JP2012059304A - 電化製品の種別に応じてプログラム又はページを送信する情報処理装置、方法、プログラム - Google Patents

電化製品の種別に応じてプログラム又はページを送信する情報処理装置、方法、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ネットワークに接続された電化製品の種別の識別を行い、種別の識別を行った電化製品に必要なWebページのアドレスを決定する装置、方法、プログラムを提供することを目的とする。
【解決手段】電化製品20が通信可能に接続された情報処理装置50は、電化製品20の種別を判別するためのパケットを受信し、電化製品ごとに定められた定義ファイルを記憶し、パケットと電化製品ごとの定義ファイルを比較し、得点化し、得点が高い定義ファイルを抽出し、当該定義ファイルの電化製品情報を、電化製品の電化製品情報とし、この電化製品情報に基づいて、電化製品に必要なWebページのアドレスを決定する。
【選択図】図2

Description

本発明は、電化製品の種別に応じたプログラム又はページを送信する情報処理装置、方法、プログラムに関する。
近年、家庭内ネットワークに接続可能となる電化製品として、コンピュータや電話機のみならず、デジタルテレビ、冷蔵庫、電話機、洗濯機等の家庭用電化製品全般が、適用可能となってきている。
さらに、近年のIT化により、家庭で使用される電化製品の絶対的な数も増加してきており、ユーザにとっては、全ての家庭電化製品を管理することが困難となってきた。
このような状況において、インターネットを経由したサポートサービスに加入して、家庭内の電化製品を管理する方法も開示されている(例えば、特許文献1)。
一方、企業等で使用する多数のパソコンを設定する際に、PCキッティングと呼ばれるサービスにより、多数のパソコンをまとめて、必要なアプリケーションを配布しインストールしてほしいというニーズがある(例えば、非特許文献1)。
特開2007−305145号公報
ヤマトシステム開発、"PCキッティングサービス"、[online]、[平成22年1月5日検索]、インターネット<URL:http://www.nekonet.co.jp/service/it/ld/index.html>
しかしながら、特許文献1の方法では、ネットワークに接続された電化製品について、製品情報である型式及び運転情報と、更新可能なデータベースに保持された電化製品の最新の機器データとに基づいてその電化製品の故障若しくは異常の有無を判定し、判定状況をメールや葉書により通知するにすぎず、電化製品に対して適切なアプリケーションを送信することまではできない。
さらに、非特許文献1に示されるように、複数のパソコン等の電化製品に対して、必要なアプリケーションを自動的にインストールしておいてほしいというユーザのニーズがある。
さらに、現状では、電化製品であるユーザ端末のシンクライアント化が進み、SaaS(Software as a Service)により、所定のURLに基づいて、Webページにアクセスすることで、ユーザにとって必要なサービスが提供されることが行われている。この場合には、アプリケーションそのものをユーザ端末にダウンロードすることなく、必要なサービスを提供することができる。
本発明の目的は、ネットワークに接続された電化製品の種別の識別を行い、種別の識別を行った電化製品に対して、適切な配布プログラム又は配布ページを送信する装置、方法、プログラムを提供することを目的とする。
本発明では、以下のような解決手段を提供する。
(1) 電化製品が通信可能に接続された情報処理装置であって、
前記電化製品から、当該電化製品の種別を判別するためのパケットを受信するパケット受信手段と、
前記電化製品ごとに定められた定義ファイルを記憶する記憶手段と、
前記パケットと前記電化製品ごとの定義ファイルを比較し、得点化する得点化手段と、
前記得点化手段の得点が高い定義ファイルを抽出し、当該定義ファイルの電化製品情報を、前記電化製品の電化製品情報とする電化製品種別決定手段と、
前記電化製品情報に基づいて、前記電化製品のためのWebページのアドレスを決定する決定手段と、
を備える情報処理装置。
(2) (1)に記載の情報処理装置と、当該情報処理装置と通信可能に接続されたサーバと、から構成されるシステムであって、
前記情報処理装置の決定手段が、決定した前記アドレスに基づき、当該Webページを前記サーバに要求する要求手段を備えるシステム。
(3) 前記決定手段は、前記電化製品が有する固有の条件に基づいて、前記アドレスを決定する(1)に記載の情報処理装置。
(4) 電化製品が通信可能に接続された情報処理装置と、当該情報処理装置と通信可能に接続されたサーバと、から構成されるシステムであって、
前記情報処理装置は、
前記電化製品から、当該電化製品の種別を判別するためのパケットを受信するパケット受信手段と、
前記電化製品ごとに定められた定義ファイルを記憶する記憶手段と、
前記パケットと前記電化製品ごとの定義ファイルを比較し、得点化する得点化手段と、
前記得点化手段の得点が高い定義ファイルを抽出し、当該定義ファイルの電化製品情報を、前記電化製品の電化製品情報とする電化製品種別決定手段と、
前記電化製品情報に基づいて、前記電化製品のためのWebページのアドレスを前記サーバに要求する要求手段と、
を備え、
前記サーバは、
前記要求手段からの要求に応じて、前記電化製品のためのWebページのアドレスを決定する決定手段と、
を備えるシステム。
(5) 情報処理装置と通信可能に接続された種別識別サーバとを備えるシステムであって、
前記情報処理装置は、
電化製品から、当該電化製品の種別を判別するためのパケットを受信するパケット受信手段と、
前記パケットを前記種別識別サーバに送信することで、前記電化製品の種別に関する情報を要求する種別情報要求手段と、を備え、
前記種別識別サーバは、
前記電化製品ごとに定められた定義ファイルを記憶する記憶手段と、
前記情報処理装置からの要求に応じて、前記パケットと前記電化製品ごとの定義ファイルを比較し、得点化する得点化手段と、
前記得点化手段の結果として、得点が高い定義ファイルを抽出し、当該定義ファイルの電化製品情報を、前記電化製品の電化製品情報として、前記情報処理装置に送信する電化製品種別決定手段と、を備え、
前記情報処理装置は、前記種別識別サーバより受信した電化製品情報を前記電化製品の電化製品情報として決定し、
前記情報処理装置は、前記電化製品情報に基づいて、前記電化製品のためのWebページのアドレスを決定する手段と、を備えるシステム。
(6) 電化製品が通信可能に接続された情報処理装置が実行する方法であって、
前記電化製品から、当該電化製品の種別を判別するためのパケットを受信するパケット受信ステップと、
前記電化製品ごとに定められた定義ファイルを記憶する記憶ステップと、
前記パケットと前記電化製品ごとの定義ファイルを比較し、得点化する得点化ステップと、
前記得点化ステップの得点が高い定義ファイルを抽出し、当該定義ファイルの電化製品情報を、前記電化製品の電化製品情報とする電化製品種別決定ステップと、
前記電化製品情報に基づいて、前記電化製品のためのWebページのアドレスを決定する決定ステップと、
を備える方法。
(7) 電化製品が通信可能に接続された情報処理装置に、
前記電化製品から、当該電化製品の種別を判別するためのパケットを受信するパケット受信ステップ、
前記電化製品ごとに定められた定義ファイルを記憶する記憶ステップ、
前記パケットと前記電化製品ごとの定義ファイルを比較し、得点化する得点化ステップ、
前記得点化ステップの得点が高い定義ファイルを抽出し、当該定義ファイルの電化製品情報を、前記電化製品の電化製品情報とする電化製品種別決定ステップ、
前記電化製品情報に基づいて、前記電化製品のためのWebページのアドレスを決定する決定ステップ、
を実行させるためのプログラム。
本願発明によれば、ネットワークに接続された電化製品の種別の識別を行い、種別の識別を行った電化製品に対して、適切な配布プログラム又は配布ページを送信する装置、方法、プログラムを提供することが可能である。
