト51の表示/非表示を切り替えることができる。ユーザが「リスト非表示」ボタン54を押下すると、図10(b)に示すように議事リスト51だけを消去することができる。
図10(a)の進行支援メニュー14では会議がすでに開始されている。進行支援メニュー14の議事表示欄52には進行中の議事2のタイトルが、議事表示欄53には議事2の次の議事3のタイトルがそれぞれ表示される。
ユーザが、次の議事へ進行を移したいと考えた場合、ユーザは「次の議事へ」ボタン56を押下する。また、ユーザが、議事リスト51の議事のタイトルの横の「開始」ボタン61,63,64又は「再開」ボタン66を押下しても、議事の進行操作となる。「開始」ボタン61,63,64は、その議事が一度でも進行されると「再開」ボタンに変わる。図は議事2だけが進行された状態である。なお、現在進行中の議事2は、再開を受け付けることができないので、トーンダウンして表示される。
また、会議が進行し全ての議事が一度は開始された状態になると、「次の議事へ」ボタン56が「会議終了」ボタン57に変わる。この場合でも、ユーザは「リスト表示」ボタン58を押下することで議事リスト51を表示して「再開」ボタンを押下することで所望の議事を再開できる。
また、各議事には「質疑」ボタン71〜74が表示される。「質疑」ボタン71〜74は、対応する議事が一度でも進行することでユーザが選択可能になる。これは議事の報告よりも質疑が先に来ることはないという前提のためである。図では、「開始」ボタンが表示されている議事には「質疑」ボタン71,73,74がトーンダウンして(選択不能に)表示され、「再開」ボタン又はトーンダウンした「再開」ボタンが表示されている議事には選択可能な「質疑」ボタン72が表示されている。
表示すべきボタンやボタンの状態(トーンダウンの有無)の制御は、進行支援装置200から配信される会議進行状況情報に含まれる議事の状態により可能となる。
また、会議情報表示手段43は、進行支援メニュー14の議事インジケータ18、会議インジケータ17を表示するが、これらについて次述する。
〔議事インジケータ〕
次に、議事インジケータ18について説明する。図11は議事インジケータ18を説明する図の一例である。この議事インジケータ18は、バッテリの形状を模式化したアイコンであり、アイコンの色分け、点滅等により議事の進捗状況を表す。議事が開始されると、議事インジケータ18は、当該議事についての議事予定時間に対する議事経過時間が色付けされた部分の表示が減ることで示される。例えば、ある議事の開始直後、図11(a)のように議事インジケータ18の全体が一色(例えばグリーン)で表示される。そして、図11(b)に示すように、時間が経過すると徐々に、グリーンの部分が小さくなりそれまでグリーンだった部分が白色になる。図11(b)の状態は、当該の議事の議事予定時間の約半分が経過したことを示す。
より正確には、次のようにして色分け位置を決定する。
色分け位置=(議事予定時間−議事経過時間)/議事予定時間
この色分け位置を議事インジケータ18の高さ方向の長さに乗じれば、実際の色分け位置が得られる。
さらに時間が経過して、当該の議事の議事予定時間が経過した時、議事インジケータ18は図11(c)のように全体が白色になる。この状態になる前にこの議事が終了すれば(「次の議事へ」ボタンが押下される)、議事インジケータ18は図11(d)の状態にはならない。
議事経過時間が議事予定時間と等しくなると、会議情報表示手段43は警告音を吹鳴する。例えば「チーン」「リリリ…」「ピンポーン」「決められた時間が経過しました」などである。このような警告音の出力は、例えば、ソフト的なプレーヤにサウンドファイルの実行を要求することで実現できる。
この後、議事予定時間を超過した場合、議事インジケータ18の表示態様は、図11(c)と(d)の状態が交互に入れ替わる態様になる。図11(d)では議事インジケータ18の全体が一色(例えば赤色)で表示されている。この結果、ユーザには議事インジケータ18が赤色で点滅しているように見える。
