JP2012010743A - 視標呈示装置 - Google Patents

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【課題】 簡易的な三桿検査が行える装置を提供する。
【解決手段】 被検者の左右眼に視標を呈示する視標呈示装置は、視標を表示するディスプレイと、視差を持つ視標を左右眼に呈示するために,視標を分離する分離手段と、視標を記憶する記憶手段であって,検査の基準となる第1視標と,被検者眼に第1視標から所定量浮き出て認識されるか又は所定量沈み込んで認識されるかの何れかである第2視標と,を含む視標を記憶する記憶手段と、設置距離を入力する入力手段と、入力された設置距離に基づき,予め設定された検査距離まで第1視標が被検者眼に浮き出て認識されるように第1視標をディスプレイに表示させ,第2視標が被検者眼に第1視標から所定量浮き出て認識されるか又は所定量沈み込んで認識されるよう記第2視標をディスプレイに表示させる制御手段とを有する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、被検者の両眼視機能を検査するために被検者の左右眼に視標を呈示する視標呈示装置に関する。
被検者眼の両眼視機能を検査する方法の一つに立体視検査があり、例えば、被検者眼の深視力を検査する三桿検査がある。三桿検査は、三桿計と呼ばれる専用検査装置で検査が行われる(例えば、特許文献1参照)。特許文献1の図11に示されている三桿計は、被検者眼の前方2.5mの位置に固定配置された左右2つの桿(棒)と、前後に移動可能に配置された中央の桿(棒)と、を備えている。そして、三桿検査は、被検者が中央の桿を前後に移動させ、3つの桿が並んだように見えた(認識した)ところで中央の桿の移動を停止させ、中央の桿が左右の桿から前後2cm以内にあれば被検者眼が三桿検査の基準を満たしていると判定される。
ところで、近年、液晶パネル等のディスプレイに視標を呈示(表示)することによって被検者眼の視力等を検査する視標呈示装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。このような装置は、ディスプレイに表示する視標を変えることにより、様々な種類、形状、サイズ、等の視標を被検者眼に呈示できる。また、このような装置では、偏光を利用して被検者の左右眼に呈示する視標に視差を持たせることにより、両眼視機能検査を行うことができる。
特開平7−163520号公報 特開2009−207569号公報
三桿計は、三桿検査のみを行うための専用装置であり、装置自体も大きいため、導入する眼科医院、眼鏡店、等は少ない。一方、特許文献2の装置では、立体視検査用視標を呈示(表示)できるが、被検者の左右眼に呈示される視標は視差を持たされているのみであり、視標の浮き出し量や沈み込み量を距離で評価することができない。
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、簡単な構成で簡易的な距離感の検査(三桿検査等)が行える視標呈示装置を提供することを技術課題とする。
本発明は、上記課題を解決するために、以下の構成を有することを特徴とする。
(1) 被検者の両眼視機能を検査するために被検者の左右眼に視標を呈示する視標呈示装置において、視標を表示するディスプレイと、視差を持つ視標を被検者の左右眼に呈示するために,前記ディスプレイに表示された視標を分離する分離手段と、前記ディスプレイに表示される視標を記憶する記憶手段であって,検査の基準となる第1視標と,被検者眼に前記第1視標から所定量浮き出て認識されるか又は所定量沈み込んで認識されるかの何れかである第2視標と,を含む視標を記憶する記憶手段と、前記ディスプレイから被検者の検査位置までの設置距離を入力する入力手段と、該入力手段によって入力された設置距離に基づき,予め設定された検査距離まで前記第1視標が被検者眼に浮き出て認識されるように前記第1視標を前記ディスプレイに表示させると共に,前記第2視標が被検者眼に前記第1視標から所定量浮き出て認識されるか又は所定量沈み込んで認識されるように前記第2視標を前記ディスプレイに表示させる制御手段と、を有することを特徴とする。
