JP2012029418A - 電力伝送システム - Google Patents

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茂 小林
Tetsuya Shimozaka
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Abstract

【課題】大きな電力を安全でかつ効率よく非接触で伝送する。
【解決手段】信号発生部から出力された交流信号の供給を受けて電磁場を発生させる送信アンテナ12と、送信アンテナ12から離間した位置において電磁場によって誘導電圧を発生させる受信アンテナ21とを備えて非接触で電力を伝送可能に構成され、送信アンテナ12と受信アンテナ21との間に配設されると共に送信アンテナ12と受信アンテナ21との間の長さに応じて伸縮可能に構成されて送信アンテナ12から受信アンテナ21に至る空間を他の空間と区画する区画部4を備えている。
【選択図】図3

Description

本発明は、送信アンテナと受信アンテナとを備えて非接触で電力を伝送する電力伝送システムに関するものである。
この種の電力伝送システムとして、特開2010−130800号公報において出願人が開示した非接触型電力伝送システム(以下、単に「電力伝送システム」ともいう)が知られている。この電力伝送システムは、信号発生部、送信アンテナ、第1整合部などを有する送電装置と、受信アンテナ、第2整合部、整流部などを有する受電装置とを備えて、電力を非接触で電送可能に構成されている。この電力伝送システムでは、送電装置の第1整合部が、受信アンテナとの間の長さ(距離)に応じて変化する送信アンテナのインピーダンスに信号発生部側のインピーダンスを整合させ(整合状態に移行させ)、受電装置の第2整合部が、送信アンテナとの間の長さに応じて変化する受信アンテナのインピーダンスと整流部側のインピーダンスとを整合させる(整合状態に移行させる)。これにより、この電力伝送システムでは、電力の伝送効率の低下を最小限に抑えつつ、良好に電力伝送を行うことができる送信アンテナ(送電装置)と受信アンテナ(受電装置)との間の長さを拡げることが可能となっている。
特開2010−130800号公報(第5−9頁、第1図)
ところが、上記の電力伝送システムには、改善すべき以下の課題が存在する。すなわち、この電力伝送システムでは、上記のように構成したことで、送信アンテナと受信アンテナとの間の長さを拡げることを可能としているが、両アンテナ間の長さが拡がった分、両アンテナ間に「物」が進入する可能性が高まる。この場合、両アンテナ間に物が進入したときには、その物によって電磁場が遮蔽され、これに起因して電力の伝送効率が低下するおそれがある。また、大きな電力を伝送するために強い電磁場を発生させる状態で両アンテナ間に物が進入したときには、物損事故、火災事故および傷害事故など(以下、単に「物損事故等)が発生する可能性もある。
本発明は、かかる課題を解決すべくなされたものであり、大きな電力を安全でかつ効率よく非接触で伝送し得る電力伝送システムを提供することを主目的とする。
上記目的を達成すべく請求項1記載の電力伝送システムは、 信号発生部から出力された交流信号の供給を受けて電磁場を発生させる送信アンテナと、当該送信アンテナから離間した位置において前記電磁場によって誘導電圧を発生させる受信アンテナとを備えて非接触で電力を伝送する電力伝送システムであって、前記送信アンテナと前記受信アンテナとの間に配設されると共に当該送信アンテナと当該受信アンテナとの間の長さに応じて伸縮可能に構成されて当該送信アンテナから当該受信アンテナに至る空間を他の空間と区画する区画部を備えている。
また、請求項2記載の電力伝送システムは、請求項1記載の電力伝送システムにおいて、前記区画部は、蛇腹状の筒体で構成されている。
また、請求項3記載の電力伝送システムは、請求項1または2記載の電力伝送システムにおいて、前記区画部は、前記電磁場を遮蔽可能な材質で形成されている。
また、請求項4記載の電力伝送システムは、請求項1から3のいずれかに記載の電力伝送システムにおいて、前記区画部は、最大に伸長させた状態の長さが、前記電力の伝送が可能な前記送信アンテナと前記受信アンテナとの間の最大長以下となるように予め規定されている。
