JP2012010489A - 同時同量装置、その制御方法およびそのプログラム - Google Patents

同時同量装置、その制御方法およびそのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】再生可能エネルギで発電された電力の取引の活性化を図る。
【解決手段】本発明の同時同量装置1は、配電制御装置3、電力検針手段4、発電電力量計測手段8から取得される日時、電力負荷量、発電電力量、電力需要家B、Cが属する電力系統2のコミュニティの情報が保存される記憶部1bと、記憶部1bに保存した情報、任意の将来の期間、将来の期間の天候予測から、将来の期間の電力負荷量および発電電力量を予測し、予測した将来の期間の電力負荷量と発電電力量とから、電力需要家B、Cの何れかがもつ電力需要と、発電設備B1を所有し、かつ、当該電力需要家と同一コミュニティに属する電力需要家Bの何れかがもつ供給電力とがマッチングするものを検索し、検索結果から、両者の距離を基に、電力需要をもつ電力需要家Cと当該電力需要に見合う融通電力を供給する電力需要家Bとの組み合わせを選択するデータ分析処理手段1dとを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、電力需要家の電力需要と他の電力需要家の電力供給とをマッチングさせる同時同量装置、その制御方法およびそのプログラムに関する。
近年、CO排出量の削減、電力自由化の促進などが社会的要請として強まっている。そして、太陽光パネルなどの再生可能エネルギの発電設備を家庭や学校などの需要家側に設置し、需要家の発電設備で発電した電力を電力会社が購入し、該電力を電力流通事業者が所有する系統で送電し、需要家に売電するという電力取引が普及してきている。
なお、本願に係わる先行技術文献として、下記の特許文献1、2がある。
特開2004−260879号公報 特開2005−45899号公報
このような状況のなか、電力供給と電力消費(電力需要)の関係は変化し、一般の需要者(需要家)が供給者となり、電力会社が直接コントロールできない部分が増え、需要家側での再生可能エネルギの発電に起因する電圧上昇が起こり、下流側の電圧が上流側より高くなる逆潮流などの課題が生じる。
そのため、従来、大電力を安定・高品質に輸送してきた電力流通事業においては、電力の安定性・品質が課題となっている。例えば、電圧の変動から機器の故障、余剰電力により周波数が高くなるなど周波数変動から停電が起こる怖れがある。
また、企業、自治体などの需要家においては、COの削減は企業イメージ向上になること、今後、CO排出量の規制が課せられた際の排出削減の負担の減少などにより、再生可能エネルギの電源(発電設備)による電力を他組織から購入するなど自由に電源を選択したいという要望が生まれる可能性がある。
また、電力取引が2つ以上の電力流通事業者の間をまたぐ送電を要する場合、需要家が電力流通事業者間をまたぐ際の送電使用料が発生する。そこで、電力系統をまたがない取引を行うため、近くの需要家を効率的に探す必要がある。
本発明は上記実状に鑑み、電力を買電したい需要家と、余った再生可能エネルギにより発電した電力を売電したい需要家の売買を効果的に行い、再生可能エネルギで発電された電力の取引の活性化を図れる同時同量装置、その制御方法およびそのプログラムの提供を目的とする。
上記目的を達成すべく、第1の本発明に関わる同時同量装置は、電力系統の配電制御装置と、前記電力系統から電力が供給される電力需要家の各電力負荷量を取得する電力検針手段と、前記電力需要家が所有する発電設備の発電電力量を測定する発電電力量計測手段とを備える電力流通系に用いられる同時同量装置であって、前記配電制御装置、前記電力検針手段、および前記発電電力量計測手段から取得される日時、前記電力負荷量、前記発電電力量の各情報、および前記電力需要家が属する前記電力系統におけるコミュニティを含む情報が保存される記憶部と、該記憶部に保存した情報、任意の将来の期間、当該将来の期間の天候予測から、当該将来の期間における電力負荷量および発電電力量を予測し、予測した前記将来の期間の電力負荷量および発電電力量から、前記電力需要家の何れかがもつ電力需要と、前記発電設備を所有するとともに当該電力需要家と同一コミュニティに属する前記電力需要家の何れかがもつ供給電力とがマッチングするものを検索し、該検索結果から、前記電力需要をもつ電力需要家と前記供給電力をもつ電力需要家との間の距離を基に、前記電力需要をもつ電力需要家と当該電力需要に見合う融通電力を供給する電力需要家との組み合わせを選択するデータ分析処理手段とを備えている。
