JP2012027633A - デバイスドライバー、情報処理システム、デバイスドライバーの制御方法およびプログラム - Google Patents

デバイスドライバー、情報処理システム、デバイスドライバーの制御方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】POS端末の入れ替えやPOSアプリケーションの仕様変更を行うことなく、会計処理時の操作を検出する。
【解決手段】レシートプリンター2および店舗管理サーバー5が接続されたPOS端末1に組み込まれて用いられ、レシートプリンター2を制御するためのプリンタードライバー70であって、POS端末1内の会計処理部11から出力された出力データーを取得する出力データー取得部12と、取得した出力データーに基づいて、会計処理部11の操作を判定する操作判定部14と、操作判定部14の判定結果を、店舗管理サーバー5が解釈可能な所定形式のデーターに変換するデーター変換部15と、データー変換部15によって変換された変換データーを、店舗管理サーバー5に出力する変換データー出力部16と、を備えた。
【選択図】図2

Description

本発明は、スーパーマーケット等の小売店やファミリーレストラン等の飲食店内において、店員や顧客の不正行為を検出するためのデバイスドライバー、情報処理システム、デバイスドライバーの制御方法およびプログラムに関するものである。
従来、小売店や飲食店内において、店員の会計処理時の不正行為を検出するためのシステムとして、特許文献1が提案されている。当該特許文献1に記載のシステムは、POS(Point Of Sales)端末(POSターミナル)と、POS端末周辺を撮像するカメラと、フォトジャーナルレコーダーと、検索端末と、により構成されている。フォトジャーナルレコーダーとは、ジャーナルデーター(取引履歴データー)と、カメラにより撮像されたPOS端末周辺の画像データーと、店員によるPOS端末の操作履歴(操作履歴データー)と、を関連付けて記録するものである。そして、管理者(オペレーター)が検索端末を用いて、時間やPOS端末の操作情報等の所定の検索条件を指定することにより、検索条件に一致するジャーナルデーターや画像データーをディスプレイに表示する。
特開2005−115504号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載のシステムでは、管理者が指定した検索条件に一致する記録データー(会計処理の内容およびその時の撮像画像)を一覧表示するのみであり、会計処理において不正行為が行われたか否かを検出するためには、逐一、管理者が記録データーを確認しなければならない。つまり、管理者が能動的に(自発的に)検索処理を実行し、その検索結果である記録データーを検証しなければ不正行為が行われたか否かを判断できないため、不正行為の検出に膨大な時間と労力が掛かるという問題がある。
そこで、不正行為の可能性が高い記録データーを抽出すべく、POS端末の例外処理を自動検出することが考えられる。この例外処理は、不正行為の手口として、しばしば悪用される。例えば、顧客が受け取らなかったレシートを利用して、例外処理の一つである「取消処理」を行い、そのレシートの精算金額に相当する現金を着服する不正があるが、この不正行為も「取消処理」を検出することで、記録データーの絞込みが可能となる。また、事後処理として記録データーを検索するのではなく、例外処理を検出した時点で何らかの警告を行い得るようにすれば、リアルタイムに撮像画像を確認することが可能であり、不正行為を効率的且つ迅速に検出することができる。
ところが、このような「取消処理」などの例外処理を検出可能とするためには、POS端末の改変が必要となる。つまり、POSアプリケーションから例外処理データーを出力させるためのPOSアプリケーションの仕様変更、若しくはPOS端末自体の入れ替えが必要となる。このため、例外処理検出機能を導入しようとすると、小売店側のコスト負担が大きくなるといった問題があった。
本発明は、上記の問題に鑑み、POS端末の入れ替えやPOSアプリケーションの仕様変更を行うことなく、会計処理時の操作を検出可能なデバイスドライバー、情報処理システム、デバイスドライバーの制御方法およびプログラムを提供することを目的とする。
本発明のデバイスドライバーは、任意のデバイスおよび外部装置が接続されたPOS端末に組み込まれて用いられ、任意のデバイスを制御するためのデバイスドライバーであって、POS端末内の会計処理部から出力された出力データーを取得する出力データー取得部と、取得した出力データーに基づいて、会計処理部の操作を判定する操作判定部と、操作判定部の判定結果を、外部装置が解釈可能な所定形式のデーターに変換するデーター変換部と、データー変換部によって変換された変換データーを、外部装置に出力する変換データー出力部と、を備えたことを特徴とする。
本発明のデバイスドライバーの制御方法は、任意のデバイスおよび外部装置が接続されたPOS端末に組み込まれて用いられ、任意のデバイスを制御するためのデバイスドライバーの制御方法であって、デバイスドライバーが、POS端末内の会計処理部から出力された出力データーを取得する出力データー取得ステップと、取得した出力データーに基づいて、会計処理部の操作を判定する操作判定ステップと、操作判定ステップの判定結果を、外部装置が解釈可能な所定形式のデーターに変換するデーター変換ステップと、データー変換ステップで変換された変換データーを、外部装置に出力する変換データー出力ステップと、を実行することを特徴とする。
