JP2012018625A - タッチパネル用透明電極付き基板 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、高アンチニュートンリング性を有するハードコート層を用いた場合でも、高入力耐久性に優れたタッチパネル用透明電極付き基板を提供することを目的とする。
【解決手段】透明基板上に少なくともハードコート層、酸化インジウムを主成分とする透明電極層、水素含有量が5〜30atm%であるDLC層がこの順に形成されており、前記ハードコート層に数平均粒子径が2.0〜8.0μmである前記粒子が1.0mm×1.0mmの範囲内に300〜3000個含まれ、前記ハードコート層の膜厚が前記粒子の平均粒子径以下であり、該透明電極付き基板の透明電極層面の算術平均粗さ(Ra)が0.05〜0.50μmであることを特徴とする、タッチパネル用透明電極付き基板。
【選択図】 図1

Description

本発明は、高アンチニュートンリング性と高入力耐久性に優れたタッチパネル用透明電極付き基板に関する。
タッチパネルは、PDA、ノートパソコン、OA機器、医療機器、またはカーナビ等の電子機器のディスプレイに入力手段を兼ね備えるため、広く用いられている。タッチパネルは、動作原理により抵抗膜式や静電容量式、光学式、超音波式などに分類できる。このうち抵抗膜式タッチパネルは、2枚の透明電極付き基板を透明電極層が対向するように構成される電子デバイスであり、上部透明電極付き基板をペンまたは指で押圧し、下部透明電極付き基板と接触することによって押圧部の座標の検知がなされるものである。このとき、押圧部分周辺にニュートンリングと呼ばれる干渉縞が現れることがあり、視認性を低下させる原因となる。このような視認性低下の一般的な解決策としては、2枚の対向する透明電極付き基板の一方または/および両方に、特定の平均粒子径を有する粒子を含むハードコート層を用いるといった方法が挙げられる。前記ハードコート層を用いることにより、透明電極付き基板が適当な算術平均粗さを有し、押圧部分の隙間を可視光線の干渉が生じない一定間隔以上に維持することが可能となり、結果として優れたニュートンリング防止性(以下、「高アンチニュートンリング性」とも言う)を有する透明電極付き基板が得られる。
また透明電極の中でも、タッチパネル用透明電極にとって必須な要求特性として高入力耐久性が挙げられる。特許文献1には、透明電極層を物理的負荷から守る目的で、柔らかく磨耗傷の生じやすい透明電極層上にDLC(ダイヤモンドライクカーボン)層を積層し、高入力耐久性を達成した透明電極付き基板が報告されている。しかしながら、高アンチニュートンリング性透明電極付き基板を得ることを目的として粒子含有ハードコート層を用いた場合、上部透明電極付き基板と下部透明電極付き基板の押圧部分は、表面の大きな凹凸のために局所的に大きな物理的負荷が生じるため高入力耐久性が得られない。このように、高アンチニュートンリング性と高入力耐久性の両立は困難である。
特開2001−283643
特許文献1には、対向する表面同士が滑らか過ぎると摩擦力が大きく、磨耗傷が生じ易いため、硬化樹脂層(ハードコート層)に粒子を加えることにより、高入力耐久性に優れた透明電極付き基板が得られることが開示されている。しかしながら、高アンチニュートンリング性を実現するために粒子径が大きい粒子を加えた場合の入力耐久性の悪化およびその対策については述べられていない。
上記のように、高アンチニュートンリング性を持たせたハードコート層を用いた場合でも、高入力耐久性を併せ持つ透明導電フィルムの実現が強く求められている。
そこで本発明では、高アンチニュートンリング性および高入力耐久性に優れたタッチパネル用透明電極付き基板を提供することを目的とする。
本発明者は、前記従来技術に鑑み、鋭意検討を重ね本発明に到達した。
すなわち本発明は、以下に関するものである。
