JP2012012095A - 封緘装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】厚い内容物を封入している場合でも、折り目形成工程時及び糊塗布工程時に、封筒を搬送方向の所定位置に安定した状態で停止保持できる封緘装置を提供する。
【解決手段】未封緘状態の封筒を一枚ずつ供給する封筒供給部2と、封筒の所定箇所に糊を塗布する糊塗布部14と、封筒のフラップに折り目を形成する折り目形成部15と、フラップを折り畳んで封筒本体側に貼着する封止部13と、封筒を搬送する複数の搬送ローラ機構11,12,13,16と、を備えた封緘装置である。各搬送ローラ機構は、駆動ローラ101と、ばねにより駆動ローラ側に付勢された押さえローラ102とを備えている。糊塗布部14による糊塗布時及び折り目形成部15による折り目形成時の少なくともいずれかの工程時に、封筒を所定の搬送位置で停止保持する位置決め用ローラ機構16を搬送方向に沿って複数並設した。
【選択図】図3

Description

本発明は、便箋、書類あるいは冊子等の内容物が封入された封筒を、封緘する封緘装置に関する。
従来、手作業による封緘作業に対し、自動的に糊を塗布し、フラップに折り目を形成し、フラップを折り畳んで封筒本体側に貼着する封緘装置は開発されている(特許文献1)。
前記封緘装置は、たとえば、封筒を供給する封筒供給部と、フラップに折り目を形成する折り目形成部と、フラップに糊を塗布する糊塗布部と、フラップを折り畳んで封筒本体に貼着する封止部とを備えると共に、封筒を搬送する複数の搬送ローラ機構を備えている。搬送ローラ機構の一部として、折り目形成工程時及び糊塗布工程時に、封筒を搬送方向の所定位置に停止保持する役目を有する位置決め用ローラ機構があり、この位置決め用ローラ機構により封筒を位置決め保持した状態で、封筒の所定箇所に糊付けし、所定箇所に折り目を形成している。
図24は、従来の封緘装置における位置決め用ローラ機構を示しており、駆動ローラ200と、該駆動ローラ200に対して上方から対向する押さえローラ201とを備え、該押さえローラ201は、駆動ローラ200に対して接近離間可能に構成されると共にばね203により駆動ローラ200側に付勢されている。両ローラ200、201間で封筒Nを挟持し、電動モータ等の駆動源により駆動ローラ200を回転させることにより、封筒Nを搬送し、また、駆動ローラ200の停止により、封筒を停止保持する。
特開平9−175097号公報
ところが、封筒に封入される内容物の大きさ及び厚さは多種多様であり、冊子等のように厚い内容物が封入された場合、位置決め用ローラ機構により挟持する箇所が、図24のように内容物の一端縁N1であると、押さえローラ201で前記端縁N1を下方に押圧していることにより、各ローラ200,201をそれぞれ矢印A2及びB2方向に回転させる方向に力がかかり、このローラ回転により、封筒Nの位置が前後方向(搬送方向F2側)にずれてしまい、折り目形成位置及び糊塗布位置が、所定位置からずれてしまうことがある。
本発明の目的は、厚い内容物を封入している場合でも、折り目形成工程時及び糊塗布工程時に、封筒を搬送方向の所定位置に安定した状態で停止保持できる封緘装置を提供することである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、未封緘状態の封筒を一枚ずつ供給する封筒供給部と、供給された前記封筒の所定箇所に糊を塗布する糊塗布部と、糊が塗布された前記封筒のフラップに折り目を形成する折り目形成部と、前記フラップを折り畳んで封筒本体側に貼着する封止部と、封筒を搬送する複数の搬送ローラ機構と、を備えた封緘装置において、前記各搬送ローラ機構は、駆動ローラと、該駆動ローラに対して接近離間可能でばねにより前記駆動ローラ側に付勢された押さえローラと、を備えており、前記糊塗布部による糊塗布時及び前記折り目形成部による折り目形成時の少なくともいずれかの工程時に、前記封筒を所定の搬送位置で停止保持する前記搬送ローラ機構を、搬送方向に沿って複数並設した。
請求項2に記載の発明は、未封緘状態の封筒を一枚ずつ供給する封筒供給部と、供給された前記封筒の所定箇所に糊を塗布する糊塗布部と、糊が塗布された前記封筒のフラップに折り目を形成する折り目形成部と、前記フラップを折り畳んで封筒本体側に貼着する封止部と、封筒を搬送する複数の搬送ローラ機構と、を備えた封緘装置において、前記各搬送ローラ機構は、駆動ローラと、該駆動ローラに対して接近離間可能でばねにより前記駆動ローラ側に付勢された押さえローラと、を備えており、前記糊塗布部による糊塗布時及び前記折り目形成部による折り目形成時の少なくともいずれかの工程時に、前記封筒を所定の搬送位置で停止保持する搬送ローラ機構の前記駆動ローラを、ステッピングモータに連結し、前記封筒の停止保持時に、制御部により、ステッピングモータを励磁ホールド状態に維持するように、制御する。