上記に記載のデバイスドライバーにおいて、操作判定部は、会計処理部の仕様に応じて書き換え可能な変換テーブルを参照して、会計処理部の操作を判定することが好ましい。
これらの構成によれば、デバイスドライバーによって、POS端末の会計処理部(POSアプリケーション)の操作を判定し、その判定結果を外部装置に出力するため、外部装置において会計処理部の操作を検出することができる。これにより、操作検出機能の追加に伴うPOS端末の入れ替えやPOSアプリケーションの仕様変更が不要となり、小売店側のコスト負担を軽減できる。また、一般的にPOSアプリケーションによってファイルフォーマットが異なるが、本発明のデバイスドライバーは、会計処理部の仕様に応じて書き換え可能な変換テーブルを参照するため、ファイルフォーマットに依らず会計処理部の操作を判定できる。つまり、変換テーブルの書き換えにより多種多様なPOSアプリケーションに対応できる。
上記に記載のデバイスドライバーにおいて、出力データーは、レシートを発行するための印刷データーであり、任意のデバイスは、印刷データーをレシート用紙に印刷するレシートプリンターであることが好ましい。
この構成によれば、レシートプリンターを制御するプリンタードライバーによって、本発明を実現できる。
上記に記載のデバイスドライバーにおいて、操作判定部は、会計処理部の操作が、会計処理の例外処理を実行するための操作であるか否かを判定し、変換データー出力部は、操作判定部により、会計処理部の操作が例外処理を実行するための操作であると判定された場合、変換データーとして、例外処理が実行されたことを示す例外処理情報を出力することが好ましい。
この構成によれば、外部装置に出力された例外処理情報を、店員のオペレーション教育、顧客応対状況の把握、不正行為の検出などに利用できる。
上記に記載のデバイスドライバーにおいて、例外処理は、会計処理部の会計処理中において入力データーをキャンセルするための「中止処理」、会計処理後に当該会計処理の取り消し行うための「取消処理」、商品の返品を行うための「返品処理」、商品の値引きを行うための「値引処理」、商品の割引きを行うための「割引処理」、および金銭の両替を行うための「両替処理」、キャッシュドロア内の金銭と売上を照合するための「点検処理」、出金または返金を行うための「出金/返金処理」、およびレシートを再発行するための「再発行処理」のうち、少なくとも1つの処理を含むことが好ましい。
この構成によれば、「中止処理」、「取消処理」、「返品処理」、「値引処理」、「割引処理」、「両替処理」、「点検処理」、「出金/返金処理」および「再発行処理」などの例外処理を検出できる。
上記に記載のデバイスドライバーにおいて、POS端末は、当該POS端末が設置されたレジカウンター周りを撮像するための撮像装置と接続され、撮像装置から、その撮像結果を取得する撮像結果取得部をさらに備え、変換データー出力部は、操作判定部により、POS端末の操作が例外処理を実行するための操作であると判定された場合、例外処理情報と共に、操作判定部の判定時を基準とした前後所定時間内における撮像装置の撮像結果を、外部装置に出力することが好ましい。
この構成によれば、例外処理時におけるレジカウンター周りの撮像結果を、店員のオペレーション教育、顧客応対状況の把握、不正行為の検出などに利用できる。
なお、「操作判定部の判定時を基準とした前後所定時間」とは、操作判定部の判定前を始点および終点とする所定時間、操作判定部の判定前を始点とし操作判定部の判定後を終点とする所定時間、および操作判定部の判定後を始点および終点とする所定時間、のいずれかを指す。
上記に記載のデバイスドライバーにおいて、操作判定部は、例外処理の種別を判定し、操作判定部の判定時を基準とした前後所定時間は、例外処理の種別に応じて定められていることが好ましい。
この構成によれば、例外処理の種別に応じて、撮像時間が定められているため、例外処理の種別に適した撮像結果を出力できる。
なお、「前後所定時間」の長さではなく、「前後所定時間」の始点および終点を、例外処理の種別に応じて定めても良い。
上記に記載のデバイスドライバーにおいて、操作判定部は、例外処理の取引金額を判定し、操作判定部の判定時を基準とした前後所定時間は、例外処理の取引金額に応じて定められていることが好ましい。
この構成によれば、例外処理の取引金額に応じて、撮像時間が定められているため、例外処理の取引金額に適した(例えば、取引金額が大きいほど撮像時間を長く設定した)撮像結果を出力できる。
なお、「前後所定時間」の長さではなく、「前後所定時間」の始点および終点を、例外処理の取引金額に応じて定めても良い。
上記に記載のデバイスドライバーにおいて、外部装置は、例外処理情報と、撮像装置の撮像結果と、を関連付けて記憶するデーターベースを有していることが好ましい。
この構成によれば、例外処理情報と、撮像装置の撮像結果とを、データーベースに記録しておくことができる。また、これらは互いに関連付けられているため、例外処理の種別や撮像日時などを検索キーとして、記録データーの検索を行うことができる。
上記に記載のデバイスドライバーにおいて、操作判定部は、例外処理を実行した店員および当該例外処理時の顧客の少なくとも一方を判定し、外部装置は、データーベースに記録された例外処理情報に基づいて、店員または顧客ごとに例外処理の発生状況を集計し、その集計結果を出力する集計結果出力部をさらに有していることが好ましい。
この構成によれば、店員ごとまたは顧客ごとの例外処理発生状況の集計結果を出力するため、当該集計結果を、店員のオペレーション教育、顧客応対状況の把握、店員や顧客の不正行為の検出などに利用できる。