第2の本発明に関わる同時同量装置の制御方法は、第1の本発明に関わる同時同量装置を実現する制御方法である。
第3の本発明に関わる同時同量装置のプログラムは、第2の本発明に関わる同時同量装置の制御方法を、コンピュータで実現するためのプログラムである。
以上、本発明によれば、電力を買電したい需要家と、余った再生可能エネルギにより発電した電力を売電したい需要家の売買を効果的に行い、再生可能エネルギで発電された電力の取引の活性化を図れる同時同量装置、その制御方法およびそのプログラムを実現できる。
本発明に関わる実施形態の電力同時同量システムを示す概略図である。 実施形態の電力同時同量システムを示す概念的システム構成図である。 実施形態の同時同量装置での同時同量処理フローの概略を示す図である。 実施形態の同時同量装置での同時同量処理フローの概略を示す図である。 実施形態の電力同時同量システムの検索画面を示す図である。 実施形態の電力同時同量システムの第1売電斡旋告知画面を示す図である。 実施形態の電力同時同量システムの買電需要家一覧画面を示す図である。 実施形態の電力同時同量システムの第2売電斡旋告知画面を示す図である。 実施形態の電力同時同量システムの第1融通電力告知画面を示す図である。 実施形態の第2融通電力告知画面を示す図である。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。
図1に、本発明に関わる実施形態の電力同時同量システムSの概略を示す。
実施形態の電力同時同量システムSは、電力を供給する電力系統2上に、電力系統2を所有し管理する電力流通事業者A、電力系統2から電力が供給される需要家B、需要家C、その他の需要家(図示せず)が存在する。ここで、需要家Bは太陽光発電などの分散型発電設備B1を所有する需要家であり、需要家Cは再生可能エネルギの電力の購入を望む需要家である。
電力同時同量システムSは、電力系統2への配電を制御する配電制御装置3、各需要家が使用した電力を計測する自動検針装置(電力検針手段)4等によって取得したデータより、下記の分析に必要なデータを採取し分析し、需要家B、C、その他の需要家間の電力取引を斡旋するシステムである。
(装置システム構成)
図2に、電力同時同量システムSの概念的システム構成を示す。
電力流通事業者Aは、電力系統2を所有し、電力流通事業を行う組織体である。
電力流通事業者Aは、電力同時同量システムSを稼働させるための同時同量装置1と、電力系統2へ供給する電力の配電を制御する配電制御装置3と、需要家B、C、その他の需要家が使用した電力の情報を自動検針ネットワーク6を介して収集する自動検針装置4とを備えている。同時同量装置1には、電力流通事業者Aの担当者が電力同時同量システムSにアクセスする際に使用する端末装置5が接続される。
需要家Bは、電力系統2に接続され電力の需要者であるとともに、分散型発電設備B1を備えており、分散型発電設備B1で発電した電力の売電を望むものある。
需要家Bは、電力系統2から供給される電力が消費される電力負荷7と、太陽光発電などの分散型発電設備B1と、自動検針ネットワーク6に接続され電力負荷7で使用した電力および分散型発電設備B1の発電電力を計測する検針設備8と、同時同量装置1にネットワーク10を介して接続され、電力同時同量システムSにアクセスする際に使用される端末装置9とを備えている。なお、分散型発電設備B1の発電電力を計測する機器は、検針設備8以外のもので構成してもよい。また、ネットワーク10は、インターネット、専用回線、WAN(Wide Area Network )など適宜任意に適用でき、限定されない。
需要家Cは、電力系統2に接続され電力の需要者であるとともに、太陽光発電などの再生可能エネルギの電力の購入(買電)を希望するものである。
需要家Cは、電力系統2から供給される電力が消費される電力負荷11と、自動検針ネットワーク6に接続され電力負荷11で使用した電力を計測する検針設備12と、同時同量装置1にネットワーク10を介して接続され電力同時同量システムSにアクセスする際に使用される端末装置13とを備えている。
(同時同量装置1)
次に、電力同時同量システムSを稼働させる同時同量装置1について詳述する。
同時同量装置1は、データを収集する通信インターフェースなどのデータ収集部1aと、収集したデータ等を記憶する記憶部のデータベース1bと、収集したデータ等をデータベース1bに保存するデータ保存部1cと、電力同時同量システムSの処理部であるデータ分析処理部1dと、需要家B、Cその他の需要家などの端末装置5、9、13などと情報の入出力を行う入出力部1eとを具える。
