JP2012014879A - 半導体発光素子の点灯装置およびそれを用いた照明器具 - Google Patents

半導体発光素子の点灯装置およびそれを用いた照明器具 Download PDF

Info

Publication number
JP2012014879A
JP2012014879A JP2010148357A JP2010148357A JP2012014879A JP 2012014879 A JP2012014879 A JP 2012014879A JP 2010148357 A JP2010148357 A JP 2010148357A JP 2010148357 A JP2010148357 A JP 2010148357A JP 2012014879 A JP2012014879 A JP 2012014879A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
voltage
emitting element
light emitting
semiconductor light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010148357A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5632664B2 (ja
Inventor
Akinori Hiramatsu
明則 平松
Hiromitsu Mizukawa
宏光 水川
Kazuhiro Nishimoto
和弘 西本
Yoshikazu Sumi
角  佳和
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Electric Works Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Electric Works Co Ltd filed Critical Panasonic Electric Works Co Ltd
Priority to JP2010148357A priority Critical patent/JP5632664B2/ja
Publication of JP2012014879A publication Critical patent/JP2012014879A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5632664B2 publication Critical patent/JP5632664B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • Y02B20/40Control techniques providing energy savings, e.g. smart controller or presence detection

Landscapes

  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)

Abstract

【課題】交流電源から昇圧チョッパ回路1aのような力率改善回路1と降圧チョッパ回路のような電力変換回路2を介して半導体発光素子4に電流を供給する点灯装置において、断線や短絡といった半導体発光素子4の異常時には、無用となる又は有害となる力率改善回路1の動作を停止ないしは出力を抑制できるようにする。
【解決手段】交流電源Vsに接続される力率改善回路1と、力率改善回路1の出力を電力変換して半導体発光素子4に電流を供給する電力変換回路2と、半導体発光素子4の異常を検出する異常検出回路7と、異常検出回路7により異常が検出されたときに力率改善回路1の動作を停止または出力を抑制させる制御回路8とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、発光ダイオードのような半導体発光素子を商用電源により高力率で点灯させる半導体発光素子の点灯装置およびそれを用いた照明器具に関するものである。
従来、図9に示すように、商用交流電源Vsを全波整流器DBと平滑コンデンサC1よりなる整流平滑回路により直流電圧に変換し、この直流電圧を降圧チョッパ回路2aにより降圧して、LEDを点灯させるLED点灯装置が知られている。この種のLED点灯装置は、従来は入力電流が比較的小さいものが多かったので、図9に示すようなコンデンサインプット型の整流平滑回路を用いても入力力率の低下が大きな問題となることは無かった。しかしながら、近年では、LED点灯装置を主照明に用いる傾向となっており、器具1台当たりの入力電流が増加する傾向にある。しかも、建物の全灯がLED照明に置き換わると、多数の器具が並列に商用電源線に接続されることになるので、コンデンサインプット型の整流平滑回路を用いていると、入力力率の低下が問題となる。
そこで、図10に示すように、商用交流電源Vsを昇圧チョッパ回路1aにより昇圧された直流電圧に変換し、この昇圧された直流電圧を降圧チョッパ回路2aにより降圧して、LEDを点灯させるLED点灯装置が用いられるようになってきた(特許文献1)。昇圧チョッパ回路1aは力率改善機能を有しており、スイッチングによる高周波成分をフィルタ回路で適正に除去すれば、入力電流波形を入力電圧波形と略比例させることができる。
また、LED照明は省電力の環境配慮型の照明であるから、世界中に安価に普及させる必要があり、そのためには電源電圧が異なる国でも共通して使用できる回路とすることが望まれる。図9に示すようなコンデンサインプット型の整流平滑回路では、商用交流電源が例えば100V〜220Vのように、電圧が異なる場合には、整流平滑後の直流電圧も異なることになる。これに対して、図10に示す構成では、昇圧チョッパ回路1aの出力電圧を例えば300V〜400Vのように設定しておけば、商用交流電源の電圧が異なる場合でも共通の回路で対応できる。
このように、LED点灯用の降圧チョッパ回路の前段に、昇圧チョッパ回路を有するLED点灯装置は、商用交流電源から見た入力力率が高いうえに、電源電圧の変動に対する耐性が高く、今後は採用する機会が増えると考えられる。
特開2010−40878号公報
ところが、LED点灯用の降圧チョッパ回路が定電流制御機能を有している場合において、万一、LEDが断線すると、降圧チョッパ回路の出力電圧が昇圧チョッパ回路の出力電圧まで上昇してしまうという問題がある。図10に示すように、降圧チョッパ回路2aは出力部に平滑コンデンサC2を備えていることが一般的であるが、その平滑コンデンサC2の耐圧として、昇圧チョッパ回路1aの出力コンデンサC1と同等の耐圧を持たせるのでは、コストアップの要因となる。
そこで、LEDが断線したときには、昇圧チョッパ回路そのものを停止させてしまえば、LED断線時の降圧チョッパ回路の出力電圧の上昇を抑制できると考えられる。その場合、入力力率改善機能は停止することになるが、そもそも入力力率の改善は入力電流が大きいときには必要であるが、LEDが断線して消費電流が略ゼロとなった状態では入力力率の改善機能は必要なくなる。
また、LED点灯用の降圧チョッパ回路が定電流制御機能を有していない場合において、万一、LEDが短絡すると、過大な電流が流れることになる。このような場合、速やかに降圧チョッパ回路を停止させるべきであるが、同時に昇圧チョッパ回路の出力電圧も低下させてやれば、より安全性が高まると考えられる。
本発明はこのような知見に基づいてなされたものであり、交流電源から昇圧チョッパ回路のような力率改善回路と降圧チョッパ回路のような電力変換回路を介して半導体発光素子に電流を供給する点灯装置において、断線や短絡といった半導体発光素子の異常時には、無用となる又は有害となる力率改善回路の動作を停止ないしは出力を抑制できるようにすることを課題とする。
請求項1の発明は、上記の課題を解決するために、図1に示すように、交流電源Vsに接続される力率改善回路1と、力率改善回路1の出力を電力変換して半導体発光素子4に電流を供給する電力変換回路2と、半導体発光素子4の異常を検出する異常検出回路7と、異常検出回路7により異常が検出されたときに力率改善回路1の動作を停止または出力を抑制させる制御回路8とを有することを特徴とするものである。
請求項2の発明は、請求項1記載の半導体発光素子の点灯装置において、異常検出回路7は半導体発光素子4の開放または電力変換回路2から半導体発光素子4までの配線の開放を異常として検出することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1記載の半導体発光素子の点灯装置において、異常検出回路7は半導体発光素子4の短絡または電力変換回路2から半導体発光素子4までの配線の短絡を異常として検出することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の半導体発光素子の点灯装置と、この点灯装置から電流を供給される半導体発光素子を具備する照明器具である(図8)。