上記各構成の封緘装置において、好ましくは次の構成を採用する。
(a)前記糊塗布及び前記折り目形成の少なくともいずれかの工程時に封筒を停止保持する搬送ローラ機構の押さえローラを、搬送幅方向に複数並設し、これら複数の押さえローラの搬送方向位置を、相互にずらしてある。
(b)前記糊塗布及び前記折り目形成の少なくともいずれかの工程時に封筒を停止保持する搬送ローラ機構の押さえローラを、搬送幅方向に複数並設し、これら複数の押さえローラの直径を、互いに異ならせてある。
(1)請求項1に記載の発明によると、厚い内容物を封入している場合、折り目形成工程時あるいは糊塗布工程時に、たとえ一部の搬送ローラ機構が内容物の端縁に位置していても、残りの搬送ローラ機構により、確実に封筒を所定位置に停止保持できるので、折り目形成位置あるいは糊塗布位置がずれたり、折り目や糊付け領域が搬送幅方向に対して傾いたりするのを防ぐことができ、綺麗な状態で、確実に封緘することができる。
(2)請求項2に記載の発明によると、厚い内容物を封入している場合、折り目形成工程時及び糊塗布工程時に、たとえ搬送ローラ機構が内容物の端縁に位置していても、ステッピングモータの励磁ホールド作用により、駆動モータ及び押さえローラの回転を阻止しているので、折り目形成位置あるいは糊塗布位置がずれたり、折り目や糊付け領域が搬送幅方向に対して傾いたりするのを防ぐことができ、綺麗な状態で、確実に封緘することができる。
(3)請求項3又は請求項4のように、前記糊塗布及び前記折り目形成の少なくともいずれかの工程時に封筒を停止保持する搬送ローラ機構の前記押さえローラを、搬送幅方向に複数並設し、これら複数の押さえローラの搬送方向位置あるいは直径を異ならせることにより、より確実に封筒を所定位置に停止保持することができる。
本発明に係る封緘装置の全体斜視図である。 図1の封緘装置の内部の平面図である。 図2のIII-III断面図である。 図2の矢印IV方向に見た封緘装置の側面図である。 図3のV-V断面拡大図である。 捌きローラ機構(第1の搬送ローラ機構)の部分拡大斜視図である。 図3のVII-VII断面拡大図である。 図7に示す搬送ローラ機構の部分拡大斜視図である。 図3のIX-IX断面図である。 図3のX-X断面図である。 図10の矢印XI方向に見た拡大側面図である。 図3のXII-XII断面拡大図である。 搬送幅方向に厚さが変化する内容物を収納した封筒を挟持した状態を示す図12と同じ部分の断面拡大図である。 厚い内容物封入した封筒を、前後1対の位置決め用ローラ機構により保持している状態を示す断面拡大図である。 封緘作業前の封筒の一例を示す斜視図である。 捌き及び搬送工程時の封筒の状態を示す斜視図である。 糊塗布工程時の封筒の状態を示す斜視図である。 折り目形成工程時の封筒の状態を示す斜視図である。 封止工程時の封筒の状態を示す斜視図である。 位置決め用ローラ機構(搬送ローラ機構)の変形例を示す平面略図である。 位置決め用ローラ機構(搬送ローラ機構)の別の変形例を示す断面図である。 位置決め用ローラ機構(搬送ローラ機構)のさらに別の変形例を示す断面図である。 折り目形成部の変形例を示す断面図である 従来の封筒停止保持用の位置決め用ローラ機構(搬送ローラ機構)の作用説明図である。
[封緘装置全体の構成]
図1乃至図4は、本願発明に係る封緘装置の全体の構成を示しており、これら図面に基づいて、まず封緘装置全体の概略を説明する。
斜視図である図1において、封筒Nの搬送経路は、往路と復路を有する往復式(あるいはスイッチバック式)となっており、往路の搬送方向を矢印F1で示し、復路の搬送方向を矢印F2で示している。また、説明の都合上、往路搬送方向F1側を装置の「前側」と称し、搬送方向F1(及びF2)と直交する搬送幅方向Wを、適宜、装置の「左右方向」と称して説明する。
封緘装置は、本体ケース4の後側の上段に、未封緘状態の封筒Nを積載する封筒供給部2が設けられ、下段に、封緘後に排出される封筒Nを積載する封筒受け部3が設けられている。本体ケース4の搬送幅方向Wの一端部側には、操作パネル5が設けられている。
図2は装置内部の平面図、図3は図2のIII-III断面図、図4は図2の矢印IV方向に見た側面図であり、図3において、本体ケース4内には、後側から順に、第1の搬送ローラ機構としての役目も果たす捌きローラ機構11、第2の搬送ローラ機構12、第3の搬送ローラ機構としての役目も果たす封止部13、糊塗布部14、折り目形成部15、及び第4の搬送ローラ機構としての役目も果たす位置決め用ローラ機構16が配設されている。