同時同量装置1は、例えば、コンピュータである。同時同量装置1のHDD(Hard Disk Drive)等の補助記憶装置には、データベース1bが格納され、CPU(Central Processing Unit)が補助記憶装置に記憶されるプログラムを実行することにより、データ収集部1a、データ保存部1c、データ分析処理部1d、入出力部1eなどが具体化される。
(電力同時同量システムSが用いるデータ(情報))
次に、同時同量装置1が電力同時同量システムSを稼動するに際して、用いるデータについて説明する。
電力同時同量システムSの同時同量装置1が用いるデータとしては、需要家B、C、その他の需要家を識別する需要家コード(需要家識別情報)、需要家B、C、その他の需要家が属する電力系統2のコミュニティを識別するコミュニティコード(コミュニティ識別情報)、需要家B、C、その他の需要家の過去の使用電力量である電力負荷実績、分散型発電設備B1による過去の発電量の発電実績、天候、気温などを変数にもつ予測データ、過去の該予測データである予測データ実績、需要家B、C、その他の需要家間の距離、将来の電力負荷量を予測するための負荷パラメータ、将来の発電量を予測するための発電パラメータ、COの排出量を求めるためのCO排出係数、電力系統2から供給される電力のCO排出量を求めるための一般CO排出係数、需要家B、C、その他の需要家の休暇の情報である休暇情報、分散型発電設備B1による発電量、需要家B、C、その他の需要家の電力負荷量などがある。
以下、これらのデータに関して詳述する。
需要家コードとは、需要家B、C、その他の需要家に一意に割り当てられる需要家の識別情報であり、例えば需要家No.が各需要家に割り当てられる。
コミュニティコードとは、電力系統2を一定規模の系統的なコミュニティに分割した際に各コミュニティに一意に割り当てられる識別情報である。例えば、各コミュニティに、コミュニティNo.が割り当てられる。コミュニティとしては、例えば、一つの変電所が管轄する線区などが挙げられる。需要家B、C、その他の需要家は、何れかのコミュニティに所属し、2つ以上のコミュニティには所属しないこととする。なお、コミュニティをその大きさで小分類、中分類、大分類等にクラス分けし、需要家が小分類、中分類、大分類等の各クラスで何れかのコミュニティに所属することとしてもよい。
電力負荷実績は、各需要家が有するものであり、各需要家ごとの過去の電力負荷量(使用電力量)である。電力負荷実績は、自動検針装置4(図2参照)において、検針設備8、12等から自動検針ネットワーク6を介して、例えば30分単位などで定期的に採取されている。
発電実績は、分散型電源である分散型発電設備B1の過去の発電量である。分散型電源である分散型発電設備B1は、何れかの需要家に所有され(図1では需要家Bが所有する場合を例示)、過去の発電量のデータ実績値である。発電実績は、自動検針装置4(図2参照)において、検針設備8、12等から自動検針ネットワーク6を介して、例えば30分単位などで定期的に採取されている。
予測データは、分散型電源である分散型発電設備B1の発電量や、各需要家の電力負荷量を予測するために使用されるデータである。各コミュニティでは、電力負荷実績、発電実績と同様、日時ごとに予測データを有する。予測データは後記する複数の変数を有している。予測データは、外部機関から、ネットワーク10を介して、同時同量装置1で定期的に受信しており、一定期間先の予測データをデータベース1bに保存している。
予測データ実績は、分散型発電設備B1の発電量や電力負荷量を予測するための予測データの過去の実績値である。コミュニティごとに、予測データ実績がある。電力負荷量(使用電力量)、発電実績と同様の時系列の予測データ実績値を有し、外部から、ネットワーク10を介して、同時同量装置1で定期的に受信している。
距離とは、1つのコミュニティにおいて、2つの需要家(需要家コードで識別される2つの需要家)間の定められた電力系統2上の距離である。電力流通事業者Aが、需要家B、C、その他の需要家間の実質距離の近似値を、あらかじめ端末装置5を用いて入力しておく。
負荷パラメータとは、各需要家B、C、その他の需要家ごとの将来の電力負荷量を予想するためのパラメータを意味する。図2に示す電力負荷7、11ごとに、それぞれの電力負荷量を定めるための負荷パラメータを有する。
発電パラメータとは、分散型電源の分散型発電設備B1の将来の発電量を予想するためのパラメータを意味する。分散型発電設備B1ごとに発電パラメータを有する。
CO排出係数とは、分散型電源の分散型発電設備B1ごとのCO排出係数である。CO排出係数と分散型発電設備B1の発電量との積から、分散型発電設備B1の発電によるCO排出量が求まる。各分散型発電設備B1ごとにCO排出係数を有する。