本発明によれば、交流電源から力率改善回路と電力変換回路を介して半導体発光素子に電流を供給する点灯装置において、半導体発光素子の開放時や短絡時のような異常時には、電力変換回路の前段の力率改善回路の動作を停止または出力を抑制させるようにしたから、無駄な電力消費が生じない。また、力率改善回路が昇圧機能を有している場合には、異常時に電力変換回路の入力電圧を低減できる利点がある。
本発明の実施形態1の回路図である。 本発明の実施形態1に用いる電力変換回路の具体例を示す回路図である。 本発明の実施形態2の回路図である。 本発明の実施形態3の回路図である。 本発明の実施形態4の回路図である。 本発明の実施形態5の回路図である。 本発明の実施形態6の回路図である。 本発明の実施形態7の照明器具の概略構成を示す断面図である。 従来例1の回路図である。 従来例2の回路図である。
(実施形態1)
図1は本発明の実施形態1の点灯装置の回路図である。商用交流電源Vsを全波整流する整流器DBの直流出力端には、力率改善回路1として昇圧チョッパ回路1aが接続されている。昇圧チョッパ回路1aの出力端には、電力変換回路2の入力端A−Bが接続されている。電力変換回路2の出力端C−D間には、出力コネクタ5を介して半導体発光素子4が接続されている。
ここで、半導体発光素子4は、複数個のLED(発光ダイオード)を直列または並列または直並列接続したLEDモジュールであっても良い。LED1個当たりの順電圧をVf、LEDの直列個数をnとすると、半導体発光素子4の両端電圧は、n×Vfとなる。半導体発光素子4が出力コネクタ5に適正に接続されていれば、電力変換回路2の出力端C−D間の両端電圧はn×Vfにクランプされる。
出力コネクタ5と半導体発光素子4の間はリード線等により接続される。このリード線が断線したり、出力コネクタ5の接触不良や、半導体発光素子4の内部でLEDの断線が生じると、出力コネクタ5が開放状態となる。このとき、電力変換回路2の出力端C−D間の両端電圧はn×Vfにクランプされなくなり、正常時よりも高い無負荷電圧となる。特に、電力変換回路2が定電流制御機能を備えている場合には、無負荷電圧は正常時に比べて異常に高くまで上昇することになる。そこで、このような負荷開放異常を検出するために、電圧検出部6と異常検出回路7を設けている。
電圧検出部6は抵抗分圧回路等よりなり、電力変換回路2の出力端C−D間の両端電圧を検出し、異常検出回路7に入力している。異常検出回路7は、電圧比較器等よりなり、電圧検出部6による検出電圧が正常時に比べて異常に高くなると、負荷開放異常が発生したと判断し、停止制御回路8に異常検出信号を出力する。停止制御回路8は、異常検出信号を受けて出力が反転するフリップフロップのようなラッチ回路等よりなり、ラッチ回路に保持された出力により力率改善回路1の動作を停止させる。
なお、異常検出回路7は負荷開放異常の検出に限らず、負荷短絡異常を検出できるようにしても良い。例えば、出力コネクタ5の端子間が短絡したり、出力コネクタ5と半導体発光素子4の間のリード線が短絡したり、半導体発光素子4の内部で短絡が生じると、電力変換回路2の出力端C−D間の両端電圧は正常時に比べて異常に低くなる。このような場合、異常検出回路7は、負荷短絡異常が発生したと判断し、停止制御回路8に異常検出信号を出力する。停止制御回路8では、異常検出信号を受けて、力率改善回路1の動作を停止させる。
本実施形態では、力率改善回路1が昇圧チョッパ回路1aで構成されている。昇圧チョッパ回路1aの構成および動作については周知であり、商用交流電源Vsの周波数(50/60Hz)に比べて十分に高い周波数(例えば、数十kHz)でスイッチング素子Q1がオンオフすることで、商用交流電源Vsからフィルタ回路9を介して高周波電流が引き込まれて、入力力率が改善される。詳しくは、スイッチング素子Q1のオン時に商用交流電源Vs→フィルタ回路9→全波整流器DB→インダクタL1→スイッチング素子Q1→全波整流器DB→フィルタ回路9→商用交流電源Vsの経路で入力電流が流れる。スイッチング素子Q1のオフ時には、インダクタL1の両端に発生する逆起電圧が全波整流器DBの出力電圧と重畳されて、商用交流電源Vs→フィルタ回路9→全波整流器DB→インダクタL1→ダイオードD1→平滑コンデンサC1→全波整流器DB→フィルタ回路9→商用交流電源Vsの経路で入力電流が流れる。これにより、商用交流電源Vsの山部(ピーク付近)でも谷部(ゼロクロス付近)でも高周波の入力電流を流すことができ、入力電流の休止期間を無くすことができる。
フィルタ回路9はスイッチング素子Q1のスイッチング動作による高周波成分を除去すると共に、商用周波数の電流は通過させるローパスフィルタ回路である。このフィルタ回路9により入力電流の高周波成分を除去することにより、商用交流電源Vsから見た入力電流波形を入力電圧波形と略比例する正弦波とすることができ、これにより入力力率が高く、入力電流高調波歪みの少ない電源装置とすることができる。
スイッチング素子Q1の高周波スイッチング動作は、PFC制御回路3aにより制御されている。ここで、PFC(Power Factor Correction)制御とは、狭義には電源からの入力電流を入力電圧と略同じ位相の正弦波となるように制御することを意味するが、ここでは、電源の入力電流休止期間を短くしてコンデンサインプット型の整流平滑回路(図9の従来例)に比べて入力力率を改善する機能を有していれば、PFC制御に含まれるものとする。
このPFC制御回路3aは自励式でも他励式でも良いが、図1の構成例では、外部からの信号により起動/停止を制御可能となっているものとする。異常検出回路7により負荷開放または負荷短絡が検出されたときには、停止制御回路8はPFC制御回路3aに停止信号を与えることにより、PFC制御回路3aからスイッチング素子Q1への制御信号を停止させて、スイッチング素子Q1のスイッチング動作を停止させる。すると、通常の整流平滑回路(図9参照)と同じ動作となり、全波整流器DBから出力される脈流電圧のピーク値付近でのみ入力電流が流れて、入力力率は低下する。また、商用交流電源Vsが100V(実効値)である場合、昇圧チョッパ動作が停止すると、コンデンサC1の充電電圧は約140V程度となる。一方、昇圧チョッパ動作中はコンデンサC1の充電電圧は300〜400V程度となっているから、昇圧チョッパ動作を停止させることにより、電力変換回路2への印加電圧を大幅に低減できる。
なお、停止制御回路8により力率改善回路1の動作を停止させるための具体的構成は限定されるものではない。図1の構成例では、停止制御回路8からPFC制御回路3aに停止信号を与えることでPFC制御回路3aの発振動作そのものを停止させているが、PFC制御回路3aの発振動作は継続させたまま、スイッチング素子Q1の制御信号を遮断しても構わない。例えば、停止制御回路8からの停止信号によりオン制御可能な半導体スイッチ素子をスイッチング素子Q1の制御電極とグランド間に並列接続し、前記半導体スイッチ素子をオンさせてスイッチング素子Q1の制御電極をグランドレベルに短絡させることで、制御信号を遮断するような手段を用いても構わない。
また、電力変換回路2の具体的構成は限定されるものではなく、図2(a)または(b)のような降圧チョッパ回路2a,2bのほか、図2(c)のようなフライバックコンバータ回路2c、図2(d)のようなフォワードコンバータ回路2dなどを用いることができる。いずれの構成においても、スイッチング素子Q2が高周波でオンオフすることで、入力直流電圧を電圧変換して、出力コンデンサC2に直流出力電圧を生成する。
また、半導体発光素子4がAC入力可能な構成である場合、例えば、一対のLED直列回路を逆並列接続した構成を有する場合や、入力部に無極性化のためのダイオードブリッジを備えている場合には、電力変換回路2は直交変換回路(インバータ回路)であっても良い。
(実施形態2)
図3は本発明の実施形態2の点灯装置の回路図である。本実施形態では、負荷開放異常や負荷短絡異常を検出するための異常検出回路10の具体的構成例について説明する。また、負荷異常の検出時に力率改善回路1が出力を抑制するように動作する場合について説明する。
異常検出回路10は、負荷開放検出用のツェナーダイオードZD1と、負荷短絡検出用のツェナーダイオードZD2を備えている。負荷開放異常が発生すると、ツェナーダイオードZD1が導通し、抵抗R6,R7を介して電流が流れて、フォトカプラPC1の発光素子が光信号を発生し、フォトカプラPC1の受光素子が導通する。また、負荷短絡異常が発生すると、ツェナーダイオードZD2が導通し、抵抗R8,R9を介して電流が流れて、フォトカプラPC2の発光素子が光信号を発生し、フォトカプラPC2の受光素子が導通する。
商用交流電源Vsを整流する全波整流器DBの直流出力端には、力率改善回路1として昇圧チョッパ回路1aが接続されている。その出力電圧は抵抗R1,R2により分圧されてPFC制御回路3aに入力されている。PFC制御回路3aは、抵抗R1,R2により分圧された電圧が一定電圧となるように、スイッチング素子Q1のオンパルス幅を制御する。抵抗R1には、フォトカプラPC1,PC2の受光素子の並列回路と抵抗R0の直列回路が並列接続されている。上述のように、フォトカプラPC1は負荷開放検出用、フォトカプラPC2は負荷短絡検出用であり、それぞれツェナーダイオードZD1,ZD2が導通したときに、抵抗R1,R2の分圧比を高くするように動作する。