(封筒供給部2)
図2において、封筒供給部2は、多数の封筒を積載する供給台21と、左右1対の側ガイド板22と、供給台21に形成された開口から上方に突出する複数の供給ローラ23を備えており、該供給ローラ23の表面には、搬送幅方向Wに延びる多数の切り込み溝が形成されている。側ガイド板22は、封筒の大きさに応じて、搬送幅方向Wの位置が調節自在である。供給台21の中央部には、供給台21上の封筒の有無を検出する光透過式封筒検出センサー28が設けられている。
図3において、封筒供給部2には、積載された封筒Nが浮き上がるのを防止するために、厚肉平板状の樹脂製錘29が備えられており、この樹脂製錘29は、前記光透過式封筒検出センサー28の検出作動を阻害しないように、透明の樹脂材料でできている。
図4において、各供給ローラ23の回転軸23aは、ギヤ伝達機構24及び第1のベルト伝達機構25を介して、第1の駆動モータ26に連結し、該第1の駆動モータ26により、総ての供給ローラ23が同期回転するようになっている。
(捌きローラ機構11)
図5は第1の搬送ローラ機構としての役目も果たす捌きローラ機構11の断面図、図6は捌きローラ機構11の部分拡大斜視図であり、図5において、捌きローラ機構11は、往路搬送経路の下側に配置された駆動ローラ31と、該駆動ローラ31の上側に配置された捌きローラ(押さえローラ)32とから構成されており、駆動ローラ31は、搬送幅方向Wに間隔おいて4個配設され、捌きローラ32も、搬送幅方向Wに間隔をおいて、前記各駆動ローラ31に対応する位置に4個配設されている。
4個の駆動ローラ31は共通の一本の駆動軸33(仮想線で示す)に固着されており、該駆動軸33は、本体ケース4の左右側壁35に回転自在に支持されると共に、軸方向の一端が前記ギヤ伝達機構24に連結されている。すなわち、4個の駆動ローラ31は、共通の駆動軸33により一体的に回転し、且つ、図4のように、ギヤ伝達機24を介して前記供給ローラ23とも同期回転するように構成されている。
一方、図5の4個の捌きローラ32は、独立した4本のローラ支軸34に、ワンウエイクラッチ35を介して、一方向のみ回転可能にそれぞれ支持されており、各ローラ支軸34は、それぞれローラホルダー36に固定されている。各捌きローラ32の搬送幅方向Wの寸法は、駆動ローラ31の搬送幅方向Wの寸法よりも小さくなっており、また、各捌きローラ32の外周面は、搬送幅方向Wの両端部につば部を有する断面コの字状に形成されている。
図6において、駆動ローラ31は、封筒を往路搬送方向F1に送り出すように、駆動軸33と共に矢印A1方向に回転駆動される。
捌きローラ32のローラ支軸34は、ローラホルダー36の前下端部に支持されており、捌きローラ32は、前記ワンウエイクラッチ35の作用により、ローラ支軸34回りに矢印B2方向へのみ回転可能で、矢印B1方向へは回転しないように構成されている。ローラホルダー36は、その後下端部が、揺動支軸38に揺動自在に支持されており、これにより、各捌きローラ32及びローラ支軸34は、個々独立して、揺動支軸38回りに上下方向に揺動可能となっている。すなわち、駆動ローラ31に対し、4個の捌きローラ32は、個々独立して上下方向に接近離間自在となっている。
各ローラホルダー36の後上端部には、コイルばね37の後端部がそれぞれ係止され、このばね37は前方に延び、前端部が本体ケース4に固定された固定壁39に係止されている。すなわち、ローラホルダー36の後上端部と前方の固定壁39との間にばね37を張設することにより、各ローラホルダー38を揺動軸38回りに駆動ローラ31側へ矢印C1方向に付勢し、駆動ローラ31に当接させている。
(第2の搬送機構12)
図7は第2の搬送ローラ機構12の断面図、図8は第2の搬送ローラ機構12の部分拡大斜視図であり、図7において、第2の搬送ローラ機構12は、往路搬送経路の下側に配置された駆動ローラ41と、該駆動ローラ41の上側に配置された押さえローラ42とから構成されており、駆動ローラ41は、搬送経路の搬送幅方向Wの略全幅に亘るように形成され、押さえローラ42は、搬送幅方向Wに間隔おいて4個配設されている。
駆動ローラ41の駆動軸(仮想線で示す)43は、本体ケース4の左右側壁35に回転自在に支持されると共に、軸方向の一端が、第2のベルト伝達機構45に連結されている。
4個の押さえローラ42の各ローラ支軸44は、それぞれローラホルダー46に回転自在に支持されている。
図4において、駆動軸43が連結される第2のベルト伝達機構45は、第2の駆動モータ49に連結されている。