また、請求項5記載の電力伝送システムは、請求項1から4のいずれかに記載の電力伝送システムにおいて、前記送信アンテナと前記受信アンテナとの間に配設されて、前記送信アンテナによって発生された前記電磁場を伝搬させる1または複数の中継アンテナを備え、前記区画部は、前記送信アンテナ、前記中継アンテナおよび前記受信アンテナの間に配設される複数の区画部材を連結して構成されている。
請求項1記載の電力伝送システムによれば、送信アンテナと受信アンテナとの間に配設されると共に送信アンテナと受信アンテナとの間の長さに応じて伸縮可能に構成されて送信アンテナから受信アンテナに至る空間を他の空間と区画する区画部を備えたことにより、送信アンテナから受信アンテナに至る空間への物の進入を確実に防止することができる。このため、この電力伝送システムによれば、送信アンテナから受信アンテナに至る空間への物の進入による電力の伝送効率の低下を確実に防止することができる。また、この電力伝送システムによれば、送信アンテナから受信アンテナに至る空間への物の進入を確実に防止することができるため、物損事故等の発生を確実に防止することができる。したがって、この電力伝送システムによれば、大きな電力を安全でかつ効率よく非接触で伝送することができる。
また、請求項2記載の電力伝送システムによれば、蛇腹状の筒体で区画部を構成したことにより、区画部を大きく伸縮させることができるため、区画部の両端部を送信アンテナおよび受信アンテナにそれぞれ近接させた状態を維持しつつ、送信アンテナと受信アンテナとの間の長さを大きく変更することができる。
また、請求項3記載の電力伝送システムでは、電磁場を遮蔽可能な材質で区画部を形成したことにより、区画部よりも外側の空間(送信アンテナから受信アンテナに至る空間以外の空間)における電磁場の影響を軽減することができる。
また、請求項4記載の電力伝送システムでは、最大に伸長させた状態における区画部の長さが、電力の伝送が可能な送信アンテナと受信アンテナとの間の最大長以下となるように予め規定されている。このため、この電力伝送システムによれば、区画部の両端部が送信アンテナおよび受信アンテナにそれぞれ近接させることで、送信アンテナと受信アンテナとの間の長さを上記の最大長以下に維持することができる。したがって、この電力伝送システムによれば、電力伝送を行うことができる両アンテナ間の長さの限界を使用者が把握していない場合においても、電力伝送を確実に行うことができる。
また、請求項5記載の電力伝送システムによれば、送信アンテナと受信アンテナとの間に配設されて、送信アンテナによって発生された電磁場を伝搬させる1または複数の中継アンテナを備えたことにより、良好に電力伝送を行うことができる送信アンテナと受信アンテナとの間の長さをさらに拡げることができる。また、送信アンテナ、中継アンテナおよび受信アンテナの間に配設される複数の区画部材を連結して区画部を構成したことにより、送信アンテナと受信アンテナとの間の長さが拡がった場合においても、大きな電力を安全でかつ効率よく非接触で伝送することができる。
電力伝送システム100の構成を示す構成図である。 電力伝送システム100の斜視図である。 電力伝送システム100の側面図である。 送電装置2における第1整合部13の回路図である。 受電装置3における第2整合部22の回路図である。 電力伝送処理50のフローチャートである。 電力伝送システム100の使用方法を説明する第1の説明図である。 電力伝送システム100の使用方法を説明する第2の説明図である。 区画部104の側面図である。 区画部304の斜視図である。
以下、添付図面を参照して、電力伝送システムの実施の形態について説明する。
図1に示す電力伝送システム100は、送電装置2、受電装置3および区画部4を備え、送電装置2から受電装置3に電力を非接触で伝送可能に構成されている。この場合、送電装置2から受電装置3に伝送された(受電装置3によって受電された)電力は、一例として、受電装置3からバッテリ5に供給されてバッテリ5の充電に用いられる。
送電装置2は、図1に示すように、信号発生部11、送信アンテナ12、第1整合部13、反射電力計測部14、第1処理部15および第1通信部16を備えて構成されている。また、この送電装置2では、送電装置2を構成する各構成要素が筐体2a(図2,3参照)内に収容されている。
