JP2012030963A - Sheet processing device, image forming system, and sheet processing method - Google Patents
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Abstract
Description
ソートやステイプル、折り増しなどの処理機能を備えた用紙処理装置、画像形成システム、用紙処理方法に関する。 The present invention relates to a sheet processing apparatus, an image forming system, and a sheet processing method having processing functions such as sorting, stapling, and folding.
折り増しユニットを有するサドルユニットにおいて、折り増し動作中に何らかの原因異常が検知された時に、折り増しローラをホームポディションに移動させ、表示手段にジャム処理を促す表示を行う技術が知られている。しかしながら、折り増しローラがホームポディションに戻れない状態の場合はエラー表示を出した後に、用紙を引き抜かなければならず、用紙引き抜きの際に、力を要する。 In a saddle unit having a folding unit, a technique is known in which when a cause abnormality is detected during a folding operation, the folding roller is moved to a home position and a display is displayed to prompt jam processing. However, when the folding roller cannot return to the home position, an error message is displayed and the paper must be pulled out, and a force is required when pulling out the paper.
本開示の目的は、用紙ジャムが発生し、折り増しローラがホームポディションに戻れない状態の場合にスムーズにジャムを解除させる用紙処理装置、画像形成システム、及び用紙処理方法を提供することにある。 An object of the present disclosure is to provide a paper processing apparatus, an image forming system, and a paper processing method that can smoothly release a jam when a paper jam occurs and the folding roller cannot return to the home position.
上記目的を達成するために、実施形態の用紙処理装置は、折りローラによって、折られた用紙をガイド板に加圧することでさらに折り増しする折り増しローラと、前記折り増しローラを用紙搬送方向に対し直交する方向に移動させる移動支持部と、前記移動支持部の下部に接続され、前記折り増しローラを支持する折り増しローラ支持部と、前記折り増しローラ支持部が回転するよう、前記移動支持部と前記折り増しローラ支持部を接続する軸と、を備えることをその要旨とする。 In order to achieve the above object, the sheet processing apparatus according to the embodiment includes a folding roller that further folds by pressing a folded sheet against a guide plate by a folding roller, and the folding roller in the sheet conveying direction. A moving support unit that moves in a direction orthogonal to the moving support unit, a folding roller support unit that is connected to a lower portion of the moving support unit and supports the folding roller, and the moving support unit so that the folding roller support unit rotates. And a shaft connecting the folding roller support part.
以下に添付図面を参照して、用紙処理装置の実施の形態を説明する。
(第一の実施形態)
Embodiments of a sheet processing apparatus will be described below with reference to the accompanying drawings.
(First embodiment)
第一の実施形態は、折り増しローラに軸を備え、折り増しローラが全方向に回転し、折り増しローラの固定解除は手動で行う。 In the first embodiment, the folding roller is provided with a shaft, the folding roller rotates in all directions, and the folding roller is unfixed manually.
図1は、第一の実施形態の用紙処理装置としての用紙後処理装置PDと画像形成装置PRとからなる画像形成システムの構成を示す。図1では、用紙後処理装置PDの全体と画像形成装置PRの一部を示している。 FIG. 1 shows a configuration of an image forming system including a sheet post-processing apparatus PD and an image forming apparatus PR as a sheet processing apparatus according to the first embodiment. FIG. 1 shows the entire sheet post-processing apparatus PD and a part of the image forming apparatus PR.
図1において、用紙後処理装置PDは、画像形成装置PRに取り付けられており、画像形成装置PRの排紙口から排出された記録媒体は、用紙後処理装置PDの導入口18に導かれる。ここでの記録媒体とは、用紙である。用紙は、後処理を施す後処理手段を有する搬送路Aを通り、上トレイ201へ導く搬送路B、シフトトレイ202へ導く搬送路C、整合及びステイプル綴じ等を行う処置トレイF(以下ステイプル処理トレイとも称する)へ導く搬送路Dへ、それぞれ分岐爪15、16によって振り分けられる。
In FIG. 1, the paper post-processing device PD is attached to the image forming apparatus PR, and the recording medium discharged from the paper discharge port of the image forming device PR is guided to the introduction port 18 of the paper post-processing device PD. The recording medium here is paper. The paper passes through a conveyance path A having post-processing means for performing post-processing, a conveyance path B that leads to the
