JP2012058967A - 操作位置検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】操作面に垂直方向とは異なる方向の力が作用した場合でも、操作面に作用した力の中心位置を正確に求めることができ、なおかつ部品点数が少なくてすむ操作位置検出装置を提供する。
【解決手段】略平板状の操作面を有する操作体と、操作体を収納する筐体と、一端に操作面の周縁に接続するための接続部を形成し、他の一端に筐体に固定するための固定部を形成し、接続部と固定部との間に、操作面に対する押圧により発生する操作力に応じて変位する変位伝達面を有する少なくとも3以上の平板状の起歪体と、起歪体の変位伝達面に固着され、起歪体の変位に伴う変位伝達面の歪を検出する歪検出部と、歪検出部のそれぞれの歪検出結果に基づいて、操作面において操作力が作用した位置と力をそれぞれ操作位置と操作力として算出する操作位置算出部と、を備える操作位置検出装置において、操作面と全ての変位伝達面とが略同一平面上に位置していることを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、操作面に対する荷重検出式のタッチパッドやタッチスクリーン、重心動揺計等のように、操作面に作用する力の中心位置を特定する操作位置検出装置に関する。
操作面に対する荷重検出式のタッチパッドやタッチスクリーン、重心動揺計等のように、操作面に作用する力の中心位置を特定する操作位置検出装置においては、操作面に対する操作がなされた場合に、操作面に対する垂直な方向の力のみを検出し、その力の大きさを用いて操作位置を算出することにで、操作位置をより正確に特定することができる。
これに対し、特許文献1には、操作面と検出部との間に鋼球を配置することによって、操作面に垂直な方向以外の方向から加わる力を逃がし、垂直方向の力のみを検出する技術が開示されている。
特開平10−108851号公報
しかしながら、特許文献1の構成では、鋼球を利用する構成とするために多くの追加部品を要するため、コスト高となるとともに、装置全体も大型化してしまうという問題がある。
上記問題点を背景として、本発明の課題は、操作面に垂直方向とは異なる方向の力が作用した場合でも、操作面に作用した力の中心位置を正確に求めることができ、なおかつ部品点数が少なくてすむ操作位置検出装置を提供することにある。
課題を解決するための手段および発明の効果
上記課題を解決するための操作位置検出装置は、
略平板状の操作面を有する操作体と、操作体を収納する筐体と、一端に操作面の周縁に接続するための接続部を形成し、他の一端に筐体に固定するための固定部を形成し、接続部と固定部との間に、操作面に対する押圧により発生する操作力に応じて変位する変位伝達面を有する少なくとも3以上の平板状の起歪体と、起歪体の変位伝達面に固着され、起歪体の変位に伴う変位伝達面の歪を検出する歪検出部と、歪検出部のそれぞれの歪検出結果に基づいて、操作面において操作力が作用した位置と力をそれぞれ操作位置と操作力として算出する操作位置算出部と、を備える操作位置検出装置において、
操作面と全ての変位伝達面とが略同一平面上に位置していることを特徴とする。
図16,図17に、従来技術(重心動揺計:特許第2760472号公報,特許第2760473号公報など)の構成を示す。図16のように、操作面102−1と起歪体103とが略同一平面内にないため、図17のように、操作面102−1の垂直方向に対し角度θの方向に力Fを加えた場合は、式(2−1)〜(2−3)で表される周知の重心算出方法から算出される重心位置から角度θに相当する分(xd)だけずれる。したがって、正確な重心位置を算出する場合、別の検出手段により角度θを算出してずれ(xd)を補正するか、特表平10−511198号公報のように、操作面に作用する力の垂直成分のみを起歪体に伝達させていたため、コスト増の要因となっていた。