議事インジケータ18が点滅した状態でも、例えば1分ごとなど決められた間隔で、議事経過時間が警告音を吹鳴してもよい。こうすることで、ユーザは議事経過時間が議事予定時間を経過したことを思い出すことができる。
そして、「次の議事へ」ボタンが押下され、一度も進行されていない議事が開始された直後は、議事インジケータ18は図11(a) の表示状態となる。また、いったん開始された後、中断された議事をユーザが再開した場合、直前の終了時の表示状態と同じになる。
なお、議事インジケータ18の形状や色は人間が視認できる限りでどのような形状や色でもよく、立体形状のインジケータとなってもよい。ただし、議事インジケータ18で使用する色に関しては、色覚障害者を考慮したものであることが望ましい。
〔会議インジケータ〕
次に、図12を用いて会議インジケータ17について説明する。会議インジケータ17は、バーグラフ11とマーク12から成り、予定通りに会議が進行した場合の進捗状況と、実際の会議の進捗状況とを表示する。予定通りに会議が進行した場合の進捗状況は、例えば、バーグラフ11の全長に対する色分け位置などで示される。
会議開始の直後、図12(a)に示すように、バーグラフ11は全体が一色(例えば、白色)で表示される。なお、バーグラフ11の始点は予定開始時刻であり、終点は予定終了時刻である。
会議インジケータ17は、議事インジケータ18と異なり、経過時間と共にグリーンの領域が徐々に大きくなっていく。バーグラフ11の斜線領域(グリーン)が、予定開始時刻からの経過時間を表す。図12(b)は会議予定時間に対し半分の時間が経過したバーグラフ11である。
会議経過時間が予定終了時刻に近くなると、図12(c)のように、バーグラフ11の全体がグリーンになる。
より正確には、次のようにしてバーの色分け位置を決定する。
バーの色分け位置=会議経過時間/会議予定時間
このバーの色分け位置をバーグラフ11の横方向の長さに乗じれば、実際の色分け位置が得られる。
予定終了時間を超過しても会議が終了しない場合、会議インジケータ17は図12(d)と図12(a)が切り替わる点滅状態となる。図12(d)のバーグラフ11は全体が一色(例えば赤色)で占められている。この結果、ユーザには議事インジケータ18が赤色で点滅しているように見える。予定終了時刻前に会議が終了されると(終了ボタンが押下されると)、会議インジケータ17はそれ以上変化しない。
なお、予定開始時刻や予定終了時刻を基準とした表示ではなく、実際に会議が開始された時刻をバーグラフ11の始点とし、実際に会議が開始された時刻に会議予定時間を足した時刻をバーグラフ11の終点としてもよい。この場合、会議が遅れて始まっても、会議の時間として会議予定時間を確保できる。
また、実際に会議が開始された時刻をバーグラフ11の始点とし、バーグラフ11の終点は予定終了時刻のままとすることもできる。この場合、会議が遅れて始まっても、予定終了時刻を守ることができる。
なお、会議インジケータ17で使用する色は、色覚障害者を考慮したものであることが望ましい。また、バーグラフ11の色分けではなく、数値で表示してもよい。この場合、例えば、「残りの時間/会議予定時間」のように表示される。
・「▲」の表示
バーグラフ11の色分けが予定通りに会議が進行した場合の経過時間割合を表すのに対し、「▲」のアイコン(マーク)は会議進捗時間を表す。なお「▲」でなく、「|」のような棒状のアイコンなどアイコンはどのような形状でもよい。
図12(a)に示すように、マーク12がバーグラフ11の左端を指示する場合、議事が一つも進行されていないことを示し、図12(d)に示すようにマーク12がバーグラフ11の右端を指示する場合、全ての議事が終了したことを示す。
マーク12は、バーグラフ11の長さを各議事の議事予定時間の比率に応じて区分して、経過時間とともに移動する。マーク位置は次のようにして計算される。
マークの位置=会議進捗時間/会議予定時間