搬送路A及びDを経てステイプル処置トレイFへ導かれ、ステイプル処理トレイで整合及びステイプルを施された用紙は、偏向手段である分岐ガイド板54と可動ガイド55により、シフトトレイ202へ導く搬送路C、折り等を施す処理トレイG(以下、中折り処理トレイとも称する)へ振り分けるように構成される。中折り処理トレイGで折り等を施された用紙は、折り増しローラユニット400によって折りを強化された上、搬送路Hを通り下トレイ203へ導かれる。また、搬送路D内には分岐爪17が配置され低荷重バネにより図1の状態に保持される。用紙後端が分岐爪17を通過した後、搬送ローラ9、10、ステイプル排紙ローラ11のうち、少なくとも搬送ローラ9及び再給紙ローラ8を逆転することで後端を用紙収容部Eへ導き滞留させ、次用紙と重ね合わせて搬送する。この動作を繰り返すことによって2枚以上の用紙を重ね合わせて搬送することも可能である。
The paper that is guided to the staple processing tray F through the transport paths A and D, and aligned and stapled by the staple processing tray is guided to the
搬送路B、C、Dの上流で各々に対し共通な搬送路Aには、画像形成装置PRから受け入れる用紙を検出する入口センサ301、その下流に入口ローラ1、パンチユニット100、パンチかすホッパ101、搬送ローラ2、分岐爪15、16が順次配置されている。分岐爪15、16は、バネにより図1の状態に保持されており、ソレノイドをオンすることにより、分岐爪16は上方に、分岐爪16は下方に、各々回動することによって、搬送路B、C、Dへ用紙を振り分ける。
In the conveyance path A common to each of the upstream of the conveyance paths B, C, and D, an
用紙後処理装置PDでは、用紙に対して、穴明け(パンチユニット100)、用紙揃え+端部綴じ(ジョガーフェンス53、端面綴じステイプラS1)、用紙揃え+中綴じ(ジョガーフェンス53、中綴じステイプラS2)、用紙の仕分け(シフトトレイ202)、中折り(折りプレート74、折りローラ81、折り増しローラユニット400)などの各処理を行う。
In the paper post-processing apparatus PD, punching (punch unit 100), paper alignment + edge binding (
用紙後処理装置PDの最下流部に位置するシフトトレイ排紙部Iは、シフト排紙ローラ6と、戻しコロ13と、紙面検知センサ330とシフトトレイ202と、図2に示すシフト機構Jと、図3に示すシフトトレイ昇降機構Kを有する。図2は、シフト機構Jを示す要部を拡大した斜視図、図3は、シフトトレイ昇降機構Kの要部を拡大した斜視図である。
The shift tray paper discharge unit I located at the most downstream portion of the paper post-processing device PD includes a shift
図1及び図3における、戻しコロ13は、シフト排紙ローラ6から排出された用紙と接して用紙の後端を図2に示すエンドフェンス32に突き当てて揃える。戻しコロ13は、シフト排紙ローラ6の回転力で回転するようになっている。戻しコロ13の近傍にはトレイ上昇リミットスイッチ333を有し、シフトトレイ202が上昇して戻しコロ13を押し上げると、トレイ上昇リミットスイッチ333がオンしてトレイ昇降モータ168が停止する。これによりシフトトレイ202のオーバーランを防止する。また、戻しコロ13の近傍には、図1に示すように、シフトトレイ202上に排紙された用紙もしくは用紙束の紙面位置を検知する紙面位置検知手段としての紙面検知センサ330を有する。
The
紙面検知センサ330は、図3に示す紙面検知レバー30と、紙面検知センサ(ステイプル用)330aと紙面検知センサ(ノンステイプル用)330bを有する。紙面検知レバー30は、レバーの軸部を中心に回動し、シフトトレイ202に積載された用紙の後端上面に接触する接触部30aと扇状の遮断部30bを備える。
The paper
用紙の積載量が所定の高さに達したことを紙面検知センサ(ステイプル用)330aと紙面検知センサ(ノンステイプル用)330bが検知すると、シフトトレイ202はトレイ昇降モータ168の駆動により下降する。これによりシフトトレイ202の紙面位置は略一定に保たれる。
When the paper surface detection sensor (for stapling) 330 a and the paper surface detection sensor (for non-stapling) 330 b detect that the sheet stacking amount has reached a predetermined height, the
図4は、シフトトレイ202への排紙部の構造を示す斜視図である。図1及び図4において、シフト排紙ローラ6は、駆動ローラ6aと従動ローラ6bを有し、従動ローラ6bは用紙排出方向上流側を指示され、上下方向に揺動自在に、開閉ガイド板33の自由端部に回転自在に支持される。従動ローラ6bは自重または付勢力により駆動ローラ6aに当接し、用紙は両ローラ6a、6b間に挟持されて排出される。
FIG. 4 is a perspective view illustrating a structure of a paper discharge unit to the
綴じ処理された用紙束が排出される時は、開閉ガイド板33が上方に引き上げられ、所定のタイミングで戻すようになっており、このタイミングはシフト排紙センサ303の検知信号に基づいて決定する。その停止位置は、排紙ガイド板開閉センサ331の検知信号に基づいて決定し、排紙ガイド板開閉モータ167により駆動する。なお、排紙ガイド板開閉モータ167は排紙ガイド板開閉リミットスイッチ332のオン・オフにより駆動制御される。
When the bound sheet bundle is discharged, the open /
ステイプル処理を施すステイプル処理トレイFの構成を説明する。 The configuration of the staple processing tray F that performs the staple processing will be described.
図5は、ステイプル処理トレイFを用紙搬送面に垂直な方向から見た平面図、図6は、ステイプル処理トレイFとその駆動機構を示す斜視図、図7は、用紙束の放出機構を示す斜視図である。まず、図6に示すように、ステイプル排紙ローラ11によってステイプル処理トレイFへ導かれた用紙を、ステイプル処置と例F上に順次積載する。この場合、用紙ごとに叩きコロ12で縦方向(用紙搬送方向)の整合が行われ、ジョガーフェンス53によって横方向(用紙搬送方向と直交する方向−用紙幅方向とも称す)の整合が行われる。ジョブの切れ目、すなわち、用紙束の最終紙から次の用紙束先頭紙までの間で、制御部からのステイプル信号により端面綴じステイプラS1が駆動され、綴じ処理が行われる。綴じ処理が行われた用紙束は、ただちに放出爪52aが突説された放出ベルト52によりシフト排紙ローラ6へ送られ、受け取り位置にセットされているシフトトレイ202に排出される。