本発明の情報処理システムは、上記に記載のデバイスドライバーがインストールされたPOS端末と、任意のデバイスと、外部装置と、を備えたことを特徴とする。
本発明のプログラムは、コンピューターに、上記に記載のデバイスドライバーの制御方法における各ステップを実行させることを特徴とする。
これらの構成によれば、POS端末の入れ替えやPOSアプリケーションの仕様変更を行うことなく、会計処理時の操作を検出可能な情報処理システム、またはデバイスドライバーの制御方法を実現するためのプログラムを提供できる。
本発明の一実施形態に係る店舗監視システムのシステム構成図である。 店舗監視システムの機能ブロック図である。 店舗監視システムの制御ブロック図である。 データー変換の具体例を示す図である。 例外処理データーベースの説明図である。 会計処理データーベースの説明図である。 プリンタードライバーの情報出力処理を示すフローチャートである。 店舗監視システムの変形例を示す制御ブロック図である。
以下、添付の図面を参照し、本発明のデバイスドライバー、情報処理システム、デバイスドライバーの制御方法およびプログラムについて説明する。なお、以下に示す各実施形態では、本発明のデバイスドライバーをプリンタードライバーに適用すると共に、本発明の情報処理システムを店舗監視システムに適用した場合について例示する。当該店舗監視システムは、スーパーマーケット等の小売店内やファミリーレストラン等の飲食店において、店員や顧客の不正行為を検出するべく構築されたものである。
図1は、本実施形態に係る店舗監視システムSYのシステム構成図である。同図に示すように、店舗監視システムSYは、会計処理を行うPOS端末1と、レシートRを発行するレシートプリンター2(任意のデバイス)と、会計情報を表示するカスタマディスプレイ4と、店員を監視する店員監視カメラ3(撮像装置)と、店舗監視システムSYを統括する店舗管理サーバー5(外部装置)と、集計レポート50を印刷するレポート出力用プリンター8と、により構成されている。POS端末1とレシートプリンター2、レシートプリンター2とカスタマディスプレイ4、および店舗管理サーバー5とレポート出力用プリンター8は、それぞれシリアルインターフェース(例えば、USB(Universal Serial Bus)インターフェース)により通信可能に接続される。また、POS端末1、店員監視カメラ3および店舗管理サーバー5は、店舗内LAN6(有線LANまたは無線LAN)により通信可能に接続される。
なお、図1では、POS端末1が1台の場合を例示しているが、店舗監視システムSY内に複数台のPOS端末1が存在する構成であっても良い。この場合、各POS端末1に対応したレシートプリンター2、店員監視カメラ3およびカスタマディスプレイ4が設置される。
POS端末1は、レジカウンター7に設置されたレジスターであり、店員(オペレーター)により入力された商品情報に基づいて会計処理を実行する。そして、会計処理の処理結果である会計情報(レシートR印刷用の印刷データーやカスタマディスプレイ4表示用の表示データーなど。以下、これらを「出力データー」と総称する。)を、レシートプリンター2に出力する。
また、POS端末1には、POSアプリケーション60(図3参照)、OS(Operating System,図示省略)、当該OSに組み込まれて用いられるプリンタードライバー70(図3参照)がインストールされている。当該プリンタードライバー70は、レシートプリンター2を制御するソフトウェア・プログラムであり、OSのAPI(Application Programming Interface)と、レシートプリンター2との間で機能する。また、プリンタードライバー70は、本発明の骨子となる構成要素であり、POSアプリケーション60による会計処理時の操作を判定する機能、その判定結果を所定形式のデーターに変換する機能、変換データーおよび店員監視カメラ3の撮像結果を店舗管理サーバー5へ送信する機能など、各種機能を備えている。なお、POS端末1は、予め店員監視カメラ3および店舗管理サーバー5と接続されており、店員監視カメラ3の撮像結果は、POS端末1を介して店舗管理サーバー5へ送信される構成であったものとする。当該構成において、本実施形態のプリンタードライバー70がPOS端末1にインストールされることにより、上記の操作判定機能等が実現される。
店員監視カメラ3は、例えばCCDカメラであり、レジカウンター7の周囲(天井やカスタマディスプレイ4付近など)に設置される。撮像対象は、レジカウンター7でレジ操作を行っている店員、会計処理時の顧客、レジカウンター7上に載置された商品などである。なお、店員監視カメラ3は、1のレジカウンター7に対し、複数個設置されても良い。店員監視カメラ3の撮像結果は、POS端末1に出力される。
レシートプリンター2は、POS端末1から出力された出力データー(印刷データー)に基づいて、レシートRを発行(印刷)する。また、レシートプリンター2は、レシートRを発行する機能以外にも、POS端末1から出力された出力データー(表示データー)をカスタマディスプレイ4に転送する機能を備えている。
店舗管理サーバー5は、POS端末1から変換データーや店員監視カメラ3の撮像結果を取得し、これらをデーターベース51(図2参照)に格納する。また、必要に応じて、データーベース51に格納した情報を集計し、レポート出力用プリンター8にて出力する。なお、レポート出力用プリンター8としては一般的なプリンターを適用可能であるため、詳細な説明を省略する。