正常時、つまり負荷開放異常や負荷短絡異常が無い場合には、ツェナーダイオードZD1,ZD2は導通しないようにツェナー電圧が設定されている。このため、正常時には抵抗R1,R2の分圧比によってコンデンサC1の出力電圧Vc1が一定値(例えば300V)となるように制御される。
半導体発光素子4は複数個のLEDの直列回路よりなる。1個のLEDの順電圧を3.5V、直列個数nを30個とすると、全体の電圧はn×Vf=105Vとなる。ツェナーダイオードZD1のツェナー電圧Vzd1は、このn×Vfよりも少し高く設定されている。したがって、負荷開放異常が無ければ、ツェナーダイオードZD1は導通せず、フォトカプラPC1の発光素子は光信号を発生しない。
また、正常時の半導体発光素子4の電圧が105V、コンデンサC1の出力電圧Vc1が300Vとすると、その差電圧:300−105=195VがコンデンサC2の負極とコンデンサC1の負極の間に印加されていることになる。負荷短絡検出用のツェナーダイオードZD2のツェナー電圧Vzd2は、この電圧よりも少し高く設定されている。したがって、負荷短絡異常が無ければ、ツェナーダイオードZD2は導通せず、フォトカプラPC2の発光素子は光信号を発生しない。
一方、負荷開放異常が発生すると、コンデンサC2の両端電圧が上昇し、ツェナーダイオードZD1が導通する。これにより、フォトカプラPC1の発光素子が光信号を発生し、フォトカプラPC1の受光素子が導通するから、抵抗R1に抵抗R0が並列接続されて、分圧比が高くなる。また、負荷短絡異常が発生すると、コンデンサC2の負極とコンデンサC1の負極の間に印加される電圧が上昇することになるから、ツェナーダイオードZD2が導通する。これにより、フォトカプラPC2の発光素子が光信号を発生し、フォトカプラPC2の受光素子が導通するから、抵抗R1に抵抗R0が並列接続されて、分圧比が高くなる。すると、PFC制御回路3aはコンデンサC1の電圧Vc1が上昇したものと判断し、スイッチング素子Q1のオンパルス幅を狭くして、出力電圧Vc1を下げる方向に制御する。つまり、負荷開放や負荷短絡のような負荷異常の検出時に、力率改善回路1が出力を抑制するように動作する。
なお、負荷開放異常や負荷短絡異常を検出するためのツェナーダイオードZD1,ZD2は、複数個のツェナーダイオードを直列接続したものであっても良いし、他の定電圧素子であっても良い。また、抵抗分圧回路により分圧された後の電圧を検出するように構成しても良い。
本実施形態では、力率改善回路1の出力端に電力変換回路として図2(b)に示した降圧チョッパ回路2bを接続している。降圧チョッパ回路2bのスイッチング素子Q2には電流検出抵抗R3が直列接続されており、スイッチング素子Q2の制御電極には出力制御回路3bから制御信号が供給されている。
出力制御回路3bはスイッチング素子Q2を高周波でオンオフ制御する信号を出力する。スイッチング素子Q2がオンのとき、コンデンサC1→コンデンサC2→インダクタL2→スイッチング素子Q2→電流検出抵抗R3→コンデンサC1の経路で電流が流れて、インダクタL2にエネルギーが蓄積される。スイッチング素子Q2がオフすると、インダクタL2の蓄積エネルギーにより、インダクタL2→ダイオードD2→コンデンサC2→インダクタL2の経路で回生電流が流れる。これにより、コンデンサC1の電圧を降圧した直流電圧がコンデンサC2に充電される。
出力制御回路3bは電流検出抵抗R3によりスイッチング素子Q2に流れる電流を検出しており、その検出値が所定値に達すると、スイッチング素子Q2をオフさせる。つまり、スイッチング素子Q2のオフタイミング制御は、ピーク電流制御となっている。スイッチング素子Q2がオフした後、再度オンさせる際の制御、つまり、スイッチング素子Q2のオンタイミング制御は、以下に述べる連続モードでも不連続モードでも良いが、好ましくは臨界モードとする。
ここで、連続モードとは、ダイオードD2に回生電流が流れている途中でスイッチング素子Q2をオンさせる制御モードであり、ダイオードD2の逆回復時間の間、スイッチング素子Q2に瞬時大電流が流れることになるので、スイッチング損失が大きくなる。
また、不連続モードとは、ダイオードD2の回生電流が流れ終わってから、所定の電流休止期間を経てスイッチング素子Q2をオンさせる制御モードであり、電流休止期間が生じることにより、電流ピーク値が高い割には電流平均値が低くなり、効率が悪い。
臨界モードとは、ダイオードD2の回生電流が流れ終わったことを検出した時点でスイッチング素子Q2をオンさせる制御モードであり、ダイオードD2の逆回復時間が経過したタイミングでスイッチング素子Q2がオンすることで、スイッチング損失が小さくなる。また、インダクタL2が磁気飽和しない範囲で使用していれば、電流ピーク値の1/2が電流平均値となるので、電流ピーク値を一定に制御するだけで、電流平均値を一定に制御することができ、定電流制御に適している。臨界モードは、境界モードもしくはゼロクロスモードと呼ぶこともある。
臨界モードの制御を実現するには、ダイオードD2の回生電流が流れ終わったタイミングを検出する必要がある。例えば、ダイオードD2の両端電圧の上昇を検出するとか、スイッチング素子Q2のドレイン電圧の降下を検出しても良いが、インダクタL2に2次巻線を設けて、2次巻線出力の消失のタイミングを検出するのが最も簡便である。
本実施形態では、スイッチング素子Q2を臨界モードでスイッチング制御している場合において、その高周波(十数kHz〜数十kHz)のスイッチング動作を低周波(数百Hz〜数kHz)のPWM信号に応じて間欠的に停止させることにより、調光動作を実現している。低周波のPWM信号は、例えば、1kHzの矩形波電圧信号よりなり、Hレベルのときに発振停止状態、Lレベルのときに発振許可状態となる。調光信号線の断線、その他の故障によりPWM信号が常にLレベルとなっても全点灯状態で使用することができる。
なお、調光制御方式は他の方式を用いても構わない。例えば、低周波のPWM信号をCR積分回路により直流電圧に変換し、その変換後の直流電圧を電流フィードバック制御の目標値とすることで、負荷電流を定電流制御しても構わない。
いずれにせよ降圧チョッパ回路2bが定電流制御をしている場合において、負荷開放異常が発生すると、電流を増大させるべく出力電圧が上昇する。最悪の場合、コンデンサC2の電圧はコンデンサC1の電圧と同等の電圧まで上昇してしまう。そこで、負荷開放異常があれば、異常検出回路10により検出し、力率改善回路1の出力を抑制させる。これにより、コンデンサC1の電圧が低下するので、コンデンサC2の電圧上昇を抑制できる。ひいては、コンデンサC2として耐圧の低い素子を用いることができ、点灯装置のコストを低減できる。
また、負荷短絡異常があった場合、降圧チョッパ回路2bが定電流制御をしている場合には、過大な電流が流れる恐れは無いが、コンデンサC1の電圧が高いままであると、降圧チョッパ回路2bに余分なストレスが加わることになる。そこで、この場合にも異常検出回路10により検出し、力率改善回路1の出力を抑制させることにより、降圧チョッパ回路2bのストレスを低減することができる。
(実施形態3)
図4は本発明の実施形態3の点灯装置の回路図である。上述の実施形態2では、降圧チョッパ回路の出力電圧の上昇により半導体発光素子4の断線を検出していたが、本実施形態では、降圧チョッパ回路の出力電流の遮断により半導体発光素子4の断線を検出している点が異なる。また、上述の実施形態2では、降圧チョッパ回路2bのスイッチング素子Q2が低電位側に設けられていたが、本実施形態では、降圧チョッパ回路2aのスイッチング素子Q2が高電位側に設けられている。さらに、本実施形態では、PFC制御回路3aの外付け回路の詳細について説明する。なお、図3、図4ではフィルタ回路9は図示を省略している。
昇圧チョッパ回路1aのスイッチング素子Q1を制御するPFC制御回路3aは、全波整流器DBから出力される脈流電圧を抵抗R11,R12により分圧して検出し、スイッチング素子Q1に流れるチョッパ電流のピーク値の包絡線が脈流電圧波形と略比例するように制御している。そのために、スイッチング素子Q1のソース電流を抵抗R13により電圧変換して検出し、その検出電圧が脈流電圧と略比例する目標値に達すると、スイッチング素子Q1をオフするように制御している。また、平滑コンデンサC1の充電電圧を抵抗R1,R2により分圧して検出し、平滑コンデンサC1の充電電圧が低い場合には、スイッチング素子Q1のオン時間幅を長くするべく、前記目標値を高く設定し、逆に、平滑コンデンサC1の充電電圧が高い場合には、スイッチング素子Q1のオン時間幅を短くするべく、前記目標値を低く設定する。また、インダクタL1の2次巻線電圧の有無によりインダクタL1に流れる回生電流の消失(ゼロクロス)を検出し、回生電流が無くなった時点でスイッチング素子Q1を再度オンするように制御している。このようなPFC制御回路3aは汎用の集積回路(例えば、STマイクロエレクトロニクス社製のL6562など)を用いて安価に構成することができる。
本実施形態では、このPFC制御回路3aの制御電源電圧Vccを半導体発光素子4と直列に接続されたインダクタL2の2次巻線から供給しており、半導体発光素子4が断線すると、インダクタL2の2次巻線出力が消失することにより、PFC制御回路3aが自動的に停止するように構成されている。
