JP2012018587A - 画像表示システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 タッチパネル式ディスプレイ220の入力操作に対してレスポンス良く反応音が得られるようにする。
【解決手段】 携帯端末10は、車両用のナビゲーションを実行するための画像データを生成して車載ディスプレイ装置200に送信する。また、表示画面が変更される場合には、反応エリアデータも合わせて車載ディスプレイ装置200に送信する。車載ディスプレイ装置200は、タッチパネル式ディスプレイ220の入力操作が行われた場合、入力座標データと反応エリアデータに基づいて、入力位置が反応エリアに入る場合には、スピーカ240から反応音を発生させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画面表示を見てユーザが入力操作するタッチパネル式ディスプレイを備えた画像表示操作装置と、画像表示操作装置と通信可能に設けられ、タッチパネル式ディスプレイに表示する画像の画像データを送信する画像送信装置とを備えた画像表示システムに関する。
従来から、車両の走行案内に適したナビゲーションを実行する携帯ナビゲーション端末が特許文献1に提案されている。また、最近においては、携帯ナビゲーション端末は非常に高機能化されている。
一方、最近の車両には、車載ナビゲーション装置が装備されている。従って、車両の搭乗者が車両用のナビゲーション機能を有する携帯ナビゲーション端末を持っていれば、車載ナビゲーション装置は必ずしも必要ではない。しかしながら、携帯ナビゲーション端末の表示画面は、車載ナビゲーション装置の表示画面に比べて狭いため、視認性が悪いと感じるユーザもいる。
特開2002−277274号公報
そこで、本願発明者は、車両側には、車載ナビゲーション装置に代えて、ナビゲーション機能を備えないタッチパネル式のディスプレイ装置を設け、このディスプレイ装置と携帯端末とを通信接続して、ディスプレイ装置でナビゲーションを実行させるシステムを考えた。このシステムでは、ナビゲーションを行うための制御処理を携帯端末側で実施し、画像表示および操作入力をディスプレイ装置側で実施する。従って、車両に車載ナビゲーション装置を搭載する必要が無く、車両の低コスト化を図ることができる。また、車両に搭載するディスプレイ装置は、携帯端末に比べて大きな画面のものにすることができ、従来の車載ナビゲーション装置と同程度の視認性を維持することができる。
しかしながら、このシステムでは、タッチパネルへの操作入力に対して、操作反応音の発生するレスポンスが悪いという問題がある。これは、以下の理由による。ディスプレイ装置は、タッチパネルに操作入力が行われると、入力された位置を表す座標データを携帯端末に送信する。携帯端末は、受信した座標データに基づいて、その座標が反応音を発生させるべき領域に含まれているのかを判断し、反応音を発生させるべき領域に含まれている場合には、発音指令をディスプレイ装置に送信する。このため、操作入力後に、ディスプレイ装置と携帯端末との間で、反応音を発生させるための信号の授受が行われ、操作入力タイミングに対して、実際にディスプレイ装置から反応音の発生するタイミングが遅れてしまう。従って、ディスプレイ装置が故障していると勘違いする可能性がある。また、タッチパネルを強く押し続けてしまいタッチパネルを損傷する可能性もある。
本発明は、上記問題に対処するためになされたもので、タッチパネルへの入力操作に対してレスポンス良く反応音が得られるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の特徴は、タッチパネル式ディスプレイと、反応音を発生するためのスピーカとを備え、受信した画像データにより前記タッチパネル式ディスプレイに画像を表示するとともに、前記タッチパネル式ディスプレイに操作入力された入力位置を表す入力位置データを送信する画像表示操作装置と、前記画像表示操作装置と通信可能に接続され、前記タッチパネル式ディスプレイに表示する画像の画像データを前記画像表示操作装置に送信するとともに、前記タッチパネル式ディスプレイの入力位置データを受信して、前記入力位置データに応じた処理を行う画像送信装置とを備えた画像表示システムであって、前記画像送信装置は、前記タッチパネル式ディスプレイの表示画像における反応音を発生させるべき反応音領域を設定した反応音領域データを前記画像表示操作装置に送信する反応音領域データ送信手段を備え、前記画像表示操作装置は、前記反応音領域データに基づいて前記タッチパネル式ディスプレイに操作入力された入力位置が前記反応音領域に入る場合に前記スピーカで反応音を発音させる反応音制御手段を備えたことにある。
本発明においては、画像表示操作装置と、画像表示操作装置とは別体に設けられた画像送信装置とを備えており、画像表示操作装置と画像送信装置との間で通信可能となっている。画像表示操作装置は、表示器と操作入力位置検出器とが組み合わされたタッチパネル式ディスプレイと、反応音を発生するためのスピーカとを備えており、画像送信装置から送信された画像データを受信してタッチパネル式ディスプレイに画像を表示する。また、画像表示操作装置は、タッチパネル式ディスプレイに操作入力された入力位置を表す入力位置データを画像送信装置に送信する。
画像送信装置は、タッチパネル式ディスプレイに表示する画像の画像データを画像表示操作装置に送信するとともに、画像表示操作装置から送信された入力位置データを受信して、入力位置データに応じた処理を行う。