本発明の一実施形態に係るネットワークシステム1の全体構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る情報処理装置50と電化製品20の機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る種別決定処理のフローチャート図である。 本発明の一実施形態に係るMACアドレスの一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るMACアドレスメーカテーブルの一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るMACアドレス機種テーブルの一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るポート番号の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るポート番号テーブルの一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るアプリケーションテーブルの一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る送信履歴テーブルの一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る得点化処理と電化製品を特定する処理の一例を示す概念図である。 本発明の一実施形態に係る表示部を備えた電化製品20にアプリケーション受信の可否に関する画像が表示される一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る表示部を備えた電化製品20に、表示部を備えていない電化製品におけるアプリケーション受信の可否に関する画像が表示される一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る表示部を備えた電化製品20において、当該電化製品20とは異なる電化製品に関するアプリケーションの受信可否に関する画像が表示される一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る表示装置360に表示される画面イメージの一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る情報処理装置50のハードウェア構成の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るネットワークシステム5の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る種別識別サーバ500による一例を示す図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図を参照しながら説明する。なお、これはあくまでも一例であって、本発明の技術的範囲はこれに限られるものではない。
[第1実施形態]
[全体構成]
図1は、ネットワークシステム1の全体構成を示す図である。
ネットワークシステム1は、ホームネットワーク又はオフィスのネットワークシステムであって、情報処理装置50と、電化製品20−a,20−b,20−cと、ネットワーク2と、により構成される。情報処理装置50は、有線・無線LAN等のネットワーク2を介して、電化製品20−a,20−b,20−cに通信可能に接続される。
電化製品20−a,20−b,20−cとは、ネットワーク接続機能を備える電化製品であって、記録メディア録画再生装置20−a(DVD、HD録画再生装置)、電話機20−b、オーディオ20−cに加えて、例えば、テレビ、コンピュータに加えて、携帯電話、携帯情報端末、携帯型音楽プレーヤ、コンテンツ再生・録画プレーヤ、プリンタ、FAX機、コピー機、スキャナ機、MFP(多機能周辺装置、多機能プリンタ)等の情報家電のみならず、冷蔵庫、洗濯機、食器洗浄乾燥機、扇風機、エアコン、電気ストーブ、炊飯器、電子レンジ等の白物家電や、電気照明、サーバ、交換機、ルータ等も含む。これらの電化製品20−a,20−b,20−cは、ネットワーク2を介して、情報処理装置50とTCP/IP等のプロトコルで通信する機能を備える。
[情報処理装置、電化製品の機能]
図2は、情報処理装置50と電化製品20の機能ブロック図である。
情報処理装置50は、リクエストパケット送信手段51と、レスポンスパケット受信手段52と、定義ファイル記憶手段53と、得点化手段54と、電化製品種別決定手段55と、アプリケーション決定手段56と、アプリケーション送信手段57と、アプリケーション記憶手段58と、を備える。情報処理装置50は、図16にて説明するように、制御部10、メインメモリ340を備えた情報機器であり、ホーム・ゲートウェイ、サービス・ゲートウェイ等のゲートウェイ又はルータ、サーバ(ローカルネットワークに接続されるサーバ)であってよい。上記の各手段は、これを実現するプログラムがメインメモリ340に読み込まれて、制御部10により実行され実現される。すなわち、情報処理装置50は、上記手段を備える専用の情報機器でもよいし、パソコン等の他の機能を有する情報機器であってもよい。
リクエストパケット送信手段51は、後述するリクエストパケットを送信する機能を有し、通信I/F330と、制御部10により実現される。
レスポンスパケット受信手段52は、後述するレスポンスパケットを受信する機能を有し、通信I/F330と、制御部10により実現される。
定義ファイル記憶手段53は、後述する定義ファイルを記憶する機能を有し、ハードディスク390、メインメモリ340等により実現される。
得点化手段54は、定義ファイルに基づいて、各定義ファイルを得点化する機能を有し、制御部10、ハードディスク390、メインメモリ340等により実現される。
電化製品種別決定手段55は、最終的に電化製品の種別を決定する機能を有し、制御部10、ハードディスク390、メインメモリ340等により実現される。
アプリケーション決定手段56は、電化製品の種別に応じたアプリケーションを選択して送信するアプリケーションとして決定する機能を有し、制御部10、ハードディスク390、メインメモリ340等により実現される。
アプリケーション送信手段57は、アプリケーションを送信する機能を有し、通信I/F330と、制御部10により実現される。
アプリケーション記憶手段58は、アプリケーションや、後述するアプリケーションの送信先を決定するためのテーブル(図9、図10参照)を記憶する機能を有し、ハードディスク390、メインメモリ340等により実現される。
電化製品20は、CPUにより実現される制御部21と、通信I/Fにより実現される通信部24と、ハードディスク、メインメモリにより実現される記憶部22と、を少なくとも備え、マウス等の入力デバイスである操作部23を備えてもよい。
[種別決定処理のフローチャート]
図3は、種別決定処理のフローチャートである。まず、情報処理装置50のリクエストパケット送信手段51は、電化製品20に対して、リクエストパケットを送信する(ステップS10)。
リクエストパケットとは、電化製品20の種別を判別するためのレスポンスパケットを受信するために、情報処理装置50が、電化製品20に送信するパケットデータである。
リクエストパケットは、例えば、ARP(Address Resolution Protocol)、ICMP(Internet Control Message Protocol)、SNMP(Simple Network Manegement Protocol)等のコマンドであってよく、uPnP(Universal Plug and Play)、DLNA(Digital Living Network Alliance)準拠のプロトコルであってよい。
なお、リクエストパケット送信手段51は、定期的に電化製品20に対して、リクエストパケットを送信する態様であってよい。すなわち、リクエストパケット送信手段51が、数十秒毎、数分毎、数時間毎に、リクエストパケットを送信することで、通信可能に接続された電化製品20を、所定のタイミングで検知する。
電化製品情報とは、電化製品20に関する情報であって、電化製品の種別(電化製品の種類を特定するためのメーカ名、機器名等)が少なくとも含まれる情報である。
次に、情報処理装置50のレスポンスパケット受信手段52は、所定の電化製品20からレスポンスパケットを受信する(ステップS11)。
レスポンスパケットとは、電化製品20から送信されるパケットであって、電化製品20の種別を判別する、あるいは、電化製品20の種別を判別する手がかりとなる、パケットデータである。第1実施形態では、レスポンスパケットとは、情報処理装置50から送信されたリクエストパケットを受信した電化製品20から送信される応答パケットである。レスポンスパケットは、例えば、上記リクエストパケットのレスポンスパケットであってよく、情報処理装置50からブロードキャストされたパケットに対する応答パケットであってもよい。なお、第3実施形態で、レスポンスパケットが、リクエストパケットの応答パケットでない場合について説明する。
次に、情報処理装置50は、定義ファイル参照処理を行う(ステップS12)。情報処理装置50の制御部10は、定義ファイル記憶手段53に記憶された定義ファイルを参照し、比較して、次の得点化処理(ステップS13)を行う。
定義ファイルとは、電化製品20ごとに予め定められたデータ(ライブラリ)であって、電化製品20の種別を特定するために必要なデータである。後述する図11を参照すると、定義ファイル(電化製品A定義ファイル)は、1以上の定義項目(例えば、X5,Y2,Z3)からなり、定義項目の一つ一つを得点化して比較し、電化製品20(この場合、電化製品A)を特定する。定義項目とは、一つのリクエストパケット及びレスポンスパケットで電化製品20の種別を特定するための定義データである。
次に、情報処理装置50の得点化手段54は、定義ファイルとレスポンスパケットを比較して、得点化(スコアリング)を行う(ステップS13)。