電源投入時に、PFC制御回路3aは制御電源電圧Vccを供給されていないので、昇圧チョッパ回路1aは動作していない。このため、平滑コンデンサC1は、全波整流器DBから出力される脈流電圧によりインダクタL1、ダイオードD1を介して充電され、脈流電圧のピーク値付近の約140V程度の電圧となる。この電圧に比べると、半導体発光素子4の電圧降下(上述のn×Vf)は低く設定されている。このため、平滑コンデンサC1→限流抵抗R10→ダイオードD5→電源コンデンサC4→インダクタL2→半導体発光素子4の経路で微弱な起動電流が流れて、電源コンデンサC4の電圧が立ち上がる。電源コンデンサC4の電圧が出力制御回路3bの動作可能電圧まで上昇すると、スイッチング素子Q2のオンオフ動作が開始される。
スイッチング素子Q2がオンすると、平滑コンデンサC1→スイッチング素子Q2→電流検出抵抗R3→インダクタL2→半導体発光素子4の経路で電流が流れて、インダクタL2にエネルギーが蓄積される。スイッチング素子Q2に流れる電流は出力制御回路3bにより電流検出抵抗R3の電圧値として監視されており、所定のピーク値に達すると、スイッチング素子Q2はオフされる。
スイッチング素子Q2がオフすると、インダクタL2の蓄積エネルギーにより、インダクタL2→半導体発光素子4→回生ダイオードD2の経路で回生電流が流れ、インダクタL2のエネルギーが放出される。出力制御回路3bはインダクタL2の2次巻線電圧を監視しており、2次巻線電圧が消失すると、インダクタL2のエネルギー放出が完了したものとして、スイッチング素子Q2を再度オンさせる。
これにより、インダクタL2には高周波の三角波電流が流れるから、その2次巻線出力によりダイオードD3を介して低電位側の電源コンデンサC3が充電される。ダイオードD3の導通極性はフライバック側(ダイオードD2の導通時)とすることが一般的であるが、フォワード側(スイッチング素子Q2の導通時)でも良い。コンデンサC3の電圧はツェナーダイオードZD3により規制され、制御電源電圧VccとしてPFC制御回路3aに供給される。PFC制御回路3aの電源電圧Vccが動作可能電圧に達すると、スイッチング素子Q1のオンオフが開始され、昇圧チョッパ回路1aが動作するので、平滑コンデンサC1の電圧は昇圧された電圧(例えば、300V〜400V)となる。
また、別の2次巻線出力によりダイオードD4を介して高電位側の電源コンデンサC4が充電される。ダイオードD4の導通極性はフライバック側(ダイオードD2の導通時)とすることが一般的であるが、フォワード側(スイッチング素子Q2の導通時)でも良い。また、ダイオードD3の導通極性とダイオードD4の導通極性は逆極性としても良いし、同じ極性としても良い。コンデンサC4の電圧はツェナーダイオードZD4により規制され、高電位側の制御電源電圧HVccとして出力制御回路3bに供給される。このため、限流用の抵抗R10は起動用の微弱な直流電流さえ供給できれば良く、抵抗値の高い素子を用いることができる。なお、ダイオードD5はスイッチング素子Q2のオン時にコンデンサC4の電荷が無駄に消費されないように挿入されているが、抵抗R10が十分に高抵抗であれば省略しても良い。
ここで、半導体発光素子4が断線すると、インダクタL2に電流が流れなくなるので、その2次巻線出力により充電されていた電源コンデンサC3の電圧は低下することになる。電源コンデンサC3の電圧VccがPFC制御回路3aの動作可能電圧よりも低くなると、PFC制御回路3aはスイッチング素子Q1への制御信号を停止するから、昇圧チョッパ回路1aは動作を停止する。すると、コンデンサC1の電圧は全波整流器DBの脈流電圧のピーク値付近(約140V)にまで低下する。
また、同時にインダクタL2の別の2次巻線出力により充電されていた高電位側の電源コンデンサC4も充電電流を失うことになり、その充電電圧HVccは低下する。なおかつ、半導体発光素子4が断線していることにより、抵抗R10、ダイオードD5を介する充電経路も遮断されてしまうので、電源コンデンサC4の電圧は低下し続ける。電源コンデンサC4の電圧が出力制御回路3bの動作可能電圧よりも低くなると、出力制御回路3bはスイッチング素子Q2への制御信号を停止するから、降圧チョッパ回路2aも動作を停止する。
以上のように、本実施形態では、半導体発光素子4が断線しているときには、PFC制御回路3aも出力制御回路3bも動作しないから、力率改善回路としての昇圧チョッパ回路1a並びに電力変換回路としての降圧チョッパ回路2aは共に停止状態に維持される。
(実施形態4)
図5は本発明の実施形態4の点灯装置の回路図である。本実施形態では、電力変換回路2eとして、2石のインバータ回路の高周波交流出力を整流平滑するDC−DC変換回路を採用し、そのうち1石のスイッチング素子Q1を昇圧チョッパ回路のスイッチング素子として兼用し、他の1石のスイッチング素子Q2の逆方向ダイオードを昇圧チョッパ回路のダイオードとして兼用している。また、半導体発光素子4に流れる電流の有無をトランジスタTr1により検出し、その検出結果に応じて、制御電源遮断用のトランジスタTr2のオンオフを制御している。
2石のスイッチング素子Q1,Q2は制御回路3cにより高周波で交互にオンオフするように制御されるが、電源投入直後は制御電源電圧Vccが供給されていないので、スイッチング素子Q1,Q2は共にオフ状態である。この状態で、全波整流器DBから出力される脈流電圧により、インダクタL1→スイッチング素子Q2の逆方向ダイオード→平滑コンデンサC1の経路で充電電流が流れて、コンデンサC1が充電される。なお、図5のスイッチング素子Q2はMOSFETであるので、逆方向ダイオードを内蔵しているが、バイポーラトランジスタで構成する場合には、ダイオードを逆並列接続する必要がある。
初期状態では、コンデンサC1の充電電圧は脈流電圧のピーク値付近の約140V程度の電圧となる。この電圧に比べると、半導体発光素子4の順方向電圧(上述のn×Vf)は低く設定されている。このため、平滑コンデンサC1→抵抗R21、R22→出力コネクタ5→半導体発光素子4→出力コネクタ5→電流検出抵抗R3→平滑コンデンサC1の経路で微弱な電流が流れて、抵抗R21に電流が流れる。これにより、トランジスタTr1のベース・エミッタ間が順バイアスされて、トランジスタTr1がオンとなり、平滑コンデンサC1→トランジスタTr1→抵抗R23→抵抗R24→電源コンデンサC3→平滑コンデンサC1の経路で起動電流が流れて、電源コンデンサC3の電圧が立ち上がる。電源コンデンサC3の電圧が制御回路3cの動作可能電圧まで上昇すると、スイッチング素子Q1,Q2のオンオフ動作が開始される。
力率改善回路としての昇圧チョッパ回路は、インダクタL1と、スイッチング素子Q1と、スイッチング素子Q2の逆方向ダイオードと、平滑コンデンサC1により構成されており、スイッチング素子Q1とQ2が高周波で交互にオンオフされることで、平滑コンデンサC1には昇圧された直流電圧が充電される。
これにより抵抗R24を介して流れる電流は増大し、抵抗R24により順バイアスされるトランジスタTr2は完全にオン状態となる。トランジスタTr2がオン状態であるので、インダクタL1の2次巻線出力により、コンデンサC3がダイオードD3を介して充電される。コンデンサC3の電圧はツェナーダイオードZD3により規制され、制御電源電圧Vccとして制御回路3cに供給される。
なお、スイッチング素子Q1のオン時にスイッチング素子Q1,Q2の接続点bがグランド電位に落ちるので、このとき、ダイオードD4を介して高電位側の電源コンデンサC4を低電位側の制御電源電圧Vccにより充電する。高電位側の電源コンデンサC4の電圧HVccは制御回路3cにより高電位側のスイッチング素子Q2のゲート電極aを駆動するために用いられる。
スイッチング素子Q1,Q2が高周波で交互にオンオフすると、スイッチング素子Q1,Q2の接続点bの電位は、平滑コンデンサC1の電位とグランド電位の間でスイッチングされる矩形波電圧となるから、結合コンデンサC5を介して降圧トランスT1の1次巻線n1には高周波の交流電圧が印加される。これを巻数比n2/n1に応じて降圧した交流電圧が2次巻線n2に発生する。2次巻線n2の中点をグランド電位に接続し、2次巻線n2の両端電圧をダイオードD2、D6により全波整流して、平滑コンデンサC2に直流電圧を充電する。これにより、コンバータ回路2eは端子A−B間の直流電圧を降圧して端子C−D間に出力する降圧コンバータ回路として動作する。
端子C−D間には、ダイオードD7と出力コネクタ5及び電流検出抵抗R3を介して半導体発光素子4が接続されている。電流検出抵抗R3の両端電圧は制御回路3cにより検出されており、その検出電流が一定となるように、スイッチング素子Q1,Q2のオン時間幅が制御される。
ここで、半導体発光素子4が断線すると、抵抗R21、R22を介して流れる微弱な電流が遮断されるから、トランジスタTr1がオフ状態となる。すると、トランジスタTr1を介して抵抗R24に流れる電流により順バイアスされていたトランジスタTr2のベース・エミッタ間電圧が消失し、トランジスタTr2がオフ状態となる。これにより、インダクタL1の2次巻線出力からダイオードD3を介して電源コンデンサC3を充電する経路が遮断され、制御電源電圧Vccの供給が断たれる。すると、制御回路3cは動作を停止し、スイッチング素子Q1,Q2は共にオフ状態となる。
