JP2012030053A - 超音波診断装置、画像処理装置および画像処理方法 - Google Patents

超音波診断装置、画像処理装置および画像処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】超音波プローブの移動状況を容易に判別すること。
【解決手段】実施例の超音波診断装置は、変化量算出部15c、推定部15dおよび制御部17を備える。変化量算出部15cは、超音波プローブ1が送信した超音波の反射波に基づいて時系列に沿って生成された複数の超音波画像間(複数の生データ間、または、複数の表示用超音波画像間)で、複数の局所領域(ROI)それぞれのパターンの変化量を算出する。推定部15dは、変化量算出部15cにより算出された複数の局所領域(ROI)それぞれのパターンの変化量に基づいて、各超音波画像における走査断面の回転軸の位置を推定する。そして、制御部17は、推定部15dにより推定された回転軸を各超音波画像に重畳してモニタ2に表示するように制御する。
【選択図】図2

Description

本発明の実施の形態は、超音波診断装置、画像処理装置および画像処理方法に関する。
従来、超音波診断装置は、簡便な操作性、被曝のおそれがない非侵襲性、装置規模の小ささなどの様々な利点を備えた医用画像診断装置として、今日の医療において重要な役割を果たしている。
すなわち、超音波診断装置は、超音波プローブを体表から当てるだけの簡便な操作により、例えば、心臓の拍動や胎児の動きといった検査対象の動きの様子をリアルタイムで表示することができる。また、超音波診断装置は、非侵襲性であることから安全性が高く、繰り返して検査を行なうことができる。また、超音波診断装置は、X線診断装置、X線CT(Computed Tomography)装置、MRI(Magnetic Resonance Imaging)装置などの他の医用画像診断装置に比べ装置規模が小さく、ベッドサイドへ移動しての検査も容易に行なうことができる。また、被曝のおそれがない超音波診断装置には、片手で持ち運べる程度に小型化された装置も開発されており、かかる超音波診断装置は、産科や在宅医療などの医療現場においても容易に使用することができる。
超音波診断装置のリアルタイム性を利用した診断法としては、例えば、以下のような手技が行われる。断層像である超音波画像に腫瘤性病変が見つかった場合、操作者は、超音波プローブを回転(例えば、90度回転)させて、腫瘤性病変を異なる断面で観察したり、腫瘤性病変のサイズを計測したりする。かかる観察により、操作者は、腫瘤の形状が円形であるか楕円形であるかといった判定を行なうことができる。また、多くの血管の断面は、円形である。したがって、一つの超音波画像上で円形として見える部位も、例えば、超音波プローブを90度回転させた状態で生成された超音波画像を参照することで、操作者は、かかる部位が管状であることを確認することができる。
特開2000−132664号公報
ところで、上記した操作者の手技をともなう観察は、リアルタイムで行われるため、診断用の超音波画像は、超音波プローブの回転中も含めた動画像として記録されることが多い。しかしながら2次元の断層像においては、下記のような不便さを伴うことがある。
すなわち、超音波プローブを回転する場合、超音波の走査面は、時系列に沿って変化するために、超音波画像を参照しても、超音波プローブをどのように動かしているのか判別することが困難となる。例えば、超音波画像を参照しても、読影者は、超音波プローブを回転移動させた場合と、超音波プローブを回転させずに垂直方向に移動させた場合とでは共に走査面が変化するために、両者の違いを区別することが困難である。特に、記録された動画像を事後に閲覧する場合や、操作者以外の人間が動画像を参照して読影する場合、超音波画像だけから超音波プローブの移動状況を判断することは、困難である。一方、超音波プローブを断層面に沿って平行移動させた場合は、動画像上では、超音波画像内のパターンが保持されたまま右か左かへ移動するので、読影者は、超音波プローブの移動状況を容易に判断できる。
実施の形態の超音波診断装置は、変化量算出部と、推定部と、表示制御部とを備える。変化量算出部は、超音波プローブが送信した超音波の反射波に基づいて時系列に沿って生成された複数の超音波画像間で、複数の局所領域それぞれのパターンの変化量を算出する。推定部は、前記変化量算出部により算出された前記複数の局所領域それぞれのパターンの変化量に基づいて、各超音波画像における走査断面の回転軸の位置を推定する。表示制御部は、前記推定部により推定された前記回転軸を各超音波画像に重畳して所定の表示部に表示するように制御する。
図1は、実施例1に係る超音波診断装置の構成を説明するための図である。 図2は、実施例1に係る画像処理部の構成を説明するための図である。 図3は、局所領域の一例を説明するための図である。 図4Aは、実施例1に係る推定部の処理の一例を説明するための図(1)である。 図4Bは、実施例1に係る推定部の処理の一例を説明するための図(2)である。 図5Aは、実施例1に係る推定部の推定結果に基づいて表示される画像の一例を説明するための図(1)である。 図5Bは、実施例1に係る推定部の推定結果に基づいて表示される画像の一例を説明するための図(2)である。 図6は、実施例1に係る超音波診断装置の処理を説明するためのフローチャートである。 図7は、実施例2に係る推定部の処理の一例を説明するための図である。 図8は、実施例2に係る超音波診断装置の処理を説明するためのフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、超音波診断装置の実施例を詳細に説明する。
まず、実施例1に係る超音波診断装置の構成について説明する。図1は、実施例1に係る超音波診断装置の構成を説明するための図である。図1に示すように、実施例1に係る超音波診断装置は、超音波プローブ1と、モニタ2と、入力装置3と、装置本体10とから構成される。