得点化について、図11を参照して説明する。情報処理装置50は、1以上のリクエストパケット(A1,B1,C1)を送信し、これに対するレスポンスパケット(X5,Y8,Z9)を受信する。そして、情報処理装置50は、定義ファイル記憶手段53に記憶された、電化製品毎の定義ファイル(電化製品A定義ファイル、電化製品B定義ファイル、電化製品C定義ファイル)の定義項目を参照し、レスポンスパケットと比較する。
例えば、リクエストパケットとして、ARPコマンドを送信し、このレスポンスをある電化製品20から受信した場合で説明する。ARPコマンドをターゲットの電化製品20に送信することで、ターゲットの電化製品20のMACアドレスの情報を含むパケットをレスポンスパケットとして受信する。
図4に示すように、MACアドレスは、48Bitの符号からなり、上位24BitがベンダーIDとして、ベンダー固有のIDが付与され、次の8Bitが機種IDである。
そして、定義ファイル記憶手段53には、電化製品毎の定義ファイルを構成するための、テーブルが記憶されていてよい。例えば、図5に示すように、MACアドレスメーカテーブルとして、上位24Bitの符号と、電化製品20のメーカ名(必ずしも、製造元のベンダー名でなくてよく、通信I/Fを備える電化製品20全体のベンダー(メーカ)名であってよい)と、得点化のためのポイントと、IDとが関係付けられている。さらに、図6に示すように、MACアドレス機種テーブルとして、上位8Bitの符号と、電化製品20の機種名と、得点化のためのポイントと、IDとが関係付けられている。
このMACアドレスメーカテーブルと、MACアドレス機種テーブルの、各要素を抽出することで、定義項目となり、電化製品毎の定義ファイルを構成する。例えば、MACアドレスメーカテーブルのID001が、電化製品A定義ファイルのX5(図11参照)(定義項目X5)に該当し、MACアドレス機器テーブルのID010が、電化製品A定義ファイルのY2(定義項目Y2)に該当する。
リクエストパケットとして送信されたA1のパケットを受けて、電化製品20は、レスポンスパケット(X5)を送信する。このレスポンスパケット(X5)と、電化製品Aの定義ファイルの定義項目を比較して、同一であれば、各テーブルを参照して、ポイントを付与する。
例えば、上記の例で、レスポンスパケットX5が、ターゲットのMACアドレスの情報を含むパケットであって、48Bitの符号が「04−A3−43−5F−43−23」である場合で説明する。上位24Bitが定義項目X5(ID001)と同一であるため、0.3のポイントを付与する。さらに、次の8Bitにおいても、定義項目(ID010)と同一であるため、0.3のポイントを付与する。したがって、電化製品A定義ファイルは、合計0.6ポイントを取得することができる。
なお、上記の例では、一のリクエストパケット(A1)に対して、レスポンスパケット(X5)により、2つの定義項目(ID001、ID010)に対して得点化しているが、このように、一のレスポンスパケットから複数の定義項目を得点化する態様であってよい。
次に、情報処理装置50は、レスポンスパケットY8を、電化製品A定義ファイルのY2と比較して、レスポンスパケットZ9を、電化製品A定義ファイルのZ3と比較して、各ポイントを取得する(図11参照)。電化製品A定義ファイルの総合点は、このようにして求めた全てのポイントを足し合わせたものである。これを、電化製品A定義ファイル、電化製品B定義ファイル、電化製品C定義ファイル・・と、全ての定義ファイルに対して算出する。
上記の説明では、レスポンスパケットX5と定義項目X5が同一である場合で説明したが、同一に限らず、類似度で判断してもよい。
類似度で判断する例として、レスポンスパケットX5の上位24Bitの上位16Bitまでが同一であれば0.2ポイントを付与し、上位8Bitまでが同一であれば、0.1ポイントを付与する態様(パケットの文字列の類似度で判断する)であってよい。このようにすることで、レスポンスパケットと定義項目の類似度が高いとポイントを高くするといったように、ポイントの値を調整することができる。
情報処理装置50は、複数種類のリクエストパケットを送信することで、複数のレスポンスパケットを電化製品20から受信する。
次に、情報処理装置50の電化製品種別決定手段55が、電化製品20(機器)の種別を決定する(ステップS14)。すなわち、上記のような得点化を、全ての定義ファイルで行い、取得した得点を比較して、得点が最も高い定義ファイルを抽出することで、電化製品20の種別を決定する。
例えば、前述の説明のように、電化製品A定義ファイル、電化製品B定義ファイル、電化製品C定義ファイル・・と、全ての電化製品ごとの定義ファイルに対して算出して、最も得点の高い電化製品の定義ファイルを抽出して、電化製品20を特定する。
図11を用いて説明すると、例えば、レスポンスパケット(X5,Y8,Z9)と電化製品A定義ファイル(X5,Y2,Z3)のX5が同一であるため、電化製品A定義ファイルでは、0.6ポイントを取得するとする。これに対して、電化製品B定義ファイルの各定義項目(X1,Y7,Z1)は、レスポンスパケット(X5,Y8,Z9)と、どれも同一ではないが、類似度を考慮して、0.3ポイントを取得できたとする。
そして、電化製品C定義ファイル(X5,Y8,Z8)は、レスポンスパケット(X5,Y8,Z9)と、定義項目X5,Y8が同一であるため、電化製品A定義ファイルでは、0.9ポイントを取得したとする。この場合には、電化製品AからCの定義ファイルのうち、電化製品Cの定義ファイルが最も高い総合点(0.9ポイント)であると決定し、定義ファイルCを抽出するため、電化製品20の種別は、電化製品Cと決定される。
一例として、電化製品A定義ファイルを、A社というメーカ名までの定義ファイルとして、電化製品B定義ファイルを、A社というメーカ名に加えて、機器の種別の一つである(AB−01)まで特定できる定義ファイルとする。この場合は、ある電化製品20が、A社製で、AB−01という種別である場合には、電化製品A定義ファイルよりも、電化製品B定義ファイルの方が、ポイントが高くなる。したがって、電化製品20は、総合点が高くなる、電化製品B(A社のAB−01)であると決定される。
逆に、ある電化製品20が、A社製で、BC−03という種別である場合に、BC−03と種別を決定する定義項目がない場合は、BC−03であることまでは特定できないが、A社製というところまで、電化製品A又は電化製品Bの定義ファイルにより特定できる。したがって、機器名は特定できないが、少なくとも、メーカ名までは特定が可能であり、段階的に、電化製品情報を特定することができる。
MACアドレス以外の得点化のための判断要素として、図7、図8を用いてTCP/IPのポートにより判断する例について説明する。電化製品20のウェルノウンポートを利用する方法、すなわち、その電化製品20で特別に使用(バインド)されるポート番号の使用状況により、電化製品20の種別を特定する。
図7に示すように、電化製品Xの、ポート番号5000、5002番は、使用中であり、5001番は使用していないとする。例えば、NETSTATコマンドにより、このステイタスを検知する。そして、図8に示すように、定義ファイル記憶手段53に記憶されたポート番号テーブルを参照して、使用中(バインド中)のポート番号を比較し、ID100の定義項目との同一を判断して、ポイントを付与する。本テーブルでは、ポート番号5000番、5002番は、使用中であり、5001番は使用していない場合は、ポイントが0.2付与される。
NETSTATコマンドを使用する場合は、リクエストパケットとして、NETSTATコマンドが、相手となる電化製品20にパケットを送信してもよいが、第3実施形態で説明するように、情報処理装置50は、電化製品20から、ブロードキャスト又はマルチキャストのパケットを予め受信しており、これらの受信したパケットを利用して、NETSTATのコマンド結果を得てもよい。
すなわち、情報処理装置50が、リクエストパケットとなるNETSTATコマンドを、電化製品20に対して送信しなくても、これまでに受信していた電化製品20から送信されるブロードキャスト又はマルチキャストのパケット(ポート番号のバインド状態を通知するパケット等)に基づいて、上記の得点化処理が実現されてもよい。
なお、ポイントの付与は、ポート番号テーブルのポート番号とバインドの状態が完全に同一の場合のみではなく、存在するポートの何割が使用中であり、何割が不使用であるかということを判別して、使用程度(使用程度が完全に同一ではないが類似の程度)に応じてポイントが付与されてもよい。例えば、テーブルとして、ポートの使用程度とポイントが対応付けられて予め記憶されているとする。この場合、ポート番号5000、5002番は、使用中であり、5001番は使用していないときに、66%のポートが使用中である。したがって、66%のポートが使用中のときに、テーブルを参照して、所定のポイントを付与するといった処理である。