こうした画像表示システムにおいては、画像表示操作装置がグラフィカルユーザーインターフェースとなり、画像送信装置がユーザの操作に応じた制御処理を行う頭脳部となる。画像表示操作装置においては、タッチパネル式ディスプレイへの操作入力に対して、その操作を受け付けたことを表す反応音を発生させることが好ましい。しかし、この場合、操作に応じた制御処理を行う画像送信装置において、操作入力位置が反応音を発生させるべき反応音領域に入っているかを判断し、その判断結果に基づいて、反応音指令信号を画像表示操作装置に送信すると、実際に反応音が画像表示操作装置のスピーカから発せられるタイミングが遅れてしまう。
そこで、本発明においては、反応音の発音タイミングが遅れないように、反応音領域データ送信手段と反応音制御手段とを備えている。反応音領域データ送信手段は、画像送信装置に設けられ、タッチパネル式ディスプレイの表示画像における反応音を発生させるべき反応音領域を設定した反応音領域データを画像表示操作装置に送信する。また、反応音制御手段は、画像表示操作装置に設けられ、反応音領域データに基づいてタッチパネル式ディスプレイに操作入力された入力位置が反応音領域に入る場合にスピーカで反応音を発生させる。従って、ユーザがタッチパネル式ディスプレイに操作入力する前に、予め、反応音領域を設定した反応音領域データを画像表示操作装置に送信しておくことができるため、画像送信装置で反応音の制御を行う必要がない。
このため、ユーザのタッチパネル式ディスプレイへの操作に対してレスポンス良く反応音が発生する。従って、ユーザは、快適に操作入力を行うことができる。また、タッチパネル式ディスプレイが故障していると誤解することもなく、タッチパネル式ディスプレイを強く押し続けて損傷させてしまうおそれもない。
本発明の他の特徴は、前記画像表示操作装置は、車両の室内に設けられるタッチパネル式の車載ディスプレイ装置であり、前記画像送信装置は、携帯端末であることにある。
本発明によれば、携帯端末で表示される画像を車載ディスプレイ装置で表示することができる。従って、タッチパネル式ディスプレイ装置の表示画面を大きくすることができるため、車室内では、携帯端末で提供される映像を大きな画面で見ることができ、視認性が向上する。また、広い表示画面を使って操作入力することができ、しかも、操作入力に対する反応音がレスポンス良く発生するので操作性が非常に良好となる。
本発明の他の特徴は、前記携帯端末は、車両用のナビゲーションを実行可能であることにある。
本発明によれば、車両にナビゲーション装置を搭載しなくても、携帯端末との通信機能を有する画像表示操作装置を設けることにより、大きな画面で車両の走行ガイドを受けられるようになる。このため、車両の低コスト化を図ることができる。
本発明の実施形態に係る画像表示システムの概略構成図である。 車載ディスプレイ装置が設置された車室内の斜視図である。 携帯端末と車載ディスプレイ装置の正面図である。 実施形態に係る車載ディスプレイ制御ルーチンを表すフローチャートである。 実施形態と比較するための比較ルーチンを表すフローチャートである。 地図表示画面における反応エリアを示した説明図である。 メニュー表示画面における反応エリアを示した説明図である。 変形例に係る地図表示画面における反応エリアを示した説明図である。
以下、本発明の一実施形態に係る画像表示システムについて図面を用いて説明する。図1は、同実施形態に係る車両の画像表示システムの概略構成図である。
この画像表示システムは、携帯端末10と車載ディスプレイ装置200とを備えている。携帯端末10は、各種のアプリケーションプログラムを記憶し、アプリケーションプログラムを実行することにより色々な情報をユーザに提供する携帯情報端末である。本実施形態においては、携帯端末10は、ナビゲーションプログラムを記憶し、このナビゲーションプログラムを実行することにより、画像および音声によってユーザに車両走行案内を行う。尚、携帯端末10は、ナビゲーションを行うものに限らない。例えば、携帯ウェブブラウザであってもよいし、ゲーム用アプリケーションプログラムを実行する携帯ゲーム機であってもよい。また、アプリケーションプログラムは、インターネット等の外部からダウンロードして実行するものであってもよい。
車載ディスプレイ装置200は、図2に示すように、車両のインストルメントパネル400に組み込まれたタッチパネル式ディスプレイ220を備えている。車載ディスプレイ装置200は、装置単独では、ナビゲーションなどのアプリケーションを実行する機能を備えていない。従って、車載ディスプレイ装置200としては、従来の車載ナビゲーション装置に比べて、非常に安価なものとなっている。本実施形態の画像表示システムにおいては、ナビゲーションを行うための制御処理を携帯端末10で実施し、車載ディスプレイ装置200は、画像および音声による運転者への情報伝達、および、操作入力を行うためのグラフィカルユーザーインターフェースとして機能する。本実施形態においては、車載ディスプレイ装置200は、携帯端末10で表示される画像と同じ画像を表示する。
携帯端末10は、電子制御ユニット100(以下、ECU100と呼ぶ)と、外部通信部20と、GPSユニット30と、タッチパネル式ディスプレイ40と、パネル外操作部50と、スピーカ60と、不揮発性メモリ70と、端末側通信部80とを備えている。ECU100は、マイコンを主要部とするもので、CPU、ROM,RAM,入出力インターフェース、各種ドライバ等を備えている。ROM内には、アプリケーションプログラムとしてのナビゲーションプログラムが記憶されている。