その後、コンデンサC1の充電電圧は全波整流器DBから出力される脈流電圧のピーク値付近の約140V程度に維持される。コンバータ回路2eの出力コンデンサC2の充電電圧は、放電抵抗R25により放出されて略ゼロとなる。なお、端子E−C間に逆流阻止用のダイオードD7が存在することにより、放電抵抗R25を介する電流によりトランジスタTr1がオンすることは無い。
以上のように、本実施形態では、半導体発光素子4を介する電流の有無をトランジスタTr1により検出し、その検出結果に応じて力率改善回路の起動/停止を制御するようにしたから、半導体発光素子4の断線時に力率改善回路が動作することは無く、無駄な電力消費は生じない。また、力率改善回路の動作停止中は平滑コンデンサC1の電圧が低下するので、回路ストレスも低減できる。
(実施形態5)
図6は本発明の実施形態5の点灯装置の回路図である。本実施形態では、力率改善回路として、昇降圧チョッパ回路1bを用いている。昇降圧チョッパ回路1bの構成および動作は周知であり、全波整流器DBの直流出力端にインダクタL1とスイッチング素子Q1の直列回路を接続し、インダクタL1の両端にダイオードD1を介して平滑コンデンサC1を接続したものである。スイッチング素子Q1のオン時には、全波整流器DBとインダクタL1を介して交流電源Vsから入力電流が引き込まれる。スイッチング素子Q1のオフ時には、インダクタL1の蓄積エネルギーが回生ダイオードD1を介して平滑コンデンサC1に放出される。平滑コンデンサC1に得られる直流電圧の極性が入力電圧と逆極性となるので、極性反転型チョッパ回路とも呼ばれる。
力率改善回路として、昇降圧チョッパ回路1bを用いる場合の利点の1つは、電源投入時の突入電流を緩和できる点である。すなわち、電源投入時に、商用交流電源Vsから見て平滑コンデンサC1に対して直接的に電流を流す経路が存在しないから、突入電流防止回路を別に設けなくても、過大な突入電流が流れることはない。これに対して、図10に示したような昇圧チョッパ回路1aでは、電源投入時に、インダクタL1とダイオードD1を介して平滑コンデンサC1に充電電流が流れるから、突入電流が問題となる。照明器具1台当たりの突入電流は僅かなものであっても、同一の電源スイッチにより同時にオンオフされる複数の照明器具がすべてLED照明に置き換わると、複数の照明器具に同時に突入電流が流れることになるので、ブレーカーが落ちることがあり、突入電流防止対策が必要となる。
この問題を回避するために、力率改善回路として昇圧チョッパ回路1aを用いる場合には、全波整流器DBとインダクタL1の間に突入電流防止回路を挿入することが一般的である。突入電流防止回路は、例えば、限流抵抗とSCR(逆阻止三端子型サイリスタ)の並列回路よりなり、インダクタL1の2次巻線出力を整流平滑した電圧がSCRのゲート・カソード間に印加されるように構成されている。電源投入時には限流抵抗により突入電流が緩和され、昇圧チョッパ回路1aのスイッチング動作が開始した後は、インダクタL1の2次巻線出力によりSCRがオン状態となり、限流抵抗が短絡される動作となっている。
このように、力率改善回路として昇圧チョッパ回路1aを用いる場合には、電源投入時の平滑コンデンサC1への突入電流を防止する対策が必要となるが、本実施形態のように、力率改善回路として昇降圧チョッパ回路1bを用いる場合には、それ自体が突入電流防止対策となる利点がある。
また、別の利点として、負荷異常の検出時に昇降圧チョッパ回路1bの動作を停止させると、平滑コンデンサC1の電圧を無くすことができるから、後続の回路のストレスをさらに緩和できる。昇圧チョッパ回路1aの場合、スイッチング動作を停止させても平滑コンデンサC1に電圧(約140V)が残るから、後続の電力変換回路を停止させるための構成が必要となる。これに対して、昇降圧チョッパ回路1bを力率改善回路として用いる場合には、スイッチング動作の停止により平滑コンデンサC1の電圧が無くなるから、後続の電力変換回路を停止させるための構成を省略することも出来る。したがって、他励式の電力変換回路に代えて、自励式の電力変換回路を用いる場合であっても、前段の昇降圧チョッパ回路1bのスイッチング動作が停止することで、後段の電力変換回路のスイッチング動作は自動的に停止することになる。
図6の構成例では、電力変換回路として他励式の降圧チョッパ回路2bを用いており、昇降圧チョッパ回路1bのインダクタL1の2次巻線出力により、ダイオードD4を介して降圧チョッパ回路2bの出力制御回路3bの電源コンデンサC4を充電している。したがって、昇降圧チョッパ回路1bがスイッチング動作を停止すると、降圧チョッパ回路2bも速やかにスイッチング動作を停止するが、仮に、電源コンデンサC4を平滑コンデンサC1から降圧用の抵抗を介して充電するように構成した場合でも、平滑コンデンサC1の電圧が無くなることで、電源コンデンサC4の電圧HVccを低下させることができる。また、そもそも降圧チョッパ回路2bの主電源となる平滑コンデンサC1の電圧が無くなることで、降圧チョッパ回路2bは動作を継続できなくなるので、制御電源を遮断しなくても、いずれは停止することになる。
次に、電源投入時の動作について説明する。電源投入直後は、平滑コンデンサC1は充電されていない状態である。全波整流器DBから出力される脈流電圧のピーク値は約140Vであり、これよりも半導体発光素子4の順方向電圧(上述のn×Vf)は低く設定されている。この全波整流器DBから出力される脈流電圧により、電流検出抵抗R3→スイッチング素子Q2の逆方向ダイオード→回生ダイオードD2→半導体発光素子4→ダイオードD5→抵抗R23→抵抗R24→電源コンデンサC3の経路で脈流(100/120Hz)の起動電流が間欠的に流れて、電源コンデンサC3の電圧が立ち上がる。
電源コンデンサC3の電圧がPFC制御回路3aの動作可能電圧以上に立ち上がると、スイッチング素子Q1がオンオフ動作を開始し、平滑コンデンサC1に直流電圧が得られる。すると、全波整流器DBから出力される脈流電圧に平滑コンデンサC1の直流電圧が重畳されて、全波整流器DB→平滑コンデンサC1→半導体発光素子4→ダイオードD5→抵抗R23→抵抗R24→電源コンデンサC3の経路で連続的な脈動電流が流れる。これによりトランジスタTr2が常にオン状態となる。トランジスタTr2のバイアス抵抗R23、R24は、全波整流器DBの出力電圧がゼロとなるタイミングであっても、平滑コンデンサC1の直流電圧だけでトランジスタTr2が飽和状態となるように定数を設定しておけば良い。
このように、昇降圧チョッパ回路1bがスイッチング動作を開始すると、平滑コンデンサC1の直流電圧が上昇することで、トランジスタTr2が常にオンとなり、インダクタL1の2次巻線出力によりダイオードD3を介して電源コンデンサC3が充電される。電源コンデンサC3の電圧Vccは、ツェナーダイオードZD3により上限を規定される。
また、インダクタL1の2次巻線出力によりダイオードD4を介して電源コンデンサC4が充電される。電源コンデンサC4の電圧HVccは、ツェナーダイオードZD4により上限を規定される。コンデンサC4の電圧HVccが出力制御回路3bの動作可能電圧以上に立ち上がると、スイッチング素子Q2がオンオフ動作を開始する。
スイッチング素子Q2がオンすると、平滑コンデンサC1→出力コンデンサC2→インダクタL2→スイッチング素子Q2→電流検出抵抗R3の経路で電流が流れて、インダクタL2にエネルギーが蓄積される。電流検出抵抗R3の電圧が目標値に達すると、出力制御回路3bによりスイッチング素子Q2がオフされる。すると、インダクタL2の蓄積エネルギーによる回生電流がダイオードD2を介して出力コンデンサC2に放出される。インダクタL2のエネルギー放出が完了すると、インダクタL2の2次巻線出力の消失を検出して、出力制御回路3bはスイッチング素子Q2を再びオンさせる。以下、同じ動作を繰り返し、出力コンデンサC2が充電される。
出力コンデンサC2の電圧が半導体発光素子4の順方向電圧(上述のn×Vf)に達すると、ダイオードD7を介して半導体発光素子4に主電流が流れて、その後、出力コンデンサC2の電圧は、n×Vf+Vd7にクランプされる。
このとき、過電圧保護用のツェナーダイオードZD5は導通しない。ツェナーダイオードZD5のツェナー電圧Vzd5は、上述のn×Vf+Vd7よりも高く設定されている。Vd7はダイオードD7の順電圧である。
次に、半導体発光素子4が断線した場合の動作について説明する。半導体発光素子4が断線すると、出力コンデンサC2の電圧が上昇するが、過電圧保護用のツェナーダイオードZD5が導通することで、出力コンデンサC2の耐圧を越えるような過電圧は印加されない。ツェナーダイオードZD5に流れる電流は、逆流阻止用のダイオードD7によりブロックされるので、ダイオードD5には流れない。したがって、半導体発光素子4の断線時には、ダイオードD5を介する電流は遮断され、抵抗R23、R24に電流が流れなくなるので、トランジスタTr2はオフとなる。すると、インダクタL1の2次巻線出力からダイオードD3を介して電源コンデンサC3を充電する経路が断たれるので、制御電源電圧Vccが低下し、PFC制御回路3aの動作可能電圧よりも低くなると、PFC制御回路3aは動作を停止する。これにより、力率改善回路としての昇降圧チョッパ回路1bはスイッチング動作を停止する。