信号発生部11は、交流信号S1を発生して出力する。また、信号発生部11は、第1処理部15によって制御されて、交流信号S1の出力電力値を変更可能に構成されている。具体的には、信号発生部11は、交流信号S1を規定電力値W1aで出力する状態、および交流信号S1を規定電力値W1a未満の電力値W1bで出力する状態のうちの任意の一方の状態で動作可能となっている。また、信号発生部11は、出力している交流信号S1の出力電力値(規定電力値W1aと電力値W1bとを特に区別しないときには「電力値W1」ともいう)を出力電力情報として第1処理部15に出力する機能を備えている。送信アンテナ12は、一例としてコイル形状(つるまきバネ形状や平面コイル形状)に形成され、信号発生部11から出力された交流信号S1の供給を受けて電磁場を発生させる。また、送信アンテナ12は、後述する受電装置3の受信アンテナ21と共に一対の共鳴器(一対の自己共振コイル)を構成し、電磁場において共鳴する。
第1整合部13は、信号発生部11と送信アンテナ12との間に配設されて(具体的には、信号発生部11と送信アンテナ12とを接続する伝送路に介装されて)、受信アンテナ21との間の長さに応じて変化する送信アンテナ12のインピーダンス(入力インピーダンス)に信号発生部11側のインピーダンスを整合させる(信号発生部11と送信アンテナ12とを整合状態に移行させる)。本例では、一例として、第1整合部13は、図4に示すように、送信アンテナ12に対して並列に接続された可変コンデンサ13aと、送信アンテナ12に対して直列(具体的には、送信アンテナ12および可変コンデンサ13aからなる並列回路に対して直列)に接続された可変コンデンサ13bとを備えて構成されている。また、第1整合部13は、可変コンデンサ13a,13bの各静電容量が第1処理部15から出力される制御信号S2によって別個独立して制御されることにより、送信アンテナ12(詳しくは、信号発生部11側から見た送信アンテナ12の入力インピーダンス)と信号発生部11(詳しくは、送信アンテナ12側から見た信号発生部11側の出力インピーダンス)とを整合可能となっている。
反射電力計測部14は、信号発生部11と第1整合部13との間に配設されて(具体的には、信号発生部11と第1整合部13とを接続する伝送路に介装されて)、信号発生部11から送信アンテナ12に出力された交流信号S1のうちの送信アンテナ12で反射されて信号発生部11側に戻る交流信号S1の電力値(反射波電力値)W2を計測して反射電力情報として第1処理部15に出力する。
第1処理部15は、一例としてCPUおよび内部メモリ(いずれも図示せず)を含んで構成されて、信号発生部11に対する制御処理、第1整合部13を制御して信号発生部11(具体的には反射電力計測部14および信号発生部11)と送信アンテナ12との間を上記の整合状態に移行させる制御処理、この整合状態における第1整合部13のパラメータ情報(本例では、各可変コンデンサ13a,13bの静電容量値に関する情報)D1を第1通信部16を経由して受電装置3に送信する送信処理、および受電装置3の電力計測部24で計測された後述の電力値W3を第1通信部16を経由して受信する受信処理を実行する。第1通信部16は、一例として無線送受信器で構成されて、受電装置3の後述する第2通信部26と通信可能に構成されている。また、第1通信部16は、受電装置3の無線信号についての受信強度D2を検出して受信強度情報として第1処理部に出力する機能を備えている。
受電装置3は、受信アンテナ21、第2整合部22、整流部23、電力計測部24、第2処理部25および第2通信部26を備えて構成されている。受信アンテナ21は、一例として送信アンテナ12と同様のコイル形状に形成されて、送信アンテナ12と同じ(または、ほぼ同じ)インダクタンスを有している。また、受信アンテナ21は、送電装置2の送信アンテナ12と電磁結合して(つまり、送信アンテナ12によって発生させられた電磁場により)、その両端間に誘導電圧V1を発生させる。