次に、図2を参照し、店舗監視システムSYの機能構成について説明する。まず、店員監視カメラ3は、主な機能構成として、撮像部31を有している。撮像部31は、レジカウンター7周りを常時(連続的に)撮像するものであり、当該撮像部31により撮像された撮像データーは、店員監視カメラ3を識別するためのカメラIDや撮像日時などの情報と関連付けられ、撮像結果として、POS端末1に出力される。なお、撮像日時とは、店員監視カメラ3に備えられたRTC(Real Time Clock,図示省略)の計時結果を指す。なお、POS端末1に出力された撮像データーは、POS端末1内の撮像結果記憶部(図示省略)内に蓄積される。
POS端末1は、主な機能構成として、会計処理部11、出力データー取得部12、通常データー出力部13、操作判定部14、データー変換部15、変換データー出力部16および撮像結果取得部17を有している。なお、これらの構成のうち、会計処理部11は、POSアプリケーション60により実現される。また、出力データー取得部12、通常データー出力部13、操作判定部14、データー変換部15、変換データー出力部16および撮像結果取得部17は、プリンタードライバー70により実現される。
会計処理部11は、精算処理や例外処理を含む会計処理を実行する。また、会計処理に伴って生成される出力データーを、プリンタードライバー70に出力する。なお、本実施形態において、例外処理とは、不正行為に関連する可能性の高い処理を指す。具体的には、POS端末1の会計処理中において入力データーをキャンセルするための「中止処理」、会計処理後に当該会計処理の取り消し行うための「取消処理(ミスレジ処理)」、商品の返品を行うための「返品処理」、商品の値引きを行うための「値引処理」、商品の割引きを行うための「割引処理」、および金銭の両替を行うための「両替処理」、キャッシュドロア内の金銭と売上を照合するための「点検処理」、出金または返金を行うための「出金/返金処理」、およびレシートRを再発行するための「再発行処理」などを指す。
なお、以下の説明において、これらの各処理は、例外処理の種別として区別される。また、便宜上、POS端末1で実行可能な処理(但し、トランザクションデーターが発生するもの)のうち、例外処理以外の処理を、「通常処理」と称する。当該通常処理には、商品購入時に実行される「精算処理」が含まれる。
出力データー取得部12は、POSアプリケーション60(会計処理部11)から出力された出力データーを取得する。また、通常データー出力部13は、取得した出力データーを、レシートプリンター2に出力する。なお、出力データー取得部12から通常データー出力部13へのデーターの流れは、一般的なプリンタードライバーとしての橋渡し機能によるものである。したがって、通常データー出力部13は、取得した出力データーを、レシートプリンター2が解釈可能な通常データーとして出力する。
操作判定部14は、出力データー取得部12が取得した出力データーの意味解析を行い、POSアプリケーション60の操作(以下、「会計処理操作」と称する。)を判定する。具体的には、POSアプリケーション60において会計処理の例外処理を実行するための操作が行われたか否かを判定する。その他、例外処理の種別、取引金額、例外処理を実行した店員および当該例外処理時の顧客などを判定する。
データー変換部15は、操作判定部14の判定結果を、店舗管理サーバー5が解釈可能な所定形式のデーターに変換する。本実施形態では、所定形式のデーターとして、XML(Extensible Markup Language)データーに変換するものとする(図4(c)参照)。
変換データー出力部16は、データー変換部15により変換された変換データー(XMLデーター)を店舗管理サーバー5に出力する。なお、以下の説明においては、操作判定部14により例外処理を実行するための操作であると判定された場合の変換データーを、「例外処理情報」と称する。また、例外処理を実行するための操作ではないと判定された場合の変換データー(通常処理に関する情報)を、「通常処理情報」と称する。
また、変換データー出力部16は、例外処理情報を出力する際、当該例外処理情報と共に、撮像結果取得部17が取得した撮像結果を出力する。撮像結果取得部17は、店員監視カメラ3(撮像部31)から撮像結果を取得し、これを上記の撮像結果記憶部に蓄積する。なお、変換データー出力部16の出力対象となる撮像結果は、操作判定部14の判定時を基準とした前後所定時間分の店員監視カメラ3の撮像結果である。つまり、POS端末1で例外処理が実行されたと判定したとき(≒例外処理発生時)から、前後所定時間分の撮像結果を、撮像結果記憶部から読み出し、これを例外処理情報に付加して出力する。
レシートプリンター2は、主な機能構成として、通常データー取得部21、印刷部22および表示データー出力部23を有している。通常データー取得部21は、POS端末1(通常データー出力部13)から出力された通常データーを取得する。
印刷部22は、は、出力データーが印刷データーの場合、これをレシート用紙に印刷し、レシートRを発行する。また、表示データー出力部23は、出力データーが表示データーの場合、これをカスタマディスプレイ4(表示部41)に出力する。
カスタマディスプレイ4は、主な機能構成として、表示部41を有している。表示部41は、レシートプリンター2から出力された表示データーに基づいて、顧客に提示するための会計情報を表示する。