(I)以下の(1)〜(3)を特徴とする、タッチパネル用透明電極付き基板。
・ 透明基板上に少なくともハードコート層、酸化インジウムを主成分とする透明電極層、水素含有量が5〜30atm%であるDLC層がこの順に形成されている。
・ 前記ハードコート層に、数平均粒子径2.0〜8.0μmの粒子が1.0mm×1.0mmの範囲内に300〜3000個含まれ、かつ前記ハードコート層の膜厚が前記粒子の数平均粒子径未満である。
・ 前記タッチパネル用透明電極付き基板の前記DLC層上の算術平均粗さ(Ra)が0.05〜0.50μmである。
(II)前記DLC層の膜厚が0.5〜5.0nmであることを特徴とする(I)に記載のタッチパネル用透明電極付き基板。
(III)前記透明電極層の膜厚が10〜40nmであることを特徴とする(I)または(II)のいずれかに記載のタッチパネル用透明電極付き基板。
本発明は、高アンチニュートンリング性を有するハードコート層を用いた場合でも、高入力耐久性に優れたタッチパネル用透明電極付き基板を提供することができる。
タッチパネル用透明電極付き基板の断面図を示す。 タッチパネル用透明電極付き基板の断面図を示す。
本発明は、「以下の(1)〜(3)を特徴とする、タッチパネル用透明電極付き基板
・ 透明基板上に少なくともハードコート層、酸化インジウムを主成分とする透明電極層、水素含有量が5〜30atm%であるDLC層がこの順に形成されている。
・ 前記ハードコート層に、数平均粒子径2.0〜8.0μmの粒子が1.0mm×1.0mmの範囲内に300〜3000個含まれ、かつ前記ハードコート層の膜厚が前記粒子の数平均粒子径未満である。
・ 前記タッチパネル用透明電極付き基板の前記DLC層上の算術平均粗さ(Ra)が0.05〜0.50μmである。
」に関するものである。
以下、本発明に係る透明電極付き基板の代表的な形態を説明する。なお、本願の各図において厚さの寸法関係については図面の明瞭化と簡略化のため適宜変更されており、実際の寸法関係を表していない。また、各図において同一の参照符号は同一部分または相当部分を表している。
図1には、透明基板1上に、粒子3を含むハードコート層2、透明電極層4、DLC層5がこの順に形成されたタッチパネル用透明電極付き基板について記載している。図2には、透明基板1上に、粒子3を含むハードコート層2、透明電極層4、DLC層5がこの順に形成され、透明基板1のもう一方の面にハードコート層6が形成されたタッチパネル用透明電極付き基板について記載している。
本発明に係る透明基板1は、特に限定されないが、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)やポリブチレンテレフテレート(PBT)やポリエチレンナフタレート(PEN)などのポリエステル樹脂やシクロオレフィン系樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリイミド樹脂、セルロース系樹脂などが挙げられる。
透明基板1の膜厚は、特に限定されないが、10〜300μmが好ましい。厚みが10μm以上であると入力耐久性が良好となり、300μm以下であると入力荷重が大きくなり過ぎずタッチパネル用途に好適となる。
透明基板1には、透明基板1とハードコート層2の付着性を向上させる目的で表面処理を施すことができる。表面処理の手段はいくつかあるが、例えば、基板表面に電気的極性を持たせ、付着力を高める方法などがある。具体的にはコロナ放電処理などが挙げられる。
本発明に係るハードコート層2は、粒子3を含有することを特徴としている。
本発明に係る粒子3の数平均粒子径は2.0〜8.0μmである。なかでも3.0〜6.0μmがより好ましい。ここで言う粒子径とは、1次粒子のものであるとは限らず、1次粒子が凝集して形成された2次粒子の粒子径でも良い。粒子3の数平均粒子径が2.0μm以上であるとアンチニュートンリング性が良好となり、8.0μm以下であると入力耐久性が良好となる傾向がある。