第2整合部22は、受信アンテナ21と整流部23との間に配設されて(具体的には、受信アンテナ21と整流部23とを接続する伝送路に介装されて)、送信アンテナ12との間の長さに応じて変化する受信アンテナ21のインピーダンス(出力インピーダンス)と整流部23側のインピーダンスとを整合させる(受信アンテナ21と整流部23とを整合状態に移行させる)。本例では、一例として、第2整合部22は、図5に示すように、受信アンテナ21に対して並列に接続された可変コンデンサ22aと、受信アンテナ21に対して直列(すなわち、受信アンテナ21および可変コンデンサ22aからなる並列回路に対して直列)に接続された可変コンデンサ22bとを備え、第1整合部13と同一の回路に構成されている。また、第2整合部22は、可変コンデンサ22a,22bの各静電容量が第2処理部25から出力される制御信号S3によって別個独立して制御されることにより、受信アンテナ21(詳しくは、整流部23側から見た受信アンテナ21の出力インピーダンス)と整流部23(詳しくは、受信アンテナ21側から見た整流部23の入力インピーダンス)とを整合可能となっている。
整流部23は、受信アンテナ21に生じる誘導電圧V1を第2整合部22を介して入力すると共に、この誘導電圧V1に基づいて、バッテリ5に供給する電圧(本例では直流電圧)Voを生成する。具体的には、整流部23は、整流回路および平滑回路で構成されて、第2整合部22から出力される誘導電圧(交流電圧)V1を整流・平滑して電圧Voを生成すると共に、生成した電圧Voをバッテリ5に出力する。また、本例では、一例として、受電装置3内の各構成要素は、この電圧Voを整流部23から供給されて作動する。なお、整流部23から供給された電圧Voを充電するバッテリを備え(図示せず)、このバッテリの電圧で受電装置3内の各構成要素を作動させてもよい。また、整流部23に代えて、電圧生成部を、例えば、DC−DCコンバータ、AC−DCコンバータ、またはAC−ACコンバータで構成することもできる。
電力計測部24は、整流部23とバッテリ5とを接続する伝送路に介装されて、受電装置3からバッテリ5に供給されている電圧Voの電力値W3を計測して供給電力情報として第2処理部25に出力する。第2処理部25は、一例としてCPUおよび内部メモリ(いずれも図示せず)を含んで構成されて、送電装置2からパラメータ情報D1を受信する受信処理、このパラメータ情報D1に基づいて第2整合部22を制御して受信アンテナ21とバッテリ5(具体的には整流部23およびバッテリ5)とを上記の整合状態に移行させる制御処理、および電力計測部24で計測された電力値W3を第2通信部26を経由して送電装置2に送信する送信処理を実行する。第2通信部26は、一例として無線送受信器で構成されて、送電装置2の第1通信部16と通信可能に構成されている。また、第2通信部26は、送電装置2に受電装置3の存在を検出させるために、無線信号を定期的に出力する。
この受電装置3では、受電装置3を構成する各構成要素が、例えばゴルフ場で使用されるカートなどの筐体3a(図2,3参照)内に収容されている。また、筐体3aには受電装置3を移動させる際に用いる車輪3bが配設されている。また、この例では、電力伝送システム100によって伝送される電力を供給する供給対象としてのバッテリ5が筐体3aに固定されている。
区画部4は、図1,7,8に示すように、電力伝送システム100の使用時(作動時)において、送電装置2の送信アンテナ12と受電装置3の受信アンテナ21との間に配設されて、送信アンテナ12から受信アンテナ21に至る空間F(送信アンテナ12と受信アンテナ21とを結ぶ柱状の空間F(図7,8参照))を他の空間(区画部4の外部の空間)と区画する。また、区画部4は、図2に示すように、柔軟性を有するシート体31によって形成された蛇腹状の筒体で構成されている。この場合、シート体31の表面(または裏面)には、同図に示すように、非導電性を有する磁性体(一例として、フェライト)で形成された網状体(メッシュ)32が配設されている。このため、区画部4は、電磁場を遮蔽することが可能となっており、送信アンテナ12によって発生した電磁場の空間Fの外部への漏洩を規制するシールド(カバー)として機能する。
また、区画部4の基端部4aは、基端部4a側の開口部が送信アンテナ12に対向するように筐体2aに固定されている。また、区画部4の先端部4bには、受電装置3の筐体3aに配設された固定用部材3cに係合する固定用部材4cが配設されている。また、区画部4は、上記したように蛇腹状に構成されたことにより、伸縮および曲げ変形が可能となっている。このため、区画部4は、図7,8に示すように、受電装置3の受信アンテナ21と区画部4の先端部4bとを対向させた状態で、受電装置3を送電装置2に対して接離させたときには、送電装置2の送信アンテナ12と受電装置3の受信アンテナ21との間の長さに応じて伸縮する。また、区画部4は、最大に伸長させた状態(例えば、図8に示す状態)における長さが、良好に電力伝送を行うことができる送信アンテナ12と受信アンテナ21との間の最大長以下となるように規定されている。