FIG. 5 is a plan view of the staple processing tray F viewed from a direction perpendicular to the sheet conveyance surface, FIG. 6 is a perspective view showing the staple processing tray F and its driving mechanism, and FIG. 7 shows a sheet bundle discharging mechanism. It is a perspective view. First, as shown in FIG. 6, the sheets guided to the staple processing tray F by the
放出爪52aは、図7に示すように、放出ベルトHPセンサ311によりホームポディションを検知し、放出ベルトHPセンサ311は放出爪52aによりオン・オフする。放出ベルト52の外周上には対向する位置に2つの放出爪52aが配置され、ステイプル処理トレイFに収容された用紙束を交互に移動搬送する。また、必要に応じて、放出ベルト52を逆回転し、用紙束を移動するように待機している放出爪52aと対向側の放出爪52aの背面でステイプル処理トレイFに収容された用紙束の搬送方向先端を揃えるようにすることもできる。この放出爪52aは、用紙束の用紙搬送方向の揃え手段としても機能する。
As shown in FIG. 7, the
図5に示すように、放出モータ157により駆動される放出ベルト52の駆動軸には、用紙幅方向の整合中心に放出ベルト52とその駆動プーリ62に対して対称に放出ローラ56が配置、固定されている。さらに、これらの放出ローラ56の周速は、放出ベルト52の周速より速くなるように設定されている。
As shown in FIG. 5, a
図6に示すように、叩きコロ12は支点12aを中心に叩きソレノイド170によって振り子運動を与えられ、ステイプル処理トレイFへ送り込まれた用紙に間欠的に作用して用紙を後端フェンス51に突き当てる。なお、叩きコロ12は反時計回りに回転する。ジョガーフェンス53は、正逆転可能なジョガーモータ158によりタイミングベルトを介して駆動され、用紙幅方向に往復移動する。
As shown in FIG. 6, the tapping
図8で端面綴じステイプラS1は、正逆転可能なステイプラ移動モータ159によりタイミングベルトを介して駆動され、用紙端部の所定位置を綴じるために用紙幅方向に移動する。その移動範囲の一側端には、端面綴じステイプラS1のホームポディションを検出するステイプラ移動HPセンサ312を有し、用紙幅方向の綴じ位置は、ホームポディションからの端面綴じステイプラS1移動量により制御される。端面綴じステイプラS1は、図9の斜視図に示すように針の打ち込み角度を用紙端部と平行あるいは斜めに変更できるように、さらには、ホームポディション位置でステイプラS1の綴じ機構部だけを所定角度斜めに回転させ、針の交換が容易にできるように構成されている。ステイプラS1は、斜めモータ160によって斜め回転し、針交換位置センサ313によって所定の斜めの角度に、あるいは針の交換位置まで達したことを検出すると、斜めモータ160は停止する。斜め打ちが終了し、あるいは針交換が終了すると、元の位置まで回転して次のステイプルに備える。
In FIG. 8, the end-face binding stapler S1 is driven via a timing belt by a
中綴じステイプラS2は図1及び図5に示すように、後端フェンス51から中綴じステイプラS2の針打ち位置までの距離が、中綴じ可能な最大用紙サイズの搬送方向長の半分に相当する距離以上になるように配置、かつ、用紙幅方向の整合中心に対して対称に2つ配置され、ステー63に固定されている。中綴じを行う場合、ジョガーフェンス53で用紙の搬送方向に直交する方向が整合され、後端フェンス51と叩きコロ12で用紙の搬送方向が整合された後、放出ベルト52を駆動して放出爪52aで用紙束の後端部を持ち上げ、中綴じステイプラS2の綴じ位置に用紙束の搬送方向の中央部が位置するようにし、この位置で停止して、綴じ動作を実行させる。綴じられた用紙束は、中折り処理トレイG側に搬送され、中折りされる。
In the saddle stitching stapler S2, as shown in FIGS. 1 and 5, the distance from the
図中符号64aは前側板、64bは後側板であり、符号310はステイプル処理トレイF上の用紙の有無を検出する紙有無センサである。
In the figure, reference numeral 64a denotes a front side plate, 64b denotes a rear side plate, and
図10及び図11は中折りを行うための折りプレート74の移動機構の動作説明図である。
10 and 11 are explanatory views of the operation of the moving mechanism of the
折りプレート74は、前後側板64a、64bに立てられた各2本の軸64cに長孔部74aを遊嵌することにより支持される。さらに、折りプレート74から立設された軸部74bがリンクアーム76の長孔部76bに遊嵌され、リンクアーム76が支点76aを中心に揺動することにより、折りプレート74は図10及び図11中を左右に往復移動する。すなわち、リンクアーム76の長孔部76cに折りプレート駆動カム75の軸部75bは遊嵌されており、折りプレート駆動カム75の回転運動によりリンクアーム76は揺動し、これに応じて、図12において、折りプレート74は束搬送ガイド板下91、束搬送ガイド板上92に対して垂直な方向に往復動する。
The
折りプレート駆動カム75は、折りプレート駆動モータ166により図10中の矢印方向に回転する。その停止位置は、半月形状の遮断部75a両端部を折りプレートHPセンサ325により検知することで決定する。
The folding
図10は、処理トレイGの用紙束収容領域から完全に退避したホームポディション位置を示す。折りプレート駆動カム75を矢印方向に回転させると折りプレート74が矢印方向に移動し、処理トレイGの用紙束収容領域に突出する。図11は、処理トレイGの用紙束中央を折りローラ81のニップに押し込む位置を示す。折りプレート駆動カム75を矢印方向に回転させると折りプレート74は矢印方向に移動し、処理トレイGの用紙束収容領域から退避する。
FIG. 10 shows the home position position completely retracted from the sheet bundle accommodation area of the processing tray G. When the folding
第一の実施形態では、中折りについては用紙束を折ることを前提にしているが、1枚の用紙を折る場合でも適用できる。この場合は、1枚だけで中綴じが不要なので、1枚排紙された時点で中折り処理トレイG側に送り込み、折りプレート74と折りローラによっており処理を実行して下トレイ203に排紙するようにする。
In the first embodiment, it is assumed that the sheet folding is performed by folding the sheet bundle. However, the present invention can be applied to the case of folding one sheet. In this case, since only one sheet does not require saddle stitching, when one sheet is discharged, the sheet is fed to the middle folding processing tray G side, and is processed by the