さらに、OS(Operating System)のバージョンを確定して、ポイントの付与を実行してもよい。例えば、第3実施形態で説明するように、ブロードキャストに送信されるレスポンスパケットとして、nbns(Net BIOS Name Server)パケットを受信して、OSのバージョン情報を取得し、これに基づいて、OSを特定し、特定されたOSのバージョンに基づいて、ポイントが付与されてもよい。
例えば、電化製品AB−01の定義ファイルに、定義項目として、「OSのバージョンが「X型」を使用している場合には、ポイントを0.5加算する」と登録されているとする。このとき、nbnsパケットにより、OSのバージョンが「X型」と特定されれば、電化製品AB−01のポイントを0.5加算するという態様である。
次に、情報処理装置50のアプリケーション決定手段56が、電化製品種別決定手段55により種別が決定された電化製品20に対して、この電化製品20の種別に応じたアプリケーションを、送信するアプリケーションとして決定する(ステップS15)。
なお、本実施例では、情報処理装置50が電化製品20に配布する配布プログラムが、「アプリケーション」である場合で説明するが、情報処理装置50が配布するプログラムは、アプリケーションでなくてもよく、電化製品20にインストールされているプログラムの修正ファイル、更新ファイル、電化製品20にインストールされているウィルス対策ソフトのパターンファイル等といった、電化製品20で仕様される全てのプログラム、モジュール、ライブラリであってよい。
図9、図10を参照して送信するアプリケーションの決定について説明する。図9に示すように、アプリケーション記憶手段58に記憶されたアプリケーションテーブルを参照して、電化製品種別決定手段55により種別が決定された電化製品に対応したアプリケーションが選択される。そして、図10に示されるアプリケーション記憶手段58に記憶された送信履歴テーブルを参照して、未だ送信されていないアプリケーション、すなわち、送信履歴テーブルに記憶されていないアプリケーションを送信するアプリケーションとして決定する。
例えば、電化製品種別決定手段55により、ある電化製品20が、電化製品Aであると決定されたとすると、アプリケーション決定手段56は、アプリケーションテーブルを参照して、電化製品Aに対応したアプリケーションである、A_Update_001と及びA_Update_002を選択する。そして、送信履歴テーブルに記憶されていないアプリケーションである、A_Update_002を送信するアプリケーションとして決定する。
次に、情報処理装置50のアプリケーション送信手段57が、アプリケーション決定手段56により送信することが決定されたアプリケーションを、アプリケーション記憶手段58から抽出してアプリケーションに対応した電化製品20に送信するとともに、送信記録を送信履歴テーブルに記憶する(ステップS16)。また、アプリケーションを受信する電化製品20において、表示部を備えているものについては、電化製品20がアプリケーションを受信するか否か、すなわち、ダウンロードするか否かをユーザが決定できるようにして、ダウンロードをした場合にアプリケーションを電化製品20に対して適用するようにしてもよい。例えば、アプリケーションを受信する電化製品20が表示部を備えたパーソナルコンピュータ20−dである場合に、図12に示すように、ダウンロードするか否かを確認する画面を表示部に表示して、ユーザに判断させるようにする。
なお、表示部を備えていない電化製品20にアプリケーションを送信する場合に、表示部を備えている別の電化製品20に対して、表示部を備えていない電化製品20がアプリケーションを受信するか否かを表示して、ユーザがアプリケーション受信の可否を判断できるようにしてもよい。例えば、アプリケーションを受信する電化製品20が表示部を備えていない電化製品である冷蔵庫20−eである場合に、図13に示すように、冷蔵庫20−eにてアプリケーションをダウンロードするか否かを確認する画面を、表示部を備えたパーソナルコンピュータ20−dの表示部に表示して、ユーザに判断させるようにする。
なお、電化製品20のアプリケーションを当該電化製品20−fとは別の電化製品20−d(すなわち、電化製品20−fに関連した別の電化製品20−d)に送信して適用してもよい。すなわち、電化製品20−fと、この電化製品20−fに関連した別の電化製品20−dに関するデータと、対象となるアプリケーション名とを対応付けた関連電化製品テーブルを予め情報処理装置50に記憶しておく。そして、電化製品20−fの種別が決定され、アプリケーション名がアプリケーションテーブルで決定された際に、関連電化製品テーブルを参照して、電化製品名とアプリケーション名とが合致した場合は、対応する関連した別の電化製品20−dを決定し、この関連した別の電化製品20−dに、対象となるアプリケーションを送信する。なお、本実施例は、アプリケーションの送信のみならず、配布ページの送信のために用いられてもよい。
ここで、アプリケーションを受信する電化製品20においてアプリケーションを受信するか否か、すなわち、ダウンロードするか否かをユーザが決定できるようにしてもよい。例えば、アプリケーションが、プリンタ20−fのプリンタドライバの更新ファイルであって、パーソナルコンピュータ20−dがプリンタ20−fを利用している場合に、図14に示すように、プリンタ20−fを使用するパーソナルコンピュータ20−dの表示部に、パーソナルコンピュータ20−dがプリンタ20−fのプリンタドライバの更新ファイルを受信するか否かを決定させる画面を表示して、ユーザに判断させるように、操作を促してもよい。
なお、本実施形態では、アプリケーション記憶手段58からアプリケーションを抽出して電化製品に送信することとしたが、これに限らない。例えば、情報処理装置50ではアプリケーションテーブル及び送信履歴テーブルを記憶し、さらに、情報処理装置50及びアプリケーションを記憶して送信するアプリケーション供給サーバを通信可能に設ける。そして、情報処理装置50が、アプリケーション供給サーバに対してアプリケーションの送信を要求すると、アプリケーションを直接電化製品に送信することとしてもよい。このようにすることで、アプリケーション情報のみ情報処理装置50で管理を行い、アプリケーション自体を別サーバで管理するので、情報処理装置50におけるアプリケーションに関わる管理が容易となる。
このように、ネットワークに接続された電化製品の種別の識別を行い、種別の識別を行った電化製品に対して、適切なアプリケーションを送信することができる。
[画面イメージ図]
図15は、情報処理装置50が、表示装置360を有する場合に、ネットワークシステム1に接続された、電化製品20−g,20−h,20−i,20−jの電化製品情報及びアプリケーションの適用状況がアイコンとともに表示されたことを示す画面イメージ図である。ここでは、それぞれの電化製品20に対してリクエストパケットが送信されると、それぞれの電化製品20からレスポンスパケットを受信し、このレスポンスパケットに基づいて、得点化を行う。そして、得点を集計して総合点を算出し、電化製品20の種別を特定すると、特定した電化製品20の種別に基づいて、送信するアプリケーションを送信して当該電化製品20に対してアプリケーションを送信する。そして、特定した電化製品20の種別及び送信されたアプリケーションの情報を表示する。このように、特定した電化製品20の種別及び送信されたアプリケーションの情報を表示するので、ユーザは、それぞれの電化製品20がどのような状況にあるのか容易に確認できる。なお、特定した電化製品20の種別及び送信されたアプリケーションの情報を表示するに限らず、それぞれの電化製品に対するアプリケーションの送信履歴情報を詳細に表示する画面を表示してもよい。
[ハードウェア構成図]
図16は、情報処理装置50のハードウェア構成を示す図である。本発明が実施されるサーバは標準的なものでよく、以下に構成の一例を示す。
情報処理装置50は、制御部10を構成するCPU310(マルチプロセッサ構成ではCPU320等複数のCPUが追加されてもよい)、バスライン490、通信I/F(I/F:インターフェイス)330、メインメモリ340、BIOS(Basic Input Output System)350、表示装置360、I/Oコントローラ370、キーボード及びマウス等の入力装置380、ハードディスク390、光ディスクドライブ400、並びに半導体メモリ420を備える。なお、ハードディスク390、光ディスクドライブ400、並びに半導体メモリ420をまとめて記憶部120と呼ぶ。
制御部10は、情報処理装置50を統括的に制御する部分であり、ハードディスク390に記憶された各種プログラムを適宜読み出して実行することにより、上述したハードウェアと協働し、本発明に係る各種機能を実現している。
通信I/F330は、情報処理装置50が、上述したネットワーク2を介して電化製品20と情報、データを送受信する場合のネットワーク・アダプタである。通信I/F330は、モデム、ケーブル・モデム及びイーサネット(登録商標)・アダプタを含んでよい。
BIOS350は、情報処理装置50の起動時にCPU310が実行するブートプログラムや、情報処理装置50のハードウェアに依存するプログラム等を記録する。
