JP2012059475A - 照明器具 - Google Patents

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Naoko Iwai
直子 岩井
Hiroshi Kubota
洋 久保田
Toshihiko Sasai
敏彦 笹井
Toru Ishikita
徹 石北
Ayaka Haneda
彩弥香 羽田
Hitoshi Kono
仁志 河野
Masatoshi Kumagai
昌俊 熊谷
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Abstract

【課題】発光素子及び点灯装置の双方の効果的な放熱が可能な照明器具を提供する。
【解決手段】発光素子と、この発光素子が実装された基板を備えた光源部6と、この光源部6と熱的に結合された熱的結合部32を有する放熱部材3と、この放熱部材3の前記熱的結合部32に一端側が接続されて熱的に結合された熱伝導性を有する点灯装置ケース21と、この点灯装置ケース21に前記一端側とは離間して配置された回路基板22と、この回路基板22に実装された回路部品とを備えて前記発光素子を点灯制御する点灯装置2とを備える照明器具である。
【選択図】図4

Description

本発明の実施形態は、光源としてLED等の発光素子を用いた照明器具に関する。
近時、LED等の発光素子の高出力化、高効率化及び普及化に伴い、光源として発光素子を用いて長寿命化が期待できる照明器具が開発されている。
LED等の発光素子は、その温度が上昇するに従い、光の出力が低下し、耐用年数も短くなる。このため、LEDやEL素子等の固体発光素子を光源とする照明器具にとって、耐用年数を延したり発光効率等の特性を改善したりするために、発光素子の温度が上昇するのを抑制することが必要である。このため発光素子の温度上昇を抑制する様々な放熱構造が採られている。
一方、発光素子の点灯を制御する点灯装置においても、その電子部品の発熱による劣化等を改善するため、温度上昇を抑制する必要がある。
特開2002−299695号公報
しかしながら、従来の照明器具においては、発光素子及び点灯装置の双方の効率的な放熱を行うための考慮がなされていないという課題がある。
本発明は、上記課題に鑑みなされたもので、発光素子及び点灯装置の双方の効果的な放熱が可能な照明器具を提供することを目的とする。
本発明の実施形態による照明器具は、発光素子と、この発光素子が実装された基板を備えた光源部と、この光源部と熱的に結合された熱的結合部を有する放熱部材とを備えている。また、前記発光素子を点灯制御する点灯装置が設けられている。
点灯装置は、点灯装置ケースと、回路基板と、回路基板に実装された回路部品とを備えている。点灯装置ケースは、熱伝導性を有し、前記放熱部材の熱的結合部に一端側が接続されて熱的に結合されている。回路基板は、点灯装置ケースに前記一端側とは離間して配置されている。
本発明の実施形態によれば、発光素子及び点灯装置の双方の効果的な放熱が可能な照明器具を提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る照明器具を示す斜視図である。 同照明器具を分解して示す斜視図である。 同器具本体を背面側から見て示す斜視図であり、点灯装置とその配線接続関係を簡略化して示している。 図3中、X−X線に沿って示す断面図である。 図4中、A部を示す拡大図である。 図4中、B部を示す拡大図である。 同照明器具の点灯装置を示す斜視図である。 同照明器具の天井面への取付状態を示す断面図である。 同じく、照明器具の天井面への取付状態を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る照明器具を示す図5に相当する拡大図である。
以下、本発明の第1の実施形態について図1乃至図9を参照して説明する。各図においてリード線等による配線接続関係は省略して示している場合がある。なお、図3においては、点灯装置とその配線接続関係を簡略化して示している。また、同一部分には同一符号を付し、重複した説明は省略する。
本実施形態の照明器具は、器具取付面に設置された引掛けシーリングボディに取付けられて使用される形式であり、導光板を用いて例えば、室内の照明を行うものである。
図1乃至図4において、照明器具は、器具本体1と、器具取付面としての天井面Cに設置された引掛けシーリングボディCbに電気的かつ機械的に接続されるアダプタA(図2及び併せて図8参照)と、赤外線リモコン送信器Rとを備えている。器具本体1は、図1に示すように略正方形状の外観に形成され、前面側を光の照射面とし、背面側を天井面Cへの取付面としている。
図2に代表して示すように、器具本体1は、点灯装置2と、反射板3と、シャーシ4と、アダプタガイド5と、光源部6と、導光板7と、補助部品ユニット8と、本体枠9と、カバー部材10とを備えている。これら構成要素について順次説明する。