超音波プローブ1は、例えば、一列に配列された複数の圧電振動子を有し、これら複数の圧電振動子は、後述する装置本体10が有する送信部11から供給される駆動信号に基づき超音波を発生し、さらに、被検体Pからの反射波を受信して電気信号に変換する。また、超音波プローブ1は、圧電振動子に設けられる整合層と、圧電振動子から後方への超音波の伝播を防止するバッキング材などを有する。
超音波プローブ1から被検体Pに超音波が送信されると、送信された超音波は、被検体Pの体内組織における音響インピーダンスの不連続面で次々と反射され、反射波信号として超音波プローブ1が有する複数の圧電振動子にて受信される。受信される反射波信号の振幅は、超音波が反射される不連続面における音響インピーダンスの差に依存する。なお、送信された超音波パルスが移動している血流や心臓壁などの表面で反射された場合の反射波信号は、ドプラ効果により、移動体の超音波送信方向に対する速度成分に依存して、周波数偏移を受ける。
モニタ2は、超音波診断装置の操作者が入力装置3を用いて各種設定要求を入力するためのGUI(Graphical User Interface)を表示したり、装置本体10において生成された超音波画像を表示したりする。
入力装置3は、マウス、キーボード、ボタン、パネルスイッチ、タッチコマンドスクリーン、フットスイッチ、トラックボールなどを有し、超音波診断装置の操作者からの各種設定要求を受け付け、装置本体10に対して受け付けた各種設定要求を転送する。例えば、本実施例1に係る入力装置3は、後述する画像処理部15による画像処理の開始を操作者から受け付けるための「回転軸表示モードの開始スイッチ」を有する。
装置本体10は、超音波プローブ1が受信した反射波に基づいて超音波画像を生成する装置であり、図1に示すように、送信部11と、受信部12と、Bモード処理部13と、ドプラ処理部14と、画像処理部15と、画像メモリ16と、制御部17と、内部記憶部18とを有する。
送信部11は、トリガ発生回路、遅延回路およびパルサ(pulser)回路などを有し、超音波プローブ1に駆動信号を供給する。パルサ回路は、所定のレート周波数で、送信超音波を形成するためのレートパルスを繰り返し発生する。また、遅延回路は、超音波プローブ1から発生される超音波をビーム状に集束して送信指向性を決定するために用いられる圧電振動子ごとの遅延時間を、パルサ回路が発生する各レートパルスに対し与える。また、トリガ発生回路は、レートパルスに基づくタイミングで、超音波プローブ1に駆動信号(駆動パルス)を印加する。
受信部12は、アンプ回路、A/D変換器、加算器などを有し、超音波プローブ1が受信した反射波信号に対して各種処理を行なって反射波データを生成する。アンプ回路は、反射波信号を増幅してゲイン補正処理を行ない、A/D変換器は、ゲイン補正された反射波信号をA/D変換して受信指向性を決定するのに必要な遅延時間を与え、加算器は、A/D変換器によって処理された反射波信号の加算処理を行なって反射波データを生成する。加算器の加算処理により、反射波信号の受信指向性に応じた方向からの反射成分が強調される。
このように、送信部11および受信部12は、超音波の送受信における送信指向性と受信指向性とを制御する。
Bモード処理部13は、受信部12から反射波データを受け取り、対数増幅、包絡線検波処理などを行なって、信号強度が輝度の明るさで表現されるデータ(Bモードデータ)を生成する。
ドプラ処理部14は、受信部12から受け取った反射波データから速度情報を周波数解析し、ドプラ効果による血流や組織、造影剤エコー(echo signal from contrast agent)成分を抽出し、平均速度、分散、パワーなどの移動体情報を多点について抽出したデータ(ドプラデータ)を生成する。
画像処理部15は、Bモード処理部13が生成したBモードデータや、ドプラ処理部14が生成したドプラデータから、表示用の超音波画像を生成する。具体的には、画像処理部15は、超音波スキャンの走査線信号列を、テレビなどに代表されるビデオフォーマットの走査線信号列に変換(スキャンコンバート)することで、Bモードデータやドプラデータから表示用画像としての超音波画像(Bモード画像やドプラ画像)を生成する。すなわち、Bモードデータおよびドプラデータは、スキャンコンバート処理前の超音波画像であり、表示用の超音波画像を生成するための超音波画像である。なお、以下では、Bモードデータおよびドプラデータのことを生データと記載する場合がある。
また、画像処理部15は、種々のパラメータの文字情報、目盛り、ボディーマークなどを、生成した超音波画像に合成した合成画像を生成してモニタ2に出力する。また、画像処理部15は、表示用の超音波画像や生データに対して後に詳述する画像処理を行なう。
画像メモリ16は、画像処理部15が生成した超音波画像や、画像処理部15が超音波画像を画像処理することで生成した画像を記憶するメモリである。また、画像メモリ16は、Bモード処理部13やドプラ処理部14が生成した生データを記憶することも可能である。
制御部17は、超音波診断装置における処理全体を制御する。具体的には、制御部17は、入力装置3を介して操作者から入力された各種設定要求や、内部記憶部18から読込んだ各種制御プログラムおよび各種設定情報に基づき、送信部11、受信部12、Bモード処理部13、ドプラ処理部14および画像処理部15の処理を制御したり、画像メモリ16が記憶する超音波画像などをモニタ2にて表示するように制御したりする。
内部記憶部18は、超音波送受信、画像処理および表示処理を行なうための制御プログラムや、診断情報(例えば、患者ID、医師の所見など)や、診断プロトコルや各種設定情報などの各種データを記憶する。また、内部記憶部18は、必要に応じて、画像メモリ16が記憶する画像の保管などにも使用される。なお、内部記憶部18が記憶するデータは、図示しないインターフェース回路を経由して、外部の周辺装置へ転送することができる。