表示装置360は、ブラウン管表示装置(CRT)、液晶表示装置(LCD)等のディスプレイ装置を含む。
I/Oコントローラ370には、ハードディスク390、光ディスクドライブ400、及び半導体メモリ420等の記憶装置である記憶部120を接続することができる。
入力装置380は、情報処理装置50の管理者による入力の受け付けを行うものである。
ハードディスク390は、本ハードウェアを情報処理装置50として機能させるための各種プログラム、本発明の機能を実行するプログラム、DBに格納されているテーブル及びレコードを記憶する。なお、情報処理装置50は、外部に別途設けたハードディスク(図示せず)を外部記憶装置として利用することもできる。
光ディスクドライブ400としては、例えば、DVD−ROMドライブ、CD−ROMドライブ、DVD−RAMドライブ、CD−RAMドライブを使用することができる。この場合は、各ドライブに対応した光ディスク410を使用する。光ディスク410から光ディスクドライブ400によりプログラム又はデータを読み取り、I/Oコントローラ370を介してメインメモリ340又はハードディスク390に提供することもできる。
なお、本発明でいうコンピュータとは、記憶装置、制御部等を備えた情報処理装置をいい、情報処理装置50は、制御部10、記憶部120等を備えた情報処理装置により構成され、この情報処理装置は、本発明のコンピュータの概念に含まれる。
[第2実施形態:アプリケーション配布サーバからアプリケーションのダウンロード]
第1実施形態では、アプリケーション決定手段56が、送信するアプリケーションを決定してから、アプリケーション記憶手段58に記憶されたアプリケーションを抽出したが、第2実施形態では、アプリケーションがアプリケーション配布サーバに記憶され、情報処理装置50がアプリケーションを要求してダウンロードする。
情報処理装置50は、アプリケーション決定手段56が、決定した当該アプリケーションをアプリケーション配布サーバに要求するアプリケーション要求手段(配布プログラム要求手段)を備える。さらに、アプリケーション配布サーバは、アプリケーション要求手段の要求に応じて、アプリケーションテーブルを参照し、アプリケーションを選択して、情報処理装置50に送信するアプリケーション送信手段(配布プログラム送信手段)と、送信するアプリケーションと上記のアプリケーションテーブルを記憶するアプリケーション記憶手段とを備える。
[第3実施形態:パッシブパケットの実施態様]
第3実施形態では、情報処理装置50が、リクエストパケットを電化製品20に対して送信せずに、種別決定処理(ステップS11からS14)を実行する実施形態である。
すなわち、電化製品20が所定のタイミングで情報処理装置50に対して送信するブロードキャストのパケット及び、マルチキャストのパケット(パッシブパケット)を、(レスポンス)パケットとして処理を行う。
情報処理装置50は、電化製品20の種別を決定する際に、電化製品20に対してリクエストパケットを送信することなく、電化製品20からブロードキャスト又はマルチキャストのパケットを受信して、これらのパケットに基づいて、定義ファイルを参照し、得点化処理を行い、電化製品20の種別を決定する(図3の種別決定処理のステップS12からS14)。
ブロードキャストのパケットとは、ネットワーク上にある、全ての端末に対して、同時に送信するデータパケットである。マルチキャストのパケットとは、ブロードキャストのパケットのように、全ての端末ではないが、ネットワーク上の所定の複数の端末に、同時に送信するデータパケットである。
例えば、パッシブパケットであるnbnsパケットを受信して、OSのバージョン情報を取得し、これに基づいて、OSを特定し、特定されたOSのバージョンに基づいて、ポイントが付与されてもよい。例えば、電化製品AB−01の定義ファイルに、定義項目として、「OSのバージョンが「X型」を使用している場合には、ポイントを0.5加算する」と登録されているとする。このとき、nbnsパケットにより、OSのバージョンが「X型」と特定されれば、電化製品AB−01のポイントを0.5加算するという態様である。
なお、情報処理装置50が、複数種類のブロードキャスト又はマルチキャストのパケットを受信して、個々に得点化した総合点に基づいて、電化製品20を特定してもよい。
情報処理装置50が、リクエストパケットを送信し、これに対するレスポンスパケットを受信して得点化処理を行った結果と、ブロードキャスト又はマルチキャストのパケットを受信して得点化処理を行った結果と、を組み合わせて、電化製品20の種別を特定してもよい。
[第4実施形態:配布ページサーバから配布ページのダウンロード]
第2実施形態では、アプリケーションがアプリケーション配布サーバに記憶され、情報処理装置50がアプリケーションを要求してダウンロードする場合について説明したが、第4実施形態では、配布ページが配布ページサーバに記憶され、情報処理装置50が配布ページを要求してダウンロードする場合について説明する。
情報処理装置50は、アプリケーション決定手段の代わりに、配布ページ要求手段を備える。配布ページ要求手段は、電化製品種別決定手段55により決定された電化製品情報に基づいて、アプリケーションテーブルに相当するWebページのアドレステーブルを参照して、WebページのURLアドレスを決定し、このURLアドレスを有する配布ページサーバに、配布ページを要求する。Webページのアドレステーブルは、情報処理装置50に記憶され、電化製品名と、その電化製品20に対してサービスが提供される配布ページサーバのアドレスとなるURLアドレスが、それぞれ対応付けられているテーブルである。
この要求に応じて、配布ページサーバは、電化製品20の配布ページを検索し、決定する配布ページ決定手段を備える。配布ページサーバの配布ページ送信手段は、決定した配布ページを情報処理装置50に送信する。情報処理装置50の配布ページ送信手段は、配布ページサーバから送信された配布ページを受信して、該当する電化製品20に配布ページを送信する。電化製品20は、この配布ページを受信して、出力する。また、電化製品20に関連した別の電化製品が、配布ページを受信して、出力してもよい。
[ユーザからの補助入力]
上記実施形態によれば、情報処理装置50又は、後述する種別識別サーバ500により、電化製品20の電化製品情報が決定されるが、ユーザからの補助的なデータ入力を受付けて、このデータに基づいて、電化製品情報が決定されてもよい。例えば、ユーザが電化製品20に関するデータ(例えば、メーカ名)を認識している場合は、ユーザが電化製品20に関するデータを、情報処理装置50又は種別識別サーバ500が受付けて、このデータと得点化の結果に基づいて電化製品20の電化製品情報を決定する。すなわち、情報処理装置50又は種別識別サーバ500は、得点化の前に、ユーザからの入力データにより、例えば、メーカ名を決定し、決定されたメーカ名に関する定義ファイルのみを参照し、他のメーカ名を含む定義ファイルの参照を行わないで、電化製品情報を決定する。
ここで、メーカ名の入力は、電化製品20、情報処理装置50又は種別識別サーバ500いずれかに対するユーザによるテキスト入力であってもよいし、デジタルカメラで撮影した画像から文字認識を行い、この文字からメーカ名を抽出し、このメーカ名のデータを利用してもよい。すなわち、情報処理装置50又は種別識別サーバ500は、デジタルカメラで撮影した画像の入力を受けて、この画像の文字認識を行い、この電化製品20に関する情報をテキスト文字として抽出する。この抽出したテキスト文字を、入力データとして利用する。
ここで、電化製品20のメーカ名までは決定ができるが、電化製品20の機器名までは決定できないといった、最終的な種別の決定ではなく、段階的な決定までが可能である場合がある。このような場合に対応するために、例えば、「メーカ名は○×で特定できましたが、機器名が不明ですので、機器名の入力をお願いします。」といった、質問形式で、ユーザに問いかけるウィザードを表示してもよい。すなわち、メーカ名までが、決定できるが、機器名が決定できない場合には、この質問メッセージを表示するように構成する。ここで、質問する内容は、機器名に限られず、電化製品20の種別(デジタルテレビ、記録媒体再生レコーダー等)を問いかけてもよいし、想定される電化製品20の、大きさ、色彩、形状を問いかけてもよい。この場合は、予め当該電化製品20と、大きさ、色彩、形状等が対応づけて記憶され、これらに対する応答を得ることで、機器名等の識別が可能となっている。問いかける場合に、決定される候補となる電化製品20のアイコン(画像)が、複数、表示されて、ユーザからアイコンの選択を受け付ける形であってもよい。
また、入力データは、上述のメーカ名に限定されることなく、商品名、ロゴマーク、ハウスマーク、型名等であってよい。この場合は、使用される商品名、ロゴマーク、ハウスマーク、型名等が、定義項目を構成し定義ファイルとして予め記憶されていることを前提としている。逆に、ユーザから入力されたデータが定義項目として記憶され、定義ファイル等のデータベースの更新に使用されてよい。