図8において、駆動ローラ41は、封筒を往路搬送方向F1に送り出すように、駆動軸43と共に矢印A1方向に回転駆動される。
押さえローラ42のローラ支軸44は、ローラホルダー46の前下端部に回動自在に支持され、ローラホルダー46の後下端部は、揺動支軸48に揺動自在に支持されており、これにより、各押さえローラ42は、揺動支軸48回りに、個々独立して上下方向に揺動可能となっている。すなわち、駆動ローラ41に対し、4個の押さえローラ42は、上下方向に個々に接近離間自在となっている。
各ローラホルダー46の後上端部には、それぞれコイルばね47の一端部が係止され、このばね47は前方に延び、ばねの前端部が固定壁39に係止されている。すなわち、ローラホルダー46の後上端部と前方の固定壁39との間にばね47を張設することにより、各ローラホルダー46を揺動軸48回りに駆動ローラ41側へ矢印C1方向に付勢し、駆動ローラ41に当接させている。
(封止部13)
図9は封止部13の断面図であり、往路兼復路の搬送経路の下側に配置された駆動ローラ51と、該駆動ローラ51の上側に配置された押さえローラ52とから構成されており、駆動ローラ51及び押さえローラ52は、共に搬送経路の搬送幅方向Wの略全幅に亘るように形成され、押さえローラ52は、表面が弾力性を有するウレタンゴムで形成されている。駆動ローラ51の駆動軸53は、左右側壁35に回転自在に支持されている。
押さえローラ52が固着されたローラ支軸54の軸方向の両端部は、固定型の保持ケース56に上下方向移動可能に支持されると共に、圧縮ばね57により下方に付勢され、駆動ローラ51に圧接している。
図3において、封止部13は、前記駆動ローラ51と押さえローラ52とのローラ対を、前後に間隔をおいて2対備えており、前後のローラ対の間には、光透過式の封筒検出センサー58が設けられている。下側の各駆動ローラ51の駆動軸53は、図4に示すように、第3のベルト伝達機構55を介して第3の駆動モータ56に連結しており、第3の駆動モータ56の正逆回転の切り換えにより、矢印A1及びA2のいずれにも回転するようになっている。すなわち、封筒の搬送方向を、往路搬送方向F1と復路搬送方向F2とに切り換え自在となっている。
図2において、前記封筒検出センサー58は、搬送幅方向Wに間隔をおいて1対配置されており、封筒の後端(あるいは前端)の通過を検出することにより、封筒の通過の有無に加え、左右の検出センサー58の検出タイミングの相違による封筒の斜行と、折り目形成部15及び糊塗布部14における封筒停止位置を決めるためのカウント開始位置を、検出する。
前記1対の封筒検出センサー58は、通常作業時は、二つの封筒検出センサー58が検出した値の平均値を基準として、前記折り目形成時及び糊塗布時の位置決め用のカウントを開始するように構成されているが、両封筒検出センサー58の検知時点の差が、所定時間以上になった時には、封筒の斜行度合いが大きくなったと判断し、搬送エラーの警告を発するように構成する。
なお、第3種郵便用の封筒の場合には、予め設定されたフラップ長の値を基準として、封筒の停止位置を求め、エラー判定を行う。
(糊塗布部14)
図10は糊塗布部14及び折り目形成部15の断面図、図11は糊塗布部14及び折り目形成部15の拡大側面図であり、図10において、糊塗布部14は、搬送幅方向Wに延びる上下のガイドレール61,62に移動可能に支持されたスライダー63と、該スライダー63に昇降可能に支持されたカセットホルダー64と、該カセットホルダー64に着脱自在に装着されたテープ糊カセット65と、テープ糊カセット65の下方に配置された糊付け台66と、を備えている。前記ガイドレール61,62は、保持ケース60の左右側壁に支持されている。スライダー63は、ガイドレール62と平行に敷設されたベルト式駆動機構67に連結され、カセットホルダー64は、スライダー63内に配置された昇降用駆動モータ68に連結されている。なお、図10は、カセットホルダー64のカバー部材75(図11参照)を取り外して示してある。
テープ糊カセット65内には、未使用のテープ糊71が巻かれた供給リール72と、使用後のテープを巻き取る巻き取りリール73とが設けられ、テープ糊カセット65の下端部には、加圧ローラ75が回転自在に設けられている。
テープ糊71は、テープ本体の表面に剥離自在に糊を付着させたものであり、供給リール72から下方に延びて加圧ローラ75に巻き掛けられ、上方にUターンし、巻き取りリール73に巻き取られる。供給リール72は、テープ糊を供給する回転方向X1にのみ回転するようになっている。また、供給リール72と巻き取りリール73とは、周知のインク消し用の修正テープ機構と同様に、回転する供給リール72からのテープ糊71の引き出し量に応じて、巻き取りリール73が巻き取り方向Y1に回転するように、ギヤ式連動機構により連動している。
