JP2012044733A - 太陽光発電電力を利用した蓄電池システム - Google Patents

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Abstract

【課題】太陽光発電の余剰電力が定格充電電力より少なくても、該余剰電力を、商用系統からの買電を生じさせることなく、蓄電池に充電することができることをはじめとして、種々の効果を発揮できる、太陽光発電電力を利用した蓄電池システムを提供する。
【解決手段】 太陽電池1と、蓄電池2と、商用電力を蓄電池2に充電する充電器3と、充電器3による商用電力の充電のオンオフを切り換える第1スイッチ6と、太陽電池1で発電した太陽光発電電力を蓄電池2に充電するDC/DCコンバータ4と、コンバータ4による太陽光発電電力の充電のオンオフを切り換える第2スイッチ7とが備えられ、第1スイッチ6をオフ、第2スイッチ7をオンにして、太陽光発電電力を蓄電池2に充電できるようになされている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、太陽光発電電力を利用した蓄電池システムに関する。
太陽光発電電力を利用した蓄電池システムは、従来より、種々提供されている。
特開2008−148443号公報
しかしながら、従来のものでは、太陽光発電電力を蓄電池に充電しようとする場合、蓄電池の充電器は定格で電力を入力することから、太陽光発電の余剰電力が定格充電電力より少ないと、充電中、商用系統からの買電を生じてしまうという問題があった。
また、従来のものでは、蓄電池が充電と放電とを同時に行うことができず、蓄電池がリチウムイオン二次電池等であるような場合に、チャタリング防止機能が働いて充電と放電の切替にタイムラグを生じ、充電中に放電への切り替えを行おうとした場合に、放電に切り替わるまでの間に商用系統からの買電を生じてしまうという問題もあった。
更に、従来のものでは、深夜電力等の商用電力と太陽光発電電力の両方を蓄電池に充電するシステム構成とした場合に、蓄電池に充電された商用電力を逆潮流させることができないことから、蓄電池に充電された太陽光発電電力をも逆潮流させることができないようになっていて、太陽光発電電力の余剰電力を売電することができないという問題もあった。
更にまた、従来のものは、停電用の専用回路が備えられ、停電時には、手動でその専用回路に切り換えなければならず、厄介であるという問題もあった。
本発明は、上記のような問題点に鑑み、太陽光発電の余剰電力が定格充電電力より少なくても、該余剰電力を、商用系統からの買電を生じさせることなく、蓄電池に充電することができる、太陽光発電電力を利用した蓄電池システムを提供することを課題とする。
また、本発明は、チャタリング防止機能が働いて充電と放電の切替にタイムラグを生じるような蓄電池を用いても、それによる商用系統からの買電を生じさせないようにすることができる、太陽光発電電力を利用した蓄電池システムを提供することを課題とする。
更に、本発明は、商用電力と太陽光発電電力の両方を蓄電池に充電することができながら、太陽光発電電力の余剰電力を売電することができる、太陽光発電電力を利用した蓄電池システムを提供することを課題とする。
上記の課題は、太陽電池と、
蓄電池と、
商用電力を前記蓄電池に充電する充電器と、
該充電器による商用電力の充電のオンオフを切り換える第1スイッチと、
前記太陽電池で発電した太陽光発電電力を前記蓄電池に充電するDC/DCコンバータと、
該DC/DCコンバータによる太陽光発電電力の充電のオンオフを切り換える第2スイッチと
が備えられ、前記第1スイッチをオフ、第2スイッチをオンにして、太陽光発電電力を前記蓄電池に充電することができるようになされていることを特徴とする太陽光発電電力を利用した蓄電池システムによって解決される(第1発明)。
このシステムでは、商用電力用の充電器に加え、太陽光発電電力充電用のDC/DCコンバータが備えられ、第1スイッチをオフ、第2スイッチをオンにして、太陽光発電電力を蓄電池に充電することができるようになされているので、太陽光発電の余剰電力が商用電力用の充電器の定格充電電力より少なくても、該余剰電力を、DC/DCコンバータを通じて、商用系統からの買電を生じさせることなく、蓄電池に充電することができる。
第1発明において、前記蓄電池による負荷への放電のオンオフを切り換える第3スイッチが備えられると共に、
前記蓄電池が複数備えられ、それに対応して、第1乃至第3のスイッチがそれぞれ複数備えられ、