店舗管理サーバー5は、主な機能構成として、データーベース51および集計結果出力部52を有している。データーベース51は、変換データー出力部16から出力された変換データーおよび撮像結果を格納する。なお、詳細については後述するが、データーベース51は、例外処理情報を記憶する例外処理データーベース51a(図5参照)と、全ての会計処理の情報(通常処理情報および例外処理情報)を記憶する会計処理データーベース51b(図6参照)と、から成る。
集計結果出力部52は、例外処理データーベース51aに記憶された例外処理情報に基づいて、店員ごと(店員IDごと)または顧客ごと(顧客IDごと)に例外処理の発生状況を集計し、その集計結果を、集計レポート50として出力する。本実施形態の場合、出力方法としては、レポート出力用プリンター8による印刷出力を想定しているが、ディスプレイ(図示省略)への表示出力であっても良いし、電子メールやWebアプリケーションを利用した管理者(店長など)への通知であっても良い。なお、集計レポート50としては、例外処理発生時の画像(写真,静止画データー)、例外処理発生時の撮像データー(動画データー)を確認するためのバーコードまたはURL、店員または顧客による例外処理発生回数、例外処理の対象となった商品の商品名および金額、例外処理の種別ごとの発生回数、例外処理の種別ごとの発生割合、例外処理の種別ごとの時間帯別発生割合、例外処理発生時の店員と顧客の組み合わせ回数、などが印刷される。
次に、図3を参照し、店舗監視システムSYの制御構成について説明する。POS端末1は、主な制御構成として、POSアプリケーション60、プリンタードライバー70、出力インターフェース76、上位層送信部77およびDVRアプリケーション78を有している。また、プリンタードライバー70は、キャラクタジェネレーター71、メイン処理部72、変換テーブル73およびデータータップ意味解析部74を含んでいる。なお、特に図示しないが、メイン処理部72およびデータータップ意味解析部74は、プリンタードライバー70以外に、POS端末1に備えられたCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)などにより実現される。また、上位層送信部77は、無線/有線LAN端子などにより実現される。
プリンタードライバー70は、POSアプリケーション60から出力データー(印刷データーおよび表示データー)を取得すると、メイン処理部72により、キャラクタジェネレーター71を参照して、テキストデーターへの変換処理を行う。なお、POSアプリケーション60からの出力データーがテキストデーター形式の場合、当該変換処理に代えて、そのテキストデーターを抜き出す処理を行う。テキスト化された出力データーは、出力インターフェース76を介してレシートプリンター2に出力される。
レシートプリンター2は、デバイス側入力インターフェース82によりテキスト化された出力データーを取得する。また、出力データーが表示データーである場合は、当該表示データーを、デバイス側出力インターフェース81を介してカスタマディスプレイ4に出力する。また、出力データーが印刷データーである場合は、当該印刷データーをプリントメカ83に出力する。なお、表示データーであるか印刷データーであるかは、出力データーに含まれる任意の情報の有無や、データー量などに基づいて判定する。
一方、プリンタードライバー70のデータータップ意味解析部74は、メイン処理部72によってテキスト化された表示データーまたは印刷データーをタップし、変換テーブル73を参照して意味解析を行うことにより、会計処理操作を判定する。当該変換テーブル73は、POSアプリケーション60のファイルフォーマットによって、その変換規則を書き換え可能となっている。このため、ファイルフォーマットが異なる種々のPOS端末1に組み込まれた場合でも、支障なく意味解析を行うことができ、ひいては正確に会計処理操作を判定できる。つまり、本実施形態のプリンタードライバー70は、変換テーブル73およびデータータップ意味解析部74を備えたことにより、種々の仕様のPOSアプリケーション60の操作を判定可能となっている。また、これにより、種々のPOSシステムに適用可能となり、汎用性を高めることができる。
データータップ意味解析部74は、意味解析を行った後、その解析結果を、店舗管理サーバー5が解釈可能なXML形式のデーターに変換し、上位層送信部77に出力する。つまり、例外処理情報および通常処理情報は、XML言語にて記述される。
図4は、データータップ意味解析部74によるデーター変換の具体例を示す図である。データータップ意味解析部74は、テキスト化されたカスタマディスプレイ4へのデーター(図4(a)参照)およびテキスト化されたプリントメカ83へのデーター(図4(b)参照)を、データータップ変換機能によりデータータップしてXMLデーター化し、上位層へのデーター(図4(c)参照)に変換する。同図では、精算処理時における出力データー(商品名や単価、小計額の表示・印刷を行うためのデーター)の変換例を例示している。このように、上位層へのデーターとして、マークアップ言語に変換することで、Webページとしての文書公開や、データー変換が容易である等の利点がある。
図3の説明に戻る。DVRアプリケーション78は、店員監視カメラ3の撮像結果を、上記の撮像結果記憶部に記録しておき、そのうち所定時間分の撮像結果を、データータップ意味解析部74による例外処理の判定をトリガーとして、上位層送信部77に出力する。上位層送信部77は、例外処理発生時、データータップ意味解析部74から出力されたXMLデーター(例外処理情報)に、DVRアプリケーション78から出力された撮像結果を付加して、店舗管理サーバー5に送信する。また、通常処理発生時は、データータップ意味解析部74から出力されたXMLデーター(通常処理情報)のみを送信する。