次に、電力伝送システム100の使用方法の一例として、送電装置2が所定位置に予め配設された状態において、バッテリ5に接続された受電装置3をバッテリ5と共に送電装置2の近傍に移動させてバッテリ5を充電する方法について説明し、その際の電力伝送システム100の動作を併せて説明する。
充電(電力伝送)の開始に先立ち、受電装置3の位置合わせ(移動)を行う。具体的には、図3に示すように、受電装置3を送電装置2に近接する向きに(同図に示す矢印の向きに)移動させて、受電装置3の受信アンテナ21と区画部4における先端部4bの開口部とが対向するように受電装置3の筐体3aと区画部4の先端部4bとを接触させる。次いで、図7に示すように、筐体3aに配設されている固定用部材3cと先端部4bに配設されている固定用部材4cとを係合させて先端部4bを筐体3aに固定した後に、受電装置3を送電装置2側にさらに近接させる。この際に、送電装置2に対する受電装置3の近接に伴って区画部4が縮長する。これにより、送電装置2の送信アンテナ12と受電装置3の受信アンテナ21との間に区画部4が配設された状態で受電装置3の位置合わせが完了する。
この電力伝送システム100では、区画部4が蛇腹状に形成されているため、区画部4を大きく伸縮させることが可能となっている。このため、区画部4の基端部4aおよび先端部4bを送信アンテナ12および受信アンテナ21にそれぞれ近接させた状態を維持しつつ、送信アンテナ12と受信アンテナ21との間の長さを比較的自由に変更させることが可能となっている。また、この電力伝送システム100では、最大に伸長させた状態(図8参照)における区画部4の長さが、良好に電力伝送を行うことができる送信アンテナ12と受信アンテナ21との間の最大長以下となるように規定されている。このため、区画部4の基端部4aおよび先端部4bが送電装置2および受電装置3にそれぞれ接している限り、送信アンテナ12と受信アンテナ21との間の長さが上記の最大長以下に維持される。また、この電力伝送システム100では、電磁場を遮蔽することが可能に区画部4が形成されているため、区画部4よりも外側の空間における電磁場の影響を軽減することが可能となっている。
続いて、電力伝送システム100を作動させる。この電力伝送システム100は、作動状態において、図6に示す電力伝送処理50を繰り返し実行する。この電力伝送処理50では、送電装置2の第1処理部15が、まず、受電装置3を検出する処理を実行する(ステップ51)。具体的には、送電装置2では、第1通信部16が、受電装置3の第2通信部26から出力される無線信号による受信強度D2を繰り返し検出して出力する。このため、この処理では、第1処理部15は、この受信強度D2が予め規定された基準強度に達したか否かを判別することにより、受電装置3の存在を検出する。
上記処理において受電装置3の存在を検出したとき(つまり、受信強度D2が基準強度に達したとき)には、第1処理部15は、小電力での送電を開始する(ステップ52)。具体的には、第1処理部15は、信号発生部11に対する制御を実行して、交流信号S1を電力値W1bで出力させる。これにより、信号発生部11から出力された交流信号S1が、反射電力計測部14および第1整合部13を経由して送信アンテナ12に供給されて、小電力での送電が開始される。また、反射電力計測部14は、反射波電力値W2を計測して出力する。
一方、受電装置3では、送信アンテナ12と電磁結合する受信アンテナ21に誘導電圧V1が発生し、整流部23が、第2整合部22を介して出力されるこの誘導電圧V1を整流して電圧Voを生成する。これにより、バッテリ5に対する電圧Voの供給が開始されると共に、受電装置3内の電力計測部24、第2処理部25および第2通信部26がこの電圧Voの供給を受けて作動を開始する。具体的には、電力計測部24は、整流部23からバッテリ5に供給される電圧Voについての電力値W3の計測および第2処理部25への出力を開始する。また、第2通信部26は、送電装置2の第1通信部16との通信を開始する。