すると、インダクタL1の二次巻線出力が無くなるので、ダイオードD4を介して電源コンデンサC4を充電できなくなり、その充電電圧である制御電源電圧HVccが出力制御回路3bの動作可能電圧よりも低くなると、出力制御回路3bはスイッチング素子Q2のスイッチング動作を停止させる。これにより、半導体発光素子4の断線時には、力率改善回路としての昇降圧チョッパ回路1bのスイッチング動作が停止し、後続の降圧チョッパ回路2bのスイッチング動作も停止する。
また、電源投入時に始めから半導体発光素子4が断線している場合には、そもそも電源コンデンサC3の起動電流が流れないので、回路電流は全く流れず、回路は完全に停止状態となる。
なお、実施形態4(図5)に例示したように、高電位側の電源コンデンサC4の負極が低電位側の電源コンデンサC3の負極と略同一電位となるタイミングが存在するスイッチング電源装置においては、低電位側の電源コンデンサC3の正極からダイオードD4のアノード・カソード間を介して高電位側の電源コンデンサC4の正極に電流を流す経路を設けておくことで、高電位側の電源コンデンサC4を間欠的に充電することが可能である。同様の考え方で、本実施形態(図6の構成)においても、全波整流器DBから出力される脈流電圧が略ゼロとなるタイミングにおいて、スイッチング素子Q1がオンする期間では、高電位側の電源コンデンサC4の負極が低電位側の電源コンデンサC3の負極と略同一電位となるので、ダイオードD4のアノードをコンデンサC3の正極に接続しておけば、インダクタL1の2次巻線出力を用いなくても、コンデンサC4の充電は可能である。同様に、実施形態3(図4の構成)においても、回生ダイオードD2がオンするタイミングでは、高電位側の電源コンデンサC4の負極が低電位側の電源コンデンサC3の負極と略同一電位となるので、ダイオードD4のアノードをコンデンサC3の正極に接続しておけば、インダクタL2の2次巻線出力を用いなくても、コンデンサC4の充電は可能である。
(実施形態6)
図7は本発明の実施形態6の点灯装置の回路図である。本実施形態では、力率改善回路として、フライバックコンバータ回路1cを用いている。フライバックコンバータ回路1cの構成および動作は周知であり、全波整流器DBの直流出力端にトランスT1の1次巻線とスイッチング素子Q1の直列回路を接続し、トランスT1の2次巻線の両端にダイオードD1を介して平滑コンデンサC1を接続したものである。ダイオードD1の極性は、スイッチング素子Q1のオン時に電流を阻止する方向に接続されている。
スイッチング素子Q1のオン時には、全波整流器DBとトランスT1の1次巻線を介して交流電源Vsから入力電流が引き込まれる。このとき、ダイオードD1は非導通状態となっているので、トランスT1はインダクタとして機能し、トランスT1にエネルギーが蓄積される。スイッチング素子Q1のオフ時には、トランスT1の蓄積エネルギーがダイオードD1を介して平滑コンデンサC1に放出される。平滑コンデンサC1に得られる直流電圧は入力側とは絶縁されている。平滑コンデンサC1の電圧を抵抗R1,R2で分圧した検出電圧をPFC制御回路3aに伝達するには、フォトカプラPC3を用いると良い。
また、電圧検出部6により半導体発光素子4の断線または短絡を検出した場合、その検出信号をフォトカプラPC4を介してPFC制御回路3aに伝達し、力率改善回路の動作を停止または出力を抑制させるように制御する。なお、フォトカプラPC3とPC4はトランスT1の1次側と2次側の絶縁を維持するために用いており、図7では別々の素子を用いているが、兼用しても構わない。例えば、電圧検出部6の出力をフォトカプラPC3に入力すれば、フォトカプラは1個で済む。その他の構成及び動作については既に述べた実施形態と同様である。
フライバックコンバータ回路1cのスイッチング素子Q1を制御するPFC制御回路3aは、全波整流器DBから出力される脈流電圧を抵抗R11,R12により分圧して検出し、スイッチング素子Q1に流れるトランスT1の1次巻線電流のピーク値の包絡線が脈流電圧波形と略比例するように制御している。そのために、スイッチング素子Q1のソース電流を抵抗R13により電圧変換して検出し、その検出電圧が脈流電圧と略比例する目標値に達すると、スイッチング素子Q1をオフするように制御している。また、平滑コンデンサC1の充電電圧を抵抗R1,R2により分圧して検出し、フォトカプラPC3を介してPFC制御回路3aに伝達し、平滑コンデンサC1の充電電圧が低い場合には、スイッチング素子Q1のオン時間幅を長くするべく、前記目標値を高く設定し、逆に、平滑コンデンサC1の充電電圧が高い場合には、スイッチング素子Q1のオン時間幅を短くするべく、前記目標値を低く設定する。また、トランスT1に回生電流検出用の補助巻線を設けて、その巻線電圧の有無によりトランスT1から放出される回生電流の消失(ゼロクロス)を検出し、回生電流が無くなった時点でスイッチング素子Q1を再度オンするように制御している。
PFC制御回路3aの制御電源電圧を得るための構成については図示を省略しているが、例えば、全波整流器DBの出力端から限流抵抗を介して電源コンデンサを充電し、その充電電圧によりPFC制御回路3aの動作が開始した後は、トランスT1の回生電流検出用の巻線から整流用のダイオードを介して前記電源コンデンサを充電するような構成を用いることができる。
フライバックコンバータ回路1cは、上述の実施形態5(図6)の昇降圧チョッパ回路1bを入出力絶縁型に改変した回路と考えれば良い。したがって、実施形態5と同様の効果があり、前段の力率改善回路が停止することで、後段の電力変換回路は自動的に動作を停止する。図7の構成では、平滑コンデンサC1の電圧から降圧用の抵抗R10を介して出力制御回路3bの電源コンデンサC4を充電しているから、フライバックコンバータ回路1cが停止して平滑コンデンサC1の電圧が消失すると、電源コンデンサC4の電圧も消失し、出力制御回路3bは自動的に停止する。いずれにせよ、平滑コンデンサC1の電圧が無くなることで、電力変換回路としての降圧チョッパ回路2bは主電源の供給を断たれるから、自動的に動作を停止する。したがって、降圧チョッパ回路2bは自励式であっても良い。
上述の各実施形態では、電源コンデンサC3,C4の電圧を安定化する手段として、ツェナーダイオードZD3,ZD4を用いる場合を例示したが、三端子レギュレータICやIPD(インテリジェント・パワー・デバイス)などの電圧安定化手段を適宜採用しても構わない。
また、上述の各実施形態は適宜組み合わせて実施しても構わない。
(実施形態7)
図8は本発明のLED点灯装置を用いた電源別置型LED照明器具の概略構成を示している。この電源別置型LED照明器具では、LEDモジュール40の筐体42とは別のケースに電源ユニット12を内蔵している。こうすることによってLEDモジュール40は薄型化することが可能となり、別置型の電源ユニット12は場所によらず設置可能となる。
器具筐体42は、下端開放された金属製の円筒体よりなり、下端開放部は光拡散板43で覆われている。この光拡散板43に対向するように、LEDモジュール40が配置されている。41はLED実装基板であり、LEDモジュール40のLED4a〜4dを実装している。器具筐体42は天井20に埋め込まれており、天井裏に配置された電源ユニット12からリード線50とコネクタ5を介して配線されている。
電源ユニット12の内部には、上述の力率改善回路1や電力変換回路2、全波整流器DB、フィルタ回路9などが収納されている。LED4a〜4dの直列回路(LEDモジュール40)が上述の半導体発光素子4に対応している。
図8に示す電源別置型のLED照明器具では、LEDモジュール40を収めた器具筐体42と、LED4a〜4dを発光するために出力を与える電源ユニット12とが別に配置されているので、施工に際しては、現場において電源ユニット12を取り付けてから器具筐体42を取り付けて、両者をリード線50とコネクタ5で接続するという作業が必要となる。
コネクタ5の接続不良や接続し忘れ、リード線50の断線等があると、電源ユニット12に内蔵された電力変換回路2は動作を停止し、その前段の力率改善回路1も動作を停止する。
本実施形態では、電源ユニットがLEDモジュールとは別の筐体に収納される電源別置型LED照明器具を例示したが、電源ユニットがLEDモジュールと同じ筐体に収納される電源一体型LED照明器具に本発明の点灯装置を用いても構わない。
また、本発明の点灯装置は、照明器具に限らず、各種の光源、例えば、液晶ディスプレイのバックライトや、複写機、スキャナ、プロジェクタなどの光源として利用しても構わない。
上述の各実施形態の説明では、半導体発光素子4として発光ダイオードを例示したが、これに限定されるものではなく、例えば、有機EL素子や半導体レーザー素子などであっても良い。
1 力率改善回路
2 電力変換回路
3a PFC制御回路
4 半導体発光素子
5 出力コネクタ
6 電圧検出回路
7 異常検出回路
8 停止制御回路