各蓄電池が第1乃至第3のスイッチのオンオフ切換えによって互いに独立して前記充電と放電とを行うことができるようになされており、
それにより、いずれかの蓄電池の充電を、対応する第1,第2スイッチの両方をオフにして停止したとき、対応する第3スイッチをオンにすることなく、他の蓄電池が、負荷への放電を行っている、又は、行うことができるようになされているとよい(第2発明)。
このシステムでは、蓄電池が複数備えられ、それに対応して、第1乃至第3のスイッチがそれぞれ複数備えられ、各蓄電池が第1乃至第3のスイッチのオンオフ切換えによって互いに独立して前記充電と放電とを行うことができるようになされ、いずれかの蓄電池の充電を、対応する第1,第2スイッチの両方をオフにして停止したとき、対応する第3スイッチをオンにすることなく、他の蓄電池が、負荷への放電を行っている、又は、行うことができるようになされているので、蓄電池が、チャタリング防止機能により充電と放電の切替にタイムラグを生じるようなものであっても、それによる商用系統からの買電を生じさせないようにすることができる。
第1,第2発明において、前記蓄電池から商用系統への逆潮流を防止する逆潮流防止装置が備えられる一方、
前記太陽電池で発電した太陽光発電電力を交流電力に変換する太陽光発電用インバータが備えられて、該太陽光発電用インバータで変換された交流電力を商用系統に逆潮流させることができるようになされていると共に、該逆潮流のオンオフを切り換える第4スイッチが備えられているとよい(第3発明)。
このシステムでは、逆潮流防止装置によって、商用電力と太陽光発電電力の両方を蓄電池に充電することができながら、太陽光発電用インバータが備えられていることによって、太陽光発電電力の余剰電力を売電することもできる。
第3発明において、蓄電池に蓄電された直流電力を交流電力に変換して負荷に送る蓄電池用インバータと、
商用系統の停電を検出する停電検出装置と、
該停電検出装置で停電が検出されたとき、前記第1スイッチと第4スイッチをオフにする、又は、オフの状態を維持する第1の制御を行うと共に、停電復帰で該第1制御を解除する第2の制御を行う制御手段と
が備えられ、前記第1の制御により、商用系統からの独立状態が形成されるようになされているとよい(第4発明)。
このシステムでは、停電検出装置とスイッチと制御手段の採用で、商用系統からの独立状態が形成されたり、復帰したりするようになされているから、停電用の専用回路が必要ないのはもとより、停電時に手動で専用回路に切り換えるというような操作をする必要もなく、また、復帰時の操作も必要なく、停電時の対応を容易にすることができる。
第4発明において、前記負荷が一般負荷と重要負荷とに区分けされ、非停電時には、一般負荷と重要負荷の両方に前記放電電力を送り、前記停電検出装置が停電を検出した時には、一般負荷には前記放電電力を送らず重要負荷にのみ前記放電電力を送る切換えをする第5スイッチが備えられているとよい(第5発明)。
このシステムでは、停電時の放電量を抑えることができて、長期災害に対応することができる。
本発明の太陽光発電電力を利用した蓄電池システムは、以上のとおりのものであるから、太陽光発電の余剰電力が定格充電電力より少なくても、該余剰電力を、商用系統からの買電を生じさせることなく、蓄電池に充電することができる。また、チャタリング防止機能が働いて充電と放電の切替にタイムラグを生じるような蓄電池を用いても、それによる商用系統からの買電を生じさせないようにすることができる。更に、商用電力と太陽光発電電力の両方を蓄電池に充電することができながら、太陽光発電電力の余剰電力を売電することができる。更にまた、停電時の対応が容易であり、また、長期災害に対応することができる。
実施形態のシステムの構成を示す説明図である。 図(イ)及び図(ロ)はそれぞれ作動状態を示す説明図である。 図(ハ)及び図(ニ)はそれぞれ他の作動状態を示す説明図である。 図(ホ)は他の作動状態を示す説明図である。 図(イ)及び図(ロ)はそれぞれ他の作動状態を示す説明図である。 図(イ)及び図(ロ)はそれぞれ他の作動状態を示す説明図である。
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1に示す実施形態の、太陽光発電電力を利用した蓄電池システムにおいて、1は太陽電池、2はリチウムイオン二次電池などからなる蓄電池、3は充電器、4はDC/DCコンバータである。
充電器3は、商用系統5からの商用電力を蓄電池2に充電するものであり、該充電器3による商用電力の充電のオンオフを切り換える第1スイッチ6が備えられている。