一方、本発明は、歪検出部を配置した平板状の変位伝達面を操作面と略同一面に配置することで、歪検出部が操作面に垂直な方向以外には感度をほとんど持たず、操作面に垂直な方向の力のみを検出するため、操作面に垂直でない方向に力が作用する場合でも、特に部品の追加を必要としないで、操作面に作用する力の重心位置(すなわち、操作位置)を正確に検出することが可能となる。
また、本発明の操作位置検出装置における変位伝達面は、操作面に操作力が作用するのに伴い、曲げ変形を生じさせるよう弾性変形する弾性変形体であり、歪検出部は、各変位伝達面に生じる変位伝達面の面内方向の弾性変形量を検出する。
上記構成によって、操作面に対して垂直な方向の力のみを検出することが可能となる。
また、本発明の操作位置検出装置における歪検出部は、各起歪体の表面上に配置された歪検出素子を含む。
歪検出素子は、荷重検出等で広く用いられており、小型化・低コスト化が進んでいる。上記構成によって、歪検出素子以外の部品を用いることなく、操作位置を正確に検出することが可能となる。
また、本発明の操作位置検出装置における操作位置算出部は、操作体の操作面を二次元直交座標系のX−Y平面とし、操作力に応じて歪検出素子に発生する歪に基づいて、X−Y平面のX方向およびY方向周りに発生するモーメント、および、X−Y平面に直交するZ方向の力を算出し、モーメント、および、力に基づいて算出した重心位置を操作位置として算出する。
上記構成によって、図16,図17のような、従来技術と同様の方法で操作位置を算出することができ、新たな算出方法の開発は不要となるので、低コストかつ短期間で本発明の操作位置検出装置を作製できる。
また、本発明の操作位置検出装置における操作体は、操作面を有する操作本体部と、操作本体部から操作面を中心とする外周側に、操作体と同一面上に突出する複数の操作面接続部とを有するとともに、操作面接続部には、操作面を間に挟む形で対向して位置する操作面接続部の対が少なくとも1以上設けられるとともに、その先端部に起歪体の接続部が接続されている。
上記構成によって、歪検出部(すなわち、起歪体)に効率よく操作変位を伝達することが可能となる。
また、本発明の操作位置検出装置における起歪体は、接続部から延出する延出部を有し、その延出部の先端が固定部を形成するとともに、延出部が変位伝達面とされ、その変位伝達面上に歪検出部が設けられている。
上記構成によって、接続部、起歪体、および変位伝達面を一体的に構成することが可能となる。
また、本発明の操作位置検出装置における筐体は、操作体と起歪体に対し、固定部を除く残余の部分に対し非接触となるよう隙間を介在する形で配置されている。
上記構成によって、操作面に対する押圧操作を妨げないように、操作体と起歪体を筐体に固定することが可能となる。
また、本発明の操作位置検出装置における筐体は、操作体の操作面の裏面に対し、所定の隙間を介在させる形で対向する第一の変形規制面を有する。
上記構成によって、操作面に過大な押圧力が印加されたときに、操作体の変形を防止するとともに、操作位置を正確に検出することが可能となる。
また、本発明の操作位置検出装置における筐体は、起歪体の変位伝達面の裏面に対し、所定の隙間を介在させる形で対向する第二の変形規制面を有する。
上記構成によって、起歪体あるいは操作面に過大な押圧力が印加されたときに、変位伝達面の変形を防止することが可能となる。
また、本発明の操作位置検出装置における起歪体は、1つの操作面接続部に対し1つが接続されている。
上記構成によって、少なくとも3箇所の操作面接続部が形成され、そのそれぞれに起歪体が接続されることになる。歪検出素子は、最低3個あれば重心位置(操作位置)を算出できる。よって、歪検出素子の数を減らせるため、装置を低コストに実現することが可能となる。
また、本発明の操作位置検出装置における起歪体は、1つの操作面接続部に対し、当該操作面接続部を挟む位置関係をなす形で2つが接続されている。