Claims (4)

  1. 交流電源に接続される力率改善回路と、力率改善回路の出力を電力変換して半導体発光素子に電流を供給する電力変換回路と、半導体発光素子の異常を検出する異常検出回路と、異常検出回路により異常が検出されたときに力率改善回路の動作を停止または出力を抑制させる制御回路とを有することを特徴とする半導体発光素子の点灯装置。
  2. 請求項1において、異常検出回路は半導体発光素子の開放または電力変換回路から半導体発光素子までの配線の開放を異常として検出することを特徴とする半導体発光素子の点灯装置。
  3. 請求項1において、異常検出回路は半導体発光素子の短絡または電力変換回路から半導体発光素子までの配線の短絡を異常として検出することを特徴とする半導体発光素子の点灯装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の半導体発光素子の点灯装置と、この点灯装置から電流を供給される半導体発光素子を具備する照明器具。
JP2010148357A 2010-06-29 2010-06-29 半導体発光素子の点灯装置およびそれを用いた照明器具 Active JP5632664B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010148357A JP5632664B2 (ja) 2010-06-29 2010-06-29 半導体発光素子の点灯装置およびそれを用いた照明器具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010148357A JP5632664B2 (ja) 2010-06-29 2010-06-29 半導体発光素子の点灯装置およびそれを用いた照明器具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012014879A true JP2012014879A (ja) 2012-01-19
JP5632664B2 JP5632664B2 (ja) 2014-11-26