本発明に係る粒子3は、1.0mm×1.0mmの範囲内に300〜3000個含まれる。なかでも、400〜2000個が好ましく、500〜1500個がより好ましい。粒子3が300個以上であるとアンチニュートンリング性(以下「AN性」とも言う)が良好となり、3000個以下であると入力耐久性が良好となる傾向がある。
粒子3として使用される材料は特に限定されないが、例えば有機粒子としてはアクリル系、スチレン系、ウレタン系、シリコーン系等が挙げられ、無機粒子としてはシリカ等が挙げられる。これらの1種類または2種以上から適宜選択して使用することが出来る。
本発明に係るハードコート層2の厚さは、粒子の数平均粒子径未満であることが必要である。前記範囲とすることで、透明電極付き基板表面に凹凸が生じ、高アンチニュートンリング性が得られる。具体的には、数平均粒子径より0.2μm以下であることが好ましく、0.5μm以下であることがより好ましい。
本発明に係るハードコート層2は、前記粒子を含有したバインダ樹脂により形成されている。前記バインダ樹脂としては、特に限定されないが、例えばアクリル樹脂、スチレン樹脂、ウレタン樹脂、シリコーン樹脂等の合成樹脂が挙げられ、これらのうちの1種類または2種以上から適宜選択して使用することが出来る。
ハードコート層2に含まれる粒子3とバインダ樹脂の屈折率は、特に限定されないが、透明基板1として上記記載の樹脂を用いた場合、いずれも1.4〜1.7の範囲であることが好ましい。また、粒子3とバインダ樹脂の屈折率の差が0.3以下であることがより好ましく、屈折率差が0、すなわち粒子3とバインダ樹脂の屈折率が同じであることが特に好ましい。前記範囲とすることで、粒子3とバインダ樹脂、透明基板1の間での反射が抑えられ、高透明性の透明電極付き基板が得られる。
本発明に係る透明電極付き基板は、ハードコート層2と透明電極層4の付着力を向上させる目的で、ハードコート層と透明電極層4の間に下地層などを形成することもできる。前記下地層としては、金属層や金属酸化物層などが挙げられ、金属酸化物層としては、例えば一般式SiOx(x=1.5〜2.0)で示される酸化ケイ素を主成分とする金属酸化物層などを用いることもできる。下地層の膜厚は、10〜100nmが好ましく、20〜80nmがさらに好ましい。また下地層の波長550nmにおける屈折率は1.40〜1.60が好ましく、1.45〜1.55がさらに好ましい。膜厚または屈折率が、前記範囲の下地層を用いることで高透明性の透明電極付き基板が得られる。
本発明に係る透明電極付き基板は、透明基板1のもう片方の面、すなわちハードコート層2とは反対の面上に、ハードコート層6を設けても良い。ハードコート層6を設けることにより、カール防止などが期待できる。
前記ハードコート層6としては、特に限定されないが、粒子を含有するものを用いても良いし、粒子を含有しないものを用いても良い。粒子を含有するものとしては、例えばハードコート層2と同じ材料のもの、すなわち粒子3を含有したハードコート層を用いることもできる。粒子を含有しないものとしては、例えばアクリル樹脂、スチレン樹脂、ウレタン樹脂、シリコーン樹脂等の合成樹脂等を用いることができる。
本発明に係る透明電極層4の膜厚は、10〜40nmであることを特徴とする。中でも12〜35nmが好ましく、14〜30nmがさらに好ましい。前記範囲にすることで高入力耐久性、高透明性、あるいはタッチパネル用途に最適な導電性が得られる。
透明電極層4としては、酸化インジウムを主成分としたものを用いる。透明電極層4としては、酸化インジウム以外にも他の成分を含むことができ、他の成分としては具体的には錫、亜鉛、チタン、モリブデン、タングステン、セリウム、ジルコニウムの酸化物などを挙げることができる。中でも、他の成分として錫を用いた場合、低抵抗性などの観点からより好ましい。