(2) (1)の視標呈示装置において、前記記憶手段は、前記第1及び第2視標を複数の設置距離に対応する画像データとして記憶し、前記制御手段は、前記入力手段によって入力された設置距離に基づき、前記第1及び第2視標を前記記憶手段から選択して読み出して前記ディスプレイに表示させることを特徴とする。
(3) (1)の視標呈示装置において、前記記憶手段は、前記第1及び第2視標を所定の設置距離に対応する画像データとして記憶し、前記制御手段は、前記入力手段によって入力された設置距離に基づき、前記記憶手段から読み出した前記第1及び第2視標を変化させて前記ディスプレイに表示させることを特徴とする。
(4) (1)〜(3)の何れかの視標呈示装置において、前記検査距離は、被検者眼から前方2.5mの位置までの距離であり、前記第1及び第2視標は、桿状の視標である、
ことを特徴とする。
本発明によれば、簡単な構成で簡易的な距離感の検査(三桿検査)が行える。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態の視標呈示装置の概略外観図である。視標呈示装置100の筐体10の前面には、視標呈示部30が設けられている。視標呈示部30は、被検者との距離が6m等の遠方位置に置かれた場合にも所定サイズの視力検査用視標70a(例えば、VA(Visual Acuity)2.0のランドルト環視標)等の視標が呈示(表示)可能な大きさを持つ画面を備えており、内部にはカラー液晶ディスプレイ31が配置されている(図2参照)。ディスプレイ31には、例えば、解像度SXGAの19インチ、17インチ、等のものを用いることができる。なお、筐体10は壁掛けでも使用できる薄型とされている。
筐体10の正面の下方には、操作手段であるリモートコントローラ(以下、リモコン)60からの赤外通信信号を受信する受信部11が設けられている。また、筐体10の下部には、装置100の設置距離(視標呈示部30から被検者眼までの距離)の設定(入力)等の各種設定(入力)を行うための設定手段(入力手段)であるファンクションキー12が設けられている。
リモコン60には、ディスプレイ31に表示される視標を選択するための複数のキー61と、選択された視標等を表示する液晶ディスプレイ62と、赤外通信信号を送信する送信部63と、を備えている。また、スイッチとしては、装置100の設置距離を設定(入力)するための設定手段(入力手段)である設置距離設定スイッチ、三桿検査用視標を呈示(表示)させるための視標呈示スイッチ、等が設けられている。
図2は、視標呈示部30の構成と装置100の制御系とを示す概略ブロック図である。視標呈示部30は、カラー液晶ディスプレイ31と、ディスプレイ31の前面に配置されたシート状の偏光光学部材32と、を備えている。偏光光学部材32は、少なくともディスプレイ31の視標呈示(表示)領域をカバーする大きさを持っている。ディスプレイ31と受信部11とファンクションキー12とは、装置100の制御手段である制御ユニット40に接続されている。また、制御ユニット40には、様々な視標を記憶する記憶手段であるメモリ41が接続されており、また、リモコン60からの指令信号を解読するデコーダ回路等を備えている。制御ユニット40は、リモコン60からの視標切換えの指令信号等の入力により、ディスプレイ31の各画素の表示を制御する。
偏光光学部材32の構成について説明する。ディスプレイ31からは、所定の方向(垂直方向,水平方向又は斜め45度方向)に偏光軸を持つ直線偏光の光が出射される。本実施形態では、垂直方向の偏光軸を持つ光が出射される。偏光光学部材32は、ディスプレイ31が持つ画素の大きさに対応して横方向(水平方向)に延びるライン状で且つ縦方向(鉛直方向)に交互に配置された光学領域32aと光学領域32bとを備えている。光学領域32aと光学領域32bとは、ディスプレイ31からの光を通過させるときに、互いに直交する偏光軸を持つ直線偏光の光に変換する。本実施形態では、偏光光学部材32として、位相差機能を持つ1/2波長板と同等の機能を持つものが使用されている。1/2波長板は、周知のように、入射光の偏光軸が1/2波長板の高速軸(又は低速軸)に対して角度θで入射したときに、その振動方向を2×θ回転させる。すなわち、1/2波長板は、入射光の偏光方向に対して高速軸(又は低速軸)である光学的主軸方向を傾斜させることにより、入射光の偏光軸方向(振動方向)を回転させる機能を持つものであり、入射光の光量をそのまま維持できる特性を持つものである。