上記構成によって、従来技術と同様の方法で操作位置を算出することができ、新たな算出方法の開発は不要となるので、低コストかつ短期間で本発明の操作位置検出装置を作成できる。
また、本発明の操作位置検出装置は、請求項6に記載の要件を備え、
2つの起歪体は、操作面接続部と直交するように、操作面接続部の同じ位置に接続され、延出部は、操作面接続部との接続部から変位伝達面に向かうに従い挟幅となっていく先端側テーパー部と、変位伝達面から筐体との固定位置に向かうに従い挟幅となっていく基端側テーパー部と、を有する。
上記構成によって、接続部および固定部の強度を十分確保することができるとともに、より微小な変位をも検出することができ、変位伝達面の歪の検出を精度よく行うことが可能となる。
また、本発明の操作位置検出装置における基端側テーパー部は、延出部の延出方向の軸線に対しなす角度のうち操作面接続部との固定位置側の角度が、30度以上60度以下であり、先端側テーパー部は、延出部の延出方向の軸線に対しなす角度のうち筐体との固定位置側の角度が、30度以上60度以下である。
上記構成によっても、接続部および固定部の強度を十分確保することができるとともに、変位伝達面において歪の検出を精度よく行うことが可能となる。
また、本発明の操作位置検出装置における操作体の操作面は、その表面に、該操作面を複数の操作領域に分割するための溝部が設けられる。
上記構成によって、操作面を擬似的に分割した状態となり、操作する際の指の触覚から操作領域を認識することができ、画面を凝視することなく所望の操作を行うことができるので、操作性が向上し、特に車両に搭載する表示器に適している。
また、本発明の操作位置検出装置における操作体の操作面は、その表面方向に略凸形状となる。
上記構成によっても、操作する際の指の触覚から操作領域を認識することができ、画面を凝視することなく所望の操作を行うことができる。
本発明の操作位置検出装置の実施形態を簡略的に示す斜視図。 図1の操作位置検出装置の分解斜視図。 操作体および起歪体の構成の詳細を示す図。 操作面に作用する押圧操作力によって起歪体に作用する力を説明する図。 操作面に垂直な方向に押圧操作力を加えたときの、起歪体の変位伝達面に作用する応力を示す図。 歪検出素子の等価回路を示す図。 操作面の面内方向に押圧操作力を加えたときの、起歪体の変位伝達面に作用する応力を示す図。 操作面に加えられた操作力の中心位置の算出方法を示す図。 起歪体の構成の別例を示す図。 操作位置検出装置の第2の実施形態を示す図。 操作位置検出装置の第3の実施形態を示す図。 操作位置検出装置の第4の実施形態を示す図。 図12に続く、操作位置検出装置の第4の実施形態を示す図。 操作位置検出装置の第5の実施形態を示す図。 図14に続く、操作位置検出装置の第5の実施形態を示す図。 従来技術の構成を示す図。 図16に続く、従来技術の構成を示す図。
以下、本発明の操作位置検出装置の実施形態を、図面を用いて説明する。
図1に、本発明の操作位置検出装置の実施形態を簡略的に示す斜視図を示す。また、図2に、図1の分解斜視図を示す。図1及び図2に示す操作位置検出装置1は、上部カバー91,押さえ部材93,筐体94,底部カバー95,および操作体2等を含んで構成される。
上部カバー91は、操作位置検出装置1の強度維持、防塵、あるいは意匠性の維持を目的とするもので、ビス穴91aを介して、筐体94(ビス穴は94a)および底部カバー95(ビス穴は95a)とともに、例えば、図示しない表示装置の表示画面上(あるいは表示画面の枠上)に取り付けられる。また、上部カバー91には、開口部91bが形成され、ユーザが操作面2aを操作可能となっている。