結果として、このように、ユーザから電化製品20の補助的な情報を受けることで、種別決定の処理時間を短縮し、的確な種別に決定することが可能となる。
[HTTPのパケットキャプチャ]
情報処理装置50が、ルータ等の公衆回線網へのゲートウェイとなっている場合は、電化製品20が公衆回線(インターネット)等の外部ネットワークに接続する際に、情報処理装置50を経由して、アクセスが行われる。したがって、情報処理装置50が、電化製品20から外部ネットワークへの要求パケットを取得(キャプチャ)し、このパケットを分析することで、電化製品20の電化製品情報を決定してもよい。すなわち、クライアント端末となる電化製品20が、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)要求パケットを送信して通信を行う際に、最初の要求パケットから通信が終了するまでのパケットのうちの全部又は一部を電化製品20の電化製品情報の決定に利用してもよい。
例えば、電化製品20が、デジタルテレビである場合に、デジタルテレビの種別によっては、閲覧、再生可能なコンテンツに違いがある場合がある。デジタルテレビAであれば、Webページ閲覧機能、ビデオ再生機能及びレンタルビデオ再生機能を有するが、デジタルテレビBであると、Webページ閲覧機能のみを有するといった場合である。したがって、電化製品20が、ビデオ再生機能の再生要求のパケットを送信し、これを情報処理装置50がキャプチャした場合は、電化製品20は、デジタルテレビBではなく、デジタルテレビAであると決定する。このように再生可能なコンテンツの違いに応じて、要求するパケットの種類に応じて、電化製品20の電化製品情報(種別)を決定してもよい。
[種別決定の手掛かりとなる他の情報について]
電化製品20の種別を決定するにあたって、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)クライアントの種別を分類することで、電化製品20の種別を決定することも可能である。
IPv6(Internet Protocol Vertion 6)に対応した電化製品20であるか否かの情報を利用することも可能である。
メーカ独自のプロトコルを使用することで、ネットワーク内の電化製品20間の通信を確立する場合がある。例えば、NAS(Network Attached Strage)と、パソコンを(LAN等の)ネットワークに接続すると、パソコンが、NASを探知し、接続するためのメーカ独自のパケットを送信する場合がある。この場合に、情報処理装置50が、メーカ独自のパケットを取得して、種別を決定してもよい。
各電化製品20の消費電力を時系列でグラフとして形成した消費電力波形に基づいて、電化製品20の種別を決定してもよい。すなわち、消費電力の波形は、電化製品20の種別に応じて異なるため、予め電化製品20毎の消費電力の波形を記憶しておき、記憶された波形と比較することで、電化製品20を特定してもよい。
[アプリケーション又は配布ページの送信のタイミング]
情報処理装置50が、アプリケーション又は配布ページを電化製品20に送信するタイミングは、基本的には、アプリケーション決定処理(ステップS15)によりアプリケーションを決定した後、随時、送信する。すなわち、電化製品20に対して、情報処理装置50が、いわば、強制的にアプリケーションを送信する。電化製品20では、情報処理装置50から、いつでも、このアプリケーションを受信できる待受処理が実行されていてよい。配布ページも同様に、配布ページを取得した後、随時、送信してもよい。
その他のタイミングとしては、電化製品20が情報処理装置50にアクセスした任意のタイミングであってよい。例えば、情報処理装置50が、ルータやゲートウェイとして機能するため、電化製品20が公衆ネットワークやセグメントの異なる他のネットワークにアクセスする際に、情報処理装置50にアクセスしたタイミングで、アプリケーション(配布ページ)を送信してもよい。
[企業のオフィスネットワークでの利用について]
本発明の好適な実施態様として、図17を参照して、電化製品20が、パソコン20―x,y,zであって、情報処理装置50が、企業等(家庭内であってもよい)のオフィスネットワーク6で使用されるネットワークシステム5の場合について、説明する。通常、企業では、情報処理システム部が、各パソコン20―x,y,zのインストールされるソフトウェアを管理する。例えば、多数の新規のパソコンを購入した際に、全てのパソコンに対して、その企業で必要なソフトウェアをインストールすることは、情報処理システム部が担当したり、PCキッティングのサービスやソフトウェアを利用して行われる。そこで、情報処理装置50と、新規のパソコン20―x,y,zとを、オフィスネットワーク6に接続することで、情報処理装置50が、自動的に、新規のパソコン20―x,y,zに対して、アプリケーションプログラム又は配布ページを送信することができる。
[電化製品が有する固有の条件に基づいたアプリケーション又は配布ページの送信]
図9に示したアプリケーションテーブルの他に、電化製品20のメーカ名、電化製品20に備えられたハードウェア名、オペレーティングシステム名、インストールされているプログラム名の各々と、電化製品名が関係付けられた電化製品テーブルが、情報処理装置50又は所定のサーバに記憶されていてもよい。例えば、電化製品20とメーカ名とが関係付けられたテーブルが情報処理装置50又は所定のサーバに記憶されている。そして、情報処理装置50の電化製品種別決定手段55が、電化製品20の機種名(図9で参照される電化製品名)を決定する前に、メーカ名までが電化製品情報として決定できる場合がある。このメーカ名と、電化製品テーブルに基づいて、アプリケーション決定手段56は、アプリケーションを決定する。なお、メーカ名以外で電化製品が有する固有の条件として、電化製品20に備えられたハードウェア名、電化製品20のオペレーティングシステム名、電化製品20にインストールされているプログラム名のデータが配布の条件となってよい。このような実施態様によれば、複数の電化製品20が共通に有する固有の条件に基づいて、共通の固有の条件を有する複数の電化製品20に対して、共通のアプリケーションを、個々にインストールする必要がなく、ほぼ同じタイミングで一括して送信することができる。なお、配布ページについても、同様に、Webページのアドレステーブルと、メーカ名等のテーブルにより配布ページが決定されてもよい。
[種別識別サーバによる実施態様]
上記の実施形態では、情報処理装置50が電化製品20の種別を決定する実施態様について説明したが、これに限られず、電化製品20の種別を、公衆回線を介して接続された種別識別サーバ500が決定する態様を以下に説明する。
図18に示すように、アプリケーション配布システム8は、情報処理装置50と、電化製品20と、種別識別サーバ500と、アプリケーション配布サーバ30と、から構成される。好適な実施形態では、電化製品20と情報処理装置50が、ローカルネットワーク(ホームネットワーク)で通信可能に接続され、種別識別サーバ500とは、公衆回線(インターネット等)を介して、通信可能に接続されている。なお、情報処理装置50が、電化製品20と、公衆回線を介して接続されていてもよい。
情報処理装置50は、リクエストパケット送信手段51と、レスポンスパケット受信手段52と、電化製品種別情報要求手段61と、電化製品種別決定手段57と、アプリケーション要求手段62、アプリケーション送信手段63と、を備える。情報処理装置50は、例えば、Java(登録商標)VM(Java Virtual Machine)とOSGi(Open Services Gateway Initiative)フレームワークが動作する機器上でならば動作させることが可能である。
リクエストパケット送信手段51は、電化製品20に対して、リクエストパケットを送信する機能を有し、通信I/F330(図16参照)と、制御部10により実現される。
レスポンスパケット受信手段52は、電化製品20からレスポンスパケットを受信する機能を有し、通信I/F330と、制御部10により実現される。
電化製品種別情報要求手段61は、種別識別サーバ500に対して、電化製品種別を特定する情報(電化製品情報)を要求する機能を有し、通信I/F330と、制御部10により実現される。具体的には、電化製品種別情報要求手段61は、情報処理装置50から、電化製品20に送信されたリクエストパケット、これに対して電化製品20が応答したレスポンスパケットを種別識別サーバ500に送信して、電化製品情報を要求する。
電化製品種別決定手段57は、種別識別サーバ500が特定した電化製品種別を特定する情報(電化製品情報)を受信する機能を有し、通信I/F330と、制御部10により実現される。
種別識別サーバ500は、情報処理装置50からの要求を受付ける要求受付手段501と、得点化手段502と、定義ファイル記憶手段503と、電化製品種別決定手段504と、を備える。種別識別サーバ500は、コンピュータであり、ハードウェアの基本的な構成は、情報処理装置50と同一であってよい。