図11において、前記テープ糊カセット65は、前記カバー部材75内に収納されており、該カバー部材75の前壁を開くことにより、テープ糊カセット75を取り替えることができるようになっている。前記保持ケース60には、前記ベルト式駆動機構67を駆動するためのスライド用駆動モータ79が設けられている。
前記保持ケース60は、手動により、前後方向位置が変更可能となっており、これにより、後述する折り目形成部15の根元(折り目形成位置)M1に対する糊付領域M2の前後方向位置(距離)を、封筒のフラップの大きさ等に合わせて変更できるようになっている。
図16は、糊塗布部14による糊付け工程を示しており、テープ糊カセット65は、搬送幅方向Wの一端部側の上昇位置(作動開始位置)P0から下降し、下降位置P1において加圧ローラ75がテープ糊71を糊付け台66の上面に押し付け、次に、テープ糊カセット65を搬送幅方向Wの他端部側に移動することにより、加圧ローラ75を摩擦により回転させつつ、テープ糊71の糊を封筒NのフラップNaに塗布して行く。そして、搬送幅方向Wの他端終了位置P2まで至った後は、位置P3まで上昇し、該位置P3から搬送幅方向Wに移動して前記作業開始位置P0に戻る。
なお、図10において、供給リール72又は巻き取りリール73には、供給リール72又は巻き取りリール73が回転しているか否かを検出する回転検出部が設けられており、前記図17の下降位置P1から他端終了位置P2まで移動する間に、供給リール72又は巻き取りリール73の回転が停止するのを回転検出部により検知すると、テープ糊71が終了したと判断して、適当な警報表示により、テープ糊終了(又は交換)を知らせるようになっている。
さらに、前記回転検出部は、回転速度検出機能を備えており、供給リール72又は巻き取りリール73が、予め設定された回転速度範囲に変化したことを検知すると、テープ糊17の残量が少なくなったと判断し、適当な警報表示により、テープ糊終了時期が近づいていたことを知らせるようになっている。
前記回転検出部の具体的な例としては、たとえば巻き取りリール73と一体的に回転する円板に、光反射センサーの反射部と非反射部とを設け、前記円板に対向して円板に向けて検知光を放射する反射式フォトセンサーを設け、巻き取りリール73が一回転する間に、反射部及び非反射部が、反射式フォトセンサーからの放射光の領域を4回通過する構成とする。これにより、4回通過する時間(巻き取りリール一回転の時間)の変化により、巻き取りリール73の停止と共に回転速度を検出する。
(折り目形成部15)
図11において、折り目形成部15は、前記糊塗布部14の糊付け台66の往路搬送方向F1側に隣接するように配置された下型81と、該下型81に上方から対向する上型82とを備えており、下型81には、略V字状の折り目形成用凹部81aが形成され、上型82は、前記凹部81aに嵌入可能な厚板状に形成されている。前記上型82は、昇降可能な昇降フレーム83の上端部に固着されている。
図10において、前記昇降フレーム83は、搬送幅方向Wに延びると共に、搬送幅方向Wの両端部から下方に延びる側壁部83aを一体に有しており、両側壁部83aの下端部には、連結バー85を介して左右1対のスライドボス86が形成され、両スライドボス86は、左右1対のガイドロッド87に昇降自在に嵌合している。
前記連結バー85は、左右1対のリンク88を介してクランク軸90に連結され、該クランク軸90は伝達ギヤ91を介して折り目形成用の駆動モータ92に連結されている。 すなわち、折り目形成用の駆動モータ92を回転することにより、クランク軸90及びリンク88を介して、連結バー85及びスライドボス86を昇降させ、これにより、昇降フレーム83及び上型82を昇降させる。
上記折り目形成用の駆動モータ92はステッピングモータであり、図17の折り目形成工程図に示すように、上型82は、上昇位置K0から下降して、封筒Nに軽く接触する中間位置K1で一旦停止し、この中間位置K1で封筒を押さえた状態で、前記図16の糊付け作業を行い、その後、図17の最下位置K2まで下降して、フラップNaの根元(折り目形成位置)M1に折り目を形成するように、運転が制御される。
(位置決め用ローラ機構16)
図3において、第4の搬送ローラ機構としての役目も果たす位置決め用ローラ機構16は、折り目形成部15の前側に配置されており、搬送経路の下側に配置された駆動ローラ101と、駆動ローラ101に上方から対向する押さえローラ102とから構成されている。
前記駆動ローラ101と押さえローラ102とのローラ対は、前後方向に一定間隔をおいて2対設けられている。