前記他の成分は、酸化インジウムを合わせた重さに対し、1〜15重量%、より好ましくは3〜13重量%、さらに好ましくは5〜10重量%の含有量であるインジウム複合酸化物であることが好ましい。中でも、他の成分として錫を5〜10重量%用いたものを特に好ましく使用することができる。前記他の成分は、含有量が多ければキャリア濃度が増大するため導電性を向上させることができ、前記範囲内であればその効果を十分に得ることができる。
透明電極層4の形成方法としては、均一な薄膜が形成される方法であれば特に限定されない。例えば、スパッタリングや蒸着などのPVD法や、各種CVD法などのドライコーティングなどの他に、透明電極層4の原料を含む溶液をスピンコート法やロールコート法、スプレー塗布やディッピング塗布などにより塗布した後に加熱処理などで形成する方法が挙げられるが、ナノメートルレベルの薄膜を均一に形成しやすいという観点からドライコーティングが好ましく、中でもスパッタリング法がより好ましい。
本発明に係る透明電極層4は、酸素を1〜10体積%含むガスを用いたスパッタリング法によって製膜されたものであることが好ましい。中でも酸素ガスは2〜6体積%がより好ましい。前記範囲の酸素を供給することで、次に積層するDLC層5の製膜時に生じる水素プラズマによってインジウムイオンが過度に還元することを抑制し、高入力耐久性や高透明性に優れた透明導電層を得ることができる。前記透明電極層4をスパッタリング法により製膜する場合に用いられるガスは、アルゴンのような不活性ガスを主成分とするものが好ましい。ここで、「不活性ガスを主成分とする」とは、使用するガスのうち、アルゴンなどの不活性ガスを50%以上含むことを意味する。使用するガスとしては前記アルゴンのような不活性ガス単独でも用いることができるが、2種類以上のガスを含む混合ガスを用いることもできる。中でもアルゴンと酸素の混合ガスがより好ましく用いられる。なお、さらに他のガスを含有していても良い。
本発明に係るDLC層5は、水素含有率5〜30atm%であるダイヤモンドライクカーボンである。
水素含有量が5atm%以上であると高入力耐久性や高透明性が得られ、30atm%以下であると高入力耐久性が得られる傾向がある。前記水素含有量は、5atm%以上、25atm%以下が好ましい。
DLC層5は、炭素原子のsp平面構造(グラファイト構造)とsp四面体構造(ダイヤモンド構造)が混在した結晶性または非晶質炭素として存在している。
DLC層5は、水素を50〜100体積%含むガスを用いたスパッタリング法によって製膜することが好ましく、中でも80〜100体積%がより好ましい。前記範囲の水素を用いることで、DLC層5の水素含有量が5〜30atm%となり、高入力耐久性や、高透明性などに優れたDLC層が得られる。水素以外のガスとしては、二酸化炭素やヘリウム、アルゴンなどを0〜50体積%含むことができる。このとき、水素以外の他のガスは1種類のみでもよく、また2種類以上であっても良い。またDLC層5を形成する場合、ターゲットとしてカーボンを用いたスパッタリング法によって形成することが好ましい。
DLC層5は、膜厚が0.5〜5.0nmであることが好ましい。より好ましくは0.5〜4.0nm、特に好ましくは0.5〜3.0nmである。前記範囲にある場合には高入力耐久性、高透明性、あるいはタッチパネル用途に最適な導電性が得られる。
本発明に係るタッチパネル用透明電極付き基板のDLC層表面上の算術平均粗さ(Ra)は、0.05〜0.50μmである。好ましくは0.05〜0.40μmである。算術平均粗さ(Ra)が0.05μm以上であるとアンチニュートンリング性が良好となり、0.50μm以下であると耐入力性が向上する傾向がある。なお、算術平均粗さ(Ra)は、粒子3とバインダ樹脂の割合を変えることなどにより調整できる。