そして、DC/DCコンバータ4は、太陽電池1で発電した太陽光発電電力を蓄電池2に充電するものであり、該DC/DCコンバータ4による太陽光発電電力の充電のオンオフを切り換える第2スイッチ7が備えられ、第1スイッチ6をオフ、第2スイッチ7をオンにして、太陽光発電電力を蓄電池2に充電することができるようになされている。
また、蓄電池2による負荷8,9への放電のオンオフを切り換える第3スイッチ10が備えられており、前記蓄電池2は複数、本実施形態では3つ備えられ、それに対応して、第1〜第3のスイッチ6,7,10はそれぞれ、対応する数備えられ、各蓄電池2が第1〜第3のスイッチ6,7,10のオンオフ切換えによって互いに独立して充電と放電とを行うことができるようになされていて、いずれかの蓄電池2の充電を、対応する第1,第2のスイッチ6,7の両方をオフにして停止したとき、対応する第3スイッチ10をオンにすることなく、他の蓄電池が、負荷8,9への放電を行っている、又は、行うことができるようになされている。
更に、蓄電池2…から商用系統5への逆潮流を防止する逆潮流防止装置11が備えられる一方で、太陽電池1で発電した太陽光発電電力を交流電力に変換する太陽光発電用インバータ12が備えられ、該太陽光発電用インバータ12で変換された交流電力を商用系統5に逆潮流させることができるようになされており、また、該逆潮流のオンオフを切り換える第4スイッチ13が備えられている。
また、蓄電池2…に蓄電された直流電力を交流電力に変換して負荷8,9に送る蓄電池用インバータ14が備えられていると共に、商用系統5の停電を検出する停電検出装置15が備えられ、図示しない制御手段により、停電検出装置15で停電が検出されたとき、第1スイッチ6と第4スイッチ13をオフにする、又は、オフの状態を維持する第1の制御を行うと共に、停電復帰で該第1制御を解除する第2の制御を行うようになされていて、前記第1の制御により、商用系統5からの独立状態が形成されるようになされている。
また、本実施形態では、負荷が一般負荷8と重要負荷9とに区分けされていて、非停電時には、一般負荷8と重要負荷9の両方に放電電力を送り、停電検出装置15が停電を検出した時には、一般負荷8には放電電力を送らず重要負荷9にのみ放電電力を送る切換えをする第5スイッチ16が備えられている。
次に、上記システムの作動状態を、図2〜図6に基づいて説明していくが、
・ 図2〜第4は、太陽光発電電力を充電して使用する場合のものであり、
・ 図5は、商用電力(深夜電力)を充電して使用する場合のものであり、
・ 図6は、停電時のものであり、
同システムにおいて、太陽光発電電力を充電して使用する場合と、商用電力を充電して使用する場合とは、それぞれのモードに切換えることによって行われるようになされている。
まず、太陽光発電電力を充電して使用する場合のモードについて説明する。
図2(イ)は、太陽電池出力があり、かつ、その太陽電池出力が蓄電池一つ分の充電電力よりも低いか等しいときのものである。この場合は、SOC(バッテリーレベル)の一番低い蓄電池2に対応する第2スイッチ7がオンになって該蓄電池2の充電が行われる。また、負荷8,9に対しては、それ以外の蓄電池2が、状況にあわせて第3スイッチをオンにして負荷8,9への放電を行う。放電が完了した場合には、充電する蓄電池と放電する蓄電池の入れ替えが行われる。これらは、図示しない、太陽電池出力検知センサーや、バッテリーレベルセンサー、スイッチ駆動手段、制御手段等により自動で行われる。なお、負荷8,9の容量が蓄電池用パワーコンディショナーの容量よりも大きいときには、商用系統からの買電を生じる。
次に、図2(ロ)は、太陽電池出力があり、かつ、その太陽電池出力が蓄電池一つ分の充電電力よりも高く、蓄電池二つ分の充電電力よりも低いか等しいときのものである。この場合は、SOC(バッテリーレベル)の一番目と二番目に低い蓄電池2に対応する第2スイッチ7がオンになって該蓄電池2の充電が行われる。また、負荷8,9に対しては、それ以外の蓄電池2が、状況にあわせて第3スイッチ10をオンにして負荷8,9への放電を行う。放電が完了した場合には、充電する蓄電池と放電する蓄電池の入れ替えが行われる。なお、負荷8,9の容量が蓄電池用パワーコンディショナーの容量よりも大きいときには、商用系統からの買電を生じる。