一般CO排出係数とは、電力流通事業者Aにより、電力系統2を介して、受電される電力のCO排出係数である。一般CO排出係数と受電される電力量との積から、電力系統2を介して供給される電力のCO排出量が求まる。
休暇情報とは、需要家B、C、その他の需要家ごとの電力の売電を望む期間の情報である。つまり、休暇情報とは、分散型発電設備B1を所有する需要家Bその他の需要家が分散型発電設備B1の発電により得られる電力の売電を望む期間の情報である。休暇情報により、分散型電源の分散型発電設備B1によって発電され売電が望まれる発電量のデータ、当該期間中の需要家の電力負荷量のデータが予測される。
発電量は、分散型発電設備B1を有する何れかの需要家(B)に関する分散型発電設備B1の将来の予測される発電量である。発電量は、日時ごとに前記した発電パラメータと予測データにより、一意に予測される。
電力負荷量は、何れかの需要家が使用する電力負荷7、11の電力負荷量の予測値である。電力負荷量は、需要家ごとに所有されるデータであり、日時ごとに負荷パラメータと予測データより、一意に予測される。
これらのデータは、配電制御装置3、自動検針装置4、検針設備8等から収集され、適宜、日時とともに、データベース1bに保存される。
(同時同量処理フロー)
次に、同時同量装置1で行われる同時同量処理について、その処理フローの概略を示す図3、図4に従って説明する。
同時同量装置1での同時同量処理とは、需要家B、C、その他の需要家間で、分散型発電設備B1の再生可能エネルギの発電電力を売電したい需要家と、再生可能エネルギの電力の購入を望む需要家とで、ジャストインタイムで電力の供給と需要とのマッチング(同時同量)を行うものである。
同時同量装置1による同時同量処理は、主に、データ分析処理部1d(図2参照)により、自動検針装置3、配電制御装置4等により取得してデータベース1bに保存されたデータを基に、以下の手順で行われる。
まず、電力流通事業者Aは、分散型発電設備B1の電力の売電を求める需要家と、再生可能エネルギの電力の買電を求める需要家との同時同量のジャストインタイムの電力の授受を行うことを目的として、次の操作を行う。
電力流通事業者Aは、端末装置5(図2参照)に、ID、パスワード等の認証情報を入力し、電力同時同量システムSにログインすることで、入出力部1e(図2参照)により、メニュ画面から検索画面G1(図5参照)が表示される。
そして、分散型発電設備B1を備え、かつ、休暇有りの(売電したい)需要家を検索するため、表示された検索画面G1(図5参照)の上部に配置される検索期間の入力欄G1aにジャストインタイムの電力の授受を行う所望の指定期間(検索期間)の入力を行い、検索ボタンG1dを押下する(図3のS101)。
すると、データ分析処理部1dにより、データベース1bから、分散型電源の分散型発電設備B1有り、かつ、休暇有り(売電したい需要家)の条件に合致する需要家が検索される。そして、端末装置5に表示された検索画面G1(図5参照)の結果表示欄G1bに、入出力部1eにより、30分単位の分散型発電設備B1の売電したい電力の時間、需要家名が表示される(S102)。
そこで、電力流通事業者Aの担当者は、表示された検索画面G1において、30分単位の分散型発電設備B1の売電したい発電電力の時間、その需要家名のうちから、例えば、特定の需要家Bを選択し、表示ボタンG1eを押下する(S103)。
続いて、データ分析処理部1d(図2参照)は、選択した需要家Bの電力負荷7の電力負荷量の過去の実績より、将来の電力負荷量を求める際に用いられる負荷パラメータ、および、分散型発電設備B1の発電量の過去の実績より、将来の分散型発電設備B1による発電量を求める際に用いられる発電パラメータを、重回帰分析により求める。
同時同量装置1に自動的に受信されている選択した需要家Bの休暇期間中の予測データから、休暇期間中における需要家Bの分散型発電設備B1による発電量およびCO削減量を過去の長期データより、下記の式(1)、(2)から予測する。予測手法の概要は次式の通りである(詳細は後記)。
P(発電量)=F(予測データ,発電パラメータ) (1)
発電量(P)は、式(1)のように、予測データと、発電パラメータの関数Fで求められる。予測データを決定する変数としては、気温(X)、湿度(X)、天候(離散型変数)(X)、天候の確度(P(X))である。なお、天候の確度とは、例えば、晴れ50%、雨80%などである。また、発電パラメータは、分散型発電設備B1による発電量を決定する因子である。
CO削減量=(需要家BのCO排出係数 ― 一般CO排出係数)×予測発電量 (2)