図12は、図3のXII-XII断面拡大図であり、駆動ローラ101は、搬送幅方向Wに間隔おいて4個配設されると共に同一直径に揃えられており、押さえローラ102も、搬送幅方向Wに間隔をおいて、前記各駆動ローラ101に対応する位置に4個配設されると共に同一直径に揃えられている。
4個の駆動ローラ101は共通の一本の駆動軸103に固着されており、該駆動軸103は、図4のように本体ケース4の左右側壁35に回転自在に支持されると共に、軸方向の一端が前記第3のベルト伝達機構55に連結されている。すなわち、位置決め用ローラ機構16の2本の駆動軸103は、第3のベルト伝達55を介して前記封止部13の駆動軸53と、同一方向に、かつ、同期回転するように構成されている。
一方、図12において、4個の押さえローラ102の各ローラ支軸104は、それぞれ軸受105に回転自在に支持され、各軸受105は、それぞれ断面コの字形状のローラホルダー106に形成された上下方向に長い長孔106a(一部のみ符号を付してある)に、上下方向移動可能、かつ、回転不能に支持されている。そして、各軸受105の上面と各ローラホルダー106の上壁との間にばね107が縮設され、各ばね107により、各押さえローラ102を、個々独立した状態で下方の駆動ローラ101側に付勢している。
前記4個のローラホルダー106は、それらの上壁が共通のコの字状の支持ケース108の上壁に固着されている。
すなわち、各押さえローラ102は、個々独立して駆動ローラ101に対して接近離間可能となっており、かつ、個々独立したばね107により、駆動ローラ101側に付勢されているのである。
なお、図3において、位置決め用ローラ機構16にも、封筒の有無を検出するための光透過式封筒検出センサー110が配置されている。
[封緘作業]
まず、封緘作業の概略を図3により説明すると、封筒供給部2に積載された封筒Nは、供給ローラ23の回転により、最下位から往路搬送方向F1に供給され、捌きローラ機構11により、確実に一枚ずつに分離され、第2の搬送ローラ機構12により、封止部13へと搬送される。第3の搬送ローラ機構の役目も果たす封止部13により、さらに往路搬送方向F1へ搬送され、糊塗布部14及び折り目形成部15を通り、封筒Nの大部分が位置決め用ローラ機構16の上下のローラ101,102に挟持され、かつ、封筒Nの後端フラップが糊塗布部14の糊受け台66上に至った所定位置で、停止される。
上記停止状態において、糊塗布部14により、封筒Nのフラップに糊が塗布され、折り目形成部15によりフラップに折り目が形成される。その後、位置決め用ローラ機構16の各ローラ101,102及び封止部のローラ51,52が反転することにより、封筒Nは復路搬送方向F2に搬送され、封止部13のローラ51,52間を通過することにより、フラップが封筒本体に貼着され、封筒受け部3に排出される。
図15乃至図19により、各作業工程を詳しく説明する。
図15は、供給前の封筒Nの状態であり、開いた状態のフラップNaが後端に位置し、かつ、フラップNaの糊付け面が上方に向いた状態で、封筒供給部2の供給台21上に積載される。
図16は捌き工程及び搬送工程を示しており、捌きローラ機構11では、駆動ローラ31と捌きローラ32との間で封筒Nが挟持されており、駆動ローラ31が矢印A1方向に回転するのに対し、捌きローラ32は矢印B1方向へは回転しない。これにより、たとえ、封筒Nが重送されて来た場合でも、下側の封筒Nのみを供給し、上側の封筒Nを停止する。すなわち、一枚ずつ封筒を分離する。
第2の搬送ローラ機構12では、駆動ローラ41が矢印A1方向に回転すると共に押さえローラ42が矢印B1方向に回転することにより、封筒Nは、速やかに往路搬送方向F1に搬送される。
捌きローラ機構11による捌き工程及び第2の搬送ローラ機構12による搬送工程において、仮に、封筒Nの内容物の厚さが搬送幅方向Wに変化している場合であっても、各捌きローラ32及び各押さえローラ42は、搬送幅方向Wに間隔をおいて4個配置され、個々独立して駆動ローラ31,41に対して接近離間可能であり、かつ、図5乃至図8に示すように、個々独立したばね37及び47により駆動ローラ31,41側に付勢されているので、搬送幅方向Wに全幅に亘り確実に封筒Nを挟持し、斜行することなく、搬送することができる。