本発明に係る透明電極付き基板は、透過率が88%以上であることが好ましく、90%以上がより好ましい。透過率が前記範囲となることで、タッチパネル用途に最適な透明性が得られるため好ましい。
本発明においては、入力耐久性に優れたタッチパネル用透明電極付き基板を作製することができる。入力耐久性は、入力耐久性試験後にリニアリティを測定することにより算出することができる。この時、リニアリティが1.5%以下であることが好ましく、1.0%以下であることがより好ましい。ここでリニアリティとは、タッチパネル用透明電極の抵抗値の均一性を表す指標であり、小さいほど抵抗値の均一性が良好である。
前記タッチパネル用透明電極付き基板は、DLC層5製膜後に70℃以上170℃以下の温度で熱アニール処理を行っても良い。アニール時間は導電性ペーストやアニール温度にもよるが、0.1〜2.0時間が好ましい。
前記タッチパネル用透明電極付き基板の表面抵抗の値は、100〜2000Ω/□が好ましく、特に200〜800Ω/□が好ましい。
前記タッチパネル用透明電極付き基板は、温度85℃の雰囲気下に1000時間放置した場合の熱変化率が、1.5倍以下であることが好ましい。より好ましくは1.3倍以下である。ここで言う耐熱変化率とは、高温放置後の表面抵抗値を高温放置前の表面抵抗値で割った値である。
前記タッチパネル用透明電極付き基板は、温度60℃、湿度90%の雰囲気下に1000時間放置した場合の湿熱変化率が1.5であることが好ましい。より好ましくは1.3倍以下である。ここで言う湿熱変化率とは、高温高湿放置後の表面抵抗値を高温高湿放置前の表面抵抗値で割った値である。
以下に、実施例をもって本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
ハードコート層2および粒子3の数平均粒子径、粒子数の測定は、走査型電子顕微鏡(SEM)や透過型電子顕微鏡(TEM)などの電子顕微鏡や、原子間力顕微鏡(AFM)や走査型トンネル顕微鏡(STM)などの超高分解能顕微鏡、光学顕微鏡、レーザー顕微鏡で行うことができる。どの顕微鏡を使用しても同じ結果を得ることができるが、本発明の評価はレーザー顕微鏡ELISTA−OL28W9/XJ(OLYMPUS社製)を用いて測定した。
DLC層5の水素含有量は、HRBS500(神戸製鋼所製)を用いてERDA(Elastic Recoil Detection Analysis:弾性反銚粒子検出法)により測定した。
透明電極付き基板の算術平均粗さ(Ra)は、JIS B0601:2001に準拠し、タリステップSURFCOM470A(東京精密社製)を用いて測定した。
透明電極付き基板のアンチニュートンリング性評価は、透明電極付き基板とガラスを接触させた領域を、3波長蛍光灯の下でガラス側表面の、ガラス表面の法線に対して斜め60度の方向からニュートンリングの有無を目視で観察して評価した。ニュートンリングが観測できないものを良好(◎)、かすかに観測できるものをやや良好(○)、明確に観測できるものを不良(×)とした。
透明電極付き基板の入力耐久性試験は、上下電極の透明電極層面が向かい合うように貼り合わせたタッチパネルを用いて実施した(上部電極:透明電極付き基板、下部電極:マイクロドットスペーサ付きITOガラス)。試験条件として、上部電極側からポリアセタール樹脂ペン(先端0.8mmR)に5.0Nの荷重をかけて、30mmの間隔を60mm/sの速度で同一ライン上に5万往復筆記する方法で行った。この入力耐久性試験後にリニアリティを測定し、リニアリティが1.0%以下であるものを良好(◎)、リニアリティが1.0〜1.5%であるものをやや良好(○)、リニアリティが1.5%以上であるものを不良(×)とした。