外部通信部20は、インターネットに接続するための無線通信回路であって、例えば、携帯電話事業者の基地局を介してインターネットに接続するものであってもよいし、直接インターネットに接続するものであってもよい。これにより、携帯端末10は、インターネットを介して情報配信センターとデータ通信が可能となっている。GPSユニット30は、GPS衛星からの電波に基づいて携帯端末の現在位置座標を検出するものであり、現在位置座標をECU100に出力する。
タッチパネル式ディスプレイ40は、液晶あるいは有機EL等を用いた薄型ディスプレイである表示部41と、表示部41の表示画面上での操作入力位置を検出するためのパネル内操作部42とから構成される。表示部41は、ECU100から出力された画像信号により各種の画像(ナビゲーション実行時であれば、道路地図、各種案内情報、各種設定情報等)を表示するものである。表示部41の画面の大きさ(面積)は、携帯端末10がコンパクト性を要求されることから、図3に示すように、車載ディスプレイ装置200に比べて小さいものとなっている。但し、表示部41の画面は、解像度の高いものが使用される。本実施形態における表示部41の画面規格は、フルワイドVGAである。従って、画面を構成するピクセル数は、960×480(横×縦)となっている。
パネル内操作部42は、タッチパネル式ディスプレイ40に組み込まれたタッチパッドが用いられる。パネル内操作部42は、表示部41の表示画面上での操作入力位置を表す座標信号をECU100に出力する。
パネル外操作部50は、図3に示すように、ホームボタン50a、メニューボタン50b、戻りボタン50c、検索ボタン50d、および、ポインタ50eから構成されている。尚、パネル外操作部50のボタンおよびポインタの構成は、任意に設定できるものである。パネル外操作部50は、ボタン操作を表すボタン操作信号、ポインタ操作を表すポインタ操作信号をECU100に出力する。スピーカ60は、ECU100から出力された音声信号により作動して、音声ガイドや操作反応音等を発生する。
不揮発性メモリ70は、インターネットから取得した情報、ここでは、インターネットを経由して情報配信センターから取得したナビゲーション情報等、外部から取得した情報を記憶するためのものである。この携帯端末10では、ナビゲーションを行うための制御プログラム、および、地図データがECU100のROMに記憶されており、実際にナビゲーションを実行するときに、交通情報や公共交通機関情報等を情報配信センターから取得して不揮発性メモリ70に記憶する。尚、ナビゲーションを行うための制御プログラムや地図データは、最初からECU100のROMに記憶されている必要はなく、インターネットを介して取得されるものであってもよい。この場合、ダウンロードしたデータは、不揮発性メモリ70に記憶される。
端末側通信部80は、車載ディスプレイ装置200と通信を行う通信インターフェースである。本実施形態においては、携帯端末10と車載ディスプレイ装置200とを近距離無線通信で接続する。例えば、Bluetoothを用いるが、Wi-Fiなどの無線LAN等による近距離無線通信方式を採用することもできる。
ECU100は、その機能に着目すると、携帯端末10でアプリケーションプログラムを実行するための制御処理部110と、アプリケーションの動作を車載ディスプレイ装置200でも実行できるようにする連携制御部120とを備えている。本実施形態においては、制御処理部110は、ナビゲーションプログラムを実行するナビゲーション制御部となる。
尚、制御処理部110は、ナビゲーションプログラムとして、車両を目的地に案内するのに適した車両用ナビゲーションを実行する車両用ナビゲーションプログラムと、歩行者を目的地に案内するのに適した歩行者用ナビゲーションを実行する歩行者用ナビゲーションプログラムとの両方を記憶しており、その一方を選択的に実行する。ユーザが車両に乗っている状況においては、車両用ナビゲーションが選択される。
車両用ナビゲーションは、各種の道路情報、交通情報に基づいて、目的地までの車両走行ルートを設定して案内する。一方、歩行者用ナビゲーションでは、歩道情報や公共交通機関情報に基づいて、目的地までの歩行ルートを設定して案内する。また、公共交通機関(電車、バス等)の時刻表情報、乗り継ぎ情報、運賃情報などをユーザに提供する。
連携制御部120は、車載用画像生成部130と、座標検出部140と、操作検出部150と、反応エリア記憶部160と、反応エリア出力部170と、音声出力部180と、通信制御部190とを備えている。
通信制御部190は、端末側通信部80を制御して、携帯端末10と車載ディスプレイ装置200との通信を確立させる。また、通信制御部190は、携帯端末10と車載ディスプレイ装置200との通信が確立している場合には、制御処理部110に対して通信可能信号を出力する。一方、携帯端末10と車載ディスプレイ装置200との通信が確立しない場合には、制御処理部110に対して通信不能信号を出力する。
車載用画像生成部130は、携帯端末10の表示部41で表示されている画像の画像データを車載ディスプレイ装置200での画面表示に適した画像データに変換する。例えば、携帯端末10の表示部41の画面サイズがフルワイドVGA(横960ピクセル×縦480ピクセル)であるのに対し、車載ディスプレイ装置200の表示部221(後述する)の画面サイズがワイドVGA(横800ピクセル×縦480ピクセル)である場合を考える。この場合においては、携帯端末10の表示部41が、車載ディスプレイ装置200の表示部221に比べて、横方向に160ピクセルだけ多い。そこで、車載用画像生成部130は、携帯端末10の画像データから横方向に160ピクセルだけ平均的に間引く。また、車載用画像生成部130は、携帯端末10の画面のアスペクト比を用いて車載ディスプレイ装置200で表示されるように、画像データの縦方向のピクセル数を調整する。この例では、携帯端末10の画面アスペクト比が(480/960)であるため、画像データの縦方向のピクセル数を800×(480/960)=400ピクセルにする。従って、車載用画像生成部130は、携帯端末10の画像データから縦方向に80ピクセルだけ平均的に間引く。