操作面2aは、光透過性を有するシート材として構成され、操作体2の表面を保護したり、操作位置検出装置1の装飾性を高める役割も有する。操作体2と一体的に形成してもよい。また、図示しない表示器の表示の視認性を維持可能な範囲で装飾を施してもよい。そして、例えばビス穴2a1を介して操作体2(ビス穴は21a)の表面に取り付けられる。
操作体2は、略平板状で略矩形状をなす操作本体部21と、操作本体部21から操作本体部21の表面(すなわち、操作面2a)を中心とする外周側に突出する、略四角柱状の複数の操作面接続部22とを有する。操作面接続部22は、操作面2aを間に挟む形で対向して位置する操作面接続部22の対を少なくとも1以上有する。本実施例では、2つの操作面接続部22は、略四角形状の操作面2aの中心位置を通過するy軸方向の直線に対し対称をなして形成されている(図3参照)。なお、操作本体部21の形状は、直方体でも立方体でもよい。
起歪体3は、1つの操作面接続部22に対し、当該操作面接続部を挟む位置関係をなす形で2つが接続されている(詳細は後述)。そして、接続部3dが操作面接続部22の先端部22aにビスあるいは接着剤等で接続され、さらに、固定部3cが筐体94の溝部94bに係合することで固定される。そして、起歪体3の上方から、起歪体3を覆うように押さえ部材93の凸部93bが筐体94の凹部94cと係合し、ビス留め(ビス穴はそれぞれ93a,94d)され、起歪体3(すなわち、固定部3c)の固定を確実なものとしている。
図3に、操作体2および起歪体3の構成の詳細を示す。図3(a)は、操作体2および起歪体3を上方から見た上面図を示したものであり、図3(b)は、図(a)のX’−X’における断面を示したものである。また、図3の例は、1つの操作面接続部22に対し、2つの起歪体3が当該操作面接続部22を挟む位置関係をなす形で接続されている。また、操作面接続部22は、矩形状の操作面2aの中心を原点とするx−y座標系のx軸上に形成されている。
図3(a)のように、各起歪体3は、操作面接続部22に対する接続位置(すなわち、接続部3d)から、操作面2aに平行をなす形で延出する延出部3gを有し、その先端部が固定部3cとなり筐体94に固定される。そして、延出部3gの表面が、操作面2aに操作力が作用するのに伴い、曲げ変形を生じさせるよう弾性変形する弾性変形体である変位伝達面3fとされている。
これにより、本実施形態の起歪体3は、変位伝達面3fに、操作面2aに押圧による操作力Fz(図4参照)が作用するに伴い操作体2に生ずる、操作面2aに対し垂直な垂直方向Zの操作変位のうち、自身(3f)が位置する側に生ずる操作変位を反映した変位が、垂直方向Zに生じる。そして、変位伝達面3f上に設けられた歪検出素子4が、この垂直方向Zの弾性変形量を歪として検出する。
また、図3(b)のように、操作面2aと全ての変位伝達面3fとが略同一平面上に位置している。
また、筐体94の開口部94eを操作本体部21よりも小さくして、操作本体部21と非接触となるよう隙間Dを介在する形で配置してもよい。この場合、筐体94の底部94fのうち、操作体2の操作面2aの裏面に対向する面のうちの領域94gが第一の変形規制面となり、起歪体3の変位伝達面3fの裏面に対向する面のうちの領域94hが第二の変形規制面となる。つまり、操作体2は筐体94には接続も接触もされず、起歪体3は固定部3c以外の部分では筐体94には接触していない。
また、筐体94には信号処理部6(本発明の操作位置算出部)が収納されている。信号処理部6は、例えば周知のCPU,ROM,RAM,およびA/D変換回路等の信号処理回路等を含むコンピュータハードウェアとして構成されている。そして、CPUがROMに記憶された制御プログラムを実行することで、操作位置検出装置1としての機能を実現する。例えば、歪検出部4が検出した弾性変形量に基づいて、押圧操作力が行われた位置(すなわち、操作位置)および操作力を算出する。