式(1)、(2)で予測した需要家Bの分散型発電設備B1による発電量、CO削減量を、入出力部1e(図2参照)により、図5に示す検索画面G1の符号G1cのように表示する(S104)。
そして、電力流通事業者Aの担当者が、検索画面G1の告知ボタンG1fを押下することで、データ分析処理部1d、入出力部1e(図2参照)により、需要家Bに、S104で求めた発電量(P)およびCO削減量を告知する(S105)。
告知が行われると、入出力部1eによって、ネットワーク10を介して、例えば、ネットワーク10がインターネットの場合、Webブラウザ(登録商標)を用いて、需要家Bの端末装置9(図2参照)に、図6に示す休暇期間(S101で指定した期間)、需要家Bの分散型発電設備B1による発電量、需要家BのCO削減量の予測値が表示された第1売電斡旋告知画面G2を表示し、需要家Bに売電価格の入力を促す(S106)。
そこで、需要家Bは、第1売電斡旋告知画面G2に表示される休暇期間、需要家Bの分散型発電設備B1による発電量、需要家BのCO削減量の予測値を目視し確認して、分散型発電設備B1による発電電力の売電価格を入力欄G2aに入力する(S107)。
すると、売電価格の入力情報が、ネットワーク10を介して、同時同量装置1に送信され、同時同量装置1のデータ分析処理部1dによって、データベース1bから、需要家Bと同じコミュニティに属する需要家が検索される(S108)。
そして、検索された需要家の図3のS101で入力された指定期間(検索期間)の電力負荷量が、データ分析処理部1dによって、下記の式(3)を用いて、長期のデータに基づき算出される。
L(電力負荷量)=G(予測データ,負荷パラメータ) (3)
式(3)から分かるように、電力負荷量(L)は、前記した予測データ、負荷パラメータを変数とする関数Gで求められる(なお、電力負荷量(L)を求める式(3)の詳細については後記)(S109)。
そして、データ分析処理部1dによって、需要家Bによる発電量≧買電を求める需要家の電力負荷量 となる需要家を、データベース1bから検索し、入出力部1eによって、電力流通事業者Aの端末装置5に、需要家Bによる発電量≧電力負荷量 となる電力負荷量をもつ買電を求める需要家一覧、及び、その需要家と需要家Bとの電力系統(2)的な距離を表示した買電需要家一覧画面G3(図7参照)を表示する(図4のS110)。なお、S110で表示する図7の買電需要家一覧画面G3で、買電を求める需要家の電力負荷量を参考に表示することとしてもよい。
そして、電力流通事業者Aの担当者は、端末装置5に表示された買電需要家一覧画面G3の需要家No.、需要家Bからの電力系統の距離を目視し、電力系統の距離が一番短い何れかの需要家をマウス等で選択し(ここでは、需要家Cが選択されたものとする)、告知ボタンG3a(図7参照)を押下し告知する。(図4のS111)。なお、図示しないが、検索データがなければ処理を終了する。
端末装置5で告知がなされると、入出力部1eによって、ネットワーク10を介して、告知情報が需要家Cの端末装置13(図2参照)に送信され、例えば、インターネットの場合、Webブラウザ(登録商標)で端末装置13に、図8に示す休暇期間(S101で指定した検索期間)、発電量(売電量)、CO削減量を示した第2売電斡旋告知画面G4を表示し、売電情報を需要家Cに告知し、需要家Cの買電価格の入力を促す(図4のS112)。
需要家Cが、端末装置13に表示された第2売電斡旋告知画面G4(図8参照)の休暇期間、発電量(売電量)、CO削減量を目視し確認して、買電価格の入力欄G4aに希望の買電価格を入力する(S113)と、需要家Cの買電価格の入力情報が、ネットワーク10を介して、同時同量装置1に送信される。
すると、同時同量装置1のデータ分析処理部1dは、需要家Cの買電価格≧需要家Bの売電価格 の関係にあるか否か判定する(S114)。
需要家Cの買電価格≧需要家Bの売電価格 の関係にない場合、すなわち、需要家Cの買電価格<需要家Bの売電価格 の場合(S114でNo)、データ分析処理部1dは、買電する需要家の一覧から需要家Cを削除し(S119)、S110に移行する。すると、S110では、需要家Bによる発電量≧電力負荷量 となる電力負荷量をもつ需要家Cを除いた需要家一覧を表示する。
一方、S114で、需要家Cの買電価格≧需要家Bの売電価格 の関係にあると判定された場合(S114でYes)、入出力部1e(図2参照)により、電力流通事業者Aの端末装置5に、図8に示す買電価格G4a、休暇期間、買電電力の発電量(取引電力量)、CO削減量などを表示した第2売電斡旋告知画面G4を表示する(S115)。