次に、折り増しローラユニットについて説明する。図1に示したように折りローラ81と排紙ローラ83との間の搬送路Hに折り増しローラユニット400を有する。折りプレート74で折り込まれた用紙束を折りローラ83のニップに押し込んで折り目をつけた後、折り増しローラユニット400で折り目を強化する。
Next, the folding roller unit will be described. As shown in FIG. 1, a
折り増しローラユニット400は、図13の側面図、図14の正面図に示すように折り増しローラ409と折り増しローラの支持機構と折り増しローラの駆動機構を有する。折り増しローラの駆動機構は、駆動側プーリ402と、従動側プーリ404と、両プーリ402、404の間に掛け渡されたタイミングベルト403と、タイミングベルト403を回転駆動するパルスモータ401で構成されている。
As shown in the side view of FIG. 13 and the front view of FIG. 14, the
折り増しローラ409の支持機構は、タイミングベルト403と結合され、一体的に移動する移動支持部407と、移動支持部407が摺動し、移動方向を規制するガイド部405と、移動支持部407の反折り増しローラ側まで延び、折り増しローラ409の傾きを規制するとともにガイド部405の撓みを防止する上ガイド板415と、折り増しローラ支持部408と、折り増しローラ409を用紙束折り方向(図13、図14では下方)に弾性付勢する弾性付勢手段としての弾性材(図13ではコイルバネ)411で構成されている。支持機構は、用紙搬送方向に対して直交する方向に配置され、駆動機構は支持機構内で、支持機構の設置方向に折り増しローラ409を移動させる。移動支持部407と折り増しローラ支持部の間に、軸410を有する。軸410によって、図14の矢印n方向に、折り増しローラ支持部は回転自在である。
The support mechanism for the
パルスモータ401の回転駆動は、駆動側プーリ402と従動側プーリ404間に張られているタイミングベルト403によって、タイミングベルト403と結合している移動支持部407に伝わり、移動支持部403はガイド部405にガイドされて、ガイド部405のスラスト方向に摺動しながら移動する。折り増しローラ409は移動支持部407と下ガイド板416との間に配置され、折り増しローラ409の外周上には摩擦部を有する。折り増しローラ409は矢印m方向に往復移動する。
The rotational driving of the
折り増しローラ409の軸410は折り増しローラ支持部408によって支持され、折り増しローラ支持部408は、移動支持部407と摺動しながら、上下方向に移動することができる状態で支持されている。さらに、折り増しローラ支持部408は移動支持部407から弾性材411によって下ガイド板416に向かって加圧される。これにより、折り増しローラ409は移動支持部407と一体でガイド部405のスラスト方向に移動することができ、その間、折り増しローラ409は弾性材411によって常に下ガイド板416に向かって加圧され、かつ上下方向に移動する。また、ガイド部405のスラスト方向には移動支持部407の位置を検知する検知手段として位置検知センサ前412及び位置検知センサ後413を有する。移動支持部407が位置検知センサ前412及び位置検知センサ後413の位置に位置する場合には、位置検知センサ前後412、413が移動支持部407を検知する。折り増しローラユニット400に搬送されてくる用紙束は、用紙束検知センサ414が検知する。
The
折り増しローラ409のホームポディション位置は位置検知センサ後413が検出する。用紙束が所定位置に搬送され折り増し動作が停止した後、折り増しローラ409を位置検知センサ後413から位置検知センサ前412の位置に移動することによって実施される。このときパルスをカウントし、所定パルスカウント後も位置検知センサ前412により折り増しローラ409が検出されない場合には折り増しローラ409の移動中に異常あり(機構のロック、駆動トルク不足による停止、モータ脱調、用紙ジャム)と判断する。
The position of the home position of the
移動支持部407は固定解除部であるスイッチ417を有する。スイッチ417は、図14の矢印s方向に押すと、折り増しローラ支持部408及び折り増しローラ409を上下に移動することができる。図14は下ガイド板416に対して圧力がかかっており、折り増しを行う通常の状態を示している。図15は、スイッチ417を押して、折り増しローラ支持部408及び折り増しローラ409を上に移動し、移動支持部407と折り増しローラ支持部408の間の軸410の長さが短い状態を示している。軸410の長さ短くなることで、折り増しローラ409の下ガイド板416に対する圧力が減圧し、折り増しローラ409は矢印n方向へ自在に回転可能となる。
The
用紙ジャムにより異常が発生した時、スイッチ417を押して、折り増しローラ支持部408及び折り増しローラ409を上に移動し、固定を解除した後、用紙を引き抜くと自然と折り増しローラ409は用紙を引き抜く向きに回転する。また、ユーザが折り増しローラ支持部408を用紙を抜く方向へ手動で調節し、折り増しローラ409の回転方向を変更しても良い。
When an abnormality occurs due to a paper jam, the
図16は、用紙処理装置の制御を示すブロック図である。制御部1500は、CPU1501、I/Oインターフェース1502を有する。画像形成装置PRのコントロールパネルの各スイッチ等及びセンサ1503からの信号がI/Oインターフェース1502を介してCPU1501へ入力される。CPU1501は、入力された信号に基づいて、ソレノイド1504、モータ1505の駆動を制御する。
FIG. 16 is a block diagram illustrating control of the sheet processing apparatus. The
例えば、入口センサ301、シフト排紙センサ303、紙面検知センサ330、排紙ガイド板開閉センサ331、紙有無センサ310、放出ベルトHPセンサ311、ステイプラ移動HPセンサ312、針交換位置センサ313、折りプレートHPセンサ325、位置検知センサ前412、位置検知センサ後413、用紙束検知センサ414からの信号がCPU1501に入力される。
For example, an
用紙後処理装置PDの制御及び異常検知制御ならびに表示部1507に対する表示制御は、CPU1501が記憶部1506に書き込まれたプログラムを実行する。表示部1507は操作部もかねても良い。また、画像形成装置PRにおける操作表示部の表示制御はCPU1501からの制御出力に応じて、画像形成装置PRが有するCPU1501が制御する。
For control of the sheet post-processing device PD, abnormality detection control, and display control for the
以下、異常発生時からの一連の流れを説明する。パルスモータ402を駆動し、折り増しローラ409を位置検知センサ後413方向に移動させても、位置検知センサ後413がオンにならなければ、用紙ジャムが発生し、異常が生じていることになる。このとき、モータ駆動を停止すると共に、用紙ジャムを起こしていることを示す表示画像形成装置PRの操作部に表示する。さらに加えて用紙後処理装置PDが表示部を有し、表示部1507に表示しても良い。