このマークの位置をバーグラフ11の横方向の長さに乗じれば、実際のマークの位置が得られる。
上記のように会議進捗時間(議事進捗時間)の計測方法に特徴があるため、マーク21は一様には移動しない。例えば、図13(a)のように、6つの議事があり、それぞれの議事予定時間の比率により各割合長さに区分した場合を例に説明する。実際には図13(a)のような区分線は表示されない。
まず、議事1の進行中(議事1以外から進行してもよい)、マーク12は、時間の経過と共に右に移動する。したがって、図13(b)に示すように、議事1においてはアイコンとバーグラフ11の色分け位置が同じ位置を指示する。
そして、ユーザが議事1が終了したと判断したり中断させたい場合、「次の議事へ」ボタンを押下する。この時、バーグラフ11の色分け位置は議事1と2の境界を越えている場合も超えていない場合もあるが、マーク12は割合長さを超えて移動しない。
図13(c)はバーグラフ11の色分け位置が議事1と2の境界を越えている状態の会議インジケータ17を示す。議事経過時間が議事予定時間を超過した後、マーク12は割合長さを超えて移動しないので、ユーザは会議の進捗が予定の進捗状況よりも遅れていることを把握できる。
図13(d)はバーグラフ11の色分け位置が議事1と2の境界を越えていない状態の会議インジケータ17を示す。「次の議事へ」ボタンの押下により、マーク12は割合長さの終端まで瞬間的に移動するので、ユーザは会議の進捗が予定よりも進んでいることを把握できる。
なお、会議インジケータ17の形状や色は人間が視認できる限りどのような形状や色でもよく、立体形状のインジケータとなってもよい。ただし、会議インジケータ17で使用する色に関しては、色覚障害者を考慮したものであることが望ましい。
〔情報端末機による進行支援装置からの情報取得〕
図14は、情報端末機1〜3が進行支援装置200から情報を取得するシーケンス図の一例である。
各情報端末機1の会議情報表示手段43は、一定間隔(例えば、5秒)で進行支援装置200に会議進行状況取得リクエストを送信する(S1−1)。会議進行状況取得リクエストは、会議進行状況情報の送信を要求するリクエストである。具体的には次のような情報を含む。
{リクエストID、会議ID、情報端末機のアドレス}
リクエストIDは、会議進行状況取得リクエストであることを示す識別情報であり、情報端末機1〜3のアドレスは、情報端末機1〜3を識別できればユーザIDや情報端末機1〜3のIDなどどのような情報でもよい。
会議進行状況取得リクエストを受信した進行支援装置200の会議情報送信手段38は、会議進行状況情報と会議最終更新日時をリクエスト元の情報端末機1に返信する(S1−3)。なお、会議進行状況取得リクエストのみを受信している限りでは、会議進行状況の更新はおこなわれない。
会議進行状況情報は会議の進行状況を示す全ての情報を含み、例えば次のような情報である。
{会議名、会議の状態(予定中、進行中、中断中、終了後)、予定開始時刻、予定終了時刻、議事ID、議事タイトル、議事予定時間、議事の状態(予定中、進行中、中断中)、議事表示順情報、議事経過時間、会議進捗時間、会議経過時間、現在進行中の議事の議事ID}である。
すなわち、進行支援メニュー14を表示するために必要な全ての情報が含まれる。議事経過時間、会議進捗時間、会議経過時間、会議予定時間(予定終了時刻−予定開始時刻)により議事インジケータ18も会議インジケータ17も表示できる。会議情報表示手段43は会議進行状況情報を受信するとユーザ操作しなくても進行支援メニュー14を更新する。
また、会議最終更新日時は、会議に対して操作が行われた最終更新日時をあらわしている。進行支援装置200の会議情報送信手段38は、会議進行状況取得リクエストに含まれる会議IDに基づき議事テーブル36を参照し、会議に属する議事の議事IDを特定する。そして、進行テーブル37に登録されている議事IDの開始時刻又は終了時刻のうち最も新しい時刻が最終更新日時である(この場合、会議が進行しているので会議テーブルと議事テーブルの更新日時は考慮しなくてよい)。