店舗管理サーバー5は、例外処理情報および店員監視カメラ3の撮像結果を記憶する例外処理データーベース51aと、例外処理情報および通常処理情報を記憶する会計処理データーベース51bと、を有している。例外処理データーベース51aは、集計レポート50の印刷を目的として設けられたデーターベースである。例外処理データーベース51aに記録されたデーターは、例えば店員ごとまたは顧客ごとに集計され、レポート出力用プリンター8により印刷される。なお、検索キーとして、他項目を指定すれば、日付ごと、例外処理の種別ごと、例外処理の対象となる商品ごとに、集計レポート50を出力することも可能である。
また、会計処理データーベース51bは、会計処理(トランザクションデーター)の全記録を目的として設けられたデーターベースである。特に図示しないが、会計履歴として、トランザクションデーターを印刷出力したり、表示出力したりすることが可能である。
次に、図5および図6を参照し、例外処理データーベース51aおよび会計処理データーベース51bの記録内容について説明する。図5は、例外処理データーベース51aの説明図である。同図に示すように、例外処理データーベース51aには、例外処理情報と、店員監視カメラ3の撮像結果とが、関連付けられて記憶されている。例外処理情報としては、操作判定部14の判定結果である、トランザクション番号、トランザクション発生日時、トランザクション種別(例外処理の種別)、取引金額、店員ID、POS端末IDおよびトランザクションデーターなどが含まれる。また、撮像結果としては、撮像日時、カメラIDおよび撮像データーなどが含まれる。
一方、図6は、会計処理データーベース51bの説明図である。同図に示すように、会計処理データーベース51bには、通常処理情報および例外処理情報が記憶されている。通常処理情報としては、例外処理情報に準じた各項目が記憶される。なお、同図では、通常処理情報と例外処理情報を区別して記載しているが、トランザクション番号順に列記し、両者を区別することなく、会計処理情報として記憶しても良い。また、会計処理データーベース51bの中に、例外処理データーベース51aが包含される形態をとっても良い。
次に、図7のフローチャートを参照し、プリンタードライバー70の情報出力処理について説明する。プリンタードライバー70は、POSアプリケーション60から出力データーを取得すると(S11,出力データー取得部12)、メイン処理部72にて、これをテキストデーターに変換する(S12)。また、データータップ意味解析部74にて、テキスト化されたデーターから、会計処理操作を判定し(S13,操作判定部14)、その操作が例外処理の実行を伴うものであるか否かを判別する(S14,操作判定部14)。
例外処理の実行を伴うものである場合は(S14:Yes)、操作判定結果をXMLデーターに変換し、変換データー(例外処理情報)を生成する(S15,データー変換部15)。また、DVRアプリケーション78にて、店員監視カメラ3の撮像結果を収集する(S16,撮像結果取得部17)。その後、上位層送信部77により、変換データー(例外処理情報)および撮像結果を、店舗管理サーバー5に送信する(S17,変換データー出力部16)。一方、例外処理の実行を伴うものでない場合は(S14:No)、操作判定結果をXMLデーターに変換して、変換データー(通常処理情報)を生成し(S18,データー変換部15)、上位層送信部77により、当該変換データーを店舗管理サーバー5に送信する(S19,変換データー出力部16)。その後(S17,S19の後)、S11にて取得した出力データーを、通常データーとしてレシートプリンター2に出力する(S20,通常データー出力部13)。
なお、S20における通常データーの出力は、変換データーの送信前に行っても良いし、変換データーの送信と並行して行っても良い。また、S16において、DVRアプリケーション78は、データータップ意味解析部74による操作判定結果に応じて、撮像結果を収集しても良い。具体的には、トランザクションデーターの内容(例えば、例外処理の種別や取引金額など)に応じて、収集する撮像時間(操作判定部14の判定時を基準とした前後所定時間)の長さを決定し、その撮像時間内の撮像結果を収集しても良い。撮像時間の長さを決定する方法としては、トランザクションデーターの内容と撮像時間の長さとを対応付けたテーブルを参照し、その参照結果に基づいて決定しても良いし、例外処理の種別や取引金額に可変する変数をパラメーターとした所定のアルゴリズムにしたがって決定しても良い。なお、「例外処理の種別や取引金額に応じて」とは、例えば「返品処理」や「再発行処理」は、他の例外処理よりも処理時間がかかるため撮像時間を長く設定する、また取引金額が大きい場合は、重要度が高くなるため撮像時間を長く設定する、などが挙げられる。この構成によれば、例外処理の種別や取引金額に適した撮像結果を、店舗管理サーバー5に送信することができる。
以上、説明したとおり、本実施形態の店舗監視システムSYによれば、POSアプリケーション60から出力された出力データーに基づいて、プリンタードライバー70により、会計処理操作を判定し、その判定結果を店舗管理サーバー5に出力するため、店舗管理サーバー5にて、POSアプリケーション60の操作を検出することができる。これにより、操作検出機能の追加に伴うPOS端末1の入れ替えやPOSアプリケーション60の仕様変更が不要となるため、開発負担を大幅に軽減することができ、ひいては小売店側のコスト負担も軽減できる。また、一般的にPOSアプリケーション60によってファイルフォーマットが異なるが、本実施形態のプリンタードライバー70は、データータップ変換機能を有しているため、変換テーブル73の書き換えにより多種多様なPOS端末1に適用可能となり、その汎用性を高めることができる。