こうして、画面アスペクト比および解像度が調整された画像データが生成される。従って、車載ディスプレイ装置200の画面の縦方向および横方向の少なくとも一方は、画面いっぱいまで使って表示することができる。車載用画像生成部130は、生成した画像データを端末側通信部80を介して車載ディスプレイ装置200に送信する。
尚、携帯端末10の画面サイズに対して車載ディスプレイ200の画面サイズが大きい場合には、補間用ピクセルを平均的に挿入するようにすればよい。車載用画像生成部130は、複数種類の画面サイズの規格に応じた画像変換プログラムを記憶しており、車載ディスプレイ装置200の画面サイズの規格に対応する画像変換プログラムを実行することで、携帯端末10の画像データを変換して車載ディスプレイ装置200用の画像データを生成する。また、車載ディスプレイ200の画面サイズは、携帯端末10と車載ディスプレイ装置200との最初のペアリング操作時に、通信制御部190に認識されて不揮発性メモリ70に記憶される。あるいは、ユーザがパネル内操作部42を使って車載ディスプレイ装置200の画面サイズを入力設定するようにしてもよい。
座標検出部140は、車載ディスプレイ装置200から出力された座標データを入力する。座標データは、車載ディスプレイ装置200のパネル内操作部222(後述する)に操作入力された位置座標を表すデータである。座標検出部140は、座標データを入力すると、その座標データを携帯端末10の表示画面の座標データに変換して制御処理部110に出力する。
操作検出部150は、車載ディスプレイ装置200から出力された操作データを入力する。操作データは、車載ディスプレイ装置200のパネル外操作部230(後述する)で操作入力された操作ボタンデータおよび操作ポインタデータである。操作検出部は、入力した操作データを制御処理部110に出力する。
反応エリア記憶部160は、携帯端末10のタッチパネル式ディスプレイ40の画面上において、操作入力が行われたときに反応音を発生させる領域(反応エリアと呼ぶ)を表す座標データ(反応エリアデータと呼ぶ)を記憶した記憶部である。本実施形態においては、反応エリアデータは、ROMに記憶されているが、不揮発性メモリ70に記憶される構成であってもよい。
本実施形態の画像表示システムにおいては、ユーザが携帯端末10あるいは車載ディスプレイ装置200のタッチパネル式ディスプレイ40,220に対して操作入力したとき、その操作を受け付けたことをユーザに知らせるための反応音を発生させる。反応エリアは、例えば、図6に示すように、タッチパネル式ディスプレイ40,220の表示画面Sに表示されるボタンアイコンAの表示エリア(グレーで塗った部分)と同一に設定することができる。また、反応エリアは、ボタンアイコン以外の領域においても設定することができる。
また、反応エリアは、表示画面の種類(地図表示案内画面、目的地設定画面、検索画面、メニュー選択画面など)に応じて異なっているため、反応エリアデータは、表示画面の種類毎に、表示画面の種類に対応づけて記憶されている。例えば、メニュー選択画面においては、図7に示すように、表示画面Sに表示されるメニュー選択アイコンAの表示エリア(グレーで塗った部分)が反応エリアとして設定されている。
反応エリア出力部170は、表示画面の種類が変更されるたびに、その表示画面に対応した反応エリアデータを反応エリア記憶部160から抽出する。そして、抽出した反応エリアデータを端末側通信部80を介して車載ディスプレイ装置200に送信する。尚、上述したように、携帯端末10と車載ディスプレイ装置200とで表示画面サイズ(ピクセルの構成)が相違する場合には、車載用画像生成部130において携帯端末10の画像データを車載ディスプレイ装置200で適切に表示できるように変換するが、このような画像データの変換を伴う場合には、反応エリア出力部170においても、反応エリアデータを車載ディスプレイ装置200における座標データに変換して出力する。
音声出力部180は、制御処理部110が行う音声案内に関する音声データを制御処理部110から入力し、その音声データを端末側通信部80を介して車載ディスプレイ装置200に送信する。
次に、車載ディスプレイ装置200について説明する。車載ディスプレイ装置200は、電子制御ユニット210(以下、ECU210と呼ぶ)と、タッチパネル式ディスプレイ220と、パネル外操作部230と、スピーカ240と、車載側通信部250とを備えている。ECU210は、携帯端末10の実行するナビゲーションのグラフィカルユーザーインターフェースとしての主要制御部となるもので、CPU、ROM,RAM,入出力インターフェース、各種ドライバ等を備えている。
タッチパネル式ディスプレイ220は、液晶あるいは有機EL等を用いた薄型ディスプレイである表示部221と、表示部221の表示画面上での操作入力位置を検出するためのパネル内操作部222とから構成される。表示部221は、ECU210から出力された画像信号により各種の画像(ナビゲーション実行時であれば、道路地図、各種案内情報、各種設定情報等)を表示するものである。この表示部221の画面の大きさ(面積)は、携帯端末10に比べて大きいものとなっている。また表示部221の画面規格は、携帯端末10に比べて低い解像度となるワイドVGA(800ピクセル×400ピクセル)である。表示部221の画面の大きさ(面積)、および、画面規格は任意に設定できるものであるが、画面の大きさ(面積)に関しては、携帯端末10に比べて大きなものとする。