リニアリティの測定はタッチパネル用透明電極付き基板のDLC層5上において対向する2辺に銀ペーストで電極を設け、両電極間に電圧を印加し、電極間の任意の点の出力電圧と理論電圧の差の絶対値(ΔV=|出力電圧−理論電圧|)で行った。透明電極付き基板上の任意の点について、最も外側の測定点間の電位差をV−V(最外端電位差ともいう)とし、この値から透明電極付き基板の抵抗値が完全に均一であると仮定する場合の理論電圧を求める。次に、透明電極付き基板上の任意の点について、それぞれの点における出力電圧と理論電圧との差ΔVを求め、それらの最大値ΔVmaxを最外端電位差V−Vで割った値ΔVmax/(V−V)×100(%)を求める。該測定を電極の各位置Yで行い、それらの最大値がリニアリティである。
透明性は、濁度計(NDH−300A)(日本電色工業株式会社製)を用いてJISK7105に従い測定した透過率をもとに評価した。
透明電極付き基板の各層の膜厚は分光エリプソメーターVASE(J.Aウーラム社製)を用いて測定した。フィッティングはCauchyモデルにより行った。DLC層5の膜厚は、0.76W/cm2のDC放電、巻取り速度0.1m/minで製膜したカーボン層の膜厚を測定し、それを基準に計算した値を用いた。
(実施例1)
本発明に係る透明電極付き基板は、ロールトゥロール方式の巻取り式スパッタリング装置を用いて製膜した。前記透明電極付き基板は、シクロオレフィンポリマーフィルム(商品名ZEONOR(ZF16)、膜厚100μm、日本ゼオン製)の透明基板1上に、ハードコート層2、透明電極層4、DLC層5を順次形成し、透明基板1のもう一方の面にハードコート層6を形成することにより作製した。
前記ハードコート層2は、厚さ3.7μmのアクリル系バインダ樹脂および数平均粒子径5.0μm、1.0mm×1.0mmの範囲内粒子数773個含まれるアクリル系樹脂からなる粒子3により形成したものである。また、前記ハードコート層6は、厚さ3.7μmのアクリル系バインダ樹脂(粒子なし)により形成したものである。
前記ハードコート層2上に、インジウム錫複合酸化物からなる透明電極層4を形成した。前記透明電極層4は、インジウム錫複合酸化物(酸化錫含量10重量%)をターゲットとして用い、基板温度を25℃、酸素/アルゴン(4/160sccm)混合ガス中、装置内圧力0.3Paにおいて1.5W/cmのDC電力を用いてスパッタリングを行いて、膜厚24nmに製膜した。
DLC層5は、カーボンをターゲットとして用い、基板温度を25℃、水素ガス(20sccm)中、装置内圧力0.8Paにおいて0.8W/cmのDC放電を用いてスパッタリングを行い、膜厚1nmに製膜した。得られたDLC層5の水素含有率は、20atm%であった。
このようにして作製した透明電極付き基板のDLC層5表面上の算術平均粗さは、0.12μmであった。またアンチニュートンリング性は◎、入力耐久性は◎(リニアリティ=0.7%)、透過率は90%であった。
(実施例2)
ハードコート層2として、1.0mm×1.0mmの範囲内に含まれる粒子数792個のアクリル系樹脂からなる粒子3を用いた。またDLC層5は、カーボンをターゲットとして用い、基板温度を25℃、水素/アルゴン(10/10sccm)混合ガス中、装置内圧力0.8Paにおいて0.8W/cmのDC電力を用いてスパッタリングを行い、水素含有率10atm%のDLC層5を膜厚1nm形成した。前記以外は実施例1と同様の実験を行った。
このようにして作製した透明電極付き基板のDLC層5表面上の算術平均粗さは、0.12μmであった。またアンチニュートンリング性は◎、入力耐久性は◎(リニアリティ=0.8%)、透過率は88%であった。
(実施例3)
ハードコート層2として、膜厚2.3μmのアクリル系バインダ樹脂、および数平均粒子径3.5μm、1.0mm×1.0mmの範囲内に含まれる粒子数796個のアクリル系樹脂からなる粒子3を用いた以外は実施例1と同様の実験を行った。
このようにして作製した透明電極付き基板の算術平均粗さは、0.07μmであった。アンチニュートンリング性は○、入力耐久性は◎(リニアリティ=0.6%)、透過率は90%であった。