以上、実施例1に係る超音波診断装置の全体構成について説明した。かかる構成のもと、実施例1に係る超音波診断装置は、超音波プローブ1が送信した超音波の反射波に基づいて超音波画像を生成する。そして、実施例1に係る超音波診断装置の操作者は、断層像である超音波画像を参照し、当該超音波画像にて着目した部位の形状を観察するために、超音波プローブ1を被検体Pの体表にて回転させる手技を行なう。かかる場合、実施例1に係る超音波診断装置は、モニタ2にて、回転中に時系列に沿って順次生成された複数の超音波画像を動画表示する。また、画像メモリ16は、時系列に沿って順次生成された複数の超音波画像の動画像を記憶する。しかしながら、超音波プローブ1を回転することで生成された2次元の超音波画像の動画像を観察することは、操作者にとって、下記のような不便さを伴うことがある。
すなわち、超音波プローブ1を回転する場合、超音波の走査断面は、時系列に沿って変化するために、超音波画像を参照しても、超音波プローブ1をどのように動かしているのか判別することが困難となる。例えば、超音波画像を参照しても、読影者は、超音波プローブ1を回転移動させた場合と、超音波プローブ1を回転させずに垂直方向に移動させた場合とでは共に走査面が変化するために、両者の違いを区別することが困難である。特に、画像メモリ16に記録された動画像を事後に閲覧する場合や、操作者以外の人間が動画像を参照して読影する場合、超音波画像だけから超音波プローブ1の移動状況を判断することは、困難である。一方、超音波プローブ1を断層面に沿って平行移動させた場合は、動画像上では、超音波画像内のパターンが保持されたまま右か左かへ移動するので、読影者は、超音波プローブ1の移動状況を容易に判断できる。
このため、実施例1に係る超音波診断装置は、以下、詳細に説明する画像処理部15の処理により、超音波プローブ1の移動状況を容易に判断することを可能とする。
実施例1に係る画像処理部15が実行する画像処理について、図2などを用いて詳細に説明する。図2は、実施例1に係る画像処理部の構成を説明するための図である。図2に示すように、実施例1に係る画像処理部15は、画像生成部15aと、画像合成部15bと、変化量算出部15cと、推定部15dとを有する。
画像生成部15aは、表示用の超音波画像として、BモードデータからBモード画像を生成し、ドプラデータからドプラ画像を生成し、生成した超音波画像を画像メモリ16に格納する。例えば、画像生成部15aは、操作者である医師または技師が被検体Pにあてた超音波プローブ1を回転中に、Bモード処理部13が時系列に沿って順次生成した複数のBモードデータ(生データ)から、時系列に沿った複数のBモード画像を生成する。
画像合成部15bは、画像生成部15aが生成した超音波画像に、種々のパラメータの文字情報、目盛り、ボディーマークなどを合成した合成画像を生成し、生成した合成画像を制御部17の制御の元、モニタ2に出力する。
変化量算出部15cは、超音波プローブ1が送信した超音波の反射波に基づいて時系列に沿って生成された複数の超音波画像間で、複数の局所領域それぞれのパターンの変化量を算出する。具体的には、変化量算出部15cは、時系列に沿って生成された複数の表示用の超音波画像間、または、複数の生データ間で、複数の局所領域それぞれのパターンの変化量を算出する。例えば、「回転軸表示モードの開始スイッチ」をONとした状態で操作者が超音波画像の撮影を開始すると、変化量算出部15cは、変化量算出処理を開始する。
ここで、局所領域とは、パターンの変化量を監視するために予め設定された関心領域(Region Of Interest)のことである。図3は、局所領域の一例を説明するための図である。
例えば、図3に示すように、変化量算出部15cは、超音波画像に設定される座標を用いて、超音波画像に対して横方向に配列された短冊状の9つのROI(ROI1〜ROI9)を複数の局所領域として各超音波画像内に設定する。すなわち、複数の局所領域である複数のROIそれぞれは、超音波画像における縦方向に沿って設定される。例えば、ROIは、超音波の走査線に沿って設定される。
ここで、ROI1〜ROI9ぞれぞれの各超音波画像内における座標は、内部記憶部18に予め格納されている。あるいは、ROI1〜ROI9ぞれぞれの各超音波画像内における座標は、入力装置3が有するマウスを用いて操作者が手動で設定する場合であってもよい。また、ROIの数は、9つに限定されるものではなく、任意に変更可能である。また、図3に示す一例では、各ROIが所定の間隔を空けて設定されているが、本実施例1は、各ROIが一部重複して設定される場合であっても適用可能である。
また、図3に示す一例では、超音波画像の深さ方向を略網羅するように、短冊状の各ROIが設定されている。しかし、本実施例1では、短冊状の各ROIの縦方向の長さは、任意に変更することが可能である。例えば、短冊状の各ROIの縦方向の長さは、超音波画像の深さ方向の一部(例えば、超音波画像の縦方向の中心部分のみ)を網羅するように、設定される場合であってもよい。かかる設定により、変化量算出部15cの処理に要する負荷を軽減することができる。
そして、本実施例1に係る変化量算出部15cは、パターンの変化量として、局所領域間の相互相関係数(R)を算出する。
以下、変化量算出部15cによる相互相関係数の算出処理が、時系列に沿って連続する2つの超音波画像(表示用の超音波画像)である画像「i」と画像「i+1」との間で実行される場合について説明する。なお、本実施例1は、近接した画像間の違いが小さい場合、何枚か離れた超音波画像間(例えば、画像「i」と画像「i+m」(ただし、mは、2以上の自然数)との間で、変化量算出部15cによる処理が実行される場合であってもよい。かかる「m」の値は、内部記憶部18に予め格納されている場合であってもよいし、「回転軸表示モードの開始スイッチ」をONとする前に、操作者により入力装置3を介して入力される場合であってもよい。