次に、図3(ハ)は、太陽電池出力があり、かつ、その太陽電池出力が蓄電池二つ分の充電電力よりも高いときのものである。この場合は、SOC(バッテリーレベル)の一番目と二番目に低い蓄電池2に対応する第2スイッチ7がオンになって該蓄電池2の充電が行われる。また、負荷8,9に対しては、それ以外の蓄電池2が、状況にあわせて第3スイッチ10をオンにして負荷8,9への放電を行う。放電が完了した場合には、充電する蓄電池と放電する蓄電池の入れ替えが行われる。そして、太陽光発電出力が、負荷8,9の容量と蓄電池二つ分の充電電力との和よりも高いときは、第4スイッチ13がオンになり、逆潮流が発生して商用系統5への売電が行われる。
次に、図3(ニ)は、太陽電池出力があり、かつ、二つの蓄電池2が満充電となっている場合のもので、負荷8,9に対しては、一つの蓄電池2が、状況にあわせて第3スイッチ10をオンにして負荷8,9への放電を行う。放電が完了した場合には、満充電の蓄電池と放電した蓄電池の入れ替えが行われる。そして、太陽光発電出力が負荷8,9の容量よりも高いときは、第4スイッチ13がオンになり、逆潮流が発生して商用系統5への売電が行われる。
最後に、図4(ホ)は、太陽電池出力がない場合のもので、SOCの一番高い蓄電池2に対応する第3スイッチ10がオンになって負荷8,9への放電が行われる。負荷8,9の状態に応じてその他の蓄電池2も放電を行う。放電停止基準に達したら他の蓄電池の放電が開始される。すべての蓄電池が放電停止基準に達したら商用系統5からの買電を生じる。
次に、商用電力(深夜電力)を充電して使用する場合のモードについて説明する。
図5(イ)は、深夜電力時間帯(23時〜7時)のものであり、その時間帯には、第1スイッチ6がオンになっていて、蓄電池2が充電されていき、満充電になった時点で、第1スイッチ6はオフになる。なお、第2〜第4のスイッチ7,10,13はオフである。一般負荷8に対して、商用系統5からの商用電力が供給される。
図5(ロ)は、それ以外の時間帯のものであり、深夜に充電した電力を昼間等に放電する場合のもので、負荷8,9の状況に応じて第3スイッチ10がオンになって蓄電池2からの放電が行われる。負荷容量が蓄電池用インバータ14の出力より小さいか等しいときは、太陽電池発電出力はすべて売電される。負荷容量が蓄電池用インバータ14の出力より大きいときは、太陽電池発電出力が使用され、太陽電池発電容量に余剰がある場合は売電される。負荷容量が蓄電池用インバータ14の出力と太陽電池発電出力の和より大きいときは、商用系統5からの買電を生じる。
最後に、停電時について説明する。
図6(イ)は、停電が発生し、そのとき太陽光発電量がある場合のもので、停電検出装置15が停電を検出すると、第1スイッチ6と第4スイッチ13と第5スイッチ16がオフになる、又は、オフの状態を維持する。これにより、システムは商用系統5から独立する。太陽光発電用パワーコンディショナーも自動的にオフになる。次に、SOCの一番高い蓄電池2が放電モードになり、重要負荷9に対して蓄電池用パワーコンディショナーから電力の供給が行われる。その他の蓄電池2は太陽光発電出力に応じて充電を行う。その場合に、ある蓄電池2が満充電になったときは、その蓄電池を放電モードにし、それまで放電していた蓄電池を充電モードにする。これにより、太陽光発電出力を効率良く蓄電池に貯めておく。
次に、図6(ロ)は、停電が発生し、そのとき太陽光発電量がない場合のもので、停電検出装置15が停電を検出すると、第1スイッチ6と第4スイッチ13と第5スイッチ16がオフになる、又は、オフの状態を維持する。次に、SOCの一番高い蓄電池2が放電モードになり、重要負荷9に対して蓄電池用パワーコンディショナーから電力の供給が行われる。放電停止基準に達すると、次のSOCの高い蓄電池2が放電モードになる。最終的にすべての蓄電池2が放電停止基準に達した場合は(完全停電)、一つの蓄電池2を充電モードにして待機状態となり、太陽光発電出力が発生した時点で充電が介しされ、SOCが特定値以上、例えばSOC50以上になったら放電モードになって他の蓄電池2が充電モードになり、電力が長期的に重要負荷9に供給される。
以上の説明かに明らかなように、上記のシステムによれば、商用電力用の充電器3に加え、太陽光発電電力充電用のDC/DCコンバータ4が備えられ、第1スイッチ6をオフ、第2スイッチ7をオンにして、太陽光発電電力を蓄電池2に充電することができるようになされているので、太陽光発電の余剰電力が商用電力用の充電器3の定格充電電力より少なくても、該余剰電力を、DC/DCコンバータ4を通じて、商用系統5からの買電を生じさせることなく、蓄電池2に充電することができる。