Hereinafter, a series of flow from the occurrence of an abnormality will be described. Even if the
表示部1507で用紙ジャムを確認後、ユーザはスイッチ417を押しながら、折り増しローラ支持部408及び折り増しローラ409を上方向へ移動する。上方向に移動後、スイッチ417を離すと、移動支持部407と折り増しローラ支持部408の間の軸410の長さが短い状態で固定される。弾性材411により、折り増しローラ409は下ガイド板416に圧がかけられているが、移動支持部407と折り増しローラ支持部408の間の軸410が短くなったことにより、減圧し、軸410を中心に、折り増しローラ支持部408及び折り増しローラ409は矢印n方向へ回転する。
After confirming the paper jam on the
この状態において、ユーザは詰まった用紙を手前方向へ引き抜く。すると、詰まった用紙は折り増しローラ409の回転に伴い、スムーズに引き抜くことができる。ユーザは詰まった用紙を引き抜いた後、折り増しローラ409の角度を元の角度に戻し、スイッチ417を押しながら、移動支持部407と折り増しローラ支持部408の間の軸410を元の長さに戻す。用紙ジャム処理が終了すると、ユーザは操作部をかねる表示部1507でエラー解除ボタンを押す。すると、折り増しローラ409はホームポディションに復帰し、次の用紙に備える。
In this state, the user pulls out the jammed paper in the front direction. Then, the jammed paper can be smoothly pulled out as the
以上のような構成により、折り増しローラ409での用紙ジャム時、折り増しローラ409がホームポディションに戻らない場合であっても、軸410の回転により、抵抗なく用紙を引き抜くことができる。
(第二の実施形態)
With the above-described configuration, even when the
(Second embodiment)
第二の実施形態は、折り増しの動作時に異常が発生し、折り増しローラがホームポディションに戻れない状態であると検知すると、軸が回転するように制御する。第一の実施形態と同一構成部分には同一符号を付す。 In the second embodiment, when an abnormality occurs during the folding increase operation and it is detected that the folding roller cannot return to the home position, the shaft is controlled to rotate. The same components as those in the first embodiment are denoted by the same reference numerals.
折り増しローラユニット400は、図17の側面図、図18の正面図に示すように折り増しローラ409と折り増しローラの支持機構と折り増しローラの駆動機構を有する。折り増しローラの駆動機構は、駆動側プーリ402と、従動側プーリ404と、両プーリ402、404の間に掛け渡されたタイミングベルト403と、タイミングベルト403を回転駆動するパルスモータ401で構成されている。
As shown in the side view of FIG. 17 and the front view of FIG. 18, the
折り増しローラ409の支持機構は、タイミングベルト403と結合され、一体的に移動する移動支持部407と、移動支持部407が摺動し、移動方向を規制するガイド部405と、移動支持部407の反折り増しローラ側まで延び、折り増しローラ409の傾きを規制するとともにガイド部405の撓みを防止する上ガイド板415と、折り増しローラ支持部408と、折り増しローラ409を用紙束折り方向(図17、図18では下方)に弾性付勢する弾性付勢手段としての弾性材(図17ではコイルバネ)411で構成されている。支持機構は、用紙搬送方向に対して直交する方向に配置され、駆動機構は支持機構内で、支持機構の設置方向に折り増しローラ409を移動させる。移動支持部407と折り増しローラ支持部の間に、軸410を有する。軸410によって、図18の矢印n方向に折り増しローラ支持部は回転自在である。
The support mechanism for the
パルスモータ401の回転駆動は、駆動側プーリ402と従動側プーリ404間に張られているタイミングベルト403によって、タイミングベルト403と結合している移動支持部407に伝わり、移動支持部403はガイド部405にガイドされて、ガイド部405のスラスト方向に摺動しながら移動する。折り増しローラ409は移動支持部407と下ガイド板416との間に配置され、折り増しローラ409の外周上には摩擦部を有する。折り増しローラ409は矢印m方向に往復移動する。
The rotational driving of the
折り増しローラ409の軸410は折り増しローラ支持部408によって支持され、折り増しローラ支持部408は、移動支持部407と摺動しながら、上下方向に移動することができる状態で支持されている。さらに、折り増しローラ支持部408は移動支持部407から弾性材411によって下ガイド板416に向かって加圧される。これにより、折り増しローラ409は移動支持部407と一体でガイド部405のスラスト方向に移動することができ、その間、折り増しローラ409は弾性材411によって常に下ガイド板416に向かって加圧され、かつ上下方向に移動する。また、ガイド部405のスラスト方向には移動支持部407の位置を検知する検知手段として位置検知センサ前412及び位置検知センサ後413を有する。移動支持部407が位置検知センサ前412及び位置検知センサ後413の位置に位置する場合には、位置検知センサ前後412、413が移動支持部407を検知する。折り増しローラユニット400に搬送されてくる用紙束は、用紙束検知センサ414が検知する。
The
折り増しローラ409のホームポディション位置は位置検知センサ後413が検出する。用紙束が所定位置に搬送され折り増し動作が停止した後、折り増しローラ409を位置検知センサ後413から位置検知センサ前412の位置に移動することによって実施される。このときパルスをカウントし、所定パルスカウント後も位置検知センサ前412により折り増しローラ409が検出されない場合には折り増しローラ409の移動中に異常あり(機構のロック、駆動トルク不足による停止、モータ脱調、用紙ジャム)と判断する。
The position of the home position of the
以下、異常発生時からの一連の流れを説明する。パルスモータ402を駆動し、折り増しローラ409を位置検知センサ後413方向に移動させても、位置検知センサ後413がオンにならなければ、用紙ジャムが発生し、異常が生じていることになる。このとき、モータ駆動を停止すると共に、用紙ジャムを起こしていることを示す表示画像形成装置PRの操作部に表示する。さらに加えて用紙後処理装置PDが表示部を有し、表示部1507に表示しても良い。
Hereinafter, a series of flow from the occurrence of an abnormality will be described. Even if the