点灯装置2は、図7の参照を加えて説明するように、熱伝導性を有するアルミニウム等の金属製のケース21と、このケース21に取付けられて収容された回路基板22と、この回路基板22に実装された回路部品23とを備えている。ケース21は、略直方体形状の薄型の箱状に形成されていて、一長辺側と一短辺側には、当該辺に沿って外方に延出する鍔状の接続部21aが形成されている。また、一長辺側と対向する長辺側には、取付舌片21bが延出して形成されている。
回路基板22は、ガラスエポキシ樹脂等の絶縁材料からなり、略長方形の板状に形成されて、表面側には、制御用IC、コンデンサ、巻線部品、抵抗素子等の回路部品23が実装されている。また、電源側に接続される電源コネクタ23a、光源部6を接続するための負荷接続用コネクタ23bや補助部品ユニット8を接続するためのハーネス23cが設けられている。さらに、回路基板22の裏面側には、スイッチング素子や表面実装部品等の比較的高さ寸法の小さい部品が実装されている。
このような回路基板22は、図5に代表して示すように、図示上、表面側を下側にして樹脂製固定具22aによってケース21に取付けられている。樹脂製固定具22aは、先端がケース21の背面側から前面側へ突出するように配置されていて、これが回路基板22に形成された取付穴に圧入されるようになっている。図3及び図4に示すように、ケース21は、回路基板22より大きく形成されていて、回路基板22の取付け状態では、回路基板22は、鍔状の接続部21aと離反して配置されるようになっている。
以上のような点灯装置2は、電源コネクタ23aにアダプタA側が電気的に接続されて、アダプタAを介して商用交流電源に接続される。したがって、点灯装置2は、この交流電源を受けて直流出力を生成し、負荷接続用コネクタ23b、リード線を介してその直流出力を発光素子61に供給し、発光素子61を点灯制御するようになっている。この点灯装置2は、反射板3の背面側に位置して取付けられている(主として図3参照)。
反射板3は、放熱部材を兼用しているもので、放熱部材として機能する。反射板3は、熱伝導性を有するアルミニウム等の金属材料から略正方形状に形成されており、正方形状の浅皿状の凹部31を有し、この凹部31の各辺には外側に延出する取付片32が形成されている。また、凹部31の前面側は、反射面として構成されており、さらに、略中央部には、四角形状の開口33が形成されている。なお、取付片32は、後述するように、光源部6と熱的に結合される熱的結合部としての役目を担っている。
シャーシ4は、冷間圧延鋼板等の金属材料から略直方体の箱状に形成されており、一端側(図示上、下側)を開放し、この開放した各辺には外側に向かって水平方向に延出する鍔状の当接部41が形成されている。また、他端側(図示上、上側)には、円形状の開口52が形成されている。したがって、シャーシ4は、全体としては高さの低い略筒状をなしている。当接部41は、導光板7の背面側に当接される部分であり、開口42は、アダプタAが挿通される部分である。そして、図5に示すように、シャーシ4の当接部41の上面側に、反射板3における開口33の周辺部が重合されるように配置され、こられが溶接等によって固着されている。なお、シャーシ4の当接部41は、導光板7を補強する機能を有している。
アダプタガイド5は、図5の参照を加えて示すように、略八角柱状に形成されていて、中央部にアダプタAが挿通し、係合する係合口51が設けられており、下端側に外方へ向かう鍔部52が形成されている。このアダプタガイド5は、その外周面がシャーシ4の内周面に接するように配設され取付けられている。
光源部6は、図2、図4及び図6に示すように、光源である発光素子61が実装された基板62と、この基板62が取付けられる取付部材としての取付板63とから構成されている。
基板62は、横長の長方形状に形成されていて、絶縁材であるガラスエポキシ樹脂の平板からなり、表面側には銅箔で形成された配線パターンが施されている。また、適宜レジスト層が施されるようになっている。なお、基板62の材料は、絶縁材とする場合には、セラミックス材料又は合成樹脂材料を適用できる。さらに、金属製とする場合は、アルミニウム等の熱伝導性が良好で放熱性に優れたべース板の一面に絶縁層が積層された金属製のべース基板を適用してもよい。
発光素子61は、LEDであり、表面実装型のLEDパッケージである。このLEDパッケージが基板62の長手方向に沿って直線状に並べられて複数個、具体的には15個実装され配設されている。LEDパッケージは、概略的にはセラミックスで形成された本体に配設されたLEDチップと、このLEDチップを封止するエポキシ系樹脂やシリコーン樹脂等のモールド用の透光性樹脂とから構成されている。
LEDチップは、青色光を発光する青色のLEDチップである。透光性樹脂には、蛍光体が混入されており、白色光を出射できるようにするために、青色の光とは補色の関係にある黄色系の光を放射する黄色蛍光体が使用されている。