次いで、第1処理部15は、反射電力計測部14から出力される反射波電力値W2を取得し(ステップ53)、反射波電力値W2が予め規定されたしきい値以下であるか否かを判別する(ステップ54)。この比較の結果、反射波電力値W2がしきい値以下でないときには、第1処理部15は、整合処理を実行する(ステップ55)。また、第1処理部15による送電装置2での整合処理と同時に、第2処理部25も受電装置3において整合処理を実行する。
具体的には、この整合処理では、送電装置2において、第1処理部15が、第1整合部13に対して制御信号S2を出力して、反射波電力値W2が減少するように第1整合部13の可変コンデンサ13a,13bの各静電容量を変更する処理を実行する。続いて、第1処理部15は、パラメータ情報D1(可変コンデンサ13a,13bの各静電容量)を第1通信部16を経由して受電装置3に送信する送信処理を実行する。一方、受電装置3では、第2通信部26が、このパラメータ情報D1を受信して、第2処理部25に出力する。また、第2処理部25は、このパラメータ情報D1で示される可変コンデンサ13a,13bの各静電容量に基づいて、第2整合部22内の対応する可変コンデンサ22a,22bの各静電容量を制御する処理を実行する。本例では、一例として、第2処理部25は、可変コンデンサ22aの静電容量を可変コンデンサ13aの静電容量に一致させ、かつ可変コンデンサ22bの静電容量を可変コンデンサ13bの静電容量に一致させるように可変コンデンサ22a,22bの各静電容量を制御する。
第1処理部15は、上記の各ステップ53,54,55を反射波電力値W2がしきい値以下となるまで繰り返し実行する。また、受電装置3では、第2処理部25が、送電装置2からの新たなパラメータ情報D1を取得する都度、可変コンデンサ22a,22bの各静電容量を上記したように繰り返し制御する。
この結果、ステップ54において、反射波電力値W2がしきい値以下となったときには、第1処理部15は、第1整合部13による送信アンテナ12と反射電力計測部14との整合が完了したと判別して、送電・受電電力測定処理を実行する(ステップ56)。この場合、第1整合部13による送信アンテナ12と反射電力計測部14との整合が完了したときには、受信アンテナ21が送信アンテナ12と同一に構成されると共に、第2整合部22が第1整合部13と同一に構成され、かつ第2整合部22の各可変コンデンサ22a,22bが第1整合部13の対応する各可変コンデンサ13a,13bと同一の静電容量に制御されるため、受電装置3においても、受信アンテナ21と整流部23との整合が完了した状態となる。なお、本例では、一例として、反射波電力値W2がしきい値以下となったときに、第1処理部15が第1整合部13による送信アンテナ12と信号発生部11との整合が完了したと判別する構成を採用して、整合状態への移行時間の短縮を図っているが、反射波電力値W2が最小となったときに、第1処理部15が第1整合部13による送信アンテナ12と信号発生部11との整合が完了したと判別する構成を採用することもできる。
この送電・受電電力測定処理では、第1処理部15は、まず、信号発生部11から交流信号S1の電力値W1bを取得して、内部メモリに記憶する。次いで、第1処理部15は、受電装置3の第2処理部25に対して電力計測部24で計測された電力値W3を第2通信部26を介して送信させる。続いて、第1処理部15は、第1通信部16を介して電力値W3を取得して、内部メモリに記憶する。これにより、送電・受電電力測定処理が完了する。なお、受電装置3の第2処理部25が、電力計測部24からの電力値W3の取得と、第2通信部26からの電力値W3の送信とを繰り返し実行する構成を採用してもよい。この構成では、第1処理部15は、受電装置3から送信されてくる電力値W3を第1通信部16を介して受信すればよいため、第1処理部15が第2処理部25に対して電力値W3を送信させる処理は不要となる。
次いで、第1処理部15は、内部メモリに記憶されている各電力値W1b,W3に基づいて、伝送効率A(=W3/W1b)を算出して、予め決められた所定値以上であるか否かを判別する(ステップ57)。この判別の結果、伝送効率Aが所定値未満のときには、第1処理部15は、送信アンテナ12と受信アンテナ21との電磁的な結合状態が電力伝送には適さない状態にあると判別して、信号発生部11に対する制御を実行して、電力値W1bでの交流信号S1の出力を停止させて(ステップ58)、電力伝送処理を終了させる。これにより、非効率な電力伝送が回避される。