各情報端末機2,3の会議情報表示手段43も同様に、定期的に進行支援装置200に会議進行状況取得リクエストを送信する(S1−5,S1−9)。進行支援装置200は、会議進行状況情報と最終更新日時を情報端末機2,3に送信する(S1−7,S1−11)。
以降、各情報端末機1〜3の会議情報表示手段43は、会議進行状況取得リクエストを送信し(S1−13,S1−17,S1−21)、進行支援装置200は、会議進行状況取得リクエストを受信すると、会議進行状況情報と最終更新日時を情報端末機1〜3に送信する(S1−15,S1−19、S1−23)。
会議情報表示手段43は、会議進行状況情報を受信すると、次のようにして進行支援メニュー14を表示する。
・会議情報表示手段43は、議事表示順情報に基づき議事リスト51に表示する議事の順番を決定する。
・この順番に基づき、議事リスト51の各欄に議事タイトルを割り当てる。
・議事の状態に基づき、議事リスト51の右側のボタンに表示する文字を決定する。すなわち、「予定中」の議事には「開始」ボタンが、「進行中」の議事には「再開(トーンダウン)」ボタンが、「中断中」の議事には「再開」ボタンが、それぞれ割り当てられる。
・進行支援メニュー14の議事表示欄52に、議事の状態が「進行中」の議事のタイトルを表示する。議事表示欄53には、議事表示順情報に基づき「進行中」の議事の次の議事のタイトルを表示する。
・議事の状態に応じて、「会議開始」ボタン、「次の議事へ」ボタン又は「会議終了」ボタンを表示する。
・現在進行中の議事の議事IDの議事経過時間に基づき、議事インジケータ18を表示する。
・会議経過時間、会議進捗時間及び会議予定時間に基づき会議インジケータ17を表示する。
なお、会議情報表示手段43は、議事経過時間、会議経過時間、会議進捗時間を受信すると、ローカルの時計で独自に計時を受け継ぐ。こうすることで、進行支援装置200と通信していない間、情報端末機1〜3は会議インジケータ17や議事インジケータ18を時間と共に変化させることができる。
〔情報端末機による進行支援装置200からの情報更新〕
図15は、情報端末機1〜3が進行支援装置200の情報を更新するシーケンス図の一例である。
各情報端末機1〜3の会議情報操作手段42は、情報更新の前に会議進行状況取得リクエストを進行支援装置200に送信する(S2−1)。この会議進行状況取得リクエストは図14の定期的な会議進行状況取得リクエストと同じものである。
図15では、各情報端末機1〜3の一度目のリクエスト(S2−1〜S2−5)は、会議進行状況リクエストである。図14と同様に、進行支援装置200の会議情報提供手段38は、会議進捗状況情報と会議最終更新日時T1を各情報端末機1〜3に返信する(S2−7〜S2−11)。
次に、情報端末機1の会議情報操作手段42は、進行支援装置200に対し、操作情報送信リクエストを送信する(S2−13)。操作情報送信リクエストは、ユーザが進行支援メニュー14を操作したことによる、会議の状況の更新を要求するものである。多いのは、進行対象の議事の切り替え操作であり、この他、会議開始の操作や会議終了の操作が含まれる。操作情報送信リクエストには次の情報が含まれる。
{操作対象の議事の議事ID、操作名、タイムスタンプ(前回の会議進捗情報リクエストの返信で得た会議最終更新日時)}
議事IDが分かれば会議IDは一意に特定できるが、会議IDをさらに含めてもよい。
操作情報送信リクエストを受信した進行支援装置200の議事進行受け付け手段32は、操作情報送信リクエストに含まれる会議最終更新日時(T1)を検証する。
検証とは、操作情報送信リクエストとともに送信されるタイムスタンプT1が、進行テーブル37の最終の会議最終更新日時と一致するかどうかを確認することを言う。一致した場合、議事移行確認手段34は、操作情報送信リクエストに含まれる操作対象の議事の議事IDと操作名とに従い、進行テーブル37に開始時刻及び/又は終了時刻を登録する。