なお、LEDは、LEDチップを直接基板62に実装するようにしてもよく、また、砲弾型のLEDを実装するようにしてもよく、実装方式や形式は、格別限定されるものではない。
取付板63は、アルミニウムや亜鉛めっき鋼板等の熱伝導が良好な材料から作られており、横長で側面が略C型チャンネル形状に形成されている。この取付板63の内側壁には、2枚の基板62が、ねじ止め等によって、その裏面側が密着するように長手方向に並べられて取付けられている。したがって、光源部6は、一つの取付板63に2枚の基板62が取付けられてユニット化されている。
本実施形態では、主として図2に示すように、このユニット化された光源部6が4個用いられており、導光板7の各辺に対応して配設されるようになっている。
導光板7は、アクリル樹脂等の透過率の高い材料を用いて四角形状の平板状に形成され、背面側には光を拡散する多数の白色の反射ドットからなるドットパターンが印刷によって形成されている。さらに、導光板7の略中央部には、アダプタガイド5の外形と対応し、また、アダプタAと対応するように略八角形の開口71が形成されている。この略八角形の開口71は、原型的には、四角形の角部を面取りした形状として形成されている。また、この導光板7の外周部である四角形状の各辺、すなわち、側端面は、発光素子61から出射される光が入射して導光板7内を進行する光入射端面72として機能するようになっている。そして、導光板7は、前面側に面状の発光領域を有する発光部として構成される。
なお、導光板7には、背面側に反射シートを設けたものや前面側に拡散シートを設けたものを適宜適用できる。
補助部品ユニット8は、図6及び図7に示すように、横長箱状のケース81内にユニット基板82及びこの基板82に実装された複数の電気的補助部品を備えて構成されている。本実施形態における電気的補助部品は、赤外線リモコン信号受信部84、照度センサ85、補助光源としての常夜灯86、スイッチ87やモニターランプ88等である。
この補助部品ユニット8は、照明器具、すなわち、器具本体1の外周縁部、具体的には、本体枠9の一辺側に配設される。したがって、導光板7の発光領域の外側に配設されるようになっている。
このように構成された補助部品ユニット8は、複数の電気的補助部品が集中化して設けられていて、本体枠9に形成された開口部に嵌合され、ケースカバー81bのフランジ81b1が係止されて、図示しない固定手段によって本体枠9に取付けられる。
本体枠9は、ABS樹脂やポリカーボネート等の合成樹脂から作られていて、略正方形状であって前記導光板7の寸法より大きな枠状に形成されており、側壁91と、この側壁91の下端部から内側に向かって延出し、斜めに立ち上がる傾斜状部を有する底壁92とを備えている。また、底壁92には、複数のボス93が立設されており、このボス93には、反射板3の取付片32がねじ止めされるようになっている。また、前述のように、正方形状の一辺に対応する底壁92には、補助部品ユニット8が嵌合する開口部が形成されている。
カバー部材10は、アクリル樹脂やポリカーボネート等の乳白色を呈する合成樹脂材料から略正方形状に形成されており、図示しない係脱手段によってアダプタガイド5に着脱自在に取付けられるようになっている。したがって、カバー部材10が取付けられることによって、アダプタAは覆われて下方から視認しにくくすることができる。
アダプタAは、図2及び図8に示すように、天井面Cに設置された引掛けシーリングボディCbに、上面側に設けられた引掛刃によって電気的かつ機械的に接続されるもので略円筒状をなし、周壁の両側には一対の係止部A1が、内蔵されたスプリングによって常時外周側へ突出するように設けられている。この係止部A1は下面側に設けられたレバーを操作することにより没入するようになっている。また、このアダプタAからは、前記点灯装置2へ接続する図示しない電源コードが導出されていて、点灯装置2とコネクタを介して接続されるようになっている。
赤外線リモコン送信器Rは、例えば、周波数38kHzのパルス状の特定のコード化された赤外線リモコン制御信号を送信するもので、例えば、全光点灯ボタン、調光点灯ボタン、常夜灯ボタンや消灯ボタン等が設けられている。このリモコン送信器Rを補助部品ユニット8、すなわち、赤外線リモコン信号受信部84に向けて操作することによって光源部6における発光素子61の発光状態、つまり、全光点灯、調光点灯、消灯等の制御を行うことができる。
以上のような照明器具において、図5に代表して示すように、シャーシ4の当接部41は、導光板7の背面側に当接されている。より詳しくは、シャーシ4の当接部41は、導光板7の背面側であって開口71の周囲に配設され当接されるようになっている。なお、シャーシ4の当接部41の導光板7の背面側への当接は、直接的に行われても間接的に行われてもよい。