要求受付手段501は、情報処理装置50からの電化製品情報の要求を受け付ける機能を有し、制御部と通信I/Fにより実現される。具体的には、情報処理装置50から、電化製品20に送信されたリクエストパケット、これに対して電化製品20が応答したレスポンスパケットを情報処理装置50から受信し、得点化手段502に処理を促す。
得点化手段502は、定義ファイルに基づいて、各定義ファイルを得点化する機能を有し、制御部、ハードディスク又はフラッシュディスク(SSD)により実現される。本機能は、上述の得点化手段54と同様である。
定義ファイル記憶手段503は、後述する定義ファイルを記憶するデータベース機能を有し、制御部、ハードディスク又はフラッシュディスク(SSD)により実現される。本機能は、上述の定義ファイル記憶手段53と同様であるが、定義ファイル記憶手段503は専用のサーバであることから、情報処理装置50で管理するよりも、取扱うことが可能な定義ファイルのデータ量を多くすることが可能である。なお、データベース言語として、SQLを使用してもよい。
電化製品種別決定手段504は、最終的に電化製品の種別を決定し、情報処理装置50に送信する機能を有し、制御部、ハードディスク又はフラッシュディスク(SSD)により実現される。本機能は、上述の電化製品種別決定手段55とは、最終的に決定された電化製品の種別についての情報である電化製品情報を、情報処理装置50に送信する機能を除いて、同様である。
情報処理装置50が、電化製品20に対して、所定のリクエストパケットを送信するリクエストパケット送信ステップと、リクエストパケットを送信した電化製品20から、この電化製品20の種別を判別するためのレスポンスパケットを受信するレスポンスパケット受信ステップと、レスポンスパケットを種別識別サーバ500に送信することで、電化製品20の種別に関する情報を要求する種別情報要求ステップと、を実行する。
これに対して、種別識別サーバ500が、電化製品20ごとに定められた定義ファイルを記憶する記憶ステップと、情報処理装置50からの要求に応じて、レスポンスパケットと電化製品20ごとの定義ファイルを比較し、得点化する得点化ステップと、得点化ステップにより得点が高い定義ファイルを抽出し、定義ファイルの電化製品情報を、電化製品20の電化製品情報として、情報処理装置50に、電化製品情報を送信する電化製品種別決定ステップと、を実行する。
次に、情報処理装置50の電化製品種別決定手段57は、種別識別サーバ500より電化製品情報を受信し、この電化製品情報を電化製品20の電化製品情報と決定する。次に、アプリケーション要求手段62が、アプリケーション配布サーバ30に、電化製品情報に基づく、アプリケーションを要求し、アプリケーション配布サーバ30のアプリケーション決定手段31が、上述のようにアプリケーション記憶手段32を参照して、アプリケーションを決定し、アプリケーション送信手段33が、決定したアプリケーションを、情報処理装置50に送信する。情報処理装置50のアプリケーション送信手段63が、アプリケーション配布サーバ30から受信したアプリケーションを電化製品20に送信する。なお、情報処理装置50が電化製品情報を決定した電化製品20のアプリケーションを決定してもよい。この場合は、情報処理装置50が、アプリケーション決定手段、アプリケーション記憶手段を備えている。本実施形態によれば、電化製品の種別決定までを、SaaS(Software as a Service)型に提供することができる。
なお、アプリケーションの送付ではなく、配布ページに関しても、同様に、種別識別サーバ500による電化製品情報が決定した後に、情報処理装置50が、配布ページサーバにアクセスして、配布ページを受信して、電化製品20に送信してもよい。
この実施形態によれば、通信可能に接続された電化製品の種別(電化製品の種類を特定する機器名等)を、ユーザが関与することなく自動的に特定することが可能であるが、さらに、種別識別サーバ500が電化製品情報を決定するため、定義ファイルが新たに更新されても、種別識別サーバ500の定義ファイル記憶手段503のみを更新すればよく、情報処理装置50の定義ファイルを更新する必要がない。
すなわち、情報処理装置50は、ユーザの家庭や企業内に少なくとも1台配置されるため、これらの個々の情報処理装置50の定義ファイルを更新することは、効率的ではない場合がある。これに対して、種別識別サーバ500の定義ファイル記憶手段503のみの更新で、更新を行うことができるため、結果として、電化製品20の種別を決定するための情報の管理の一元化を図ることが可能である。定義ファイルは、電化製品20の種別が増える度(新しい電化製品20がリリースされるたび)に更新されるため、一元化により利便性が大いに高まる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限るものではない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
例えば、OSGi(Open Services Gateway Initiative)技術を拡張したプラットフォームである、OSAP(OSGi Service Aggregation Platform)に対して、本実施形態でいう情報処理装置50を適用することとしてもよい。すなわち、OSAPとは、複数のサービスプロバイダが、サービス・ゲートウェイと呼ばれるゲートウェイ装置と、当該ゲートウェイ装置を管理するセンターシステムとを共用して、ユーザにサービスを提供するプラットフォームであるので、OSAPのサービス・ゲートウェイとして、本実施形態の情報処理装置50を適用する。そうすると、情報処理装置50には、センターシステムを介して、常に新しいアプリケーションがダウンロードされるので、情報処理装置50に接続されている電化製品20に対して、常に新しいアプリケーションを適用することができる。
[上記以外の解決手段]
(1) 電化製品が通信可能に接続された情報処理装置であって、
前記電化製品に対して、所定のリクエストパケットを送信するリクエストパケット送信手段と、
前記リクエストパケットを送信した電化製品から、当該電化製品の種別を判別するためのレスポンスパケットを受信するレスポンスパケット受信手段と、
前記電化製品ごとに定められた定義ファイルを記憶する記憶手段と、
前記レスポンスパケットと前記電化製品ごとの定義ファイルを比較し、得点化する得点化手段と、
前記得点化手段の得点が高い定義ファイルを抽出し、当該定義ファイルの電化製品情報を、前記電化製品の電化製品情報とする電化製品種別決定手段と、
前記電化製品情報に基づいて、前記電化製品のアプリケーションを決定するアプリケーション決定手段と、
前記電化製品のアプリケーションを、所定の条件に応じて前記電化製品に送信するアプリケーション送信手段と、
を備える情報処理装置。
(1)の発明では、情報処理装置は、電化製品に対して、所定のリクエストパケットを送信し、リクエストパケットを送信した電化製品から、当該電化製品の種別を判別するためのレスポンスパケットを受信し、予め記憶された定義ファイルと、レスポンスパケットとを比較し、得点化(スコアリング)する。そして、得点が高い定義ファイルを抽出し、当該定義ファイルの電化製品情報を、電化製品の電化製品情報として、電化製品の種別を決定する。そして、電化製品情報に基づいて、電化製品のアプリケーションを決定し、このアプリケーションを、所定の条件に応じて送信する。
したがって、(1)の発明によれば、通信可能に接続された電化製品の種別(電化製品情報)を、自動的に特定することで識別を行い、識別を行った電化製品(電気機器)に対して、ユーザが意識することなく適切なアプリケーションを送信することが可能である。
(2) 前記リクエストパケット送信手段と前記レスポンスパケット受信手段とは、前記電化製品と前記情報処理装置との間で、複数のパケットの送受信を行い、
前記電化製品種別決定手段が、複数のパケットの総合点で、得点が高い定義ファイルを抽出する、(1)に記載の情報処理装置。
したがって、(2)の発明によれば、(1)の発明に加えて、複数のパケットの総合点で、電化製品の種別、機器名(電化製品情報)を特定するため、段階的に電化製品情報の精度を上げていることが可能である。例えば、電化製品の機器名までが不明であっても、電化製品のメーカ名までは判明することができるといったように、段階的に電化製品情報を特定することが可能である。
(3) 前記得点化手段は、前記レスポンスパケットと前記電化製品ごとの定義ファイルを比較し、前記レスポンスパケットと前記定義ファイルとの類似度により得点化する(1)又は(2)に記載の情報処理装置。
したがって、(3)の発明によれば、レスポンスパケットと定義ファイルの類似度により得点化するため、レスポンスパケットと定義ファイルとが、完全に同一でなくても、得点化し、電化製品の機器名等をある範囲まで特定することが可能である。例えば、新製品により定義ファイルが存在しない電化製品であっても、定義ファイルが存在する既成製品の定義ファイルを利用して、この類似度から、電化製品情報を特定することが可能である。