すなわち、操作対象の議事の議事IDには少なくもとそれまで進行中であった議事の議事ID又は次の進行対象の議事の議事IDが含まれる。よって、議事移行確認手段34は、少なくともいずれか議事IDを使って、操作名が「次の議事へ」の場合、進行テーブル37のそれまで進行中であった議事の議事IDに終了時刻を、進行対象の議事の議事IDに開始時刻を、それぞれ登録する。
また、操作名が「会議開始」の場合、進行テーブル37に進行対象の議事の議事IDと開始時刻を登録し、操作名が「会議終了」の場合、進行テーブル37のそれまで進行中であった議事の議事IDに終了時刻を登録する。
会議情報提供手段38は、会議進捗状況情報と新たな会議最終更新日時(T2)を情報端末機1に返信する(S2−15)。
次に、情報端末機2の会議情報表示手段43が、同様に会議進行状況リクエストを進行支援装置200に送信すると(S2−17)、進行支援装置200は、会議進捗状況情報と会議最終更新日時(T2)を情報端末機2に返信する。
また、情報端末機3の会議情報送信手段42は、進行支援装置200に対し、操作情報送信リクエストを送信する(S2−19)。操作情報送信リクエストに含まれる情報は上記のとおりだが、情報端末機3は前回の会議進捗情報リクエストの返信で得た会議最終更新日時として、タイムスタンプT1を有している。このため、情報端末機3が送信する操作情報送信リクエストには、情報端末機3が前回の会議進捗状況リクエストの返信で得たタイムスタンプT1が含まれる。
操作情報送信リクエストを受信した進行支援装置200の議事進行受け付け手段32は、操作情報送信リクエストとともに送信されたタイムスタンプT1が、進行支援装置200内の議事テーブル36および進行テーブル37から導出される最終の会議最終更新日時(T2)とは異なることを検出する。
議事進行受け付け手段32は、情報端末機3に対し、「各情報端末機の操作間でコンフリクトが発生した」という旨のメッセージ、会議進捗状況情報及び前述の新たな会議最終更新日時(T2)を情報端末機3に返信する。
以降、進行支援装置200からコンフリクト発生を通知された情報端末機3は、タイムスタンプT2を用いて、操作情報送信リクエストを送信しなおすことができる。したがって、1つの会議最終更新日時に対し、操作情報送信リクエストが受け付けられる情報端末機100を必ず1台に制限することができる。
いずれかの情報端末機1〜3の操作情報送信リクエストが進行支援装置200に受け付けられた場合、会議の進行操作を要求する情報端末機1〜3は最終の会議進捗状況情報を受信することになる。このため、情報端末機1〜3は最新の会議進行状況を反映した操作メニュー14を表示でき、他の情報端末機からの操作に対し矛盾のない、進行操作が可能となる。したがって、どの情報端末機100からでも矛盾なく最終の会議進捗状況に対する会議進行支援操作が可能となる。したがって、会議進行役に固定されずに全ユーザが会議進行操作をすること可能となる。
図16は、進行支援装置200が会議進行の進捗を管理する手順を示すフローチャート図の一例である。
進行支援装置200は、情報端末機1〜3から会議進捗情報リクエスト又は操作情報送信リクエストが送信されるまで待機している(S901)。
情報端末機100から会議進捗情報リクエスト又は操作情報送信リクエストを受け取ると、会議情報提供手段38は、会議進捗情報リクエスト又は操作情報送信リクエストのどちらを受信したかを判定する(S902)。
会議進捗情報リクエストを受信した場合、会議情報提供手段38は進行支援装置200から情報端末機100へ送信するレスポンスメッセージに「OK」を設定する(S903)。
次に、会議情報提供手段38は、データ格納部24から取得した会議進捗状況をレスポンスメッセージに設定し(S904)、議事テーブル36および進行テーブル37から得られる指定の会議の中で、最も新しい最終更新日時をレスポンスに付加する(S905)。こうして作成されたレスポンスメッセージをリクエスト元の情報端末機100に返信する(S906)。