図19において、表示部1507の表示画面1900で折り増しローラ309での用紙ジャムを確認後、ユーザは折り増しローラ固定解除ボタン1901を押す。すると、下ガイド板416が折り増しローラ409から離れる方向、または折り増しローラ409が下ガイド板416から離れる方向に移動し、下ガイド板416と折り増しローラ409の高圧状態を解除する。ソレノイドのオン・オフにより、下ガイド板416及び折り増しローラ409は移動する。ソレノイドの制御は制御部1500によって、制御される。下ガイド板416と折り増しローラ409の高圧が解除されることにより、図18に示すように、折り増しローラ409は矢印n方向に回転する。
In FIG. 19, after confirming a paper jam at the folding roller 309 on the
この状態において、ユーザは詰まった用紙を手前方向へ引き抜く。すると、詰まった用紙は折り増しローラ409の回転に伴い、スムーズに引き抜くことができる。ユーザは詰まった用紙を引き抜いた後、折り増しローラ409の角度を元の角度に戻し、スイッチ417を押しながら、移動支持部407と折り増しローラ支持部408の間の軸410を元の長さに戻す。用紙ジャム処理が終了すると、ユーザは操作部をかねる表示部1507でエラー解除ボタンを押す。すると、折り増しローラ409はホームポディションに復帰し、次の用紙に備える。
In this state, the user pulls out the jammed paper in the front direction. Then, the jammed paper can be smoothly pulled out as the
以上のような構成により、折り増しローラ409での用紙ジャム時、折り増しローラ409がホームポディションに戻らない場合であっても、軸410の回転により、抵抗なく用紙を引き抜くことができる。また、第一の実施形態のように手動ではなく、制御部1500が軸410を回転させるように制御することにより、より安全に用紙ジャム制御を行うことができる。
(第三の実施形態)
With the above-described configuration, even when the
(Third embodiment)
第三の実施形態は、ガイド部と平行な軸を有し、折り増しローラ支持部を用紙から離間する。第一の実施形態及び第二の実施形態と同一構成部分には同一符号を付す。 The third embodiment has an axis parallel to the guide portion, and separates the additional roller support portion from the paper. The same components as those in the first embodiment and the second embodiment are denoted by the same reference numerals.
折り増しローラユニット400は、図20の側面図、図21の正面図に示すように折り増しローラ409と折り増しローラの支持機構と折り増しローラ409の駆動機構を有する。折り増しローラ409の駆動機構は、駆動側プーリ402と、従動側プーリ404と、両プーリ402、404の間に掛け渡されたタイミングベルト403と、タイミングベルト403を回転駆動するパルスモータ401で構成されている。
The
折り増しローラ409の支持機構は、タイミングベルト403と結合され、一体的に移動する移動支持部407と、移動支持部407が摺動し、移動方向を規制するガイド部405と、移動支持部407の反折り増しローラ側まで延び、折り増しローラ409の傾きを規制するとともにガイド部405の撓みを防止する上ガイド板415と、折り増しローラ支持部408と、折り増しローラ409を用紙束折り方向(図20及び図21では下方)に弾性付勢する弾性付勢手段としての弾性材(図20ではコイルバネ)411で構成されている。支持機構は、用紙搬送方向に対して直交する方向に配置され、駆動機構は支持機構内で、支持機構の設置方向に折り増しローラ409を移動させる。移動支持部407と折り増しローラ支持部の間に、軸410を有する。軸710によって、図22に示すように、折り増しローラ支持部408は矢印p方向に回動する。
The support mechanism for the
パルスモータ401の回転駆動は、駆動側プーリ402と従動側プーリ404間に張られているタイミングベルト403によって、タイミングベルト403と結合している移動支持部407に伝わり、移動支持部403はガイド部405にガイドされて、ガイド部405のスラスト方向に摺動しながら移動する。折り増しローラ409は移動支持部407と下ガイド板416との間に配置され、折り増しローラ409の外周上には摩擦部を有する。折り増しローラ409は矢印m方向に往復移動する。
The rotational driving of the
折り増しローラ409の軸は折り増しローラ支持部408によって支持され、折り増しローラ支持部408は、移動支持部407と摺動しながら、上下方向に移動することができる状態で支持されている。さらに、折り増しローラ支持部408は移動支持部407から弾性材411によって下ガイド板416に向かって加圧され、かつ上下方向に移動する。また、ガイド部405のスラスト方向には移動支持部407の位置を検知する検知手段として位置検知センサ前412及び位置検知センサ後413を有する。移動支持部407が位置検知センサ前412及び位置検知センサ後413の位置に位置する場合には、位置検知センサ前後412、413が検知する。用紙束検知センサ414は折り増しローラユニット400に搬送されてくる用紙束を検知する。
The shaft of the
折り増しローラ409のホームポディション位置は位置検知センサ後413が検出する。折り増し動作は用紙束が所定位置に搬送され停止した後、折り増しローラ409を位置検知センサ後413から位置検知センサ前412の位置に移動することによって実施される。このときパルスをカウントし、所定パルスカウント後も位置検知センサ前412により折り増しローラ409が検出されない場合には折り増しローラ409の移動中に異常あり(機構のロック、駆動トルク不足による停止、モータ脱調、用紙ジャム)と判断する。
The position of the home position of the
用紙ジャムにより異常が発生したと判断されたとき、軸710の回動により、図22のように折り増しローラ409が用紙から離間し、ユーザは用紙を例えば矢印r方向に引き抜く。
When it is determined that an abnormality has occurred due to a paper jam, the
移動支持部407は係合部2101を有し、折り増しローラ支持部408は、係止爪2102を有する。係合部2101及び係止爪2102は固定解除部であり、折り増し動作時、係合している。図20は下ガイド板416に対して圧力がかかっており、折り増しを行う通常の状態を示している。図21は、係止爪2102を係合部2101からはずし、軸710を中心に矢印p方向へ回動している状態を示す。
The
以下、異常発生時からの一連の流れを説明する。パルスモータ402を駆動し、折り増しローラ409を位置検知センサ後413方向に移動させても、位置検知センサ後413がオンにならなければ、用紙ジャムが発生し、異常が生じていることになる。このとき、モータ駆動を停止すると共に、用紙ジャムを起こしていることを示す表示画像形成装置PRの操作部に表示する。さらに加えて用紙後処理装置PDが表示部を有し、表示部1507に表示しても良い。
Hereinafter, a series of flow from the occurrence of an abnormality will be described. Even if the