パネル内操作部222は、タッチパネル式ディスプレイ220に組み込まれたタッチパッドが用いられる。パネル内操作部222は、表示部221の表示画面上での操作入力位置を表す座標信号をECU210に出力する。
パネル外操作部230は、図3に示すように、ホームボタン230a、メニューボタン230b、戻りボタン230c、検索ボタン230d、および、ポインタ230eから構成されている。尚、パネル外操作部230のボタンおよびポインタの構成は、任意に設定できるものである。パネル外操作部230は、ボタン操作を表すボタン操作信号、ポインタ操作を表すポインタ操作信号をECU210に出力する。
スピーカ240は、ECU210から出力された音声信号により作動して、音声ガイドや操作反応音等を発生する。尚、スピーカ240は、車載ディスプレイ装置200に内蔵されるものに限らず、ドア等の車室内に設けられるオーディオスピーカを兼用することができる。
車載側通信部250は、携帯端末10の端末側通信部80と近距離無線通信を行う通信インターフェースである。ECU210は、車載側通信部250を制御して携帯端末10から画像データ、反応エリアデータ、音声データを入力するとともに、パネル内操作部222に操作入力された位置座標を表す座標データ、および、パネル外操作部230の操作データ(操作ボタンデータ、操作ポインタデータ)を出力する。
ECU210は、その機能に着目すると、通信制御部211と、表示制御部212と、座標出力部213と、操作出力部214と、反応エリア記憶部215と、反応音制御部216と、音声制御部217とを備えている。
通信制御部211は、車載側通信部250を制御して、携帯端末10の端末側通信部80と通信を確立させる。表示制御部212は、携帯端末10から送信された画像データにしたがって表示部221の画面に画像を表示する。座標出力部213は、パネル内操作部222から出力される表示面上での操作入力位置を表す座標信号を座標データに変換して車載側通信部250を介して携帯端末10に送信する。また、この座標データは、反応音制御部216にも出力される。
反応エリア記憶部215は、携帯端末10から送信された反応エリアデータを記憶する。この反応エリアデータは、表示画面の種類が変更されるたびに、携帯端末10から送信される。反応エリア記憶部215は、反応エリアデータが送信されるたびに、その送信された最新の反応エリアデータに更新(書き換え)する。
反応音制御部216は、座標出力部213から出力された座標データと、反応エリア記憶部215に記憶されている反応エリアデータとに基づいて、タッチパネル式ディスプレイ220への操作入力位置が反応エリア内に入っているか否かを判断する。操作入力位置が反応エリアに入っている場合には、スピーカ240に反応音発生用の駆動信号を出力する。従って、スピーカ240から反応音が発生する。一方、操作入力位置が反応エリアに入っていない場合には、スピーカ240に駆動信号を出力しない。
操作出力部214は、パネル外操作部230から出力される操作信号を操作データに変換して車載側通信部250を介して携帯端末10に送信する。音声制御部217は、携帯端末10から送信された音声データにしたがってスピーカ240を駆動制御する。従って、スピーカ240により音声ガイドが行われる。
次に、携帯端末10の連携制御部120と車載ディスプレイ装置200のECU210とで実行する処理についてフローチャートを用いて説明する。図4は、連携制御部120とECU210とにより実行される車載ディスプレイ制御ルーチンを表す。図面の左側が車載ディスプレイ装置200のECU210が実行する処理を表し、図面の右側が携帯端末10の連携制御部120が実行する処理を表す。この車載ディスプレイ制御ルーチンは、ユーザが携帯端末10を操作して、ナビゲーション実行を選択すると起動し、所定の短い周期で繰り返される。
尚、車載ディスプレイ制御ルーチンは、携帯端末10と車載ディスプレイ装置200との間で通信が確立している状態において実行され、通信が確立していない状態においては実行されない。また、携帯端末10は、表示画面を縦に使って表示する縦表示モードと、表示画面を横に使って表示する横表示モードとの選択機能を有するが、携帯端末10と車載ディスプレイ装置200との間で通信が確立している場合は、図3に示すように横表示モードが自動選択される。また、車載ディスプレイ制御ルーチンが実行されているあいだ、携帯端末10の制御処理部110においては、それと並行して車両用ナビゲーションが実行されている。
車載ディスプレイ制御ルーチンが起動すると、連携制御部120は、ステップS11において、車載ディスプレイ装置200に表示する画面の画像データを生成する。この処理は、携帯端末10の表示部41で表示されている画像の画像データを、車載ディスプレイ装置200での表示に適した画像データに変換する処理であって、車載用画像生成部130により実施される。この例では、車載ディスプレイ装置200の画面サイズの規格がワイドVGAであるため、携帯端末10の表示部41の画面サイズであるフルワイドVGAの画像データをワイドVGAの画像データに変換する画像処理を行う。続いて、ステップS12において、車載ディスプレイ装置200に表示する画像の画像データを端末側通信部80から送信する。
続いて、連携制御部120は、ステップS13において、車載ディスプレイ装置200で行う音声案内用の音声データを端末側通信部80から送信する。この処理は、音声出力部180により実施されるものあって、音声案内を行うタイミングでない場合には、このステップS13の処理はスキップされる。