一方、伝送効率Aが所定値以上と判別したときには、第1処理部15は、送信アンテナ12と受信アンテナ21との電磁的な結合状態が電力伝送に適した状態にあると判別して、大電力での送電を開始させる(ステップ59)。これにより、効率の良い電力伝送が可能な状態において、大電力での送電が開始される。具体的には、第1処理部15は、信号発生部11に対する制御を実行して、交流信号S1を規定電力値W1aで出力させる。これにより、送電装置2から受電装置3に対して、規定の電力が供給されて、受電装置3に接続されたバッテリ5が電圧Voで充電される。
この電力伝送システム100では、送電装置2の送信アンテナ12と受電装置3の受信アンテナ21との間に区画部4が配設されているため、送信アンテナ12から受信アンテナ21に至る空間Fへの物の進入が確実に防止されている。このため、この電力伝送システム100では、空間Fへの物の進入による電力の伝送効率の低下が防止されている。また、空間Fへの物の進入が確実に規制されるため、物損事故等の発生を確実に防止することが可能となっている。
続いて、第1処理部15は、この大電力での送電の実行中に、予め規定された停止条件が満たされたか否かを判別して(ステップ60)、この停止条件が満たされたと判別したときには、信号発生部11に対する制御を実行して、交流信号S1の出力を停止させる(ステップ61)。これにより、電力伝送システム100での電力伝送処理が完了する。この場合、停止条件としては、例えば、第1処理部15への電力伝送処理の強制停止信号の入力や、バッテリ5の充電が完了した旨の信号の入力などが挙げられる。
このように、この電力伝送システム100によれば、送信アンテナ12と受信アンテナ21との間に配設されると共に両アンテナ12,21の間の長さに応じて伸縮可能に構成されて送信アンテナから受信アンテナに至る空間Fを他の空間と区画する区画部4を備えたことにより、空間Fへの物の進入を確実に防止することができる。このため、この電力伝送システム100によれば、空間Fへの物の進入による電力の伝送効率の低下を確実に防止することができる。また、この電力伝送システム100によれば、空間Fへの物の進入を確実に防止することができるため、物損事故等の発生を確実に防止することができる。したがって、この電力伝送システム100によれば、大きな電力を安全でかつ効率よく非接触で伝送することができる。
また、この電力伝送システム100によれば、蛇腹状の筒体で区画部4を構成したことにより、区画部4を大きく伸縮させることができるため、区画部4の基端部4aおよび先端部4bを送信アンテナ12および受信アンテナ21にそれぞれ近接させた状態を維持しつつ、送信アンテナ12と受信アンテナ21との間の長さを大きく変更することができる。
また、この電力伝送システム100によれば、電磁場を遮蔽可能な材料で区画部4を形成したことにより、区画部4よりも外側の空間(空間F以外の外部空間)における電磁場の影響を軽減することができる。
また、この電力伝送システム100では、最大に伸長させた状態における区画部4の長さが、電力の伝送が可能な送信アンテナ12と受信アンテナ21との間の最大長以下となるように規定されている。このため、この電力伝送システム100によれば、区画部4の基端部4aおよび先端部4bが送信アンテナ12および受信アンテナ21にそれぞれ近接するように送電装置2および受電装置3を配置することで、送信アンテナ12と受信アンテナ21との間の長さを上記の最大長以下に維持することができる。したがって、この電力伝送システム100によれば、電力伝送を行うことができる両アンテナ間の長さの限界を使用者が把握していない場合においても、電力伝送を確実に行うことができる。