(実施例4)
ハードコート層2として、膜厚5.5μmのアクリル系バインダ樹脂、および数平均粒子径7.0μm、1.0mm×1.0mmの範囲内に含まれる粒子数753個のアクリル系樹脂からなる粒子3を用いた以外は実施例1と同様の実験を行った。
このようにして作製した透明電極付き基板の算術平均粗さは、0.23μmであった。アンチニュートンリング性は◎、入力耐久性は○(リニアリティ=1.2%)、透過率は90%であった。
(実施例5)
ハードコート層2として、1.0mm×1.0mmの範囲内に含まれる粒子数422個のアクリル系樹脂からなる粒子3を用いた以外は実施例1と同様の実験を行った。
このようにして作製した透明電極付き基板の算術平均粗さは、0.07μmであった。アンチニュートンリング性は○、入力耐久性は◎(リニアリティ=0.7%)、透過率は90%であった。
(実施例6)
ハードコート層2として、1.0mm×1.0mmの範囲内に含まれる粒子数1581個のアクリル系樹脂からなる粒子3を用いた以外は実施例1と同様の実験を行った。
このようにして作製した透明電極付き基板の算術平均粗さは、0.25μmであった。アンチニュートンリング性は◎、入力耐久性は○(リニアリティ=1.3%)、透過率は89%であった。
(実施例7)
ハードコート層2として、1.0mm×1.0mmの範囲内に含まれる粒子数809個のアクリル系樹脂からなる粒子3を用い、またDLC層5は、膜厚を4nmに形成した。前記以外は、実施例1と同様の実験を行った。
このようにして作製した透明電極付き基板の算術平均粗さは0.13μmであった。アンチニュートンリング性は◎、入力耐久性は◎(リニアリティ=0.6%)、透過率は88%であった。
(実施例8)
ハードコート層2として、1.0mm×1.0mmの範囲内に含まれる粒子数762個のアクリル系樹脂からなる粒子3を用い、また透明電極層4は、膜厚を17nmに形成した。前記以外は、実施例1と同様の実験を行った。
このようにして作製した透明電極付き基板の算術平均粗さは0.12μmであった。アンチニュートンリング性は◎、入力耐久性は○(リニアリティ=1.3%)、透過率は91%であった。
(比較例1)
ハードコート層2として、1.0mm×1.0mmの範囲内に含まれる粒子数788個のアクリル系樹脂からなる粒子3を用い、DLC層5を製膜しなかった。前記以外は、実施例1と同様の実験を行った。
このようにして作製した透明電極付き基板の算術平均粗さは0.12μmであった。アンチニュートンリング性は◎、入力耐久性は×(リニアリティ=2.1%)、透過率は90%であった。
(比較例2)
ハードコート層2として、1.0mm×1.0mmの範囲内に含まれる粒子数776個のアクリル系樹脂からなる粒子3を用いた。またDLC層5として、カーボンをターゲットとして用い、基板温度を25℃、アルゴンガス(20sccm)中、装置内圧力0.8Paにおいて0.8W/cmのDC電力を用いてスパッタリングを行い、水素含有率0.3atm%以下のDLC層5を膜厚1nm形成した。前記以外は、実施例1と同様の実験を行った。
このようにして作製した透明電極付き基板の算術平均粗さは0.12μmであった。アンチニュートンリング性は◎、入力耐久性は×(リニアリティ=1.9%)、透過率は87%であった。
(比較例3)
ハードコート層2として、数平均粒子径1.6μm、1.0mm×1.0mmの範囲内に含まれる粒子数759個のアクリル系樹脂からなる粒子3を用いた以外は実施例1と同様の実験を行った。
このようにして作製した透明電極付き基板の算術平均粗さは、0.02μmであった。アンチニュートンリング性は×、入力耐久性は◎(リニアリティ=0.6%)、透過率は90%であった。
(比較例4)