図19において、表示部1507の表示画面1900で用紙ジャムを確認後、ユーザは折り増しローラ固定解除ボタン1901を押す。すると、下ガイド板416が折り増しローラ409から離れる方向、または折り増しローラ409が下ガイド板416から離れる方向に移動し、下ガイド板416と折り増しローラ409の高圧を解除する。ソレノイドのオン・オフにより、下ガイド板416及び折り増しローラ409は移動する。ソレノイドの制御は制御部1500によって、制御される。下ガイド板416及び折り増しローラ409の移動により、下ガイド板416と折り増しローラ409の高圧が解除される。
In FIG. 19, after confirming the paper jam on the
下ガイド板416及び折り増しローラ409の高圧が解除後、ユーザは係止爪2102を係合部2101からはずし、軸710を中心に矢印p方向へ折り増しローラ409を回動させる。この折り増しローラ40を回動させることにより、折り増しローラ409は用紙から離間させ、用紙を例えばr方向にスムーズに抜くことができる。
After the high pressure of the
ユーザは詰まった用紙を引き抜いた後、折り増しローラ409を元の状態に戻し、ユーザは操作部をかねる表示部1507でエラー解除ボタンを押す。すると、下ガイド板416と折り増しローラ409の高圧が戻り、折り増しローラ409はホームポディションに復帰し、次の用紙に備える。
After the user pulls out the jammed paper, the user returns the
以上のような構成により、折り増しローラ409での用紙ジャム時、折り増しローラ409がホームポディションに戻らない場合であっても、軸410の回転により、抵抗なく用紙を引き抜くことができる。また、用紙ジャム処理を行う際に、折り増しローラ409と引き抜く用紙が接することがないので、折り増しローラ409の磨耗を防止することができる。
(第四の実施形態)
With the above-described configuration, even when the
(Fourth embodiment)
第四の実施形態は、折り増しローラを球状にして、折り増しローラが全方向に回転する。第一の実施形態と同一構成部分には同一符号を付す。 In the fourth embodiment, the folding roller is made spherical, and the folding roller rotates in all directions. The same components as those in the first embodiment are denoted by the same reference numerals.
折り増しローラユニット400は、図23の側面図、図24の正面図に示すように球状の折り増しローラ609と折り増しローラの支持機構と折り増しローラ609の駆動機構を有する。
As shown in the side view of FIG. 23 and the front view of FIG. 24, the
折り増しローラ609の駆動機構は、駆動側プーリ402と、従動側プーリ404と、両プーリ402、404の間に掛け渡されたタイミングベルト403と、タイミングベルト403を回転駆動するパルスモータ401で構成されている。
The driving mechanism of the
折り増しローラ609の支持機構は、タイミングベルト403と結合され、一体的に移動する折り増しローラ支持部608と、折りましローラ支持部608が摺動し、移動方向を規制するガイド部405と、折り増しローラ支持部608の反折り増しローラ側まで延びる。折り増しローラ609の傾きを規制するとともにガイド部405の撓みを防止する上ガイド板415と、折り増しローラ609を用紙束折り方向(図23及び図24では下方)に弾性付勢する弾性付勢手段としての弾性材(図23ではコイルバネ)411で構成されている。支持機構は、用紙搬送方向に対して直交する方向に配置され、駆動機構は支持機構内で、支持機構の設置方向に折り増しローラ609を移動させる。折り増しローラ609は球状のため、回転自在である。
The support mechanism for the
パルスモータ401の回転駆動は、駆動側プーリ402と従動側プーリ404間に張られているタイミングベルト403によって、タイミングベルト403と結合している折り増しローラ支持部608に伝わり、折り増しローラ支持部608はガイド部405にガイドされて、ガイド部405のスラスト方向に摺動しながら移動する。折り増しローラ609は折り増しローラ支持部608と下ガイド板416との間に配置され、折り増しローラ609の表面には摩擦部を有する。折り増しローラ609は矢印m方向に往復移動する。
The rotational driving of the
折り増しローラ支持部608は、上下方向に移動することができる状態で支持されている。さらに、折り増しローラ609は折り増しローラ支持部608から弾性材411によって下ガイド板416に向かって加圧され、かつ上下方向に移動する。また、ガイド部405のスラスト方向には移動支持部407の位置を検知する検知手段として位置検知センサ前412及び位置検知センサ後413を有する。折り増しローラ支持部608が位置検知センサ前412及び位置検知センサ後413に位置する場合には、位置検知センサ前後412、413が検知する。折り増しローラユニット400に搬送されてくる用紙束は、用紙束検知センサ414が検知する。
The
折り増しローラ609のホームポディション位置は位置検知センサ後413が検出する。折り増し動作は用紙束が所定位置に搬送され停止した後、折り増しローラ609を位置検知センサ後413から位置検知センサ前412の位置に移動することによって実施される。このときパルスをカウントし、所定パルスカウント後も位置検知センサ前412により折り増しローラ609が検出されない場合には折り増しローラ609の移動中に異常あり(機構のロック、駆動トルク不足による停止、モータ脱調、用紙ジャム)と判断する。
The position of the home position of the
用紙ジャムにより異常が発生したと判断されたとき、軸410の回転により、抵抗なく用紙を引き抜くことができる。また、第一の実施形態のように軸を有していないので、部品数も少なくすむ。
When it is determined that an abnormality has occurred due to a paper jam, the paper can be pulled out without resistance by the rotation of the
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。 Although several embodiments of the present invention have been described, these embodiments are presented by way of example and are not intended to limit the scope of the invention. These novel embodiments can be implemented in various other forms, and various omissions, replacements, and changes can be made without departing from the scope of the invention. These embodiments and modifications thereof are included in the scope and gist of the invention, and are included in the invention described in the claims and the equivalents thereof.