続いて、入出力部1e(図2参照)は、図9に示す指定された休暇期間(S101で指定した検索期間)、需要家Bの発電量、CO削減量、および融通電力の売電価格の入力欄G5aを表示した第1融通電力告知画面G5を表示し、電力流通事業者Aに融通電力の売電価格の入力欄G5aへの入力を促す。そこで、電力流通事業者Aの担当者が、第1融通電力告知画面G5(図9参照)における融通電力の売電価格の入力欄G5aに、図3のS107で需要家Bが入力した売電価格を入力する(S116)。
なお、S116において、需要家Cの買電価格>需要家Bの売電価格 の関係にあるときは、需要家Cの買電価格≧需要家Bの売電価格 の範囲内で、S107で需要家Bが入力した売電価格より高い売電価格を入力してもよい。
需要家Bの売電価格が入力されると、入出力部1eは、ネットワーク10を介して、図10に示す休暇期間(S101で指定した検索期間)、発電量、CO削減量、および融通電力の買電価格の入力欄G6aを表示した第2融通電力告知画面G6を、需要家Cの端末装置13に表示し、需要家Cに、融通電力の買電価格の入力欄G6aへの入力を促す。そこで、需要家Cが、第2融通電力告知画面G6における融通電力の買電価格の入力欄G6aに、所望の融通電力の買電価格を入力する(S117)。
需要家Cが入力した融通電力の買電価格の情報が、ネットワーク10を介して、同時同量装置1に送信され、同時同量装置1のデータ分析処理部1dによって、需要家Cが入力した融通電力の買電価格≧S116で入力された需要家Bの売電価格 の関係にあるか否か判定される(S118)。
需要家Cが入力した融通電力の買電価格≧S116で入力された需要家Bの売電価格 である場合(S118でYes)、処理を終了する。
一方、S118で、需要家Cが入力した融通電力の買電価格≧S116で入力された需要家Bの売電価格 でないと判定された場合(S118でNo)、S110で求めた需要家一覧から需要家Cを除いて(S120)、S110に移行する。
以上が、図3、図4に示す同時同量装置1での同時同量処理である。
こうして、融通電力を供給する需要家Bと融通電力が供給される需要家Cとのマッチングが図られた場合、図3のS101で設定した期間に至ったときには、同時同量装置1のデータ分析処理部1dが、配電制御装置3、自動検針装置4等を用いて、需要家Bから需要家Cへ融通電力を供給する制御を行う。
なお、図3、図4に示す同時同量処理により、あらかじめ、電力需要をもつ電力需要家(C)の電力不足時に供給される融通電力の料金を設定するとともに、電力需要をもつ電力需要家(C)と当該電力需要に見合う融通電力を供給する電力需要家(B)との組み合わせを決定し、電力需要家(C)の電力が不足の場合、電力需要家(C)に電力需要家Bから融通電力の供給を行うこととしてもよい。
(発電量Pの予測、電力負荷量Lの予測の定式化)
次に、図3のS104に示した式(1)のP(発電量)=F(予測データ,発電パラメータ)、および、図3のS109に示した式(3)のL(電力負荷量)=G(予測データ,負荷パラメータ)について、詳述する。
発電量を求める関数Fの変数である予測データおよび電力負荷量を求める関数Gの変数である予測データの複数の変数は、前記したように、必要最低限の変数としては以下のものである。
:気温、X:湿度、X:天候(離散型変数)、P(X):天候の確度
重回帰分析を用いて、予測値のP(発電量)を求める重回帰の式は、以下の式(4)である。また、予測値であるL(電力負荷量)を求める重回帰の式は、以下の式(5)である。
Figure 2012010489
:天候(離散型変数)については場合分け(Xは、例えば、晴れは「0」、曇りは「1」、雨は「2」、…)を行い、パラメータであるa0X3、a1X3、…、b0X3、b1X3、…を算出する。すなわち、パラメータ(a0X3、a1X3、…、b0X3、b1X3、…)は、離散型変数であるXにより場合分けし、長期の実測値より、求められる。このようにして、予測値であるP(発電量)、L(電力負荷量)は、式(4)、式(5)から、天候Xの確度(P(X))を乗じることで期待値として求められる。
実施形態によれば、太陽光発電設備などの分散型発電設備B1を有する需要家が、長期休暇などで発電電力が余った際(発電電力を売電したい場合)に、別の需要家と電力の取引を行うことが可能になる。
具体的には、需要データ、末端の再生可能エネルギなどの供給データ、天候データを用いて将来値を算出してジャストインタイムで分散型発電設備B1の電力の供給を行うことで、電力系統の安定化が図れる。このように、電力融通に関する取り決めを行うことで、電力系統の安定性を確保することができ、電力の安定性・品質が確保される。また、ユーザ(需要家)の送電コストの削減が可能である。