図3乃至図6に示すように、放熱部材としての反射板3は、導光板7の背面側に配置され、本体枠9の複数のボス93にねじ止めされて取付けられている。この状態では、反射板3の取付片32は、光源部6における取付板63の上面に面接触して熱的に結合されるようになっている。したがって、取付片32は、光源部6と反射板3との熱的結合部となっている。
さらに、点灯装置2の一端側、すなわち、ケース21における接続部21aが反射板3の熱的結合部である取付片32に接続されている。具体的には、図6に示すように、ケース21の接続部21aが反射板3の取付片32に重合するように面接触して配置されて、接続部21a及び取付片32を貫通して取付板63の上面壁にねじ込まれる取付ねじによって接続され、熱的に結合されるようになっている。また、ケース21の取付舌片21bがシャーシ4の上面に固定されている。
このような点灯装置2の取付け状態では、主として図3に示すように、回路基板22は、ケース21における接続部21aと離間して配置されるようになる。また、回路基板22が接続部21aと離間しつつ、点灯装置2と電源側の配線L1、負荷側(光源部6)との配線L2、補助部品ユニット8との配線L3の配線長が短くなるように回路基板22を配置することが好ましい。さらに、回路基板22と負荷側との接続は、負荷接続用コネクタ23bによって1箇所に集約されている。これらにより電気的なノイズを軽減できるようになっている。
例えば、発光素子61を白色と電球色との2種類を用いて、これらを切換えて光色の異なる照明光を得る場合には、負荷として2系統の配線を要するが、この場合も負荷接続用コネクタ23bによって1箇所に集約することによって電気的なノイズを軽減が可能となる。
また、導光板7における開口71の前面側の周縁部は、アダプタガイド5の下端側の鍔部52に支持されている。さらに、図6に代表して示すように、導光板7の前面側の外周縁部は、本体枠9における底壁92の傾斜状部に支持されている。一方、前記のように導光板7の背面側には、反射板3が配設されており、導光板7は、反射板3と、前記アダプタガイド5の鍔部52及び本体枠9の底壁92の傾斜状部とによって挟持されるように配置されている。この状態においては、導光板7の光入射端面72は、発光素子61と対向して位置し、発光素子61から出射される光が入射するようになっている。
図1、図2及び図4に示すように補助部品ユニット8は、発光部としての導光板7の発光領域外であって外周縁部に配設されるようになっている。したがって、この補助部品ユニット8、つまり、補助部品が導光板7に暗部を形成するようなことを回避できる。また、補助部品ユニット8には、赤外線リモコン信号受信部84等の複数の電気的補助部品が集中化して設けられているので、配線処理や組立作業の効率化が可能となる。さらに、外周縁部に配置されているので目立つことなく、デザイン性の向上が期待できる。
また、図3、図4及び図6に示すように、本体枠9の側壁91と、反射板3の取付片32との間には、間隙Gが形成されるようになっている。つまり、反射板3の外形は、枠状の本体枠9より小さく形成されていて、反射板3の全周にわたって間隙Gが形成されるようになっている。この間隙Gによって発光素子61から発生する熱が取付板63、反射板3の取付片32を介して対流作用で放熱される。なお、この対流作用を促進するため、本体枠9の底壁92に空気流通孔を形成するようにしてもよい。
次に、照明器具の天井面Cへの取付状態について、図8及び図9を参照して説明する。なお、各図においてアダプタAから導出される電源コードの図示は省略している。
図8に示すように、天井面Cに引掛けシーリングボディCbが設置されている。また、この引掛けシーリングボディCbには、アダプタAが電気的かつ機械的に接続されている。この状態から図示矢印で示すように、器具本体1におけるアダプタガイド5の係合口51をアダプタAに合わせながら、アダプタAの係止部21がアダプタガイド5の係合口51に確実に係合するまで器具本体1を下方から手で押し上げて取付け操作を行う。
図9に示すように、器具本体1の取付状態では、アダプタAがシャーシ4の開口52を挿通し、アダプタAの係止部A1がアダプタガイド5の係合口51に係止されて取付状態が保持される。
また、器具本体1を取外す場合には、カバー部材10を取外し、アダプタAに設けられているレバーを操作してアダプタAの係止部A1の係合を解くことにより取外すことができる。
照明器具の取付け状態において、点灯装置2に電力が供給されると、基板62を介して発光素子61に通電され、各発光素子61が点灯する。発光素子61から出射された光は、導光板7の光入射端面72へ入射し、この入射した光は、導光板7内で全反射して導光板7全体に広がるとともに、背面側に形成された反射ドットからなるドットパターンによって拡散反射されて均質化された光が前面側の発光領域から放射される。加えて、導光板7から漏れた一部の光は、反射板3によって反射され前面側に放射されて再利用されるようになる。
