JP2012011122A - 段部を有する流し台のシンク - Google Patents

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Abstract

【課題】流し台のシンク内の相対向する位置に、突起段部のうち、上部に所定の角度を有する突起段部を設け、シンク内に載置するプレートを安定よく、跨座でき、簡単な構造の突起段部は、シンクの内縁面と一体に製造することができ、一枚のプレートを跨座して設け、あるいは、複数段部に突起を設け、プレートが上段部と下段部に併用でき、シンクの加工も簡単にできる段部を備えた流し台のシンクを開発・提供する。
【解決手段】シンク1内に、調理プレートや水切りプレート等のプレート2を跨座するための1又は複数の突起段部を有する流し台Xのシンク1において、シンク1内の相対向する内縁面4の位置に、それぞれ、上部が、所定の傾斜角度Vを有して突出する突起段部3を設け、これら突起段部3間に、プレート2を跨座することを特徴とする段部を有する流し台のシンクであり、プレート2の両端にも前記傾斜角度に適合するテーパ部を形成する。
【選択図】 図3

Description

この発明は、段部を有する流し台のシンクに関する。
従来、キッチンに設置する流し台のシンクは、そもそも野菜等の食物や食器等を洗うためのものであるが、キッチンが狭い場合には、シンクの上で調理プレートを設けて調理したり、野菜等の水切りプレートを設けたり、そして、まな板等のプレート(以下、すべてプレートと称する)を置く場合もあり、そのため、シンクの上に専用のプレートを設けたものが存在し、必要に応じて載置したり、また、必要がない場合には、一方側にスライドするよう構成されている。
そして、これらのスライド可能なプレートを受ける段部は、シンクの上面だけでなく、シンク内にも、複数段を設け、これら段部に同一のプレートを載置する構造のものも存在している。例えば、特許文献1のように。
しかしながら、このような構造のシンクでは、シンクの内縁部は相対向する面に位置する段部の形状を、それぞれ異なる形状に形成しければならず、従来のシンクの内縁面を大幅に変形させる必要があり、複雑な加工が必要となり、その製造工程も大変煩雑となり、従って、そのコスト高になるという欠点があった。
そこで、本願の発明者は、この欠点を解消するため、シンクの内縁部の突起段部を改良し、相対向する突起段部を、簡単な対象の形状の段部に形成することにより、プレートを、それぞれ段部に跨座させる作業を簡単にできる流し台のシンクを開発したものである。例えば、特許文献2のように。
特許第3169870号公報 登録実用新案第3118288号公報
しかし、この段部も、大変、プレートを跨座する際には便利ではあるが、シンクと一体に段部を形成するという加工作業は、独特の技術を必要としており、かなりの熟練者が手作業で行うため、量産ができないという欠点があった。
そこで、この発明の課題は、流し台のシンク内の相対向する位置に、突起段部のうち、上部に所定の角度を有する突起段部を設けることにより、シンク内に載置するプレートを安定よく、跨座することができ、また、簡単な構造の突起段部は、シンクの内縁面と一体に製造することができ、一枚のプレートを跨座して設けたり、あるいは、複数段部に突起を設け、プレートが上段部と下段部に併用でき、シンクの加工も簡単にできるような段部を備えた流し台のシンクを開発・提供するものである。
上記の問題点を解決するため、この発明者は、下段の突起段部にプレートを跨座載置しようとする際には、上段に位置する突起段部が、プレートに当接しないよう、上段の突起段部と下段の突起段部の間隔を工夫し、しかも、段部の形状を改良し、安定よくプレートが載置できる段部を有する流し台のシンクを開発するものである。
この発明によると、突起段部(3)の上面部(3a)に所定の角度を有する傾斜角度(V)を有する,テーパ状を形成されており、該上面部(3a)に、両端部にそれぞれ前記所定の角度を有するテーパ状に適合するテーパ面を有したプレート(2)を跨座することにより、テーパ面を有するプレート(2)が、前後の両突起段部(3)に均等に配置するため、前後の突起段部(3)の内縁(4)が、プレート(2)の縁部により磨(ス)れることがない等極めて有益なる効果を奏する。
また、流し台のシンクは、内縁部(4)のそれぞれ相対向する箇所に突起段部(3)を形成するため、プレス加工でも製造でき、極めて容易に量産的に製造できる。
さらに、突起段部(3)の上面部(3a)は、所定の角度を有する傾斜角度(V)を有する,テーパ状を形成されており、その結果、段部に付着した水やゴミ等は、段部に溜まることなく、シンクに落下するため極めて清潔でする等の効果も有するものである。
そして、この発明によると、それぞれ相対向する突起段部(3)の両端(Y)(Y)は、シンクの内縁面(4)の前・後両内面の平坦な面に設けるだけであり、曲線形のコーナー部(Z)まで、連続しないため、製造が簡単であり、さらに、下段の突起段部(3)に跨座したプレート(2′)上に、このコーナー部(Z)と、相対向するコーナー部(Z)と突起段部(3)の一端(Y)との隙間を利用して、プレート(2)を立設しておくことにより、この立設したプレートの乾燥を早めることができ、極めて衛生的であるとの効果を奏するものである。
この発明の一実施例を示すシンクの一部欠截平面図である。 この発明の一実施例を示すシンクの断面図である。 この発明の一実施例を示し、シンクの突起段部とプレートとの跨座状態を示す一部拡大欠截側面図である。 この発明の一実施例を示し、(A),(B)(C)ともに突起段部の上面部の傾斜状態を示す一部拡大欠截側面図である。 この発明の一実施例を示し、シンクの一部欠截斜視図である。 この発明の一実施例を示し、プレートの乾燥方法を示す一部欠截正面図である。
この発明は、シンク(1)内に、調理プレートや水切りプレート等のプレート(2)を跨座するための1又は複数の突起段部を有する流し台(X)のシンク(1)において、
シンク(1)の内縁面(4)の相対向する位置に、それぞれ、上部面(3a)が、テーパ状、即ち,シンク(1)の内縁面(4)から前方に進むに従って徐々に下がる傾斜角度(V)を有する突起段部(3)を設け、これら突起段部(3)間に、跨座するプレート(2)の両端部、あるいは両端部の一部を、前記突起段部(3)の傾斜角度(V)に適合する角度に形成した流し台のシンクである。
次に、この発明の一実施例を図面に従って詳述すると、シンク(1)内に、調理プレートや水切りプレート等のプレート(2)を跨座するための1又は複数の突起段部を有する流し台(X)のシンク(1)において、シンク(1)内の相対向する内縁面(4)の位置に、それぞれ、上部が、所定の傾斜角度(V)を有して突出する突起段部(3)を設け、これら突起段部(3)間に、プレート(2)を跨座することを特徴とする段部を有する流し台のシンクから構成される。
尚、突起段部(3)を構成する下面部(3b)の形状は、図面に示すよう、上面部と対象であってもよく、非対象であってもよく、特に、形状は限定しない。
さらに、プレート(2)の両端面には、前記突起段部(3)の上面部(3a)形成した傾斜角度(V)に適合する傾斜部を形成し、該傾斜部には、緩衝部材(2a)を設け、該プレート(2)の傾斜部と、傾斜角度(V)を有する突起段部(3)の上面部(3a)との間を緩衝させると共に、この隙間の水等の流れをよくするものであり、
また、シンク(1)内の相対向する内縁面(4)の位置に、それぞれ複数の上部が所定の傾斜角度(V)を有する突出する突起段部(3)を設けるに当たり、該突起段部(3)は、シンク(1)と一体にそれぞれプレス加工でも形成でき、さらに、上部の突起段部(3)の設置位置は、下段に位置する突起段部(3)の位置からの高さ寸法(α)とし、シンク(1)の縦幅寸法(β)を半径とし、シンク(1)の一方の内縁面(4)から縦幅寸法(β)で垂直方向に円弧(θ)を描いた際に、相対向する反対側の上部の突起段部(3)が該円弧(θ)に触れない寸法としたものである。尚、(W)は、シンク(1)内の水を排水する排水穴である。
そして、シンク(1)の内縁面(4)に設けた突起段部(3)の上面部(3a)の傾斜角度(V)は、水平面から15°以上であることが好ましく、図4(A)に示すように、傾斜角度(V1)は15°でも、図4(B)に示すように、傾斜角度(V2)45°でも、そして図4(C)に示すように、傾斜角度(V3)は、60°を示したが、いずれでもよく、結局のところ、90°未満であればよいが、最大の傾斜角度(V)は、水平面から85°程度であろうと考えられる。
さらに、この発明の他の実施例を詳述すると、突起段部(3)の両端(Y)(Y)が、流し台(X)のシンクのコーナー部(Z)まで到達しないよう形成するものであり、下段に跨座したプレート(2′)の上に、洗ったプレート(2)を、突起段部(3)の端部(Y)とシンク(1)の内縁面(4)利用して立設することにより、立設したプレート(2)を、早く、しかも清潔に乾かすことができるよう構成したものである。
また、下のプレート(2′)を乾燥させる場合には、上に位置するプレート(2)を下段に位置する突起段部(3)に跨座させておき、このプレート(2)の上に、立設させればよいものである。
この発明による、流し台(X)のシンク(1)の製造技術を確立し、それに基づいて製造・販売することにより、産業上の利用可能性があるものである。
1 シンク
2 プレート
2′プレート
2a 緩衝部材
3 突起段部
3′上部突起段部
3a 上面部
3b 下面部
4 シンク内縁面
α 突起段部の高さ寸法
β シンクの縦幅寸法
θ 垂直方向の円弧
V 傾斜角度
W 排水穴
X 流し台
Y 突起段部の両端
Z コーナー部