具体的には、操作面2aに押圧操作力Fzが作用すると、筐体94に対し固定された起歪体3には、押圧操作力Fzの分力fzやモーメント力mzが作用する(図4参照)。ただし、起歪体3は、筐体94に固定されているため、曲げ変形を強いられる。このため、起歪体3の主表面をなす変位伝達面3fには、面内方向において引張り応力、あるいは圧縮応力が作用する。本実施形態においては、変位伝達面3f上に歪検出素子4が設けられているため、それら引張り応力あるいは圧縮応力に応じた変位伝達面3f内の伸び量ないし縮み量を、歪検出素子4が検出する。
図4を用いて、操作面2aに作用する押圧操作力によって起歪体3に作用する力を説明する。まず、図4(a)のように、矩形状の操作面2aの中心を原点とするx−y座標系のx軸上で、操作面2aに垂直なz軸方向に押圧操作力Fzを加えた場合は、起歪体3(31〜34)には力fzのみ発生する。また、図4(b)のように、y軸方向に沿って、操作面2aに垂直なz軸方向に押圧操作力Fzを加えた場合は、起歪体3(31〜34)には力fzとモーメント力mzとが発生する。
上述の場合、各歪検出素子4(31〜34)のエレメント4a〜4dは、図5(a)のように配置されているので、図5(b)のように、起歪体3の変位伝達面3fに作用する応力は、歪検出素子4のエレメント4a〜4dの各位置で引張り応力、あるいは圧縮応力となる。歪検出素子4の等価回路は、図6(b)のブリッジ回路として表され、図6(a)のように、引張り応力の発生するエレメント4aおよび4bでは抵抗値は減少し、圧縮応力の発生するエレメント4cおよび4dでは抵抗値は増加する。そこで、図6(b)のブリッジ回路のブリッジ電圧Voutの変化を検出して、信号処理部6において、起歪体3に作用する力fz、モーメント力mzを算出できる。
また、図4(c)のように、操作面2aの面内方向に力Fyを加えたの場合は、図7(a)のように配置された歪検出素子4のエレメント4a〜4dに作用する応力は、図7(b)のように、4個全て圧縮応力、あるいは、4個全て引張り応力となるため、図6(b)のブリッジ回路のブリッジ電圧Voutに変化はなく、面内方向の力に対して感度を持たない。よって、起歪体3に作用する力fz、モーメント力mzを算出する際に、面内方向の力を考慮する必要がなくなる。
図8のように、信号処理部6は、各歪検出素子4(41〜44)が形成するブリッジ回路のブリッジ電圧Voutに基づいて、各起歪体3に加えられた力fz(fz1,fz2)、モーメント力mz(mz1,mz2)を算出し、算出された値fz,mzと、式(1−4)および(1−5)とに基づいて、操作面2aに加えられた操作力Fzの中心位置(すなわち操作位置(x1,y1)を算出できる。式(1−4)および(1−5)は、力の釣り合いの式(1−1)、y軸周りのモーメントの釣り合いの式(1−2)、およびx軸周りのモーメントの釣り合いの式(1−3)からそれぞれ導き出せる。なお、wは、各起歪体3のy軸に平行な中心線間(31,32と33,34との間)の距離である。
図9に、図3等における起歪体3の構成の別例を示す。図9の例では、起歪体3は、操作面接続部22との接続位置から操作面接続部22の延出方向に対し垂直な方向に延出し、操作面接続部22との接続部3dから延出先端部(すなわち、固定部3c)に向かうに従い挟幅となっていく基端側テーパー部3hと、筐体94との固定部3cから操作面接続部22との接続部3d側に向かうに従い挟幅となっていく先端側テーパー部3iと、変位伝達面3fが形成されるとともに基端側テーパー部3hと先端側テーパー部3iとを連結する延出部3gとを有する。
また、基端側テーパー部3hは、延出部3gの延出方向の軸線Lに対しなす角度のうち操作面接続部22との固定部3c側の角度θ1が、30度以上60度以下であり、先端側テーパー部3iは、延出部3gの延出方向の軸線Lに対しなす角度のうち筐体94との接続部3d側の角度θ2が、30度以上60度以下であることが望ましい。