例えば、変化量算出部15cは、各局所領域の相互相関係数を、以下に示す式(1)により算出する。
ここで、式(1)に示す「n」は、相互相関係数の算出対象となる局所領域の信号(画素)の数である。また、式(1)に示す「xi」は、画像「i」の局所領域から抽出された信号値(画素値)であり、式(1)に示す「yi」は、画像「i+1」の局所領域から抽出された信号値(画素値)である。また、式(1)に示す「x」の上に横棒が付与された記号(バーエックス)は、画像「i」の局所領域から抽出された「xi」全ての値から算出された平均値である。また、式(1)に示す「y」の上に横棒が付与された記号(バーワイ)は、画像「i+1」の局所領域から抽出された「yi」全ての値から算出された平均値である。
回転軸の近傍に位置する領域間のパターンの変化量は、小さくなることが想定される。すなわち、回転軸の近傍に位置する領域間のパターンの変相互相関係数は、大きくなることが想定される。一方、回転軸より遠い場所に位置する領域間のパターン変化量は、回転によって超音波の走査断面が多く変化することから、大きくなることが想定される。すなわち、回転軸より遠い場所に位置する領域間の相互相関係数は、小さくなることが想定される。
このことから、変化量算出部15cにより算出されるパターンの変化量は、回転軸との位置関係に応じて値が変化する値であるならば、相互相関係数以外にも、既に提案されている種々の手法を用いて算出される場合であってもよい。また、本実施例1は、パターン変化量の算出対象が生データである場合であっても適用可能である。
図2に戻って、推定部15dは、変化量算出部15cにより算出された複数の局所領域それぞれのパターンの変化量に基づいて、各超音波画像における走査断面の回転軸の位置を推定する。ここで、走査断面の回転軸は、超音波プローブ1の回転軸となる。したがって、推定部15dは、複数の局所領域それぞれのパターンの変化量に基づいて、各超音波画像における超音波プローブ1の回転軸の位置を推定する。具体的には、推定部15dは、変化量算出部15cにより算出された各局所領域間の相互相関係数に基づいて、超音波プローブ1(走査断面)の回転軸の位置を推定する。ここで、上述したように、相関係数が大きくなっている場所が超音波画像内で回転軸が位置する場所であると推定することができる。したがって、推定部15dは、変化量算出部15cにより算出された相互相関係数が最大となった局所領域の位置を回転軸の位置と推定することが可能である。しかし、本実施例1に係る推定部15dは、回転軸の位置をより正確に推定するために、以下に示す処理を行なう。
図4Aおよび図4Bは、実施例1に係る推定部の処理の一例を説明するための図である。
例えば、推定部15dは、図4Aに示すように、複数の局所領域(ROI1〜9)それぞれの相互相関係数を各局所領域(ROI1〜9)の超音波画像内の位置に応じてプロットしたグラフを生成する。
ここで、推定部15dは、図4Aのグラフにて相互相関係数の最大値となる場所(ROI5の横方向の中心位置)を単純に回転軸の位置として推定することも可能である。しかし、相互相関係数の算出結果には、図4Aのグラフに示すように、雑音成分も含まれており、単純に最大値を用いて回転軸の位置を推定すると、正確さを欠くことも起こりうる。
そこで、推定部15dは、図4Bに示すように、例えば、多項式を用いることで、図4Aのグラフを近似した近似曲線を生成する。すなわち、推定部15dは、グラフの形状を曲線により近似する。そして、推定部15dは、図4Bに示すように、生成した近似曲線における相互相関係数が最大となる位置を超音波画像内の回転軸の位置として推定する。すなわち、推定部15dは、グラフの概型から推定されるピーク値を用いて回転軸の位置を推定する。
そして、推定部15dは、推定した回転軸を、回転軸として判断すべきか否かを判定する処理を行なう。すなわち、推定部15dは、超音波プローブ1(走査断面)の回転軸の位置を推定するために用いたパターンの変化量が所定の閾値より大きい場合、超音波プローブ1(走査断面)の回転軸の位置が推定不可であると判定する。相互相関係数をパターン変化量として算出する本実施例1では、推定部15dは、超音波プローブ1の回転軸の位置を推定するために用いた相互相関係数が所定の閾値より小さい場合、超音波プローブ1の回転軸の位置が推定不可であると判定する。
例えば、推定部15dは、算出された相互相関係数や推定された相互相関係数が予め設定された閾値(例えば、0.8)より小さい場合、回転軸の位置が推定不可であると判定する。
図2に戻って、制御部17は、推定部15dにより推定された回転軸を各超音波画像に重畳してモニタ2に表示するように制御する。具体的には、図2に示す画像合成部15bは、推定部15dの推定結果に基づいて、超音波プローブ1(走査断面)の回転軸が各超音波画像に重畳された合成画像を生成し、制御部17は、合成画像をモニタ2に表示するように制御する。すなわち、画像合成部15bは、推定部15dの推定結果に基づいて、超音波プローブ1(走査断面)の回転軸が画像「i+1」に重畳された合成画像を生成する。
さらに、制御部17は、推定部15dが生成したグラフをモニタ2に表示するように制御する。すなわち、制御部17は、超音波プローブ1の回転軸が画像「i+1」に重畳された合成画像とともに、推定部15dが回転軸を推定するために生成したグラフをモニタ2に表示するように制御する。
図5Aおよび図5Bは、実施例1に係る推定部の推定結果に基づいて表示される画像の一例を説明するための図である。例えば、画像合成部15bは、図5Aに示すように、推定部15dが推定した画像「i+1」内の超音波プローブ1の回転軸を、点線の細い矩形により表す合成画像を生成する。そして、モニタ2は、制御部17の制御により、図5Aに示す合成画像を表示する。ここで、点線の細い矩形により回転軸を描出することで、読影者は、回転軸が実線の直線で示される場合と比較して、超音波画像の視認性を確保したまま、回転軸の位置を把握することができる。なお、超音波画像の視認性を確保したまま、回転軸の位置を把握することができるならば、回転軸の描出法は、任意の方法により行なうことができる。例えば、画像合成部15bは、透明度を上げた矩形を超音波画像に重畳させた合成画像を生成する場合であってもよい。