図17は糊付け工程、図18は折り目形成工程を示しており、図17において、封筒NのフラップNaが糊塗布部14の糊受け台66に位置し、かつ、フラップNaの根元(折り目形成位置)M1が折り目形成部14に位置するように、封筒Nは前後1対の位置決め用ローラ機構16のローラ101,102により所定位置に停止保持される。そして、まず、折り目形成部15の上型82が図18の中間位置K1まで下降し、フラップNaの根元を軽く押さえることによりフラップNaを水平状態に安定させると共に、図17のように糊付け台66に押さえ付け、続いて、糊塗布部14のテープ糊カセット65が下降位置P1まで下降し、反対側の糊付け終了位置P2まで搬送幅方向Wに移動することにより、フラップNaの上面(糊付領域M2)に糊を塗布する。
糊付け工程終了後、図18において、折り目形成部15の上型82は、中間位置K1からさらに最下位置K2まで下降し、これにより、フラップNaの根元M1に折り目を形成し、フラップNaを上方へ傾斜させる。
これらの糊付け及び折り目形成工程において、位置決め用ローラ機構16の押さえローラ102は、図12に示すように、搬送幅方向Wに間隔をおいて4個配置され、個々独立して駆動ローラ101に対して接近離間可能であり、かつ、個々のばね107により、駆動ローラ101側にそれぞれ付勢されているので、封筒Nの搬送幅方向Wに全幅に亘り、確実に封筒Nを挟持し、所定位置に保持しておくことができる。
したがって、たとえ、図13のように、封筒Nの内容物の厚さが搬送幅方向Wに変化している場合でも、各押さえローラ102は、最も高い箇所N1aのみではなく、搬送幅方向Wの全幅に亘って、確実に封筒を保持することができる。
さらに、図14のように、前後の位置決め用ローラ機構16のうち、一方(たとえば前方)の対の駆動ローラ101及び押さえローラ102が、封筒Nの内容物の端縁N1に位置していても、他方(後方)の対の駆動ローラ101及び押さえローラ102が内容物の端縁N1以外の箇所を挟持しているので、封筒Nが前後方向にずれることはなく、確実に所定の前後方向位置に停止保持される。これにより、折り目形成部15による折り目形成作業において、所定の折り目形成位置に正確に折り目を形成することができ、かつ、糊塗布作業において、所定の糊塗布領域に正確に糊を塗布することができる。
前記糊付け工程及び折り目形成工程が終了すると、図17及び図18において、位置決め用ローラ機構16の各ローラ101,102は、矢印A2及び矢印B2方向に反転し、封筒Nを復路搬送方向F2に搬送する。
図19は封止工程を示しており、封止部13の駆動ローラ51及び押さえローラ52も矢印A2及びB2方向に反転しており、両ローラ51,52間に前記折れ曲がったフラップNaが挿入され、これにより、フラップNaが封筒本体側に完全に重なるように折り畳まれると共に、貼着される。
貼着後の封筒Nは、図1及び図3の前記封筒受け部3に排出され、積載される。
[その他の実施の形態]
(1)図20は、位置決め用ローラ機構16の変形例(平面図)であり、4個に分割された押さえローラ102を備え、各押さえローラ102の軸芯は、隣同士が互いに前後方向にずれるように配置されている。駆動ローラ101は、共通の駆動軸103に同軸芯上に設けられているが、駆動ローラ101同士も、押さえローラ102と同様に前後方向にずれるように配置することも可能である。
図20のように隣り合う押さえローラ102同士を前後方向にずらしていると、一部の押さえローラ102が封筒Nの内容物の端縁に位置していても、他の押さえローラ102により封筒の内容物の端縁N1以外の箇所を押さえることができる。すなわち、確実に封筒を押さえることができる。
図20の構造の場合、駆動ローラ101と押さえローラ102の対を、前後に間隔をおいて2対配置する構造だけでなく、1対配置する構造においても、確実に封筒Nを停止保持できる。
(2)図21は、位置決め用ローラ機構16のさらに別の変形例(断面図)であり、4個に分割された押さえローラ102を備え、各押さえローラ102の直径を、異ならせている。図21の構造では、大きな直径の2個の押さえローラ102と、小さな直径の2個の押さえローラ102とを備えている。
図21のように押さえローラ102の直径を異ならせていると、実際の機械において、一部の押さえローラ102が封筒Nの内容物の端縁に位置していても、他の押さえローラ102により封筒の内容物の端縁以外の箇所を押さえることができる。すなわち、確実に封筒を押さえることができる。
(3)図22は、駆動ローラ101と押さえローラ102の対を、1対だけ設けた構造において、駆動ローラ101の駆動軸103に連結される電動モータ56をステッピングモータとし、駆動ローラ101と押さえローラ102との間で封筒を停止保持した状態において、電源からステッピングモータモータ56への通電を継続することにより、ステッピングモータ56のモータ軸を励磁ホールドするようにしている。