簡易的な三桿検査等の距離感を検査する立体視検査等を含む両眼視機能検査では、互いに直交する偏光軸を持つ偏光フィルタ90Lと偏光フィルタ90Rとを備える偏光眼鏡90を被検者が装用し、被検者の左眼の前に偏光フィルタ90Lが配置され、被検者の右眼の前に偏光フィルタ90Rが配置される。本実施形態の偏光フィルタ90Lは45度方向に偏光軸を持っており、偏光フィルタ90Rは135度方向に偏光軸を持っている。また、被検者が偏光眼鏡90を装用する代わりに、左右の検査窓に球面レンズ、柱面レンズ、補助レンズ、等が切換え配置される自覚式屈折力検査装置(以下、ホロプタ)200が使用されてもよい。この場合には、被検者が偏光眼鏡90を装用する代わりに、互いに直交する偏光軸を持つ偏光フィルタ201Lと偏光フィルタ201Rとが左検査窓と右検査窓とにそれぞれ配置される。
一方、光学領域32aは左眼用の光学領域であり、本実施形態では、その光学的主軸方向は、偏光眼鏡90(又はホロプタ200)が備える左眼用の偏光フィルタ90L(又は偏光フィルタ201L)の偏光方向45度と一致した偏光方向の光にディスプレイ31からの光を変換するように配置されている。また、光学領域32bは右眼用の光学領域であり、本実施形態では、その光学的主軸方向は、偏光眼鏡90(又はホロプタ200)が備える右眼用の偏光フィルタ90R(又は偏光フィルタ201R)の偏光方向135度と一致した偏光方向の光にディスプレイ31からの光を変換するように配置されている。このため、被検者が左右眼の前にそれぞれ配置された偏光フィルタ90L及び90R(又は偏光フィルタ201L及び201R)を通して視標呈示部30を見ると、左眼には偏光フィルタ90L(偏光フィルタ201L)を透過可能な光学領域32aからの出射光のみが視認され、光学領域32bからの出射光は偏光フィルタ90L(偏光フィルタ201R)で遮断されることによって視認されない。逆に、右眼には偏光フィルタ90R(偏光フィルタ201R)を透過可能な光学領域32bからの出射光のみが視認され、光学領域32aからの出射光は偏光フィルタ90L(偏光フィルタ201L)で遮断されることによって視認されない。このようにして、被検者の左右眼に入射する光を分離でき、被検者の左右眼にそれぞれ異なる視標を呈示できる。すなわち、視差を持つ視標を被検者の左右眼に呈示できる。このため、偏光光学部材32と偏光眼鏡90(又はホロプタ200)とは、ディスプレイ31に呈示(表示)された視標を分離する分離手段となる。
次に、ディスプレイ31に呈示(表示)される三桿検査用視標について説明する。図3は、本実施形態の視標(画像)を正面から見た状態を示す図である。図4は、本装置での三桿検査における視標の見え方を模式的に示した斜視図である。なお、本実施形態では、検査距離DEを2.5mとしており、設置距離DSを5.0mとしており、検査の基準となる視標からの浮き出し量(沈み込み量)を2cmとしている。また、設置距離DSは、2.5mから6.0mまで50cm刻みで設定可能となっている。なお、三桿検査の検査距離DEとは、検査の基準となる視標の見かけ上の位置から被検者眼までの距離である。
視標(画像)70には、簡易的な三桿検査をするために、3種類の視標が含まれている。本実施形態の視標は、三桿計での三桿検査を模した検査が行えるように、桿(棒)状の視標とされている。視標70には、設置距離DSの位置から検査距離DEの位置まで浮き出て被検者に見える(認識される),検査の基準となる視標(第1視標)71と、基準視標71から距離DU分浮き出て被検者に見える(認識される)視標(第2視標)72と、基準視標71から距離DD分沈み込んで被検者に見える(認識される)視標(第2視標)73と、が含まれている。
視標71は、左眼用視標71Lと右眼用視標71Rとを含み、視標71Lと視標71Rとの間は間隔W1とされている。視標72は、左眼用視標72Lと右眼用視標72Rとを含み、視標72Lと視標72Rとの間は間隔W2とされている。視標73は、左眼用視標73Lと右眼用視標73Rとを含み、視標73Lと視標73Rとの間は間隔W3とされている。間隔W1は、設置距離DS及び検査距離DEに基づいて定められており、設置距離DSと検査距離DEとの差分,視標71が視標呈示部30から浮き出て見える(認識される)ような間隔とされている。間隔W2は、視標71からの距離DU分,視標72が浮き出て見える(認識される)ような間隔とされている。視標72の間隔W2は、設置距離DS及び検査距離DEに基づいて定められた視標71の間隔W1に基づいて相対的に定められており、間隔W1より広い間隔とされている。同様に、間隔W3は、視標71からの距離DD分,視標73が沈み込んで見える(認識される)ような間隔とされている。視標73の間隔W3は、設置距離DS及び検査距離DEに基づいて定められた視標71の間隔W1に基づいて相対的に定められており、間隔W1より狭い間隔とされている。