また、モニタ2は、制御部17の制御により、図5Bに示すグラフを表示する。例えば、図5Bに示す一例では、推定部15dが9つ以上のROIが設定されることで生成したグラフを示している。なお、モニタ2は、制御部17の制御により、図4Bに示すような近似曲線がグラフ上に重畳された画像を表示する場合であってもよい。
また、制御部17は、推定部15dの推定結果が推定不可である場合、超音波プローブ1の回転軸を非表示とするように制御する。すなわち、制御部17は、推定部15dの推定結果が推定不可である場合、画像「i+1」のみを表示するように制御する。
次に、図6を用いて、実施例1に係る超音波診断装置の処理について説明する。図6は、実施例1に係る超音波診断装置の処理を説明するためのフローチャートである。
図6に示すように、実施例1に係る超音波診断装置は、入力装置3が有する「回転軸表示モードの開始スイッチ」を操作者がONにすることで、回転軸表示モードの超音波画像の撮影要求を受け付けたか否かを判定する(ステップS101)。ここで、回転軸表示モードの超音波画像の撮影要求を受け付けない場合(ステップS101否定)、超音波診断装置は、待機状態となる。
一方、回転軸表示モードの超音波画像の撮影要求を受け付けた場合(ステップS101肯定)、制御部17は、画像生成部15aにより超音波画像が生成されたか否かを判定する(ステップS102)。ここで、超音波画像が生成されていない場合(ステップS102否定)、制御部17は、超音波画像が生成されるまで待機する。
一方、超音波画像が生成された場合(ステップS102肯定)、制御部17は、生成された超音波画像をモニタ2にて表示するように制御し(ステップS103)、表示した画像を画像「i」と設定する(ステップS104)。
そして、制御部17は、新規の超音波画像が生成されたか否かを判定し(ステップS105)、新規の超音波画像が生成されていない場合(ステップS105否定)、新規の超音波画像が生成されるまで待機する。
一方、新規の超音波画像が生成された場合(ステップS105肯定)、制御部17は、新規に生成された超音波画像を画像「i+1」と設定し(ステップS106)、変化量算出部15cは、画像「i」と画像「i+1」との間で、複数のROIにおける相互相関係数を算出する(ステップS107)。
そして、推定部15dは、複数のROIそれぞれの相互相関係数を各ROIの超音波画像内の位置に応じてプロットしたグラフを生成し、生成したグラフの近似曲線から相互相関係数の最大値を推定する(ステップS108)。
その後、推定部15dは、推定した最大値が閾値以上であるか否かを判定する(ステップS109)。ここで、推定した最大値が閾値より小さい場合(ステップS109否定)、推定部15dは、回転軸推定不可と判定し、制御部17は、画像「i+1」をモニタ2に表示するように制御する(ステップS112)。
一方、推定した最大値が閾値以上である場合(ステップS109肯定)、推定部15dは、回転軸の位置を推定する(ステップS110)。すなわち、推定部15dは、グラフの形状から推定した最大値の位置に対応する位置を画像「i+1」内の回転軸の位置として推定する。
その後、制御部17は、画像合成部15bにより生成された画像「i+1」と回転軸との合成画像とともに、グラフをモニタ2に表示するように制御する(ステップS111)。
ステップS111またはステップS112の制御処理の後、制御部17は、操作者から入力装置3を介して撮影終了要求を受け付けたか否かを判定する(ステップS113)。ここで、撮影終了要求を受け付けない場合(ステップS113否定)、制御部17は、画像「i+1」を画像「i」と設定し(ステップS114)、ステップS105に戻って、新規の超音波画像が生成されたか否かを判定する。すなわち、制御部17は、ステップS113にて画像「i」として設定した超音波画像と、ステップS106にて画像「i+1」として設定する新規画像との間で変化量算出処理が実行されるように制御する。
一方、撮影終了要求を受け付けた場合(ステップS113肯定)、制御部17は、処理を終了する。
上述してきたように、実施例1では、変化量算出部15cは、超音波プローブ1が送信した超音波の反射波に基づいて時系列に沿って生成された複数の超音波画像間(複数の生データ間、または、複数の表示用超音波画像間)で、複数の局所領域(ROI)それぞれのパターンの変化量を算出する。推定部15dは、変化量算出部15cにより算出された複数の局所領域(ROI)それぞれのパターンの変化量に基づいて、各超音波画像における超音波プローブ1(走査断面)の回転軸の位置を推定する。そして、制御部17は、推定部15dにより推定された回転軸を各超音波画像に重畳してモニタ2に表示するように制御する。なお、複数の局所領域(ROI)それぞれは、超音波画像における縦方向に沿って設定される。
したがって、実施例1では、推定した回転軸が重畳された超音波画像を表示するので、超音波画像を参照するだけで、読影者は、超音波プローブ1の移動状況を容易に判別することが可能となる。また、回転軸が表示されることで、読影者は、表示されている画像が超音波プローブ1の回転中に撮影されたものであることを把握できるので、正確な画像診断を行なうことが可能となる。また、操作者が超音波画像の中心を回転軸として正確に超音波プローブ1を回転させることは、熟練が必要である。したがって、上述した回転軸の表示処理を行なうことで、着目する部位を中心に超音波プローブ1が回転されているか否かを把握することができ、操作者の熟練度を向上させるための支援を行なうことが可能となる。