またS902で情報端末機100から操作情報送信リクエストを受信した場合、議事進行受け付け手段32は、リクエストに含まれるタイムスタンプが、議事テーブル36(会議開始前)又は進行テーブル37(会議開始後)から得られる指定の会議の会議最終更新日時と一致するか否かを判定する(S907)。
一致しない場合、議事進行受け付け手段32は、進行支援装置200から情報端末機100へ送信するレスポンスメッセージに「Conflict」を設定する(S908)。以降はS904からS906まで処理と同様であり、S901へ戻る。
またS907で操作情報送信リクエストに含まれるタイムスタンプが、議事テーブル36および進行テーブル37から得られる指定の会議の会議最終更新日時と一致した場合、会議情報提供手段38は、進行支援装置200から情報端末機100へ送信するレスポンスメッセージに「OK」を設定する(S909)。
次に、会議情報提供手段38は、進行支援装置200の内部時計から時刻を取得し、データ格納部24内の進行テーブル37を情報端末機100からの操作に応じて更新する(S910)。
次に、会議情報提供手段38は、最終の会議進行状況情報と会議最新更新日時をレスポンスに付加する(S911)。
最後に、会議情報提供手段38は、情報端末機100からの操作名が「会議終了」だったか否かを判定し(S912)、「会議終了」以外であった場合は、S906で情報端末機100にレスポンスを返信した後S901へ戻る。
S912での情報端末機100からの操作名が「会議終了」であった場合は、会議情報提供手段38が情報端末機100にレスポンスを返信した後(S913)、進行支援装置200はこのフローを終了する。
なお、本実施形態では、各情報端末機100が定期的に進行支援装置200に問い合わせ、情報端末機100が主体的に進行支援装置200から会議進捗情報を取得るPULL方式にて説明した。こうすることで、各情報端末機100が確実に最終の会議進捗情報を得られる。
しかし、情報端末機100は待ち受け状態を維持するだけにして、会議進行状態が更新された時に、進行支援装置200が各情報端末機100に会議進行状況情報を送信するPUSH方式を採用してもよい。この場合、トラフィックを低減できる。
また、PULL型とPUSH型を組み合わせることも有効である。すなわち、定期的な会議進行状況情報の取得にはPULL型を採用し、会議進行状態が更新された時には、進行支援装置200が各情報端末機100に会議進行状況情報を送信するPUSH型を採用することができる。これにより、操作情報送信リクエストを送信しなかった情報端末機100が最終の会議進行状況情報をすぐに取得することができる。
以上説明したように、本実施形態の会議進行支援システム500は、ある情報端末機100が進行させた会議進行状況と矛盾無く、別の情報端末機100が会議を進行させることができる。したがって、進行役を限定する必要がなく、会議の進捗がスケジュール通りに行かない場合に、各ユーザが柔軟に進行させることができる。
11 バーグラフ
12 マーク
13 プロジェクタ
14 進行支援メニュー
15 通信装置
16 ネットワーク
17 会議インジケータ
18 議事インジケータ
21、41制御部
22 表示部
23 入力部
24 データ格納部
31 議事作成手段
32 議事進行受け付け手段
33 会議進捗算出手段
34 議事移行確認手段
35 会議テーブル
36 議事テーブル
37 進行テーブル
38 会議情報提供手段
42 会議情報操作手段
43 会議情報表示手段
44 会議情報編集手段
100 情報端末機
200 進行支援装置
500 会議システム
特開2004−328588号公報

Claims (12)

  1. 複数の情報端末機と進行支援装置を有する会議進行支援システムであって、
    前記情報端末機は、