また、会計処理操作が、例外処理を実行するための操作であると判定された場合は、その旨を示す例外処理情報が、例外処理データーベース51aに記録され、店員ごとまたは顧客ごとの集計レポート50として出力可能であるため、当該集計レポート50を、店員のオペレーション教育、顧客応対状況の把握、不正行為の検出などに利用することができる。また、例外処理データーベース51aには、例外処理情報が、店員監視カメラ3の撮像結果と関連付けられて記憶されるため、当該撮像結果を集計レポート50に含めて印刷することで、管理者は、例外処理発生時の状況を、より詳細に把握することができる。さらに、記録対象となる撮像時間を、例外処理の種別や取引金額に応じて決定することで、各トランザクションに応じた適切な撮像時間の撮像結果を保全し、不正行為を立証する際の有用な証拠として利用できる。
なお、上記の実施形態では、POS端末1とカスタマディスプレイ4が、レシートプリンター2を介して接続される構成としたが、POS端末1とカスタマディスプレイ4を直接接続しても良い。また、POS端末1と店員監視カメラ3は、店舗内LAN6を介して接続される構成としたが、POS端末1と店員監視カメラ3を、シリアルインターフェース等を介して1対1接続しても良い。また、店舗管理サーバー5の各部を、POSシステムやWWWサーバーで実現しても良い。
また、POS端末1と店舗管理サーバー5を、レシートプリンター2を介して接続する構成としても良い。また、この場合、店員監視カメラ3をレシートプリンター2に接続しても良い。図8は、当該構成における店舗監視システムSYの制御構成を示すブロック図である。なお、レシートプリンター2は、店舗内LAN6(図1参照)に接続されるものとする。本構成において、出力インターフェース76は、テキスト化された出力データーだけでなく、店舗管理サーバー5が解釈可能なXML形式のデーターも、レシートプリンター2に出力する。また、本構成のデバイス側入力インターフェース82は、テキスト化された出力データーを入力した場合、これが印刷データーであるか表示データーであるかの判別結果に応じて、当該出力データーをカスタマディスプレイ4またはプリントメカ83に出力する。また、XML形式のデーターを入力した場合は、これを上位層送信部77により店舗管理サーバー5に出力する。その他、上記の実施形態と同様の構成部分については同様の符号を付し、詳細な説明を省略する。このように、図8に示した構成によれば、プリンタードライバー70(デバイスドライバー)とレシートプリンター2(デバイス本体)で、本発明の操作判定・データー送信機能を実現するため、制御負荷を分散できる。また、POS端末1に、店員監視カメラ3と接続するためのインターフェースが搭載されていない場合でも、本発明の操作判定・データー送信機能を実現できる。
また、上記の実施形態では、全ての会計処理時において、変換データーを店舗管理サーバー5に送信するものとしたが、例外処理発生時のみ送信しても良い。また、例外処理発生時には、変換データーと共に、例外処理の種別や取引金額に応じた撮像時間の撮像結果を送信しても良い旨を記載したが、例外処理の種別や取引金額に依らず、同一撮像時間の撮像結果を送信しても良い。さらに、例外処理発生時のみならず、通常処理発生時においても、変換データーと共に撮像結果を送信しても良い。
また、上記の実施形態では、変換データー形式をXMLデーターとして記載しているが、CSV(Comma Separated Values)など別形式を用いても良い。
また、上記の実施形態に係る店舗監視システムSYの各処理をプログラムとして提供することが可能である。また、そのプログラムを各種記録媒体(CD−ROM、フラッシュメモリー等)に格納して提供することも可能である。すなわち、コンピューターを、店舗監視システムSYの各構成要素として機能させるためのプログラム、およびそれを記録した記録媒体も、本発明の権利範囲に含まれる。
また、上記の各実施形態では、本発明のデバイスドライバーを、プリンタードライバー70で実現する場合を例示したが、他のデバイスドライバー(例えば、カスタマディスプレイ4のディスプレイドライバーなど)によって実現してもよい。また、本発明の情報処理システムを、店員や顧客の不正検出以外の用途で利用しても良い。その他、上述した実施例によらず、店舗監視システムSYのシステム構成や処理工程等について、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更が可能である。
1…POS端末 2…レシートプリンター 3…店員監視カメラ 4…カスタマディスプレイ 5…店舗管理サーバー 6…店舗内LAN 7…レジカウンター 8…レポート出力用プリンター 11…会計処理部 12…出力データー取得部 13…通常データー出力部 14…操作判定部 15…データー変換部 16…変換データー出力部 17…撮像結果取得部 21…通常データー取得部 22…印刷部 23…表示データー出力部 31…撮像部 41…表示部 50…集計レポート 51a…例外処理データーベース 51b…会計処理データーベース 52…集計結果出力部 60…POSアプリケーション 70…プリンタードライバー 71…キャラクタジェネレーター 72…メイン処理部 73…変換テーブル 74…データータップ意味解析部 76…出力インターフェース 77…上位層送信部 78…DVRアプリケーション R…レシート SY…店舗監視システム