本実施形態の装置での三桿検査は、三桿計での三桿検査を模した検査が行えるように、検査距離DEが2.5mに設定されており、視標72の浮き出し量(距離DU)と視標73の沈み込み量(距離DD)とが2cmに設定されている。検査距離DEは、三桿計での三桿検査において被検者眼から固定配置された左右2つの桿までの距離と等しくなっている。距離DU及びDDは、三桿計での三桿検査において被検者が深視力を持つと判定される条件に基づいて設定されている。すなわち、三桿計での三桿検査においては、被検者の操作によって移動される中央の桿が左右の桿から前後2cm以内に位置されることにより、三桿検査の合格が判定される。このため、距離DU及びDDは、この条件に合うようになっている。
また、本実施形態では、検査距離DE,距離DU及びDDは固定された値とされており、設置距離DSは8パターンあるパラメータ値とされている。従って、間隔W1〜W3は、設置距離DSによって決定される。そのため、視標70は、各設置距離DSに対応する画像データとして用意されており、メモリ41に記憶されている。従って、設置距離DSがどのような距離であっても(入力されても)、検査距離DEが2.5mとなるように視標70が選択されて呈示(表示)される。
以上のような構成を有する視標呈示装置100での三桿検査における動作について説明する。検者は、検査の前に装置100の設定を行い、また、被検者の検査位置を決定する。また、検者は、装置100から被検者の検査位置までの設置距離DSをリモコン60の設置距離入力スイッチ(又はファンクションキー12)を押して設定(入力)する。制御ユニット40は、リモコン60(又はファンクションキー12)からの指令信号に基づいて、装置100の設置距離DSをメモリ41に記憶させる。
次に、検者は、偏光眼鏡90を装用した被検者(又は眼前にホロプタ200を配置した被検者)を検査位置に位置させ、視標呈示スイッチを押して三桿検査用視標70を呈示させる。制御ユニット40は、リモコン60からの指令信号に基づいて、メモリ41に記憶された設置距離DSを呼び出し(読み出し)、設置距離DSに対応する視標70をメモリ41から選択して呼び出して(読み出して)ディスプレイ31に表示させる。視標70のうち、左眼用の視標71L,72L及び73Lが、光学領域32a及び偏光フィルタ90L(又は偏光フィルタ201L)を介して、被検者の左眼ELに入射する。同様に、右眼用の視標71R,72R及び73Rが、光学領域32b及び偏光フィルタ90R(又は偏光フィルタ201R)を介して、被検者の右眼ERに入射する。被検者には、視標71が前方2.5mの位置にあるように見える(認識される)。また、視標72及び73が視標71付近にあるように見える(認識される)。
そして、検者は、3つの視標71,72及び73がどのように見えるかを被検者に確認する。視標72が視標71よりも前方(手前)にあるように見えると被検者が答えるか、又は視標73が視標71よりも後方(奥)にあるように見えると被検者が答えれば、被検者が三桿検査に合格する深視力を持つものと判定できる。
このようにして、本装置によれば、簡単な構成で簡易的に三桿検査が行える。また、装置の設置距離に拘らず、被検者から見て一定の距離(検査距離)分離れた位置に検査の基準となる視標があるように見える。このため、一定の距離間で三桿検査を行うことができ、検査の精度を向上できる。
なお、以上の説明では、三桿検査用視標(画像)が3種類の視標を含む構成としているが、これに限るものではない。検査の基準となる視標と、基準視標に対して所定量浮き出て見える(認識される)視標と所定量沈み込んで見える(認識される)視標との何れかと、を含む構成であってもよい。ま