さらに、再生可能エネルギの利用によるCO排出削減量を算出するので、再生可能エネルギを有するコミュニティ内で、CO排出削減を行いたい需要家と、余った再生可能エネルギにより発電した電力を売電したい需要家との売買を効果的に行い、再生可能エネルギで発電された電力の取引の活性化が図れる。
また、CO排出削減量を算出することで、需要家がCO削減量の売買の促進、および、需要家同士で再生可能エネルギの売買が促進されることが期待できる。
そして、ユーザ(需要家)においては、COの排出削減量について計算するので、購入者がCO削減量を認識することが可能になる。
また、CO削減情報、系統的な位置情報が付与され、電力系統の予測がなされる。
また、需要家ごとに電力系統的な位置付けを階層別のコミュニティとして管理し、電力取引におけるCO削減の算出、送電距離の最小化を同時に行うことにより、再生エネルギの普及(CO削減)、同時同量の送電コストの削減、分散型発電設備B1による発電の地産地消を達成できる。
なお、前記実施形態においては、発電電力量と電力負荷量とを重回帰分析を用いて推測する場合を例示して説明したが、重回帰分析以外の手法を用いて推測してもよいのは勿論である。
また、前記実施形態の図3、図4の例では、電力流通事業者Aの担当者が、端末装置5を用いてオペレーションを行う場合を例示したが、電力流通事業者Aの人手を介すことなく、同時同量装置1のデータ分析処理部1dが、必要な情報を収集し、システムで自動的に処理を行うように構成してもよい。
なお、前記実施形態においては、電力需要をもつ需要家と売電したい供給(融通)電力をもつ需要家との電力系統の距離を最初に、電力需要をもつ需要家と売電したい供給(融通)電力をもつ需要家とのマッチングを行うのに用いる場合を例示したが、これに代えて、電力需要をもつ需要家と供給(融通)電力をもつ需要家との間の料金設定が合うもの同士で最初にマッチングを行い、その後、両者間の電力系統の距離を用いてさらにマッチングを行うことも可能である。
或いは、両者間の距離と設定した料金とに重み付けを適宜付けて、距離と設定した料金とを用いてマッチングを行い、最終的な組み合わせ決定することとしてもよい。
なお、例示した何れの場合も、システムにおいて、両者の料金設定額に電力系統を使用することによってかかる料金を上乗せして設定し、表示することとしてもよい。
また、前記実施形態の図5〜図10においては、電力系統2による電力に対する分散型発電設備B1による電力のCO削減量(CO排出削減量)を表示する場合を例示したが、図5〜図10に示す画面において、入出力部1eにより分散型発電設備B1の電力によるCO排出量を表示するように構成してもよい。
なお、前記実施形態においては、記憶部であるデータベース1bは、同時同量装置1に格納される場合を例示したが、同時同量装置1とは別体のデータベースサーバに格納してもよく、記憶部は、必ずしも同時同量装置1に格納されなくともよい。
また、前記実施形態においては、同時同量装置1の補助記憶装置に、データ分析処理部1d等の電力同時同量システムSを実現するプログラムを記憶する場合を例示したが、同時同量装置1に当該プログラムを記憶した記憶媒体をセットして電力同時同量システムSを実現するよう構成してもよい。
或いは、電力同時同量システムSを実現するプログラムを、同時同量装置1とは別体のサーバから同時同量装置1にダウンロードして電力同時同量システムSを実現するように構成してもよく、電力同時同量システムSを実現するプログラムの実施態様は、特に限定されない。
1 同時同量装置
1b データベース(記憶部)
1d データ分析処理部(データ分析処理手段)
1e 入出力部
2 電力系統
3 配電制御装置
4 自動検針装置(電力検針手段)
8 検針設備(発電電力量計測手段)
B 需要家(融通電力を供給する電力需要家)
B1 分散型発電設備(発電設備)
C 需要家(電力需要がある電力需要家)
S 電力同時同量システム

Claims (11)

  1. 電力系統の配電制御装置と、前記電力系統から電力が供給される電力需要家の各電力負荷量を取得する電力検針手段と、前記電力需要家が所有する発電設備の発電電力量を計測する発電電力量計測手段とを備える電力流通系に用いられる同時同量装置であって、
    前記配電制御装置、前記電力検針手段、および前記発電電力量計測手段から取得される日時、前記電力負荷量、前記発電電力量の各情報、および前記電力需要家が属する前記電力系統におけるコミュニティを含む情報が保存される記憶部と、