Claims (13)

  1. 任意のデバイスおよび外部装置が接続されたPOS端末に組み込まれて用いられ、前記任意のデバイスを制御するためのデバイスドライバーであって、
    前記POS端末内の会計処理部から出力された出力データーを取得する出力データー取得部と、
    取得した前記出力データーに基づいて、前記会計処理部の操作を判定する操作判定部と、
    前記操作判定部の判定結果を、前記外部装置が解釈可能な所定形式のデーターに変換するデーター変換部と、
    前記データー変換部によって変換された変換データーを、前記外部装置に出力する変換データー出力部と、を備えたことを特徴とするデバイスドライバー。
  2. 前記操作判定部は、前記会計処理部の仕様に応じて書き換え可能な変換テーブルを参照して、前記会計処理部の操作を判定することを特徴とする請求項1に記載のデバイスドライバー。
  3. 前記出力データーは、レシートを発行するための印刷データーであり、
    前記任意のデバイスは、前記印刷データーをレシート用紙に印刷するレシートプリンターであることを特徴とする請求項1または2に記載のデバイスドライバー。
  4. 前記操作判定部は、前記会計処理部の操作が、会計処理の例外処理を実行するための操作であるか否かを判定し、
    前記変換データー出力部は、前記操作判定部により、前記会計処理部の操作が前記例外処理を実行するための操作であると判定された場合、前記変換データーとして、前記例外処理が実行されたことを示す例外処理情報を出力することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のデバイスドライバー。
  5. 前記例外処理は、
    前記会計処理部の会計処理中において入力データーをキャンセルするための「中止処理」、前記会計処理後に当該会計処理の取り消し行うための「取消処理」、商品の返品を行うための「返品処理」、前記商品の値引きを行うための「値引処理」、商品の割引きを行うための「割引処理」、および金銭の両替を行うための「両替処理」、キャッシュドロア内の金銭と売上を照合するための「点検処理」、出金または返金を行うための「出金/返金処理」、およびレシートを再発行するための「再発行処理」のうち、少なくとも1つの処理を含むことを特徴とする請求項4に記載のデバイスドライバー。
  6. 前記POS端末は、当該POS端末が設置されたレジカウンター周りを撮像するための撮像装置と接続され、
    前記撮像装置から、その撮像結果を取得する撮像結果取得部をさらに備え、
    前記変換データー出力部は、前記操作判定部により、前記POS端末の操作が前記例外処理を実行するための操作であると判定された場合、前記例外処理情報と共に、前記操作判定部の判定時を基準とした前後所定時間内における前記撮像装置の撮像結果を、前記外部装置に出力することを特徴とする請求項4または5に記載のデバイスドライバー。
  7. 前記操作判定部は、前記例外処理の種別を判定し、
    前記操作判定部の判定時を基準とした前後所定時間は、前記例外処理の種別に応じて定められていることを特徴とする請求項6に記載のデバイスドライバー。
  8. 前記操作判定部は、前記例外処理の取引金額を判定し、
    前記操作判定部の判定時を基準とした前後所定時間は、前記例外処理の取引金額に応じて定められていることを特徴とする請求項6または7に記載のデバイスドライバー。
  9. 前記外部装置は、前記例外処理情報と、前記撮像装置の撮像結果と、を関連付けて記憶するデーターベースを有していることを特徴とする請求項6ないし8のいずれか1項に記載のデバイスドライバー。
  10. 前記操作判定部は、前記例外処理を実行した店員および当該例外処理時の顧客の少なくとも一方を判定し、
    前記外部装置は、前記データーベースに記録された前記例外処理情報に基づいて、前記店員または前記顧客ごとに前記例外処理の発生状況を集計し、その集計結果を出力する集計結果出力部をさらに有していることを特徴とする請求項9に記載のデバイスドライバー。
  11. 請求項1ないし10のいずれか1項に記載のデバイスドライバーがインストールされた前記POS端末と、前記任意のデバイスと、前記外部装置と、を備えたことを特徴とする情報処理システム。
  12. 任意のデバイスおよび外部装置が接続されたPOS端末に組み込まれて用いられ、前記任意のデバイスを制御するためのデバイスドライバーの制御方法であって、
    前記デバイスドライバーが、
    前記POS端末内の会計処理部から出力された出力データーを取得する出力データー取得ステップと、
    取得した前記出力データーに基づいて、前記会計処理部の操作を判定する操作判定ステップと、
    前記操作判定ステップの判定結果を、前記外部装置が解釈可能な所定形式のデーターに変換するデーター変換ステップと、
    前記データー変換ステップで変換された変換データーを、前記外部装置に出力する変換データー出力ステップと、を実行することを特徴とするデバイスドライバーの制御方法。
  13. コンピューターに、請求項12に記載のデバイスドライバーの制御方法における各ステップを実行させるためのプログラム。
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