続いて、連携制御部120は、ステップS14において、表示画面の種類が変更されたか否かを判断する。表示画面の種類が変更されたと判断した場合(S14:Yes)には、ステップS15において、反応エリア記憶部160から、その表示画面に対応する一画面分の反応エリアデータを抽出する。続いて、ステップS16において、抽出した一画面分の反応エリアデータを端末側通信部80から送信する。尚、この車載ディスプレイ制御ルーチンが起動された時においては、連携制御部120は、ステップS14において「Yes」と判断して、その初期画面の反応エリアデータを抽出し送信する。
一方、ステップS14において、表示画面の種類が変更されていないと判断した場合(S14:No)には、ステップS15,S16の処理をスキップする。尚、ステップS14〜S16の処理は、反応エリア出力部170により実行される処理である。
続いて、連携制御部120は、ステップS17において、入力データが受信されたか否かを判断する。この入力データは、車載ディスプレイ装置200のパネル内操作部222に操作入力された位置座標を表す座標データ、および、パネル外操作部230の操作データを表す。連携制御部120は、端末側通信部80を介して入力データを受信した場合には、その入力データを制御処理部110に出力する。
この場合、入力データがパネル内操作部222に操作入力された位置座標を表す座標データであれば、座標検出部140が、座標データを携帯端末10の表示画面の座標データに変換して制御処理部110に出力する。また、入力データがパネル外操作部230の操作ボタンデータあるいは操作ポインタデータであれば、操作検出部150が、それらの操作データを制御処理部110に出力する。これにより、制御処理部110は、車載ディスプレイ装置200からの操作入力を携帯端末10での操作入力とみなして、この操作入力にしたがってナビゲーションの制御処理を進める。
連携制御部120は、ステップS17において、入力データを受信していない場合には(S17:No)、ステップS18の処理をスキップして車載ディスプレイ制御ルーチンを一旦終了する。車載ディスプレイ制御ルーチンは、非常に短い周期で繰り返し実行される。従って、携帯端末10においては、制御処理部110で実行されるナビゲーションの情報を車載ディスプレイ装置200に送信するとともに、車載ディスプレイ装置200から送信される操作入力に応じてナビゲーションの制御処理を進める。
次に、車載ディスプレイ装置200側での処理について説明する。図4の左側に示すように、車載ディスプレイ制御ルーチンが起動すると、ECU210は、ステップS21において、携帯端末10から送信された画像データにしたがって表示部221の画面に画像を表示する。続いて、ステップS22において、携帯端末10から送信された音声データにしたがってスピーカ240を駆動制御する。尚、音声データが送信されていない場合には、このステップS22の処理はスキップされる。
これにより、車載ディスプレイ装置200では、携帯端末10で表示される画像が拡大表示され、また、携帯端末10と同様な音声案内が行われる。尚、ステップS21の処理は、表示制御部212にて実行される処理であり、ステップS22の処理は音声制御部217にて実行される処理である。
続いて、ECU210は、ステップS23において、反応エリアデータを受信したか否かを判断する。反応エリアデータは、上述したように、表示画面の種類が変更されるたびに携帯端末10から送信される。ECU210は、反応エリアデータを受信した場合には(S23:Yes)、ステップS24において、反応エリアデータを反応エリア記憶部215に記憶する。一方、反応エリアデータを受信してない場合には(S23:No)、ステップS24の処理をスキップする。
続いて、ECU210は、ステップS25において、車載ディスプレイ装置200で操作入力が行われたか否かを判断する。パネル内操作部222、あるいは、パネル外操作部230で操作入力が行われた場合には、ステップS25の判断は「Yes」となり、ステップS26において、車載側通信部250を介して入力データを携帯端末10に送信する。パネル内操作部222に操作入力された場合であれば、座標検出部140が、表示画面上の操作入力位置を表す座標データを送信する。また、パネル外操作部230に操作入力された場合であれば、操作検出部150が、操作ボタンデータあるいは操作ポインタデータを送信する。
続いて、ECU210は、ステップS27において、操作入力が反応エリア内における入力であるか否かを判断する。つまり、操作入力がパネル内操作部222で行われたものであって、かつ、その操作入力位置が反応エリア内に入っているか否かを判断する。この場合、反応音制御部216が、座標出力部213から出力された座標データと、反応エリア記憶部215に記憶されている反応エリアデータとに基づいて、タッチパネル式ディスプレイ220への操作入力位置が反応エリア内に入っているか否かを判断する。
反応音制御部216は、操作入力位置が反応エリア内に入っていると判断した場合には(S27:Yes)、ステップS28において、スピーカ240に反応音発生用の駆動信号を出力する。これによりスピーカ240から反応音(例えば、ピッという音)が発せられる。一方、操作入力位置が反応エリア内に入っていないと判断した場合には(S27:No)、ステップS28の処理をスキップして車載ディスプレイ制御ルーチンを一旦終了する。車載ディスプレイ制御ルーチンは、非常に短い周期で繰り返し実行される。