    前記進行支援装置から会議の進行状況を表す会議進行状況情報及び前記会議進行状況情報が最後に更新された最終更新時刻情報を受信する会議情報受信手段と、
    会議の進行操作を受け付け、前記進行支援装置に前記進行操作を要求する進行操作情報、及び、前記最終更新時刻情報を送信する進行操作受け付け手段と、を有し、
    前記進行支援装置は、
    前記会議進行状況情報を記憶する会議進行状況情報記憶手段と、
    前記情報端末機から前記進行操作情報と前記最終更新時刻情報を受信した場合、該最終更新時刻情報と自機が記憶する前記会議進行状況情報の最終の更新時刻とを比較して、前記情報端末機による前記進行操作情報の進行操作を許可するか否かを判定する操作受け付け手段と、を有することを特徴とする会議進行支援システム。
  2. 前記操作受け付け手段は、前記最終更新時刻情報と前記最終の更新時刻とが一致する場合、前記進行操作を許可すると判定し、一致しない場合、前記進行操作を許可しないと判定すると共に、前記進行操作が許可されなかったこと示す不許可情報を前記情報端末機に送信する、
    ことを特徴とする請求項1記載の会議進行支援システム。
  3. 前記操作受け付け手段が、前記最終更新時刻情報と自機が記憶する前記最終の更新時刻とが一致しないと判定した場合、前記会議進行状況情報、及び、前記最終の更新時刻を前記最終更新時刻情報として前記情報端末機に送信する情報提供手段を有する、
    ことを特徴とする請求項2記載の会議進行支援システム。
  4. 前記情報端末機は、定期的に、前記会議進行状況情報の送信を前記進行支援装置に要求し、
    前記情報提供手段は、前記情報端末機からの要求に応答して、前記会議進行状況情報及び前記最終の更新時刻を前記最終更新時刻情報として、前記情報端末機に送信する、
    ことを特徴とする請求項3項記載の会議進行支援システム。
  5. 前記情報提供手段は、前記情報端末機からの要求がなくても、前記会議進行状況情報記憶手段に記憶された前記会議進行状況情報が更新されると、前記会議進行状況情報及び前記最終の更新時刻を前記最終更新時刻情報として、前記情報端末機に送信する、
    ことを特徴とする請求項3又は4記載の会議進行支援システム。
  6. 前記情報端末機は、会議全体の予定時間である会議予定時間に対する、前記会議進行状況情報に含まれる会議が開始されてからの時間を表す会議経過時間の第1の比と、
    議事毎の予定時間である議事予定時間に対する、前記会議進行状況情報に含まれる会議に属する議事が開始されてからの時間を表す議事経過時間の第2の比、の可視情報を表示する会議情報表示手段を有し、
    前記前記会議進行状況情報を受信した後は、当該情報端末機の有する時計により前記会議経過時間と前記議事経過時間を計測し、前記可視情報を更新する、
    ことを特徴とする請求項4又は5記載の会議進行支援システム。
  7. 前記進行支援装置は、前記操作受け付け手段が進行中の議事を終了し別の議事の進行を開始する前記進行操作を許可すると判定した場合、前記会議進行状況記憶手段に終了した議事の終了時刻、及び、開始した議事の開始時刻を登録する議事進行登録手段を有し、
    前記操作受け付け手段は、最も最近登録された前記開始時刻又は前記終了時刻を前記最終の更新時刻とする、
    ことを特徴とする請求項1〜6いずれか1項記載の会議進行支援システム。
  8. 会議の進行状況を表す会議進行状況情報及び前記会議進行状況情報が最後に更新された最終更新時刻情報を受信する会議情報受信手段と、
    会議の進行操作を受け付け、前記進行操作を要求する進行操作情報、及び、前記最終更新時刻情報を送信する進行操作受け付け手段と、を有する複数の情報端末機とネットワークを介して接続された進行支援装置であって、
    前記会議進行状況情報を記憶する会議進行状況情報記憶手段と、
    前記情報端末機から前記進行操作情報と前記最終更新時刻情報を受信した場合、該最終更新時刻情報と前記会議進行状況情報の最終の更新時刻とを比較して、前記情報端末機による前記進行操作情報の進行操作を許可するか否かを判定する操作受け付け手段と、