また、赤外線リモコン送信器Rを赤外線リモコン信号受信部84に向けて操作することによって光源部6における発光素子61の発光状態の制御を行うことができる。
発光素子61の点灯中は熱が発生する。各発光素子61から発生する熱は、基板62裏面側から取付板63に伝導され、さらに、取付板63に伝導された熱は、放熱部材としての反射板3における取付片32(熱的結合部)に伝導され、反射板3の広い面積で効果的に放熱される。また、加えて、前記熱は、取付片32に接続された点灯装置2のケース21における接続部21aに伝導され、ケース21に伝わって放熱される。したがって、光源部6からの熱は、反射板3及びケース21の両者に伝導され効率よく放熱される。これらの放熱により全体的に放熱効果が高まる。
一方、回路部品22が実装された回路基板23は、ケース21の接続部21aとは、離間して配置されている。このため、回路基板23は、光源部6からの熱的影響が軽減される状況下で対流作用等によって放熱が行われる。
このように点灯装置2のケース21を利用し、かつ回路基板23を好適な位置に配置することにより、光源部6と点灯装置2との双方の放熱を効果的に行うことが可能となる。 さらに、本体枠9と反射板3との間には間隙Gが形成されているので、対流作用によって、光源部6、反射板3の取付片32の放熱が促進される。
以上のように本実施形態によれば、光源部6、すなわち、発光素子61及び点灯装置2の双方の効果的な放熱ができ、温度上昇を効果的に抑制することが可能となる。
次に、本発明の第2の実施形態について図10を参照して説明する。なお、第1の実施形態と同一又は相当部分には同一符号を付し、重複した説明は省略する。
本実施形態では、回路基板22の表面側に実装された比較的高さ寸法の大きい回路部品23の頭部側と反射板3との間に熱伝導材料23tを介在させるようにしたものである。つまり、回路部品23の回路基板22に実装された実装側と反対側である頭部側と反射板3との間に熱伝導材料23tを介在させるものである。熱伝導部材23tには、例えば、シリコーン樹脂等が適用できる。
したがって、回路部品23から発生する熱を、熱伝導材料23tを通して反射板3に効率的に伝導させることができ、回路部品23の放熱性を向上できる。
なお、回路基板22と点灯装置2のケース21又は反射板3とを熱伝導性の部材で接続し、回路基板22からの熱をケース21、反射板3に伝導させて放熱させるようにしてもよい。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限定されることなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。上記実施形態においては、ユニット化された光源部を4個用い、これを導光板の各辺に対応して配設したものについて説明したが、例えば、光源部を2個用い、これを隣接する二辺に対応して配設するようにしてもよい。さらに、光源部を導光板の一辺のみ又は対向する二辺に対応して配設するようにしてもよく、光源部の配設形態は、特段限定されるものではない。適宜設計に応じて選択することができる。
また、上記実施形態においては、発光素子から出射される光を導光板を用いて照明を行う形式のものについて説明したが、この形式に限るものではない。導光板を用いることなく、例えば、基板に実装された発光素子から出射される光を拡散性を有する透光性カバーを透過させて照明を行う形式のものにも適用できる。
さらに、発光素子は、LEDや有機EL等の固体発光素子が適用できる。さらにまた、発光素子の個数は、特段限定されるものではない。
1・・・器具本体、2・・・点灯装置、3・・・熱伝導部材(反射板)、
4・・・シャーシ、6・・・光源部、7・・・導光板、8・・・補助部品ユニット、
9・・・本体枠、10・・・カバー部材、21・・・点灯装置ケース、
22・・・回路基板、23・・・回路部品、23t・・・熱伝導材料、
32・・・熱的結合部(取付片)、61・・・発光素子、62・・・基板、
63・・・取付部材(取付板)、72・・・光入射端面、

Claims (2)

  1. 発光素子と、この発光素子が実装された基板を備えた光源部と;
    この光源部と熱的に結合された熱的結合部を有する放熱部材と;
    この放熱部材の前記熱的結合部に一端側が接続されて熱的に結合された熱伝導性を有する点灯装置ケースと、この点灯装置ケースに前記一端側とは離間して配置された回路基板と、この回路基板に実装された回路部品とを備えて前記発光素子を点灯制御する点灯装置と;
    を具備することを特徴とする照明器具。
  2. 前記回路部品の回路基板に実装された実装側と反対側である頭部側と放熱部材との間には、熱伝導材料が介在していることを特徴とする請求項1に記載の照明器具。
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