Family

ID=45601087

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010148357A Active JP5632664B2 (ja) 2010-06-29 2010-06-29 半導体発光素子の点灯装置およびそれを用いた照明器具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5632664B2 (ja)

Cited By (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013214441A (ja) * 2012-04-03 2013-10-17 Mitsubishi Electric Corp 点灯装置及び照明装置
JP2014072146A (ja) * 2012-10-01 2014-04-21 Mitsubishi Electric Corp 点灯装置及び照明装置
JP2014225333A (ja) * 2013-05-15 2014-12-04 株式会社アイ・ライティング・システム Led照明装置
JP2015038833A (ja) * 2013-08-19 2015-02-26 パナソニック株式会社 照明器具
US9018860B2 (en) 2012-09-12 2015-04-28 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. LED lighting device
US9089033B2 (en) 2012-08-03 2015-07-21 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. LED lighting device
JP2015159036A (ja) * 2014-02-24 2015-09-03 岩崎電気株式会社 Led点灯装置及びled照明装置
JP2015216031A (ja) * 2014-05-12 2015-12-03 アイリスオーヤマ株式会社 Led照明装置用の点灯装置及びled照明装置
US9320106B2 (en) 2013-10-01 2016-04-19 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Lighting device and luminaire using the same
JP2016105391A (ja) * 2014-11-19 2016-06-09 パナソニックIpマネジメント株式会社 半導体光源駆動装置及び投写型表示装置
JP2016149322A (ja) * 2015-02-13 2016-08-18 東芝ライテック株式会社 標識灯システム
JP2016149321A (ja) * 2015-02-13 2016-08-18 東芝ライテック株式会社 標識灯および標識灯システム
JP2016178090A (ja) * 2016-05-26 2016-10-06 三菱電機株式会社 Led点灯装置
US9497822B2 (en) 2014-11-19 2016-11-15 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Semiconductor light source driving apparatus and projection type display apparatus
JP2017514387A (ja) * 2014-04-16 2017-06-01 クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated 低電圧デバイスを使用する高電圧入力受信機
CN110213857A (zh) * 2019-06-21 2019-09-06 惠州市莱特照明科技有限公司 Led驱动电路
JP2020057185A (ja) * 2018-10-02 2020-04-09 カシオ計算機株式会社 電力供給回路及び電子機器
US10700683B1 (en) 2018-08-28 2020-06-30 Qualcomm Incorporated Dynamic power supply shifting
JP2020119716A (ja) * 2019-01-23 2020-08-06 株式会社アイ・ライティング・システム Led点灯装置及びled照明装置
WO2022249337A1 (ja) * 2021-05-26 2022-12-01 三菱電機株式会社 直流配電システム

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010113924A (ja) * 2008-11-06 2010-05-20 Shindengen Electric Mfg Co Ltd Led点灯駆動回路、半導体集積回路、および照明器具
JP2010118270A (ja) * 2008-11-13 2010-05-27 Toshiba Lighting & Technology Corp Led照明灯点灯装置および照明器具
JP2011130543A (ja) * 2009-12-16 2011-06-30 Mitsubishi Electric Corp 電源回路及び照明装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010113924A (ja) * 2008-11-06 2010-05-20 Shindengen Electric Mfg Co Ltd Led点灯駆動回路、半導体集積回路、および照明器具
JP2010118270A (ja) * 2008-11-13 2010-05-27 Toshiba Lighting & Technology Corp Led照明灯点灯装置および照明器具
JP2011130543A (ja) * 2009-12-16 2011-06-30 Mitsubishi Electric Corp 電源回路及び照明装置

Cited By (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013214441A (ja) * 2012-04-03 2013-10-17 Mitsubishi Electric Corp 点灯装置及び照明装置
US9089033B2 (en) 2012-08-03 2015-07-21 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. LED lighting device
US9018860B2 (en) 2012-09-12 2015-04-28 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. LED lighting device
JP2014072146A (ja) * 2012-10-01 2014-04-21 Mitsubishi Electric Corp 点灯装置及び照明装置
JP2014225333A (ja) * 2013-05-15 2014-12-04 株式会社アイ・ライティング・システム Led照明装置
JP2015038833A (ja) * 2013-08-19 2015-02-26 パナソニック株式会社 照明器具
US9320106B2 (en) 2013-10-01 2016-04-19 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Lighting device and luminaire using the same
JP2015159036A (ja) * 2014-02-24 2015-09-03 岩崎電気株式会社 Led点灯装置及びled照明装置
JP2017514387A (ja) * 2014-04-16 2017-06-01 クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated 低電圧デバイスを使用する高電圧入力受信機
JP2015216031A (ja) * 2014-05-12 2015-12-03 アイリスオーヤマ株式会社 Led照明装置用の点灯装置及びled照明装置
US9497822B2 (en) 2014-11-19 2016-11-15 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Semiconductor light source driving apparatus and projection type display apparatus
JP2016105391A (ja) * 2014-11-19 2016-06-09 パナソニックIpマネジメント株式会社 半導体光源駆動装置及び投写型表示装置
JP2016149322A (ja) * 2015-02-13 2016-08-18 東芝ライテック株式会社 標識灯システム
JP2016149321A (ja) * 2015-02-13 2016-08-18 東芝ライテック株式会社 標識灯および標識灯システム
JP2016178090A (ja) * 2016-05-26 2016-10-06 三菱電機株式会社 Led点灯装置
US10700683B1 (en) 2018-08-28 2020-06-30 Qualcomm Incorporated Dynamic power supply shifting
JP2020057185A (ja) * 2018-10-02 2020-04-09 カシオ計算機株式会社 電力供給回路及び電子機器
JP2020119716A (ja) * 2019-01-23 2020-08-06 株式会社アイ・ライティング・システム Led点灯装置及びled照明装置
JP7207840B2 (ja) 2019-01-23 2023-01-18 株式会社アイ・ライティング・システム Led点灯装置及びled照明装置
CN110213857A (zh) * 2019-06-21 2019-09-06 惠州市莱特照明科技有限公司 Led驱动电路
WO2022249337A1 (ja) * 2021-05-26 2022-12-01 三菱電機株式会社 直流配電システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP5632664B2 (ja) 2014-11-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5632664B2 (ja) 半導体発光素子の点灯装置およびそれを用いた照明器具
EP2375554B1 (en) Lighting device and illumination fixture using the same
US8604707B2 (en) Power supply
US8575853B2 (en) System and method for supplying constant power to luminuous loads
JP6396336B2 (ja) 発光ダイオードの点滅周波数を変換する電源回路
JP2012174518A (ja) 点灯装置および、これを用いた照明器具
JP2008104274A (ja) スイッチング電源装置
WO2012057369A1 (ja) Led点灯回路、led照明装置、及びled照明部用ソケット
JP6058473B2 (ja) 照明用電源制御回路、半導体集積回路、照明用電源および照明器具
JP5077572B2 (ja) 発光ダイオード点灯装置
JP2009302017A (ja) 発光ダイオード点灯装置および照明装置
JP2011222267A (ja) 点灯装置及びそれを用いた照明器具
KR101365307B1 (ko) 발광다이오드 조명 기기를 위한 스위칭 전원 공급 장치 회로
JP2013045754A (ja) Led照明駆動用電源回路
JP2008104275A (ja) 無負荷時発振停止機能付きの定電流制御型dc−dcコンバータ回路
JP2015042030A (ja) Led電源装置及びled照明装置
JP2015088344A (ja) 停電灯用バックアップ電源及び停電灯ユニット
KR20090056025A (ko) 엘이디등 전원장치
JP5478347B2 (ja) 光源点灯装置及び照明器具
US10779375B2 (en) LED driving circuit and protection circuit for DC/DC converter
KR102130176B1 (ko) 발광다이오드의 점멸주파수를 변환시키는 전원공급회로
JP7454123B2 (ja) Led駆動装置及び照明器具
JP2013046558A (ja) 電源回路および照明装置
JP5319606B2 (ja) 点灯装置
JP5517005B2 (ja) 発光ダイオード点灯装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20111207

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20111207

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20111214

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20120118

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130513

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140204

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140407

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140916

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141010

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5632664

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151