従って、車載ディスプレイ制御ルーチンにより、車載ディスプレイ装置200では、携帯端末10で行われている画像表示、および、音声案内が同時に行われる。また、携帯端末10では、車載ディスプレイ装置200で行った操作入力を携帯端末10で行った操作入力と同等に扱って、その操作入力に対する処理を行う。また、車載ディスプレイ装置200で行われた操作入力に対する反応音に関しては、操作入力が行われる前(表示画面を変更するたび)に、携帯端末10から車載ディスプレイ装置200に反応エリアデータを送信し、車載ディスプレイ装置200側で操作入力位置と反応エリアとに基づいて反応音制御を行う。このため、反応音が発生するタイミングが遅れない。
ここで、反応音制御を携帯端末10で行った場合に、反応音の発生が遅れてしまう理由について説明する。図5は、反応音制御を携帯端末10で行った場合における比較用処理(比較ルーチンと呼ぶ)を表すフローチャートを表す。尚、図5においては、図4の車載ディスプレイ制御ルーチンにおける処理と同一の処理については、同一のステップ符号を付して詳細な説明を省略する。
この比較ルーチンにおいては、車載ディスプレイ装置200では、ステップS23,S24,S27の処理が除かれ、代わりに、ステップS41の処理が追加されている。一方、携帯端末10側では、ステップS14〜S16の処理が除かれ、代わりに、ステップS31,S32の処理が追加されている。
この比較ルーチンでは、ユーザが車載ディスプレイ装置200に操作入力すると、車載ディスプレイ装置200から携帯端末10に操作入力データが送信される(S25,S26)。携帯端末10は、入力データを受信すると制御処理部110に出力する(S17,S18)。これにより、制御処理部110は、車載ディスプレイ装置200からの操作入力にしたがってナビゲーションの制御処理を進める。続いて、携帯端末10は、ステップS31において、操作入力が反応エリア内における入力であるか否かを判断する。つまり、操作入力がパネル内操作部222で行われたものであって、かつ、その操作入力位置が反応エリア内に入っているか否かを判断する。携帯端末10は、車載ディスプレイ装置200から送信された座標データと、自身に記憶している反応エリアデータとに基づいて、操作入力位置が反応エリア内に入っていると判断した場合には(S31:Yes)、ステップS32において、車載ディスプレイ装置200に対して、反応音指令を送信する。一方、操作入力位置が反応エリア内に入っていないと判断した場合には(S31:No)、ステップS32の処理をスキップする。
車載ディスプレイ装置200では、ステップS41において、反応音指令を受信したか否かを所定の周期で判断している。そして、携帯端末10から反応音指令を受信した場合には、ステップS28において、スピーカ240に反応音発生用の駆動信号を出力して、スピーカ240から反応音を発生させる。
従って、この比較ルーチンでは、車載ディスプレイ装置200のパネル内操作部222を操作入力してから実際にスピーカ240から反応音が発生するまでの処理が、図5の太線矢印に沿って行われることになる。従って、この処理の中に、車載ディスプレイ装置200と携帯端末10との送受信処理が含まれてしまう。このため、操作入力に対して反応音の発生するタイミングが遅れてしまう。これに対して、本実施形態の車載ディスプレイ制御ルーチンでは、図4の太線矢印に沿った処理となるため、操作入力後の反応音制御のための送受信処理が必要なくなる。この結果、操作入力に対して反応音の発生するタイミングが遅れない。
以上説明した本実施形態における画像表示システムによれば、車両に車載ナビゲーション装置を搭載しなくても、通信機能を有する車載ディスプレイ装置200を設けることにより、従来と変わらない大きな画面で車両の走行ガイドを受けられるようになる。このため、ナビゲーションの視認性を確保しつつ車両の低コスト化を図ることができる。
また、タッチパネル式ディスプレイ220への操作入力に対してレスポンスよく反応音を発生させることができる。また、タッチパネル式ディスプレイ220を使って操作入力できるため、携帯端末10に比べて広い操作面積を確保することができる。これらの結果、ユーザは、快適に操作入力を行うことができる。また、反応音のレスポンスが良いため、タッチパネル式ディスプレイ220が故障していると誤解することもなく、タッチパネル式ディスプレイ220を強く押し続けて損傷させてしまうおそれもない。
また、携帯端末10の所持者が車両から離れた場合には、携帯端末10と車載ディスプレイ装置200とのあいだで通信が確立しなくなるため、連携制御部120が、車載ディスプレイ装置200でナビゲーションを行うための制御を中止する。従って、それに必要な電力消費を抑えることができる。また、車載ディスプレイ装置200の作動が停止するため、その分、電力消費を抑えることができる。
以上、本実施形態の画像表示システムについて説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
例えば、本実施形態においては、車載ディスプレイ装置200の表示画面が、携帯端末10の画面アスペクト比と同じになるように画像データを生成するため、携帯端末10と車載ディスプレイ装置200とで画面アスペクト比が異なる場合には、車載ディスプレイ装置200画面上に非表示領域が形成される。例えば、携帯端末10の表示部41の画面サイズをフルワイドVGA(横960ピクセル×縦480ピクセル)、車載ディスプレイ装置200の表示部221の画面サイズをワイドVGA(横800ピクセル×縦480ピクセル)とした場合、画面アスペクト比の調整により、車載ディスプレイ装置200の表示画面においては、横800ピクセル×縦80ピクセルの非表示領域が形成される。そこで、図8に示すように、非表示領域Xを表示画面の端(この例では下端)に寄せ、この非表示領域XにボタンアイコンAを移動させる構成を採用することもできる。この場合、車両用画像生成部130が、画像データを生成するときにボタンアイコンAの座標位置を変更すればよい。また、反応エリア記憶部160に記憶する反応エリアデータは、この非表示領域Xに設けられたボタンアイコンAの座標位置を表すデータに設定すればよい。これによれば、非表示領域Xを有効利用することができ、表示される地図等の画像が見やすくなる。