400 折り増しローラユニット
401 パルスモータ
405 ガイド部
407 移動支持部
408 折り増しローラ支持部
409 折り増しローラ
410 軸
411 弾性材
412 位置検知センサ前
413 位置検知センサ後
414 用紙束検知センサ
1500 制御部
1501 CPU
1503 センサ
G 中折り処理トレイ
PD 用紙後処理装置
PR 画像形成装置
400
1503 Sensor G Middle-fold processing tray PD Paper post-processing device PR Image forming device
Claims (15)
前記折り増しローラを用紙搬送方向に対し直交する方向に移動させる移動支持部と、
前記移動支持部の下部に接続され、前記折り増しローラを支持する折り増しローラ支持部と、
前記折り増しローラ支持部が回転するよう、前記移動支持部と前記折り増しローラ支持部を接続する軸と、
を備えることを特徴とする用紙処理装置。 A folding roller that further folds by pressing the folded paper against the guide plate by the folding roller;
A moving support section for moving the folding roller in a direction perpendicular to the paper transport direction;
An additional roller support portion connected to a lower portion of the moving support portion and supporting the additional roller;
A shaft connecting the moving support portion and the additional roller support portion so that the additional roller support portion rotates;
A sheet processing apparatus comprising:
前記センサにより前記折り増しローラの動作時に異常が発生したことを検知すると、前記軸を回転させるよう制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする請求項1に記載の用紙処理装置。 A sensor for monitoring the operation of the folding roller;
Control means for controlling the shaft to rotate when the sensor detects that an abnormality has occurred during operation of the folding roller;
The sheet processing apparatus according to claim 1, further comprising:
前記折り増しローラを用紙搬送方向に対し直交する方向に移動させる移動支持部と、
前記移動支持部の下部に接続され、前記折り増しローラを支持する折り増しローラ支持部と、
前記折り増しローラ支持部が回動するよう、前記移動支持部と前記折り増しローラ支持部を接続する軸と、
を備えることを特徴とする用紙処理装置。 A folding roller that further folds by pressing the folded paper against the guide plate by the folding roller;
A moving support section for moving the folding roller in a direction perpendicular to the paper transport direction;
An additional roller support portion connected to a lower portion of the moving support portion and supporting the additional roller;
A shaft connecting the moving support portion and the additional roller support portion so that the additional roller support portion rotates;
A sheet processing apparatus comprising:
前記センサにより前記折り増しローラの動作時に異常が発生したことを検知すると、前記軸を回転させるよう制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする請求項7に記載の用紙処理装置。 A sensor for monitoring the operation of the folding roller;
Control means for controlling the shaft to rotate when the sensor detects that an abnormality has occurred during operation of the folding roller;
The sheet processing apparatus according to claim 7, further comprising:
前記折り増しローラを用紙搬送方向に対し直交する方向に移動させ、前記折り増しローラを支持する折り増しローラ支持部と、
を備えることを特徴とする用紙処理装置。 A spherical folding roller that further folds by pressing the folded paper against the guide plate by the folding roller;
A folding roller support part for moving the folding roller in a direction perpendicular to the sheet conveying direction and supporting the folding roller;
A sheet processing apparatus comprising:
入力された画像情報に基づいて用紙上に画像を形成する画像形成手段及び前記画像形成手段に用紙を供給する給紙手段を有する画像形成装置と、
を備えることを特徴とする画像形成システム。 A sheet processing apparatus according to any one of claims 1 to 13,
An image forming apparatus including an image forming unit that forms an image on a sheet based on input image information, and a sheet feeding unit that supplies the sheet to the image forming unit;
An image forming system comprising:
前記折り増しローラを移動支持部で支持し、
前記移動支持部の下部に折り増しローラ支持部を接続し、
前記折り増しローラ支持部は、前記折り増しローラを支持し、
前記折り増しローラ支持部が回転または回動するよう、軸が前記移動支持部と前記折り増しローラ支持部を接続する
ことを特徴とする用紙処理方法。
The folding roller presses the folded paper against the guide plate with the additional roller,
Supporting the folding roller with a moving support portion;
A fold roller support portion is connected to the lower portion of the moving support portion,
The additional folding roller support portion supports the additional folding roller,
A sheet processing method, wherein a shaft connects the moving support portion and the additional roller support portion so that the additional roller support portion rotates or rotates.
Applications Claiming Priority (2)
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---|---|---|---|
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2010
- 2010-09-15 JP JP2010206372A patent/JP2012030963A/en not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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