Claims (4)

  1. シンク(1)内に、調理プレートや水切りプレート等のプレート(2)を跨座するための1又は複数の突起段部を有する流し台(X)のシンク(1)において、シンク(1)の内縁面(4)の相対向する位置に、それぞれ、上部面(3a)が、テーパ状、即ち,シンク(1)の内縁面(4)から前方に進むに従って徐々に下がる傾斜角度(V)を有する突起段部(3)を設け、これら突起段部(3)間に、跨座するプレート(2)の両端部、あるいは両端部の一部を、前記突起段部(3)の傾斜角度(V)に適合する角度に形成したことを特徴とする段部を有する流し台のシンク。
  2. シンク(1)の内縁面(4)に設けた突起段部(3)の上面部(3a)の傾斜角度(V)が、水平面から15°以上であることを特徴とする請求項1記載の段部を有する流し台のシンク。
  3. プレート(2)の傾斜面に、複数の緩衝部材(2a)を装着したことを特徴とする請求項1記載の段部を有する流し台のシンク。
  4. 突起段部(3)の両端(Y)(Y)を、シンク(1)のコーナー部(Z)まで到達しない形状とし、下段の突起段部にプレート(2′)を跨座し、該プレート(2′)の上に、洗ったプレート(2)を、突起段部(3)の端部(Y)とシンク(1)の内縁面(4)とを利用して立設することを特徴とする請求項1または2または3記載の段部を有する流し台のシンク。
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