また、ボタンアイコンのレイアウトを表示領域においても自由に変更してもよい。また、車載ディスプレイ装置200は携帯端末10に比べて広い操作面積を有するため、ボタンアイコンの数を増やすようにしてもよい。これにより、操作性を更に向上させることができる。
また、本実施形態においては、携帯端末10と車載ディスプレイ装置200とで画面アスペクト比が一致するように車載用画像データを生成するが、必ずしも画面アスペクト比を一致させる必要はない。
また、本実施形態においては、携帯端末10と車載ディスプレイ装置200とで車両用ナビゲーションを実行する画像表示システムについて説明したが、車両用ナビゲーションを実行するものに限るものではない。例えば、携帯端末10に記憶されているウェブブラウザアプリケーションを実行して、携帯端末10と車載ディスプレイ装置200とからインターネット検索を行う画像表示システムであってもよい。
また、本実施形態においては、車両における画像表示システムについて説明したが、本発明における画像表示操作装置は、車両に搭載されたディスプレイ装置に限るものではなく、例えば、建物に設置されるものであってもよいし、携帯可能なものであってもよい。また、本発明における画像送信装置に関しても、携帯端末に限るものではない。
また、本実施形態においては、携帯端末10と車載ディスプレイ装置200とのあいだで近距離無線通信を行う構成であるが、携帯端末10と車載ディスプレイ装置200とを接続ケーブル300(図1に破線で囲んで示している)で接続して有線通信を行うようにしてもよい。この場合、例えば、USB接続、HDMI接続などを採用することができる。
また、本実施形態においては、表示画面の種類が変更されるたびに反応エリアデータを送信する構成を採用しているが、反応エリアデータを送信するタイミングは、ユーザが操作入力する前であればいつでもよい。例えば、車載ディスプレイ制御ルーチンの開始時に、全種類の表示画面に対する反応エリアデータを車載ディスプレイ装置200に送信するようにしてもよい。この場合には、反応エリア記憶部215に全種類の表示画面に対する反応エリアデータが記憶され、反応音制御部216は、表示中の画面に対する反応エリアデータを参照するようにすればよい。
尚、本実施形態における携帯端末10が本発明の画像送信装置に相当し、本実施形態における車載ディスプレイ装置200が本発明の画像表示操作装置に相当する。また、本実施形態における反応エリア記憶部160,反応エリア出力部170が本発明の反応音領域データ送信手段に相当する。また、本実施形態における反応エリア記憶部215,反応音制御部216が本発明の反応音制御手段に相当する。
10…携帯端末、20…外部通信部、40,220…タッチパネル式ディスプレイ、41,221…表示部、42,222…パネル内操作部、50,230…パネル外操作部、60、240…スピーカ、70…不揮発性メモリ、80…端末側通信部、100,210…電子制御ユニット(ECU)、110…制御処理部、120…連携制御部、130…車載用画像生成部、140…座標検出部、150…操作検出部、160…反応エリア記憶部、170…反応エリア出力部、180…音声出力部、190,211…通信制御部、200…車載ディスプレイ装置、212…表示制御部、213…座標出力部、214…操作出力部、215…反応エリア記憶部、216…反応音制御部、300…接続ケーブル、400…インストルメントパネル。

Claims (3)

  1. タッチパネル式ディスプレイと、反応音を発生するためのスピーカとを備え、受信した画像データにより前記タッチパネル式ディスプレイに画像を表示するとともに、前記タッチパネル式ディスプレイに操作入力された入力位置を表す入力位置データを送信する画像表示操作装置と、
    前記画像表示操作装置と通信可能に接続され、前記タッチパネル式ディスプレイに表示する画像の画像データを前記画像表示操作装置に送信するとともに、前記タッチパネル式ディスプレイの入力位置データを受信して、前記入力位置データに応じた処理を行う画像送信装置と
    を備えた画像表示システムであって、
    前記画像送信装置は、前記タッチパネル式ディスプレイの表示画像における反応音を発生させるべき反応音領域を設定した反応音領域データを前記画像表示操作装置に送信する反応音領域データ送信手段を備え、
    前記画像表示操作装置は、前記反応音領域データに基づいて前記タッチパネル式ディスプレイに操作入力された入力位置が前記反応音領域に入る場合に前記スピーカで反応音を発生させる反応音制御手段を備えたことを特徴とする画像表示システム。
  2. 前記画像表示操作装置は、車両の室内に設けられるタッチパネル式の車載ディスプレイ装置であり、
    前記画像送信装置は、携帯端末であることを特徴とする請求項1記載の画像表示システム。
  3. 前記携帯端末は、車両用のナビゲーションを実行可能であることを特徴とする請求項2記載の画像表示システム。
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