該構成によると、折り目形成工程あるいは糊塗布工程において、たとえ封筒の内容物に端縁に押さえローラ102が位置していても、ステッピングモータ56を励磁ホールドしていることにより、封筒Nに位置ずれが生じることはない。
(4)図23は、折り目形成部13の変形例であり、上型82の最下位置K2は、調節可能となっており、下型81の折り目形成用凹部81aの底部に、ゴム製のダンパー部材111が敷設されている。上型82が最下位置K2まで下降したとき時に、上型82はダンパー部材111に当接し、圧縮する。これにより、フラップNaの根元に、確実に、かつ、しっかりと折り目が形成されるので、封止作業が確実に行え、封止後に、フラップNaga封筒本体から離れてしまうことを抑制できる。
(5)折り目形成部13のさらなる改良例として、上型82の下降中、上型82に所定値以上の付加がかかった場合に、上型82を下降させる力を逃がす逃がし機構、あるはトルクリミッターを設けることができる。
たとえば、図10の昇降フレーム83から上型82に伝わる下降時の駆動力が、圧縮ばねを介して伝達するように構成し、上型82の下降時に、異物が挟まった場合に、前記ばねが圧縮することにより、上型82の下降を抑制するようにする。または、クランク軸90等のトルクリミッターを設け、所定値以上のトルクが掛かった場合に、動力伝達を切断するように構成する。
(6)前記実施の形態では、糊塗布部14において糊(粘着剤)を塗布しているが、封筒NのフラップNaに予め乾燥糊(乾燥接着剤)を塗布しておき、糊塗布部14において、水を供給することにより、前記乾燥糊に水分を付与し、接着機能を発揮させる構成とすることもできる。
(7)また、前記実施の形態では、搬送経路が往路と復路とを有する往復式の封緘装置を説明したが、一つの搬送方向のみを有する貫通式の搬送経路を有する封緘装置にも適用可能である。
2 封筒供給部
11 捌きローラ機構(第1の搬送ローラ機構)
12 第2の搬送ローラ機構
13 封止部(第3の搬送ローラ機構)
14 糊塗布部
15 折り目形成部
16 位置決め用ローラ機構(第4の搬送ローラ機構)
56 電動モータ
101 駆動ローラ
102 押さえローラ
103 駆動軸
N 封筒
Na フラップ

Claims (4)

  1. 未封緘状態の封筒を一枚ずつ供給する封筒供給部と、供給された前記封筒の所定箇所に糊を塗布する糊塗布部と、糊が塗布された前記封筒のフラップに折り目を形成する折り目形成部と、前記フラップを折り畳んで封筒本体側に貼着する封止部と、封筒を搬送する複数の搬送ローラ機構と、を備えた封緘装置において、
    前記各搬送ローラ機構は、駆動ローラと、該駆動ローラに対して接近離間可能でばねにより前記駆動ローラ側に付勢された押さえローラと、を備えており、
    前記糊塗布部による糊塗布時及び前記折り目形成部による折り目形成時の少なくともいずれかの工程時に、前記封筒を所定の搬送位置で停止保持する前記搬送ローラ機構を、搬送方向に沿って複数並設したことを特徴とする封緘装置。
  2. 未封緘状態の封筒を一枚ずつ供給する封筒供給部と、供給された前記封筒の所定箇所に糊を塗布する糊塗布部と、糊が塗布された前記封筒のフラップに折り目を形成する折り目形成部と、前記フラップを折り畳んで封筒本体側に貼着する封止部と、封筒を搬送する複数の搬送ローラ機構と、を備えた封緘装置において、
    前記各搬送ローラ機構は、駆動ローラと、該駆動ローラに対して接近離間可能でばねにより前記駆動ローラ側に付勢された押さえローラと、を備えており、
    前記糊塗布部による糊塗布時及び前記折り目形成部による折り目形成時の少なくともいずれかの工程時に、前記封筒を所定の搬送位置で停止保持する搬送ローラ機構の前記駆動ローラを、ステッピングモータに連結し、
    前記封筒の停止保持時に、制御部により、ステッピングモータを励磁ホールド状態に維持するように、制御することを特徴とする、封緘装置。
  3. 請求項1又は2に記載の封緘装置において、
    前記糊塗布時及び前記折り目形成時の少なくともいずれかの工程時に封筒を停止保持する搬送ローラ機構の前記押さえローラを、搬送幅方向に複数並設し、
    これら複数の押さえローラの搬送方向位置を、相互にずらしてある、封緘装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一つに記載の封緘装置において、
    前記糊塗布時及び前記折り目形成時の少なくともいずれかの工程時に封筒を停止保持する搬送ローラ機構の前記押さえローラを、搬送幅方向に複数並設し、
    これら複数の押さえローラの直径を、互いに異ならせてある、封緘装置。
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