また、実施例1では、推定部15dは、複数の局所領域(ROI)それぞれのパターンの変化量を各局所領域(ROI)の超音波画像内の位置に応じてプロットしたグラフを生成し、当該生成したグラフに基づいて、走査断面の回転軸である超音波プローブ1の回転軸の位置を推定する。そして、制御部17は、さらに、推定部15dが生成したグラフをモニタ2に表示するように制御する。したがって、実施例1では、例えば、グラフの近似曲線を用いてパターンの変化量のピークを推定することができ、回転軸の位置を正確に推定することが可能となる。また、実施例1では、回転軸の位置を推定する根拠となったグラフ(または、グラフおよび近似曲線)を表示するので、読影者は、推定された回転軸の位置の確からしさを確認することが可能となる。
また、実施例1では、推定部15dは、回転軸の位置を推定するために用いたパターンの変化量が所定の閾値より大きい場合、超音波プローブ1の回転軸の位置が推定不可であると判定する。そして、制御部17は、推定部15dの推定結果が推定不可である場合、回転軸を非表示とするように制御する。したがって、実施例1では、信頼度が低い回転軸の位置を読影者に提示することを回避することができる。
また、実施例1では、変化量算出部15cは、パターンの変化量として相互相関係数を算出する。したがって、実施例1では、既知の演算処理を用いて容易に回転軸の位置を推定することが可能となる。
実施例2では、超音波プローブ1の回転軸とともに、超音波プローブ1の移動状況を示す指標値が推定される場合について、図7を用いて説明する。図7は、実施例2に係る推定部の処理の一例を説明するための図である。
実施例2に係る超音波診断装置は、図1を用いて説明した実施例1に係る超音波診断装置と同様に構成され、実施例2に係る画像処理部15は、図2を用いて説明した実施例1に係る画像処理部15と同様に構成される。しかし、実施例2に係る推定部15dは、さらに、以下の推定処理を行なう。すなわち、実施例2に係る推定部15dは、回転軸とともに、グラフにおける複数の局所領域(ROI)それぞれのパターンの変化量の変化率に基づいて、走査断面が回転されている速さを推定する。換言すると、実施例2に係る推定部15dは、超音波プローブ1が回転されている速さを推定する。
まず、実施例2に係る推定部15dは、実施例1と同様に、回転軸の位置を推定するためにグラフの近似曲線を生成する。そして、実施例2に係る推定部15dは、実施例1と同様に、生成した近似曲線を用いて相互相関係数の最大値を推定する。そして、実施例2に係る推定部15dは、図7に示すように、近似曲線において推定した最大値付近の曲率(C)を算出する。そして、実施例2に係る推定部15dは、図7に示すように、算出した曲率から速さ(S)を推定する。ここで、超音波プローブ1が回転されている速さが大きい場合、相互相関係数は、推定された最大値を中心にして、速やかに小さくなることが想定される。一方、超音波プローブ1が回転されている速さが小さい場合、相互相関係数は、推定された最大値を中心にして、緩やかに小さくなることが推定される。すなわち、近似曲線における最大値近傍の曲率は、超音波プローブ1が回転されている速さに応じて変化する。そこで、例えば、内部記憶部18に予め「速さ(S)と曲率(C)とを対応付けたテーブル(LUT:Lookup Table)」を格納しておくことで、実施例2に係る推定部15dは、算出した曲率から超音波プローブ1が回転されている速さを推定する。
なお、実施例2に係る推定部15dは、実施例1と同様に、推定した最大値と閾値との比較処理を行ない、最大値が閾値より小さい場合、回転軸とともに速さを推定不可とする。
そして、実施例2に係る制御部17は、さらに、推定部15dが生成した超音波プローブ1が回転されている速さをモニタ2に表示するように制御する。
次に、図8を用いて、実施例2に係る超音波診断装置の処理について説明する。図8は、実施例2に係る超音波診断装置の処理を説明するためのフローチャートである。
図8に示すように、実施例1に係る超音波診断装置は、入力装置3が有する「回転軸表示モードの開始スイッチ」を操作者がONにすることで、回転軸表示モードの超音波画像の撮影要求を受け付けたか否かを判定する(ステップS201)。ここで、回転軸表示モードの超音波画像の撮影要求を受け付けない場合(ステップS201否定)、超音波診断装置は、待機状態となる。
一方、回転軸表示モードの超音波画像の撮影要求を受け付けた場合(ステップS201肯定)、制御部17は、画像生成部15aにより超音波画像が生成されたか否かを判定する(ステップS202)。ここで、超音波画像が生成されていない場合(ステップS202否定)、制御部17は、超音波画像が生成されるまで待機する。
一方、超音波画像が生成された場合(ステップS202肯定)、制御部17は、生成された超音波画像をモニタ2にて表示するように制御し(ステップS203)、表示した画像を画像「i」と設定する(ステップS204)。
そして、制御部17は、新規の超音波画像が生成されたか否かを判定し(ステップS205)、新規の超音波画像が生成されていない場合(ステップS205否定)、新規の超音波画像が生成されるまで待機する。
一方、新規の超音波画像が生成された場合(ステップS205肯定)、制御部17は、新規に生成された超音波画像を画像「i+1」と設定し(ステップS206)、変化量算出部15cは、画像「i」と画像「i+1」との間で、複数のROIにおける相互相関係数を算出する(ステップS207)。
そして、推定部15dは、複数のROIそれぞれの相互相関係数を各ROIの超音波画像内の位置に応じてプロットしたグラフを生成し、生成したグラフの近似曲線から相互相関係数の最大値を推定する(ステップS208)。
その後、推定部15dは、推定した最大値が閾値以上であるか否かを判定する(ステップS209)。ここで、推定した最大値が閾値より小さい場合(ステップS209否定)、推定部15dは、回転軸および速さを推定不可と判定し、制御部17は、画像「i+1」をモニタ2に表示するように制御する(ステップS212)。