(4) 前記アプリケーション送信手段は、前記リクエストパケット送信手段が、定期的に前記電化製品に対して、リクエストパケットを送信することで、前記通信可能に接続された電化製品を検知すると、当該電化製品にアプリケーションを送信することを特徴とする(1)から(3)のいずれか一項に記載の情報処理装置。
したがって、(4)の発明によれば、情報処理装置は、定期的に電化製品に対して、リクエストパケットを送信するため、ユーザが新たな電化製品を接続した場合には、この新たに接続された電化製品が、送信されたリクエストパケットを受信して、自動的に検知され、この電化製品に対応したアプリケーションを送信する。このため、ネットワークに接続さえすれば、電化製品にアプリケーションを送信して電化製品に適用することが可能となるため、アプリケーションの適用が容易となる。
(5) 電化製品が通信可能に接続された情報処理装置が実行する方法であって、
前記電化製品に対して、所定のリクエストパケットを送信するステップと、
前記リクエストパケットを送信した電化製品から、当該電化製品の種別を判別するためのレスポンスパケットを受信するステップと、
前記電化製品ごとに定められた定義ファイルを記憶するステップと、
前記レスポンスパケットと前記電化製品ごとの定義ファイルを比較し、得点化するステップと、
前記得点化するステップの得点が高い定義ファイルを抽出し、当該定義ファイルの電化製品情報を、前記電化製品の電化製品情報とするステップと、
前記電化製品情報に基づいて、前記電化製品のアプリケーションを決定するステップと、
前記電化製品のアプリケーションを、所定の条件に応じて前記電化製品に送信するステップと、
を備える方法。
(6) 前記リクエストパケットと前記レスポンスパケットとは、前記電化製品と前記情報処理装置との間で、複数のパケットが送受信され、
前記電化製品情報とするステップでは、複数のパケットの総合点で、得点が高い定義ファイルを抽出する、(5)に記載の方法。
(7) 前記得点化するステップでは、前記レスポンスパケットと前記電化製品ごとの定義ファイルを比較し、前記レスポンスパケットと前記定義ファイルとの類似度により得点化する(5)又は(6)に記載の方法。
(8) 前記アプリケーションを送信するステップは、前記リクエストパケットを送信するステップが、定期的に前記電化製品に対して、リクエストパケットを送信することで、前記通信可能に接続された電化製品を検知すると、当該電化製品にアプリケーションを送信する(5)から(7)のいずれか一項に記載の方法。
(9) 電化製品が通信可能に接続された情報処理装置であって、
前記電化製品に対して、所定のリクエストパケットを送信するリクエストパケット送信手段と、
前記リクエストパケットを送信した電化製品から、当該電化製品の種別を判別するためのレスポンスパケットを受信するレスポンスパケット受信手段と、
前記電化製品ごとに定められた定義ファイルを記憶する記憶手段と、
前記レスポンスパケットと前記電化製品ごとの定義ファイルを比較し、得点化する得点化手段と、
前記得点化手段の得点が高い定義ファイルを抽出し、当該定義ファイルの電化製品情報を、前記電化製品の電化製品情報とする電化製品種別決定手段と、
前記電化製品情報に基づいて、前記電化製品に対応したWebページを決定するアプリケーション決定手段と、
前記電化製品のWebページのアドレスを、所定の条件に応じて前記電化製品に送信するアプリケーション送信手段と、
を備える情報処理装置。
(9)の発明では、電化製品情報に基づいて、電化製品に対応したWebページを決定し、当該電化製品のWebページのアドレスを、所定の条件に応じて電化製品に送信する。したがって、(9)の発明によれば、アプリケーションを情報処理装置で予め記憶しておくことが不要となるため、情報処理装置において、アプリケーションを記憶するために必要な記憶装置の記憶容量を節約できる。
1 ネットワークシステム
20 電化製品
50 情報処理装置
51 リクエストパケット送信手段
52 レスポンスパケット受信手段
53 定義ファイル記憶手段
54 得点化手段
55 電化製品種別決定手段
56 アプリケーション決定手段
57 アプリケーション送信手段
58 アプリケーション記憶手段
500 機器認識サーバ

Claims (7)

  1. 電化製品が通信可能に接続された情報処理装置であって、
    前記電化製品から、当該電化製品の種別を判別するためのパケットを受信するパケット受信手段と、
    前記電化製品ごとに定められた定義ファイルを記憶する記憶手段と、
    前記パケットと前記電化製品ごとの定義ファイルを比較し、得点化する得点化手段と、
    前記得点化手段の得点が高い定義ファイルを抽出し、当該定義ファイルの電化製品情報を、前記電化製品の電化製品情報とする電化製品種別決定手段と、
    前記電化製品情報に基づいて、前記電化製品のためのWebページのアドレスを決定する決定手段と、
    を備える情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置と、当該情報処理装置と通信可能に接続されたサーバと、から構成されるシステムであって、
    前記情報処理装置の決定手段が、決定した前記アドレスに基づき、当該Webページを前記サーバに要求する要求手段を備えるシステム。
  3. 前記決定手段は、前記電化製品が有する固有の条件に基づいて、前記アドレスを決定する請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 電化製品が通信可能に接続された情報処理装置と、当該情報処理装置と通信可能に接続されたサーバと、から構成されるシステムであって、
    前記情報処理装置は、
    前記電化製品から、当該電化製品の種別を判別するためのパケットを受信するパケット受信手段と、
    前記電化製品ごとに定められた定義ファイルを記憶する記憶手段と、
    前記パケットと前記電化製品ごとの定義ファイルを比較し、得点化する得点化手段と、
    前記得点化手段の得点が高い定義ファイルを抽出し、当該定義ファイルの電化製品情報を、前記電化製品の電化製品情報とする電化製品種別決定手段と、
    前記電化製品情報に基づいて、前記電化製品のためのWebページのアドレスを前記サーバに要求する要求手段と、
    を備え、
    前記サーバは、
    前記要求手段からの要求に応じて、前記電化製品のためのWebページのアドレスを決定する決定手段と、
    を備えるシステム。
  5. 情報処理装置と通信可能に接続された種別識別サーバとを備えるシステムであって、
    前記情報処理装置は、
    電化製品から、当該電化製品の種別を判別するためのパケットを受信するパケット受信手段と、
    前記パケットを前記種別識別サーバに送信することで、前記電化製品の種別に関する情報を要求する種別情報要求手段と、を備え、
    前記種別識別サーバは、
    前記電化製品ごとに定められた定義ファイルを記憶する記憶手段と、
    前記情報処理装置からの要求に応じて、前記パケットと前記電化製品ごとの定義ファイルを比較し、得点化する得点化手段と、
    前記得点化手段の結果として、得点が高い定義ファイルを抽出し、当該定義ファイルの電化製品情報を、前記電化製品の電化製品情報として、前記情報処理装置に送信する電化製品種別決定手段と、を備え、
    前記情報処理装置は、前記種別識別サーバより受信した電化製品情報を前記電化製品の電化製品情報として決定し、
    前記情報処理装置は、前記電化製品情報に基づいて、前記電化製品のためのWebページのアドレスを決定する手段と、を備えるシステム。
  6. 電化製品が通信可能に接続された情報処理装置が実行する方法であって、
    前記電化製品から、当該電化製品の種別を判別するためのパケットを受信するパケット受信ステップと、
    前記電化製品ごとに定められた定義ファイルを記憶する記憶ステップと、
    前記パケットと前記電化製品ごとの定義ファイルを比較し、得点化する得点化ステップと、
    前記得点化ステップの得点が高い定義ファイルを抽出し、当該定義ファイルの電化製品情報を、前記電化製品の電化製品情報とする電化製品種別決定ステップと、
    前記電化製品情報に基づいて、前記電化製品のためのWebページのアドレスを決定する決定ステップと、
    を備える方法。
  7. 電化製品が通信可能に接続された情報処理装置に、
    前記電化製品から、当該電化製品の種別を判別するためのパケットを受信するパケット受信ステップ、
    前記電化製品ごとに定められた定義ファイルを記憶する記憶ステップ、
    前記パケットと前記電化製品ごとの定義ファイルを比較し、得点化する得点化ステップ、
    前記得点化ステップの得点が高い定義ファイルを抽出し、当該定義ファイルの電化製品情報を、前記電化製品の電化製品情報とする電化製品種別決定ステップ、
    前記電化製品情報に基づいて、前記電化製品のためのWebページのアドレスを決定する決定ステップ、
    を実行させるためのプログラム。
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