また、蓄電池2が複数備えられ、それに対応して、第1乃至第3のスイッチ6,7,10がそれぞれ複数備えられ、各蓄電池2が第1乃至第3のスイッチ6,7,10のオンオフ切換えによって互いに独立して充電と放電とを行うことができるようになされ、いずれかの蓄電池2の充電を、対応する第1,第2スイッチ6,7の両方をオフにして停止したとき、対応する第3スイッチ10をオンにすることなく、他の蓄電池2が、負荷8,9への放電を行っている、又は、行うことができるようになされているので、蓄電池2が、チャタリング防止機能により充電と放電の切替にタイムラグを生じるようなものであっても、それによる商用系統5からの買電を生じさせないようにすることができる。
更に、逆潮流防止装置11によって、商用電力と太陽光発電電力の両方を蓄電池2に充電することができながら、太陽光発電用インバータ12が備えられていることによって、太陽光発電電力の余剰電力を売電することができる。
また、停電検出装置15とスイッチ6,13,16と図示しない制御手段の採用で、商用系統5からの独立状態が形成されたり、復帰したりするようになされているから、停電用の専用回路が必要ないのはもとより、停電時に手動で専用回路に切り換えるというような操作をする必要もなく、また、復帰時の操作も必要なく、停電時の対応を容易にすることができる。
そして、負荷が一般負荷8と重要負荷9とに区分けされ、停電時には、一般負荷8には放電電力を送らず重要負荷9にのみ放電電力を送る切換えをする第5スイッチ16が備えられているので、停電時の放電量を抑えることができて、長期災害に対応することができる。
1…太陽電池
2…蓄電池
3…充電器
4…DC/DCコンバータ
5…商用系統
6…第1スイッチ
7…第2スイッチ
8…一般負荷
9…重要負荷
10…第3スイッチ
11…逆潮流防止装置
12…太陽光発電用インバータ
13…第4スイッチ
14…蓄電池用インバータ
15…停電検出装置
16…第5スイッチ

Claims (5)

  1. 太陽電池と、
    蓄電池と、
    商用電力を前記蓄電池に充電する充電器と、
    該充電器による商用電力の充電のオンオフを切り換える第1スイッチと、
    前記太陽電池で発電した太陽光発電電力を前記蓄電池に充電するDC/DCコンバータと、
    該DC/DCコンバータによる太陽光発電電力の充電のオンオフを切り換える第2スイッチと
    が備えられ、前記第1スイッチをオフ、第2スイッチをオンにして、太陽光発電電力を前記蓄電池に充電することができるようになされていることを特徴とする太陽光発電電力を利用した蓄電池システム。
  2. 前記蓄電池による負荷への放電のオンオフを切り換える第3スイッチが備えられると共に、
    前記蓄電池が複数備えられ、それに対応して、第1乃至第3のスイッチがそれぞれ複数備えられ、
    各蓄電池が第1乃至第3のスイッチのオンオフ切換えによって互いに独立して前記充電と放電とを行うことができるようになされており、
    それにより、いずれかの蓄電池の充電を、対応する第1,第2スイッチの両方をオフにして停止したとき、対応する第3スイッチをオンにすることなく、他の蓄電池が、負荷への放電を行っている、又は、行うことができるようになされている請求項1に記載の太陽光発電電力を利用した蓄電池システム。
  3. 前記蓄電池から商用系統への逆潮流を防止する逆潮流防止装置が備えられる一方、
    前記太陽電池で発電した太陽光発電電力を交流電力に変換する太陽光発電用インバータが備えられて、該太陽光発電用インバータで変換された交流電力を商用系統に逆潮流させることができるようになされていると共に、該逆潮流のオンオフを切り換える第4スイッチが備えられている請求項1又は2に記載の太陽光発電電力を利用した蓄電池システム。
  4. 蓄電池に蓄電された直流電力を交流電力に変換して負荷に送る蓄電池用インバータと、
    商用系統の停電を検出する停電検出装置と、
    該停電検出装置で停電が検出されたとき、前記第1スイッチと第4スイッチをオフにする、又は、オフの状態を維持する第1の制御を行うと共に、停電復帰で該第1制御を解除する第2の制御を行う制御手段と
    が備えられ、前記第1の制御により、商用系統からの独立状態が形成されるようになされている請求項3に記載の太陽光発電電力を利用した蓄電池システム。
  5. 前記負荷が一般負荷と重要負荷とに区分けされ、非停電時には、一般負荷と重要負荷の両方に前記放電電力を送り、前記停電検出装置が停電を検出した時には、一般負荷には前記放電電力を送らず重要負荷にのみ前記放電電力を送る切換えをする第5スイッチが備えられている請求項4に記載の太陽光発電電力を利用した蓄電池システム。
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