一方、推定した最大値が閾値以上である場合(ステップS209肯定)、推定部15dは、回転軸の位置および速さを推定する(ステップS210)。すなわち、推定部15dは、推定した最大値近傍の近似曲線の曲率を算出し、算出した曲率に対応する速さを、超音波プローブ1の回転されている速さとして推定する。
その後、制御部17は、画像合成部15bにより生成された画像「i+1」と回転軸との合成画像とともに、グラフおよび速さをモニタ2に表示するように制御する(ステップS211)。
ステップS211またはステップS212の制御処理の後、制御部17は、操作者から入力装置3を介して撮影終了要求を受け付けたか否かを判定する(ステップS213)。ここで、撮影終了要求を受け付けない場合(ステップS213否定)、制御部17は、画像「i+1」を画像「i」と設定し(ステップS214)、ステップS205に戻って、新規の超音波画像が生成されたか否かを判定する。
一方、撮影終了要求を受け付けた場合(ステップS213肯定)、制御部17は、処理を終了する。
上述してきたように、実施例2では、推定部15dは、グラフにおける複数の局所領域それぞれのパターンの変化量の変化率に基づいて、超音波プローブ1(走査断面)が回転されている速さを推定する。そして、制御部17は、さらに、推定部15dが推定した超音波プローブ1(走査断面)が回転されている速さをモニタ2に表示するように制御する。したがって、実施例2では、推定した速さも表示するので、超音波画像を参照するだけで、読影者は、超音波プローブ1の移動状況をより容易に判別することが可能となる。また、上述した速さの表示処理を行なうことで、例えば、速さが一定でないことなどを把握することができ、操作者の熟練度をより向上させるための支援を行なうことが可能となる。
なお、上述した実施例1および2では、変化量算出部15cおよび推定部15dの処理が、超音波画像の撮影とともにリアルタイムで実行される場合について説明した。しかし、上述した実施例1および2は、超音波画像の撮影が終了した後に、画像メモリ16に格納された生データまたは表示用超音波画像を用いて、変化量算出部15cおよび推定部15dの処理が実行される場合であってもよい。
また、上述した実施例1および2では、超音波診断装置において超音波画像に対する画像処理が行なわれる場合について説明した。しかし、超音波診断装置とは独立に設置された画像処理装置により、上述した画像処理が行なわれる場合であってもよい。具体的には、図2に示す画像生成部15a以外の処理部の機能および制御部17の表示制御機能を有する画像処理装置が、超音波診断装置、または各種の医用画像のデータを管理するシステムであるPACS(Picture Archiving and Communication Systems)のデータベースや、医用画像が添付された電子カルテを管理する電子カルテシステムのデータベースから時系列に沿った複数の超音波画像を受信して上述した画像処理を行なう場合であってもよい。
また、上述した実施例1および2では、被検体Pを2次元で走査する超音波プローブ1を操作者が手動で回転することで走査断面を回転させる際に、走査断面の回転軸を超音波画像に重畳表示させる場合について説明した。かかる場合では、超音波プローブ1の回転軸が走査断面の回転軸となる。しかし、走査断面の回転は、操作者の手技ではなく、機械的な制御により実行される場合がある。
走査断面の回転が機械的な制御により実行される一例としては、超音波プローブ1が、TEE(transesophageal echocardiography)プローブである場合が挙げられる。或いは、走査断面の回転が機械的な制御により実行される一例としては、超音波プローブ1が、複数の振動子がマトリックス状に配置された2Dプローブである場合が挙げられる。2Dプローブは、マトリックス状に配置された複数の振動子により被検体Pを3次元で超音波走査することが可能であるとともに、超音波を集束して送信することで、被検体Pを2次元で走査することも可能である。
TEEプローブや2Dプローブにより超音波画像を撮影する際に走査断面を回転させた場合、超音波画像における走査断面の回転軸は、例えば、超音波プローブ1に対して行なわれた超音波送信制御に関するデータを用いて推定することが可能である。しかし、超音波送信制御に関するデータは、必ずしも超音波画像の付帯情報として保存されるものではない。したがって、走査断面の回転が機械的な制御により実行される場合であっても、上述した実施例1および2で説明した変化量算出部15cおよび推定部15dの処理を超音波診断装置や画像処理装置で実行させることで、例えば、読影医は、走査断面の回転軸を超音波画像に重畳表示させることができる。その結果、読影医は、超音波プローブの移動状況を容易に判別することができる。
また、上述した実施例1および2で説明した画像処理方法は、あらかじめ用意された画像処理プログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータである画像処理装置にて実行することによって実現することができる。この画像処理プログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することができる。また、この画像処理プログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータである画像処理装置によって記録媒体から読み出されることによって実行することもできる。
以上、説明したとおり、実施例1および2によれば、超音波プローブの移動状況を容易に判別することが可能となる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 超音波プローブ
2 モニタ
3 入力装置
10 装置本体
11 送信部
12 受信部
13 Bモード処理部
14 ドプラ処理部
15 画像処理部
15a 画像生成部
15b 画像合成部