    該記憶部に保存した情報、任意の将来の期間、当該将来の期間の天候予測から、当該将来の期間における電力負荷量および発電電力量を予測し、予測した前記将来の期間の電力負荷量および発電電力量から、前記電力需要家の何れかがもつ電力需要と、前記発電設備を所有するとともに当該電力需要家と同一コミュニティに属する前記電力需要家の何れかがもつ供給電力とがマッチングするものを検索し、該検索結果から、前記電力需要をもつ電力需要家と前記供給電力をもつ電力需要家との間の距離を基に、前記電力需要をもつ電力需要家と当該電力需要に見合う融通電力を供給する電力需要家との組み合わせを選択するデータ分析処理手段とを
    備えることを特徴とする同時同量装置。
  2. 前記データ分析処理手段は、
    前記電力需要をもつ電力需要家と当該電力需要に見合う融通電力を供給する電力需要家との組み合わせを、前記融通電力に設定された料金を基に選択する
    ことを特徴とする請求項1記載の同時同量装置。
  3. 前記データ分析処理手段は、
    前記電力需要をもつ電力需要家に前記融通電力を供給する際の当該融通電力によるCO排出量および/または前記電力系統による電力に対する前記融通電力によるCO排出削減量を算出することを特徴とする請求項1または請求項2記載の同時同量装置。
  4. 前記算出したCO排出量および/または前記CO排出削減量を、前記融通電力が供給される電力需要家に通知する入出力部を備えることを特徴とする請求項3記載の同時同量装置。
  5. 前記データ分析処理手段は、
    あらかじめ、前記電力需要をもつ電力需要家の電力不足時に前記供給される融通電力の料金を設定するとともに、前記電力需要をもつ電力需要家と当該電力需要に見合う融通電力を供給する電力需要家との組み合わせを決定し、前記電力不足に至った場合、前記電力需要をもつ電力需要家に前記融通電力の供給を行うことを特徴とする請求項1から請求項4の何れか一項記載の同時同量装置。
  6. 電力系統の配電制御装置と、前記電力系統から電力が供給される電力需要家の各電力負荷量を取得する電力検針手段と、前記電力需要家が所有する発電設備の発電電力量を計測する発電電力量計測手段とを備える電力流通系に用いられる同時同量装置の制御方法であって、
    前記同時同量装置は、記憶部と、データ分析処理手段とを備え、
    前記記憶部は、前記配電制御装置、前記電力検針手段、および前記発電電力量計測手段から取得される日時、前記電力負荷量、前記発電電力量の各情報、および前記電力需要家が属する前記電力系統におけるコミュニティを含む情報が保存され、
    前記データ分析処理手段は、前記記憶部に保存した情報、任意の将来の期間、当該将来の期間の天候予測から、当該将来の期間における電力負荷量および発電電力量を予測し、予測した前記将来の期間の電力負荷量および発電電力量から、前記電力需要家の何れかがもつ電力需要と、前記発電設備を所有するとともに当該電力需要家と同一コミュニティに属する前記電力需要家の何れかがもつ供給電力とがマッチングするものを検索し、該検索結果から、前記電力需要をもつ電力需要家と前記供給電力をもつ電力需要家との間の距離を基に、前記電力需要をもつ電力需要家と当該電力需要に見合う融通電力を供給する電力需要家との組み合わせを選択する
    ことを特徴とする同時同量装置の制御方法。
  7. 前記データ分析処理手段は、
    前記電力需要をもつ電力需要家と当該電力需要に見合う融通電力を供給する電力需要家との組み合わせを、前記融通電力に設定された料金を基に選択することを特徴とする請求項6記載の同時同量装置の制御方法。
  8. 前記データ分析処理手段は、
    前記電力需要をもつ電力需要家に前記融通電力を供給する際の当該融通電力によるCO排出量および/または前記電力系統による電力に対する前記融通電力によるCO排出削減量を算出することを特徴とする請求項6または請求項7記載の同時同量装置の制御方法。
  9. 前記算出したCO排出量および/または前記CO排出削減量を、前記融通電力が供給される電力需要家に通知する入出力部を備えることを特徴とする請求項8記載の同時同量装置の制御方法。
  10. 前記データ分析処理手段は、
    あらかじめ、前記電力需要をもつ電力需要家の電力不足時に前記供給される融通電力の料金を設定するとともに、前記電力需要をもつ電力需要家と当該電力需要に見合う融通電力を供給する電力需要家との組み合わせを決定し、前記電力不足に至った場合、前記電力需要をもつ電力需要家に前記融通電力の供給を行うことを特徴とする請求項6から請求項9の何れか一項記載の同時同量装置の制御方法。
  11. 請求項6から請求項10の何れか一項記載の同時同量装置の制御方法を、コンピュータで実現するための同時同量装置のプログラム。
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