図10に、本発明の操作位置検出装置の第2の実施形態を示す。図10(a)は、本実施形態における上面図であり、図10(b)は、図10(a)のA−A断面図である。本実施例では、起歪体3が、矩形状をなす操作体2の4つの角部から突出した操作面接続部22に取り付けられている。つまり、1つの操作面接続部に対し1つの起歪体が接続されている。起歪体3および歪検出部4の構成については、第1の実施形態と同様である。第1の実施形態では、操作体2と2つの起歪体3との結合部に大きな応力が加わり易い構成になっているが、本実施形態では、応力が4か所に分散され、装置の信頼性および耐久性が向上する。無論、本実施形態でも、操作面2aと全ての変位伝達面3fとが同一平面上に位置している(以降の実施形態についても同様)。
図11に、本発明の操作位置検出装置の第3の実施形態を示す。図11は、本実施例における上面図である。図11は、図10において、起歪体3(歪検出部4)を4個から3個にして操作体2の周縁部に配置したものである。歪検出部4は、最低3個あれば、重心位置を算出できる。本実施例では、歪検出素子の数を減らせるため、装置を低コストに実現可能である。
図12,図13に、本発明の操作位置検出装置の第4の実施形態を示す。第1〜第3の実施形態では、図12のように、操作面背部に表示器を持たない構成であるが、図13のように、操作部背面にLCD等の表示器47を配置し、タッチパネル(タッチスクリーン)としてもよい。表示器47を配置することで、より直接的な操作が可能である。操作体2と表示器47との間にシール部材48を配してもよい。これにより、防振、防塵、防水等の効果が期待できる。
図14,図15に、本発明の操作位置検出装置の第5の実施形態を示す。図14は、第1実施例の構成において、操作体2の操作本体部21あるいは操作面2aの表面に溝部21b,21cを設けたものを示している。図14(a)は上面図であり、図14(b)は図14(a)のB−B断面図である。溝部の数や方向については、特に制約はない。
また、図15は、第1実施例の構成において、操作体2の操作面2aを略凸形状としたものを示している。図15(a)は上面図であり、図15(b)は図15(a)のC−C断面図である。図15の例では、矩形状の操作面2aの中心部が最も高くなっているが、凸部の位置およびの高さは、図17の式(2−3)から求まるずれ重心(xd)の位置検出精度に影響を与えない程度に低くする必要がある。
以上、本発明の一実施形態を説明したが、これらはあくまで例示にすぎず、本発明はこれらに限定されるものではなく、特許請求の範囲の趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
1 操作位置検出装置
2 操作体
2a 操作面
3 起歪体
3c 固定部
3d 接続部
3g 延出部
3f 変位伝達面
3h 基端側テーパー部
3i 先端側テーパー部
4 歪検出素子(歪検出部)
6 信号処理部(操作位置算出部)
21 操作本体部
22 操作面接続部
93 押さえ部材
94 筐体
94g 第一の変形規制面
94h 第二の変形規制面

Claims (15)

  1. 略平板状の操作面を有する操作体と、
    前記操作体を収納する筐体と、
    一端に前記操作面の周縁に接続するための接続部を形成し、他の一端に前記筐体に固定するための固定部を形成し、前記接続部と前記固定部との間に、前記操作面に対する押圧により発生する操作力に応じて変位する変位伝達面を有する少なくとも3以上の平板状の起歪体と、
    前記起歪体の前記変位伝達面に固着され、前記起歪体の変位に伴う前記変位伝達面の歪を検出する歪検出部と、
    前記歪検出部のそれぞれの歪検出結果に基づいて、前記操作面において前記操作力が作用した位置と力をそれぞれ操作位置と操作力として算出する操作位置算出部と、
    を備える操作位置検出装置において、
    前記操作面と全ての前記変位伝達面とが略同一平面上に位置していることを特徴とする操作位置検出装置。