15c 変化量算出部
15d 推定部
16 画像メモリ
17 制御部
18 内部記憶部

Claims (18)

  1. 超音波プローブが送信した超音波の反射波に基づいて時系列に沿って生成された複数の超音波画像間で、複数の局所領域それぞれのパターンの変化量を算出する変化量算出部と、
    前記変化量算出部により算出された前記複数の局所領域それぞれのパターンの変化量に基づいて、各超音波画像における走査断面の回転軸の位置を推定する推定部と、
    前記推定部により推定された前記回転軸を各超音波画像に重畳して所定の表示部に表示するように制御する表示制御部と、
    を備える超音波診断装置。
  2. 前記複数の局所領域それぞれは、前記超音波画像における縦方向に沿って設定される、請求項1の記載の超音波診断装置。
  3. 前記推定部は、前記複数の局所領域それぞれのパターンの変化量を各局所領域の超音波画像内の位置に応じてプロットしたグラフを生成し、当該生成したグラフに基づいて、前記回転軸の位置を推定し、
    前記表示制御部は、さらに、前記推定部が生成した前記グラフを前記所定の表示部に表示するように制御する、請求項1に記載の超音波診断装置。
  4. 前記推定部は、前記回転軸の位置を推定するために用いたパターンの変化量が所定の閾値より大きい場合、前記回転軸の位置が推定不可であると判定し、
    前記表示制御部は、前記推定部の推定結果が推定不可である場合、前記回転軸を非表示とするように制御する、請求項1に記載の超音波診断装置。
  5. 前記推定部は、前記グラフにおける複数の局所領域それぞれのパターンの変化量の変化率に基づいて、前記走査断面が回転されている速さを推定し、
    前記表示制御部は、さらに、前記推定部が推定した前記走査断面が回転されている速さを前記所定の表示部に表示するように制御する、請求項3に記載の超音波診断装置。
  6. 前記変化量算出部は、前記パターンの変化量として相互相関係数を算出する、請求項1に記載の超音波診断装置。
  7. 超音波プローブが送信した超音波の反射波に基づいて時系列に沿って生成された複数の超音波画像間で、複数の局所領域それぞれのパターンの変化量を算出する変化量算出部と、
    前記変化量算出部により算出された前記複数の局所領域それぞれのパターンの変化量に基づいて、各超音波画像における走査断面の回転軸の位置を推定する推定部と、
    前記推定部により推定された前記回転軸を各超音波画像に重畳して所定の表示部に表示するように制御する表示制御部と、
    を備える画像処理装置。
  8. 前記複数の局所領域それぞれは、前記超音波画像における縦方向に沿って設定される、請求項7に記載の画像処理装置。
  9. 前記推定部は、前記複数の局所領域それぞれのパターンの変化量を各局所領域の超音波画像内の位置に応じてプロットしたグラフを生成し、当該生成したグラフに基づいて、前記回転軸の位置を推定し、
    前記表示制御部は、さらに、前記推定部が生成した前記グラフを前記所定の表示部に表示するように制御する、請求項7に記載の画像処理装置。
  10. 前記推定部は、前記回転軸の位置を推定するために用いたパターンの変化量が所定の閾値より大きい場合、前記回転軸の位置が推定不可であると判定し、
    前記表示制御部は、前記推定部の推定結果が推定不可である場合、前記回転軸を非表示とするように制御する、請求項7に記載の画像処理装置。
  11. 前記推定部は、前記グラフにおける複数の局所領域それぞれのパターンの変化量の変化率に基づいて、前記走査断面が回転されている速さを推定し、
    前記表示制御部は、さらに、前記推定部が推定した前記走査断面が回転されている速さを前記所定の表示部に表示するように制御する、請求項9に記載の画像処理装置。
  12. 前記変化量算出部は、前記パターンの変化量として相互相関係数を算出する、請求項7に記載の画像処理装置。
  13. 変化量算出部が、超音波プローブが送信した超音波の反射波に基づいて時系列に沿って生成された複数の超音波画像間で、複数の局所領域それぞれのパターンの変化量を算出し、
    推定部が、前記変化量算出部により算出された前記複数の局所領域それぞれのパターンの変化量に基づいて、各超音波画像における走査断面の回転軸の位置を推定し、
    表示制御部が、前記推定部により推定された前記回転軸を各超音波画像に重畳して所定の表示部に表示するように制御する、
    ことを含む画像処理方法。
  14. 前記複数の局所領域それぞれは、前記超音波画像における縦方向に沿って設定される、請求項13に記載の画像処理方法。
  15. 前記推定部は、前記複数の局所領域それぞれのパターンの変化量を各局所領域の超音波画像内の位置に応じてプロットしたグラフを生成し、当該生成したグラフに基づいて、前記回転軸の位置を推定し、
    前記表示制御部は、さらに、前記推定部が生成した前記グラフを前記所定の表示部に表示するように制御する、請求項13に記載の画像処理方法。
  16. 前記推定部は、前記回転軸の位置を推定するために用いたパターンの変化量が所定の閾値より大きい場合、前記回転軸の位置が推定不可であると判定し、
    前記表示制御部は、前記推定部の推定結果が推定不可である場合、前記回転軸を非表示とするように制御する、請求項13の記載の画像処理方法。
  17. 前記推定部は、前記グラフにおける複数の局所領域それぞれのパターンの変化量の変化率に基づいて、前記走査断面が回転されている速さを推定し、
    前記表示制御部は、さらに、前記推定部が推定した前記走査断面が回転されている速さを前記所定の表示部に表示するように制御する、請求項15に記載の画像処理方法。
  18. 前記変化量算出部は、前記パターンの変化量として相互相関係数を算出する、請求項13に記載の画像処理方法。
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