なお、電力伝送システムの構成は上記した構成に限定されず、適宜変更することができる。例えば、図9に示す電力伝送システム200を採用することができる。この電力伝送システム200は、同図に示すように、送電装置2の送信アンテナ12と受電装置3の第2整合部22との間に配設された1または複数(この場合の例では1)の中継アンテナ61を備えている。この中継アンテナ61は、送信アンテナ12および受信アンテナ21と同様のコイル形状に形成されて、送信アンテナ12および受信アンテナ21と同じ(または、ほぼ同じ)インダクタンスを有して、送信アンテナ12によって発生される電磁場を伝搬させる(中継する)機能を有している。また、電力伝送システム200は、上記した区画部4に代えて、区画部104を備えている。区画部104は、同図に示すように、送信アンテナ12、中継アンテナ61および受信アンテナ21の間に配設される複数(この例では2つの)の蛇腹状で筒状の区画部材141を連結して構成されている。なお、上記した電力伝送システム100の構成要素と同じものについては同一の符号を付して重複した説明を省略する。
この電力伝送システム200によれば、送信アンテナ12と受信アンテナ21との間に配設されて、送信アンテナ12によって発生された電磁場を伝搬させる(中継する)1または複数の中継アンテナ61を備えたことにより、良好に電力伝送を行うことができる送信アンテナ12と受信アンテナ21との間の長さをさらに拡げることができる。また、送信アンテナ12、中継アンテナ61および受信アンテナ21の間に配設される複数の区画部材141を備えて区画部104を構成したことにより、送信アンテナ12と受信アンテナ21との間の長さが拡がった場合においても、大きな電力を安全でかつ効率よく非接触で伝送することができる。
また、区画部4に代えて、図10に示す区画部304を備えた構成を採用することもできる。この区画部304は、一例として、伸縮および曲げ変形が可能な発泡樹脂(多孔質樹脂)で形成された筒体341と、非導電性を有する磁性体(一例として、フェライト)で形成されて筒体341の外周面(または内周面)に配設された網状体(メッシュ)342とを備えて構成されている。この区画部304を備えた構成においても、上記した区画部4を備えた電力伝送システム100と同様の効果を実現することができる。
また、磁性体で形成された網状体32が配設されたシート体31を用いて、電磁場を遮蔽可能に形成した区画部4を例に挙げて説明したが、電磁場を遮蔽する機能を有さずに、空間Fへの物の進入を規制する機能を主たる機能とする区画部を採用することもできる。また、電力伝送システム100によって伝送された電力をバッテリ5に供給する(伝送された電力でバッテリ5を充電する)例について上記したが、伝送された電力を供給する電力供給対象体としては、バッテリ5に限定されず、各種の電子機器および電気機器が含まれる。また、各第1通信部16,26が無線で通信する構成を例に挙げて説明したが、無線以外の非接触型の通信方式(光などを利用した通信方式)を採用することもできる。
2 送電装置
3 受電装置
4,104,304 区画部
11 信号発生部
12 送信アンテナ
21 受信アンテナ
31 シート体
32,342 網状体
61 中継アンテナ
100,200 電力伝送システム
141 区画部材
341 筒体
S1 交流信号
V1 誘導電圧

Claims (5)

  1. 信号発生部から出力された交流信号の供給を受けて電磁場を発生させる送信アンテナと、当該送信アンテナから離間した位置において前記電磁場によって誘導電圧を発生させる受信アンテナとを備えて非接触で電力を伝送する電力伝送システムであって、
    前記送信アンテナと前記受信アンテナとの間に配設されると共に当該送信アンテナと当該受信アンテナとの間の長さに応じて伸縮可能に構成されて当該送信アンテナから当該受信アンテナに至る空間を他の空間と区画する区画部を備えている電力伝送システム。
  2. 前記区画部は、蛇腹状の筒体で構成されている請求項1記載の電力伝送システム。
  3. 前記区画部は、前記電磁場を遮蔽可能な材質で形成されている請求項1または2記載の電力伝送システム。
  4. 前記区画部は、最大に伸長させた状態の長さが、前記電力の伝送が可能な前記送信アンテナと前記受信アンテナとの間の最大長以下となるように予め規定されている請求項1から3のいずれかに記載の電力伝送システム。
  5. 前記送信アンテナと前記受信アンテナとの間に配設されて、前記送信アンテナによって発生された前記電磁場を伝搬させる1または複数の中継アンテナを備え、
    前記区画部は、前記送信アンテナ、前記中継アンテナおよび前記受信アンテナの間に配設される複数の区画部材を連結して構成されている請求項1から4のいずれかに記載の電力伝送システム。
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