  2. 前記変位伝達面は、前記操作面に前記操作力が作用するのに伴い、曲げ変形を生じさせるよう弾性変形する弾性変形体であり、
    前記歪検出部は、各前記変位伝達面に生じる前記変位伝達面の面内方向の弾性変形量を検出する請求項1に記載の操作位置検出装置。
  3. 前記歪検出部は、各前記起歪体の表面上に配置された歪検出素子を含む請求項2に記載の操作位置検出装置。
  4. 前記操作位置算出部は、前記操作体の操作面を二次元直交座標系のX−Y平面とし、前記操作力に応じて前記歪検出素子に発生する歪に基づいて、前記X−Y平面のX方向およびY方向周りに発生するモーメント、および、X−Y平面に直交するZ方向の力を算出し、前記モーメント、および、力に基づいて算出した重心位置を前記操作位置として算出する請求項3に記載の操作位置検出装置。
  5. 前記操作体は、前記操作面を有する操作本体部と、前記操作本体部から前記操作面を中心とする外周側に、前記操作体と同一面上に突出する複数の操作面接続部とを有するとともに、前記操作面接続部には、前記操作面を間に挟む形で対向して位置する操作面接続部の対が少なくとも1以上設けられるとともに、その先端部に前記起歪体の前記接続部が接続されている請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の操作位置検出装置。
  6. 前記起歪体は、前記接続部から延出する延出部を有し、その延出部の先端が前記固定部を形成するとともに、前記延出部が前記変位伝達面とされ、その変位伝達面上に前記歪検出部が設けられている請求項5に記載の操作位置検出装置。
  7. 前記筐体は、前記操作体と前記起歪体に対し、前記固定部を除く残余の部分に対し非接触となるよう隙間を介在する形で配置されている請求項6に記載の操作位置検出装置。
  8. 前記筐体は、前記操作体の前記操作面の裏面に対し、所定の隙間を介在させる形で対向する第一の変形規制面を有する請求項7に記載の操作位置検出装置。
  9. 前記筐体は、前記起歪体の前記変位伝達面の裏面に対し、所定の隙間を介在させる形で対向する第二の変形規制面を有する請求項7または請求項8に記載の操作位置検出装置。
  10. 前記起歪体は、1つの前記操作面接続部に対し1つが接続されている請求項5ないし請求項9のいずれか1項に記載の操作位置検出装置。
  11. 前記起歪体は、1つの前記操作面接続部に対し、当該操作面接続部を挟む位置関係をなす形で2つが接続されている請求項5ないし請求項9のいずれか1項に記載の操作位置検出装置。
  12. 請求項6に記載の要件を備え、
    前記2つの起歪体は、前記操作面接続部と直交するように、前記操作面接続部の同じ位置に接続され、
    前記延出部は、
    前記操作面接続部との接続部から前記変位伝達面に向かうに従い挟幅となっていく先端側テーパー部と、
    前記変位伝達面から前記筐体との固定位置に向かうに従い挟幅となっていく基端側テーパー部と、
    を有する請求項11に記載の操作位置検出装置。
  13. 前記基端側テーパー部は、前記延出部の延出方向の軸線に対しなす角度のうち前記操作面接続部との固定位置側の角度が、30度以上60度以下であり、
    前記先端側テーパー部は、前記延出部の延出方向の軸線に対しなす角度のうち前記筐体との固定位置側の角度が、30度以上60度以下である請求項12に記載の操作位置検出装置。
  14. 前記操作体の前記操作面は、その表面に、該操作面を複数の操作領域に分割するための溝部が設けられる請求項1ないし請求項13のいずれか1項に記載の操作位置検出装置。
  15. 前記操作体の前記操作面は、その表面方向に略凸形状となる請求項1ないし請求項13のいずれか1項に記載の操作位置検出装置。
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