    を有することを特徴とする進行支援装置。
  9. 会議の進行状況を表す会議進行状況情報を記憶する会議進行状況情報記憶手段を有し 会議の進行を管理する進行支援装置と、接続された情報端末機であって、
    前記進行支援装置から会議の進行状況を表す会議進行状況情報及び前記会議進行状況情報が最後に更新された最終更新時刻情報を受信する会議情報受信手段と、
    会議の進行操作を受け付け、前記進行支援装置に前記進行操作を要求する進行操作情報、及び、前記最終更新時刻情報を送信する進行操作受け付け手段と、を有し、
    前記会議進行支援装置が前記進行操作情報と前記最終更新時刻情報を受信し、該最終更新時刻情報と前記会議進行支援装置が記憶する前記会議進行状況情報の最終の更新時刻とを比較して前記進行操作を許可しないと判定した場合、前記進行操作が許可されなかったこと示す不許可情報を受信する、
    ことを特徴とする情報端末機。
  10. 進行支援装置と複数の情報端末機が通信して会議の進行を支援する会議進行支援方法であって、
    前記情報端末機の会議情報受信手段が、前記進行支援装置から会議の進行状況を表す会議進行状況情報及び前記会議進行状況情報が最後に更新された最終更新時刻情報を受信するステップと、
    進行操作受け付け手段が、会議の進行操作を受け付け、前記進行支援装置に前記進行操作を要求する進行操作情報、及び、前記最終更新時刻情報を送信するステップと、
    前記進行支援装置が、会議進行状況情報記憶手段に前記会議進行状況情報を記憶するステップと、
    前記進行支援装置の操作受け付け手段が、会議進行状況情報記憶手段に記憶された前記会議進行状況情報に基づき、前記情報端末機から前記進行操作情報と前記最終更新時刻情報を受信した場合、該最終更新時刻情報と自機が記憶する前記会議進行状況情報の最終の更新時刻とを比較して、前記情報端末機による前記進行操作情報の進行操作を許可するか否かを判定するステップと、
    を有することを特徴とする会議進行支援方法。
  11. 会議の進行状況を表す会議進行状況情報及び前記会議進行状況情報が最後に更新された最終更新時刻情報を受信する会議情報受信手段と、
    会議の進行操作を受け付け、前記進行操作を要求する進行操作情報、及び、前記最終更新時刻情報を送信する進行操作受け付け手段と、を有する複数の情報端末機とネットワークを介して接続された情報処理装置に、
    会議進行状況情報記憶手段に前記会議進行状況情報を記憶するステップと、
    前記情報端末機から前記進行操作情報と前記最終更新時刻情報を受信した場合、該最終更新時刻情報と前記会議進行状況情報の最終の更新時刻とを比較して、前記情報端末機による前記進行操作情報の進行操作を許可するか否かを判定する操作受け付けステップと、 を実行させるプログラム。
  12. 会議の進行状況を表す会議進行状況情報を記憶する会議進行状況情報記憶手段を有し 会議の進行を管理する進行支援装置と、接続された情報端末機に、
    前記進行支援装置から会議の進行状況を表す会議進行状況情報及び前記会議進行状況情報が最後に更新された最終更新時刻情報を受信する会議情報受信ステップと、
    会議の進行操作を受け付け、前記進行支援装置に前記進行操作を要求する進行操作情報、及び、前記最終更新時刻情報を送信する進行操作受け付けステップと、
    前記会議進行支援装置が前記進行操作情報と前記最終更新時刻情報を受信し、該最終更新時刻情報と前記会議進行支援装置が記憶する前記会議進行状況情報の最終の更新時刻とを比較して前記進行操作を許可しないと判定した場合、前記進行操作が許可されなかったこと示す不許可情報を受信するステップと、
    を実行させるプログラム。
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