また、以上の説明では、各設置距離に対応する視標(画像)を用意する構成としているが、これに限るものではない。例えば、視標をベクターデータ(ベクターイメージ)としてメモリに記憶させ、設置距離の設定(入力)結果に基づいて制御ユニットがディスプレイに表示する視標を変化させる構成であってもよい。例えば、制御ユニットが設置距離に基づいて間隔W1〜W3を演算する構成であってもよい。
また、以上の説明では、被検者の左右眼に呈示される視標を分離するために、所定の偏光軸を持つ偏光光学部材、偏光フィルタ等を用いる構成としたが、円偏光を利用する構成としてもよい。また、以上の説明では、被検者の左右眼に呈示される視標を分離するために、ディスプレイの前面に配置された偏光光学部材と、被検者眼の前に配置される偏光眼鏡又はホロプタと、を用いる構成としているが、これに限るものではない。色を用いて視標を分離する構成、液晶シャッタを用いて視標を分離する構成、等であってもよい。例えば、被検者の左眼に呈示される視標を赤色とし、被検者の右眼に呈示される視標を緑色とし、赤緑眼鏡(左眼用に赤色フィルタが配置され,右眼用に緑色フィルタが配置された眼鏡)を被検者に装用させて検査する構成であってもよい(もちろん、前述と同様に、ホロプタに赤色フィルタと緑色フィルタとを配置してもよい)。なお、色は赤緑に限定されるものではない。また、被検者の左右眼に入射する光を所定の時間間隔で交互に透過・遮断させる液晶シャッタ機能付き眼鏡を被検者に装用させ、所定の時間間隔に同期させて左眼用視標と右眼用視標とを交互に呈示(表示)して検査する構成であってもよい。
なお、以上の説明では、簡易的な三桿検査をするために視標を呈示する構成としたが、被検者の距離感を簡易的に検査する構成であれば、いずれの視標を呈示する構成としてもよい。
本実施形態の視標呈示装置の概略外観図である。 視標呈示部の構成と装置の制御系とを示す概略ブロック図である。 本実施形態の視標(画像)を正面から見た状態を示す図である。 本装置での三桿検査における視標の見え方を模式的に示した斜視図である。
30 視標呈示部
31 ディスプレイ
40 制御ユニット
60 リモコン
100 視標呈示装置

Claims (4)

  1. 被検者の両眼視機能を検査するために被検者の左右眼に視標を呈示する視標呈示装置において、
    視標を表示するディスプレイと、
    視差を持つ視標を被検者の左右眼に呈示するために,前記ディスプレイに表示された視標を分離する分離手段と、
    前記ディスプレイに表示される視標を記憶する記憶手段であって,検査の基準となる第1視標と,被検者眼に前記第1視標から所定量浮き出て認識されるか又は所定量沈み込んで認識されるかの何れかである第2視標と,を含む視標を記憶する記憶手段と、
    前記ディスプレイから被検者の検査位置までの設置距離を入力する入力手段と、
    該入力手段によって入力された設置距離に基づき,予め設定された検査距離まで前記第1視標が被検者眼に浮き出て認識されるように前記第1視標を前記ディスプレイに表示させると共に,前記第2視標が被検者眼に前記第1視標から所定量浮き出て認識されるか又は所定量沈み込んで認識されるように前記第2視標を前記ディスプレイに表示させる制御手段と、
    を有する、
    ことを特徴とする視標呈示装置。
  2. 請求項1の視標呈示装置において、
    前記記憶手段は、前記第1及び第2視標を複数の設置距離に対応する画像データとして記憶し、
    前記制御手段は、前記入力手段によって入力された設置距離に基づき、前記第1及び第2視標を前記記憶手段から選択して読み出して前記ディスプレイに表示させる、
    ことを特徴とする視標呈示装置。
  3. 請求項1の視標呈示装置において、
    前記記憶手段は、前記第1及び第2視標を所定の設置距離に対応する画像データとして記憶し、
    前記制御手段は、前記入力手段によって入力された設置距離に基づき、前記記憶手段から読み出した前記第1及び第2視標を変化させて前記ディスプレイに表示させる、
    ことを特徴とする視標呈示装置。
  4. 請求項1〜3の何れかの視標呈示装置において、
    前記検査距離は、被検者眼から前方2.5mの位置までの距離であり、
    前記第1及び第2視標は、桿状の視標である、
    ことを特徴とする視標呈示装置。
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