ハードコート層2として、膜厚7.8μmのアクリル系バインダ樹脂、および数平均粒子径9.0μm、1.0mm×1.0mmの範囲内に含まれる粒子数761個のアクリル系樹脂からなる粒子3を用いた以外は実施例1と同様の実験を行った。
このようにして作製した透明電極付き基板の算術平均粗さは、0.20μmであった。アンチニュートンリング性は◎、入力耐久性は×(リニアリティ=1.6%)、透過率は90%であった。
(比較例5)
ハードコート層2として、1.0mm×1.0mmの範囲内に含まれる粒子数246個のアクリル系樹脂からなる粒子3を用いた以外は実施例1と同様の実験を行った。
このようにして作製した透明電極付き基板の算術平均粗さは、0.04μmであった。アンチニュートンリング性は×、入力耐久性は◎(リニアリティ=0.5%)、透過率は90%であった。
(比較例6)
ハードコート層2として、1.0mm×1.0mmの範囲内に含まれる粒子数3201個のアクリル系樹脂からなる粒子3を用いた以外は実施例1と同様の実験を行った。
このようにして作製した透明電極付き基板の算術平均粗さは、0.50μmであった。アンチニュートンリング性は◎、入力耐久性は×(リニアリティ=2.3%)、透過率は87%であった。
表1より、実施例と比較例を比較すると、DLC層5の水素含有率が0.3atm%である比較例2では入力耐久性が不良であるのに対し、20atm%である実施例1では良好となった。またDLC層5がない比較例1においても入力耐久性が不良であるに対し、実施例1(20atm%)あるいは実施例2(10atm%)では良好となった。
また粒子3の数平均粒子径が9.0μmである比較例4では、入力耐久性が不良であるのに対し、実施例1(5.0μm)では良好、また実施例4(7.0μm)ではやや良好となった。
またハードコート層2の膜厚(3.7μm)が、粒子の数平均粒子径(1.6μm)より大きい比較例3ではAN性が悪くなったのに対し、数平均粒子径未満である実施例1、3、4などではAN性が良好あるいはやや良好となった。
さらに粒子の個数が246個である比較例5ではAN性が不良、3201個である比較例6では入力耐久性が不良であるのに対し、300〜3000個である実施例では、AN性あるいは入力耐久性が、良好あるいはやや良好となった。
以上より、DLC層の水素含有量を5〜30atm%、ハードコート層に数平均粒子径2.0〜8.0μmの粒子が1.0mm×1.0mmの範囲内に300〜3000個でかつハードコート層の膜厚が粒子の数平均粒子径未満、またDLC層上の算術平均粗さ(Ra)を0.05〜0.50μmとすることにより、高AN性と高入力耐久性に優れた透明電極付き基板を作製できると考えられる。
1 透明基板
2 ハードコート層
3 粒子
4 透明電極層
5 DLC層
6 ハードコート層

Claims (3)

  1. 以下の(1)〜(3)を特徴とする、タッチパネル用透明電極付き基板。
    ・ 透明基板上に少なくともハードコート層、酸化インジウムを主成分とする透明電極層、水素含有量が5〜30atm%であるDLC層がこの順に形成されている。
    ・ 前記ハードコート層に、数平均粒子径2.0〜8.0μmの粒子が1.0mm×1.0mmの範囲内に300〜3000個含まれ、かつ前記ハードコート層の膜厚が前記粒子の数平均粒子径未満である。
    ・ 前記タッチパネル用透明電極付き基板の前記DLC層上の算術平均粗さ(Ra)が0.05〜0.50μmである。
  2. 前記DLC層の膜厚が0.5〜5.0nmであることを特徴とする請求項1に記載のタッチパネル用透明電極付き基板。
  3. 前記透明電極層の膜厚が10〜40nmであることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載のタッチパネル用透明電極付き基板。
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